JP2809687B2 - プロピレン系樹脂フイルム - Google Patents

プロピレン系樹脂フイルム

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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、透明性に優れると共に、紫外線遮断性に優
れその経時的低下のないプロピレン系樹脂フイルムに関
し、各種包装用資材等として有用なフイルムに関する。
(ロ)従来の技術 従来より、プロピレン系樹脂フイルムは、その優れた
透明性、機械的性質等を生かして、食品包装、繊維包装
等の各種包装用資材を中心とした広範囲な用途に使用さ
れている。
しかしながら、プロピレン系樹脂フイルム自体は紫外
線遮断性がないことから、包装用資材として用いたとき
の紫外線による被包装物の変色、変質、劣化等の発生が
問題になるような用途においては、フイルム面に印刷
を施すか、またはアルミニウムを蒸着する、フイルム
面に有機系の紫外線吸収剤または紫外線吸収能を有する
無機系物質を溶液または分散液として塗布する、フイ
ルム基材に有機系の紫外線吸収剤を添加する、フイル
ム基材に紫外線吸収能を有する無機系物質を添加する、
等の方法によつて、フイルムに紫外線遮断性を付与して
いる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述の従来技術は、各々、は、フイルムの透明性を
犠牲にするものである、も、フイルムの透明性の大幅
な低下は避けられないと共に、塗布層の剥離等による紫
外線遮断性の経時的低下が起る、は、紫外線吸収剤の
フイルム表面へのブリードアウトによる紫外線遮断性、
透明性の経時的低下が起ると共に、フイルム表面が粘着
性を帯びる、は、紫外線遮断性の経時的低下はないも
のの、フイルムの透明性の低下は避けられない、等の問
題を有するものである。
本発明は、紫外線遮断性を付与したプロピレン系樹脂
フイルムに関し、前述の従来技術における問題点を解決
すべくなされたものであり、従つて、本発明は、透明性
に優れると共に、紫外線遮断性に優れその経時的低下の
ないプロピレン系樹脂フイルムを提供することを目的と
する。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明のプロピレン系樹脂フイルムは、以下詳述すれ
ば、プロピレン系樹脂に、一次粒子径0.005〜0.2μの粒
子が90%以上を占める酸化チタンを、該樹脂100重量部
に対して0.01〜1.5重量部配合した組成物からなり、か
つ、製膜後一軸方向の延伸倍率2〜10倍程度で二軸方向
に延伸されてなり、霞度が0.5〜3.5%であることを特徴
とする。
ここで、プロピレン系樹脂とは、プロピレンを主体と
する結晶性重合体であつて、具体的には、例えば、プロ
ピレンの単独重合体、プロピレンと、エチレン、ブテン
−1、3−メチルブテン−1等のα−オレフインとの多
元共重合体、およびこれらの混合物等をいう。なお、こ
れらプロピレン系樹脂のメルトフローレートは、0.5〜1
0g/10分であるのが好ましく、1〜5g/10分であるのが特
に好ましい。また、アイソタクチツクインデツクスは、
80%以上であるのが好ましく、90%以上であるのが特に
好ましい。
また、本発明に用いられる酸化チタンは、一次粒子径
0.005〜0.2μ、好ましくは0.005〜0.1μ、特に好ましく
は0.005〜0.05μの粒子が、90%以上、好ましくは95%
以上を占めるものである。一次粒子径0.005〜0.2μの粒
子が90%以上、とうい範囲を外れる酸化チタンでは、フ
イルムの透明性の低下が著しくなると共に、紫外線遮断
性の劣るものとなる。
なお、この酸化チタンは、耐光性改良を目的として、
珪素、アルミニウム、亜鉛等の酸化物、水酸化物等で表
面処理されたものであつてもよい。
本発明のプロピレン系樹脂フイルムは、前記プロピレ
ン系樹脂に前記酸化チタンを、該樹脂100重量部に対し
て0.01〜1.5重量部、好ましくは0.1〜1重量部、特に好
ましくは0.3〜1重量部配合した組成物からなる。酸化
チタンの配合量が0.01重量部未満では、フイルムの紫外
線遮断性が不充分であり、また、1.5重量部越過では、
フイルムの透明性の低下が著しくなる。
本発明における前記組成物の製造は、前記プロピレン
系樹脂と前記酸化チタンとを、必要に応じて、分散剤、
滑剤、帯電防止剤、アンチブロツキング剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤等をさらに添加して、一軸あるいは二
軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ミキシング
ロール等で加熱混練することによつてなされる。
なお、この際、酸化チタンは、予め樹脂に高濃度に配
合したマスターバツチとして用いてもよい。
また、分散剤、例えば、有機酸およびその金属塩、並
びに、シラン系、チタネート系、アルミニウム系等のカ
ツプリング剤等、を用いるのが好ましく、これら分散剤
の中で、ラウリン酸、ステアリン酸等の炭素数10〜26の
有機酸、および、ステアリン酸亜鉛等の炭素数10〜26の
有機酸の金属塩、並びに、イソプロピルトリイソステア
ロイルチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフエー
ト)オキシアセテートチタネート等のチタネート系カツ
プリング剤が特に好ましい。これら分散剤の添加量は、
酸化チタン100重量部に対して0.01〜50重量部とする。
また、これら分散剤は、組成物の製造時に添加して用い
てもよく、組成物の製造前に予め酸化チタンをこれら分
散剤で表面処理して用いてもよい。
さらに、本発明においては、紫外線吸収剤、例えば、
2,4−ジヒドロキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−
4−メトシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−n−
オクルオキシベンゾフエノン等のベンゾフエノン系吸収
剤、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフエニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メ
チルフエニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール等のベンゾトリア
ゾール系吸収剤、2,4−ジ−t−ブチルフエニル−3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等のベン
ゾエート系吸収剤、エチル−2−シアノ−3,5−ジフエ
ニルアクリレート等のシアノアクリレート系吸収剤等、
を添加するのが好ましい。これら紫外線吸収剤の添加量
は、プロピレン系樹脂100重量部に対して0.01〜3重量
部である。
本発明のプロピレン系樹脂フイルムは、前記組成物を
Tダイ成形、インフレーション成形等の公知の成形法で
シートまたはフイルムに製膜後、該シートまたはフイル
ムを通常の延伸温度にて二軸方向に、延伸することによ
り得られる。この延伸方法も、従来より公知の方法でよ
く、例えば、フラット状でのテンター延伸、チューブ状
でのインフレーション延伸、マンドレル延伸等がある。
なお、延伸倍率は、一軸方向に2〜10倍程度であり、縦
横の各方向にこの範囲の延伸倍率を採り得る。
なお、本発明のプロピレン系樹脂フイルムの厚みは、
10〜100μ程度であるのが好ましい。また、本発明フイ
ルムは、単層で、または他材料との積層状態で用いるこ
とができる。
(ホ)作用および効果 本発明のプロピレン系樹脂フイルムは、プロピレン系
樹脂に特定の微粒子酸化チタンを特定量配合した組成物
からなり、かつ、製膜後特定延伸倍率で二軸方向に延伸
されてなるので、透明性に優れると共に、紫外線遮断性
に優れその経時的低下のないものとなるのである。
(ヘ)実施例 実施例1 プロピレン単独重合体(メルトフローレート1.5g/10
分、アイソタクチツクインデツクス99%)100重量部
と、一次粒子径0.02〜0.05μの粒子が95%以上を占める
酸化チタンであつて、その表面を予めラウリン酸(酸化
チタン100重量部に対して20重量部)で処理したもの0.6
重量部とを、押出機で溶融混練して組成物となし、ペレ
ツト化した後、Tダイを備えた押出機より樹脂温度260
℃で溶融押出しし、20℃の冷却ロールで急冷することに
よりシートとした。次いで、このシートを、延伸温度13
0℃で縦方向に5倍延伸し、引き続きテンター延伸機に
て延伸温度165℃で横方向に10倍延伸することにより、
厚み30μの二軸延伸プロピレン系樹脂フイルムを製造し
た。
得られたフイルムの透明性、および紫外線遮断性を評
価し、結果を表に示した。
なお、透明性および紫外線遮断性の評価は、以下の方
法によつた。
透明性; JIS K6714に準拠してフイルムの霞度を測定した。ま
た、フイルムの両表面をオイル(屈折率1.515)で濡ら
し、それをスライドグラスに挟んで内部霞度も測定し
た。
紫外線遮断性; 分光光度計(島津製作所製MPS−2000型)を用いて、
波長200〜500nmでの吸光度スペクトルを求め、波長270n
mでの吸光度を目安とした。
実施例2 酸化チタンの配合量を1重量部とした外は、実施例1
と同様にして二軸延伸プロピレン系樹脂フイルムを製造
した。
得られたフイルムの透明性、および紫外線遮断性を評
価し、結果を表に示した。
実施例3 酸化チタンの配合量を0.1重量部とした外は、実施例
1と同様にして二軸延伸プロピレン計樹脂フイルムを製
造した。
得られたフイルムの透明性、および紫外線遮断性を評
価し、結果を表に示した。
実施例4 表面を予めラウリン酸で処理していない酸化チタンを
用いた外は、実施例1と同様にして二軸延伸プロピレン
系樹脂フイルムを製造した。
得られたフイルムの透明性、および紫外線遮断性を評
価し、結果を表に示した。
実施例5 分散剤としてイソプロピルトリイソステアロイルチタ
ネートを添加(酸化チタン100重量部に対して20重量
部)した外は、実施例4と同様にして二軸延伸プロピレ
ン系樹脂フイルムを製造した。
得られたフイルムの透明性、および紫外線遮断性を評
価し、結果を表に示した。
実施例6 紫外線吸収剤として、2−ヒドロキシ−4−n−オク
チルオキシベンゾフエノン0.5重量部と、2−(2′−
ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフエニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール0.3重量部とを添
加した外は、実施例1と同様にして二軸延伸プロピレン
系樹脂フイルムを製造した。
得られたフイルムの透明性、および紫外線遮断性を評
価し、結果を表に示した。
比較例1 二軸延伸せず、厚み30μの未延伸フイルムとした外
は、実施例1と同様にしてフイルムを製造した。
比較例2 酸化チタンの配合量を2重量部とした外は、実施例1
と同様にしてフイルムを製造した。
比較例3 一次粒子径0.25〜0.35μの粒子が90%以上を占める酸
化チタンを用いた外は、実施例1と同様にしてフイルム
を製造した。
比較例4 酸化チタンを配合しなかつた外は、実施例1と同様に
してフイルムを製造した。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 7:00 (56)参考文献 特開 平1−129065(JP,A) 特開 昭62−16356(JP,A) 特開 昭59−33339(JP,A) 特開 昭63−89569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08J 5/18 B29C 55/02 C08L 23/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロピレン系樹脂に、一次粒子径0.005〜
    0.2μの粒子が90%以上を占める酸化チタンを、該樹脂1
    00重量部に対して0.01〜1.5重量部配合した組成物から
    なり、かつ、製膜後一軸方向の延伸倍率2〜10倍程度で
    二軸方向に延伸されてなり、霞度が0.5〜3.5%であるこ
    とを特徴とするプロピレン系樹脂フイルム。
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