JP2811490B2 - 車両用ハンドルロッド支持装置 - Google Patents

車両用ハンドルロッド支持装置

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JP2811490B2
JP2811490B2 JP1511026A JP51102689A JP2811490B2 JP 2811490 B2 JP2811490 B2 JP 2811490B2 JP 1511026 A JP1511026 A JP 1511026A JP 51102689 A JP51102689 A JP 51102689A JP 2811490 B2 JP2811490 B2 JP 2811490B2
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シュトレンベルイ,クルト
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フジ アウトテク アーベー
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    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用のハンドルロッド支持装置に関する。
背景技術 この支持装置は、ハンドル輪を所望の位置に調節する
ために、ハンドルロッドを前後方向に移動及び枢動スピ
ンドル(transverse spindle)(軸)に関し傾けること
(枢動)を可能とするものである。
このようなハンドルロッド支持装置は多数の各種の要
求に合致していなければならないが、これは個々には各
種の要領で解決可能である。しかし、これらの解決策は
同一のハンドルロッド支持装置に組み合わせることは困
難である。このタイプの装置は製造と車両への組み込み
が簡単で安価でなければならぬと言う一般的な要求のほ
かに、以下に示すような要求を満足していなければなら
ない。
−ハンドルロッド支持装置は安定であり、考えられる全
ての歪力に耐えなければならない。これは装置が破損し
ないものであるということを意味している。
−どんな場合でもガタが有ってはならない。
−前後方向の移動と枢動の両運動は緩る過ぎても固過ぎ
てもいけないし、また要求した運動以外の運動が可能で
あってはならない。
−前後方向の移動と枢動の両運動の能力を達成するこの
装置は、車両内のその他の機能を遮断乃至妨害しないよ
うに設置されなければならない。
−前後方向の移動および枢動の両運動のためのロック装
置は、意図しない両調節が生じないように安全で且つ効
果的なものでなければならない。
−前後方向の移動および枢動の両運動のためのロック装
置は、アクセスが容易で付勢が容易でなければならな
い。更に、 −枢動機能のための枢動スピンドル(pivoting spindl
e)は、枢動をさせる場合、ハンドルに所望の角度変化
を与えるためにハンドルに比較的近いところに位置して
いなければならない、などである。
各種の前後方向の移動および枢動を可能とするハンド
ルロッド支持装置が既に多数知られている。しかしその
全ては何等かの理由で不十分乃至不便さを持っている。
例えば、出願公告番号2,360,453を有するフランス特
許(クライスラーフランス)は往復移動可能で枢動可能
なハンドルロッド支持装置に関するものであるが、この
場合枢動スピンドルはハンドルから比較的離れた所に位
置しており、ハンドルは枢動操作を行った場合、ハンド
ルと枢動スピンドルとの間の長い枢動半径のために比較
的小さい角度変化しか生じないこととなる。また、ロッ
ド板(rock blades)は、往復動および枢動運動をロッ
クするため若干弾性的なものであり、これは車両の中で
全ハンドルロッド支持装置のための取付け、および支持
装置が弾性的で若干不安定であることを意味している。
また、これは往復動および枢動運動を微調節することを
困難とし、往復動および枢動可能ハンドルロッド支持装
置のロック装置の付勢を困難かつ重いものとし、要求す
る安定したロッド作用が得られず、ハンドル操作に伴っ
てハンドルロッド支持装置が運転中に不所望に再調節を
余儀なくされる可能性があり得る。公開されたドイツ公
報17 80 061(ダイムラーベンツ)はハンドルロッド
支持装置に関するものであるが、これも主として上述し
た公知の構造と同様の欠点を有する。
発明の開示 本願発明の目的は、ハンドルロッド支持装置に対する
上述した考慮すべき諸要求を満足し、既知の構造の欠陥
のなく、且つ安定した前後方向の移動および枢動の機能
を有するハンドルロッド支持装置を提案することにあ
る。
本願発明によれば、ハンドルロッド支持装置は、車両
内に該ハンドルロッド支持装置を取り付け可能の固定部
材例えば常時固定されたボックスと、ハンドルロッドを
内挿支持する軸受けハウジングと、該軸受けハウジング
に1端部を固着された2枚のロック板と、ロック板と共
同して所望の調節位置にハンドルロッド支持装置をロッ
クするためのロック部材(4)と、前記ロック部材に対
する付勢装置(5)とを備えている。
軸受けハウジングは、ハンドルロッドを内挿支持して
おり、固定部材としてのボックスの中の溝およびロック
板の中に配設された弧状の溝によって、一方では固定部
材内で前後方向に移動可能であると共に、他方ではハン
ドル輪に比較的近くに位置する枢動スピンドルを中心と
して、任意に調節された上下方向位置に枢動可能である
ように取付けられている。
この構造によって次の長所が得られる。
−前後方向の力および捩りモーメントは、軸受けハウジ
ングから固定部材としてのボックスに前記枢動スピンド
ルを介して伝達され、従って殆どロック板を経由するこ
となしに伝達される。この様にしてハンドルロッドは、
機構がロックされたときでも、また機構のロックが開放
された状態となり前後方向の移動および枢動の調節が可
能となったときでも、非常に良好な安定性とガタの無い
状態が得られる。
−前記枢動スピンドルは非常に高い位置に、またハンド
ル輪に近いところに位置させ得る。またハンドルロッド
支持装置のどの部分もハンドル輪の方向に上向きに動か
さなくてよい。
−ロック部材は軸受けハウジングの枢動スピンドルから
大きな距離を置いて位置させることができ、ロック部材
はこの場合長いレバーアームとして作用する。
更に、 −ロック部材は、簡単な方法により2つのアームで構成
された長いレバーアーム(付勢レバー)と共働し、この
レバーアーム(付勢レバー)を2つのピストンに作用せ
しめ、前記ロック板と固定部材とを圧接固定する。
図面の簡単な説明 本発明を更に詳細に説明するが、本発明によるハンド
ルロッド支持装置の2実施例を示す添付図面を参照され
たい。図示し、説明する実施例は勿論これに限定する意
味のものではなく、添付する請求の範囲で定義される範
囲において、若干の変形と変更が可能である。
図1は上部斜め側面から見た本発明によるハンドルロ
ッド支持装置の1実施例の部分図である。図2は同一の
装置を前面上から見たものを示し、図3はこの装置の側
面図を示している。図4は本発明の別の実施例を下斜め
から見た斜視図である。図5はハンドル輪に面した端部
から見た図4の装置を示し、図6は同装置の側面図を示
す。
発明を実施するための最良の形態 図1、2および3に略示するハンドルロッド支持装置
は、全体として、ボックスと称される定置に取付けられ
た、或いは取付け得る固定部材(以下ボックスという)
1と、ハンドルロッドを内挿支持する軸受けハウジング
2と、軸受けハウジングに1端部を固着され、これから
突出している長形のロック板3と、前記ロック板の他端
部に設けられたロック部材4と、前記ロック部材のため
の付勢装置5とを有する。
静置した、または静的に取付けられたボックスはウエ
ブとレッグとを有する曲げU字状ブラケットとすること
ができる。しかし図1−3には2個の別々のL字状アン
グルバーとして設計されたものを示しており、バーの上
のフット6は車両の何等かの支持部分の底部にねじ止め
またはその他の方法で固着されるようになっている。ま
た、前記L字状バーの取付け側面7はハンドルロッド支
持装置の能動部分に対する取付け用側面を形成してい
る。そのため各取付け側面7には図1と3に明示するよ
うに2つの長形溝8、9とを有しているが、これらの溝
はこの場合、側面の中で若干異なった高さに位置すると
共に、一部が相対的に重なり合っている。外側において
前記溝8、9はV字状スライド溝10と11に夫々接続され
ており、これらは小摩擦のスライド体12と共同動作する
ようになっている。
軸受けハウジング2はブレード支持体13を形成してい
るが、その中にはハンドルロッド管14が固定されてい
る。ハンドルロッド15はハンドルロッド管14とブレード
支持体13中に延在し、回転自在ではあるが軸方向には周
知の方法で動かないように前記各部品中に取付けられて
いる。ハンドルロッド15はその上部部分にハンドル輪取
付けのためのスプライン16が、またその下端にはユニバ
ーサルジョイント(図示せず)およびその他のハンドル
輪運動を車両の操舵システムに伝達するための装置を取
付ける目的のスプライン17を有する。
ブレード支持体13の両側にはロック板3の1端部が固
着されるが、これは前記ブレード支持体から僅かな距離
で装置の長手方向に突出している。ここに示す例におい
ては、両側に2枚のロック板があり、その中に数箇所で
前記板の間に取付けられたスペーサ、例えばワッシャ、
が取付けられている。ロック板3の外側の他端部の近く
に前記ハンドルロッド支持装置を枢動スピンドル19を中
心として傾斜させるための弧状の溝18が設けられてい
る。この枢動スピンドル19はブレード支持体13と前記取
付け側面7とを貫通している。ブレード支持体13はロッ
ク板3と共に、軽遊合の嵌合を有する枢動スピンドル19
によって、スライド体12と外部ナットを有する取付け側
面7の間に固定されている。
機構をロックするために2個のスリーブ形のピストン
20、21が設けられている。ピストン20、21、ロック板3
および取付け側面7は、これらを通って延在するロック
ボルト22によって保持され、スライド体12とナットによ
って取付け側面7の外側でロックされる。前記ピストン
にはウエッジ形ポイント23、24が設けられている。これ
は、図示の場合ほぼ垂直方向に向いており、また前記ポ
イントは、ピストン20と21とが離隔するように押される
フラットレバー(flat lever)の動作表面として機能す
るように前記ピストンの中心の両側に若干離心的に位置
している。ピストンはロックボルト22上で自由に移動可
能で、夫々が夫々のロック板3に平面接触で当接してい
る。
ピストン20と21に対する付勢装置5は、レバーアーム
として作用している付勢レバー25を有するが、これは、
その外側端が前記ピストンのウエッジ形ポイント23、24
と共同作用するようになっており、付勢レバー25の反対
端部は圧力媒体または電流の為の接続部27を有する油
圧、空気圧または電力式の原動機26に接続されている。
付勢レバー25は原動機26部においてロッキング方向に
ばね荷重され、即ち前記付勢レバー25はばねによる付勢
状態(原動機は非作動状態)では、ピストン20と21の相
対位置を拡げ離隔する方向に押し、これによってロック
板3を取付け側面7に向かって圧接、ロックする。原動
機26はこの目的のために内部ばねを有するように設計す
ることができる。ばね力は前記ハンドル支持装置をロッ
ク状態に保つのに十分なものとする。ロック状態を開放
するためには、ばねの力は原動機26の作動と付勢レバー
25によって打勝たれて、ピストン20、21を無負荷状態と
してロック板3をボックスの取付け側面7から引き離
す。これによって、ハンドルロッド支持装置は長形溝8
と9の中で前後方向に移動可能となり、同時に軸受けハ
ウジング2を介して枢動スピンドル19を中心としてロッ
ク板3の弧状の溝18の中で枢動可能となる。
図4−6による実施例は上述した実施例とは詳細にお
いてのみ相違している。
ボックス1はこの実施例の場合曲げU字形であり、そ
のウエブ6′が車両に定置的にねじ止めまたはその他の
方法で固着されていることが図5に明示されている。ボ
ックス1の両側の取付け側面7′の内面側には装置内に
中央中間部分29を長手方向にガイドするために長手方向
ガイドレール28が設けられている。ボックスの両側の取
付け側面7′に長形溝9が設けられ、その中でロック板
3用のロックボルト22が移動可能である。
中央中間部分29は連続体を成しているが、これはその
上方部分が軸受けハウジング2′の中に入り込み、水平
方向向きの枢動スピンドル19′の回りに取付けられてい
るが、その枢動スピンドルの上で軸受けハウジング2′
とロック板3、従ってまたハンドルロッドとそのハンド
ル輪が垂直面内で枢動乃至回動させ得る。下部部分では
中央中間部分29にはピストンガイド30が設けられ、その
中にピストン20、21がガイドされる。
ピストン20、21には、この実施例でもウエッジ形ポイ
ント23、24が設けられており、付勢レバー25が与圧ばね
31によって付勢されると、付勢レバー25は2つのウエッ
ジ形ポイントに作用するレバーアームとして機能する。
原動機26は付勢レバー25の端部を移動してピストン2
0、21の拡張を解除し、ロック板3の固定部分1からの
離隔をもたらす。このことは軸受けハウジング2′をハ
ンドルロッド14とロック板3と共に前後方向に長形溝
9′内での移動および枢動スピンドル19′を中心とした
弧状の溝18内での枢動を可能とする。
枢動スピンドル19′と同じ軸心を中心として、単に部
分的に示すのみのハンドルロッド15のジョイントカップ
リングが枢動可能である。ハンドルロッド15は軸受けハ
ウジング2′内でハンドルロッドの軸方向には固定され
ているが、ブレード支持体13、ロック板3、および中央
中間部分29と一緒に前後方向に移動可能である。
ブレード支持体13に1端部を固定されている2枚のロ
ック板3の各他端部はボックス1の内側の取付け側面
7′に当接して、ばね付勢されるピストン20、21によっ
てこれに向かって押し付けられる。
枢動スピンドル19′とハンドル輪との間の距離は、ハ
ンドル輪の相当な角度変化が得られるように小さくなっ
ている。枢動スピンドル19′を中心とする枢動による上
げ下げを行うときに弧状の溝18は限界として使用され
る。また、枢動スピンドル19′とロック板3内の弧状の
溝18との間の距離は、ハンドル輪の意図しない枢動を避
けるために、またボックス1の取付け側面7′に対して
ロック板3をロックするのに特に大きな力を必要としな
いようなモーメントアームとするために十分に大きくと
る。従って、多くの場合、ボックス1の側面に対し一つ
のロック板を使用すれば十分であろう。勿論必要なら
ば、ロック板の数を2倍または多数倍にし、ボックス1
の内側面をこれに対応する数の相互作用面として構成す
ることも可能である。この場合これらの面はロック板と
ボックス1の内側面間の摩擦面の数を増加するために離
して置く必要がある。ロックボルト22の平坦座金は、ロ
ック板の間にこれを置いた場合、枢動ロッキング力を増
加させるための付加的摩擦面として機能する。
付勢レバー25はばね力に抗して付勢してロック板3を
ボックス1の側面から引離したときにハンドル輪が突然
落下することがないようにするため、2個の止めばね32
が中央中間部分29とブレード支持体13との間の下面に設
けられている。前記止めばね32は、ロック板が開放され
た時に、ハンドル輪の落下を妨げるように、しかしそれ
を予防するものではないが、またハンドル輪の持ち上げ
を容易にするように設計されているものである。
上述の2装置は、ハンドル輪の位置を調節すべきとき
には、以下のように作用する。即ち、付勢レバー25を手
動で又は図示の原動機でばね力に抗して付勢し、ボック
ス1の長手方向に、ロックボルト22と枢動スピンドル1
9、およびロックボルト22と中央中間部分29を、夫々長
形溝8、9および反対面にある長形溝8′,9′の夫々の
内で移動することが可能となり、またこれらを部分的に
垂直面内で水平方向向きの枢動スピンドル19と19′を夫
々中心としてブレード支持体13に枢動を与え、またロッ
ク板内の弧状の溝18に関してロックボルト22を、またボ
ックスの取付け側面7と7′に関しロック板3を枢動す
ることによって、ブレード支持体13とそのロック板3、
ハンドルロッドおよびハンドル輪とを部分的に制御しな
がら移動させることが可能となる。
所望の長さおよび枢動位置に達したならば、原動機26
の作動を遮断すると与圧ばねによって付勢され、付勢レ
バー25が押されてピストン20、21が相互に外側に拡張
し、次にロック板3が取付け側面7と7′に対して摩擦
圧接し夫々ロックボルト22とピストン20、21との間でボ
ックスにロックされる。ハンドルは何等のガタもなく最
も安定した位置に固定される。
ロック板3は、勿論別の実施例においてはボックスの
外側におくこともできるが、この場合ボックス1はハン
ドル輪を上方および下方に相当な距離枢動させるための
特別な要領の設計が必要となる。付勢レバー25をその与
圧ばねでロックするためには、上述したことと比較して
反対の機能を持って設計すべきである。
また、ロックボルト22は、2つの部分として設計され
るべきであり、また付勢レバー25はロッキングが達成さ
れるべきときには、2つのロックボルト部分を相互に引
き合って、その結果ロック板3をボックスの取付け側面
7、7′にロックするように設計すべきである。
参照番号 1 ボックス 2 軸受けハウジング 3 ロック板 4 ロック部材 5 付勢装置 6 フット 7 取付け側面 8 長形溝 9 長形溝 10 V字形スライド溝 11 V字形スライド溝 12 スライド体 13 ブレード支持体 14 ハンドルロッド管 15 ハンドルロッド 16 スプライン 17 スプライン 18 弧状の溝 19 枢動スピンドル 20 ピストン 21 ピストン 22 ロックボルト 23 ウエッジ形ポイント 24 ウエッジ形ポイント 25 付勢レバー 26 原動機 27 接続 28 ガイドレール 29 中央中間部分 30 ピストンガイド 31 予圧ばね 32 止めばね

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル輪を所望の位置に調節するために
    ハンドルロッド(15)を前後方向に移動及び枢動スピン
    ドル(19、19′)に関し傾けることが可能であり、常時
    車両に固定されていてハンドルロッド支持装置の全体を
    支持する固定装置であるボックス(1)と、 該ハンドルロッド(15)を内挿し支持する軸受けハウジ
    ング(2、2′)と、該軸受けハウジング(2、2′)
    に1端部を固着された2枚のロッド板(3)と、該ロッ
    ド板(3)と共同動作し、ロック板(3)とボックス
    (1)とを固定するためのロック部材(4)と、 該ロック板(3)とロック部材(4)との共同動作を付
    勢するための付勢装置とを有する車両用ハンドルロッド
    支持装置において、 前記ロック板(3)を前記ボックス(1)の取付け側面
    (7、7′)に摩擦により固定するために、付勢レバー
    (25)と、向き合って設けられた2つのピストン(20、
    21)との共同動作により、前記2つのピストン(20、2
    1)を備えた2枚のロック板(3)の他端部間を拡張
    し、該ロック板(3)をボックス(1)の取付け側面
    (7、7′)に圧接することを特徴とする車両用ハンド
    ルロッド支持装置。
  2. 【請求項2】前記ロック板(3)は1端部を軸受けハウ
    ジング(2、2′)に固着され、該ロック板(3)の他
    端部には枢動スピンドル(19、19′)の軸心を中心とす
    る弧状溝(18)が設けられており、該弧状溝(18)を通
    ってロックボルト(22)が延在し、該弧状溝(18)によ
    り軸受けハウジング(2、2′)の傾斜が可能であり、
    ハンドルロッド(15)及びハンドル輪は、軸受けハウジ
    ング(2、2′)の枢動スピンドル(19、19′)を中心
    として上下に、所定距離移動することが可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用ハンドルロッド支
    持装置。
  3. 【請求項3】前記ボックス(1)には長形溝(8、9)
    またはガイドレール(8′、9′)が設けられ、該長形
    溝(8、9)またはガイドレール(8′、9′)を介し
    て前記軸受けハウジング(2、2′)またはこれに取り
    付けられた部品が前後方向に移動可能であり、 また前記2つのピストン(20、21)は、前記ロック板
    (3)の弧状溝(18)を通って延在し、ロック板(3)
    とボックス(1)の取付け側面(7、7′)とが通常の
    状態である非圧接状態においては、前記弧状溝(18)で
    ガイドされるロックボルト(22)の上で移動可能である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用ハンド
    ルロッド支持装置。
  4. 【請求項4】向き合って設けられた前記2つのピストン
    (20、21)が、該2つのピストン(20、21)の各ウエッ
    ジ形ポイントに作用する、レバーアームとしての付勢レ
    バー(25)により、ボックス(1)の取付け側面(7、
    7′)に対してロック板(3)を圧接、ロックするよう
    に、相互に離隔する方向に付勢されることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用ハンドル
    ロッド支持装置。
  5. 【請求項5】前記2つのピストン(20、21)並びにロッ
    クボルト(22)部分が付勢レバー(25)により、ロック
    板(3)をボックス(1)の取付け側面(7、7′)に
    圧接、ロックするために、相互に押し合い反発するよう
    に付勢されることを特徴とする請求項1または2記載の
    車両用ハンドルロッド支持装置。
  6. 【請求項6】前記2枚のロック板(3)は、各複数枚重
    ねで構成されており該複数枚が共同作用をするロック板
    であり、各複数重ねの間に座金が設けられていることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両
    用ハンドルロッド支持装置。
  7. 【請求項7】前記2つのピストン(20、21)にはピスト
    ンの中心の両側に若干離心して配置されたウエッジ形ポ
    イント(23、24)が設けられ、また、前記付勢レバー
    (25)がフラットな断面を有してピストンの間に設置さ
    れて、そのウエッジ形ポイント(23、24)に係合してい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の車両用ハンドルロッド支持装置。
  8. 【請求項8】前記ロック板(3)の1端部を固着する軸
    受けハウジング(2′)は、前記ハンドル輪側の端部に
    おいて、ボックス(1)の内側の取付け側面(7′)に
    設けられたガイドレール(28)内を長手方向に移動可能
    な中央中間部分(29)に枢着接続され、また、ロック板
    (3)を有する軸受けハウジング(2′)は、ロック板
    (3)を通過して延在する枢動スピンドル(22)および
    ピストン(20、21)によって前後方向移動並びに傾斜に
    対してロックすることが可能であることを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両用ハンドルロ
    ッド支持装置。
  9. 【請求項9】前記中央中間部分(29)と軸受けハウジン
    グ(2′)との間に一個又は複数個の止めばね(32)が
    あり、該止めばね(32)はロック板(3)とボックス
    (1)との間のロッキングが解除されたときにハンドル
    輪が落下しないように、枢動スピンドル(19′)より下
    方位置に設けられていることを特徴とする請求項8に記
    載の車両用ハンドルロッド支持装置。
JP1511026A 1988-10-31 1989-10-25 車両用ハンドルロッド支持装置 Expired - Lifetime JP2811490B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8803943-3 1988-10-31
SE19888803943A SE8803943D0 (sv) 1988-10-31 1988-10-31 Rattstaangsfaeste med glid- och tippfunktion

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04501396A JPH04501396A (ja) 1992-03-12
JP2811490B2 true JP2811490B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=20373821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1511026A Expired - Lifetime JP2811490B2 (ja) 1988-10-31 1989-10-25 車両用ハンドルロッド支持装置

Country Status (7)

Country Link
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