JP2804486B2 - パッド製品形成装置及びパッドを形成する方法 - Google Patents

パッド製品形成装置及びパッドを形成する方法

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JP2804486B2
JP2804486B2 JP63238651A JP23865188A JP2804486B2 JP 2804486 B2 JP2804486 B2 JP 2804486B2 JP 63238651 A JP63238651 A JP 63238651A JP 23865188 A JP23865188 A JP 23865188A JP 2804486 B2 JP2804486 B2 JP 2804486B2
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ジヨンソン・アンド・ジヨンソン
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、個別化された繊維、例えば、紡織繊維、製
紙用繊維および粉末の別々の供給物から得られる不規則
に配向した繊維および/または粒状材料の多少均一の相
互混合物から成る、種々の形状および大きさの複合不織
ウェブ製品を成形する、改良された方法および装置に関
する。
不織繊維の構造体は、しばしば、長い繊維および短い
繊維の不規則であり、しかも均質の凝集物から成る。長
い繊維は、織物に適する天然および合成の両者の起源の
繊維である。それらは0.64cm(0.25インチ)より長く、
一般に1.27−6.35cm(0.5−2.5インチ)の範囲の長さで
ある。短い繊維は製紙のために適し、そして一般に0.64
cm(2.5インチ)より小さい長さを有し、例えば、木材
パルプの繊維または綿リンターである。
不織ウェブ製品は、また、長い繊維および短い繊維と
組み合わせて、粒状材料、例えば、吸収性粉末を含むこ
とができる。例えば、高度に吸収性の粉末または繊維
を、すぐれたウェブ移動性質を有する繊維のポケット内
に保持することができる。
不織ウェブおよび他の繊維構造体を生成するための多
くの方法および装置が存在する。従来のカージングおよ
びガーディング方法は不織繊維のウェブを形成するが、
これらは一般に紡織長さの繊維に限定される。
「ランド−ウェバー(Rando−Webber)」方法を使用
して不織ウェブを製造することができる。この方法にお
いて、前もってオープニングした紡織繊維材料をリッカ
ーインに送り、このリッカーインは繊維をさらにオープ
ニングし、そして繊維を高速の低圧空気の流れへ導入す
る。繊維はコンデンシングスクリーン上に不規則に堆積
されて、等方性形成を形成する。紡織繊維の均一なウェ
ブを得ることができるが、この方法は短い繊維、あるい
は長い繊維および短い繊維のブレンドとともに使用する
ために不適当である。
ラングドン(Langdon)への米国特許第3,512,218号
は、順番に並列に配置された2つのリッカーインおよび
ロータリー供給コンデンサーアセンブリー記載してい
る。この装置を使用して、繊維材料をリッカーインに供
給し、ここで繊維を個別化しかつコンデンシングスクリ
ーン上に堆積することによって、等方性不織ウェブが形
成される。単一の空気の流れを2つの部分に分割し、そ
して作用させて、繊維をリッカーインからドフィング
し、そしてスクリーン上にそれらを堆積し、ここでウェ
ブを形成する。この方法は、2つの繊維の流れを均質の
ブレンドするために使用できない。
ウッズ(Woods)への米国特許第3,535,187号には、界
面を横切って延びる紡織長さの繊維の小さいゾーンによ
って、隣接層の界面において接合された、不規則に配向
した繊維の層状ウェブを製造する装置が記載されてい
る。この特許の装置は、個別化された繊維を提供し、こ
の繊維は1対のそれぞれのリッカーインによって1対の
円筒形コンデンシングスクリーン上に堆積され、これら
のリッカーインは、繊維をドフィングうるために、リッ
カーインより速く動く、高速の空気の乱流と協動して作
用する。しかしながら、空気の速度は、また、制御し
て、繊維がコンデンサーへ強制的に衝突されないように
しなくてはならない。コンデンシングスクリーンは互い
に密接して配置され、そしてコンデンサー上の繊維の層
はコンデンサーの間で圧縮して、層の間の界面で多少ブ
レンドされた複合不織ウェブ構造体を形成する。しかし
ながら、コンデンサーに隣接して実質的な繊維ミキシン
グゾーンは存在せず、そして繊維の相互混合物は最小で
ある。
不規則に配向した長い繊維および短い繊維の混合物か
ら成る不織ウェブを作る1つの方法は、ミリング装置を
使用して短い繊維を個別化し、そしてリッカーインを使
用して長い繊維を個別化する。繊維はミキシングゾーン
において混合され、そしてこの混合物はコンデンサー上
に堆積されて不織ウェブを形成する。混合された繊維は
不規則に配向するが、均質にブレンドされるようりはむ
しろ成層化する。さらに、ミリングは短い木材パルプの
繊維を完全に個別化しないので、繊維の望ましくない凝
集物または「ソルト(salt)」がこのウェブ製品中に発
生する。
長い繊維および短い繊維の混合および不規則に配向さ
れたウェブを作る他の方法は、予備オープニングした長
い繊維および短い繊維を単一のリッカーインに個別化の
ために導入する。しかしながら、長い繊維および短い繊
維のための最適なリッカーイン速度は異なる。長い繊維
の劣化を防止するために、この装置は長い繊維のために
最適な速度より遅い速度で操作しなくてはならない。結
局、この装置の速度および処理量は折衷される。
凝集物またはソルトを発生しないで長い繊維および短
い繊維のブレンドを製造する方法および装置は、ロブグ
レン(Lovgren)への米国特許第3,772,739号に開示され
ている。この特許は、各タイプの繊維を別のリッカーイ
ンで別におよび同時に個別化することを提供し、リッカ
ーインの各々はオープニングする繊維のために最適な速
度で操作される。例えば、長い繊維、例えばレーヨンは
2400rpm付近で作動するリッカーインに供給される。パ
ルプボードは6000rpm付近で作動するリッカーインに供
給され、この速度は長い繊維を損傷するであろう。繊維
をそれらのそれぞれのリッカーインから別々の空気の流
れによってドフィングし、そして別々の空気の流れで連
行する。これらの流れは引続いてミキシングゾーンで混
合されて、繊維を混合する。次いで、均質なブレンドを
不規則な方法で、ミキシングゾーンひ近接して配置され
たコンデンサー上に堆積する。この特許の装置は有用で
あるが、それ事態広範な種類のウェブの製造に使用でき
ない。
繊維の均質なウェブを製造する他の方法は、ファリン
トン(Farrington)への米国特許第3,740,797号に開示
されている。この特許は、繊維の供給物を反対方向に回
転する並列のリッカーインへ供給し、これらのリッカー
インはそれぞれの最適な速度で作動して長い繊維および
短い繊維を個別化する。個別化された繊維はリッカーイ
ンから、遠心力によって、およびリッカーインの構造体
から離れない傾向のある繊維に対して向けられた高速の
空気の流れによって、ドフィングされる。各供給物から
個別化された繊維は、それらのそれぞれの空気の流れで
連行され、そしてミキシングゾーンにおいて交差する軌
跡に沿って高速度で互いに向かって推進され、そしてミ
キシングゾーンにおいて、供給物の各々からの繊維の少
なくとも一部はブレンドされうる。その下に真空室をも
つコンデンシング手段またはスクリーンはミキシグゾー
ンと連絡しているので、ブレンドされた繊維はコンデン
シングゾーン内ノコンデンサースクリーン上に堆積され
て、繊維の等方性ウェブを生成する。このスクリーンは
ある方向、すなわち、「機械方向」に動き、この方向は
リッカーインの軸に対して垂直である。さらに、そらせ
板を空気の流れの間に介在させて、複合ウェブにおける
ミキシングの程度および長い繊維および短い繊維の相対
的位置をコントロールすることができる。
また、異なる繊維または粒状材料およびそれらのブレ
ンドからなる、不均一な断面または前もって決定した地
形を有する複合ウェブ構造体を提供することは有利であ
ろう。例えば、その製品に断面に沿って選択的に吸収性
質を有する不織構造体を製造する方法および装置は、衛
生製品、例えば、生理用ナプキンの場合におけるよう
に、望ましい。鋭く定められたへりをもつ前もって決定
した形状を有するブレンドされた複合構造体を提供する
ことは、とくに望ましい。
不織の毛羽立ったパルプのパッドおよび予備造形した
吸収製品を生成する方法および装置は、既知であるが、
パルプ、繊維材料および粒状材料の選択的ブレンドおよ
び層状化を提供しない。従来のポケット形成装置は、た
だ1つの材料、通常パルプを処理するだけであり、そし
てハンマーミルおよびディスクミルおよび円筒形製品形
成表面の使用に固有の複雑な形状寸法のために、均一の
ブレンドされたパッドを提供するように容易に変更する
ことができない。これらの従来の装置の典型は、ウィン
クラー・アンド・ダンネビアー・マシェンファブリク・
アンド・カート・G.ジョア・インコーポレーテッド(Wi
nkler & Dunnebeir Maschenfabrik and Curt G.
Joa,Inc.から入手可能であり、そして、例えば、次の文
献に記載されているものである:ステムラー(Stemmler
i)の米国特許第4,560,379号および米国特許第4,598,44
1号。ジョンソン(Johonson)らへのPCT出願 WO85/043
66号は、また、興味あるものである。ジョンソン(Joho
nson)は、真空を選択的に供給される連続的に回転する
ドラム上に配置された、繊維受容型の使用を教示してい
る。円周の空胴を有する他の有孔ドラムの配置は、フェ
イスト(Feist)らへの米国特許第4,592,708号およびバ
ンクス(Banks)への米国特許第3,518,726号によって教
示されている。
生理用ナプキンを製造する早期の方法は、ウィンター
(Winter)への米国特許第2,073,329号に開示されてい
る。ウィンター(Winter)は、ゆるい綿の繊維のパッチ
をガーゼ様材料上に吸引手段と協動して規則的な間隔で
ブローダウンできることを教示している。次いで、吸収
性材料を綿のパッチの上に配置し、ガーゼを折たたみ、
そして規則的な間隔で切断してナプキンを作ることがで
きる。ゆるい綿の繊維は動く車の表面へ向けることがで
き、この車は綿の繊維を均一なパッチで受容しかつコン
デンシングすることのできる、間置され、スクリーニン
グされた吸引入口を有する。ウィンター(Winter)の方
法は、いくつかの時間を消費する独立の工程、および引
続くその構成構造体からの複合構造体のアセンブリング
を必要とする。それは、1または2位状の繊維および/
または粒状材料を一体の操作でブレンドすることによっ
て形成された、造形されかつ層状化された複合構造体を
提供しない。
クラーク(Clark)への米国特許第2,949,646号は、ま
た、先行技術の代表であり、そして鋭く定められたへり
を有する3次元の造形された構造体を提供する方法を記
載している。クラーク(Clark)は、繊維を連行空気の
流れから吸引を装備した連続に動く有孔ベルト上に連続
的に堆積する、先行技術の方法を記載している。ベルト
を部分的にマスキングして、所望の形状を有するウェブ
に繊維を堆積およびコンデンシングする。クラーク(Cl
ark)が記載するように、この方法は、ベルトのマスキ
ングした領域からマスキングしない領域へ繊維が漏れ、
不均一な層を生ずるので、好ましくない。重力によって
堆積する繊維を捕獲するためのパンの先行技術の使用
は、クラーク(Clark)が、ウェブを所望の形状に切断
するか、あるあいは当て板を使用してウェブを分離する
方法と一緒に述べている。
先行技術を越えるクラーク(Clark)の発明の改良は
繊維の堆積ヘッドであり、これによって輪郭をもったへ
りを有するブレンドされない構造体は、円形ハウジング
内の円形通路において前もって個別化された繊維を連行
し、均一な堆積の連行された繊維を、ハウジングの有孔
分離壁中の開口を通して、動く収集壁に送り、そして収
集壁上の収集またはマスキング部材の上において送られ
た繊維から連続ウェブを形成することによって作られ
る。連続ウェブの個々のマットへの明瞭な分離は、収集
壁上のトラフ配置によって達成され、このトラフは隣接
する収集部材を分離し、そして過剰の繊維の捕捉によっ
て収集部材上への繊維の漏れを防止する。最終製品から
マスキングした収集部材を分離する手段は、また、記載
されている。
ある数の吸収性物品、およびそれらを作る方法および
装置は、次のバッチ(Kolbach)への米国特許に開示さ
れている:第3,846,871号、第3,860,002号、第3,973,29
1号および第4,016,628号。第3,973,291号および第4,01
6,628号は、フランキングエンド(flankigend)および
側面の部分より大きい基準重量の中央部分を有する、接
着剤で結合した複合構造体に関する。これらの構造体
は、比較的高いおよび低い吸引の明確なゾーンを有孔形
成表面を設けることによって得られる。
第3,846,871号および第3,973,291号は、空気不透過性
領域によって分離された、間隔を置いて位置する3次元
の繊維受容パッド形式アセンブリーを記載している。複
合体の各々は、所望の最終製品の形状を有し、そして有
孔の下の表面および動く空気不透過性側壁が設けられて
いる。個別化された繊維は隔室に供給され、この隔室は
繊維連行吸引手段と連絡している。吸引手段の選択的マ
スキングは、隔室の各々の領域内に集められた材料の密
度および重量に影響を及ぼすために使用することがで
き、そして異なる空気懸垂繊維を異なる隔室区画に異な
る非重複の時間において堆積して、隔室の各々内に異な
る重量および密度のゾーンを達成する。
サビチ(Savich)への米国特許第3,939,240号および
第4,005,957号は、繊維のパッドを形成する方法および
装置を開示している。サビチ(Savich)は、その周辺に
3次元の有孔空胴を有する、連続に駆動されるコンデン
サーローラーを教示している。空胴の各々は、真空を供
給され、そして空気懸垂繊維を供給されるパッド形成領
域と連絡している。繊維は空胴内に堆積され、そして層
を形成し、その後層の各々は、近接の下流の移動コンベ
ヤーと協動する他の真空によって、パッドとしてその空
胴から取り出される。空胴中への開口は空胴内の表面積
より小さい表面積を有するので、生ずるパッドは空胴内
で固められ、有利に造形されかつ鋭く定められたへりを
有する複合ウェブ構造体よりも、基準重量が増大してい
る。
先行技術は、長い繊維、短い繊維および/または粒状
材料のブレンドからなる層および/または垂直ゾーンか
ら成る、前もって決定した形状を有する、明確な複合不
織構造体を提供しない。これらの構造体を提供できる方
法および装置は、未知であり、そして、とくに、先行技
術の方法は単一の連続操作でこのような構造体を製造す
る手段を教示していない。
本発明は、異なる幅、厚さ、明確な形状および組成の
広範な種類の複合不織ウェブ構造体を生ずる、粒状材料
を含むかあるいは含まない、長い繊維および短い繊維の
ブレンドを高速度で製造することに関する。
本発明の1つの例示的実施態様において、供給ロール
によって推進される2つの独立の繊維源を平行の反対方
向に回転するリッカーインによって個別化する。個別化
された繊維をリッカーインから空気の流れおよび遠心力
によってドフィングし、そしてミキシングゾーンへ運搬
する。繊維は不規則にかつ均一にミキシングされるか、
あるいは別々の流れで保持され、そして平行なリッカー
インより下に位置し、そして一般にそれらの間の空間に
よって定められた、コンデンシングゾーン内のコンデン
シングスクリーン上に堆積される。スクリーンは、開口
した上部および底を有する1系列の製品の型またはポケ
ットを支持しかつリッカーインの軸に対して一般に平行
な方向に動かすので、リッカーインは材料をポケット中
に堆積する。繊維はポケットを充填し、こうしてポケッ
トの形状によって定められた形状に成形される。
ダクトプレートを使用してリッカーインとポケットの
上表面との間に通路をさらに定め、そしてスクリーンよ
り下の吸引スロットを、好ましくは、使用してポケット
中およびスクリーン上の繊維の堆積を促進する。スクリ
ーンはリッカーインの軸に対して平行に移動するので、
1系列の造形された構造体の高速度の横方向の形成が存
在する。本発明による横方向ウェバー(transverse we
bber)は、比較的長いウェブ形成ゾーンを提供し、これ
はリッカーインの実際の長さ、ダクトプレートの広氷酢
酸り角度、およびミキシングゾーンからコンデンシング
ゾーンへのダクトプレートの実際の長さによってのみ制
限される。
複合構造体および層状化構造体は、リッカーインの各
々の長さに沿ってリッカーインへ導入される材料を変化
させることによって作ることができる。異なる断面形状
を有するウェブは、ダクトプレートまたはスクリーンの
スロットの形状を変化させることにより、そらせ板を導
入することにより、あるいは供給ロールの駆動をプログ
ラミングすることによって発生させることができる。
短い繊維および長い繊維、例えば、それぞれ、パルプ
およびレーヨン、の別々の源は、別々のリッカーインに
よって個別化し、そして構造体に形成される。繊維源の
各々を供給ロールおよびノーズバーによって案内してそ
のリッカーインをかみ合わせ、そしてリッカーインの各
々はそれに作用する繊維に適する高い速度で回転する。
2つのリッカーインを互いに対して平行に配置し、そし
て互いに向けて、すなわち、反対方向に回転させる。ノ
ーズバーおよびリッカーインは繊維のために最適なオー
プニング関係を提供するように配置する。リッカーイン
の各々はその繊維の供給物に作用し、そして繊維供給物
とリッカーインの急速に回転する歯との間の激しい接触
によって、繊維を急速に個別化する。
個々の繊維の流れを下方にかつ互いに向けて方向ずけ
るので、繊維はミキシングゾーンにおいて出会う。しか
しながら、ミキシングゾーンへ入る繊維の流れは希薄で
あり、実質的な数の衝突を発生させないで、2つの流れ
を互いに横断させる。結局、リッカーインから型を運ぶ
コンデンシングスクリーンの左側への繊維は、主とし
て、スクリーンの右側に到達する傾向があり、またその
逆も可能である。型を有するコンデンシングスクリーン
がリッカーインの長さ、例えば、102cm(40インチ)に
沿って動くとき、繊維の堆積は起こる。
繊維の異なるミキシングパターンは、そらせ板をリッ
カーインの間のミキシングゾーン中に挿入することによ
て達成できる。このそらせ板は各々の繊維の流れの一部
を横断し、そしてそれを反対方向に転向するので、長い
繊維および短い繊維はウェブの横方向の幅を横切って広
がる。これはウェブを横切る長い繊維および短い繊維の
比例的に均一なミキシングを生ずる。そらせ板が流れを
完全に横断する場合、左側のリッカーインからの材料は
左側に転向しもどされ、そして逆も可能でああるので、
そらせ板をもたないものと本質的に反対の分布をもつ製
品が発生する。
ポケットは形成された構造体の形状を決定するが、ウ
ェブの厚さおよび密度は、主として、選択した繊維、そ
れらがミキシングされる比率、供給ロールの速度、およ
びコンデンシングスクリーンがポケットを動かす速度に
よって決定される。
異なる組成のパルプおよび紡織繊維は、それらのそれ
ぞれのリッカーインへ並列の関係で同時に供給すること
ができる。1つの実施態様において、パルプおよび紡織
繊維を後部から装置の中に(すなわち、フレーム中への
ポケットの型の入口に向かって)供給して、構造体の底
部を形成し、一方他の材料を全部に向けて(すなわち、
ポケットの出口)供給して上層を形成する。これらの垂
直方向のゾーンは、異なる材料をリッカーインの長さに
沿って1または2以上のそらせ板と協動させて供給する
ことによって変化させることができる。
このようにして、異なるゾーンを定め、そして水平ま
たは垂直の層またはゾーンをもつ生ずる構造体を形成す
ることができる。ウェブのゾーンの各々は、界面を横切
って繊維をからみ合わせることによって、そのお隣接す
るウェブの1または2以上のゾーンと一体的に関連され
る。
本発明による型またはポケットは、所望の製品の形状
に順応し、そしてコンデンシングスクリーン上のコンデ
ンシングゾーンを通して方向づけられる。吸引手段およ
び望ましくない流れの漏れまたは吸引圧力の損失を防止
することのできるカバーアセンブリーを、また、コンデ
ンシングゾーンに設ける。
あるいは、コンンベヤースクリーンを排除し、そして
型は一体のコンデンシングスクリーンを組込むことがで
きる。このような場合において、型はウェバーのミキシ
ングゾーンより下に配置されたコンデンシングゾーン
へ、ベルト、チェーンなどの手段によって、系統的に供
給することができる。いずれの場合においても、コンデ
ンシングゾーン内において、型は互いにかつ、例えば、
ダクトによって提供された、シーリングアセンブリーと
かみ合うので、繊維のすべては型のスクリーンまたはコ
ンンベヤースクリーン上にコンデンシングされ、これに
よって繊維材料の個々の造形されたパッドが形成する。
ポケット形成コンデンシング手段は有孔コンベヤーベ
ルトからなる連続のウェブコンデンシングスクリーンと
相互に交換可能であるが、ただし、すべての場合におい
て、コンデンシングスクリーンの運動方向はリッカーイ
ンの軸に対して平行である。ポケット形成コンデンシン
グ手段は従来の二重−リッカーインウェバーとともに使
用できるが、このような方法および装置は2つの材料に
限定され、それゆえ型内で水平の層および垂直のゾーン
を生成することができない。従来のウェバーにおける生
産能力は、リッカーインの長さを増加し、かつポケット
を平行に形成することによってのみ増加することがで
き、これは非常に複雑な装置を生ずる。横方向ウェバー
を使用することによって、能力はリッカーインの長さお
よびポケットまたは型の直線速度を増加することによっ
て増加することができる。
本発明の上の利点および多数の他の特徴は、以下の詳
細な説明および添付図面に照して容易に理解されかつ認
識できるであろう。
第1図および第2図は、本発明による装置の主要な構
成成分の斜視図および断面図を示す。本発明は、短い繊
維および長い繊維を変化可能な水平および垂直の断面組
成を有する不織布に結合するために適合する。主とし
て、この装置は平行に作動する2つのリッカーイン10、
20を含む。一方のリッカーイン10は短い繊維を個別化す
ることができ、そして他方のリッカーイン20は長い繊維
を個別化する。ウェブの形成ではなく、繊維の個別化
は、一般に、ファリントン(Farrington)への米国特許
第3,740,797号に従って実施し、その詳細はここに引用
によって加える。
第1図の左側に示されている、短い繊維を、まず、参
照すると、パルプボード30の形態の木材パルプをプレー
ト11(第2図)と針金を巻いた供給ロール12との間に向
ける。プレート11はその下部にノーズバー12を有し、こ
れは短い繊維の個別化の間にパルプボード30のアンビル
を提供する。繊維は、供給ロール12の下にかつノーズバ
ー13に作動的に隣接して配置された回転するリッカーイ
ン10によって個別化される。ノーズバー13は、プレート
11、供給ロール12、リッカーイン10、ノーズバー13自
体、およびリッカーイン10に隣接する傾斜面15によって
形成された通路に沿って、パルプボード30を方向づける
ことを促進する。これらの要素は繊維化ステーションを
形成し、ここで繊維材料、すなわち、パルプボード30は
個々の繊維に転化される。傾斜面15はリッカーイン10の
歯16から短い距離を置いて位置し、そしてパルプボード
30は、それがノーズバー13により歯16と接触するように
なるとき、パルプボード30に作用するリッカーイン10の
歯16によって繊維に個別化される。
典型的な短い繊維は、種々のタイプの木材、綿リンタ
ー、アスベスト繊維、ガラス繊維などを包含する。木材
パルプ繊維は、コストが低くかつ入手容易であるため
に、最も頻繁に使用される。パルプ繊維は、変化する大
きさおよび厚さのパルプボードの形態で商業的に入手可
能である。
短い繊維について、ノーズバー13は比較的平らな側壁
14を有する(第2図)。供給ロール12は、例えば、第2
図に示されているようにブラケット19によって、側壁14
およびノーズバーに関して調節が可能であるように取り
付けられている。ブラケット19および供給ロール12は、
弾性的にバイアスされていて、パルプボード30をノーズ
バー13へ既知の手段によって向けかつパルプボードを推
進させてリッカーイン10の歯16とかみ合わせる。この設
計は変化する厚さのパルプボードの使用を可能とする。
供給ロール12は軸に支持されており、そして慣用のモ
ーター手段(図示せず)によって、パルプボード30をリ
ッカーイン10へ供給すべき速度によって決定された速度
で回転される。この速度は、単位時間内にウェブを形成
するように堆積されるパルプ繊維の量を決定する。パル
プボード30は、供給ロール12により、第1図に矢印Xで
示す方向に供給される。
リッカーイン10は、同様に、軸により支持されてお
り、そして慣用のモーター(図示せず)によって前もっ
て決定した速度で回転される。リッカーイン10は、パル
プボードから個々の繊維が遊離されるまで、歯16とのか
み合いによって、パルプボードを急速にかつ信頼性をも
ってほつれさせかつコーミングすることができる。6000
rpm付近の速度はこの目的に適当であることがわかっ
た。歯16は、パルプボード30によって表わされる選択し
た短い繊維材料のために最適の輪郭をもつように選択さ
れる。
長い繊維は、第1図および第2図の右側に示されるよ
うに、短い繊維と非常に同じ方法で個別化される。典型
的な長い繊維は、合成繊維、例えば、セルロースアセテ
ート、塩化ビニル−酢酸ビニルおよびビスコースステー
プルレーヨン繊維、および天然繊維、例えば、綿、羊毛
などを包含する。長い繊維、例えば、レーヨンは、変化
する繊維長さで、こりで商業的に入手可能である。
長い繊維源は、レーヨンを繊維源として使用すると
き、通常カージングしたバット形態で提供される。バッ
ト32は、プレート21(第2図)およびノーズバー23と協
動して作用する第2の針金を巻いた供給ロール22を介し
て、リッカーイン20へ導入される。しかしながら、ノー
ズバー23は、長い繊維源とともに使用することができ、
パルプとともに使用するノーズバー13と異なる。レーヨ
ンおよび他の長い繊維源はパルプボードの物理的一体性
を欠くので、バット32は、リッカーイン20とかみ合うよ
うに、より積極的に拘束しかつ方向づけなくてはならな
い。第2図に示すように、ノーズバー23は湾曲してい
て、第2供給ロール22の隣接表面に本質的に順応する。
このようにして、レーヨン源中の繊維は、リッカーイン
20の歯26へ送られるまで、第2供給ロール22に関して所
定位置に維持される。
リッカーイン20は、長い繊維を劣化または損傷しない
で、歯26が長い繊維をバット32にからコーミングできる
ような速度で、回転される。3000rpm付近の速度はこの
目的に適当であることがわかった。リッカーイン20の歯
26は、一般に、リッカーイン10の歯16よりも短く、溶液
より小さいピッチを有する。
支持構造体またはフレームおよび駆動手段は、もちろ
ん、図面中に一般に示すように、本発明の種々の要素の
ために設けられる。さらに、ノーズバー、供給ロールな
どは、最適な結果を達成するために、互いに関して調節
することができる。
長い繊維および短い繊維は、同時にあるいは順次に、
個別化することができ、そして、第1図に示すように、
各リッカーインの位置にわたって分布して、1より多い
タイプの各繊維(すなわち、短い繊維のパルプボード
A、Bおよび長い繊維のC、D)が存在することができ
る。リッカーイン10、20は、第1図および第2図におい
て矢印Yで示すように、互いに向かって回転する。繊維
源、それらの分布、およびそれらが個別化される速度お
よび相対的比率は、所望の構造および繊維の組み合わせ
を有するウェブを製造するように選択する。
リッカーインからの個別化された繊維のドフィング、
およびミキシングゾーン40を通るコンデンシングゾーン
44への繊維の移送は、空気の流れによって促進される。
第2図に示すように、高い速度の空気は高真空室49によ
ってつくられた吸引によって引かれることができる。こ
の真空はモーター(図示せず)によって駆動されるファ
ンによって形成され、そしてダクト50を通して引かれる
(第1図)。結局、空気はリッカーイン10、20およびノ
ーズバー13、23を過ぎて、ミキシングゾーン40、ポケッ
トの型402およびコンデンシングスクリーン42を通して
引かれる。繊維はそれぞれの空気の流れ中に連行せれ、
推進されてリッカーイン10、20からミキシングゾーンに
おいて互いに向かって急送にかつ信頼性をもって動き、
そしてミキシングゾーンを通ってコンデンシングゾーン
へ行き、ここで繊維はポケット402中でパッド45を形成
する。
本発明によれば、コンデンシングゾーン44はミキシン
グゾーン40より下のかつそれに近接し、コンデンシング
スクリーン42より真上の、かつダクトプレート39の間の
空間内に定められる。コンデンシングゾーン44の長さは
リッカーイン10、20の長さに相当する。こうして、コン
デンシングゾーン44は、本発明に従い、個別化された繊
維を上から受容できる長くて細いトラフの形態である。
真空室49はそれを包装するエンドレスコンベヤーまた
はカージング42を有する。室49からの吸引力はコンデン
シングゾーン44にメッシュスクリーン42を通して加えら
れ、そのために適当な開口47が室49の上部に設けられて
いる(第2図)。あるいは、ポケットは個々の底部のス
クリーン450を有することができ、この場合において、
メッシュノスクリーン42はポケットをコンデンシングゾ
ーンを通して運搬する簡単な手段と置換することができ
る。次いで、吸引力はポケット402(第4図および第5
図)の底のスクリーン450を通して及び、そしてポケッ
トの上部からコンデンシングゾーンへ至る。
真空室における開口は、一般に、ポケットの幅によっ
て定められる空間の断面に相当する。コンベヤースクリ
ーン42を、コンデンシングゾーン44より下にかつそれと
連絡させて、平行のリッカーイン10、20の回転軸に対し
て平行である方向に位置させる。
コンデンシングスクリーン42はコンベヤーローラー5
2、54の上を案内され、こうしてそれは高真空室付近を
通過することができる。ローラー52、54の一方または双
方を駆動して、スクリーン42を制御した速度で動かす。
スクリーン42は他のコンベヤーと連絡し、これによっ
て、必要に応じて、それ以上の処理のためにウェブ45を
供給することができる。このような処理は、例えば、ロ
ブグレン(Lovgren)への米国特許第3,772,739号に記載
されているような、結合;造型手順;およびウェブ製品
の最後の仕上げを包含する。
ダクト39の下端をシールしかつ吸引ファンの効率を最
大とするために、ダクトプレート39をスクリーン42に向
かって下方に延長し、そしてスクリーン42の真上で停止
させる。ダクトプレート39はフローティングシール53を
さらに有することができ、フローティングシール53(第
2図)はそれより下にプレート39中のみぞの中に位置す
るばねによってスクリーン42と接触するようにバイアス
されている。リッカーインのカバー55は、また、リッカ
ーインの外周辺のまわりに延びており、そしてプレート
39とかみ合って、空気の流れを形成する真空のための追
加のシールを提供する。
スクリーン42がコンデンシングゾーン44を出入する場
所において、それぞれ、ローリングシール57、56がダク
トプレート59上に設けられている(第3図)。シーリン
グロール56、57はダクトプレート39の平行のへりの間に
位置し、そしてスクリーンおよびウェブ上で自由に回転
して、スクリーンおよびウェブの動きを収容する。ウェ
ブ45がスクリーン42によって支持されるコンデンシング
ゾーン44を出るとき、それはシーリングロール56の下を
通る。ダクトプレート39は、真空を維持するほかに、繊
維をコンデンシングゾーン44へ案内し、そして、ダクト
プレート59、フローティングシール53およびシーリング
ロール56、57と一緒に、吸引空気の流れの効率を改良す
る。
型402がコンデンシングゾーン44内に存在するとき、
それらは機械方向においてシール的に隣接する型とシー
ル可能な接触に互いにあり、そして側面においてシーリ
ングアセンブリーとシール可能に接触しているので、空
気連行される繊維のための唯一の利用可能な通路はそれ
らを型402中に導く。このようにして、1系列の個々の
ウェブ置換基が形成され、各々は型402によ形状によっ
て定められた明確な輪郭を有する。この方法および装置
により作られた例示的製品は第8図〜第10図に示されて
いる。
型402は永久的にコンンベヤースクリーン42へ固定す
ることができ、このスクリーンは連続ベルトまたはチェ
ーンの形態であり、こうしてそれらはコンデンシングゾ
ーンを通して連続的に循環し、最終製品は型402からゾ
ーン44の収集点において取り出される。
あるいは、型402はカートリッジ型アセンブリー430か
ら供給することができ(第1図および第2図)、こうし
て1系列の接続されていない型402はコンデンシングゾ
ーン44を通過し、その後ウェブ製品の取り出し前に、そ
れ以上の処理に利用できる。図示するように、カートリ
ッジアセンブリー430は垂直の長方形の構造体であり、
その上部は開いていて型402の積重ねを受容する。コン
デンシングゾーン44に隣接する壁432を除外して、側壁
の下端はコンデンシングスクリーン42とシーリング接触
にある。壁432の基部に、型402の1つの断面よりわずか
に大きい開口434が存在する。
コンデンシングスクリーン42は動いているので、アセ
ンブリー430における型の積重ねの一番下と摩擦接触
し、そしてそれを前方に(第3図において左に)リッカ
ーイン10、20より下のコンデンシングゾーン中に推進す
る。シール57はコンデンシングゾーンへの型の入口に設
けられていて真空を維持する。このシールを使用すると
く、カートリッジアセンブリー430はコンデンサーにす
ぐに隣接させる必要はない。その代わり、これはコンデ
ンサーから上流のコンベヤーに沿った任意の位置に存在
することができる。
ポケットの型402に供給する操作を改良するために、
スクリーンおよび型の底部を高い摩擦の物質で被覆する
ことができる。また、小さいフックをコンデンシングス
クリーンに沿って間隔を置いて配置して、一番下の型を
かみ合わせ、それをコンデンサー中へ引くことができ
る。
本発明による装置は、また、リッカーイン10、20の間
を垂直に通りかつミキシングゾーン40と交差する平面名
に配置された、後退可能な1片のまたは多数の区画のそ
らせ板を有することができる。そらせ板は、下方の前へ
りが動くコンデンシングスクリーン42におけるあるいは
それより上の任意の前もって決定した点に下降するよう
に、配置するすることができるが、3つの明確な量的位
置を定めることができる。そらせ板60またはそらせ板の
一部が上のまたは完全に後退した位置にあるとき、前へ
りはリッカーインを去る繊維の流れと機械的接触から除
去される。そらせ板60またはその一部が完全に下降して
いるとき、その下方の前へりはミキシングゾーン40内の
前もって決定した位置においてスクリーン42にあるいは
それより上に存在し、そこでそれは繊維の流れを完全に
遮断する。最後に、そらせ板60またはその一部は、その
下方の前へりがミキシングゾーン40内の前もって決定し
たブレンド点に相当するように位置することができ、こ
こでそれは繊維の流れを部分的に遮断する。従来未知
の、広範な種類の複合構造体は、本発明によって、そら
せ板60またはその一部の位置を変化させることにより、
そしてこれらのそらせ板の部分に隣接して供給ロール1
2、22の経を経て1または2以上の材料を供給すること
によって発生させることができる。第8図〜第10図は、
本発明による、以下の実施例に従って記載するような、
例示的複合構造体を図解する。第4図〜第6図は、製品
を作るために使用する型の形状を図解する。
コンデンシングゾーン44へ送られるポケットの型44
は、第4図に示すタイプであることができる。この型は
外形が略長方形であり、そして任意の便利な材料、すな
わち、木材、プラスチック、金属などから作ることがで
きる。所望の最終または中間の製品の形状を有するみぞ
445を、型を通して完全に形成する。しかしながら、型
の底は、スクリーンメッシュ450で閉じることができ
る。結局、真空源は型を通して方向づけることができる
が、真空力によって生じた空気の流れ中に連行された繊
維はスクリーン450によって遮断される。型がコンデン
シングゾーンを通して動くとき、繊維はくぼみ445に集
まる。これらの繊維はからみ合った繊維の造形された構
造体を形成する。とくに、第4図の「8」の形状の型は
繊維のパッドを生じ、これはさらに加工後、形状に適合
した女性の生理用ナプキンとして有用である。
他の空胴の形状を使用して他の3次元のパッドの形状
をつくことができる。第5図の上の型は長方形のみぞ44
9を有し、そして長方形のパッドをつくであろう。第5
図の下の型465は、2つの円形のディスクのパッドを生
成する円形のみぞ451を有する。必要に応じて、上の型
の空胴が重なりかつ下の型内の空胴より大きいかぎり、
型を互いの上に積重ねることができる。さらに、型を積
重ねるとき、上の型のためのスクリーン450は除去し、
こうして上の型内の繊維が下の型内の繊維と連結するよ
うにしなくてはならない。第7図において、型460およ
び465を積重ね、それらの中でウェブを形成し、そして
得られたパッドをひっくり返して、それを型から射出す
ることによって作られた製品が示されている。
当業者は理解するように、これらの実施例は本発明に
よる多くの新規な構造体のわずかのみを表わす。その
上、これらの実施例から明らかなように、形成するウェ
ブの横方向の排出およびポケット型の配置のため、均一
にブレンドされたウェブが既知の装置、例えば、前に示
したファリントン(Farrington)の特許の方法および装
置と同一な方法で得ることができる。対照的に、本発明
による横方向ポケットウェバーは、繊維を独特のゾーン
形成パターンに従って3次元のウェブ構造体に堆積する
傾向がある。これらのパターンを操作して新規なかつ有
用な複合構造体を製造することができる。
実施例1 それぞれ、短い繊維Aおよび長い繊維Cの形態の2つ
の異なる繊維材料30、32を、それぞれ、供給ロール12、
22に送り、異なる繊維源の各々はリッカーイン10、20の
1つの同一広がりである。そらせ板60が上の位置にある
とき、3つの横方向のゾーンを有する複合ウェブが形成
し、ゾーンの各々は機械方向に延びる。この製品の略断
面図は第5図に示されている。
ゾーンに似た複合構造体は、リッカーインからドフィ
ングされ、ミキシングゾーン40を通過し、次いでコンデ
ンシングゾーン44内で横方向のウェブに形成される繊維
の軌跡の結果である。従来のウェバーにおいて、このよ
うな発生期にあるゾーンは、標準の縦の機械方向、すな
わち、このようなゾーンが形成するであろう方向におい
て、形成するウェブの連続的抜出しによって相殺される
か、あるいは一体になる傾向がある。しかしながL、形
成するウェブを横方向に抜出すことによって、ゾーンは
繊維の軌跡によって生ずる繊維の体積パターンの結果と
して形成する。
そらせ板60が上にあるとき、それは繊維/空気の流れ
がミキシングゾーン40を通してコンデンシングゾーン44
へ行くとき、希薄な繊維/空気の流れの軌跡を変更しな
い。空気の流れ内の繊維は、それらをそれぞれのリッカ
ーインから離れる方向に、反対のリッカーインの側のウ
ェブに向かって投げる傾向のある運動の成分を保持す
る。結局、流れは非常に希薄であり、繊維の衝突の傾向
はほとんど存在しないので、繊維はミキシングゾーン40
内で互いを追い越す傾向をもつ。こうして、繊維はコン
デンシングゾーン44の反対側に向って主として堆積され
る。第5図に示すように、左側のリッカーインから生ず
る短い繊維Aは狭い右側のゾーンAを形成する傾向があ
る。右側のリッカーインから発生する長い繊維Cは、主
に繊維Cを含有する狭い左側のゾーンCを形成する傾向
がある。繊維のゾーンAおよびCの間に、繊維A+Cの
ブレンドを含有する幅広い横方向のゾーンが存在する。
ゾーンの境界において、繊維はからみ合うので、ウェブ
は1つの片で形成される。
実施例2 実施例2の繊維源を使用するが、スクリーン42上にウ
ェブとして最終的に堆積する前に、個別化した繊維の軌
跡に影響を及ぼすために、そらせ板60をミキシングゾー
ン40内のブレンド点に配置させる。個別化された繊維は
各リッカーインからミキシングゾーン40を通かしてコン
デンシングゾーン44上に行き、ノズルを出るスプレーの
方法で、軌跡のある範囲または角度内で落下する。そら
せ板60は、前もって決定したブレンド点に配置すると、
軌跡の角度の少なくとも一部を横断し、角度のその部分
内の繊維の一部および連行する空気の流れを、そらせ板
60でバウンスさせて、コンデンシングゾーン44のそれ自
信の発生した側に向わせる。
リッカーインの各々からほぼ等しい体積の繊維が、中
断せずにそらせ板60の下を通過できるようにして、そら
せ板60へ再び向けられるように、そらせ板のブレンド点
を選択する場合、短い繊維および長い繊維A+Cの均一
にブレンドしたウェブが得られる。ブレンド点は、もち
ろん、広範な種類の繊維の堆積パターンおよび不織ウェ
ブ構造体が得られるように選択することができる。
実施例3 なお他の実施態様において、そらせ板60を、スクリー
ン42よりほぼ5.1cm(2インチ)上の、下の位置に配置
する。各繊維が平行のリッカーイン10、20の一方の操作
長さにわたって供給されるように、実施例2の2つの異
なる繊維A、Cを使用する。この場合において、繊維の
軌跡の実質的にすべてはそらせ板によって中断され、繊
維をコンデンシングゾーン44のそれらの発生した側に向
けて投げ戻す傾向がある。その結果、第6図に示すよう
に、実施例2のウェブに類似するが、逆の順序で繊維の
ゾーンAおよびCを有しかつより狭い転移ゾーンA+C
を有するウェブが得られる。
そらせ板の位置に無関係に、空気の乱流のため、ウェ
ブを横切る長い繊維および短い繊維の多少の分布が存在
することを理解すべきである。こうして、第5図および
第6図におけるゾーンの表示は、単に、各々において主
要比率の繊維を示す。ゾーンの各々における繊維の比率
は、また、繊維源30、32をリッカーインに供給する速度
によって調節することができる。より速い速度で供給さ
れた繊維はウェブ中にその生成物のより大きい濃度を生
成するであろうが、ウェブを横切ってそらせ板の位置に
よって決定される方法で分布されるであろう。
実施例4 リッカーイン10、20の各々は1つの繊維源を完全に供
給する必要はないが、リッカーインの各々へ供給される
繊維のすべてはリッカーインが適合する繊維のタイプ
(短い繊維または長い繊維)に合致する。こうして、例
えば、4つの繊維源A〜Dを2つのリッカーインの間に
等しく分布させ、繊維源の各々はそのそれぞれのリッカ
ーインの半分をカバーする。その上、繊維をリッカーイ
ンの中に異なる速度で回転する供給ロールによって供給
することができる。第1図は、また、この実施態様を例
示する。短い繊維A、Bを製造するための2つの異なる
パルプボード30、31っをリッカーイン10へ供給し、そし
て長い繊維C、Dを製造するための2つの異なる紡織繊
維のバット32、33をリッカーイン20へ供給する。装置の
入口端に向かう繊維の組み合わせA、ちゃウェブの下層
を生成するが、装置の出口端へ向かう繊維の組み合わせ
B、Dは上層を生成する。
第1図の多数の繊維の供給物A〜Dを、装置に、ブレ
ンド点の位置にあるそらせ板で供給して、繊維の均一な
ミキシングおよび堆積を促進する。機械方向における2
つの後方の繊維源AおよびCは、それらの繊維を型に最
初に供給する。型のこの部分が出口に向かって動くと
き、それは源ACおよびBDの間の転移より下を通り、そし
てすべてのつの繊維源の均一な混合物は下層の上部に横
たえられる。スクリーンの部分が繊維B、Dを供給され
るリッカーインの領域の下を動くとき、これらはBおよ
びDの上の均一にブレンドされた層として堆積されて、
第10図に断面を示す製品が形成する。そらせ板60を複数
の区画で作る場合、これらの区画は個々にセットして、
製品の異なる層においてブレンド比を変化させることが
できる。例えば、第10図に示す2つの層は第8図および
第9図に示す形態であることができる。
他の変更 中央層が他の層によって取囲まれた製品は、吸収体、
例えば、おむつまたは生理用ナプキンとして非常に有用
であることができる。このような製品では、内部の繊維
のブレンドは高い吸収性の製品であるように選択され
る。例えば、この層はパルプまたは超吸収性繊維を高い
比率にして作ることができる。外側繊維はそれらの吸引
性質性質、すなわち、液体を動かす能力について選択さ
れる。例えば、レーヨン繊維はすぐれた吸引性質を有す
る。このような製品では、湿分は使用者の皮膚および衣
服から離れる方向に吸引性繊維によって方向づけられ、
そして製品の中央に高い吸収性の繊維によって保持され
る。
パプルまたは高い吸収性の繊維の供給を間欠的にする
場合、この材料のパッチは形成するパッド中に埋込まれ
るであろう。
種々の他の製品は、セグメントで、コンデンシングス
クリーンを始動および停止することによって、そして種
々の繊維材料A、B、C、およびDをリッカーインへの
供給を開始および停止または順次にすることによって作
ることができる。また、湿気の取扱い以外の性質を製品
に付与する繊維を含めることができる。例えば、大き弾
性をもつ繊維材料を使用して、立ち毛材料に似た触感と
するばね様特性を製品、例えば、ナプキンに与えること
ができる。
本発明は特定的に示しかつその好ましい実施態様を参
照して説明したが、形態および細部の種々の変化は本発
明の精神および範囲を逸脱しないでなすことができるこ
とは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるポケットの型を装備した横方向
ウェバーの略図であり、その主要な構成成分を示す。 第2図は、本発明による装置のより詳細な断面図であ
る。 第3図は、第2図の装置の側面図である。 第4図および第5図は、単一および二重のポケットの型
の例示的斜視図である。 第6図および第7図は、本発明に従って作られた不織ウ
ェブのパッドの斜視図である。 第8図〜第10図は、本発明による装置で作られた例示的
不織繊維のパッドの断面図である。 10……リッカーイン 11……プレート 12……針金を巻いた供給ロール 13……ノーズバー 14……側壁 15……傾斜面 16……歯 19……ブラケット 20……リッカーイン 21……プレート 22……第2の針金を巻いた供給ロール 23……ノーズバー 26……歯 30……パルプボード 32……カージングしたバット 35……ダクト 37……ダクト 39……ダクトプレート 39′……壁 40……ミキシングゾーン 42……コンデンシングスクリーン 44……コンデンシングゾーン 45……ウェブ 46……吸引プレート 47……適当な開口 49……高真空室 50……ダクト 52……コンベヤーローラー 53……フローティングシール 54……コンベヤーローラー 55……リッカーインのカバー 56……ローリングシール 57……ローリングシール 59……ダクトプレート 60……回転可能なそらせ板 62……シールド 65……幅広い層 66……中央層 67……上層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニコラス・ウイアソン アメリカ合衆国ニユージヤージイ州 08884 スポツツウツド・ウイラードク ラークサークル 89 (56)参考文献 特公 昭55−6748(JP,B2) 米国特許3973291(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01G 25/00 D04H 1/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維材料を、第1位置において第1繊維化
    ステーションに供給する第1供給手段、 繊維材料を、第2位置において第2繊維化ステーション
    に供給する第2供給手段、 ミキシングゾーンを前記繊維化ステーションの間に規定
    する手段、 互いに向けてそれぞれの平行軸のまわりを回転するよう
    に取り付けられた第1および第2のリッカーインであっ
    て、前記第1および第2のリッカーインの外側周辺の一
    部は、それぞれ第1および第2の繊維化ステーションに
    おいて、それぞれ前記第1および第2の供給手段に隣接
    しており、前記第1および第2のリッカーインはそれぞ
    れの繊維化ステーションへ供給される繊維材料とかみ合
    って、前記材料をオープニングし、かつそれぞれ、第1
    および第2の流れで、互いにおよび前記ミキシングゾー
    ンに向かう軌跡で、動く個別化された繊維を生成する第
    1および第2のリッカーイン、 空気に対して少なくとも部分的に透過性であり、そして
    リッカーインの軸に対して平行に動く、前記ミキシング
    ゾーンを越えて位置するコンベヤー手段、、 前記コンベヤー手段とミキシングゾーンとの間のコンデ
    ンシングゾーンであって、前記コンベヤー手段はこのコ
    ンデンシングゾーンにその入口端で入りそしてその出口
    端で去るコンデンシングゾーン、 パッドの所望の個々の形状に相当する前もって決定した
    ポケット形状を有する、該コンベヤー手段とは別個の少
    なくとも1つの型であって、前記型は空気の流れ中の繊
    維をミキシングゾーンから受容することができ、そして
    前記コンベヤー手段によってコンデンシングゾーンへ導
    入されることができる少なくとも1つの型、 前記型の下表面と接触し、そしてコンベヤーの空気透過
    性部分と少なくとも部分的に連絡している有孔表面、お
    よび 前記型が前記コンデンシングゾーンを通過する間、前記
    コンベヤーの空気透過性部分および有孔表面を通して前
    記コンデンシングゾーンと選択的に連絡する真空手段で
    あって、空気連行繊維を前記型の中に有孔表面上でその
    中のコンデンシングのために引入れる真空手段 を含むことを特徴とするパッド製品形成装置。
  2. 【請求項2】繊維材料の第1源を供給して第1リッカー
    インとかみ合わせ、繊維材料の第2源を供給して第2リ
    ッカーインとかみ合わせ、前記第2リッカーインは前記
    第1リッカーインの軸に対してその軸を平行にして配置
    されており、 前記第1および第2のリッカーインを互いに向けてそれ
    らの軸のまわりに回転させて、繊維材料をオープニング
    して個別化された繊維を形成し、 繊維を前記第1および第2のリッカーインから、互いに
    向けてかつミキシングゾーンの中に方向付けられた2つ
    の繊維の流れの形態でドフィングし、 前記繊維の流れをミキシングゾーンからコンデンシング
    ゾーンへ移し、 前記型を前記リッカーインの軸に対して平行の方向に前
    記コンデンシングゾーンを通して運搬しながら、繊維
    を、少なくとも1つの型内の該パッドの第2の部分より
    も該パッドの第1の部分の繊維のものが大きい比率を有
    する個々に形状付けられたパッドに成形し、 該型と別個の前記有孔表面を、該型に提供して、前記型
    内に繊維を蓄積するように、繊維の流れから遠い該型の
    表面を接触させる ことを含むことを特徴とする繊維のパッドを形成する方
    法。
  3. 【請求項3】繊維材料を、第1位置において第1繊維化
    ステーションに供給する第1供給手段、 繊維材料を、第2位置において第2繊維化ステーション
    に供給する第2供給手段、 ミキシングゾーンを前記繊維化ステーションの間に規定
    する手段、 互いに向けてそれぞれの平行軸のまわりを回転するよう
    に取り付けられた第1および第2のリッカーインであっ
    て、前記第1および第2のリッカーインの外側周辺の一
    部は、それぞれ第1および第2の繊維化ステーションに
    おいて、それぞれ前記第1および第2の供給手段に隣接
    しており、前記第1および第2のリッカーインはそれぞ
    れの繊維化ステーションへ供給される繊維材料とかみ合
    って、前記材料をオープニングし、かつそれぞれ、第1
    および第2の流れで、互いにおよび前記ミキシングゾー
    ンに向かう軌跡で、動く個別化された繊維を生成する第
    1および第2のリッカーイン、 空気に対して少なくとも部分的に透過性であり、そして
    リッカーインの軸に対して平行に動く、前記ミキシング
    ゾーンを越えて位置するコンベヤー手段、 前記コンベヤー手段とミキシングゾーンとの間のコンデ
    ンシングゾーンであって、前記コンベヤー手段はこのコ
    ンデンシングゾーンにその入口端で入りそしてその出口
    端で去るコンデンシングゾーン、 パッドの所望の個々の形状に相当する前もって決定した
    形状を有する少なくとも1つの型であって、前記型は空
    気の流れ中の繊維をミキシングゾーンから受容すること
    ができ、そして前記コンベヤー手段によってコンデンシ
    ングゾーンへ導入されることができる少なくとも1つの
    型、 前記型の下表面と接触し、そしてコンベヤーの空気透過
    性部分と少なくとも部分的に連絡している有孔表面、 前記型が前記コンデンシングゾーンを通過する間、前記
    コンベヤーの空気透過性部分および有孔表面を通して前
    記コンデンシングゾーンと選択的に連絡する真空手段で
    あって、空気連行繊維を前記型の中に有孔表面上でその
    中のコンデンシングのために引入れる真空手段、および 該第1および第2の流れにおける繊維の流れを制御する
    そらせ手段であって、該リッカーインの軸に平行な平面
    において該ミキシングゾーンに延びており、該型に対し
    て実質的に垂直であり、該軸に平行な方向に沿って変化
    する該型から所定の距離で終わっているそらせ手段 を含むことを特徴とするパッド製品形成装置。
  4. 【請求項4】繊維材料の第1源を供給して第1リッカー
    インとかみ合わせ、繊維材料の第2源を供給して第2リ
    ッカーインとかみ合わせ、前記第2リッカーインは前記
    第1リッカーインの軸に対してその軸を平行に配置され
    ており、 前記第1および第2のリッカーインを互いに向けてそれ
    らの軸のまわりに回転させて、繊維材料をオープニング
    して個別化された繊維を形成し、 前記繊維を前記第1および第2のリッカーインから、互
    いに向けてかつミキシングゾーンの中に方向づけられた
    2つの繊維の流れの形態でドフィングし、 前記繊維の流れをミキシングゾーンからコンデンシング
    ゾーンへ運搬し、 前記型を前記リッカーインの軸に対して平行の方向に前
    記コンデンシングゾーンを通して運搬する間、該繊維を
    該少なくとも1つの型内において個々に形状付けられた
    パッドに繊維をコンデンシングし、 該型と別個の前記有孔表面を、該型に提供して、前記型
    内に繊維が蓄積するように、繊維の流れから遠い該型の
    表面を接触させ、 該型をリッカーインの軸に平行な方向に移動させるとき
    に、該型に蓄積される繊維の混合物を変化させるよう
    に、該繊維の流れをそらせること を含むことを特徴とする繊維のパッドを形成する方法。
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