JP2805764B2 - 情報処理方法 - Google Patents

情報処理方法

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JP2805764B2
JP2805764B2 JP63223626A JP22362688A JP2805764B2 JP 2805764 B2 JP2805764 B2 JP 2805764B2 JP 63223626 A JP63223626 A JP 63223626A JP 22362688 A JP22362688 A JP 22362688A JP 2805764 B2 JP2805764 B2 JP 2805764B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は情報処理方法、特に発呼に用いる電話番号を
読み取る情報処理方法に関する。
[従来の技術] 従来の多機能電話機では、電話番号の入力操作の簡略
化あるいはダイヤルミスの防止のため、種々の自動ない
し半自動的なダイヤル方式が用いられている。
たとえば、繰り返し使用する電話番号を2桁程度の短
縮番号で登録しておき、再度電話をかける時は短縮番号
のみの入力によりダイヤルを行なう短縮ダイヤル方式
や、ワンタッチキーなどの特定キーに相手局の電話番号
を割り当て、登録し、このキーの押下のみにより発呼を
行なう方式が知られている。
また、最近では、電話番号をバーコードとして印刷し
てある特殊な名刺を電話機自身が読み込んで、内蔵のバ
ーコード読取装置で電話番号を得て自動発信する多機能
電話機、あるいは所定の書式に基づいて通常文字により
記載または印刷された電話番号を光学的に読み取り、認
識しこれを発呼に用いる方式も考えられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例においてバーコード読み取
りを行なう、あるいは光学読み取りを行なう場合には種
々の制約がある。これらの方式では、従来の場合、読み
取られるバーコードなり、電話番号を示す文字が所定の
様式の書類(名刺など)の所定位置に記載または印刷さ
れている必要がある。バーコード名刺方式の場合には、
従来方式では所定の規格に沿って製作された名刺以外の
名刺、たとえば、通常文字のみにより電話番号が印刷さ
れたものは扱うことができない。また、光学読み取り方
式の場合も同様で、多くの場合電話番号は所定の桁位置
にあわせて記載または印刷されていなければならず、広
告チラシ、パンフレットなどに印刷された電話番号を読
み取ることはできなかった。
以上の問題は、電話番号に限定されず、所定の選択番
号を用いる各種の回線を用いる通信装置に共通するもの
である。
本発明の課題は、以上の問題を解決し、あらゆる通常
の書類、印刷物に記載または印刷された選択番号を読み
取り、これを用いて発呼を行なえる通信装置を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を解決するために、本発明においては、書
類の画像情報を光学的に読取り、前記読み取られた画像
情報から電話番号に先行する文字ないしマークなどの所
定画像を検出し、前記所定画像に後続する電話番号の画
像を、縦書きか横書きかに応じて漢数字或は英数字とし
て認識し、前記漢数字或は英数字として認識して得た電
話番号の数値情報を用いて相手局を発呼する構成を採用
した。
[作用] 以上の構成によれば、光学的に読み取られた書類の画
像情報から電話番号に先行する文字ないしマークなどの
所定画像を検出し、この所定画像に後続する電話番号の
画像を、縦書きか横書きかに応じて漢数字或は英数字と
して認識し、この認識により得られた電話番号の数値情
報を用いて相手局を発呼する。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。ここでは2つの実施例を示すが、これらはいず
れも多機能電話機に関するものである。
第1実施例 第1図は本発明による多機能電話機の第1の実施例の
外観を示している。
図示のように、第1図の電話機本体11は、ハンドセッ
ト1a、プッシュボタン1b、電話番号、時刻の表示のため
の表示器8を有しており、これらは従来の電話機と同様
に構成されている。
表示器8の横には表示脇ボタン9、10が設けられてい
る。表示脇ボタン9、10は、後述のように表示器8に表
示された電話番号の選択を行なうためのものである。本
実施例では、名刺の電話番号を光学的に読み取り、認識
し、発呼に用いるが、名刺には自宅、本社、支社などの
複数の電話番号が記載されていることが多いので、これ
らのうち2つを読み取り、認識して表示器8に表示し、
表示脇ボタン9、10によりいずれかの電話番号を選択し
て用いる。
さらに本実施例では、名刺挿入口(以下スロットとい
う)12が設けられている。このスロット12は、電話番号
を読み取るべき名刺の挿入のためのもので、後述のよう
に内部に名刺の搬送、および光学読み取りのための機構
を有する。
電話機本体11の後部には、通信用の電話線13および装
置への電源供給のための電源線14が設けられている。
第2図に第1図の電話機に内蔵された制御系の構造を
示す。
第2図において符号1は電話機本体の回路を示し、前
記ハンドセット1aのための音声信号増幅部、プッシュボ
タン1bの入力回路、回線制御回路、電源回路などから構
成されている。この本体回路1の構成は従来と同様であ
る。なお、本実施例では、本体回路1は上記各部に加
え、入力された電話番号データに基づき対応したダイヤ
ル信号を回線に送出する公知のダイヤリング回路を内蔵
するものとする。
符号2は本装置の全体を制御するための中央処理装置
(以下CPUという)で、制御のためのメモリ3が接続さ
れている。
メモリ3はROM3aとRAM3dの2つにわかれており、ROM3
a内には制御用プログラム3bや表示用文字フォント3cが
内蔵されている。また、RAM3dには名刺のドットイメー
ジを展開して貯蔵しておく領域3eや、電話番号を記録し
ておく領域3f、3g、またプログラムのためのデータの記
憶領域3hなどで構成される。
メモリ3以外には、下記の各部材がCPU2の被制御部材
として接続されている。
まず、符号4〜7は名刺の電話番号を読み取るための
ものである。このうち、イメージセンサ4はCCDライン
センサなどから構成される。また、符号5は名刺を装置
内に取り込んだり排出したりするための搬送部、符号6
は名刺が挿入口に入れられたかどうかを感知するための
センサ、符号7は名刺の装置内への取込が完了したかど
うかを感知するためのセンサである。これらの回路、機
構(4〜7)は後述のように、スロット12の周辺に設け
られる。
次に、符号8は電話番号を表示するための2ライン幅
の液晶表示装置で、不図示の公知の表示制御回路などを
介して接続される。
また、符号9、10は前述の表示脇ボタンで、表示器8
の2ラインの表示行にそれぞれ表示された2つの電話番
号のうち、1番目ないし2番目の電話番号をそれぞれ選
択して自動呼出を行なうためのものである。
第3図は電話機本体11のスロット12内側におけるイメ
ージセンサ4、名刺搬送部5などの配置を示している。
スロット12からユーザによって名刺15が挿入される
と、センサ6が名刺15の先端部を検出し、これにより名
刺搬送部5を構成する8個の搬送ローラ5a(名刺搬送部
5の不図示のモータなどにより駆動される)の回転駆動
が開始される。これにより名刺15が図の左方に一定速度
で引き込まれていき、その過程で名刺搬送部5のローラ
5aの中央位置に設けられたイメージセンサ4が名刺15の
画像をメモリ3に取り込んでいく。
名刺15がある程度引き込まれると名刺15の先端部をセ
ンサ7が感知し、これにより搬送ローラ5aが逆回転を始
め、最終的に名刺15がスロット12から排出されて読み取
り動作が終了する。なお、センサ6、7は反射式のフォ
トセンサなどから構成される。
次に以上の構成における動作につき第4図のフローチ
ャートを参照して説明する。第4図(a)〜(c)の手
順はメモリ3のROM3aにCPU2のプログラムとして格納さ
れ、電話機本体11を電源ケーブル14に接続し、装置への
電源の供給が開始された時点で動作を開始する。
装置の電源供給が開始されると、CPU2はまず第4図
(a)のステップS1においてハンドセット1aが取り上げ
られたかどうかを判断し、取り上げられていなければ引
き続きループして待つ。
ハンドセット1aが取り上げられた場合はステップS2に
移行し、スロット12に名刺が挿入されたかどうかをセン
サ6の出力信号の変化を検出することによりチェックす
る。名刺15が挿入されていなければ、ステップS1に戻っ
てループし、挿入されていればステップS3に移行し名刺
搬送部5に名刺の取込を指示する。
なお、操作者は名刺の電話番号が記載または印刷され
た面がイメージセンサ4の方向に向くようにスロット12
への挿入を行なうが、その際、第5図(a)、(b)に
矢印でスロット12への挿入方向を示すように、名刺の書
式が横書きであるか(第5図(a)の場合)、縦書きで
あるか(第5図(b)の場合)にかかわらず名刺の行の
先頭が所定方向(ここでは挿入方向に一致)に向くよう
に名刺挿入を行なう。
スロット12に名刺15が挿入されると、ステップS4にお
いて搬送ローラ5aが定速回転を始め、名刺15が引き込ま
れるので、イメージセンサ4で名刺の印刷イメージを所
定の解像度で読み取り、読み取られた2値化データをメ
モリ3のRAM3d上の名刺イメージ領域3eに展開して蓄え
る。この動作を、ステップS5でセンサ7が名刺15の先端
部を感知するまで続ける。
名刺のイメージ取込が終了したらステップS6に移行
し、名刺搬送部5に名刺の排出を指示すると搬送ローラ
5aが逆回転し、スロット12から名刺15が排出される。
第4図(b)のステップS7ではRAM3d上の電話番号A
の記憶領域3f、電話番号Bの記憶領域3gをクリアし、ス
テップS8ではカウンタ変数「n」に1をセットする。こ
のカウンタ変数「n」は同じ名刺から電話番号を2つま
で読み取るらめのもので、電話番号の読み取り回数を示
す1、または2の2つの値をとる。
ステップS9では、画像データの記憶領域3内のデータ
を行ごとにサーチする。ここでは、第6図(a)、
(b)に示すように、横書き名刺、縦書き名刺にかかわ
らず名刺15の長手方向に相当する文字の連続する方向を
「行」の方向として扱い、符合Sr方向にサーチを行ない
つつ、公知の文字認識(OCR)のパターンマッチングの
方法を利用して「電話」、「TEL」、縦書きの「電話」
なる文字列、あるいは電話機のマークなどがある行を探
す。なお、ステップS9でn=2、つまり2度目のサーチ
の時はn=1、つまり1度目に行なった範囲より外の部
分の行をサーチする。
ステップS9で「電話」などの文字、マークのある行が
発見された場合、ステップS10でステップS11に分岐する
が、発見されなかった場合はステップS13に分岐する。
ステップS11では「電話」などの文字に続く英数字列イ
メージ、あるいは縦書きの「電話」の文字列に続く漢数
字列のイメージ文字認識(OCR)のパターンマッチング
の方法を利用して解析し、電話番号を表すコード列(AS
CIIコードなど)を得る。文字認識(OCR)のパターンマ
ッチングの方法は公知であり、ここでは詳細な説明を省
略する。文字認識処理はCPU2が行なうか、あるいは別の
認識制御系を用いても良い。
ステップS12ではカウンタ変数「n」がn=1、つま
り1度目のサーチかどうかを判断し、1度目ならステッ
プS14においてステップS9で得たコード列をRAM3d上の記
憶領域3fに記憶させ、ステップS15でカウンタ変数
「n」をn=2としてステップS9に戻り、2度目の電話
番号を得るための動作に移行する。
ステップS12でカウンタ変数「n」がn=1でなかっ
た場合にはステップS16に移行し、ステップS9で得たコ
ード列をRAM3d上の記憶領域3gに記憶させる。
ステップS17では記憶領域3f、3g内の電話番号データ
をROM3aの文字フォントの記憶領域3cに格納されたデー
タを用いて表示器8に表示する。
また、ステップS10で「電話」などの文字列が発見で
きなかった場合はステップS13に移行し、n=1、つま
り1度目で発見できなかった場合にはプログラムの最初
に戻って、新たな名刺がスロット12に挿入されるまで待
機状態となる。n=2、つまり2度目で発見できなかっ
た場合にはステップS17で電話番号の表示器8への表示
を行なう。この時、記憶領域3gはクリアされる。
その後は第4図(C)のステップS18に移り、ユーザ
が表示脇ボタン9を押下した場合にはステップS19で本
体回路1に記憶領域3fに格納された電話番号データによ
り発呼を行なうように指示してプログラムの先頭に戻
り、一連の処理を終了する。本体回路1のダイヤリング
回路は、入力されたASCIIコードなどの文字コードある
いは、バイナリデータにより表現された電話番号に対応
したダイヤル信号を回線に送信する。
また、表示脇ボタン9が押下されていないと判断され
た場合にはステップS20に移り、表示脇ボタン10が押下
された場合にはステップS21で本体回路1に記憶領域3g
に記憶された電話番号データを用いて電話呼出を行なう
ことを指示してプログラムの先頭に戻り、一連の処理を
終了する。
なお、あらかじめメモリ3の一部に記憶された電話機
本体11の市外局番と呼出先の市外局番が一致した場合に
は、市外局番を省いた形の電話番号データを本体回路1
のダイヤリング回路に入力し、このデータに基づきダイ
ヤル処理を行なわせる。
ステップS20で表示脇ボタン10が押下されていないと
判断された場合にはステップS22に移行し、新たな名刺1
5がスロット12に挿入されたかどうか判定し、名刺15が
挿入されている場合にはプログラムの先頭に戻って名刺
15の読み取り作業を最初から再度実行する。
名刺15が挿入されていない場合はステップS23に移行
し、ハンドセット1aがオンフック状態に戻されたかどう
か判定し、ハンドセット1aがオンフック状態に戻されて
いない場合はステップS18にループし、ステップS18、S2
0、S22、S23のチェックを繰り返す。ハンドセット1aが
戻されたと判断された場合には、プログラムの先頭に戻
って待機状態となる。
以上の実施例によれば、光学読み取りされた「電話」
などの文字に続く文字データを電話番号データとして認
識し、これを用いて発呼を行なうようにしているため、
従来装置のようにバーコードなどの特殊な記録方式を用
いて所定位置に電話番号データが記載、印刷されていな
くても、あらゆる名刺から電話番号データを読み取り、
これに基づいて自動的に発呼を行なえ、発呼操作の簡略
化あるいは操作ミスの防止に役立つ。特に、横書き、縦
書きに拘わらず電話番号の読み取り、認識が可能なた
め、この点でも汎用性が高い。
さらに、名刺の電話番号を複数読み取り、認識でき、
簡単なボタン操作によりこれらのうち所望の電話番号を
選択できるので、マニュアル発呼の場合とほぼ同様に名
刺に記載された電話番号情報を利用できる。
第2実施例 本発明の第2の実施例による電話機本体11の構造を第
7図に示す。ここでは、名刺ではなく、各種のチラシ、
パンフレットなどの書類、印刷物の電話番号を読み取
り、認識して発呼に用いる装置を例示する。
第7図の装置で、第1図の装置と異なってる点は表示
器8の表示領域が3行分の大きさとされ、3つの電話番
号を表示できるようになっていること、これに応じて3
つの電話番号を選択するための表示脇ボタン9aから9cが
設けられていることである。
さらに、第7図の装置では読み取り機構として、装置
上面にイメージセンサ4が設けられている。イメージセ
ンサ4は2次元CCDセンサなどにより構成され、イメー
ジセンサ4上に伏せて載置された書類、印刷物などの図
の斜線の領域内に対応した部分の画像データを読み込め
るように構成される。イメージセンサ4の読み取りタイ
ミングは読込開始ボタン20の押下により決定する。
なお、プッシュボタン1b、表示脇ボタン9aから9cは、
その上端が装置表面よりも低くされた埋め込み式の構造
とし、ユーザが書類、印刷物をイメージセンサ4にセッ
トする際に誤ってプッシュすることを防ぐ構造になって
いる。
第8図に第7図の装置の制御系の構造を示す。第8図
の回路はイメージセンサ4が上記の固定型のものに置き
換えられていること、表示脇ボタンが符号9a〜9cの3つ
になっており、これに対応してRAM3d内の電話番号のた
めのデータ領域が符号31〜33の3つになっているいるこ
と、および原稿固定型のイメージセンサ4が前記実施例
のように原稿の搬送を行なわず2次元の読み取り領域内
の画像データを取り込むもので、光学系および2次元イ
メージセンサなどから構成される以外は第2図のものと
ほぼ同様の構造を有している。
次に以上の構成における動作について、第9図
(a)、(b)のフローチャート図を参照して説明す
る。なお、本プログラムは電源を電話機本体11に接続し
た時点で動作を開始するものである。
第9図のステップS91において読込開始ボタン20が押
下されたかどうかを判断し、押下された場合にはステッ
プS92以下の書類、印刷物などの原稿の読取・分析ルー
チンに入る。なお、操作者は原稿の文字の行方向をイメ
ージセンサ4の長手方向(第7図では横方向)に整合さ
せた状態でイメージセンサ4上に載置し、所望のタイミ
ングで読み取りボタン20を押下するものとする。
ステップS92ではイメージセンサ4を起動し、ステッ
プS93で操作者がイメージセンサ4の上に載置した原稿
のイメージを読み込んで、メモリ3のRAM3d上の印刷イ
メージ領域3eに2値化データとして展開し記憶する。
ステップS94では記憶領域3eを前述同様に文字認識(O
CR)のパターンマッチングの方法で行ごとにサーチして
分析を行ない最大3個の電話番号を得る。ステップS94
の処理に関しては後に詳述する。
続いてステップS95において、得られた電話番号デー
タをRAM3d上の電話番号の記憶領域31〜33に格納する。
なお、ステップS94で得られた電話番号が3個より少な
い時は、電話番号A、B、Cをその分クリアしておく。
ステップS96では、RAM3dの領域31〜33を表示器8に表
示してプログラムの先頭に戻り、ユーザによる表示脇ボ
タン9a〜9cの押下を待つ状態となる。この状態は、表示
器8に表示される電話番号が3つであることを除いて前
述の実施例と同じである。
一方、ステップS91で読込開始ボタン20が押下されて
いないと判断された場合にはステップS97に移り、ハン
ドセット1aがオフフックされていなければループし、ユ
ーザの新たな指示を待つ。
ステップS97でハンドセット1aがオフフックされてい
ると判断されれば、第9図(b)のステップS98に進
む。
ステップS98、S101、S104は3つの表示脇ボタン9a〜9
cの押下を検出するもので、いずれかが肯定されると、
ステップS99、S102、ないしS105に進む。
ステップS99、S102、S105ではそれぞれ表示脇ボタン9
aから9cに対応した記憶領域31〜33に電話番号が記憶さ
れているかどうかを判定し、電話番号が記憶されていな
ければ第9図(a)のステップS91に戻る。
ステップS99、S102、S105で電話番号が記憶されてい
る場合にはステップS100、S103、S106にそれぞれ進み、
領域31〜33に記憶された電話番号データを本体回路1に
与え、前記同様に発呼処理を行なわせる。なお、発呼に
際しては前記実施例同様に、市外局番と呼出先の市外局
番が一致した場合は、市外局番を除いた形の電話番号を
用いる。
このようにして、イメージセンサ4により各種の書
類、印刷物から読み取り、文字認識した電話番号データ
を用いて相手局を発呼することができる。第10図
(a)、(b)は、第9図(a)のステップS94の読み
取り処理を詳細に示している。
ステップS120では電話番号を臨時に登録しておくため
のメモリのワークエリアに設定された配列、TELA、TEL
B、TELCをクリアし、カウンタに0をセットする。
ステップS121においては、文字認識(OCR)のパター
ンマッチングの方法を用いて記憶領域3e内の2値化画像
データを行ごとにサーチし、「電話」あるいは「TE
L」、あるいは縦書きの「電話」、あるいは電話機マー
クなどのある行を探す。このときのサーチ方向は第6図
の場合と同様に原稿の文字列の配列方向である。またカ
ウンタ変数「n」も前記同様にリセットされるが、ここ
では3つの電話番号を抽出するよう制御される。
また、ステップS121においてn=1、つまり2度目の
サーチの時は、n=0、つまり1度目に行なった範囲よ
り外の部分の行をサーチする。n=2、つまり3度目の
サーチの時はn=0、n=1、つまり1度目、2度目に
行なった範囲より外の部分の行をサーチする。このステ
ップS121において「電話」などの文字のある行が発見さ
れた場合はステップS122からステップS123に分岐する
が、発見されなかった場合にはこのサブルーチンをリタ
ーン終了する。
ステップS123では、前記同様に「電話」などに続く英
数字列イメージ、あるいは縦書きの「電話」の文字に続
く漢数字列イメージを文字認識(OCR)のパターンマッ
チングの方法を利用して解析し、電話番号に対応したコ
ード列を得る。
ステップS124ではn=0、つまり1度目のサーチかど
うかを判断し、1度目ならステップS125において、ステ
ップS123で得たコード列を配列TELAにセットする。同様
に、ステップS126、S127はn=1の時TELBにセットする
ことを、ステップS128、S129はn=2の時TELCにセット
することを示している。
コード列のセットが終わると第10図(b)のステップ
S130に移行してnをカウントアップし、ステップS131で
カウンタnが2以下と判断した場合にはステップS121に
戻り再び電話番号のサーチを行なう。カウンタnが2よ
り大きい(3つの電話番号を取込済み)場合には処理を
終了し第9図(a)のルーチンに戻る。その後配列TEL
A,TELB,TELCのデータは記憶領域31〜33に転送される。
このようにして3つまでの電話番号データを読み取
り、認識できる。
上記実施例においては、原稿の行の配列方向をイメー
ジセンサ4の長手方向に整合させる必要があるが、この
位置合わせを容易に行なうため、電話機本体11の上面に
第11図に示すような格子模様4aを印刷または刻印してお
くとよい。この格子模様4aに原稿の角や辺を整列させる
ことにより、操作者はイメージセンサ4の上面に印刷物
を傾けることなくセットすることができる。
上記実施例によれば、名刺などの定型原稿でなく、ま
た、電話番号がバーコードなどの特殊な形式で所定の位
置に記録されていなくても、原稿上に記載または印刷さ
れた電話番号を読み取り、認識して発呼に用いることが
できるから、従来装置よりも自由度の高い運用が可能で
ある。読み取り、認識した電話番号を用いることによ
り、発呼操作を簡略化し、操作ミスを低減できるという
効果は前述の実施例と同様である。
以上、2つの実施例を示したが、いずれの実施例にお
いても、読み取り、認識した電話番号を不揮発性メモリ
やフロッピーディスクなどの記憶装置を接続して電話番
号を記憶しておき、2度目以降の発呼は原稿なしでいつ
でも電話番号を呼び出せるようにすることもできる。
また、通常の多機能電話の各機能、例えば留守番電話
機能、転送電話機能、イタズラ電話撃退機能などを装置
に追加してもよいのはもちろんである。
さらに、以上の構成は電話機に限定されることなく、
所定回線に接続され、電話番号に相当する各種選択番
号、加入者番号などを発呼に用いる各種の通信装置に適
用することができる。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、電話番号
に先行する文字ないしマークなどの所定画像に後続する
電話番号の画像を、縦書きか横書きかに応じて漢数字或
は英数字として認識し、この認識により得られた電話番
号の数値情報を用いて相手局を発呼する構成を採用して
いるので、認識処理の精度が向上し、しかも電話番号が
漢数字、英数字のいずれにより書類に表記されていた場
合でも、認識した電話番号を用いて確実に相手局を発呼
できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による多機能電話機の外観を
示した斜視図、第2図は第1図の装置の制御系の構造を
示すブロック図、第3図は名刺搬送部5などの説明図、
第4図(a)〜(c)は全体の動作を説明するためのフ
ローチャート図、第5図(a),(b)は名刺の挿入方
向の説明図、第6図(a),(b)は画像データのサー
チ方向を示す説明図、第7図以降は異なる実施例を示す
もので、第7図は多機能電話機の上面図、第8図は電話
機の制御系のブロック図、第9図(a)、(b)は全体
の動作を説明するフローチャート図、第10図(a)、
(b)は第9図(a)の手順の一部を説明するためのフ
ローチャート図、第11図は実施例装置の上面の構造を示
した説明図である。 2…CPU 3…メモリ、4…イメージセンサ 5…名刺搬送部、6…センサ 7…センサ、8…表示器 9、9a〜9c、10…表示脇ボタン 11…電話機本体、12…スロット 15…名刺、20…読込開始ボタン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書類の画像情報を光学的に読取り、 前記読み取られた画像情報から電話番号に先行する文字
    ないしマークなどの所定画像を検出し、 前記所定画像に後続する電話番号の画像を、縦書きか横
    書きかに応じて漢数字或は英数字として認識し、 前記漢数字或は英数字として認識して得た電話番号の数
    値情報を用いて相手局を発呼することを特徴とする情報
    処理方法。
  2. 【請求項2】前記電話番号に替えて、公衆回線を介して
    接続する通信装置の選択番号とすることを特徴とする請
    求項1に記載の情報処理方法。
JP63223626A 1988-08-02 1988-09-08 情報処理方法 Expired - Fee Related JP2805764B2 (ja)

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