JPH0427484A - ハロゲン化銀感光材料用処理液の廃液減少方法 - Google Patents

ハロゲン化銀感光材料用処理液の廃液減少方法

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JPH0427484A
JPH0427484A JP13213190A JP13213190A JPH0427484A JP H0427484 A JPH0427484 A JP H0427484A JP 13213190 A JP13213190 A JP 13213190A JP 13213190 A JP13213190 A JP 13213190A JP H0427484 A JPH0427484 A JP H0427484A
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JP
Japan
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silver
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processing
concentration
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JP13213190A
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English (en)
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Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Takeshi Takahashi
剛 高橋
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はハロゲン化銀感光材料用処理液の廃液を減少
する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ハロゲン化銀感光材料を多数、連続して現像処理を行な
うには自動現像機が使用され、処理液は、使用によって
劣化または、使用によって減少した成分を補い、また、
処理によって発生した処理成分を廃棄するために、新液
補充と、凹成のオーバーフロー廃棄かほぼ連続して行な
われる。
新液補充量は、感光材料の面積に応じて決められ、例え
ば0.03cc/cm”であるから、従って連続して処
理を行なう場合にはオーバーフローによる廃液も多い。
廃液は、公害負荷の高いものもあり、自然界に投棄でき
ないから、その発生量はできるだけ少ないことが望まれ
る。
発生した廃液を蒸発濃縮などして、減少する方法も数多
く検討されているが、まず発生量そのものを減少する工
夫は重要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は、廃液が問題となっていることに着目し、廃
液をなくすことを目的とし、廃液に、自動現像機の中ま
たはすぐ近くで手を加えて、有効成分を取り出し、再使
用することで廃棄すべき廃液を減少することを課題目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
その目的は、次の(1)、(2)のいずれかの手段によ
って達成される。
(1)ハロゲン化銀感光材料を自動現像機で処理するこ
とで生じる定着液のオーバー70−液及び/ヌは定着行
程に続く処理行程のオーバーフロー液を銀回収後300
mmHg以下の減圧下で蒸発濃縮し、又は、オーバーフ
ロー液を300mmHg以下の減圧下で蒸発濃縮後銀回
収してのち、該濃縮物の少なくとも1部を定着槽に戻す
ことを特徴とするノ10ゲン化銀感光材料用処理液の廃
液減少方法。
(2)上記蒸発濃縮によって生じる蒸気を冷却凝縮した
水を定着行程に続く処理行程に戻すようにしたことを特
徴とする請求項l記載のノNロゲン化銀感光材料用処理
液の廃液減少方法。
この発明で300mm)1g以下の減圧下で蒸発濃縮す
る理由は、減圧下で加熱蒸発すると、廃液からの水分の
蒸発は促進しながら、その他の成分の分解、ガス化を防
止することができることに着目したからであって、これ
によって廃液の処理液としての成分をなくすことがない
からである。
定着液とは定着液でも漂白定着液でもよく、感光材料を
発色現像しl;のちの銀を溶かし去る液であるから、処
理に使用されたオーバーフロー液には、銀を含有し、通
常は、廃液回収後まとめて銀回収を行なうものであるが
、大がかりな装置であったから、自動現像機の中または
、すぐ近くで使用することはできなかった。この発明で
は銀回収方法は特定しないが、自動現像機からオーバー
70−してすぐにまたは蒸発濃縮してのち銀回収するた
め、少量コンパクトな銀回収装置で間に合うものである
定着行程に統〈処理行程とは、予備水洗、無水洗安定、
安定、リンス等であって、いずれも、水を添加すること
でその処理に変化が生じるものではなく、むしろ蒸発水
分を補うためにはこの発明で言う凝縮水を注入すること
は良好な効果がある。
この発明では蒸発濃縮装置は限定しないが、上記の如く
処理液成分の分解ガス化を防止し、処理液成分の減少を
きたさないようにするとともに、上記分解ガスによる悪
臭を防止するために、蒸発濃縮を90’C以下で行なう
その具体的方法としては、加熱手段を温度コントロール
して、廃液が90℃以上にならないようにする。加熱量
に見合う気体を供給し、水蒸気をうばう。減圧蒸留によ
り蒸発温度を90℃以下にする。
などの方法がある。銀回収は、電解によるもの、イオン
変換樹脂によるもの、金属置換によるものなどが、コン
パクトに装置を構成することができるので有効である。
定着液として再使用するに際しては、pH調整剤、保恒
剤等を添加することが、より好ましい。
〔実施例〕
次に、この発明の実施例を図をもって説明する第1図は
、蒸発濃縮を低温で行なう実施例の蒸発濃縮装置の断面
図で、第2図は、自動現像機の1例である。
第1図のオーバーフロータンク19は、第2図の中に組
み込まれているものでもよく、又、別途設置すt二もの
でもよい。
第1図の蒸発濃縮装置による濃縮は軽度のものでよく、
濃縮の結果スラッジとして回収する必要のない濃度まで
濃縮するものであればよい。
蒸発濃縮カラム(以下単にカラムということもある)9
にたまった濃縮液は、ポンプ26によって吸い出され、
経路Bで定着槽32に注入される。
この経路に於て、pH1l整剤、保恒剤を添加するとよ
い。蒸気を凝縮した水はポンプ27によって、経路Cで
水洗槽に注入される。
次に第1図の蒸発濃縮装置の説明をする。
水循環ポンプ14を始動すると、容器16から汲み上げ
られた水は、エジェクター15から、勢いよく下方へ吹
き出される。このときエジェクター15で1字状に連結
された気路23は負圧となるから、バルブ18を開くと
、蒸気凝縮部8及びこれに連通する゛カラム9の気室か
ら、空気が吸い出され、これら、蒸気凝結部8及びカラ
ム9は減圧される。
次にバルブ20を開くと上記減圧によって、廃液は容器
19から吸い上げられて、カラム9内の上部に設けられ
たノズル21からカラム9内に散布する。
モしてカラム9内に廃液がt;まり液面Aに至ると液面
センサー22が検知して、バルブ20を閉じさせ注液が
止まる。バルブ20は電磁弁を用いてもよい。
次に、ヒートポンプ1を詳しく説明する。ヒートポンプ
lは、コンプレッサー2と、空冷凝縮器3と、ファンモ
ーター5により駆動されるプロペラファン4と、加熱部
6と、冷却コイル13と、冷却部7とこれらを連結する
パイプと、この幕内に注入した冷媒とよりなる。
コンプレッサー2により圧縮された冷媒は高温となって
空冷凝縮器3に向けて吹き出される。ここで、ファンモ
ーター5で駆動されたプロペラ7アン4で強制空冷を行
なう。これはヒートポンプの暴走を防止し、かつ、加熱
部6の温度を制御し、高温によるガス発生を防止するた
めに行なわれる。
次に上記強制空冷によって適温になった冷媒は加熱部6
に入る。加熱部6はカラム9に注入した廃液の液面A以
下の部分に連続して液面上にも配設し、それぞれ液面A
以下の部分では廃液を加熱し、液面上の部分では、発生
した蒸気を加熱する。
そして加熱部6を通過した冷媒はドライヤー11゜キャ
ピラリーチューブlOを通って冷却フィル13に入って
、容器16に注入された水を冷却したのち、冷却部7に
はいる。ここで、カラム9から蒸発してきた蒸気を冷却
してのち、上記冷媒はコンプレッサー2に戻りlサイク
ルを完了し、このサイクルを繰り返し行なう。
この構成の特徴は、減圧手段として水循環ポンプによる
水の吹き出し力を活用し、その水を、ヒートポンプで冷
却して使用していること、及び廃液の加熱蒸発を行なう
熱源にヒートポンプの加熱部(凝縮器)を使用し、かつ
、液面下だけでなく、液面上での蒸気加熱をも行なうこ
とにより、蒸発蒸気の上方への移動を早めて、蒸発効率
を大幅に向上したことである。
さらに効率設計として、カラム9を上記減圧したことで
、バルブ20を開けば、廃液を送液ポンプなしで汲み上
げてカラム9内に入れこむ構成としたから効率化及びコ
ンパクト化に効果的である。
上記の構成で減圧下で加熱蒸発が行なわれると、カラム
9の廃液面からは、廃液が上方へ、勢いよくはね上がる
現象が起るので、これが冷却部7に入り込むのを防止す
るため、ハネ防止板24を設けた。
発生した水蒸気は、冷却部7で冷却凝縮され水滴として
、蒸気凝縮部8の底部8Cにたまるが、減圧手段により
バルブ18を通って、容器16に排出される。そして、
容器16にはオーバー70−口を設け、蒸気凝縮水であ
ふれた水はパイプ136によって凝縮水タンク135へ
と流入し回収される。
一方、容器16にはポンプ27を連結し、容器16内の
水を経路Cで水洗槽33に注入している。これによって
、容器16のオーバーフローをなくすこともできる。こ
のように蒸発濃縮を行ないながら定着槽32に濃縮液を
戻すため、蒸発濃縮は軽度でよく、廃液回収をゼロとす
るバランス点で止めることが好ましい。
なお、この実施例では装置を停止する場合を考慮して次
のような構成及び手順をとることにした。
すなわち、装置を停止するにはまず、コンプレッサー2
を止め、水循環ポンプ14を止める。このとき、容器1
6が大気圧に開口しているため、容器16内の水が上記
凝縮部8の減圧状態により、気路23を通って吸い込ま
れてしまうから、これを防止するために、バルブ18を
三方弁として、上記停止時には気路2311を閉じて、
大気に通じる開口を開く如くしている。但し三方弁でな
くても、気路23に大気に通じる開口を開閉する電磁弁
等を設けて、これを開口し、上記停止と同時に大気圧で
バランスさせてもよい。
次に第2図によって自動現像機を簡単に説明する。露光
済み感光材料は入口30から入り、丸印で示すローラー
搬送で現像槽31.定着槽32、水洗槽33を順に通過
しながら、各処理を施されて、画像を完成しスクイズ部
34で水分を絞りとられたのち乾燥部35で、ヒーター
と、ファン37による風で乾燥され、受は皿36に排出
される。
多槽には感光材料の処理量に応じた新液補充が行なわれ
、使用済み液がオーバーフロー口を通ってオーバーフロ
ータンクに、その廃液を流下させる。第2図ではオーバ
ーフローを定着槽について代表して記載した。
〔発明の効果〕
このように構成したから、ハロゲン化銀感光材料の自動
現像機で発生する廃液を正しく成分調整して再使用する
形で、廃棄すべき廃液を減少することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸発濃縮装置の断面図。 第2図は自動現像機の断面図。 1・・・ヒートポンプ  2・・・コンプレッサー3・
・・空冷凝縮器   4・・・プロペラファン5・・・
ファンヒーター 6・・・加熱部(IN縮器)7・・・
冷却部(蒸発器) 8・・・蒸気凝縮部9・・・蒸発濃
縮カラム(カラム) 10・・・キャピラリーチューブ 11・・・ドライヤー   13・・・冷却コイル14
・・・水循環ポンプ 16・・・容器 18・・・バルブ 20・・・パルプ 22・・・液面センサー 24・・・ハネ防止板 27・・・ポンプ 31・・・現像槽 33・・・水洗槽 35・・・乾燥部 37・・・7アン I5・・・ニジエフ 17・・・減圧手段 19・・・容器 21・・・ノズル 23・・・気路 26・・・ポンプ 30・・・入口 32・・・定着槽 34・・・スクイズ 36・・・受は皿 ター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀感光材料を自動現像機で処理するこ
    とで生じる定着液のオーバーフロー液及び/又は定着行
    程に続く処理行程のオーバーフロー液を銀回収後300
    mmHg以下の減圧下で蒸発濃縮し、又は、オーバーフ
    ロー液を300mmHg以下の減圧下で蒸発濃縮後銀回
    収してのち、該濃縮物の少なくとも1部を定着槽に戻す
    ことを特徴とするハロゲン化銀感光材料用処理液の廃液
    減少方法。
  2. (2)上記蒸発濃縮によって生じる蒸気を冷却凝縮した
    水を定着行程に続く処理行程に戻すようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のハロゲン化銀感光材料用処理液
    の廃液減少方法。
JP13213190A 1990-05-22 1990-05-22 ハロゲン化銀感光材料用処理液の廃液減少方法 Pending JPH0427484A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0573927A1 (en) * 1992-06-12 1993-12-15 Konica Corporation Recycling method for photographic processing waste liquid
US5573895A (en) * 1992-06-12 1996-11-12 Konica Corporation Recycling method for photographic processing waste liquid

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EP0573927A1 (en) * 1992-06-12 1993-12-15 Konica Corporation Recycling method for photographic processing waste liquid
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