JP3210403B2 - テープレコーダの編集装置 - Google Patents

テープレコーダの編集装置

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JP3210403B2
JP3210403B2 JP11339992A JP11339992A JP3210403B2 JP 3210403 B2 JP3210403 B2 JP 3210403B2 JP 11339992 A JP11339992 A JP 11339992A JP 11339992 A JP11339992 A JP 11339992A JP 3210403 B2 JP3210403 B2 JP 3210403B2
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幸一 長崎
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オタリ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープに記録され
た信号を編集するためのテープレコーダの編集装置に関
し、より詳しくは信号の編集操作の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに記録した信号を編集するた
めの最も簡単な構成は、2台のテープレコーダの間にテ
ープレコーダの編集装置を接続した構成である。そし
て、2台のテープレコーダのうち1台は、編集前の信号
の素材を再生するために利用し、他の1台は、編集後の
信号を記録するために利用する。
【0003】このような構成におけるテープレコーダの
編集装置は、例えば、2台のテープレコーダが、ディジ
タルテープレコーダであれば、2台のテープレコーダに
対して編集モード,編集点,クロスフェード,プリロー
ル,ポストロール及び信号レベル(制御項目)等の制御
を行う。
【0004】これら制御項目のうち、「編集モード」は
アセンブル編集又はインサート編集のモード制御、「編
集点」はテープの長手方向の編集を行う位置制御、「ク
ロスフェード」は編集しようとする信号の切り換え点で
の信号レベルの操作制御、「プリロール」又は「ポスト
ロール」は編集点付近のテープの位置の操作制御を意味
する。
【0005】実際の編集作業は、オペレータが編集点で
制御項目を予め設定し、2台のテープレコーダを走行さ
せることにより、編集装置側で編集が自動的に行われ
る。
【0006】このような、従来のテープレコーダの編集
装置としては、特開昭55−163672(B11B2
7/02)号公報,特開平1−107390号公報等に
開示されている。ここに開示されたテープレコーダの編
集装置は、2台の音声用テープレコーダやVTRを制御
して、信号の編集を行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の編
集装置では、編集操作をやり直す場合に、過去の編集点
での操作状態(設定状態)を再現するのが困難であっ
た。
【0008】そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、過去の編集点での操作状態の再現が可能
なテープレコーダの編集装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、テープレコーダを制御して前記テープレコ
ーダに装着されたテープの信号を編集するテープレコー
ダの編集装置であって、編集操作を行うための操作手段
と、前記テープレコーダに対して制御信号を送出する入
出力手段と、プログラム及びデータを記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶されたプログラムに従い、前記
操作手段及び入出力手段を制御する処理手段であって、
任意の編集点で前記操作手段による編集操作が完了した
後、その操作状態を前記記憶手段に記憶すると共に、必
要に応じてその記憶した操作状態を再現する処理手段と
を有することを特徴とするテープレコーダの編集装置で
ある。
【0010】
【作用】以上のような構成によれば、処理手段は、ある
編集点での操作状態を記憶手段に記憶する。そして、処
理手段は、必要に応じて記憶手段に記憶した操作状態を
再現する。これにより、過去の編集点での操作状態の再
現が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0012】図1は本発明のテープレコーダの編集装置
の一実施例を示す全体構成図である。
【0013】本実施例のテープレコーダの編集装置1
は、同図に示すように、再生用として使用されるディジ
タルの第1のテープレコーダ2と、記録用として使用さ
れるディジタルの第2のテープレコーダ3との間に接続
され、一対の表示部4,5と、一対の操作部6,7とを
有して構成されている。
【0014】図2は本実施例の制御系を示すブロック図
である。
【0015】本実施例の編集装置1は、同図に示すよう
に、処理手段たるCPU8を有し、このCPU8に記憶
手段たるメモリ9,入出力手段(I/O)10及び操作
手段11を接続したものである。
【0016】メモリ9は、プログラムやデータを記憶す
るためのものである。
【0017】入出力手段(I/O)10は、第1及び第
2のテープレコーダ2,3を制御するための制御信号を
送出したり、第1及び第2のテープレコーダ2,3から
第1及び第2のテープレコーダ2,3の状態を示す状態
信号を受け取るためのものである。
【0018】操作手段11は、第1及び第2のテープレ
コーダ2,3の制御項目を設定するためのものである。
【0019】図3は第2のテープレコーダ3の構成図で
ある。
【0020】第2のテープレコーダ3は、同図に示すよ
うに、磁気ヘッド12,再生部13,入力端子14,出
力端子15,入力レベル制御部16,クロスフェード部
17,記録部18,位置情報検出部19,プリ/ポスト
ロール部20,インターフェース21を具備している。
なお、同図中、22は編集装置1との接続端子である。
【0021】磁気ヘッド12は、図示しない磁気テープ
から信号を再生するものである。
【0022】再生部13は、磁気ヘッド12から再生さ
れる信号から音声等の信号をディジタル化した再生信号
や磁気テープの現在位置を示す位置情報等を再生するも
のである。
【0023】入力端子14には、第1のテープレコーダ
2からディジタル信号が入力され、また、出力端子15
からは、ディジタル信号が出力されるようになってい
る。
【0024】入力レベル制御部16は、入力端子14に
入力されたディジタル信号の値を制御するものである。
【0025】クロスフェード部17は、再生部13から
の出力と入力制御部16からの出力とを切り換えるもの
である。
【0026】なお、レベル制御部16及びクロスフェー
ド部17は、実際にはディジタルシグナルプロセッサに
よって実現される。
【0027】記録部18は、クロスフェード部17の出
力信号を磁気ヘッド12に供給して、図示しない磁気テ
ープに記録するものである。
【0028】位置情報検出部19は、再生部13の出力
から磁気ヘッド12を通過する磁気テープの位置の情報
を検出するものである。
【0029】プリ/ポストロール部20は、図示しない
磁気テープの編集点に対して、プリロール又はポストロ
ールを設定するものである。ここで、プリロールとは特
定の編集点に対して前方の位置を規定し、ポストロール
とは特定の編集点に対して後方の位置を規定することを
いう。
【0030】入力レベル制御部16,クロスフェード部
17,記録部18,位置情報検出部19及びプリ/ポス
トロール部20は、インターフェース21からの制御信
号によって制御される。
【0031】図4は記憶操作によって、図2に示したメ
モリ9に記憶する制御項目をモデルとして示したもので
ある。
【0032】メモリ9には、編集モード31,編集点3
2,クロスフェード33,プリロール34,ポストロー
ル35及び信号レベル36の6項目の情報単位と、その
6項目の情報単位と他の情報単位と識別するためのラベ
ル37とが記憶される。
【0033】次に本実施例の動作を図5に示すフローチ
ャートに従って説明する。図5は、図4に示した情報単
位の記憶操作と、記憶された情報単位を再現する操作を
示すフローチャートである。
【0034】オペレータが図2に示した操作手段11を
操作すると、CPU8はその操作が、編集操作なのか、
再現操作なのかを判断する(S41,S42)。
【0035】CPU8が編集操作と判断した場合は、オ
ペレータは編集操作を行う(S43)。このステップ4
3で行う編集操作には、その編集操作の時点での編集モ
ード,編集点,クロスフェード,プリロール,ポストロ
ール及び信号レベルの設定操作を含んでいる。
【0036】前記ステップ43で編集操作が完了する
と、CPU8は実際に編集作業を実行する(S44)。
【0037】CPU8は前記編集操作に基づき図4に示
す記憶ラベル37を決定し(S45)、その決定したラ
ベル37の各情報単位31乃至36を図2に示したメモ
リ9へ記憶する(S46)。
【0038】一方、オペレータが前記再現操作(S4
2)で再現する情報単位のラベル37の指定を行うと
(S47)、CPU8は各部を制御して制御項目の再現
を行う(S48)。
【0039】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施でき
る。例えば、以上の実施例は、テープレコーダのうち、
特にディジタルテープレコーダの編集を行うためのテー
プレコーダの編集装置について述べたが、本発明は、ア
ナログテープレコーダやVTRの編集装置にも適用可能
である。また、必要に応じて、記憶ラベルの決定のステ
ップS45及び項目記憶のステップS46は、ステップ
S44の編集実行が完了した時点で自動的に行われるよ
うにしてもよい。そうすることにより、制御項目の記憶
は、特に記憶をするための操作をしなくても、自動的に
行われるため、操作が簡単になる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ある編集
点での操作状態を記憶し、必要があればその記憶した操
作状態を再現するようにしているので、過去の編集点で
の操作状態の再現が可能なテープレコーダの編集装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープレコーダの編集装置の一実施例
を示す全体構成図である。
【図2】本実施例の制御系を示すブロック図である。
【図3】第2のテープレコーダの構成図である。
【図4】本実施例におけるメモリの記憶内容を示す図で
ある。
【図5】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 第1のテープレコーダ 3 第2のテープレコーダ 8 CPU(処理手段) 9 メモリ(記憶手段) 10 入出力手段 11 操作手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープレコーダを制御して前記テープレ
    コーダに装着されたテープの信号を編集するテープレコ
    ーダの編集装置であって、編集操作を行うための操作手
    段と、前記テープレコーダに対して制御信号を送出する
    入出力手段と、プログラム及びデータを記憶する記憶手
    段と、この記憶手段に記憶されたプログラムに従い、前
    記操作手段及び入出力手段を制御する処理手段であっ
    て、任意の編集点で前記操作手段による編集操作が完了
    した後、その操作状態を前記記憶手段に記憶すると共
    に、必要に応じてその記憶した操作状態を再現する処理
    手段とを有することを特徴とするテープレコーダの編集
    装置。
  2. 【請求項2】 前記操作状態の記憶は、編集点の編集操
    作に基づいて自動的に行うことを特徴とする請求項1記
    載のテープレコーダの編集装置。
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