JP2500733Y2 - 容器洗浄装置の洗浄水供給装置 - Google Patents

容器洗浄装置の洗浄水供給装置

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JP2500733Y2
JP2500733Y2 JP2272391U JP2272391U JP2500733Y2 JP 2500733 Y2 JP2500733 Y2 JP 2500733Y2 JP 2272391 U JP2272391 U JP 2272391U JP 2272391 U JP2272391 U JP 2272391U JP 2500733 Y2 JP2500733 Y2 JP 2500733Y2
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靖史 伊藤
昇吾 山口
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、飲料用容器の洗浄水供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗浄水供給装置の一例を図2につ
いて説明する。100は飲料用容器の洗浄装置である。
容器洗浄装置100は、図示しない手段で正立状態から
倒立状態にした容器103の内面に洗浄水を噴射して洗
浄する洗浄ノズル101、及び容器外面に洗浄水を噴射
して洗浄する洗浄ノズル102を備える。また容器洗浄
御の洗浄水を受けるドレンパン106と、洗浄後洗浄水
を排水、あるいは次工程へ配管108を介して送るポン
プ107を備えている。容器洗浄装置100へ洗浄水を
供給する洗浄水供給配管104には、洗浄水中の異物等
を取り除くためのフイルター105を設ける。
【0003】次に、本装置の作用を説明する。洗浄水
は、洗浄水供給口110より図示していないポンプ等の
圧送機により、洗浄水供給配管104を通して容器洗浄
装置100へ供給される。洗浄水は途中洗浄水供給配管
104に設けたフイルター105により、ごみ等の異物
を取り除かれる。
【0004】容器洗浄装置100へ供給された洗浄水は
洗浄ノズル101、102より容器103の内外面に噴
射され、容器103を洗浄する。その後、洗浄水はドレ
ンパン106にて集められポンプ107により排水配管
108を通して排水溝へ排出される。他の一部の例で
は、排水の一部を冷却水等として次工程に利用するもの
もある。
【0005】以上のように、従来は供給される洗浄水を
フイルターろ過等をして使用し、使用された洗浄水は全
量あるいは大部分を再利用することなく排水していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。 イ.容器洗浄後の洗浄水の全量あるいは大部分を再利用
することなく、排水しており、水の消費量が多い。 ロ.容器洗浄水に飲用水を利用するため、容器内外面の
殺菌作用はほとんどなく、必要な洗浄時間が長い、ある
いは充分な洗浄、除菌効果が得られない。
【0007】本考案は容器洗浄水の使用量が少なく、且
つ容器内外面の殺菌を行うことが可能な容器洗浄装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】イ.容器を洗浄した洗浄
水を回収するためのドレンパン、回収ポンプ、バランス
タンクを設け、更に、回収した洗浄水にオゾンを加える
オゾン水製造装置と、オゾンにより洗浄水を殺菌するた
めのホールドタンクと、洗浄水中の微生物・異物を除去
するためのフイルターとを設置し、洗浄水を回収・再使
用することを特徴とすること。 ロ.洗浄水にオゾン水を使用することにより、容器の洗
浄・殺菌効果を高める。
【0009】
【作用】ドレンパン及び回収ポンプは、容器を洗浄した
洗浄水を回収、バランスタンクへ送る。バランスタンク
は、回収された洗浄水を一時貯蔵するとともに、回収さ
れた洗浄水の一部をオゾン水と入替える為オーバーフロ
ーさせて排水する。バランスタンク出口の送水ポンプ
は、バランスタンク内の洗浄水を容器洗浄装置へ送水す
る。送水ポンプ出口のフイルターは、異物を除去する。
オゾン水製造装置は、清水と酸素より、洗浄水に混合す
るためのオゾンを製造し、洗浄水供給配管へ供給する。
【0010】混合器は、バランスタンクから送られて来
た洗浄水と、オゾン水製造装置から送られて来たオゾン
水とを混合する。ホールドタンクは、オゾンにより洗浄
水を殺菌するための時間を保つ。容器洗浄装置入口のフ
イルターは、容器洗浄装置へ送られる洗浄水中の微生物
・異物の除去を行なう。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を図1について説明する。1
4は容器洗浄装置で、容器17を洗浄する洗浄ノズル1
5、16を備える。8は使用された洗浄水を回収するた
めのドレンパンで、中間に回収ポンプ9を備えた回収配
管13により、バランスタンク2と接続されている。バ
ランスタンク2には回収された洗浄水を一部排水するた
めのオーバーフロー配管12が設けてある。バランスタ
ンク2出口タンクには、洗浄水を送るための送水ポンプ
10と、洗浄水中の異物を取り除くためのフイルター1
1を設ける。
【0012】フイルター11の2次側には、オゾン水供
給装置1からオゾン水供給配管5を通して送られるオゾ
ン水と洗浄水とを混合する混合器6が設けてある。混合
器6の下流には、洗浄水を一定時間貯液できるホールド
タンク3と、洗浄水中の微生物・異物を取り除くための
除菌フイルター4が設けてあり、これらバランスタンク
2、送水ポンプ10、フイルター11、混合器6、ホー
ルドタンク3、除菌フイルター4は、洗浄水供給配管7
により一連に結ばれ、容器洗浄装置14へ接続されてい
る。
【0013】次に、本装置の作用を説明する。容器洗浄
装置14にて洗浄ノズル15、16から噴射され容器1
7を洗浄した洗浄水は、ドレンパン8にて全量回収され
る。回収された洗浄水は、回収ポンプ9により回収配管
13を介してバランスタンク2へ送られる。バランスタ
ンク2では、回収された洗浄水の一部、すなわちオゾン
水供給装置1から供給されるオゾン水と、ほぼ同量の洗
浄水がオーバーフロー配管12より系外へ排出される。
【0014】オゾン水供給装置1では、別に供給される
酸素及び清水より、公知の方法により、所定量、所定濃
度のオゾン水を製造し、オゾン水供給配管5を通して混
合器6へオゾン水を供給する。一方、バランスタンク2
の洗浄水は、送水ポンプ10により所定量、混合器6へ
供給される。洗浄水は、途中フイルター11により10
数μm以上の異物は取り除かれる。これにより後述する
ホールドタンク3内でのオゾン消費量を少なくすること
ができる。混合器6では、上記洗浄水とオゾン水とを混
合し、所定濃度のオゾンを含んだ洗浄水を作り出す。
【0015】混合器6でオゾン水と混合された洗浄水
は、ホールドタンク3へ送られる。ホールドタンク3で
は、容器洗浄装置14より回収され、フイルター11に
より一定の異物を取り除かれた洗浄水中の、微生物、有
機物、異物をオゾンの公知の作用により分解することに
より、洗浄水を容器洗浄に適する水質に改良する。ホー
ルドタンク3は、送られてきた洗浄水を含有するオゾン
により殺菌するのに必要な貯水時間を保持する容量を有
している。殺菌に必要な貯水時間は通常2〜10分程度
である。
【0016】ホールドタンク3は、密閉型タンクになっ
ており、タンク内は洗浄水で満水にされ、送水ポンプ1
0の吐出圧により加圧されており、その圧力により洗浄
水を容器洗浄装置14へ送液する。ホールドタンク3内
の圧力が所定圧以上に上昇した場合は、ホールドタンク
3に設けた安全弁18が作動し、ホールドタンク3内の
圧力を減圧する構造となっている。これによりホールド
タンク3で洗浄水中のオゾンがガスとして分離すること
を防ぎ、洗浄水のオゾン濃度の保持及び洗浄水の殺菌・
有機物の分解を効率良く行なうことができる。
【0017】洗浄水は、ホールドタンク3で上記の通り
処理された後、ホールドタンク3の圧力により洗浄水供
給配管7を流れ容器洗浄装置14入口の除菌フイルター
4で微生物・有機物を除去された後、容器洗浄装置14
へ送られ、容器17の洗浄を行なう。オゾン水供給装置
1で作られるオゾン水のオゾン濃度、及び混合器6での
オゾン水と洗浄水の混合割合を調整することにより、ホ
ールドタンク3内での殺菌処理後の洗浄水にオゾンを残
留させ、オゾンを含有した洗浄水で容器17を洗浄する
ことで、洗浄・殺菌効果を高めることができる。
【0018】
【考案の効果】本考案は、容器洗浄装置へ洗浄水を供給
する装置において、使用済の容器洗浄水を回収する装置
と、回収した洗浄水を貯水するバランスタンクと、洗浄
水をろ過するフイルターと洗浄水にオゾン水を供給する
オゾン水供給装置とオゾンにより洗浄水の殺菌・有機物
分解処理を行なうホールドタンクとを設け、これらを一
連の配管で結ぶことにより、容器洗浄水を大部分再使用
できるようになった。また、容器洗浄水にオゾン水を供
給することにより、容器洗浄装置での容器洗浄・殺菌効
果を高めることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の系統図である。
【図2】従来装置の系統図である。
【符号の説明】
1 オゾン水供給装置 2 バランスタンク 3 ホールドタンク 6 混合器 10 送水ポンプ 11 フイルター 14 容器洗浄装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−111466(JP,A) 特開 昭49−66180(JP,A) 特開 平2−268881(JP,A) 実開 昭61−103062(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器洗浄装置へ洗浄水を供給する洗浄水
    供給装置において、容器を洗浄した洗浄水を回収し所定
    の量を貯蔵するバランスタンクと、該バランスタンクか
    らフイルターを介して供給する洗浄水とオゾン水供給装
    置から供給するオゾン水とを混合し所定の濃度のオゾン
    を含有した洗浄水にする混合器と、該混合器から供給さ
    れる洗浄水を所定の時間貯蔵することにより殺菌処理を
    するホールドタンクとを有し、該ホールドタンクより洗
    浄水を前記容器洗浄装置へ供給するようにしたことを特
    徴とする容器洗浄装置の洗浄水供給装置。
JP2272391U 1991-04-08 1991-04-08 容器洗浄装置の洗浄水供給装置 Expired - Fee Related JP2500733Y2 (ja)

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JP6108391B2 (ja) * 2013-06-05 2017-04-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 バランスタンク

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