JP2811109B2 - 写真感光材料の自動現像装置 - Google Patents

写真感光材料の自動現像装置

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JP2811109B2 JP2066259A JP6625990A JP2811109B2 JP 2811109 B2 JP2811109 B2 JP 2811109B2 JP 2066259 A JP2066259 A JP 2066259A JP 6625990 A JP6625990 A JP 6625990A JP 2811109 B2 JP2811109 B2 JP 2811109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料(以下、単に感材
という)の自動現像装置(以下、単に自現機という)の
熱源の効率化に関する。
〔従来の技術〕
従来、自現機では現像、定着、漂白、安定化、水洗等
のうちいくつかの液槽処理と、乾燥処理とを行って感光
材料を顕像化して回収するようにしている。
各液槽は所定の温度範囲に暖められており乾燥部も所
定の温度と湿度にされて高画質を得るための処理が行わ
れている。そのための熱源としては電熱ヒータが主とし
て使われてきた。そして電力エネルギー消費が大きい。
更に、最近、処理の迅速化が行われており、処理液で
の迅速化は、感光材料と処理液組成や温度等により行わ
れる。しかし、乾燥工程の迅速化は感光材料と処理液で
は大幅な迅速化が出来ず、迅速化は感光材料への熱伝達
を高め、吹き付け風量増加等によって行われる。そのた
め、乾燥の迅速化は使用熱エネルギーの増加となってい
る。
そして最近の自現機は30Aの消費電力が一般的となっ
て来ており、自現機設置店等でもこのため30Aの供給電
源が用意されている。しかし、更に乾燥工程を迅速化す
るため使用電力を増加させると、30Aを越えてしまい供
給電源の改造工事コストが必要となり、またランニング
コストも上昇する。
このため、電力消費の小さい迅速乾燥技術が望まれて
いる。
一方、写真処理液は感材の処理量により疲労して来る
ので随時新液を補給し、疲労液を廃棄して行くようにし
てある。しかし、この廃液にはいろいろな有害物質も含
まれ得るので、そのまま下水に廃棄することは許され
ず、しかるべきところに運んで棄てなければならない。
このような規制のもとに廃液処理を実行することは大変
な輸送コストを要するので、これを濃縮してスラッジ化
して容積をごく少量にして行うようにしてある。しかも
各ラボ等で使われる廃液はその場で濃縮してしまうよう
にした方がよい。ミニラボ、中ラボ、大ラボ等から廃液
を1箇所に集めて一括処理することも考えられるが、こ
れでは輸送量もかさむし、ラボ毎に一定期間貯留してお
かなければならずこれは場所をとるし、甚だ好ましくな
いことである。それ故ラボ毎に或は現像装置毎に廃液の
濃縮装置を付属させて設け、廃液は溜める間もなく随時
濃縮してしまうことが望ましい。
この際、廃液を蒸発濃縮する際に発する臭気が問題に
なることもあるので、撹拌しながら蒸発させたり減圧し
ながら定温蒸発を行わせたり、それ等を組み合わせたり
することによって、本出願人は対処しており、更に、本
出願人は低温蒸発には廃液の蒸発濃縮にヒートポンプを
使用することにより熱効率が向上することを発見してお
り、これ等の提案は平成2年2月に既に特許出願を行っ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように自現機は電熱ヒータを使って各処理液の適
温処理や乾燥熱源にかなりの電力を消費しており、その
ため、消費電力が少ない高能力乾燥技術の開発が要望さ
れている。更に廃液の蒸発濃縮処理にも熱源を要するこ
とになるが、廃液の蒸発濃縮に使用するヒートポンプは
加熱にも冷却にも効率よく使えるので、ヒートポンプの
加熱部の一部を自現機の熱源にもまわしてエネルギー効
率を高め、電力の節減を測ることが望ましい。
本発明はこのように電力エネルギーの無駄をできるだ
け排除して廃液の濃縮処理も可能にしたエネルギー効率
の高い自現機を提供することを課題目的にする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は次の技術手段(1)〜(6)の何れか1項
によって達成される。
(1)写真処理廃液濃縮装置を有し、ハロゲン化銀感光
材料を処理する自動現像装置において、少なくとも乾燥
部の乾燥熱風熱源と前記写真処理廃液濃縮装置の加熱源
及び冷却源とにヒートポンプの加熱部及び吸熱部の一部
をそれえぞれ分担領域に定めて使用することを特徴とす
る写真感光材料の自動現像装置。
(2)ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像装置に
おいて、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と各処理槽、
補充液タンクの各処理液の加熱源とにヒートポンプの加
熱部の一部をそれぞれ分担領域に定めて使用することを
特徴とする写真感光材料の自動現像装置。
(3)ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像装置に
おいて、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と各処理槽、
補充液タンクの各処理液の冷却源とにヒートポンプの加
熱部び吸熱部の一部をそれぞれ分担領域に定めて使用す
ることを特徴とする写真感光材料の自動現像装置。
(4)ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像装置に
おいて、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と各処理槽上
部で各処理液の蒸発蒸気を凝縮させて各処理槽に戻す冷
却源とに、ヒートポンプの加熱部及び吸熱部の一部をそ
れぞれ分担領域に定めて使用することを特徴とする写真
感光材料の自動現像装置。
(5)ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像装置に
おいて、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と内蔵設置さ
れたプリンター部のランプハウスの冷却源とにヒートポ
ンプの加熱部及び吸熱部の一部をそれぞれ分担領域に定
めて使用することを特徴とする写真感光材料の自動現像
装置。
(6)ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像装置に
おいて、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と内蔵設置さ
れたプリンター部の感光材料保持部の冷却源とにヒート
ポンプの加熱部及び吸熱部の一部をそれぞれ分担領域に
定めて使用することを特徴とする写真感光材料の自動現
像装置。
このようにこの発明は、乾燥部や写真処理廃液の蒸発
濃縮の他に、消エネルギー対策として、また品質向上対
策として下記の手段が活用できる。その1つは、ヒート
ポンプの加熱部を自現機の処理槽および補充液タンクの
各処理液の温度上昇に使用することである。また、自現
機各処理槽上に各処理液から蒸発する成分をヒートポン
プの冷却部で凝縮することが好ましい。このようにする
と蒸発補正がいらなくなるし現像仕上がり安定化する。
また、ヒートポンプ冷却部を自現機の各処理液の冷却に
使用することもできる。これは、高温他方での冷却に使
用出来処理温度が安定し非常に良好である。そして、第
2図に示すように自現機に露光機構等を持ち、その感材
の搬送経路が複雑である装置については、該搬送部の空
気をヒートポンプの冷却部と接触させることにより、感
材のジャムトラブルの防止ができる。
このような自現機ではマガジン等未露光の感材を保持
する機構を持っており、該感材の周辺をヒートポンプの
冷却部で冷却する。これにより感材は品質が安定化され
た状態で長時間保持される。また、このような自現機で
は、感材の露光機構をもっており、その光源部をヒート
ポンプの冷却部で冷却することができ、これにより、光
源光度が安定し、正しい露光が行われ現像仕上がりの画
像品質が安定向上する。
〔実施例〕
本発明の1実施例を第1図の断面図を用いて説明す
る。
減圧に耐える減圧蒸発濃縮カラム(以下単にカラムと
いう)1内に、写真処理廃液を注入貯留し、該カラム1
の上部蒸気凝縮部5には、減圧手段7(本実施例では2
連のエジェクター7A,7Bを用いているが勿論1連でも支
障はない)を接続して、減圧する如くした。大気圧より
低い減圧下では、そのものの沸騰点以下で沸騰が起こる
ことは知られており、本発明では、減圧下で60℃以下の
温度で蒸発を行なうものである。しかしそれに限定する
わけではない。次に該カラム1内には、3次元配置とし
た加熱手段2を設け、この加熱手段2は、その下部を上
記写真処理廃液の貯留部4に浸し、該写真処理廃液を加
熱する如くし、その上部は、該写真処理廃液の貯留部4
から突出して空中にあり、この部分に、該写真処理廃液
を、上記貯留部4から吸引ポンプ(P−3)6により液
給送手段3をもって、散布する如くし、もって、減圧下
での加熱蒸発に加え、散布滴下過程での加熱蒸発を繰り
返し、効率よく急速に濃縮化を行なうものである。
ここで蒸発した水分は、このカラム1内の上部に冷却
手段8Aと凝縮水の案内部及び水受け8Cを設けることによ
って、コンパクト化と、カラム内の減圧安定化のために
寄与する如くした。一方、上記の蒸発濃縮を繰り返し
て、高濃度にかなり固形化した成分はこのカラム1の下
部に載置した容器12で受け取り回収する。この発明にお
いて加熱手段2を液中と空中とにまたがる3次元配置と
した理由は液中部分はおもに写真処理廃液の予熱に当た
り空中の部分はこれに散布滴下する写真処理廃液と接触
面積を大きくする効果があり、ガス発生の無い低温蒸発
を均一に効率よく行なうのに効果がある。さらにこのカ
ラム1内の上部には冷却手段8を設けて、下部より上が
ってきた水蒸気を捕らえて冷却凝縮し、水滴として回収
する如くした。これは発生蒸気によって、このカラム1
内の減圧バランスが崩れ、減圧装置7(本実施例ではエ
ジェクター7A,7Bを2連にして使用しているが勿論1連
でもかまわない)で規定の減圧状態を維持するために多
大の負荷がかかるのを軽減する効果がある。即ち発生蒸
気によりカラム1内の圧力が上昇するところをすぐさま
冷却凝縮して圧力上昇を抑制するのである。
この構成において、加熱手段2の上記液中部分を当該
減圧蒸発に最適な温度とすると、この加熱手段2が一体
に同じ温度で上記空中にある部分も管理され、電熱効果
の相違で、空中にある部分の実質的な表面温度は高くな
り、これに、写真処理廃液が触れると急加熱による不快
ガスの発生もあるので、散布する写真処理廃液の量を加
減して、上記空中にある加熱手段の部分を、ガス発生温
度以下に抑えるか又は液中、液外で加熱手段を分けて別
々に適温に制御してもよい。
さらに上記加熱手段2および冷却手段8Aは公知技術の
いずれでもよいが、本発明ではヒートポンプを使用し
た。そしてこの冷却手段の表面に水蒸気が触れて凝縮
し、水滴となって、この冷却手段8Aを伝わって水回収容
器9に集められる。加熱手段の表面温度は好ましくは10
0℃以下で、特に、20℃〜60℃が最も好ましい。
上記加熱手段2にヒートポンプの放熱部を用い、上記
冷却手段8Aおよび水回収容器9内に設けた冷却手段8Bに
ヒートポンプの吸熱部を使用してある。
そして、第1図に示す本実施例においては、カラム1
内の濃縮液は液給送手段3の吸引ポンプ(P−3)6に
よって循環された突沸現象を封ずるにも効果を上げ、更
にカラム1内には処理廃液槽31からの廃液補充をポンプ
(P−1)6Aで適時行うようにしてある。そしてこれ等
濃縮液循環路および廃液補充路は加熱手段2Aによって予
備加熱されている。
この予備加熱手段2Aおよび更に自現機100の乾燥部の
電熱ヒータ80以外の少なくとも一部の加熱ヒータ2Bはヒ
ートポンプの放熱部を使い、コンプレッサ21で圧縮した
液化冷媒のパイプを直接該加熱ヒータ2Bに配管する。そ
してその帰りを蒸発濃縮カラム1内の加熱手段2に入れ
その帰りを前記予備加熱手段2Aに直列に配管し、その帰
りを更にキャピラリーチューブ26へ直列に配管して当て
ており、熱効率や濃縮効率を上げるのに有効である。
更に、第1図では省略してあるが、第2図のプリンタ
ー部を内蔵したカラーペーパー自現機200の概略図で位
置を示すようにヒートポンプの放熱部を直列にのばし自
現機200の液浸処理部の各処理槽の処理液および補充液
タンクの各処理液の加熱源2C,2D,2F,2G,2H,2J,2Kとして
使用することも可能である。
また、逆に高温地方においては、前記各処理液を冷却
しなければならないことが起こるのでその冷熱源の一部
として前記各処理槽および補充液タンクの各処理液の冷
熱源としてヒートポンプの吸熱部8C,8D,8E,8F,8G,8H,8
J,8Kを使用することが可能である。
また各処理槽上部に蒸発する成分を凝縮して蒸発補正
を不用にする手段としてヒートポンプの吸熱部8L,8M,8N
を使用することが可能である。
また内蔵設置されているプリンター部の露光部に設け
られたランプハウスの冷却,感材(ペーパー)の搬送部
の冷却,感材(ペーパー)の保持部のまわりに冷却源と
してヒートポンプンの吸熱部8P,8R,8Sを使用することが
可能である。
また供給廃液のpHを4.5〜7.5に更に好ましくは5〜6
に中和するようにコントロールすることは処理速度が大
幅に向上するので、pH調整剤を貯槽41に設け、ベローズ
ポンプ(P−4)42によって廃液と共にカラム1へ送り
こめるようにしてある。
その他本実施例では熱効率があがり処理速度が向上す
る手段として濃縮カラムを複数にして、現像液とそれ以
外の液を別々に濃縮させて効果を上げ得ることも実施確
認している。また、発生する蒸気を酸性物質に接触させ
る等している。
また、シリコン消泡剤は臭気を防ぐのに有効であり、
貯槽51が給送ポンプ(P−5)52によってカラム1に適
時補給される。
更に、カラム1には電極式液面センサー(LC)61が設
けられ、供給廃液で洗浄できるように制御することが可
能である。またカラム1の蒸発蒸気通過部には濃縮液の
はね防止用のフェンス62が設置されている。
その他カラム上部の排気孔には電磁弁36が設けられて
おり、蒸発量に応じて減圧値を一定にするように調節し
ている。
また、水槽9、廃液貯槽31、pH処理槽41、消泡剤貯槽
51からの汲上げパイプの底端部にはゴミ吸込み防止フィ
ルタ45が設けられている。
そして加熱手段2,2A,2Bおよび第1図では図示しない2
C,2D,2E,2F,2G,2H,2J,2Kを直列に構成するヒートポンプ
の凝縮器をチャージさせるチャージパイプ25および該加
熱手段2の後に配管した膨張弁の役目をするキャピラリ
ーチューブ26や、冷却手段8Aのアウト側に配設される冷
媒圧縮用のコンプレッサー21はカラム1の外に置かれて
いる。
また、加熱手段2B,2および2A等の凝縮器を通りキャピ
ラリーチューブ26から、水回収容器9内の冷却手段8Bに
接続した上で更にその延長が冷却手段8Aとしてカラム1
内の上記蒸気凝縮部5の冷媒蒸発器に接続されカラム1
外のコンプレッサー21に還るようにしてある。
さて、ヒートポンプの冷却部即ち蒸発器の部分即ち吸
熱器の部分は前述のように8B,8Aが直列に連結されてコ
ンプレッサー21に接続されるが、そのコンプレッサー21
に接続される前に更に蒸発器8C,8D,8E,8F,8G,8H,8J,8G
を直列に連結してそれを第2図に示した処理槽内の処理
液および補充タンク内の液の冷却に使用し各処理液の温
度調節にも使用可能になる。
また、直列に乾燥部にのばしたヒートポンプの冷却部
は乾燥部の湿度低下に使用することが可能である。
そして自現機100がもう少し多機能化されてカラーペ
ーパーの自現機200である場合には第2図に示すように
その自現機200にはカラーペーパー用プリンタを内蔵し
ている場合がある。そのとき、前記ヒートポンプの冷却
部の一部8P,8R,8Sを直列に延長してプリンター内各部の
湿度を低下させてコントロールすることが可能になる。
そして直列につなげた最終段のヒートポンプ冷却部の出
口をコンプレッサー21に接続するようにすれば良い。
このように自現機100または200の付属装置として設け
た写真廃液の蒸発濃縮装置のヒートポンプの加熱部およ
び冷却部をそれぞれ自現機100または200内の任意の必要
所定箇所に配設して熱エネルギーを有効に生かし電力消
費を大幅に減少せしめることが可能になる。
そして、水回収容器9内の冷水は水循環ポンプ(P−
2)33によって減圧装置(エジェクター)7につなげら
れ、カラム1上部の蒸気凝縮部5の凝縮液回収口8Cから
パイプ34で引かれた水を水回収容器9に入れると共に同
時にカラム1内の減圧を行うようにしてある。
また、水回収容器9からオーバーフローした水はパイ
プ36によって水槽35に送られる。そしてこれは下水に排
水される。
このようにしてかなり単純なヒートポンプにより蒸発
蒸気は多く液化され、わずかが排気口36から排気される
ので、臭気は完全に防止されるようになる。
なお、減圧手段7としてはエジェクター7A,7Bを記し
たが、真空ポンプ、ダイヤフラム式エアポンプを使用す
ることが出来る。
〔発明の効果〕
本発明により自現機に附属して写真処理廃液の蒸発濃
縮を簡単確実に行うことが可能になりそのヒートポンプ
の加熱部および冷却部を自現機内の各槽の処理液の温度
上昇または下降手段、乾燥部の温度上昇手段、湿度低下
手段、或は自現機に内蔵するカラープリンターの湿度低
下手段に活用させることが可能になり、しかも電熱手段
に替り熱エネルギー効率を向上させ、電力節減をさせ30
アンペア以下の制御電力で迅速処理を行い、高品質の処
理を達成させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の断面図。 第2図はプリンターを内蔵した自現機の概要図。 1……カラム、1A……かし出し口 2,2A,2B,2C,2D,2E……加熱手段 2F,2G,2H,2J,2K……加熱手段 3……液給送手段、4……液溜部 5……水分を冷却凝縮する部分 6……吸引ポンプ、7……減圧装置 8A,8B,8C,8D,8E,8F,8G,8H……冷却手段 8J,8K,8L,8M,8N,8P,8R,8S……冷却手段 9……水回収容器 100,200……自現機、160……乾燥部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真処理廃液濃縮装置を有し、ハロゲン化
    銀感光材料を処理する自動現像装置において、少なくと
    も乾燥部の乾燥熱風熱源と前記写真処理廃液濃縮装置の
    加熱源及び冷却源とにヒートポンプの加熱部及び吸熱部
    の一部をそれぞれ分担領域に定めて使用することを特徴
    とする写真感光材料の自動現像装置。
  2. 【請求項2】ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像
    装置において、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と各処
    理槽、補充液タンクの各処理液の加熱源とにヒートポン
    プの加熱部の一部をそれぞれ分担領域に定めて使用する
    ことを特徴とする写真感光材料の自動現像装置。
  3. 【請求項3】ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像
    装置において、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と各処
    理槽、補充液タンクの各処理液の冷却源とにヒートポン
    プの加熱部び吸熱部の一部をそれぞれ分担領域に定めて
    使用することを特徴とする写真感光材料の自動現像装
    置。
  4. 【請求項4】ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像
    装置において、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と各処
    理槽上部で各処理液の蒸発蒸気を凝縮させて各処理槽に
    戻す冷却源とに、ヒートポンプの加熱部及び吸熱部の一
    部をそれぞれ分担領域に定めて使用することを特徴とす
    る写真感光材料の自動現像装置。
  5. 【請求項5】ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像
    装置において、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と内蔵
    設置されたプリンター部のランプハウスの冷却源とにヒ
    ートポンプの加熱部及び吸熱部の一部をそれぞれ分担領
    域に定めて使用することを特徴とする写真感光材料の自
    動現像装置。
  6. 【請求項6】ハロゲン化銀感光材料を処理する自動現像
    装置において、少なくとも乾燥部の乾燥熱風熱源と内蔵
    設置されたプリンター部の感光材料保持部の冷却源とに
    ヒートポンプの加熱部及び吸熱部の一部をそれぞれ分担
    領域に定めて使用することを特徴とする写真感光材料の
    自動現像装置。
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