JP2807553B2 - 自動二輪車の前照灯取付構造 - Google Patents

自動二輪車の前照灯取付構造

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JP2807553B2 JP19735390A JP19735390A JP2807553B2 JP 2807553 B2 JP2807553 B2 JP 2807553B2 JP 19735390 A JP19735390 A JP 19735390A JP 19735390 A JP19735390 A JP 19735390A JP 2807553 B2 JP2807553 B2 JP 2807553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動二輪車の車体フレームに前照灯を取り付
けるための構造に関する。
〔従来の技術〕 自動二輪車の前照灯取付構造として、従来、例えば特
開平1−127469号公報に記載されているものがある。こ
れは、ヘッドパイプの前面にパイプからなる上,下一対
のアームパイプを固定し、該両アームパイプの前端に四
角形枠状のサポートパイプを固着し、該サポートパイプ
で前照灯を支持するように構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の前照灯取付構造では、アームパイプを上,
下に配置しているから、上下方向の剛性はそれほど問題
ないものの横方向の剛性が十分でなく、またパイプ自体
の剛性がそれほど大きくないことから、前照灯の取付剛
性を増大するには、上記アーム用パイプとして大径のも
のが必要となり、結局該アームパイプ部分の配置スペー
スが大きくなる問題がある。また上記アームパイプを利
用してさらに別個の車載部品を取りつける場合は、その
部品ごとにブラケットを該アームパイプに溶接固定する
必要があり、形状が複雑化するとともに、製造工数が増
大する問題がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
配置スペースが拡大することなく前照灯の取付剛性を大
幅に向上できるとともに、他の車載部品も容易に取り付
けることができる自動二輪車の前照灯取付構造を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前照灯をヘッドパイプの前方に位置するよ
うに車体フレームに取り付けるための自動二輪車の前照
灯取付構造において、板状体からなる左,右一対のアー
ムプレートを上記ヘッドパイプを挟むように配置すると
ともに該ヘッドパイプに固定し、該両アームプレートを
ヘッドパイプから前方に略平行に延長し、該延長端に棒
部材からなる枠状のランプサポートを固定し、該ランプ
サポートによって上記前照灯を支持したことを特徴とし
ている。
〔作用〕
本発明に係る自動二輪車の前照灯取付構造によれば、
板状体からなる左,右一対のアームプレートをヘッドパ
イプを挟むように配置固定するとともに、該各アームプ
レートの前端部同士をランプサポートで固定したので、
アームプレート部分はヘッドパイプの径と略等しい幅の
箱状をなすこととなり、従って、アームプレート部分の
配置スペースが拡大することなく上下方向及び横方向の
剛性が向上し、それだけ前照灯の取付剛性が増大する。
また、アームプレートが板状体であるから、このアー
ムプレートに特別のブラケットを設けることなく他の車
載部品を容易に取り付けることができ、他の部品の取付
けに当たって形状の複雑化,製造工数の増大をきたすこ
とがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による自動二
輪車の前照灯取付構造を説明するための図であり、第1
図はその側面図,第2図,第3図は第1図のII−II線断
面図,III−III線矢視図、第4図はその平面図、第5図
は該実施例構造を備えた自動二輪車の左側面図である。
図において、1は本実施例車体フレームを備えた自動
二輪車であり、該自動二輪車1は、車体フレーム2のヘ
ッドパイプ3によって下端で前端4を軸支する前フォー
ク5を左右に操向自在に軸支し、該フレーム2のリヤア
ームブラケット6によって後端で後輪7を軸支するリヤ
アーム8を上下に揺動自在に枢支し、さらに該車体フレ
ーム2の中央付近でエンジンユニット9を懸架支持して
構成されている。上記前フォーク5は左,右のフォーク
本体5aと操向軸5bとを下部,上部ブラケット5c,5dで固
定してなり、上部ブラケット5dに操向ハンドル5fが固定
されている。また上記エンジンユニット9は、水冷式4
サイクル並列2気筒型のものであり、クランクケース9a
の前部にシリンダボディ9b,シリンダヘッド9c,及びヘッ
ドカバー9dを前傾状態に積層結合してなるものである。
また上記車体フレーム2の左,右には、該フレームを
挟むように左,右の前部タンク10,10が配置され、その
後方には後部タンク11が配置されており、該後部タンク
11上にはシート12が搭載されている。
上記車体フレーム2は、メインフレーム13の前端を上
記ヘッドパイプ3に溶接固定し、該メインフレーム13の
後端に左,右一対の上記リヤアームブラケット6を溶接
固定し、かつ上記メインフレーム13のヘッドパイプ接続
部付近と上記左,右のリヤアームブラケット6とを左,
右のダウンチューブ14で連結した構造のものである。
上記メインフレーム13は、アルミ合金を押し出し成形
してなる角パイプ製の上側パイプ13a,下側パイプ13bを
上,下に配置し、該両パイプ13a,13bをアルミプレート
製の左,右プレート13cで溶接接続してなるセミモノコ
ック型のものであり、両パイプ13a,13bの上下間隔は、
前端部で上記ヘッドパイプ3の長さに略一致し、後方ほ
ど狭くなっている。また上記上側,下側パイプ13a,13b
の前半部の略水平に後方に延び、ここから下方に湾曲し
ており、側面から見ると、上側パイプ13aの上面形状は
上記前部燃料タンク10の上面形状と略一致している。ま
た上記メインフレーム13の下面と上記エンジンユニット
9のクランクケース9aとの間にはエンジンオイル用のオ
イルタンク26が配設されている。なお、6eは後輪懸架用
クッションユニット22の上端が連結されるクッションブ
ラケットであり、このクッションユニット22の下端は上
記リヤアーム8と後述する下クロスパイプ6dとを連結す
るリンク機構21に接続されている。
また上記左,右のリヤアームブラケット6は、上記メ
インフレーム13の後端近傍に溶接されて左,右に拡がる
拡開部6aと、該各拡開部6aの下端に溶接された枢支部6b
とからなり、上記左,右の拡開部6a同士,枢支部6b同士
はそれぞれ上,下クロスパイプ6c,6dで溶接接続されて
いる。この上クロスパイプ6cの中央に溶接された上記ク
ッションブラケット6eに上記上側,下側パイプ13a,13b
が前後に少し間隔をあけて溶接固定されている。なお、
6f,13dはそれぞれ上記後部タンク11の下面,前面上部を
支持するタンクブラケットである。
また上記ダウンチューブ14は、上記ヘッドパイプ3と
メインフレーム13との接続部に溶接接続されて左,右に
拡がる固着部14aと、該各固着部14aの下端と上記リヤア
ームブラケット6の枢支部6bとをボルト締めにより着脱
可能に連結する着脱部14bとからなり、上記左,右の固
着部14a同士は前クロスパイプ14cで溶接接続されてい
る。ここで第4図に示すように、上記左側の枢支部6bは
上記左側の着脱部14bと連続的に配置されているのに対
し、右側の枢支部6b′は右側の着脱部14b′から車幅方
向内側に偏位させて配置されている。また右側のフート
レスト15は上記右側の着脱部14b′と共締めによって上
記枢支部6b′に固定されており、かつ外方に拡がるよう
に屈曲している。このように枢支部6b′,フートレスト
15をそれぞれ内方,外方に偏位させているのは、キック
ペダル(図示せず)の配設空間aを確保するためであ
る。
また上記ヘッドパイプ3の前側には、上,下ボス部3
a,3bが該ヘッドパイプ3の径と略同一幅に突設されてお
り、この下ボス部3bの左,右側面はストッパ面になって
いる。即ち、上記上記操向ハンドル5fを左,右に回動さ
せると、前フォーク5の下部ブラケット5cに植設された
ストッパボルト5eが上記ストッパ面に当接し、ハンドル
の左,右切れ角が規制されるようになっている。
また上記上,下ボス部3a,3bは、左,右一対のアーム
プレート16の後端縁で挟持されており、かつ該両後端縁
の上,下隅部は左右に貫通する固定ボルト17aで固定さ
れている。この左,右のアームプレート16は平行に前方
に延び、その前端縁の上,下隅部にはランプサポート18
の取付ブラケット18cが固定ボルト17bで固定されてい
る。このランプサポート18は正面から見て横長の楕円状
をなしており、該ランプサポート18内に二灯式前照灯19
が配設されている。この前照灯19はこれの取付ブラケッ
ト19aが上記ランプサポート18に溶接固定された支持ブ
ラケット18a,18bにダンパ41を介してボルト42で固定さ
れている。また、上記ランプサホート18の上辺部に固着
された支持ブラケット18dには走行用マップ装置28が取
り付けられており、上記アームプレート16の上縁には速
度計29,及び回転計30が取り付けられている。そして上
記前照灯19付近から上記前部燃料タンク10前部,及びエ
ンジンユニット9の頭部に渡る部分はカウリング27で囲
まれている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例自動二輪車1では、左,右のアームプレート
16をヘッドパイプ3を挟持するように配置固定し、これ
の前端同士をランプサポート18で連結固定したので、該
アームプレート16部分が箱状になり、その上下方向,及
び左右方向の剛性が増大し、上記従来のアームパイプを
用いた構造に比べて前照灯19の取付剛性を大幅に向上で
きる。この場合、左,右のアームプレート16はヘッドパ
イプ13の径と略同一の幅で済み、配置スペースが増大す
ることもない。
また本実施例ではランプサポート18を支持するアーム
プレート16を平板で構成したので、特別のブラケットを
設けることなく他の車載部品をこのアームプレート16に
取り付けることができ、他の車載部品の取付にあたって
形状の複雑化,製造工数の増大を招くこともない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る自動二輪車の前照灯取付構
造によれば、平板からなるアームプレートをヘッドパイ
プにこれを挟持するように固定するとともにこれの先端
でランプサポートを支持し、該サポートに前照灯を取り
付けるようにしたので、配置スペースを拡大することな
く前照灯取付剛性を向上できる効果があり、またアーム
サポートが平板であることから他の車載部品を特別のブ
ラケットを設けることなく取り付けることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による自動二輪
車の前照灯取付構造を説明するための図であり、第1図
はその左側面図、第2図,第3図はそれぞれ第1図のII
−II線断面図、III−III線矢視図、第4図は平面図、第
5図は該実施例構造を備えた自動二輪車の左側面図であ
る。 図において、1は自動二輪車、2は車体フレーム、3は
ヘッドパイプ、16はアームプレート、18はランプサポー
ト、19は前照灯である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/04 B62J 6/02 B60Q 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前照灯をヘッドパイプの前方に位置するよ
    うに車体フレームに取り付けるための自動二輪車の前照
    灯取付構造において、板状体からなる左,右一対のアー
    ムプレートを上記ヘッドパイプを挟むように配置すると
    ともに該ヘッドパイプに固定し、該両アームプレートを
    ヘッドパイプから前方に略平行に延長し、該延長端に棒
    部材からなる枠状のランプサポートを固定し、該ランプ
    サポートによって上記前照灯を支持したことを特徴とす
    る自動二輪車の前照灯取付構造。
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