JP2808941B2 - ディスクブレーキ用エアガイド - Google Patents

ディスクブレーキ用エアガイド

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
    • F16D55/22Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のディスクブレー
キにおいてディスクロータを空冷するために用いられる
ディスクブレーキ用エアガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキ用エアガイドは、ダス
トカバーに設けた通気口を通して外気(走行風)をディ
スクロータに向けて導くようにしたものであり、十分な
冷却性を確保するためには、多くの走行風を取り込む必
要があり、エアガイドの大型化が求められる。しかし、
エアガイドの大型化は操舵時の他部材との干渉といった
問題があり、これに対処するための提案が例えば実開昭
58−96141号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した公
報にて提案されている手段は、ダストカバーに取付けら
れるエアガイドを可撓性材料にて形成して同エアガイド
が操舵時に他部材と干渉したときには弾性変形するよう
にしたものであって、他部材との接触,干渉を前提とし
たものであり、干渉問題を根本的に解決したものではな
く、エアガイドの他部材との接触による異音発生,摩耗
劣化,操舵負荷増大等の不具合は解消されない。また、
上記した手段はキャリパが車軸の前方に配置される車両
(前付キャリパ車)にはキャリパが邪魔してうまく実施
できないといった問題もある。本発明は、上記した各問
題に対処すべくなされたものであり、他部材と干渉させ
ることなく大型化が可能でしかも前付キャリパ車にも容
易に実施し得るディスクブレーキ用エアガイドを提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、ダストカバーまたはこれと
操舵時に一体的に回動するステアリング系部材に固設さ
れて外気をダストカバーに設けた通気口を通してディス
クロータに導くステアリング連動片と、サスペンション
のロアアームまたはこれと一体的に移動するサスペンシ
ョン系部材に固設されて前記ステアリング連動片の回動
軌跡外に配置され操舵中立時に前記ステアリング連動片
とにより前方に向けて開いた連続面を形成して外気を前
記ステアリング連動片に導くサスペンション連動片とで
ディスクブレーキ用エアガイドを構成した。
【0005】
【作用】本発明によるエアガイドにおいては、操舵中立
時、ステアリング連動片とサスペンション連動片によっ
て前方に向けて開いた連続面が形成され、車両前方から
サスペンション連動片に向けて流入する外気はサスペン
ション連動片にてステアリング連動片に導かれ、またス
テアリング連動片にてダストカバーに設けた通気口に導
かれてディスクロータに導かれる。したがって、ディス
クロータがサスペンション連動片とステアリング連動片
によって導かれた外気により冷却され、ディスクロータ
の過熱によるフェード,ベーパロック等の不具合が的確
に解消される。また、操舵時には、ステアリング連動片
がダストカバー等と一体的に回動するが、サスペンショ
ン連動片がステアリング連動片の回動軌跡外に配置され
ているため、ステアリング連動片とサスペンション連動
片が干渉することはない。
【0006】
【発明の効果】ところで、本発明においては、エアガイ
ドがステアリング連動片とサスペンション連動片の二部
材で構成されていて、各連動片をそれぞれ他部材と干渉
しないような小型に形成しても、操舵中立時に両連動片
にて構成されるエアガイドを大型とすることができて、
他部材との干渉を防止しつつディスクロータの冷却性を
向上させることができる。また、本発明においては、サ
スペンション連動片によりステアリング連動片に外気を
導くものであるため、キャリパが車軸の前方に配置され
る車両においてステアリング連動片を車軸の後方に配置
しても、サスペンション連動片によりキャリパの側部を
流れる外気をステアリング連動片に導くことが可能であ
り、キャリパに邪魔されることなく当該車両にも容易に
実施することができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1はキャリパ11が車軸12の前方に配置
される車両に本発明を実施した例を示していて、本発明
によるエアガイド20はステアリング連動片21とサス
ペンション連動片22によって構成されている。ステア
リング連動片21は、図1および図2にて示したよう
に、一端にてダストカバー13の車両後方内側に一体的
に取付けられていて、他端を前方に向けて湾曲形成され
ており、ダストカバー13の後方中央に設けた通気口1
3a(扇形の切欠)を通してディスクロータ14に外気
を導くようになっている。なお、キャリパ11とダスト
カバー13はストラット31の下端部に設けたステアリ
ングナックル15に一体的に組付けられており、ステア
リングナックル15はステアリングリンク16等を介し
てステアリングホイール(図示省略)に接続されてい
る。
【0008】一方、サスペンション連動片22は、下端
にてサスペンションのロアアーム32の中間部に一体的
に取付けられていて、前方に向けて湾曲形成されてお
り、図3にて示したようにステアリング連動片21の回
動軌跡(操舵によって生じる軌跡)外に配置され、操舵
中立時(直進時)にステアリング連動片21とにより前
方に向けて開いた連続面を形成して外気をステアリング
連動片21に導くようになっている。なお、サスペンシ
ョン連動片22の先端部中央には車軸12が貫通する孔
22aが設けられている。また、ロアアーム32は、中
間部にスタビライザ33の一端が固着されるものであ
り、基端にて車体に組付けられ、先端にてストラット3
1の下端にボールジョイント34を介して連結されてい
る。
【0009】上記のように構成した本実施例において
は、操舵中立時、図3の実線にて示したように、ステア
リング連動片21とサスペンション連動片22によって
前方に向けて開いた連続面が形成され、車両前方からサ
スペンション連動片22に向けて流入する外気はサスペ
ンション連動片22にてステアリング連動片21に導か
れ、またステアリング連動片21にてダストカバー13
に設けた通気口13aに導かれてディスクロータ14の
後部中央に導かれる。したがって、ディスクロータ14
がサスペンション連動片22とステアリング連動片21
によって導かれた外気により冷却され、ディスクロータ
14の過熱によるフェード,ベーパロック等の不具合が
的確に解消される。また、操舵時には、ステアリング連
動片21がダストカバー13等と一体的に回動するが、
サスペンション連動片22がステアリング連動片21の
回動軌跡外に配置されているため、ステアリング連動片
21とサスペンション連動片22が干渉することはない
(図3の一点鎖線および二点鎖線参照)。
【0010】ところで、本実施例においては、エアガイ
ド20がステアリング連動片21とサスペンション連動
片22の二部材で構成されていて、各連動片21,22
をそれぞれ他部材と干渉しないような小型に形成して
も、操舵中立時に両連動片21,22にて構成されるエ
アガイド20を大型とすることができて、他部材との干
渉を防止しつつディスクロータ14の冷却性を向上させ
ることができる。また、当該エアガイド20は、サスペ
ンション連動片22によりステアリング連動片21に外
気を導くものであるため、図1に示したようにキャリパ
11が車軸12の前方に配置される車両においてステア
リング連動片21を車軸12の後方に配置しても、サス
ペンション連動片22によりキャリパ11の側部を流れ
る外気をステアリング連動片21に導くことが可能であ
り、キャリパ11に邪魔されることなく当該車両にも容
易に実施することができる。
【0011】上記実施例においては、ステアリング連動
片21をダストカバー13に取付けて本発明を実施した
が、操舵時にダストカバー13と一体的に回動するステ
アリング系部材、例えばステアリングナックル15にス
テアリング連動片21を取付けて本発明を実施すること
も可能である。また、上記実施例においては、サスペン
ション連動片22をロアアーム32に取付けて本発明を
実施したが、ロアアーム32と一体的に移動するサスペ
ンション系部材、例えばスタビライザ33の一端にサス
ペンション連動片22を取付けて本発明を実施すること
も可能である。更に、上記実施例においては、キャリパ
11が車軸12の前方に配置される車両に本発明を実施
したが、本発明はキャリパ11が車軸12の後方に配置
される車両にも同様に実施できるものであり、その場合
にはステアリング連動片とサスペンション連動片が共に
車軸12の前方に配設される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 ステアリング連動片を取付けてなるダストカ
バーの側面図である。
【図3】 ステアリング連動片とサスペンション連動片
の関係を示す平面図である。
【符号の説明】
13…ダストカバー、13a…通気口、14…ディスク
ロータ、20…エアガイド、21…ステアリング連動
片、22…サスペンション連動片、32…ロアアーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダストカバーに設けた通気口を通して外
    気をディスクロータに向けて導くようにしたディスクブ
    レーキ用エアガイドにおいて、当該エアガイドを、前記
    ダストカバーまたはこれと操舵時に一体的に回動するス
    テアリング系部材に固設されて外気を前記通気口を通し
    て前記ディスクロータに導くステアリング連動片と、サ
    スペンションのロアアームまたはこれと一体的に移動す
    るサスペンション系部材に固設されて前記ステアリング
    連動片の回動軌跡外に配置され操舵中立時に前記ステア
    リング連動片とにより前方に向けて開いた連続面を形成
    して外気を前記ステアリング連動片に導くサスペンショ
    ン連動片とで構成したことを特徴とするディスクブレー
    キ用エアガイド。
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DE19943536C1 (de) * 1999-09-11 2001-04-05 Porsche Ag Aerodynamisches Radlagergehäuse
DE102005005113A1 (de) * 2005-02-04 2006-08-17 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Luftleitvorrichtung an einer Vorderachse bzw. Hinterachse eines Kraftfahrzeugs
FR2918329B1 (fr) * 2007-07-06 2009-10-02 Renault Sas Ecope de refroidissement pour vehicule automobile
DE102021100479A1 (de) * 2021-01-13 2022-07-14 Audi Aktiengesellschaft Fahrzeugachse mit Luftumlenkelementen und Anschlagschutzen

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