JP2804728B2 - 熱転写記録材料 - Google Patents
熱転写記録材料Info
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Description
クラッチ性などの良好な印像を形成するための熱転写記
録材料に関する。
の熱転写記録材料は一般に、基材上にワックスをビヒク
ルの主成分とする熱溶融性インクを塗布したものや、表
面平滑性に劣る紙にも良好な品質の印像を形成するた
め、あるいは堅牢度の良好な印像を形成するために、樹
脂をビヒクルの主成分とする熱溶融性インクを塗布した
ものである。
品、製品の管理、流通分野における商品管理、使用現場
における物品管理などに使用されているバーコードなど
を印字するのに、熱転写記録材料を使用するバーコード
プリンターやラベルプリンターが用いられるようになっ
てきている。
中にはバーコードを付した後に高温に曝されるものがあ
る。たとえば、プリント配線板の製造工程では180℃
程度、半導体の検査工程では250℃程度の加熱処理が
施される。
するバーコードなどの場合、溶剤、油などに接触する機
会が多いから、良好な耐溶剤性が要求され、また流通分
野などで使用するバーコードなどの場合、擦り作用を受
ける機会が多いから、良好な耐スクラッチ性が要求され
る。
は野外広告、選挙ポスター、一般ポスター、立看板、ス
テッカー、カタログ、パンフレット、カレンダー等、パ
ッケージ分野では軽包装袋、食品、飲料、薬品、塗料等
の容器ラベル、結束テープ等、衣料分野では品質表示ラ
ベル、工程管理用ラベル、製品管理ラベル等の多品種少
量生産のものには熱転写プリンターが用いられるように
なってきており、これらにも耐スクラッチ性、耐溶剤
性、耐熱性が要求されている。
は、転写性が優れ、かつ耐熱性、耐溶剤性、耐スクラッ
チ性を共に満足する印像を形成し得るものはなかった。
主体とする熱溶融性インクを用いる熱転写記録材料は、
転写性は良好であるが、250℃程度の高温に曝される
と分解され印像が崩れて読めなくなる場合があり、さら
に耐溶剤性や耐スクラッチ性も不充分である。またエチ
レン−酢酸ビニル共重合体などの樹脂をビヒクルの主体
とするものは、耐熱性、耐溶剤性、耐スクラッチ性は比
較的優れているが、溶融粘度が高く転写性はワックス主
体のものより劣る。またビスフェノールAジグリシジル
エーテルをビヒクルとする熱溶融性インクを用いる熱転
写記録材料が提案されている(特公昭60−59159
号公報)が、このビスフェノールA型エポキシ樹脂はカ
ーボンブラックなどの顔料の分散性がわるく、そのため
転写性が劣り、鮮明な印像がえられない。熱転写記録方
式において転写性が劣るのは致命的欠点である。
テルは、式(IV)で示される2官能エポキシ樹脂の1種
であり、液状のものや、固形のものでは一般的に60〜
150℃程度の軟化点を有するものがある。
る)。
性が良好で、かつ280℃程度までの高温に耐えうる耐
熱性を有し、さらに耐溶剤性、耐スクラッチ性が良好な
印像を形成しうる熱転写記録材料を提供することにあ
る。
クルと顔料とからなる熱溶融性インク層が設けられてな
る熱転写記録材料において、前記ビヒクルの85重量%
以上がエポキシ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中にビス
フェノールFジグリシジルエーテルおよび/またはその
臭素化物が50重量%以上含有されてなり、前記ビスフ
ェノールFジグリシジルエーテルが、式(I):
で表わされるものであり、前記臭素化物が、式(II):
p1、p2、p3およびp4はそれぞれ独立に1または
2の整数である)で表わされるものであり、前記式
(I)においてm=0であるビスフェノールFジグリシ
ジルエーテルおよび/または前記式(II)においてn=
0である臭素化物の全量が、前記式(I)で表わされる
ビスフェノールFジグリシジルエーテルおよび/または
前記式(II)で表わされる臭素化物の全量の2重量%以
下であることを特徴とする熱転写記録材料(第1発明)
に関する。
前記エポキシ樹脂がビヒクル中に95重量%以上含有さ
れていることを特徴とする熱転写記録材料(第2発明)
に関する。
発明において、前記基材と前記熱溶融性インク層との間
にワックス層が設けられ、該ワックス層の針入度が1以
下であることを特徴とする熱転写記録材料(第3発明)
に関する。
クと、マゼンタの熱溶融性インクと、シアンの熱溶融性
インクのうちの少なくとも2種が重ね合わせられ減法混
色により色の発現する領域を少なくとも含む印像を形成
するための熱転写記録材料であって、単一の基材上に、
イエローの熱溶融性インク層と、マゼンタの熱溶融性イ
ンク層と、シアンの熱溶融性インク層とが並べて設けら
れてなり、前記各色の熱溶融性インク層がビヒクルと顔
料とからなり、前記ビヒクルの85重量%以上がエポキ
シ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中にビスフェノールF
ジグリシジルエーテルおよび/またはその臭素化物が5
0重量%以上含有されてなり、前記ビスフェノールFジ
グリシジルエーテルが、式(I):
で表わされるものであり、前記臭素化物が、式(II):
p1、p2、p3およびp4はそれぞれ独立に1または
2の整数である)で表わされるものであり、前記式
(I)においてm=0であるビスフェノールFジグリシ
ジルエーテルおよび/または前記式(II)においてn=
0である臭素化物の全量が、前記式(I)で表わされる
ビスフェノールFジグリシジルエーテルおよび/または
前記式(II)で表わされる臭素化物の全量の2重量%以
下であることを特徴とする熱転写記録材料(第4発明)
に関する。
クと、マゼンタの熱溶融性インクと、シアンの熱溶融性
インクのうちの少なくとも2種が重ね合わせられ減法混
色により色の発現する領域を少なくとも含む印像を形成
するための熱転写記録材料であって、基材上にイエロー
の熱溶融性インク層が設けられた第1の熱転写記録材料
と、基材上にマゼンタの熱溶融性インク層が設けられた
第2の熱転写記録材料と、基材上にシアンの熱溶融性イ
ンク層が設けられた第3の熱転写記録材料のセットから
なり、前記各色の熱溶融性インク層がビヒクルと顔料と
からなり、前記ビヒクルの85重量%以上がエポキシ樹
脂からなり、該エポキシ樹脂中にビスフェノールFジグ
リシジルエーテルおよび/またはその臭素化物が50重
量%以上含有されてなり、前記ビスフェノールFジグリ
シジルエーテルが、式(I):
で表わされるものであり、前記臭素化物が、式(II):
p1、p2、p3およびp4はそれぞれ独立に1または
2の整数である)で表わされるものであり、前記式
(I)においてm=0であるビスフェノールFジグリシ
ジルエーテルおよび/または前記式(II)においてn=
0である臭素化物の全量が、前記式(I)で表わされる
ビスフェノールFジグリシジルエーテルおよび/または
前記式(II )で表わされる臭素化物の全量の2重量%以
下であることを特徴とする熱転写記録材料(第5発明)
に関する。
K 2235記載の針入度測定方法により、25℃の条
件下にて測定したものである。
Fジグリシジルエーテル(以下、BPFDGEと略称す
る場合もある)は2官能エポキシ樹脂の1種であり、前
記式(I)で表わされるものである。本発明で用いるB
PFDGEには、式(I)においてmの値が異なる2種
以上の混合物も含まれる。BPFDGEとしては60〜
140℃の範囲の軟化点を有するものが好ましい。
グリシジルエーテルの臭素化物(以下、Br−BPFD
GEと略称する場合もある)は、前記式(II)で表わさ
れるものである。前記式(II)において、臭素原子は通
常ビスフェノールF骨核のメチレン基に関しメタ位に置
換されている。本発明に用いるBr−BPFDGEに
は、式(II)においてnの値の異なる2種以上の混合物
も含まれる。Br−BPFDGEとしては60〜140
℃の軟化点を有するものが好ましい。Br−BPFDG
Eの代表例としては、式(III):
されるものがあげられる。
料とからなる熱溶融性インク層が設けられてなる熱転写
記録材料において、ビヒクルの85重量%以上がエポキ
シ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中に前記BPFDGE
および/またはBr−BPFDGEを50重量%以上含
有させることによって、ビヒクルの顔料分散性がよくイ
ンクの転写性がすぐれるため鮮明な印像が得られ、かつ
得られた印像が280℃程度までの高温に耐え、さらに
耐溶剤性(ケロシン、ガソリン、エタノール、トルエ
ン、四塩化炭素などに対する対溶剤性)、耐スクラッチ
性が良好である。
れるものに特定し、Br−BPFDGEを式(II)で表
わされるものに特定することによって良好な転写性など
が確保される。
るBPFDGEおよび/または前記式(II)においてn
=0であるBr−BPFDGEの全量が、前記式(I)
で表わされるBPFDGEおよび/または前記式(II)
で表わされるBr−BPFDGEの全量の2重量%以下
であることにより、耐エタノール性および耐トルエン性
がさらに向上される。
おいて、前記エポキシ樹脂をビヒクル中に95重量%以
上含有させることによって、得られる印像の耐熱性、耐
溶剤性および耐スクラッチ性がさらに向上する。
明、第2発明において、前記基材と前記熱溶融性インク
層との間に、針入度が1以下であるワックス層を設ける
ことによって、耐トルエン性、耐スクラッチ性がさらに
向上される。
像形成用熱転写記録材料を用いると、耐熱性、耐スクラ
ッチ性、耐溶剤性がすぐれ、しかも各色の熱溶融性イン
ク層の重ね合せ性が良好であるため、色再現性の良好な
カラー画像が得られる。
ルと顔料とからなり、ビヒクルがBPFDGEおよび/
またはBr−BPFDGEを50%(重量%、以下同
様)以上、より好ましくは70%以上含むエポキシ樹脂
からなるものである。
体をBPFDGEおよび/またはBr−BPFDGEで
構成してもよいが、必らずしもその必要はなく、BPF
DGEおよび/またはBr−BPFDGEを50%以上
含むエポキシ樹脂であれば、所期の効果が得られる。し
かし、その他のエポキシ樹脂を混合したビヒクルでは、
所期の効果は得られるものの、耐溶剤性の性能や前記顔
料分散性が必らずしも充分でなく、転写性が好ましいも
のといえない場合がある。したがって、BPFDGEお
よび/またはBr−BPFDGEのみからなるエポキシ
樹脂を用いることがとくに好ましい。全エポキシ樹脂中
のBPFDGEおよび/またはBr−BPFDGEの含
有量が前記範囲未満になると、ビヒクルへの顔料の分散
性がわるくなるため、転写性がわるくなる。
PFDGEを50%以上含むエポキシ樹脂はビヒクル中
で85%以上、なかんづく95%以上を占めるのが好ま
しい。エポキシ樹脂のビヒクル中における含有量が前記
範囲未満では所期の効果が奏されがたくなる。
DGEおよび/または前記式(II)においてn=0であ
るBr−BPFDGEの全量が、前記式(I)で表わさ
れるBPFDGEおよび/または前記式(II)で表わさ
れるBr−BPFDGEの全量の2%以下、なかんづく
1.5%以下であるのが好ましい。m=0であるBPF
DGEおよび/またはn=0であるBr−BPFDGE
の全量が前記範囲より多いと、耐溶剤性、とくに耐エタ
ノール性、耐トルエン性の向上効果が充分でなくなる。
ルとしてBr−BPFDGEを主成分とするものを使用
すると、インク層に難燃性を付与でき、たとえばUL規
格(UL−94V−O)に合格するものを得ることがで
きる。したがって、Br−BPFDGEを含有する熱溶
融性インク層を難燃性の基材に設けた熱転写記録材料は
高温環境下で安全に使用できる。またBr−BPFDG
Eを含有する熱溶融性インクの印像を難燃性の被転写体
に形成したものでは、より高温の環境下においてもある
いは炎に曝されても印像が消失しない。
−BPFDGEと併用できるその他のエポキシ樹脂とし
ては、たとえばつぎのものがあげられる。
ェノールAジグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノ
ールAジグリシジルエーテル、ノボラックポリグリシジ
ルエーテル、クレゾールノボラックポリグリシジルエー
テル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリ
スリトールジグリシジルエーテル、テトラフェノールエ
タンテトラグリシジルエーテルなどがあげられる。
があげられる。
ジグリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシ
ジルエステル、ダイマー酸ジグリシジルエステルなどが
あげられる。
などがあげられる。
げられる。
ルボキシレート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ルカルボキシレートなどがあげられる。
2種以上混合して使用できる。その他のエポキシ樹脂と
しては軟化温度が60℃以上のものが好ましいが、他の
エポキシ樹脂やBPFDGE、Br−BPFDGEと混
合することでビヒクル全体の軟化温度が60℃以上にな
るものであれば、液状のエポキシ樹脂も使用可能であ
る。
い範囲内でエポキシ樹脂以外の他の熱溶融性樹脂を配合
してもよい。このような熱溶融性樹脂としては、たとえ
ばエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−アルキ
ル(メタ)アクリレート共重合樹脂、フェノール樹脂、
スチレン−アクリル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リアミド樹脂などがあげられる。前記他の熱溶融性樹脂
はビヒクル全量の15%以下、なかんづく5%以下で使
用するのが好ましい。
性および転写性の点から軟化温度が60〜120℃の範
囲が好ましい。
含有量は、転写性などの点から、40〜95%の範囲が
適当である。
ラックをはじめ、アゾ系顔料(不溶性アゾ、アゾレー
キ、縮合アゾ顔料)、フタロシアニン系顔料、ニトロ系
顔料、ニトロソ系顔料、アントラキノン系顔料、ニグロ
シン系顔料、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、イ
ソインドリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、チタンホ
ワイト、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなど各種有機、
無機の顔料が使用できる。顔料のインク層中における含
有量は5〜60重量%の範囲が適当である。
の印像を形成するばあいには、イエロー、マゼンタ、シ
アンの顔料、および要すればブラックの顔料が使用され
る。
は透明性のものが好ましく用いられる。ブラックの顔料
は通常不透明性のものが使用される。
ナフトールエローS、ハンザエロー5G、ハンザエロー
3G、ハンザエローG、ハンザエローGR、ハンザエロ
ーA、ハンザエローRN、ハンザエローR、ベンジジン
エロー、ベンジジンエローG、ベンジジンエローGR、
パーマネントエローNCG、キノリンエローレーキなど
の有機顔料の1種または2種以上が使用できる。
パーマネントレッド4R、ブリリアントファストスカー
レット、ブリリアントカーミンBS、パーマネントカー
ミンFB、リソールレッド、パーマネントレッドF5
R、ブリリアントカーミン6B、ピグメントスカーレッ
ト3B、ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、ア
リザリンレーキ、キナクリドンレッドなどの有機顔料の
1種または2種以上が使用できる。
クトリアブルーレーキ、無金属フタロシニアニンブル
ー、フタロシニアニンブルー、フアストスカイブルーな
どの有機顔料の1種または2種以上が使用できる。
クル中に分散させたとき、透明に着色されたインクを与
える顔料をいう。
ンブラックなどの無機顔料、アニリンブラックなどの有
機顔料の1種または2種以上が使用できる。
通常5〜60重量%程度が適当である。
成分の他に、分散剤などを適宜配合することができる。
ビヒクル成分を溶剤に溶解し、さらに顔料、その他の添
加剤を溶解、分散させて塗工液を調製し、この塗工液を
基材上に塗布し、乾燥することによって形成できる。
(固形分換算、以下同様)は、通常0.02〜5g/m
2 、より好ましくは0.5〜3g/m2 が適当である。
レートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリアリレー
トフィルムなどのポリエステルフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリアミドフィルム、アラミドフィル
ム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリスルホンフィ
ルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポリエーテ
ルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルイミドフィル
ム、変性ポリフェニレンエーテルフィルム、ポリアセタ
ールフィルム、その他この種のインクリボンの基材用フ
ィルムとして一般に使用されている各種のプラスチック
フィルムが使用できる。またコンデンサーペーパーのよ
うな高密度の薄い紙も使用できる。基材の厚さは通常1
〜10μm程度であり、熱拡散を小さくして解像度を高
めうる点からは1〜6μmの範囲が好ましい。
を備えた熱転写プリンターで使用する場合は、基材の背
面(サーマルヘッドに摺接する側の面)にシリコーン樹
脂、フッ素樹脂、ニトロセルロース樹脂、あるいはこれ
らによって変性された、たとえばシリコーン変性ウレタ
ン樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂など各種の耐熱性
樹脂、あるいはこれら耐熱性樹脂に滑剤を混合したもの
などからなる、従来から知られているスティック防止層
を設けるのが好ましい。
材と熱溶融性インク層との間に針入度が1以下のワック
ス層が設けられる。かかる構造の熱転写記録材料を用い
て得られる印像では、印像の表面が針入度1以下の硬い
無着色のワックス層で覆われることになり、該ワックス
層の表面の潤滑性と保護効果により、耐スクラッチ性が
より一層向上される。さらにエタノールに対する耐溶剤
性もより一層向上される。該ワックス層の針入度が1よ
り大きいとかえって耐スクラッチ性などがわるくなる。
ス、ポリエチレンワックスなどの1種または2種以上か
らなる混合物があげられる。
熱性シート状物が使用できるが、本出願人が先に出願し
た特願平6−141996号(特開平8−2131号公
報)に開示されているものが好ましく使用される。この
ものは、基材の片面に、白色顔料と有機バインダーを必
須成分とする受像層が設けられ、他面に耐熱性粘着層が
設けられた受像体であって、前記有機バインダーがフェ
ノキシ樹脂、またはフェノキシ樹脂と飽和ポリエステル
樹脂とからなるものである。その他、ポリイミドなどの
耐熱性樹脂のシート状物、ガラス繊維やセラミック繊維
の布状物、これに耐熱性樹脂を塗布あるいは含浸させた
もの、ガラスやセラミックスのシート状物、金属のシー
ト状物などがあげられる。
〜2.0g/m2、より好ましくは0.1〜1.0m/
g2が適当である。ワックス層の塗布量が前記範囲未満
では所期の効果が奏されにくい傾向があり、一方前記範
囲より多いと転写性が悪くなる場合がある。
を形成するための熱転写記録材料と減法混色を利用して
多色またはフルカラーの印像を形成するためのカラー用
熱転写記録材料が含まれる。
料は、基材上に単色の熱溶融性インク層を設けたもので
ある。熱溶融性インク層の色としては、黒、赤、青、
緑、イエロー、マゼンタ、シアンなどがあげられる。
めのカラー熱転写記録材料の一つの実施態様のものは、
単一の基材上に、イエローの熱溶融性インク層、マゼン
タの熱溶融性インク層およびシアンの熱溶融性インク
層、ならびに要すればブラックの熱溶融性インク層を並
べて配置したものである。前記各色のインク層の配置方
法としては種々の態様があげられ、プリンターの種類に
応じて適宜選択される。
実施例を示す部分平面図である。図1において、単一の
基材1上にイエローの熱溶融性インク層2Y、マゼンタ
の熱溶融性インク層2Mおよびシアンの熱溶融性インク
層2Cが並べて配置されている。インク層2Y、2Mお
よび2Cはそれぞれ一定の大きさを有し、それらの一定
順序の並びを1つの繰返し単位Uとして基材1の長手方
向に繰返し並べて配置されている。繰返し単位Uにおけ
る3色のインク層の並べ方の順序は各色の転写順序にし
たがって適宜決められる。繰返し単位Uにはブラックの
インク層を加えてもよい。
めのカラー熱転写記録材料の他の実施態様のものは、1
つの基材上にイエローの熱溶融性インク層を設けた第1
の熱転写記録材料、他の基材上にマゼンタの熱溶融性イ
ンク層を設けた第2の熱転写記録材料、およびさらに他
の基材上にシアンの熱溶融性インク層を設けた第3の熱
転写記録材料、ならびに要すればさらに他の基材上にブ
ラックの熱溶融性インク層を設けた第4の熱転写記録材
料のセットからなるものである。
いると、耐熱性、耐スクラッチ性、耐溶剤性のすぐれた
多色またはフルカラー画像が得られる。さらに本発明に
おける各色の熱溶融性インク層は重ね合せ性が良好であ
るため、色再現性の良好なカラー画像が得られる。
ス層を設けると、各色のインク層の良好な重ね合せ性が
損なわれる傾向にあるので、前記ワックス層は設けない
方が好ましい。
成するには、熱転写記録材料のインク層を被転写体と重
ね合せ、インク層に像状に熱エネルギーを与える。熱エ
ネルギーを与える熱源としてはサーマルヘッドが一般的
であるが、レーザー光、赤外線フラッシュ、熱ペンなど
公知のものがいずれも使用できる。
合、その表面が曲面である場合などにおいては、熱エネ
ルギーの適用が容易な点から、レーザー光による熱転写
が有利である。
材料を用いる多色またはフルカラーの画像の形成は、通
常熱転写プリンタで多色のカラー画像の分解色信号、す
なわちイエロー信号、マゼンタ信号、シアン信号にした
がって、イエローインクドット、マゼンタインクドッ
ト、シアンインクドットをそれぞれ所定の順序で順次重
ね転写して受像体上にイエローの分解画像、マゼンタの
分解画像、シアンの分解画像を形成することによって行
なうことができる。イエローインクドット、マゼンタイ
ンクドット、シアンインクドットの転写順序は任意に選
択できる。通常の多色またはフルカラー画像のばあいは
3色の色信号にしたがって3色の分解画像が形成される
が、2色の色信号しかないばあいは対応する2色の分解
画像が形成される。
びシアンのうちの少なくとも2種の減法混色により色が
発現される領域、または(B)前記(A)の領域と、イ
エロー、マゼンタおよびシアンのうちの少なくとも1種
からなる単色の領域との組合せからなる領域を含む多色
のカラー画像がえられる。ここで、イエローインクドッ
トとマゼンタインクドットの重ね合せ部分でレッド色
が、イエローインクドットとシアンインクドットの重ね
合せ部分でグリーン色が、マゼンタインクドットとシア
ンインクドットの重ね合せ部分でブルー色が、イエロー
インクドットとマゼンタインクドットとシアンインクド
ットの重ね合せ部分でブラック色が呈せられる。
クドットとマゼンタインクドットとシアンインクドット
の重ね合せで得ているが、3色のインクドットを使用せ
ずに、ブラックインクドットのみでブラック色を得るよ
うにしてもよい。
クドット、マゼンタインクドット、シアンインクドット
の少なくとも1種の上にまたは少なくとも2種が重ね合
わされた上に重ね合せて、ブラック色を呈するようにし
てもよい。
耐熱性のすぐれた印像を与えるので、150℃以上の温
度で加熱処理を受ける被転写体に印像を形成するのに好
適に使用される。被転写体の受ける加熱処理の温度が高
すぎると、ビヒクル成分が分解し、印像としての形態が
消失される傾向にあるので、被転写体の受ける加熱処理
の温度は280℃程度以下であるのが好ましい。
成する場合、目的とする被転写体に直接印像を形成して
もよいが、予めシート状の被転写体(受像体)に印像を
形成したのち、この受像体を目的とする被転写体に耐熱
性接着剤などの適宜の手段で貼付してもよい。
熱性シート状物が使用できるが、本出願人が先に出願し
た特願平6−141996号に開示されているものが好
ましく使用される。このものは、基材の片面に、白色顔
料と有機バインダーを必須成分とする受像層が設けら
れ、他面に耐熱性粘着層が設けられた受像体であって、
前記有機バインダーがフェノキシ樹脂、またはフェノキ
シ樹脂と飽和ポリエステル樹脂とからなるものである。
その他、ポリイミドなどの耐熱性樹脂のシート状物、ガ
ラス繊維やセラミック繊維の布状物、これに耐熱性樹脂
を塗布あるいは含浸させたもの、ガラスやセラミックス
のシート状物、金属のシート状物などがあげられる。
上に形成された印像は熱処理を施すことによって耐熱
性、耐溶剤、耐スクラッチ性が大幅に向上される。
気中で、15〜60分間加熱することによって行なうこ
とができる。このような熱処理によって、エポキシ樹脂
が架橋を起し、そのため堅牢度が向上するものと推定さ
れている。
熱処理と同等な加熱処理を受ける物品に施される印像の
ばあいは、前記熱処理を施す必要はとくにない。
剤性のすぐれた印像を与えるので、被転写体が、プリン
ト配線板など製造工程において、半導体など検査工程に
おいて、150〜280℃程度の高温で加熱処理を受け
るものに印像を形成するのにとくに好適に使用される。
面にシリコーン樹脂からなる塗布量0.25g/m2の
スティック防止層を形成し、その反対側に表1に示され
るインク塗工液を塗布し、乾燥して、塗布量2g/m2
の熱溶融性インク層を形成して熱転写記録材料を得た。
また前記各熱転写記録材料を用いて印字を行ない、得ら
れた印像について耐溶剤性、耐スクラッチ性および転写
性を評価した。印字は熱転写方式バーコードプリンタ
((株)テック製B−30)を使用し、つぎの条件で行
なった。
ーブン中で250℃で1時間加熱処理したのち重量を測
定し、次式で示されるインク残分率(%)を求め、耐熱
性を評価した。残分率が80%以上であれば、実用上問
題がない。インク残分率(%)=(加熱処理後の重量/
加熱処理前の重量)×100
レートフィルムのアルミニウム蒸着側に粘着層を形成し
たものを用い、ポリエチレンテレフタレートフィルムの
表面に形成した印像(チェッカーフラッグパターン)
を、表2に示される各溶剤を滲み込ませた綿棒で10回
擦り、下記の基準で評価した。
得られた印像(チェッカーフラッグパターン)を下記の
耐スクラッチ試験に供し、下記の基準で評価した。
面に、シリコーン樹脂系粘着剤層を形成し、その反対側
に下記組成の白色コーティング層(塗布量28g/
m2)を形成したものを用いた(以下、この受像体を受
像体Aという)。
た印像(チェッカーフラッグパターン)のベタ印字部の
反射光学濃度(OD値)を反射濃度測定装置(マクベス
RD914)で測定し、転写性を評価した。OD値が
0.8以上であれば、実用上問題ない。
の熱転写記録材料を用いて、前記と同じバーコードプリ
ンターで前記と同じ印字条件下に受像体Aの白色コーテ
ィング層上に印像を形成し、ついで印像を形成した受像
体Aをヤマト科学(株)製乾燥オーブンMODEL D
X−58に入れ、200℃で60分間加熱し、このよう
に熱処理を施された印像について、前記と同様に、耐溶
剤性、耐スクラッチ性および転写性を評価した。結果を
表3に示す。
防止層の反対側)に表4に示されるワックス塗工液を塗
布し、乾燥して、塗布量0.4g/m2のワックス層を
形成し、続いてワックス層上に実施例1と同じ処方のイ
ンク塗工液を塗布し、乾燥して、塗布量2g/m2の熱
溶融性インク層を形成して実施例11〜12および比較
例6の熱転写記録材料を得た。また、同様の方法によ
り、ポリエチレンテレフタレートフィルム表面に形成さ
れたワックス層上に実施例7と同じ処方のインク塗工液
を塗布し、乾燥して、塗布量2g/m2の熱溶融性イン
ク層を形成して実施例13〜14および比較例7の熱転
写記録材料を得た。えられた各熱転写記録材料を用い
て、実施例1〜10と同じ方法によって、熱処理を施さ
ない印像について耐スクラッチ性の評価をした。結果を
表5に示す。
ワックス層を設けた実施例11〜12では実施例1にく
らべて、また実施例13〜14では実施例7にくらべて
耐スクラッチ性および耐トルエン性がより向上されてい
る。一方比較例6、7では、ワックス層を設けたため
に、かえって耐スクラッチ性および耐トルエン性が悪く
なっている。これは、前記ワックス層の針入度が1を超
えるため(針入度12)、熱転写時の熱により該ワック
スが該エポキシ樹脂インクを可塑化したためと推定され
る。
面にシリコーン樹脂からなる塗布量0.25g/m2 の
スティック防止層を形成し、その反対側に表6に示され
る各色のインク塗工液を塗布し、乾燥して、各色の熱溶
融性インク層(塗布量2g/m2)が図1に示されるよ
うに配列されている熱転写記録材料を得た。
字条件下に1ドットの重ね印字をイエロー、マゼンタ、
シアンの順序で行ない、受像体上に形成されたイエロー
インクドット、イエローインクドット上に重ねられたマ
ゼンタインクドット、マゼンタインクドットの上に重ね
られたシアンインクドットについて、それらの面積の発
熱素子の1ドットの面積(0.0154mm2)に対す
る比(以下、ドット転写比という)を求めた。なお、ド
ット転写比は193個のドットについての平均値であ
る。ドット転写比が1に近いほどインクドットの重ね合
せ性がよい。結果を表7に示す。
フィルムのアルミニウム蒸着側に粘着層を形成したもの 評価基準 A:ドット転写比0.95〜1.05 B:ドット転写比0.90以上、0.95未満 C:ドット転写比0.90未満
画像形成用熱転写記録材料を用いてインクドット同士を
重ね合せたばあい、重ね合せ性が良好である。
顔料とからなる熱溶融性インク層が設けられてなる熱転
写記録材料において、ビヒクルの85重量%以上がエポ
キシ樹脂からなり、該エポキシ樹脂中にBPFDGEお
よび/またはBr−BPFDGEを50重量%以上含有
させることによって、顔料分散性がよく転写性がすぐれ
るため鮮明な印像が得られ、かつ得られた印像が280
℃程度までの高温に耐え、さらに耐溶剤性、耐スクラッ
チ性が良好である。
せるものに特定し、Br−BPFDGEを式(II)で表
わされるものに特定することによって良好な転写性など
が確保される。
るBPFDGEおよび/または前記式(II)においてn
=0であるBr−BPFDGEの全量が前記式(I)で
表わされるBPFDGEおよび/または前記式(II)で
表わされるBr−BPFDGEの全量の2重量%以下で
あることにより、耐エタノール性および耐トルエン性が
さらに向上されている。
て、前記エポキシ樹脂をビヒクル中に95重量%以上含
有させることによって、前記得られた印像の耐熱性、耐
溶剤性および耐スクラッチ性がさらに向上する。
性インク層との間に、針入度が1以下であるワックス層
を設けることによって、耐トルエン性、耐スクラッチ性
がさらに向上される。
用熱転写記録材料を用いると、耐熱性、耐スクラッチ
性、耐溶剤性のすぐれ、しかも各色の熱溶融性インク層
の重ね合せ性が良好であるため、色再現性の良好なカラ
ー画像が得られる。
色のインク層の配列の例を示す部分平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 基材上にビヒクルと顔料とからなる熱溶
融性インク層が設けられてなる熱転写記録材料におい
て、前記ビヒクルの85重量%以上がエポキシ樹脂から
なり、該エポキシ樹脂中にビスフェノールFジグリシジ
ルエーテルおよび/またはその臭素化物が50重量%以
上含有されてなり、前記ビスフェノールFジグリシジル
エーテルが、式(I): 【化1】 (式中、mは0〜33程度の整数である)で表わされる
ものであり、前記臭素化物が、式(II): 【化2】 (式中、nは0〜33程度の整数であり、p1、p2、
p3およびp4はそれぞれ独立に1または2の整数であ
る)で表わされるものであり、 前記式(I)においてm=0であるビスフェノールFジ
グリシジルエーテルおよび/または前記式(II)におい
てn=0である臭素化物の全量が、前記式(I)で表わ
されるビスフェノールFジグリシジルエーテルおよび/
または前記式(II)で表わされる臭素化物の全量の2重
量%以下であ ることを特徴とする熱転写記録材料。 - 【請求項2】 前記エポキシ樹脂がビヒクル中に95重
量%以上含有されていることを特徴とする請求項1記載
の熱転写記録材料。 - 【請求項3】 前記基材と前記熱溶融性インク層との間
にワックス層が設けられ、該ワックス層の針入度が1以
下であることを特徴とする請求項1または2記載の熱転
写記録材料。 - 【請求項4】 イエローの熱溶融性インクと、マゼンタ
の熱溶融性インクと、シアンの熱溶融性インクのうちの
少なくとも2種が重ね合わせられ減法混色により色の発
現する領域を少なくとも含む印像を形成するための熱転
写記録材料であって、単一の基材上に、イエローの熱溶
融性インク層と、マゼンタの熱溶融性インク層と、シア
ンの熱溶融性インク層とが並べて設けられてなり、前記
各色の熱溶融性インク層がビヒクルと顔料とからなり、
前記ビヒクルの85重量%以上がエポキシ樹脂からな
り、該エポキシ樹脂中にビスフェノールFジグリシジル
エーテルおよび/またはその臭素化物が50重量%以上
含有されてなり、前記ビスフェノールFジグリシジルエ
ーテルが、式(I): 【化3】 (式中、mは0〜33程度の整数である)で表わされる
ものであり、前記臭素化物が、式(II): 【化4】 (式中、nは0〜33程度の整数であり、p1、p2、
p3およびp4はそれぞれ独立に1または2の整数であ
る)で表わされるものであり、 前記式(I)においてm=0であるビスフェノールFジ
グリシジルエーテルおよ び/または前記式(II)におい
てn=0である臭素化物の全量が、前記式(I)で表わ
されるビスフェノールFジグリシジルエーテルおよび/
または前記式(II)で表わされる臭素化物の全量の2重
量%以下であ ることを特徴とする熱転写記録材料。 - 【請求項5】 イエローの熱溶融性インクと、マゼンタ
の熱溶融性インクと、シアンの熱溶融性インクのうちの
少なくとも2種が重ね合わせられ減法混色により色の発
現する領域を少なくとも含む印像を形成するための熱転
写記録材料であって、基材上にイエローの熱溶融性イン
ク層が設けられた第1の熱転写記録材料と、基材上にマ
ゼンタの熱溶融性インク層が設けられた第2の熱転写記
録材料と、基材上にシアンの熱溶融性インク層が設けら
れた第3の熱転写記録材料のセットからなり、前記各色
の熱溶融性インク層がビヒクルと顔料とからなり、前記
ビヒクルの85重量%以上がエポキシ樹脂からなり、該
エポキシ樹脂中にビスフェノールFジグリシジルエーテ
ルおよび/またはその臭素化物が50重量%以上含有さ
れてなり、前記ビスフェノールFジグリシジルエーテル
が、式(I): 【化5】 (式中、mは0〜33程度の整数である)で表わされる
ものであり、前記臭素化物が、式(II): 【化6】 (式中、nは0〜33程度の整数であり、p1、p2、
p3およびp4はそれぞれ独立に1または2の整数であ
る)で表わされるものであり、 前記式(I)においてm=0であるビスフェノールFジ
グリシジルエーテルおよ び/または前記式(II)におい
てn=0である臭素化物の全量が、前記式(I)で表わ
されるビスフェノールFジグリシジルエーテルおよび/
または前記式(II)で表わされる臭素化物の全量の2重
量%以下であ ることを特徴とする熱転写記録材料。
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JP6-221417 | 1994-09-16 | ||
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JP10755895 | 1995-05-01 | ||
JP7131578A JP2804728B2 (ja) | 1994-09-16 | 1995-05-30 | 熱転写記録材料 |
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Family Applications (1)
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JP7131578A Expired - Fee Related JP2804728B2 (ja) | 1994-09-16 | 1995-05-30 | 熱転写記録材料 |
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JPS59134995A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-02 | Seiko Epson Corp | 画像簡易複写装置 |
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JPH03114784A (ja) * | 1989-09-28 | 1991-05-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 熱転写シート |
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JPH0632063A (ja) * | 1992-07-15 | 1994-02-08 | Ricoh Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7131578A patent/JP2804728B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0920082A (ja) | 1997-01-21 |
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