JPH07136385A - ドライクリーニング装置 - Google Patents

ドライクリーニング装置

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JPH07136385A
JPH07136385A JP30456393A JP30456393A JPH07136385A JP H07136385 A JPH07136385 A JP H07136385A JP 30456393 A JP30456393 A JP 30456393A JP 30456393 A JP30456393 A JP 30456393A JP H07136385 A JPH07136385 A JP H07136385A
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solvent
tank
petroleum
filter
distillation
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Shunichi Kawagoe
竣一 河越
Yoshiki Sugiyama
芳喜 杉山
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TOUSEI DENKI KK
Tosei Denki Corp
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TOUSEI DENKI KK
Tosei Denki Corp
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作及びメンテナンスが容易であり、石油系
溶剤の蒸留精度が高く、さらに、コンパクトで製造コス
トを低減する。 【構成】 被洗浄物を石油系溶剤とともに攪拌するドラ
ム装置4と、使用済みの石油系溶剤を貯留するベースタ
ンク5と、石油系溶剤を濾過するフィルタータンク6
と、濾過した石油系溶剤を一時貯留すると共に、ドラム
装置4内に石油系溶剤を投入する溶剤タンク7と、ベー
スタンク5とフィルタータンク6との間の溶剤循環路8
に溶剤を循環させる溶剤循環ポンプ9とからなるドライ
クリーニング部2を設けるとともに、使用済みの石油系
溶剤を蒸留する蒸留釜11と、蒸留釜11の上部に連通
接続した冷却器12と、蒸留釜に連通接続した真空発生
装置13とからなる真空蒸留部3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドライクリーニング装
置に関し、特に使用して汚れた石油系溶剤の再生装置を
設けたドライクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の石油系溶剤の再生装置の一例とし
て、石油系ドライクリーニング溶剤の処理装置が、特公
昭63−6243号公報に開示されている。この石油系
ドライクリーニング溶剤の処理装置は、蒸留釜に連接し
た真空蒸留処理ラインにスラッジ等を遮蔽するための遮
蔽構造を設けるとともに、この遮蔽構造の後段に再蒸発
釜を設けた構造となっている。この再蒸発釜は、真空度
を低下させて突沸等を防止し、石油系溶剤ガス内にスラ
ッジ等が混入することを防止するための装置である。
【0003】また、他の石油系溶剤の再生装置の例とし
て、真空蒸留処理装置が、実公昭63−41043号公
報に開示されている。この真空蒸留処理装置は、真空ポ
ンプ内に石油系溶剤の凝縮分離液が混入することを防止
するため、蒸留釜で蒸留しコンデンサーで冷却凝縮され
た蒸留液を貯留する蒸留液タンクと、真空ポンプとの間
に凝縮タンクを配置している。この真空蒸留処理装置に
より真空蒸留を行うには、まず、蒸留液タンクと凝縮タ
ンクとの接続を解除し、真空ポンプにより凝縮タンク内
のみを減圧する。その後、凝縮タンクと真空ポンプとの
接続を解除するとともに、蒸留液タンクと凝縮タンクと
を接続して蒸留液タンクに連通接続した蒸留釜内を減圧
する。そして、再び蒸留液タンクと凝縮タンクとの接続
を解除するとともに、凝縮タンクを大気連通状態とし、
凝縮タンク内の凝縮性ガスを凝縮させて凝縮タンク外へ
排出する。このような操作を繰り返すことにより、真空
蒸留処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の石油系溶剤の再生装置のうち、特公昭63−6243
号公報に開示されている石油系ドライクリーニング溶剤
の処理装置では、蒸留釜に連接した真空蒸留処理ライン
にスラッジ等を遮蔽するための遮蔽構造と再蒸発釜とを
設けてあるため、装置が大がかりなものとなるという問
題がある。さらに、再蒸発釜により真空度を低下させて
いるため、蒸留効率が低下するという問題もある。
【0005】また、実公昭63−41043号公報に開
示されている真空蒸留処理装置では、凝縮タンクを設け
てあるため、装置が大がかりなものとなるとともに、操
作が複雑であるという問題がある。また、真空ポンプへ
の溶剤ガスの混入を完全に防止することは不可能であ
り、さらに、凝縮タンク内を間欠的に真空破壊するた
め、真空ポンプの許容運転範囲を超えて多大な負荷がか
かり、真空ポンプのメンテナンスを頻繁に行わなければ
ならないとともに、真空ポンプ等の耐久性が低下すると
いう問題があった。
【0006】このように、従来の石油系溶剤の再生装置
は大がかりなものであり、ドライクリーニング装置と一
体として設置した場合には、広い設置スペースを必要と
するとともに、製造コストも高くなるという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記した従来の技術の有する問
題点に鑑み提案されたもので、操作及びメンテナンスが
容易であるとともに、石油系溶剤の蒸留精度が高く、さ
らに、コンパクトで製造コストを低減することができ
る、石油系溶剤の再生装置を設けたドライクリーニング
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため提案されたもので、以下にその内容を説明
する。請求項1記載の発明では、被洗浄物を石油系溶剤
とともに攪拌洗浄するドラム装置と、ドラム装置の下部
に連通接続され、使用済みの石油系溶剤を貯留するベー
スタンクと、ベースタンクに連通接続され、貯留した石
油系溶剤を濾過するフィルタータンクと、フィルタータ
ンクに連通接続され、フィルタータンクで濾過した石油
系溶剤を一時貯留するとともに、ドラム装置内に石油系
溶剤を投入する溶剤タンクと、ベースタンクとフィルタ
ータンクとの間の溶剤循環路に設けられ、溶剤循環路に
溶剤を循環させる溶剤循環ポンプとからなるドライクリ
ーニング部を備えるとともに、フィルタータンクの下部
にフィルターブロー弁を介して連通接続した蒸留釜と、
蒸留釜の上部に連通接続した冷却器と、蒸留釜に連通接
続した真空発生装置とからなる真空蒸留部を備え、蒸留
釜内で石油系溶剤を真空蒸留して石油系溶剤ガスに気化
させ、この石油系溶剤ガスを冷却器で冷却して凝縮液化
させ、再生した石油系溶剤をベースタンク内に戻すよう
にしたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明では、真空発生
装置は、冷却器で凝縮液化した石油系溶剤を水分分離器
に循環させる再生溶剤循環路の途中に設けた再生溶剤循
環ポンプとエゼクターとにより構成し、流路断面積が小
さくなったエゼクターのノズル部の途中に開口する吸引
口を上記蒸留釜の上部に連通接続したことを特徴とす
る。
【0010】また、請求項3記載の発明では、蒸留釜
は、下部に加熱室を、前面にスラッジ取出口を設け、蒸
留釜内には石油系溶剤を攪拌するとともに、堆積したス
ラッジをスラッジ取出口に導くための攪拌装置を設けた
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明では、蒸留釜と
冷却器との間の溶剤ガス流路に、内部のフィルター部材
を交換可能なスラッジフィルターを設けたことを特徴と
する。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、ドラム装置内に被洗
浄物を装入し、石油系溶剤とともに攪拌することによ
り、被洗浄物に付着した汚れ分やゴミ等が石油系溶剤中
に洗い出される。汚れ分やゴミ等が混入した使用済みの
石油系溶剤は、ドラム装置下部に連通接続したベースタ
ンク内に貯留される。そして、ベースタンク内に貯留さ
れた使用済みの石油系油剤は、溶剤循環ポンプによりフ
ィルタータンク内へ送られ、ゴミ等が除去される。フィ
ルタータンクによりゴミ等が除去された石油系溶剤は溶
剤タンクに一時的に貯留され、ドラム装置上部からドラ
ム装置内に投入されて被洗浄物の洗浄処理に再使用され
る。上記した工程により汚れ分が増加した石油系溶剤
は、フィルタータンクの下部に設けたフィルターブロー
弁を介して蒸留釜内に送られる。蒸留釜内の石油系溶剤
は、蒸留釜内で熱せられるとともに、真空発生装置によ
り蒸留釜内が減圧されるので、蒸発気化して石油系溶剤
ガスとなる。そして、この石油系溶剤ガスを冷却器で冷
却して凝縮液化させ、再生された石油系溶剤はベースタ
ンク内に戻され、再使用される。したがって、請求項1
記載の発明によれば、操作が容易でコンパクトな石油系
溶剤の再生装置を設けたドライクリーニング装置を提供
することができる。
【0013】請求項2記載の発明では、真空ポンプを用
いることなく、エゼクターの吸引力を利用した真空発生
装置により真空を発生させている。また、再生溶剤循環
路には水分分離器が設けられている。したがって、請求
項2記載の発明によれば、装置がさらにコンパクトなも
のとなるとともに、操作やメンテナンスが容易であり、
さらに石油系溶剤の蒸留精度を高めることができる。
【0014】請求項3記載の発明では、蒸留釜内の石油
系溶剤は攪拌装置により攪拌されている。また、堆積し
たスラッジはこの攪拌装置により蒸留釜の一側に設けた
スラッジ取出口に導かれる。したがって、請求項3記載
の発明によれば、攪拌装置により石油系溶剤の蒸発気化
が促進されるとともに、堆積したスラッジの取り出しも
容易となる。
【0015】請求項4記載の発明では、蒸留釜と冷却器
との間の溶剤ガス流路に設けたスラッジフィルターによ
り、溶剤ガス流路内に混入したスラッジが除去される。
また、スラッジフィルター内のフィルター部材が汚損劣
化した場合には、フィルター部材の交換を行うことがで
きる。したがって、請求項4記載の発明によれば、石油
系溶剤の蒸留精度をさらに高めることができるととも
に、メンテナンスも容易なものとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本発明にかかるドライクリーニング装置1は、
図1に示すように、大きくわけて、ドライクリーニング
部2と真空蒸留部3とからなる。
【0017】このドライクリーニング部2は、被洗浄物
を石油系溶剤とともに攪拌するドラム装置4、ドラム装
置4の下部に連通接続されて使用済みの石油系溶剤を貯
留するベースタンク5、ベースタンク5に連通接続され
て貯留した石油系溶剤を濾過するフィルタータンク6、
フィルタータンク6に連通接続されてフィルタータンク
6で濾過した石油系溶剤を一時貯留するとともに、ドラ
ム装置4の上部からドラム装置4内に石油系溶剤を投入
する溶剤タンク7、ベースタンク5とフィルタータンク
6との間の溶剤循環路8に設けられて溶剤循環路8に溶
剤を循環させる溶剤循環ポンプ9等を主な構成要素とす
る。
【0018】また、真空蒸留部3は、フィルタータンク
6の下部にフィルターブロー弁10を介して連通接続し
た蒸留釜11、蒸留釜11の上部に連通接続した冷却器
12、蒸留釜11に連通接続した真空発生装置13等を
主な構成要素とする。
【0019】ドライクリーニング部2をさらに詳しく説
明する。ドラム装置4は、被洗浄物を洗浄するための装
置で、内部に突起14を突設した回転ドラム15を有
し、上部に設けた溶剤注入口16に溶剤注入弁17を介
して溶剤タンク7を連通接続し、下部に設けた溶剤排出
口18に溶剤排出弁19を介してベースタンク5が連通
接続してある。また、ドラム装置4の側方下部にはドラ
ム装置4内に注入した石油系溶剤をオーバーフローさせ
るための溶剤オーバーフロー口20が設けてあり、溶剤
オーバーフロー口20に接続した溶剤オーバーフロー管
21は、上記した溶剤排出弁19とベースタンク5とを
連通接続する溶剤排出管22に接続している。また、こ
のドラム装置4の前面開口部には開閉可能な蓋(図示せ
ず)が取り付けてある。
【0020】ベースタンク5は、ドラム装置4内で使用
した石油系溶剤を貯留するための装置で、区画壁23に
より使用済溶剤貯留部24と、再生溶剤貯留部25とに
区画されている。この区画壁23の下部にはスイングド
ア26が設けてあり、使用済溶剤貯留部24内の溶剤量
が減ると、再生溶剤貯留部25内の溶剤の圧力によりス
イングドア26が使用済溶剤貯留部24側に開き、再生
溶剤貯留部25内の溶剤が使用済溶剤貯留部24内に流
入する。また、区画壁23の上部はベースタンク5の天
井面まで達しておらず、区画壁23の上部が両貯留部2
4,25内の溶剤のオーバーフロー流路となっている。
【0021】使用済溶剤貯留部24の上部には、上記し
た溶剤排出管22が異物ストレーナーであるボタントラ
ップ27を介して連通接続されるとともに、後に詳述す
るパウダーホッパー28からのパウダー流入管29と、
フィルタータンク6からの溶剤循環管30が連通接続さ
れている。また、再生溶剤貯留部25の上部には、溶剤
タンク7からの溶剤タンクオーバーフロー管31と、後
に詳述する真空蒸留部3からの再生溶剤流入管32が連
通接続されている。さらに、使用済溶剤貯留部24内に
は、フィルタータンク6へ石油系溶剤を吸い上げるため
の溶剤吸上管33が装入されており、溶剤吸上管33は
溶剤循環ポンプ9を介してフィルタータンク6の下部に
連通接続している。
【0022】フィルタータンク6は、図2に示すよう
に、上方で上下に二分割でき、分割部に区画部材34を
設けて、区画部材34から下方に向かって複数のフィル
ターチューブ35が設けてある。また、分割面にはパッ
キング36が取り付けられて、分割部からの漏れを確実
に防止している。フィルターチューブ35は多孔質のチ
ューブからなり、このフィルターチューブ35の外周面
に珪藻土と炭素粉からなるパウダーを付着させて、石油
系溶剤内に混入したゴミ等を除去する。フィルタータン
ク6の上部には、溶剤出口37が設けてあり、溶剤出口
37には溶剤循環管30が連通接続している。そして、
溶剤循環管30の途中には、循環経路切替弁38が設け
てあり、上記したベースタンク5の使用済溶剤貯留部2
4への溶剤循環管30と、溶剤タンク7への溶剤注入管
39とへ、溶剤の循環経路を切り替えることができる。
【0023】溶剤タンク7の上部には、上記した溶剤注
入管39が装入されており、溶剤タンク7の下部には、
上記した溶剤注入弁17を介してドラム装置4の上部に
至る溶剤投入管40が連通接続している。また、溶剤タ
ンク7の側部には、後に詳述するパウダーホッパー28
への第1溶剤流下管41と、蒸留釜11への第2溶剤流
下管42とが連通接続している。さらに、溶剤タンク7
の上部には、ソープ投入器43からのソープ投入管44
が連通接続している。また、溶剤タンク7には、溶剤タ
ンク7内の石油系溶剤の温度を一定に保つための溶剤冷
却装置45が設けてある。この溶剤冷却装置45は、螺
旋状の熱交換管からなり、内部に冷却水等の冷却剤を流
通させて、溶剤タンク7内の石油系溶剤を冷却する。
【0024】パウダーホッパー28は、フィルタータン
ク6のフィルターチューブ35外周面に付着させるパウ
ダーを貯留するための装置で、パウダーホッパー28の
下部に設けたインゼクター46の上部には上記した第1
溶剤流下管41が開閉弁47を介して連通接続されると
ともに、インゼクター46の下部には上記したパウダー
流入管29が連通接続され、ベースタンク5の使用済溶
剤貯留部24内へパウダーを流入させる。
【0025】次に、真空蒸留部3をさらに詳しく説明す
る。図1及び図2に示すように、フィルタータンク6の
下部には、汚濁溶剤排出管48が連通接続してあり、こ
の汚濁溶剤排出管48は、途中にフィルターブロー弁1
0を介して蒸留釜11に連通接続されている。この蒸留
釜11は、下部に加熱室49を設けるとともに、側方前
面にスラッジを排出するためのスラッジ取出口50が設
けてあり、このスラッジ取出口50に排出ハッチ51を
開閉可能に設けてある。また、蒸留釜11の内部には、
石油系溶剤を攪拌するとともに、スラッジをスラッジ取
出口50へ導くための攪拌装置52が設けてある。
【0026】この攪拌装置52は、蒸留釜11の奥部か
ら蒸留釜11前面のスラッジ取出口50へ向かって設け
たスクリューコンベアからなり、蒸留釜11の外側には
スクリューコンベアの軸に接続してスクリューコンベア
を回転させるためのモータ53が設けてある。
【0027】加熱室49は、内部にスチームを流入させ
てスチームの熱により蒸留釜11の下部及び側部を加熱
するための装置で、加熱室49内には、スチームの循環
路を延長するための区画板54が設けてあり、区画板5
4で仕切られた加熱室49の上部に連通接続したスチー
ム流入管55からスチームが流入するとともに、加熱室
49の下部に連通接続したスチーム排出管56からスチ
ームが排出される。このスチーム排出管56にはスチー
ムトラップ57が設けてある。
【0028】蒸留釜11の上部には、蒸発気化した石油
系溶剤ガスを集合させるための膨出部58が設けてあ
り、この膨出部58の上部に溶剤ガス流路59が連通接
続している。この溶剤ガス流路59の途中には、溶剤ガ
ス中に混入したスラッジを除去するためのスラッジフィ
ルター60と、溶剤ガスを冷却して凝縮液化させるため
のコンデンサー12が設けてある。
【0029】スラッジフィルター60は、図3に示すよ
うに、円筒状の本体61の上部に開口部62を開設し、
この開口部62に開閉蓋63を開閉可能に取り付け、本
体61内には、蒸留釜11に連通接続した溶剤ガス流路
59の先端部が、本体61の下部から装入されている。
溶剤ガス流路59の先端部の周面には多数の小孔64…
が開設してあり、この溶剤ガス流路59の外周面にフィ
ルター部材として円筒状のフィルタースポンジ65を被
せてある。開閉蓋63は、本体61の開口部62を密閉
状に閉塞する円板状の密閉部材66と、この密閉部材6
6を開口部62に取り付ける取付部材67とからなる。
この開閉蓋63により開口部62を密閉するには、開口
部62及び開口部62の外周面から延設したフランジ部
68にシール用のOリング69を介在させて密閉部材6
6を被着するとともに、取付部材67を密閉部材66の
上部に位置させて、フランジ部68に取付部材67を取
り付ければよい。そして、取付部材67のほぼ中央部に
螺着した締付ネジ70の先端を密閉部材66の上部から
当接させ、締付ネジ70を締め込むと、密閉部材66が
開口部62及びフランジ部68に強固に密着させること
ができる。
【0030】フィルタースポンジ65によりスラッジを
除去された溶剤ガスは、本体61の側面に設けた溶剤ガ
ス出口71から冷却器であるコンデンサー12に導かれ
る。コンデンサー12は、内部に設けた螺旋状の熱交換
部72に冷却水を通すことにより溶剤ガスを冷却してい
る。そして、コンデンサー12で冷却されて凝縮液化し
た石油系溶剤は、再生溶剤循環路73に設けた真空発生
装置13としてのエゼクター13に導かれる。
【0031】エゼクター13は、水分分離器74の出口
側と入口側を接続する再生溶剤循環路73の途中に設け
られており、再生溶剤循環ポンプ75により圧送された
石油系溶剤がノズル部76を通過する際に発生する負圧
により、連通している蒸留釜11内を減圧するものであ
る。したがって、流路断面積が小さくなったエゼクター
13のノズル部76の途中に開口する吸引口が蒸留釜1
1に連通接続している。
【0032】なお、蒸留釜11内に注入された石油系溶
剤に水分が含まれていると、この水分も気化してコンデ
ンサー12で溶剤ガスと共に液化される。したがって、
コンデンサー12で液化した石油系溶剤中には水分が含
まれていることがある。このため、本実施例では再生溶
剤循環ポンプ75により溶剤を循環させ、この再生溶剤
循環路73の途中に設けた水分分離器74により水分を
除去し、コンデンサー12で液化した溶剤は再生溶剤循
環路73の途中に設けたエゼクター13から循環流に合
流させ、水分分離器74の下流側に形成した再生溶剤取
出口77から純粋な再生石油系溶剤だけを取り出して、
ベースタンク5の再生溶剤貯留部25の上部に連通接続
した再生溶剤流入管32によりベースタンク5内へ環流
する。
【0033】上記したドライクリーニング部2によりド
ライクリーニングを行うとともに、溶剤中に混入したゴ
ミ等の除去を行う手順を説明する。
【0034】被洗浄物の洗浄を行う前に、フィルタータ
ンク6内のフィルターチューブ35にパウダーを付着さ
せるためのパウダー付着処理が行われる。このパウダー
付着処理では、まず、循環経路切替弁38を切り替え
て、フィルタータンク6からの溶剤循環管30がベース
タンク5への溶剤循環管30へ接続され、ベースタンク
5とフィルタータンク6と、これらの間を接続する溶剤
循環路8及び溶剤循環管30とにより溶剤循環系路が形
成される状態とする。そして、パウダーホッパー28内
に貯留したパウダーをインゼクター46によりベースタ
ンク5の使用済溶剤貯留部24内に投入し、溶剤循環ポ
ンプ9を作動させて、パウダーを石油系溶剤とともにフ
ィルタータンク6内に導く。このとき、インゼクター4
6からパウダー流入管29へのパウダー流入をスムース
に行うため、第1溶剤流下管41に設けた開閉弁47を
開いて、溶剤タンク7内の石油系溶剤をインゼクター4
6内に流入させる。
【0035】溶剤循環ポンプ9を所定時間運転すると、
ベースタンク5の使用済溶剤貯留部24内に投入された
パウダーは、フィルタータンク6内のフィルターチュー
ブ35外周面に次第に積層付着する。この、パウダー付
着処理は、被洗浄物の洗浄処理の各バッチ毎に行われ
る。尚、フィルタータンク6内のフィルターチューブ3
5に全くパウダーが付着していない初期状態において
は、パウダーホッパー28からパウダーを投入するので
はなく、予めベースタンク5の使用済溶剤貯留部24内
に必要量のパウダーを投入しておく。
【0036】パウダー付着処理が終了すると、循環経路
切替弁38を切り替えて、フィルタータンク6からの溶
剤循環管30を溶剤タンク7への溶剤注入管39に連通
接続させる。そして、ドラム装置4内の前面開口部の扉
(図示せず)を開けて、ドラム装置4内に被洗浄物を装
入し、扉を閉じた後、溶剤注入弁17を開くことによ
り、溶剤タンク7内に貯留されソープ投入器43により
ソープが混入された石油系溶剤が、ドラム装置4の上部
に設けた溶剤注入口16から注入される。そして、回転
ドラム15を回転させて、石油系溶剤中に浸った被洗浄
物を攪拌し、被洗浄物に付着した汚れやゴミ等を洗い落
とす。
【0037】被洗浄物に付着した汚れやゴミ等により汚
染した石油系溶剤は、溶剤排出弁19を開くことにより
ドラム装置4の下部に設けた溶剤排出口18から溶剤排
出管22を通って、ベースタンク5の使用済溶剤貯留部
24に導かれる。このとき、ボタン等の異物は、ボタン
トラップ27により除去される。
【0038】上記した処理を繰り返すことにより被洗浄
物の洗浄処理が行われる。
【0039】次に、上記した真空蒸留部3による真空蒸
留処理の手順を説明する。ドライクリーニング工程にお
いて使用する石油系溶剤は、被洗浄物の洗浄処理を繰り
返すことにより、フィルタータンク6による除去処理だ
けでは除去しきれない汚れ分が蓄積する。
【0040】このような状態になると、フィルタータン
ク6の下部に連通接続した汚濁溶剤排出管48のフィル
ターブロー弁10を開いて、蒸留釜11内へ汚濁した石
油系溶剤をパウダーとともに供給する。
【0041】そして、蒸留釜11の下部に設けた加熱室
49内にスチームを通して蒸留釜11を加熱するととも
に、再生溶剤循環ポンプ75を作動させて、エゼクター
13の吸引作用により蒸留釜11内を減圧する。また、
蒸留釜11内の石油系溶剤は、攪拌装置52により攪拌
されて蒸発気化が促進される。このときの蒸留釜11内
の温度及び真空度は、例えば第3石油類であれば170
〜180℃,80Torrとなるよう制御される。
【0042】蒸留釜11内で蒸発気化した溶剤ガスは、
溶剤ガス流路59に導かれ、スラッジトラップ60によ
り溶剤ガス中に混入したスラッジが除去され、コンデン
サー12により凝縮液化される。そして、凝縮液化され
た石油系溶剤は、エゼクター13の吸引作用により再生
溶剤循環路73内に導入され、水分分離器74により水
分が除去されて、純粋な再生石油系溶剤となり、再生溶
剤取出口77から流出して、ベースタンク5の再生溶剤
貯留部25の上部に連通接続した再生溶剤流入管32に
よりベースタンク5内へ環流される。
【0043】蒸留釜11内の石油系溶剤が煮詰まると、
加熱室49による加熱及び再生溶剤循環ポンプ75の作
動を停止して、排出ハッチ51を開けてスラッジ取出口
50からパウダーをはじめとするスラッジを取り出す。
このとき、攪拌装置52を作動させて、スクリューコン
ベアの搬出作用によりスラッジをスラッジ取出口50へ
導いて、スラッジの排出を促進する。
【0044】上記した真空蒸留工程において、フィルタ
ータンク6内からの石油系溶剤排出が終了した後、フィ
ルタータンク6下部に連通接続した汚濁溶剤排出管48
のフィルターブロー弁10を閉じれば、ドライクリーニ
ング工程とは別個に真空蒸留工程を行うことができるの
で、作業効率を著しく向上することができる。
【0045】なお、フィルタータンク6は石油系溶剤を
濾過する機能を備えていれば、パウダー付着式のものに
限らずどのような構成でもよい。例えば、濾紙カートリ
ッジで濾過し、汚れた濾紙カートリッジを交換できるも
のでもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。請求項1記載の発明では、汚れやゴ
ミ等が混入した使用済みの石油系溶剤は、ドラム装置下
部に連通接続したベースタンク内に貯留され、溶剤循環
ポンプによりフィルタータンク内へ送られ、ゴミ等が除
去される。フィルタータンクによりゴミ等が除去された
石油系溶剤は溶剤タンクに一時的に貯留され、ドラム装
置内に投入されて被洗浄物の洗浄処理に使用される。上
記した工程により汚れ分が増加した石油系溶剤は、フィ
ルタータンクの下部に設けたフィルターブロー弁を介し
て蒸留釜内に送られ、蒸留釜内で熱せられるとともに、
真空発生装置により蒸留釜内が減圧されることにより、
蒸発気化して石油系溶剤ガスとなる。この石油系溶剤ガ
スは、冷却器で冷却することにより凝縮液化されてベー
スタンク内に戻され、再使用される。したがって、操作
が容易でコンパクトな石油系溶剤の再生装置を設けたド
ライクリーニング装置を提供することができる。また、
装置がコンパクトなので、スペースが狭くても設置で
き、また製造コストを低減することができる。請求項2
記載の発明では、真空ポンプを用いることなく、エゼク
ターの吸引力を利用した真空発生装置により真空を発生
させている。したがって、真空ポンプを保護するための
付加装置が必要でなく、装置がさらにコンパクト化する
とともに、装置の操作やメンテナンスが容易となる。ま
た、再生溶剤循環路に水分分離器を設けて、水分を除去
しているので、再生された石油系溶剤の蒸留精度を高め
ることができる。請求項3記載の発明では、蒸留釜内の
石油系溶剤は攪拌装置により攪拌されている。また、堆
積したスラッジはこの攪拌装置により蒸留釜の一側に設
けたスラッジ取出口に導かれる。したがって、攪拌装置
により石油系溶剤の蒸発気化が促進されて蒸留効率が高
まるとともに、堆積したスラッジの取り出しも容易とな
り作業効率を高めることができる。請求項4記載の発明
では、蒸留釜と冷却器との間の溶剤ガス流路に設けたス
ラッジフィルターにより、溶剤ガス流路内に混入したス
ラッジを除去している。したがって、石油系溶剤の蒸留
精度をさらに高めることができるとともに、再生溶剤循
環路内にスラッジが侵入しないので、装置のメンテナン
スが容易なものとなる。また、スラッジフィルター内の
フィルター部材が汚損劣化した場合には、フィルター部
材の交換を行うことができるので、メンテナンス作業が
さらに容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドライクリーニング装置の一実施
例の説明図である。
【図2】フィルタータンクと蒸留釜の概略構成を示した
断面図である。
【図3】スラッジフィルターの断面図である。
【符号の説明】
1 ドライクリーニング装置 2 ドライクリーニング部 3 真空蒸留部 4 ドラム装置 5 ベースタンク 6 フィルタータンク 7 溶剤タンク 8 溶剤循環路 9 溶剤循環ポンプ 10 フィルターブロー弁 11 蒸留釜 12 コンデンサー(冷却器) 13 エゼクター(真空発生装置) 14 突起 15 回転ドラム 16 溶剤注入口 17 溶剤注入弁 18 溶剤排出口 19 溶剤排出弁 20 溶剤オーバーフロー口 21 溶剤オーバーフロー管 22 溶剤排出管 23 区画壁 24 使用済溶剤貯留部 25 再生溶剤貯留部 26 スイングドア 27 ボタントラップ 28 パウダーホッパー 29 パウダー流入管 30 溶剤循環管 31 溶剤タンクオーバーフロー管 32 再生溶剤流入管 33 溶剤吸上管 34 区画部材 35 フィルターチューブ 36 パッキング 37 溶剤出口 38 循環経路切替弁 39 溶剤注入管 40 溶剤投入管 41 第1溶剤流下管 42 第2溶剤流下管 43 ソープ投入器 44 ソープ投入管 45 溶剤冷却装置 46 インゼクター 47 開閉弁 48 汚濁溶剤排出管 49 加熱室 50 スラッジ取出口 51 排出ハッチ 52 攪拌装置 53 モータ 54 区画板 55 スチーム流入管 56 スチーム排出管 57 スチームトラップ 58 膨出部 59 溶剤ガス流路 60 スラッジフィルター 61 本体 62 開口部 63 開閉蓋 64 小孔 65 フィルタースポンジ 66 密閉部材 67 取付部材 68 フランジ部 69 Oリング 70 締付ネジ 71 溶剤ガス出口 72 熱交換部 73 再生溶剤循環路 74 水分分離器 75 再生溶剤循環ポンプ 76 ノズル部 77 再生溶剤取出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を石油系溶剤とともに攪拌洗浄
    するドラム装置と、 ドラム装置の下部に連通接続され、使用済みの石油系溶
    剤を貯留するベースタンクと、 ベースタンクに連通接続され、貯留した石油系溶剤を濾
    過するフィルタータンクと、 フィルタータンクに連通接続され、フィルタータンクで
    濾過した石油系溶剤を一時貯留するとともに、ドラム装
    置内に石油系溶剤を投入する溶剤タンクと、 ベースタンクとフィルタータンクとの間の溶剤循環路に
    設けられ、溶剤循環路に溶剤を循環させる溶剤循環ポン
    プとからなるドライクリーニング部を備えるとともに、 フィルタータンクの下部にフィルターブロー弁を介して
    連通接続した蒸留釜と、 蒸留釜の上部に連通接続した冷却器と、 蒸留釜に連通接続した真空発生装置とからなる真空蒸留
    部を備え、 蒸留釜内で石油系溶剤を真空蒸留して石油系溶剤ガスに
    気化させ、この石油系溶剤ガスを冷却器で冷却して凝縮
    液化させ、再生した石油系溶剤をベースタンク内に戻す
    ようにしたことを特徴とするドライクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記真空発生装置は、冷却器で凝縮液化
    した石油系溶剤を水分分離器に循環させる再生溶剤循環
    路の途中に設けた再生溶剤循環ポンプとエゼクターとに
    より構成し、流路断面積が小さくなったエゼクターのノ
    ズル部の途中に開口する吸引口を上記蒸留釜の上部に連
    通接続したことを特徴とする請求項1に記載のドライク
    リーニング装置。
  3. 【請求項3】 上記蒸留釜は、下部及び側部に加熱室
    を、前面にスラッジ取出口を設け、蒸留釜内には石油系
    溶剤を攪拌するとともに、堆積したスラッジをスラッジ
    取出口に導くための攪拌装置を設けたことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のドライクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】 上記蒸留釜と冷却器との間の溶剤ガス流
    路に、内部のフィルター部材を交換可能なスラッジフィ
    ルターを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載のドライクリーニング装置。
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