JPH1176714A - 洗浄装置に付設される濾過器 - Google Patents
洗浄装置に付設される濾過器Info
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- JPH1176714A JPH1176714A JP9239789A JP23978997A JPH1176714A JP H1176714 A JPH1176714 A JP H1176714A JP 9239789 A JP9239789 A JP 9239789A JP 23978997 A JP23978997 A JP 23978997A JP H1176714 A JPH1176714 A JP H1176714A
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Abstract
槽3、貯液槽9、蒸留槽20より成る。貯液槽9内の洗
浄液は、循環ポンプ38により第2濾過器37を通って
循環する。この発明は、第2濾過器37内のフィルタの
交換が容易に行なえるようにする。 【解決手段】 第2濾過器37の液排出用プラグの位置
に、パイプ46の1端を接続する。パイプ46には弁4
5を設ける。パイプ46は下向傾斜させて、他端は蒸留
槽20に接続する。
Description
炭化水素系洗浄液等の洗浄液を使用して、これら洗浄液
及びその蒸気を外部に漏出させないで、例えば機械加工
した物品に付着した切削油、プレス油、フラックス等の
汚れ分を洗浄する洗浄装置に付設される濾過器に関す
る。
は、被洗浄物を収納して洗浄液又はその蒸気で洗浄する
洗浄槽と、洗浄液を貯蔵して、適時、洗浄槽へ洗浄液を
供給する貯液槽と、汚れた洗浄液を蒸留して新鮮な洗浄
液に再生する蒸留槽とを持っている。先ず、このような
洗浄装置の従来例を図3により次に説明する。
2を収納する洗浄槽3は、洗浄効果を高めるために、底
部に超音波振動子4が取付けられている。洗浄槽3の下
部は、第1濾過器8、排液用の弁5を通ってから2分さ
れて、一方は排液ポンプ6、弁7を経て、密閉蓋を持つ
貯液槽9の液部に通じて、洗浄終了後の洗浄液を貯液槽
9に戻すようにされ、他方は弁10を経て、密閉された
蒸気発生器11に通じている。蒸気発生器11の液を排
出するときは、これを排液ポンプ6により貯液槽9に戻
すようにされている。蒸気発生器11は、ヒータ12を
備えて、内部の洗浄液を加熱して蒸気を発生させ、弁1
3を経て洗浄槽3へ送給する。貯液槽9の下部は、弁1
4を経て洗浄槽3に通じていて、洗浄槽3に貯液槽9か
ら洗浄液を供給する。貯液槽9には、ヒータ15、冷却
コイル16が設けられていて、洗浄液の温度を調節でき
るようになっている。洗浄槽3の上部の蒸気空間は、弁
17、真空ポンプ18を通ってから2分されて、一方は
弁19を経て蒸留槽20に通じ、他方は弁21を経て洗
浄液回収装置22に通じている。洗浄槽3から吸引した
洗浄液の蒸気は蒸留槽20に入れて回収し、残った空気
は、洗浄液回収装置22に、又は大気中に放出するよう
にされる。蒸留槽20にはヒータ23があり、槽中の洗
浄液を加熱蒸発させ、上部の冷却コイル24で液化させ
て新鮮な洗浄液を造り、輪形樋25に流入させる。蒸留
槽20内は、下部に洗浄液が溜り、中間部はヒータ23
で加熱され蒸発した洗浄液の蒸気が存在する蒸気域とな
り、上部に上昇した蒸気は、上記のように冷却され液化
して輪形樋25の上に集められ、パイプ26により脱水
脱酸槽28を通って貯液槽9へ送られるが、蒸気が液化
した後には、蒸留槽20の上部には洗浄液蒸気を除かれ
た空気域が形成される。貯液槽9から溢流した洗浄液
は、パイプ29により蒸留槽20へ入れられる。30
は、フィルタ31を通して大気を洗浄槽3に流入させる
弁、32、33は蒸留槽20、脱水脱酸槽28の排液用
手動弁である。これらの各槽への最初の洗浄液供給及び
排出は、弁27を開いて行なう。使用頻度の少ない上記
の弁27、32、33は手動弁でよいが、その他の弁
は、電磁弁、モータ弁、エヤ弁等として自動制御できる
ようにする。貯液槽9の下部には、パイプ35a、35
b、35cを通じさせ、弁36、第2濾過器37、循環
ポンプ38、弁39を通して貯液槽9内の洗浄液を循環
させ、液内に混入した固形汚れ分を捕捉して洗浄液を浄
化する。
に、蓋40で密閉されるケーシング41内に、円筒状の
フィルタ42を保持し、パイプ35bから流入する洗浄
液をフィルタ42を通してパイプ35cに流出させるも
のである。43はケーシング41内を大気に通じさせる
プラグ、44はケーシング内の洗浄液を排出するための
プラグである。
3に密閉し、弁14、17、19又は21を開くと共に
真空ポンプ18を運転すると、貯液槽9から減圧された
洗浄槽3に弁14を通って洗浄液が流入し、被洗浄物2
を浸す。そこで、超音波振動子4を駆動して洗浄を行な
う。洗浄液供給が終れば、弁14を閉じ、真空ポンプ1
8を停止する。
7、13を開いて排液ポンプ6を運転し、洗浄槽3内に
洗浄液蒸気を導入しつつ洗浄槽内の洗浄液を貯液槽9へ
戻した後、弁5、7を閉じ、排液ポンプ6を停止させ
る。こうすると、蒸気発生器11で発生した洗浄液の蒸
気が引続いて洗浄槽3内に入り、被洗浄物を蒸気洗浄す
る。更に弁13を閉じ、弁17、19を開いて真空ポン
プ18を運転すると、真空ポンプ18に吸引された洗浄
液蒸気は、蒸留槽20に送られて液化し回収される。
を閉じた状態で、弁30を開き、洗浄槽3にフィルタ3
1を通した清浄空気を流入させた後、弁17、21を開
き真空ポンプ18を運転する。洗浄槽内の洗浄液ガス
は、回収装置22を通って回収されると同時に吸入され
た空気は大気中へ放出される。この空気流通を続けると
被洗浄物2は乾燥される。
第2濾過器8、37に関するものである。先ず第2濾過
器37を図4の例について説明すると、第2濾過器37
のフィルタ42は、使用期間が長くなると目詰りを生じ
るから交換しなければならない。その操作は、プラグ4
3を外してケーシング41内を大気に通じさせると共
に、底部のブラグ44を外して内部の洗浄液を排出し、
ケーシング41を蓋40から外して行なうが、洗浄液は
完全には捕捉されないので周囲を汚したり、洗浄液の蒸
気を発散させることになる。この作業は面倒である。
又、急ぐときは、プラグ43、44をそのままにして、
時間のかかる液排出をしないでフィルタ交換を行なうこ
とがあるが、ハニカム状に形成されるフィルタ42は、
多量の洗浄液を含んでおり、ケーシング41内にも多量
の液が残っているので、多くの液が飛散して周囲を汚
し、これにより多量の洗浄液が消耗されるだけでなく、
多量の洗浄液が蒸発して大気中に放散されるので、代替
フロンのような洗浄液の場合は、環境に悪影響を及ぼす
ことになる。
器8は、従来は、洗浄槽3の排出口の筒状部に嵌合させ
ただけであったため、洗浄液や洗浄液の蒸気、空気の流
通によって動き易いという不都合があった。
8を洗浄槽4の底部にねじ込み式に取付けると共にその
ケーシング上部に笠を取付けて、供給する洗浄液を分散
させて洗浄槽3に流入させるようにし、第2濾過器にお
いては底のブラグ44の位置に、弁を設けたパイプを下
向傾斜させて接続して、これを蒸留器20に通じさせる
構成として上記の不都合を除いたものである。
んで取付けられるから、液流によって動かされることが
ない。又、洗浄後、弁17、19を開き真空ポンプ18
を運転して洗浄槽3を減圧することにより、槽3内及び
被洗浄物2に残った洗浄液を蒸発させ乾燥させる工程に
おいて、洗浄槽3の底部及び第1濾過器8内に残った洗
浄液が蒸発する際に飛沫となって被洗浄物2に付着し、
洗浄液中の微細な汚れが被洗浄物を再汚染することがあ
るが、この第1濾過器の上部に取付けた笠のため洗浄液
の飛沫を分散させて被洗浄物に直接衝突させることがな
いから、洗浄液中の微細な汚れ分のため被洗浄物を再汚
染する恐れがない。
したパイプ46により蒸留槽20に通じさせるから、フ
ィルタ交換時に排出すべき洗浄液を、弁45を開く操作
だけで蒸留槽20に排出することができて、洗浄液の飛
散や消耗を避けることができる。
ラグ44の位置に、弁45を持つパイプ46の1端を接
続し、パイプ46は下向傾斜させて、その他端を蒸留槽
20に接続した構成を示している。従ってプラグ43を
外して(又は弛めて)濾過器37のケーシング内を大気
に通じさせると共に弁45を開くと、第2濾過器37内
の洗浄液は蒸留槽20に流下する。この操作をするだけ
で放置すれば濾過器内の洗浄液排出は自動的に行なわれ
る。そこでパイプ46をケーシング41から外し、ケー
シング41を蓋40から外してフィルタ42を交換する
ことができる。パイプ46の着脱は容易である。このフ
ィルタ交換操作は洗浄液排出を含めて短時間で行なえる
から、急ぎの場合でも洗浄液を全部排出してからフィル
タ交換をすることができる。
槽3の底部の洗浄液排出口に雌ねじを形成し、フィルタ
47を保持するケーシング48の下部に雄ねじ49を形
成して洗浄槽3の雌ねじに螺合させて、洗浄槽3との結
合を強固にしている。ケーシング48の上端には、複数
の腕50を突出させて笠51を支持させる。従って洗浄
槽3の底部及び第1濾過器8内に残った洗浄液が蒸発す
る際の飛沫は、笠51のために横に分散されてゆるやか
に上昇するから、洗浄液が少しの汚れ分を含んでいて
も、被洗浄物に付着することがない。
7を保持するケーシング48は洗浄槽3の底に螺合する
から、結合が強固であり、液流のため動かない。
て上昇する洗浄液の飛沫を分散させるから、これらが被
洗浄物に付着することが避けられる。
42を交換する操作が容易になり、洗浄液を飛散させて
周囲を汚したり、毒性蒸気を散布する危険がなく、洗浄
液の消耗も防止できる。
洗浄装置を示す略図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 被洗浄物を収納して洗浄液又はその蒸気
で洗浄する洗浄槽(3)と、洗浄液を貯蔵して洗浄槽へ
洗浄液を供給する貯液槽(9)と、汚れた洗浄液を蒸留
して再生する蒸留槽(20)とを持つ洗浄装置に付設さ
れる濾過器であって、貯液槽内の洗浄液を循環ポンプに
より循環させる管路に取付けた、フィルタを収納したケ
ーシング(41)の底部に、弁(45)を設けたパイプ
(46)を貯液槽に向けて下向傾斜させて接続して、貯
液槽に通じさせた洗浄装置に付設される濾過器。 - 【請求項2】 被洗浄物を収納して洗浄液又はその蒸気
で洗浄する洗浄槽(3)と、洗浄液を貯蔵して洗浄槽へ
洗浄液を供給する貯液槽(9)と、汚れた洗浄液を蒸留
して再生する蒸留槽(20)とを持つ洗浄装置に付設さ
れる濾過器であって、フィルタ(47)を保持するケー
シング(48)に雄ねじ(49)を形成して、洗浄槽の
洗浄液排出口に形成した雌ねじに螺合させると共に、ケ
ーシング(48)の上端から複数の腕(50)を突出さ
せて笠(51)を支持させた洗浄装置に付設される濾過
器。 - 【請求項3】 請求項2において、フィルタ(47)を
保持するケーシング(48)内のフィルタ上方に、逆截
頭円錐形の筒(52)を取付けた洗浄装置に付設される
濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9239789A JPH1176714A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 洗浄装置に付設される濾過器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9239789A JPH1176714A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 洗浄装置に付設される濾過器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1176714A true JPH1176714A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17049911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9239789A Pending JPH1176714A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 洗浄装置に付設される濾過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1176714A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8361831B2 (en) | 2008-12-25 | 2013-01-29 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Zinc oxide film forming method and apparatus |
CN108443909A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-08-24 | 广东吉宝电器科技有限公司 | 一种液体燃料炉具的换热装置 |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP9239789A patent/JPH1176714A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8361831B2 (en) | 2008-12-25 | 2013-01-29 | Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. | Zinc oxide film forming method and apparatus |
CN108443909A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-08-24 | 广东吉宝电器科技有限公司 | 一种液体燃料炉具的换热装置 |
CN108443909B (zh) * | 2018-03-27 | 2024-04-09 | 广东吉宝电器科技有限公司 | 一种液体燃料炉具的换热装置 |
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