JP2811785B2 - テープ編集装置 - Google Patents

テープ編集装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、CM(コマーシャル)等を自動的に送出でき
るように作成されたマスターテープから、CM等の内容で
あるビデオ及びオーディオ信号とともに記録されたタイ
ムコード(ユーザーズビットデータ)を読み出して記憶
する際に好適な、テープ編集装置に関するものである。
[発明の概要] 本発明はテープ編集装置において、記憶手段に記憶す
る被映像信号のテープ編集データ量をあらかじめ把握し
て記憶領域配分コマンド信号として記憶手段に供給し、
記憶手段内の記憶容量を配分する。そして、記憶するた
めに検出されたテープの編集データは、そのデータ種の
データ量に基づいて配分された該当記憶領域に記憶して
いくようにする。
そして、特に放送用マスターテープを作成し作成され
たマスターテープから必要なタイムコードデータを読み
込んで編集する手段に適用することによって、作成され
たマスターテープ毎に記憶すべきテープ編集データ量が
異なっている場合でも、記憶手段の記憶容量を有効的に
使用することができるようにしたものである。
[従来の技術] テレビジョン放送のCM放送等では、あらかじめ複数の
CM素材、或は番組等のプログラム順番に編集記録したマ
スターテープを作成し、VTR装置を使用して放送してい
るが、このような業務用の磁気テープには、CM等の内容
である映像及び音声信号(以下、AV信号という)ととも
にタイムコードが記録されている。
このタイムコードは、画面単位での番地を示すタイム
アドレスデータ、ドロップフレームフラグ等のフラグデ
ータ、及びユーザーに開放されたバイナリデータ(以
下、ユーザーズビットデータという)から構成されてお
り、VITC領域(映像トラックに記録されるプログラムの
垂直ブランキング期間内の所定の水平区間に形成される
領域)、及びLTC領域(磁気テープの長手方向のトラッ
クに形成される領域)に記録されるが、特にユーザーズ
ビットデータとして、テープの運行、管理等のための情
報を格納し、利用する手段が先に提案されている(特願
平1−168583)。
編集されたテープの運行、管理に利用するデータとし
ては、そのテープ自体のデータを示すテープコード、連
続して再生されるプログラムの最小単位を示す枠コー
ド、素材(プログラム)のID、タイトル等を示す素材コ
ード、及びテープ走行制御に利用するストップコードや
エンドコードなどのコントロールコード等が記録されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記のような業務用のマスターテープを作
成する際には、マスターテープ作成システムの制御装置
に入力された作成リストに基づいて、CM素材等のダビン
グ編集操作がなされ、同時にVITC及びLTC領域へのタイ
ムコード記録動作がなされるが、通常、テープ作成後に
マスターテープが正確に作成されているかを確認するこ
とが行なわれる。
実際の確認方法としては、例えば、マスターテープを
再生してユーザーズビットデータを読み出し、データ検
出器が読み出されたユーザーズビットデータを順次RAM
記憶手段に記憶し、読み出し完了後、これを通信回線等
で前記制御装置に供給し、作成リストが有するデータと
照合して一致しているかを確認する。
しかしながら、ユーザーズビットデータの種類及びデ
ータ量は作成されるマスターテープ毎に異なり、一方、
RAM記憶手段内では、あらかじめデータ種毎に記憶容量
が割り振られて固定化されているため、RAM記憶手段に
読み出されたデータを記憶していく際に、記憶容量の過
不足が生じやすいという問題点がある。特に、テープ走
行を制御するためのストップコードの数などは、編集し
たCM素材の数等によって著しく異なり、常に要領不足が
ないようにすることは難しい。
また、容量不足を生じさせないためにはハード的に大
容量化を計ることが考えられるが、機器のサイズやコス
ト上の問題が発生し、また検索速度が遅くなるという欠
点も生じるため、解決手段としては好ましくない。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、記憶するテープ編集データ種ごとのデータ量が1単
位の動作ごとに異なるような場合でも、記憶手段の容量
を有効に使用することにより、記憶容量の過不足が生じ
ないようにするものである。
このため、テープ編集装置内においてデータ種ごとの
データ量を示す記憶領域配分コマンド信号を形成する手
段と、この記憶領域配分コマンド信号に基づいて記憶容
量を配分することができる手段を備えるようにする。
[作用] 記憶するテープ編集データを読み込む前に、各データ
種のデータ量を把握して、記憶容量を配分し、配分した
該当領域に読み込んだデータを記憶していくことによ
り、記憶手段内の記憶容量の無駄をなくし、有効に使用
することができる。
[実施例] まず第1図及び第2図によって、複数のCM素材を編集
して作成したマスターテープのフォーマット及びマスタ
ーテープ作成システムについて簡単に説明する。
第1図に示すように、マスターテープのフォーマット
としては、斜め方向のトラック上に、ビデオ信号領域
a、VITC領域b、4チャンネルのオーディオ信号領域c
が設けられるとともに、長手方向のトラックとして、LT
C領域d、及びキュー領域eが形成される。また、テー
プトップ側にはヘッダー領域Aが形成され、テープトッ
プからテープエンドにかけて、例えばCM素材を記録する
部分Bが順次形成されている。
ヘッダー部Aには、カラーバースト信号CB、ブラック
バースト信号BB、1KHzのテスト用信号TS等が記録され、
またカラーバースト信号CBに対応したLTC領域上にユー
ザーズビットデータとしてテープコードU1、枠コード
U2、ストップコードU3が記録される。
このようなヘッダー部Aにつづいて、各CM素材(C
M1、CM2‥‥‥)が記録されていくが、各CM素材に対応
して、素材コードU4がVITC領域bに付加されている。ま
た、必要に応じて、LTC領域dにも各種ユーザーズビッ
トデータが記録される。
例えばこのように、LTC領域d等にユーザーズビット
データを記録して運行、管理に利用できるようにしたフ
ォーマットでマスターテープを作成するシステムは、例
えば第2図に示すように構成されている。
第2図において、1は放送システム全体を制御するホ
ストコンピュータであり、2はホストコンピュータ1か
ら供給されたマスターテープ作成リストに基づいて作成
システムを制御する制御装置部である。
3は、図示しないカートマシン(テープカセット自動
選択供給装置)及び、再生用デジタルVTR4a〜4d、編集
記録用デジタルVTR5の動作を制御する編集制御部であ
る。この編集制御部3はLTC発生回路3Aを備え、LTC発生
回路3Aでは作成リストに基づいてタイムアドレス、ユー
ザーズビットデータがまとめられ、出力される。
6は編集記録用デジタルVTR5において作成されたマス
ターテープを再生することによって、LTC及びVITCのデ
ータを読み込み、RAM記憶手段6Aに記憶するデータ検出
器であるが、その詳細な動作等は後述する。
なお、実線はデータ信号系、点線は制御信号系を示
す。
このような編集装置によって、例えばCM用マスターテ
ープを作成するときは、あらかじめ作成された個々のCM
素材を記録したテープカセットが図示しないカートマシ
ンに投入されており、これらのテープカセットが順次再
生用VTR4a〜4dに装填される。なお、VITC領域に記録さ
れる素材コードU4等は、個々のCM素材を作成する際にお
いて付加されている。
再生用VTR4に装填された各テープカセット(CM素材)
は編集制御部3による作成リストに基づいた制御によっ
て順次再生され、記録動作を実行している編集記録用VT
R5にそのAV信号が供給されてダビング編集がなされる。
また同時に編集記録用VTR5には、必要なタイムコードが
LTC発生回路3Aから供給され、LTC領域の記録がなされ
る。
このような動作が制御装置部2が有する作成リストに
基づいて順次実行され、最終的に1本のCM用マスターテ
ープが完成する。
このようにして作成されたマスターテープは、前述し
たように、リストに従って正確に作成されているか確認
がなされるが、この場合、編集記録用VTR5においてマス
ターテープの再生動作(或は高速再生、リワインド等)
を行ない、AV信号とともに記録されているストップコー
ドU3等のユーザーズビットデータをデータ検出器6によ
って読み出してRAM記憶手段6Aに記憶し、通信回線Zを
介して制御装置部2が有する作成リストとの照合を行な
う。
本発明のテープ編集装置は、読み込まれたユーザーズ
ビットデータをRAM記憶手段6Aに記憶する際に好適な制
御を示すものであり、以下一実施例について説明する。
本実施例のテープ編集装置は、制御装置部2が各デー
タ毎に記憶容量を設定し、通信回線Zを介してデータ検
出器6に供給するものである。
すなわち、制御装置部2は作成リストを検索すること
により各ユーザーズビットデータ量を把握できるため、
そのデータ量を記憶領域配分コマンド信号としてシリア
ル通信にてデータ検出器6に送出し、データ検出器6で
は供給されたデータ量情報に基づいてRAM記憶手段6A内
の記憶領域を設定する。
このような実施例を第3図のフローチャートによって
説明する。
まず、制御装置部2は作成リストから把握できるn種
類の各ユーザーズビットデータU1〜Unのデータ量Z1〜Zn
(バイト)を、シリアル通信記憶領域配分コマンド信号
として第4図のように形成して出力する(F100)。
データ量Z1〜Znの情報を受け取ったデータ検出器6は
Z1〜ZnからRAM記憶手段6Aの記憶領域内の記憶開始位置
アドレスとしてのオフセット値OF1〜OFnをそれぞれ演算
する(F101)。具体的には、OF1=0,OF2=Z1,OF3=Z1
Z2,OF4=Z1+Z2+Z3,OFn=Z1+Z2+‥‥+Zn-1とする。
そして、OF1〜OFnが算出されたら、この値をマスター
テープから読み込むユーザーズビットデータU1〜Unのそ
れぞれの記憶開始アドレスとして設定する。つまり、第
5図に示すようにRAM記憶手段6Aの記憶領域M内は、各
ユーザーズビットデータU1〜Un毎に記憶領域が確保され
たことになる(F102)。
このように編集データの記憶領域が所定量(所定バイ
ト)確保された後、上記したように編集されたマスター
テープからユーザーズビットデータU1〜Unをデータ検出
器6で読み込み、順次所定領域に記憶していく(F10
3)。
このような記憶制御を採用することにより、RAM記憶
手段6Aとしては、n種のユーザーズビットデータU1〜Un
全体の記憶容量として或る程度適当な容量 をハード的に確保しておけばよく、記憶する各データU1
〜Unに対応する記憶領域は、作成されたマスターテープ
毎に最適に分離され、容量の過不足が生じることはな
く、記憶容量を最も有効に使用することができる。
なお、制御装置部2が作成リストに基づいて設定する
データ量Z1〜Znは、必要バイトに多少の余裕を付加し、
最終的に、Z1+Z2+‥‥+Zn=(RAM記憶手段6の記憶
容量X)、となるようにすればよい。
また検出不用なデータUXがあるときは、そのデータ量
ZX=0として設定すればよく、記憶領域は確保されない
(オフセット値OFXは結果的に算出されない)ため、容
易に不要なデータを排除できることになる。
以上のように必要なユーザーズビットデータを記憶し
た後は、前述したように、記憶内容を制御装置部2が有
する作成リストと照合し、データが一致することによっ
てマスターテープが正確に作成されたことが確認される
ことになる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明ではテープ編集装置によ
って編集データを記憶していくことにより、記憶するデ
ータ種毎のデータ量が大幅に異なるものであっても、ハ
ード的には必要最小限の記憶容量で、しかもソフトウエ
ハを変更することなく対応できるようになるという効果
がある。
又、回線を通じてマスターテープ作成リストのデータ
とユーザーズビットデータの照合を簡単に行うことがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はマスターテープのフォーマットの説明図、第2
図はマスターテープを作成する際の一例を示すブロック
図、第3図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャ
ート、第4図は実施例における記憶領域配分コマンド信
号の構成例の説明図、第5図はRAM記憶手段内の記憶領
域配分動作の説明図である。 2は制御装置部、3は編集制御部、3AはLTC発生回路、4
a〜4dは再生用VTR、5は編集記録用VTR、6はデータ検
出器、6AはRAM記憶手段を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタテープ作成リストに基づいて、各種
    制御信号を送出する制御手段(2)と、 上記制御手段から出力された編集コマンド信号に基づい
    て複数の被編集映像信号を再生し、編集記録すると共
    に、該編集記録された被編集映像記録にかかわるユーザ
    ーズビットデータをマスタテープの所定の領域に記録す
    るテープ編集手段(3、4、5)と、 上記テープ編集手段で作成されたマスタテープの再生信
    号から上記ユーザーズビットデータを検出し、メモリに
    記憶することができるデータ検出手段(6)とを備え、 上記制御手段から上記データ検出手段のメモリに対して
    上記各被編集映像信号にかかわるユーザーズビットデー
    タのデータ量に応じた記憶領域を定める記憶領域配分コ
    マンド信号が、予め回線を介して供給されるように構成
    したことを特徴とするテープ編集装置。
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