JP2806595B2 - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JP2806595B2 JP2806595B2 JP6477090A JP6477090A JP2806595B2 JP 2806595 B2 JP2806595 B2 JP 2806595B2 JP 6477090 A JP6477090 A JP 6477090A JP 6477090 A JP6477090 A JP 6477090A JP 2806595 B2 JP2806595 B2 JP 2806595B2
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- Japan
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- bucket
- product
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は商品を自動販売機の上下方向略中央から取出
すことのできる、いわゆる中間取出し型の自動販売機に
関するものである。
すことのできる、いわゆる中間取出し型の自動販売機に
関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の自動販売機として実開平1−147481号
に係るものが知られている。この自動販売機はその自動
販売機本体内にサーペンタインコラムを左右に複数並設
している。また、この各サーペンタインコラムの商品搬
出口の前面にはコンベア搬送装置を設けるとともに、こ
のコンベア搬送装置の側方にはエレベータ機構を設けて
いる。
に係るものが知られている。この自動販売機はその自動
販売機本体内にサーペンタインコラムを左右に複数並設
している。また、この各サーペンタインコラムの商品搬
出口の前面にはコンベア搬送装置を設けるとともに、こ
のコンベア搬送装置の側方にはエレベータ機構を設けて
いる。
この自動販売機によれば、顧客が商品選択ボタンを押
すとき、その選択ボタンに対応するサーペンタインコラ
ムから商品が搬出される。この搬出された商品はコンベ
ア搬送装置上に落下し、この搬送装置によりエレベータ
機構のバケット内に搬送される。バケットに搬送された
商品はエレベータ機構により上昇し、商品取出し口に搬
出される。
すとき、その選択ボタンに対応するサーペンタインコラ
ムから商品が搬出される。この搬出された商品はコンベ
ア搬送装置上に落下し、この搬送装置によりエレベータ
機構のバケット内に搬送される。バケットに搬送された
商品はエレベータ機構により上昇し、商品取出し口に搬
出される。
(発明は解決しようとする課題) しかしながら、この自動販売機では商品の販売工程と
してサーペンタインラックからコンベア搬送装置への搬
出工程、コンベア搬送装置からバケットの搬送工程、バ
ケットの待機位置から商品取出し口への搬送工程といっ
た3工程を要する。このため、顧客の商品の選択から取
出しまでに長時間を要するという問題点を有していた。
また、このように商品販売工程が多工程のため、商品に
加わる衝撃もその分増加し、商品が炭酸飲料のときはそ
の開栓の際に飲料液が溢れて、容器や手、更には周囲の
床を汚してしまうという問題点を有していた。また、こ
のようにサーペンタインラックから搬出された商品を商
品取出し口に搬送するためにエレベータ機構以外にコン
ベア搬送装置を設けることから、部品点数の増大は勿論
のこと、各装置の駆動制御が複雑になるという問題点を
有していた。
してサーペンタインラックからコンベア搬送装置への搬
出工程、コンベア搬送装置からバケットの搬送工程、バ
ケットの待機位置から商品取出し口への搬送工程といっ
た3工程を要する。このため、顧客の商品の選択から取
出しまでに長時間を要するという問題点を有していた。
また、このように商品販売工程が多工程のため、商品に
加わる衝撃もその分増加し、商品が炭酸飲料のときはそ
の開栓の際に飲料液が溢れて、容器や手、更には周囲の
床を汚してしまうという問題点を有していた。また、こ
のようにサーペンタインラックから搬出された商品を商
品取出し口に搬送するためにエレベータ機構以外にコン
ベア搬送装置を設けることから、部品点数の増大は勿論
のこと、各装置の駆動制御が複雑になるという問題点を
有していた。
本発明の目的は前記従来の問題点に鑑み、コンベア搬
送装置が不要で、かつ、商品販売時間を短くすることが
でき、また商品への衝撃を少なくすることができる自動
販売機を提供することにある。
送装置が不要で、かつ、商品販売時間を短くすることが
でき、また商品への衝撃を少なくすることができる自動
販売機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記課題を解決するため、自動販売機本体内
に左右に並列に商品収納搬出装置を設けるとともに、該
自動販売機本体の前面の上下方向略中央に商品取出し口
を設け、該各商品収納搬出装置用の商品搬出口から搬出
された商品を該商品取出し口に搬送するエレベータ機構
を有する自動販売機において、前記エレベータ機構は、
前記各商品搬出口の前面側に並列に配置するとともに、
一方が前記商品取出し口の垂直下方に位置しかつ他方と
相互に重なり合うことのできる2個のバケットと、前記
各バケットの前記商品取出し口と前記各商品搬出口との
間で昇降させる駆動機構と、前記他方のバケットの昇降
路から前記一方のバケットの昇降路に向って斜め上方に
延びる案内部材を有するとともに、該他方のバケットに
連結しかつ該案内部材に移動自在に固定された被案内部
材を有する案内機構とを備えたことを特徴とする。
に左右に並列に商品収納搬出装置を設けるとともに、該
自動販売機本体の前面の上下方向略中央に商品取出し口
を設け、該各商品収納搬出装置用の商品搬出口から搬出
された商品を該商品取出し口に搬送するエレベータ機構
を有する自動販売機において、前記エレベータ機構は、
前記各商品搬出口の前面側に並列に配置するとともに、
一方が前記商品取出し口の垂直下方に位置しかつ他方と
相互に重なり合うことのできる2個のバケットと、前記
各バケットの前記商品取出し口と前記各商品搬出口との
間で昇降させる駆動機構と、前記他方のバケットの昇降
路から前記一方のバケットの昇降路に向って斜め上方に
延びる案内部材を有するとともに、該他方のバケットに
連結しかつ該案内部材に移動自在に固定された被案内部
材を有する案内機構とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、商品収納搬出装置から搬出された商
品が一方のバケットに収容されるときは、エレベータ機
構によりこのバケットが上昇し、バケット内の商品が商
品取出し口に搬送される。
品が一方のバケットに収容されるときは、エレベータ機
構によりこのバケットが上昇し、バケット内の商品が商
品取出し口に搬送される。
また、商品収納搬出装置から搬出された商品が他方の
バケットに収容されたときも前述と同様に各バケットが
上昇する。このとき、案内機構により他方のバケットが
一方のバケット側に移動し各バケットが相互に重なり合
う。従って、一方のバケットが商品取出し口の位置に上
昇したとき、この他方のバケットも商品取出し口の位置
に上昇しており、この商品を商品取出し口から取出すこ
とができる。
バケットに収容されたときも前述と同様に各バケットが
上昇する。このとき、案内機構により他方のバケットが
一方のバケット側に移動し各バケットが相互に重なり合
う。従って、一方のバケットが商品取出し口の位置に上
昇したとき、この他方のバケットも商品取出し口の位置
に上昇しており、この商品を商品取出し口から取出すこ
とができる。
(実施例) 第1図乃至第7図(a)(b)(c)は本発明に係る
自動販売機の一実施例を示すものであり、第1図は外扉
の開状態を示す自動販売機の斜視図、第2図は本発明の
要部断面図、第3図は本発明の要部斜視図である。
自動販売機の一実施例を示すものであり、第1図は外扉
の開状態を示す自動販売機の斜視図、第2図は本発明の
要部断面図、第3図は本発明の要部斜視図である。
図中、1は断熱性箱により構成された自動販売機本体
(以下、自販機本体という)、2は自販機本体1の前面
を覆う内扉、3はこの内扉2の前面を所定間隔をおいて
覆う外扉である。この自販機本体1内(内扉2の内側)
には複数の商品収納搬出装置例えばサーペンラインラッ
ク4が収容されている。この内扉2には左右にサーペン
タインラック4用の商品搬出口5a,5bが貫通して設けら
れ、サーペンタインラック4の下部から搬出された商品
のシュート6及び各商品搬出口5a,5bを介して内扉2の
前方(後述するバケット9,10)に搬出する。他方、外扉
3はその裏面側を開口した偏平箱状に形成されており、
その上下方向略中央で外扉3の回転軸(図示しない)寄
りには箱状の商品取出し口7を設け、また、この商品取
出し口7の下方にはエレベータ機構8を設置している。
(以下、自販機本体という)、2は自販機本体1の前面
を覆う内扉、3はこの内扉2の前面を所定間隔をおいて
覆う外扉である。この自販機本体1内(内扉2の内側)
には複数の商品収納搬出装置例えばサーペンラインラッ
ク4が収容されている。この内扉2には左右にサーペン
タインラック4用の商品搬出口5a,5bが貫通して設けら
れ、サーペンタインラック4の下部から搬出された商品
のシュート6及び各商品搬出口5a,5bを介して内扉2の
前方(後述するバケット9,10)に搬出する。他方、外扉
3はその裏面側を開口した偏平箱状に形成されており、
その上下方向略中央で外扉3の回転軸(図示しない)寄
りには箱状の商品取出し口7を設け、また、この商品取
出し口7の下方にはエレベータ機構8を設置している。
第2図及び第3図はこのエレベータ機構8を示してい
る。即ち、このエレベータ機構8は、2個のバケット9,
10と、このバケット9,10を昇降させる駆動機構11と、こ
の各バケット9,10を案内する案内機構12とを有し、内扉
2と外扉3との間には各バケット9,10の昇降路1aを形成
している。
る。即ち、このエレベータ機構8は、2個のバケット9,
10と、このバケット9,10を昇降させる駆動機構11と、こ
の各バケット9,10を案内する案内機構12とを有し、内扉
2と外扉3との間には各バケット9,10の昇降路1aを形成
している。
この各バケット9,10はそれぞれ上面を開口した箱体に
て形成したものである。バケット9,の底板9aにはクッシ
ョン性のゴムラバー9bを接着し、また、バケット10の底
板10aの上方にはゴムラバー10bを底板9aの裏面に固着し
てある支持金具9dに支持されているローラ9c及びローラ
10cにて張設し、商品落下衝撃を緩衝するようになって
いる。また、バケット10はバケット9よりも多少大きく
形成するとともに、各バケット9,10の対向面を開口し、
第4図に示すようにバケット10をバケット9側に移動す
るとき各バケット9,10が重なり合うようになっている。
また、ゴムラバー10bの商品がゴムラバー9bに衝突する
ことなく滑らかにゴムラバー9b上に移動できるように、
ゴムラバー10bの面がゴムラバー9bの面よりやや高くな
るよう設定されている。
て形成したものである。バケット9,の底板9aにはクッシ
ョン性のゴムラバー9bを接着し、また、バケット10の底
板10aの上方にはゴムラバー10bを底板9aの裏面に固着し
てある支持金具9dに支持されているローラ9c及びローラ
10cにて張設し、商品落下衝撃を緩衝するようになって
いる。また、バケット10はバケット9よりも多少大きく
形成するとともに、各バケット9,10の対向面を開口し、
第4図に示すようにバケット10をバケット9側に移動す
るとき各バケット9,10が重なり合うようになっている。
また、ゴムラバー10bの商品がゴムラバー9bに衝突する
ことなく滑らかにゴムラバー9b上に移動できるように、
ゴムラバー10bの面がゴムラバー9bの面よりやや高くな
るよう設定されている。
前記駆動機構11は上下に延びるガイド枠13を有する。
このガイド枠13はその下部前面に駆動モータ14を取付け
るとともに、その上下の裏面にはエンドレスチェーン15
を巻回したスプロケット16を取付け、この駆動モータ14
の回転力をスプロケット16を介してチェーン15に伝達し
ている。また、この駆動機構11は各バケット9,10とチェ
ーン15とを連結する第1乃至第3連結部材17,18,19を有
している。
このガイド枠13はその下部前面に駆動モータ14を取付け
るとともに、その上下の裏面にはエンドレスチェーン15
を巻回したスプロケット16を取付け、この駆動モータ14
の回転力をスプロケット16を介してチェーン15に伝達し
ている。また、この駆動機構11は各バケット9,10とチェ
ーン15とを連結する第1乃至第3連結部材17,18,19を有
している。
第1連結部材17はガイド枠13を裏側から覆うように断
面コ字状に形成されたものである。この第1連結部材17
の背面にはバケット9側に延びる固定金具17aを有し、
この固定金具17aによりバケット9に連結している。ま
た、第1連結部材17を両側板の上部にはそれぞれガイド
枠13の前面を転動するローラ17bが取付けられ、このロ
ーラ17bにより第1連結部材17がガイド枠13に沿って移
動できるようになっている。
面コ字状に形成されたものである。この第1連結部材17
の背面にはバケット9側に延びる固定金具17aを有し、
この固定金具17aによりバケット9に連結している。ま
た、第1連結部材17を両側板の上部にはそれぞれガイド
枠13の前面を転動するローラ17bが取付けられ、このロ
ーラ17bにより第1連結部材17がガイド枠13に沿って移
動できるようになっている。
前記第2連結部材18は、第5図の斜視図に示すよう
に、固定金具18aと、スライド案内枠18bと、スライド板
18cとからなる。この固定金具18aは断面L字状に形成さ
れ、第1連結部材17の背面に固定するとともに、固定金
具18aの水平板上にバケット9の長手方向に沿って延び
るスライド案内枠18bを固着している。このスライド案
内枠18b内にはバケット10の長手方向に沿って延びるス
ライド板18cが摺動自在に嵌入しており、スライド板18c
の先端に固着したバケット10をバケット9側に移動でき
るようになっている。
に、固定金具18aと、スライド案内枠18bと、スライド板
18cとからなる。この固定金具18aは断面L字状に形成さ
れ、第1連結部材17の背面に固定するとともに、固定金
具18aの水平板上にバケット9の長手方向に沿って延び
るスライド案内枠18bを固着している。このスライド案
内枠18b内にはバケット10の長手方向に沿って延びるス
ライド板18cが摺動自在に嵌入しており、スライド板18c
の先端に固着したバケット10をバケット9側に移動でき
るようになっている。
前記第3連結部材19はガイド枠13を裏側から覆うよう
断面コ字状に形成したものである。この第3連結部材19
の両側板にはそれぞれローラ19aが取付けられ、このロ
ーラ19aがガイド枠13の両側に上下に延びるガイド路13a
内を転動し、この第3連結部材19をガイド枠13に沿って
移動するようになっている。この第3連結部材19の上部
は第2連結部材18に軸19bにより支承され、またその下
部にはL字状の連結片19cを有している。この連結片19c
の穴19dにはチェーン15の転子ピン15aが貫通連結し、チ
ェーン15を介してこの第3連結部材19が上下動できるよ
うになっている。
断面コ字状に形成したものである。この第3連結部材19
の両側板にはそれぞれローラ19aが取付けられ、このロ
ーラ19aがガイド枠13の両側に上下に延びるガイド路13a
内を転動し、この第3連結部材19をガイド枠13に沿って
移動するようになっている。この第3連結部材19の上部
は第2連結部材18に軸19bにより支承され、またその下
部にはL字状の連結片19cを有している。この連結片19c
の穴19dにはチェーン15の転子ピン15aが貫通連結し、チ
ェーン15を介してこの第3連結部材19が上下動できるよ
うになっている。
前記案内機構12は案内部材例えば案内板20と、被案内
部材例えば案内ローラ21とからなり、この案内板20は第
1図に示すように外扉3の裏側に斜めに設置され、その
上端はガイド枠13の上端近傍に位置している。他方、各
案内ローラ21は取付け板22を介して第2連結部材18のス
ライド板18cの先端に連結している。また、この各案内
ローラ21の間には案内板20が通っており、第6図に示す
ように、各バケット9,10が上昇するに伴ないバケット10
をバケット9側の昇降路1aに移動させるようになってい
る。
部材例えば案内ローラ21とからなり、この案内板20は第
1図に示すように外扉3の裏側に斜めに設置され、その
上端はガイド枠13の上端近傍に位置している。他方、各
案内ローラ21は取付け板22を介して第2連結部材18のス
ライド板18cの先端に連結している。また、この各案内
ローラ21の間には案内板20が通っており、第6図に示す
ように、各バケット9,10が上昇するに伴ないバケット10
をバケット9側の昇降路1aに移動させるようになってい
る。
23はエレベータ機構8に設けられたバケット回転機構
である。この回転機構23はガイド枠13の前面に上下に延
びる係止板24を有し、またその上端側には第1連結部材
17のローラ17bを前方に導く湾曲板25を有している。ま
た、第1連結部材17には略U字状のワイヤ26が軸支され
るとともに、このワイヤ26一部が係止板24とガイド枠13
との間に位置し、第1連結部材17が第7図(b)に示す
ように、ガイド枠13の上端側に移動したときこの第1連
結部材17の上方への移動の規制するようになっている。
である。この回転機構23はガイド枠13の前面に上下に延
びる係止板24を有し、またその上端側には第1連結部材
17のローラ17bを前方に導く湾曲板25を有している。ま
た、第1連結部材17には略U字状のワイヤ26が軸支され
るとともに、このワイヤ26一部が係止板24とガイド枠13
との間に位置し、第1連結部材17が第7図(b)に示す
ように、ガイド枠13の上端側に移動したときこの第1連
結部材17の上方への移動の規制するようになっている。
尚、27はエレベータ機構8を支持する支持板で、この
支持板27及びガイド枠13の下端を介してエレベータ機構
8を外扉3に固定している。28はガイド枠13の上下に取
付けられた近接スイッチで、第3連結部材19の一側に突
出した検知板19eがこの近接スイッチ28の感応域を通る
ことにより駆動モータ14を停止させる。
支持板27及びガイド枠13の下端を介してエレベータ機構
8を外扉3に固定している。28はガイド枠13の上下に取
付けられた近接スイッチで、第3連結部材19の一側に突
出した検知板19eがこの近接スイッチ28の感応域を通る
ことにより駆動モータ14を停止させる。
次に、本実施例に係る自動販売機の商品の販売工程を
説明する。即ち、顧客が図示しない商品選択ボタンを押
し商品を選択したときは、この選択商品に対応するサー
ペンタインコラム4からシュート6上に商品Aが落下す
る。この落下した商品Aはシュート6上を転動し、各商
品搬出口5a又は5bを介して各バケット9,10のいずれかに
収容される。
説明する。即ち、顧客が図示しない商品選択ボタンを押
し商品を選択したときは、この選択商品に対応するサー
ペンタインコラム4からシュート6上に商品Aが落下す
る。この落下した商品Aはシュート6上を転動し、各商
品搬出口5a又は5bを介して各バケット9,10のいずれかに
収容される。
ここで、商品Aが第7図(a)に示すように、バケッ
ト9に収容されたときは、駆動モータ14が駆動し、スプ
ロケット16を介してチェーン15を上下に動作させる。こ
れにより、第3連結部材19が上方に移動し、この第3連
結部材19とともに各バケット9,10がガイド枠13の上端に
移動する。
ト9に収容されたときは、駆動モータ14が駆動し、スプ
ロケット16を介してチェーン15を上下に動作させる。こ
れにより、第3連結部材19が上方に移動し、この第3連
結部材19とともに各バケット9,10がガイド枠13の上端に
移動する。
このように、各バケット9,10がガイド枠13の上端に移
動するとき、第7図(b)に示すように、第1連結部材
17のローラ17bがバケット回転機構23の湾曲板25に沿っ
て斜め前方に案内され、軸19bを中心に第1連結部材17
が僅かに反時計回りに回転する。これにより、バケット
9,10が商品取出し口7に向って僅かに傾く。
動するとき、第7図(b)に示すように、第1連結部材
17のローラ17bがバケット回転機構23の湾曲板25に沿っ
て斜め前方に案内され、軸19bを中心に第1連結部材17
が僅かに反時計回りに回転する。これにより、バケット
9,10が商品取出し口7に向って僅かに傾く。
しかる後、第7図(c)に示すように、第3連結部材
19がガイド枠13の上端に達する。このとき、第1連結部
材17のローラ17bは湾曲板25から外れるが、ワイヤ26の
下端が係止板24の上端に係止しており、このワイヤ26の
係止作用により、第1連結部材17が軸19bを中心に更に
反時計回りに回転し、これに伴ない各バケット9,10が更
に反時計に回転する。これにより、バケット9内の商品
Aが商品取出し口7に搬出される。
19がガイド枠13の上端に達する。このとき、第1連結部
材17のローラ17bは湾曲板25から外れるが、ワイヤ26の
下端が係止板24の上端に係止しており、このワイヤ26の
係止作用により、第1連結部材17が軸19bを中心に更に
反時計回りに回転し、これに伴ない各バケット9,10が更
に反時計に回転する。これにより、バケット9内の商品
Aが商品取出し口7に搬出される。
また、このように商品の搬出動作が完了したとき、即
ち第3連結部材19の検知板19eが上部の近接スイッチ28
の感応面に達したときは、駆動モータ14が図示しないタ
イマにより僅かな時間停止する。この停止時間が経過し
たときは、駆動モータ14が逆回転し、各バケット9,10を
下降させる。このバケット9,10の下降工程で、検知板19
eが下部の近接スイッチ28の感応面に達したときこの駆
動モータ14が停止し、各バケット9,10が待機状態とな
る。
ち第3連結部材19の検知板19eが上部の近接スイッチ28
の感応面に達したときは、駆動モータ14が図示しないタ
イマにより僅かな時間停止する。この停止時間が経過し
たときは、駆動モータ14が逆回転し、各バケット9,10を
下降させる。このバケット9,10の下降工程で、検知板19
eが下部の近接スイッチ28の感応面に達したときこの駆
動モータ14が停止し、各バケット9,10が待機状態とな
る。
他方、サーペンタインラック4から搬出された商品A
がバケット10内に搬出されたときは、前述と同様に各バ
ケット9,10が上昇するが、この上昇工程においてバケッ
ト10は第6図に示すように動作する。即ち、バケット10
に取付けられた案内ローラ21が案内板20に沿って移動す
るため、バケット10の上昇に伴なってバケット10がバケ
ット9側に移動し、バケット10がガイド枠13の上端に達
するときはバケット9と重なり合う状態となる。従っ
て、この各バケット9,10の上昇工程でバケット10内の商
品Aがバケット9側に移動し、商品取出し口7に搬出さ
れることとなる。
がバケット10内に搬出されたときは、前述と同様に各バ
ケット9,10が上昇するが、この上昇工程においてバケッ
ト10は第6図に示すように動作する。即ち、バケット10
に取付けられた案内ローラ21が案内板20に沿って移動す
るため、バケット10の上昇に伴なってバケット10がバケ
ット9側に移動し、バケット10がガイド枠13の上端に達
するときはバケット9と重なり合う状態となる。従っ
て、この各バケット9,10の上昇工程でバケット10内の商
品Aがバケット9側に移動し、商品取出し口7に搬出さ
れることとなる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、他方のバケッ
トが上昇する伴ない、このバケットが案内機構により一
方のバケット側に移動するから、従来の如くコンベア搬
送装置を設けることなく他方のバケット内の商品を商品
取出し口に搬送することができる。従って、部品点数が
軽減されるとともに、コンベア搬送工程がなくなり、商
品の販売時間が短くなるという利点を有する。
トが上昇する伴ない、このバケットが案内機構により一
方のバケット側に移動するから、従来の如くコンベア搬
送装置を設けることなく他方のバケット内の商品を商品
取出し口に搬送することができる。従って、部品点数が
軽減されるとともに、コンベア搬送工程がなくなり、商
品の販売時間が短くなるという利点を有する。
第1図乃至第7図(a)(b)(c)は本発明の一実施
例を示すもので、第1図は自動販売機の開扉状態を示す
斜視図、第2図は本発明の要部を示す断面図、第3図は
本発明の要部を示す斜視図、第4図はバケットを示す断
面図、第5図は第1及び第2連結部材とバケットとの組
付け斜視図、第6図は案内機構の作用を示す説明図、第
7図は(a)(b)(c)はバケットの商品搬送工程を
示す説明図である。 図中、1……自動販売機本体、1a……昇降路、4……サ
ーペンタインラック、5a,5b……商品搬出口、7……商
品取出し口、8……エレベータ機構、9,10……バケッ
ト、11……駆動機構、12……案内機構、20……案内板、
21……案内ローラ、A……商品。
例を示すもので、第1図は自動販売機の開扉状態を示す
斜視図、第2図は本発明の要部を示す断面図、第3図は
本発明の要部を示す斜視図、第4図はバケットを示す断
面図、第5図は第1及び第2連結部材とバケットとの組
付け斜視図、第6図は案内機構の作用を示す説明図、第
7図は(a)(b)(c)はバケットの商品搬送工程を
示す説明図である。 図中、1……自動販売機本体、1a……昇降路、4……サ
ーペンタインラック、5a,5b……商品搬出口、7……商
品取出し口、8……エレベータ機構、9,10……バケッ
ト、11……駆動機構、12……案内機構、20……案内板、
21……案内ローラ、A……商品。
Claims (1)
- 【請求項1】自動販売機本体内に左右に並列に商品収納
搬出装置を設けるとともに、該自動販売機本体の前面の
上下方向略中央に商品取出し口を設け、該各商品収納搬
出装置用の商品搬出口から搬出された商品を該商品取出
し口に搬送するエレベータ機構を有する自動販売機にお
いて、 前記エレベータ機構は、 前記各商品搬出口の前面側に並列に配置するとともに、
一方が前記商品取出し口の垂直下方に位置しかつ他方と
相互に重なり合うことのできる2個のバケットと、 前記各バケットを前記商品取出し口と前記各商品搬出口
との間で昇降させる駆動機構と、 前記他方のバケットの昇降路から前記一方のバケットの
昇降路に向って斜め上方に延びる案内部材を有するとと
もに、該他方のバケットに連結しかつ該案内部材に移動
自在に固定された被案内部材を有する案内機構とを備え
た ことを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6477090A JP2806595B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6477090A JP2806595B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 自動販売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265090A JPH03265090A (ja) | 1991-11-26 |
| JP2806595B2 true JP2806595B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=13267768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6477090A Expired - Fee Related JP2806595B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806595B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5272403B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2013-08-28 | パナソニック株式会社 | 自動販売機 |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP6477090A patent/JP2806595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03265090A (ja) | 1991-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |