JP2799175B2 - 円筒形ウエブ形成装置 - Google Patents

円筒形ウエブ形成装置

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JP2799175B2
JP2799175B2 JP63238650A JP23865088A JP2799175B2 JP 2799175 B2 JP2799175 B2 JP 2799175B2 JP 63238650 A JP63238650 A JP 63238650A JP 23865088 A JP23865088 A JP 23865088A JP 2799175 B2 JP2799175 B2 JP 2799175B2
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ジエラルド・エム・マーシヤル
アラン・ピー・フアリントン
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ジヨンソン・アンド・ジヨンソン
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H1/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
    • D04H1/70Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres
    • D04H1/72Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of fibres the fibres being randomly arranged
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/15577Apparatus or processes for manufacturing
    • A61F13/15617Making absorbent pads from fibres or pulverulent material with or without treatment of the fibres
    • A61F13/15658Forming continuous, e.g. composite, fibrous webs, e.g. involving the application of pulverulent material on parts thereof

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、個別化された繊維の別の供給物、例えば、
紡織繊維および製紙用繊維から得られる不規則に配向し
た繊維の多少均一の相互混合物からウエブを形成する円
筒形ウエブ形成装置に関する。
不織繊維の構造体は、しばしば、長い繊維および短い
繊維の不規則であり、しかも均質の凝集物から成る。長
い繊維は、織物に適する天然および合成の両者の起源の
繊維である。それらは0.64cm(0.25インチ)より長く、
一般に1.27−6.35cm(0.5−2.5インチ)の範囲の長さで
ある。短い繊維は製紙のために適し、そして一般に0.64
cm(2.5インチ)より小さい長さを有し、例えば、木材
パルプの繊維または綿リンターである。この分野におい
て知られているように、安価な短い繊維を強く長い繊維
と急速にかつ信頼性をもってブレンドすることによって
強い不織構造体を作ることができる。
ブレンドした繊維の不規則な分布は、すべての方向に
おいて均一に強い、等方性のウェブまたは構造体を生ず
る。繊維は、また、方向づけて配置または整列させ、整
列の方向において強い、非等方性のファブリック(fabr
ic)をつくる。不織布は織製または編成した材料よりも
安価であり、しかも多少物理的性質、外観および重量が
匹敵する。こうして、安価な不織布は広範な種類の製
品、例えば、ハンドタオル、テーブルナフキン、生理用
ナフキン、病院用衣服、おむつ、化粧用パッドなどのた
めに利用可能である。これらの不織布は、選択的吸収性
質を有する層状または複合構造体として形成するとき、
とくに有利であることがある。
不織最終製品の所望の利用および特性は、ウェブ中の
繊維のタイプおよび長い繊維および短い繊維の相対的比
率によって支配される。所望の特性は、例えば、引裂き
抵抗、摩耗抵抗、伸張製、強さ、異なる液体の対する吸
収性または非吸収性、ヒートシール性および剥離抵抗性
を包含することができる。こうして、強く、しかも吸収
性のウェブは、2またはそれ以上の長い繊維および短い
繊維、例えば、レーヨンおよび木材パルプの種々の比率
の組み合わせから有利に形成することができる。
不織ウェブおよび他の繊維構造体を生成するための多
くの方法および装置が存在する。従来のカージングおよ
びガーディング方法は不織繊維のウェブを形成するが、
これらは一般に紡織長さの繊維に限定される。
「ランド−ウェバー(Rando−Webber)」方法を使用
して不織ウェブを製造することができる。この方法にお
いて、前もってオープニングした紡織繊維材料をリッカ
ーインに送り、このリッカーインは繊維をさらにオープ
ニングし、そして繊維を高速の低圧空気の流れへ導入す
る。繊維はコンデンシングスクリーン上に不規則に堆積
されて、等方性形成を形成する。紡織繊維の均一なウェ
ブを得ることができるが、この方法は短い繊維、あるい
は長い繊維および短い繊維のブレンドとともに使用する
ために不適当である。
ラングドン(Langdon)への米国特許第3,512,218号
は、順番に並列に配置された2つのリッカーインのよび
ロータリー供給コンデンサーアセンブリーを記載してい
る。この装置を使用して、繊維材料をリッカーインに供
給し、ここで繊維を個別化しかつコンデンシングスクリ
ーン上に堆積することによって、等方性不織ウェブが形
成される。単一の空気の流れを2つの部分に分割し、そ
して作用させて、繊維をリッカーインからドフィング
し、そしてスクリーン上にそれらを堆積し、ここでウェ
ブを形成する。この方法は、2つの繊維の流れを均質の
ブレンドするために使用できない。
ウッズ(Woods)への米国特許第3,535,187号には、界
面を横切って延びる紡織長さの繊維の小さいゾーンによ
って、隣接層の界面において接合された、不規則に配向
した繊維の層状ウェブを製造する装置が記載されてい
る。この特許の装置は、個別化された繊維を提供し、こ
の繊維は1対のそれぞれのリッカーインによって1対の
円筒形コンデンシングスクリーン上に堆積され、これら
のリッカーインは、繊維をドフィングするために、リッ
カーインより速く動く、高速の空気の乱流と協働して作
用する。しかしながら、空気の速度は、また、制御し
て、繊維がコンデンサーへ強制的に衝突されないように
しなくてはならない。コンデンシングスクリーンは互い
に密接して配置され、そしてコンデンサー上の繊維の層
はコンデンサーの間で圧縮して、層の間の界面で多少ブ
レンドされた複合不織ウェブ構造体を形成する。しかし
ながら、コンデンサーに隣接して実質的な繊維ミキシン
グゾーンは存在せず、そして繊維の相互混合物は最小で
ある。
不規則に配向した長い繊維および短い繊維の混合物か
ら成る不織ウェブを作る1つの方法は、ミリング装置を
使用して短い繊維を個別化し、そしてリッカーインを使
用して長い繊維を個別化する。繊維はミキシングゾーン
において混合され、そしてこの混合物はコンデンサー上
に堆積されて不織ウェブを形成する。混合された繊維は
不規則に配向するが、均質にブレンドされるようりはむ
しろ成層化する。さらに、ミリングは短い木材パルプの
繊維を完全に個別化しないので、繊維の望ましくない凝
集物または「ソルト(solt)」がこのウェブ製品中に発
生する。
長い繊維および短い繊維の混合および不規則に配向さ
れたウェブを作る他の方法は、予備オープニングした長
い繊維および短い繊維を単一のリッカーインに個別化の
ために導入する。しかしながら、長い繊維および短い繊
維のための最適なリッカーイン速度は異なる。長い繊維
の劣化を防止するために、この装置は長い繊維のために
最適な速度より遅い速度で操作しなくてはならない。結
局、この装置の速度および処理量は折衷される。
凝集物またはソルトを発生しないで長い繊維および短
い繊維のブレンドを製造する方法および装置は、ロブグ
レン(Lovgren)への米国特許第3,772,739号に開示され
ている。この特許は、各タイプの繊維を別のリッカーイ
ンで別におよび同時に個別化することを提供し、リッカ
ーインの各々はオープニングする繊維のために最適な速
度で操作される。例えば、長い繊維、例えば、レーヨン
は2400rpm付近で作動するリッカーインに供給される。
パルプボードは6000rpm付近で作動するリッカーインに
供給され、この速度は長い繊維を損傷するであろう。繊
維をそれらのそれぞれのリッカーインから別々の空気の
流れによってドフィングし、そして別々の空気の流れで
連行する。これらの流れは引続いてミキシングゾーンで
混合されて、繊維を混合する。次いで、均質なブレンド
を不規則な方法で、ミキシングゾーンに近接して配置さ
れたコンデンサー上に堆積する。この特許の装置は有用
であるが、それ事態広範な種類のウェブの製造に使用で
きない。
繊維の均質なウェブを製造する他の方法は、ファリン
トン(Farrington)の米国特許第3,740,797号に開示さ
れている。この特許は、繊維の供給物を反対方向に回転
する並列のリッカーインへ供給し、これらのリッカーイ
ンはそれぞれの最適な速度で作動して長い繊維および短
い繊維を個別化する。個別化れた繊維はリッカーインか
ら、遠心力によって、およびリッカーインの構造体から
離れない傾向のある繊維に対して向けられた高速の空気
の流れによって、ドフィングされる。各供給物から個別
化された繊維は、それらのそれぞれの空気の流れで連行
され、そしてミキシングゾーンにおいて交差する軌跡に
沿って高速度で互いに向かって推進され、そしてミキシ
ングゾーンにおいて、供給物の各々からの繊維の少なく
も一部はブレンドされうる。その下に真空室をもつコン
デンシング手段またはスクリーンはミキシングゾーンと
連絡しているので、ブレンドされた繊維はコンデンシン
グゾーン内のコンデンサースクリーン上に堆積されて、
繊維の等方性ウェブを生成する。このスクリーンはある
方向、すなわち、「機械方向」に動き、この方向はリッ
カーインの軸に対して垂直である。さらに、そらせ板を
空気の流れの間に介在させて、複合ウェブにおけるミキ
シングの程度および長い繊維および短い繊維の相対的位
置をコントロールすることができる。
ファリントン(Farrington)は、等方的に強くかつソ
ルトを含まない、均質にブレンドされかつ不規則に配向
された繊維の、空気で横たえられた不織ウェブを生成す
る方法および装置を提供する。ファリントン(Farringt
on)は広範な種類の不織ウェブ製品を提供するが、その
方法は、なお、多くの望ましい不織構造体またはウェブ
を製造するためには不十分である。
円筒形不織ウェブ構造体、例えば、タンポン型生理用
製品を形成することは、知られている。これはカージン
グしたウェブ材料をスライバーにネックダウンすること
によって達成される。スライバーを切片に切断し、これ
らの切片を円筒形にローリングし、次いで圧縮する。こ
の方法は、製品を製造する速度において制限を有する。
こうして、ファリントン(Farrington)の方法より急
速に、より厚いウェブ、および既知の方法によって既知
の装置で作ることのできる広い範囲の形状および複合構
造を有するウェブを製造する方法および装置を提供する
ことが有利であろう。
本発明は、広範な種類の異なる幅、厚さ、形状および
組成の複合不織ウェブ構造体を生ずる長いおよび短い繊
維のブレンドの高速製造に関する。
本発明の例示の実施態様において、供給ロールによっ
て駆動される2つの独立の繊維源を平行の反対に回転す
るリッカーインによって個別化する。個別化された繊維
を空気の流れおよび遠心力によってリッカーインからド
フィングし、そしてミキシングゾーンへ運搬する。繊維
はそのゾーンにおいて不規則にかつ均一のミキシングさ
れ、次いでコンデンシングゾーンに向けられ、ここで繊
維はコンデンシングゾーンに位置する狭いコンデシング
スクリーン上に堆積される。ミキシングゾーンは平行の
リッカーインの下に存在し、そしてリッカーインおよび
コンデンシングゾーンによって一般に定められ、コンデ
ンシングゾーンはミキシングゾーンより下に存在する。
スクリーンはリッカーインの軸に対して平行に動き、そ
してリッカーインの軸は普通の向きに対して横方向であ
る。リッカーインおよびそれらを収容するフレームに関
するスクリーンの動きは、コンデンシングゾーンの入り
口または後端(ここでスクリーンは、まず、コンデンシ
ングゾーンに入り、そして個別化された繊維を受け取
る)、および口または前端(ここで形成したウェブは繊
維の受容を停止し、そしてコンデンシングゾーンとの連
絡から追い出される)を定める。この装置の操作の間の
所定の運動において、ウェブは入り口および出口端(こ
れらは、また、一般にリッカーインの操作長さを定め
る)の間のコンデンシングゾーンにおいて形成される。
ダクトプレートを使用してリッカーインおよびコンデ
ンシングスクリーンの間に通路を定め、そしてスクリー
ンの下に位置するスロットを有する真空室を使用して、
繊維をリッカーインからドフィングしかつ繊維のスクリ
ーン上への堆積を促進する空気の流れを形成することが
好ましい。スクリーンはリッカーインの軸に対して平行
にかつそれらの間を移動するので、不織繊維のウェブの
高速の横方向の形成が存在する。本発明による横方向ウ
ェバー(transverse webber)は形成ゾーンを提供し、
その長さはリッカーインの実際の長さによってのみ制限
され、そしてその幅はリッカーインおよびスクリーンの
間の実際のダクトの形状によってのみ制限される。
複合および層状の構造体は、リッカーインの各々の長
さに沿ってリッカーインへ導入される材料を変化させる
ことによって作ることができる。異なる断面形状を有す
るウェブは、コンデンシングゾーンにおけるダクトプレ
ートまたは真空スロットの形状によって、ミキシングゾ
ーン中へそらせ板を導入することによって、あるいは供
給ロールの回転をプログラミングすることによって、あ
るいはそれらの組み合わせによって、発生させることが
できる。
本発明によれば、短い繊維および長い繊維、例えば、
それぞれ、パルプおよびレーヨン、の別々の源を別々の
リッカーインによって個別化し、そしてウェブに形成す
る。繊維源の各々を供給ロールおよびノースバー(nose
bar)によって案内して、そのリッカーインとかみ合
わせ、そしてリッカーインの各々はそれに作用する繊維
について適当な高い速度で回転する。2つのリッカーイ
ンは互いに対して平行であり、そして互いに向かって、
すなわち、反対方向に回転する。ノースバーおよびリッ
カーインを配置して、繊維について最適のオープニング
の関係を有する繊維化ステーションを提供する。リッカ
ーインの各々はその繊維の供給物に作用し、そして繊維
の供給物とリッカーインの急速に回転する歯との間の激
しい接触によって繊維を急速に個別化する。
反対に回転するリッカーインは遠心力を発生し、この
遠心力は個々の繊維をリッカーインの各々から他方のリ
ッカーインからの繊維に向かって接線方向に投げる傾向
をもつ。重力、リッカーインの各々の回転によって自然
に発生する空気の流れ、およびコンデンサースクリーン
の下の吸引力によってつくられる高速の空気の流れは、
リッカーインから下方にかつ互いに向かって接線方向に
投げられた繊維を推進する傾向をもつ。これらの接線方
向および下方のベクトル成分は、個別化された繊維をリ
ッカーインの間であるが、それらより下に、中央に位置
するミキシングゾーンへ運搬する。
2つのリッカーインからミキシングゾーンへ入る個々
の繊維の流れは、希薄であり、2つの流れを互いに交差
させ、こうして繊維は実質的な数の衝突を発生しないで
互いに交差する。その結果、リッカーインからコンデン
シングスクリーンの左への繊維は、主としてスクリーン
の右側に到達する傾向があり、また、その逆も可能であ
る。
繊維の異なるミキシングのパターンは、そらせ板をリ
ッカーインの間のミキシングゾーンの中に挿入すること
によって達成することができる。このそらせ板は繊維の
各流れの一部を横切り、そして反対方向にそれを転向し
戻し、こうして長いおよび短い繊維はウェブの横方向の
幅を横切って広がる。これによって、ウェブを横切る長
いおよび短い繊維の比例する均一なミキシングが生ず
る。そらせ板は流れを完全に横断する場合、左側のリッ
カーインからの材料は左側へ転向し戻され、そしてその
逆も可能であるので、そらせ板をもたない製品と本質的
に反対の分布をもつ製品が作られる。したがって、本発
明は、先行技術において、例えば、横方向に分離したス
トリップで形成したウェブと異なる組成を有する製品を
製造する。
繊維の堆積は、リッカーインの長さ、例えば、102cm
(40インチ)にそってコンデンシングゾーンが動くと
き、起こる。こうして、同一のスクリーンの速度および
供給速度について、スクリーンの1インチ当たり堆積さ
れる材料は先行技術におけるよりも大きく、ここでリッ
カーインはスクリーンの動く方向に対して垂直であり、
そしてコンデンシングゾーンはリッカーインから延びる
ダクトの間の分離、すなわち、10.2cm(4インチ)のみ
である。
ウェブの幅は、本発明に従い、ダクトを使用する場
合、リッカーインの間の距離によって決定される。しか
しながら、ダクトはリッカーインからコンデンシングゾ
ーンに向かって広がることができる。このような場合に
おいて、幅は広がりの角度およびリッカーインからスク
リーンへの距離によって決定され、後者の距離は、ダク
トの壁から分離しないで均一な流れのプロフィルを維持
する間、繊維/空気の流れが膨張する能力によって制限
される。コンデンシングスクリーンがエンドレスの動く
ベルトの形状であるとき、繊維の供給が消耗されない限
りかつ消耗されるまで、ウェブの長さは一般に連続であ
る。ウェブの厚さおよび密度は、主として、選択した繊
維、繊維がミキシングされる比率、供給ロールの速度、
およびコンデンシングゾーンが動く速度によって決定さ
れる。
異なる組成のパルプおよび紡織繊維は、並列した関係
で、それぞれのリッカーインへ同時に供給することがで
きる。1つのこのような実施態様において、パルプおよ
び紡織繊維を装置の中にコンデンシングゾーンの入り口
端に向かって供給してウェブの下層を形成し、一方他の
材料を出口に向けて供給して上層を形成する。このよう
にして、ミキシングゾーンの異なる領域を定め、そして
得られるウェブは水平および垂直の層またはウェブのゾ
ーンとして形成することができる。ゾーンの各々はその
隣接するウェブの1または2以上のゾーンと、界面を横
切る繊維の絡み合いによって一体的に関連する。そし
て、ゾーンの各々は不規則に配向した繊維の異なるが、
均一な組成を有する。
異なる繊維材料をリッカーインの各々にリッカーイン
の各々の長さの異なる部分にわたって導入するとき、層
状作用が発生する。底の層を最初にコンデンシング手段
上に形成する。それはリッカーインの最も後ろの部分へ
供給された繊維方法から作られ、繊維はコンデンシング
ゾーンの入り口または後ろに最初に入るとき開始する動
くコンデンシングスクリーン上の位置に堆積される。繊
維材料の異なるブレンドを後端のリッカーインの下流に
導入することによって、連続する層を形成することがで
き、上層はリッカーインの最前端に供給される繊維材料
のブレンドによって形成される。
水平の層形成作用は、このような水平層内の垂直の繊
維のゾーン区別される。リッカーインからの繊維のドフ
ィングおよびミキシングゾーンを通ってコンデンシング
スクリーンへ至る繊維の位相通路によって生ずる横およ
び対角線の堆積のパターン、それぞれ、ミキシングゾー
ンとの任意の操作接触においてそらせ板および/または
傾斜したシールドによって影響されうる通路から、垂直
のゾーンは生ずる。そのうえ、水平層および垂直ゾーン
は独立に形成し、得られる複合ウェブ構造体はリッカー
インへ供給される繊維材料の数、タイプおよび位置、お
よび垂直のそらせ板および/または傾斜したシールドの
位置によって定められる。
共通の垂直のそらせ板を使用するとき、ウェブ構造体
の層の各々内の横方向の堆積のパターンおよび生ずる垂
直のゾーンはグループで発生し、リッカーインの各々に
供給される材料のグループについてバイアスされてい
る。しかしながら、非常に広範な種類の構造体はセグメ
ント化そらせ板アセンブリーを装置に組み込むことによ
って提供することができる。セグメント化そらせ板は、
少なくとも2つのそらせ板セグメントからなり、それら
のセグメントはミキシングゾーンの少なくとも一部内に
選択的に介在することができ、そして互いに関して垂直
にスライドすることができる。セグメント化そらせ板は
ミキシングゾーン内でサブゾーンを定め、これらのサブ
ゾーンはリッカーインの操作長さの一部に相当する。こ
のようにして、水平および垂直の両者の堆積パターンお
よび生ずる水平層および垂直ゾーンは、調和して、形成
するウェブの各セグメントにわたって変化することがで
きる。
本発明は、また、セグメント化された供給を提供し、
この供給は異なる繊維材料をリッカーインへリッカーイ
ンの長さの一部またはセグメントに沿って有利にかつ選
択的に送る。セグメント化された供給は繊維のタイプお
よび所望の最終製品に対して調節されるので、異なる繊
維材料の各々はリッカーインのその部分に速度、位置お
よびリッカーインへの送る速度などの最適条件下に供給
される。とくに、セグメント化された供給は異なるタイ
プおよび厚さの繊維材料を、繊維化ステーションにおけ
る繊維化のために選択的に受け取るために適合し、そし
て供給ロールの速度はウェブ中の繊維の濃度を決定す
る。
なお他の実施態様において、本発明は半径方向に層状
化された円筒形不織ウェブ構造体を形成するための方法
および装置を提供する。横方向ウェバーによって形成さ
れるウェブの断面は、かならずしも長方形でありかつ層
状化されいる必要はない。ある用途、例えば、タンポン
について、円形の断面は望ましい。これは横方向ウェバ
ーまたはU字形コンデンシングスクリーンでウェブを形
成することによって達成できる。次いで、U字形のスク
リーンを、ガイドによってさらに曲げて円形にする。ス
クリーン上の繊維の堆積は、スクリーンを通る真空力
を、中央において最小でありかつ両側に向かって増加す
るようにコントロールすることによって均一にされる。
本発明の前述の利点および多数の他の特徴は、以下の
詳細な説明および添付図面に照らして、いっそう容易に
理解されかつ認識されるであろう。
第1図および第2図は、本発明による装置の主要な構
成成分の斜視図および断面図を示す。本発明は、短い繊
維および長い繊維を変化可能な水平および垂直の断面組
成を有する不織布に結合するために適合する。主とし
て、この装置は平行に作動する2つのリッカーイン10、
20を含む。一方のリッカーイン10は短い繊維を個別化す
ることができ、そして他方のリッカーイン20は長い繊維
を個別化する。ウェブの形成ではなく、繊維の個別化
は、一般に、ファリントン(Farrington)への米国特許
第3,740,797号に従って実施し、その詳細はここに引用
によって加える。
第1図の左側に示されている、短い繊維を、まず、参
照すると、パルプボード30の形態の木材パルプをプレー
ト11(第2図)と針金を巻いた供給ロール12との間に向
ける。プレート11はその下部にノーズバー13を有し、こ
れは短い繊維の個別化の間にパルプボード30のアンビル
を供給する。繊維は、供給ロール12の下にかつノーズバ
ー13に作動的に隣接して配置された回転するリッカーイ
ン10によって個別化される。ノーズバー13は、プレート
11、供給ロール12、リッカーイン10、ノーズバー13自
体、およびリッカーイン10に隣接する傾斜面15によって
形成された通路に沿って、パルプボード30を方向づける
ことを促進する。これらの要素は繊維化ステーションを
形成し、ここで繊維材料、すなわち、パルプボード30は
個々の繊維に転化される。傾斜面15はリッカーイン10の
歯16から短い距離を置いて位置し、そしてパルプボード
30は、それがノーズバー13により歯16と接触するように
なるとき、パルプボード30に作用するリッカーイン10の
歯16によって繊維に個別化される。
典型的な短い繊維は、種々のタイプの木材、綿リンタ
ー、アスベスト繊維、ガラス繊維などを包含する。木材
パルプ繊維は、コストが低くかつ入手容易であるため
に、最も頻繁に使用される。パルプ繊維は、変化する大
きさおよび厚さのパルプボードの形態で商業的に入手可
能である。
短い繊維について、ノーズバー13は比較的平らな側壁
14を有する(第2図)。供給ロール12は、例えば、第2
図に示されているようにブラケット19によって、側壁14
およびノーズバーに関して調節が可能であるように取り
付けられている。ブラケット19および供給ロール12は、
弾性的にバイアスされていて、パルプボード30をノーズ
バー13へ既知の手段によって向けかつパルプボードを推
進させてリッカーイン10の歯16とかみ合わせる。この設
計は変化する厚さのパルプボードの使用を可能とする。
供給ロール12は軸に支持されており、そして慣用のモ
ーター手段(図示せず)によって、パルプボード30をリ
ッカーイン10へ供給すべき速度によって決定された速度
で回転される。この速度は、単位時間内にウェブを形成
するように堆積されるパルプ繊維の量を決定する。パル
プボード30は、供給ロール12により、第1図に矢印Xで
示す方向に供給される。
リッカーイン10は、同様に、軸により支持されてお
り、そして慣用のモーター(図示せず)によって前もっ
て決定した速度で回転される。リッカーイン10は、パル
プボードから個々の繊維が遊離されるまで、歯16とのか
み合いによって、パルプボードを急速にかつ信頼性をも
ってほつれさせかつコーミングすることができる。6000
rpm付近の速度はこの目的に適当であることがわかっ
た。歯16は、パルプボード30によって表わされる選択し
た短い繊維材料のために最適の輪郭をもつように選択さ
れる。
長い繊維は、第1図および第2図の右側に示されるよ
うに、短い繊維と非常に同じ方法で個別化される。典型
的な長い繊維は、合成繊維、例えば、セルロースアセテ
ート、塩化ビニル−酢酸ビニルおよびビスコースステー
プルレーヨン繊維、および天然繊維、例えば、綿、羊毛
などを包含する。長い繊維、例えば、レーヨンは、変化
する繊維長さで、こりで商業的に入手可能である。
長い繊維源は、レーヨンを繊維源として使用すると
き、通常カージングしたバットの形態で提供される。バ
ット32は、プレート21(第2図)およびノーズバー23と
協動して作用する第2の針金を巻いた供給ロール22を介
して、リッカーイン20へ導入される。しかしながら、ノ
ーズバー23は、長い繊維源とともに使用することがで
き、パルプとともに使用するノーズバー13と異なる。レ
ーヨンおよび他の長い繊維源はパルプボードの物理的一
体性を欠くので、バット32は、リッカーイン20とかみ合
うように、より積極的に拘束しかつ方向づけなけてはな
らない。第2図に示すように、ローズバー23は湾曲して
いて、第2供給ロール22の隣接表面に本質的に順応す
る。このようにして、レーヨン源中の繊維は、リッカー
イン20の歯26へ送られるまで、第2供給ロール22に関し
て所定位置に維持される。リッカーイン20は、長い繊維
を劣化または損傷しないで、歯26が長い繊維をバット32
にからコーミングできるような速度で、回転される。30
00rpm付近の速度はこの目的に適当であることがわかっ
た。
リッカーイン20は歯26は、一般に、リッカーイン10の
歯16よりも短く、溶液より小さいピッチを有する。歯26
の各々のピッチおよび高さが約0.32−0.64cm(1/8−1/4
インチ)の範囲であるとき、最もすぐれた結果を得るこ
とができる。歯26の角度は−10度および+20度の間で変
化する。
支持構造体またはフレームおよび駆動手段は、もちろ
ん、図面中に一般に示すように、本発明の種々の要素の
ために設けられる。さらに、ノーズバー、供給ロールな
どは、最適な結果を達成するために、互いに関して調節
することができる。
長い繊維および短い繊維は、同時にあるいは順次に、
個別化することができ、そして、第1図に示すように、
各リッカーインの位置にわたって分布して、1より多い
タイプの各繊維(すなわち、短い繊維のパルプボード
A、Bおよび長い繊維のC、D)が存在することができ
る。リッカーイン10、20は、第1図および第2図におい
て矢印Yで示すように、互いに向かって回転する。繊維
源、それらの分布、およびそれらが個別化される速度お
よび相対的比率は、所望の構造および繊維の組み合わせ
を有するウェブを製造するように選択する。
個別化された長い繊維および短い繊維は、リッカーイ
ンがドフィングされ、そしてミキシングゾーン40におい
て互いに向って方向づけられる。ミキシングゾーンか
ら、繊維はコンデンサースクリーン42を含有するコンデ
ンシングゾーン44へ行く。この繊維の動きは空気の流れ
によって促進される。第2図に示すように、繊維をドフ
ィングし、そしてそれらをコンデンサースクリーン42へ
向ける、高速度の空気の流れは、スクリーンより下に位
置する高真空室49によってつくられる吸引力によって確
立されることができる。この真空はモーター(図示せ
ず)によって駆動されるファンによって形成され、そし
てダクト50(第2図)を経て引かれる。真空はダクト3
5、37を通して、リッカーイン10、20およびノーズバー1
3、23を過ぎ、ミキシングゾーン40およびコンデンシン
グスクリーン42を通して、室49に空気を引く。繊維はリ
ッカーインからミキシングゾーンへの空気の流れと同一
の通路を移動するので、繊維はリッカーイン10、20から
コンデンシングスクリーン42へ、より急速にかつ信頼性
をもって動かされ、コンデンシングスクリーン42におい
て繊維はウェブ45を形成する。リッカーイン10、20から
の繊維のドフィングを促進するために、空気の流れをリ
ッカーインの歯16、26に前もって決定した角度および速
度で向け、均一な流れのパターンを歯においてかつそれ
らの回りに発生させる。空気の流れの有利な操作は、フ
ァリントン(Farrington)への米国特許第3,740,797号
にさらに記載されている。
ウェブ45はコンデンシングゾーン44において形成さ
れ、このゾーンはミキシングゾーン40より下に間隔をお
いてかつそれに近接して、コンデンシングスクリーン42
に真上にかつダクトプレート39の間に位置する。コンデ
ンシングゾーン44の長さは、リッカーイン10、20の長さ
に相当する。こうして、本発明によるコンデンシングゾ
ーン44は、個別化された繊維を上から受容することので
きる長いトラフの形態である。
第2図に示すダクト壁39は、平行であり、そしてコン
デンシングゾーン44の幅を定める。しかしながら、これ
らの壁は壁39′と置換することができ、ここで壁39′
は、リッカーインの分離より広いウェブを形成するため
に、15度または20度までの角度で開いている(破線で示
す)。
コンデンシングスクリーン42は、好ましくは、エンド
レスコンベヤーを含み、このコンベヤーは高真空室49の
まわりを通ることができるように、コンベヤーローラー
52、54より上を案内される(第1図)。ローラー52、54
の一方または双方は、制御された速度でスクリーン42を
動かすように駆動される。
連行空気の流れを使用するとき、真空室49をコンデン
シングゾーン44と、メッシュスクリーン42を通して、吸
引プレート46内に設けられた適当な開口47を経て連絡す
るであろう(第2図)。開口は、一般に、ダクトプレー
ト39および59によって定められた空間の断面に相当す
る。コンベヤースクリーン42は、コンデンシングゾーン
44より下をかつそれと連絡して、かつ、平行のリッカー
イン10、20の回転軸の対して平行である方向に移動する
ように、位置決めされている。その結果、ウェブ45は、
繊維の供給入力の方向に直角にかつ回転するリッカーイ
ン10、20に関して横方向に、コンデンシングゾーン44か
ら追出される連続スライバーとして形成される。ウェブ
45は、既知の装置におけるように、リッカーインより下
に形成され、リッカーインの長さに相当する幅を有し、
そしてリッカーインの回転軸に対して垂直に動く平面
で、コンデンシングされない。
本発明によるウェブの厚さは、スクリーン42の速度に
対して逆比例する。スクリーン42が形成するウェブ45を
抜出す速度が速いほど、生ずるウェブの厚さは薄くな
る。しかしながら、本発明のコンデンシングゾーン44の
構造およびミキシングゾーン40に関する向きは、他の先
行技術より高度により速く、幅が狭いにもかかわらず、
より厚いウェブを形成することを可能とする。
スクリーン42は他のコンベヤーと連絡し、これによっ
て、必要に応じて、それ以上の処理のためにウェブ45を
供給することができる。このような処理は、例えば、ロ
ブグレン(Lovgren)への米国特許第3,772,739号に記載
されているような、結合;造型手順;およびウェブ製品
の最後の仕上げを包含する。
ダクト39の下端をシールしかつ吸引ファンの効率を最
大とするために、ダクトプレート39をスクリーン42に向
って下方に延長し、そしてスクリーン42の真上で停止さ
せる。ダクトプレート39はフローティングシール53をさ
らに有することができ、フローティングシール53はそれ
より下にプレート39中のみぞの中に位置するばねによっ
てスクリーン42と接触するようにバイアスされている
(第4図)。リッカーインのカバー55(第2図および第
8図)は、また、リッカーインの外周辺のまわりに延び
ており、そしてプレート39とかみ合って、空気の流れを
形成する真空のための追加のシールを提供する。
スクリーン42がコンデンシングゾーン44を出入する場
所において、それぞれ、ローリングシール57、56がダク
トプレート59上に設けられている(第3図)。シーリン
グロール56、57はダクトプレート39の平行のへりの間に
位置し、そしてスクリーンおよびウェブ上で自由に回転
して、スクリーンおよびウェブの動きを収容する。ウェ
ブ45がスクリーン42によって支持されるコンデンシング
ゾーン44を出るとき、それはシーリングロール56の下を
通る。ダクトプレート39は、真空を維持するほかに、繊
維をコンデンシングゾーン44へ案内し、そして、ダクト
プレート59、フローティングシール53およびシーリング
ロール56、57と一緒に、吸引空気の流れの効率を改良す
る。
第1図および第2図の装置は後退可能なそらせ板60を
有し、このそらせ板はリッカーイン10、20の間を垂直に
通過しかつミキシングゾーン40を横断する平面内に配置
されている。そらせ板はその前縁が前もって決定した点
において動くコンベヤースクリーン42においてあるいは
それより上に垂れ下るように配置することができるが、
3つの量的位置を定めることができる。そらせ板60は上
にあるいは完全に後退した位置に存在するとき、その前
縁はリッカーインを去る繊維の流れとの機能的接触から
除去される。そらせ板60が完全に下ると、その下縁はス
クリーン42にあるいはそれより上においてミキシングゾ
ーン40内の前もって決定した位置に存在し、それはミキ
シングゾーン40においてフローティングシールを完全に
遮断する。最後に、そらせ板60は、その下縁がミキシン
グゾーン40内の前もって決定したブレンド点に相当する
ように位置することができ、それはミキシングゾーン40
でフローティングシールの部分的に遮断する。そらせ板
60の位置を変化させ、かつ1または2以上の材料を供給
ロール12、22の各々を経て供給することによって、広範
な種類の複合構造体を発生させることができる。第5図
〜第7図は、次の実施例にしたがって記載する、例示的
複合不織ウェブ構造体を示す。当業者は理解するよう
に、これらの実施例は作ることのできる多くの構造体の
ほんのわずかを表わす。その上、実施例から明らかなよ
うに、ウェブ45の横方向の排出のため、既知の装置で同
一の方法で、、例えば、ファリントン(Farrington)の
方法および装置で得ることのできない、均一なブレンド
されたウェブが形成する。対照的に、横方向ウェバーは
独特のゾーン形成パターンに従って繊維をウェブに堆積
する傾向がある。これらのパターンは新規なかつ有用な
複合構造体を生成するように操作することができる。
実施例1 同一の繊維化ステーション(すなわち、リッカーイン
10、20、ノーズバー13、23および供給ロール12、22)
を、スクリーンの各側に構成する。次いで、同一の短い
繊維または長い繊維のバット32をリッカーイン10、20の
両者に供給ロール12、22によって供給する。生ずるウェ
ブ45は、1種類の繊維から成る均質な不織ウェブであ
る。そらせ板60の任意の位置について同一の結果が得ら
れる。
実施例2 それぞれ、短い繊維Aおよび長い繊維Cの形態の2つ
の異なる繊維材料30、32を、それぞれ、供給ロール12、
22に送り、異なる繊維源の各々はリッカーイン10、20の
1つの同一広がりである。そらせ板60が上の位置にある
とき、3つの横方向のゾーンを有する複合ウェブが形成
し、ゾーンの各々は機械方向に延びる。この製品の略断
面図は第5図に示されている。
ゾーンに似た複合構造体は、リッカーインからドフィ
ングされ、ミキシングゾーン40を通過し、次いでコンデ
ンシングゾーン44内で横方向のウェブに形成される繊維
の軌跡の結果である。従来のウェバーにおいて、このよ
うな発生期にあるゾーンは、標準の縦の機械方向、すな
わち、このようなゾーンが形成するであろう方向におい
て、形成するウェブの連続的抜出しによって相殺される
か、あるいは一体になる傾向がある。しかしながら、形
成するウェブを横方向に抜出すことによって、ゾーンは
繊維の軌跡によって生ずる繊維の体積パターンの結果と
して形成する。
そらせ板60が上にあるとき、それは繊維/空気の流れ
がミキシングゾーン40を通してコンデンシングゾーン44
へ行くとき、希薄な繊維/空気の流れの軌跡を変更しな
い。空気の流れ内の繊維は、それらをそれぞれのリッカ
ーインから離れる方向に、反対のリッカーインの側のウ
ェブに向かって投げる傾向のある運動の成分を保持す
る。結局、流れは非常に希薄であり、繊維の衝突の傾向
はほとんど存在しないので、繊維はミキシングゾーン40
内で互いを追い越す傾向をもつ。こうして、繊維はコン
デンシングゾーン44の反対側に向って主として堆積され
る。第5図に示すように、左側のリッカーインから生ず
る短い繊維Aは狭い右側のゾーンAを形成する傾向があ
る。右側のリッカーインから発生する長い繊維Cは、主
に繊維Cを含有する狭い左側のゾーンCを形成する傾向
がある。繊維のゾーンAおよびCの間に、繊維A+Cの
ブレンドを含有する幅広い横方向のゾーンが存在する。
ゾーンの境界において、繊維はからみ合うので、ウェブ
は1つの片で形成される。
実施例3 実施例2の繊維源を使用するが、スクリーン42上にウ
ェブとして最終的に堆積する前に、個別化した繊維の軌
跡に影響を及ぼすために、そらせ板60をミキシングゾー
ン40内のブレンド点に配置させる。個別化された繊維は
各リッカーインからミキシングゾーン40を通かしてコン
デンシングゾーン44上に行き、ノズルを出るスプレーの
方法で、軌跡のある範囲または角度内で落下する。そら
せ板60は、前もって決定したブレンド点に配置すると、
軌跡の角度の少なくとも一部を横断し、角度のその部分
内の繊維の一部および連行する空気の流れを、そらせ板
60でバウンスさせて、コンデンシングゾーン44のそれ自
信の発生した側に向わせる。
リッカーインの各々からほぼ等しい体積の繊維が、中
断せずにそらせ板60の下を通過できるようにして、そら
せ板60へ再び向けられるように、そらせ板のブレンド点
を選択する場合、短い繊維および長い繊維A+Cの均一
にブレンドしたウェブが得られる。ブレンド点は、もち
ろん、広範な種類の繊維の堆積パターンおよび不織ウェ
ブ構造体が得られるように選択することができる。
実施例4 なお他の実施態様において、そらせ板60を、スクリー
ン42よりほぼ5.1cm(2インチ)上の、下の位置に配置
する。各繊維が平行のリッカーイン10、20の一方の操作
長さにわたって供給されるように、実施例2の2つの異
なる繊維A、Cを使用する。この場合において、繊維の
軌跡の実質的にすべてはそらせ板によって中断され、繊
維をコンデンシングゾーン44のそれらの発生した側に向
けて投げ戻す傾向がある。その結果、第6図に示すよう
に、実施例2のウェブに類似するが、逆の順序で繊維の
ゾーンAおよびCを有しかつより狭い転移ゾーンA+C
を有するウェブが得られる。
そらせ板の位置に無関係に、空気の乱流のため、ウェ
ブを横切る長い繊維および短い繊維の多少の分布が存在
することを理解すべきである。こうして、第5図および
第6図におけるゾーンの表示は、単に、各々において主
要比率の繊維を示す。ゾーンの各々における繊維の比率
は、また、繊維源30、32をリッカーインに供給する速度
によって調節することができる。より速い速度で供給さ
れた繊維はウェブ中にその生成物のより大きい濃度を生
成するであろうが、ウェブを横切ってそらせ板の位置に
よって決定される方法で分布されるであろう。
リッカーイン10、20の各々は1つの繊維源で完全に供
給する必要はないが、ただしリッカーインの各々に供給
される繊維のすべてはリッカーインが適合する繊維のタ
イプ(短いかあるいは長い)に一致する。こうして、例
えば、4つの繊維源A〜Dを2つのリッカーインの間に
等しく分布させることができ、このような繊維源の各々
はそのそれぞれのリッカーインの半分をカバーする。第
1図はこの実施態様を例示する。パルプボード30は短い
繊維Aをもつ部分および短い繊維Bをもつ他の部分を有
し、それらの短い繊維の両者はリッカーイン10へ供給さ
れる。紡織繊維のバット32は、また、リッカーインへ供
給される、長い繊維C、を生成するための2つの部分を
有する。装置の入口端に向かう繊維の組み合わせA、C
はウェブの下層を形成し、こに対して装置の出口端に向
かう繊維の組み合わせB、Dは上層を生成する。こうし
て、生ずる製品は繊維の組成物の水平または横方向のゾ
ーンおよび表面直に配置されたゾーンを有する。
実施例5 第1図の複数の繊維の供給物A〜Dは、繊維の均一な
ミキシングおよび堆積を促進するために、ブレンド点の
位置にそらせ板を有する装置に供給する。機械方向にお
いて2つの広報の繊維源AおよびCは、まず、それらの
繊維をスクリーンの一部に供給する。スクリーンのこの
部分が出口に向かった動くとき、それは源ACおよびBDの
間の転移の下を通過し、そしてすべての4つの繊維の混
合物を有する転移層は繊維AおよびCの均一なブレンド
である下層の上部に横たえられる。繊維B、Dを供給さ
れるリッカーインの領域より下をスクリーンの部分が動
くとき、これらは上の均一にブレンドされた層Bおよび
Dとして堆積される。この製品の断面は第7図に示され
ている。
実施例6 第9図に示すような別の製品は、コンデンシングゾー
ン44内に機械の中央に向かって固定したシール(第8A図
および第8B図)を設置し、そしてリッカーインに3つの
別々の繊維の部分、例えば、AおよびC、BおよびD、
およびAおよびCを供給することによって、作ることが
できる。固定したシールド62は、一般に、中央の形成す
るウェブより上の水平位置に配置し、ここで繊維の部分
BおよびDは横たえられる。こうして、第1の広い層65
が配置され、これは繊維AおよびCの混合物である(第
9A図)。次いで、中央層66を添加する。この層はより狭
く、そして繊維BおよびDからなる。なぜなら、シール
ド62はコンデンシングゾーンをより狭くするからである
(第8B図)。最後に、層67は、また、繊維AおよびCの
ブレンドとして、繊維BおよびDの中央層66が繊維Aお
よびCによって完全に取囲まれるようにすることができ
る。
中央層が他の層によって取囲まれている製品は、吸収
材、例えば、おむつおよび生理用ナプキンとして非常に
有用である。このような製品を用いると、第9A図の層66
における内部の繊維のブレンド、例えば、BおよびDは
高い吸収の繊維であるように選択する。例えば、この層
は種としてパルプまたは吸収性繊維から作ることができ
る。外側の繊維、例えば、AおよびCは、そえらの吸引
性質、すなわち、液体を動かす能力について選択する。
例えば、レーヨン繊維はすぐれた吸引能力を有する。こ
のような製品を用いると、湿気は使用者の皮膚および衣
服から吸引繊維によって離れる方向に向けられ、そして
高い吸収性の繊維によって製品の中央に保持される。
パルプまたは高い吸収性の繊維の供給を間欠的にする
と、この材料の分離したパッチがウェブに沿って使用め
られるであろう。後の加工において、ウェブはこれらの
パッの間で分離して個々の製品を形成することができ
る。例えば、これらの製品は吸収性の、安価であるが、
ポリエステルカバー層によって隠された、魅力的でない
パルプ層をもつ外科用パッドであることができる。
実施例7 それ以上の変更として、トレー69の形態の粉末ディス
ペンサーをプレート11、21の上に第2図に示すように配
置させることができる。これらのディスペンサーを使用
して、吸収性粉末または他の材料をウェブ中に、それが
形成するとき、前記材料をリッカーインから繊維をドフ
ィングする空気の流れ中に導入することができる。とく
に、ドフィング空気の流れは室49中の吸引力によってつ
くられる。これは空気を大気から、チャンネル18、28を
通して、リッカーインの上を、コンデンシングゾーン44
を多して室49へ引く。トレー69をチャンネル18、28への
入口に配置することによって、トレー中の粒状材料をこ
れらのチャンネル中に吸引し、そしてリッカーインにお
いて形成した繊維と混合することができる。
これらのトレーがリッカーインの軸の中央付近に位置
する場合、粒状材料はウェブの中央において終るであろ
う。とくに、第1層、例えば、すぐれた吸引性質をもつ
繊維が主要比率をしめる層は、このタイプの繊維材料を
第1図における位置AおよびCに供給することによって
横たえることができる。次いで、トレー69が位置するリ
ッカーインの部分の下を形成するウェブが動くとき、繊
維は、例えば、超吸収性粉末と混合されるであろう。ま
た、このゾーンにおける繊維は主に吸収性であり、例え
ば、パルプであることができる。こうして、高度に吸収
性の中央層が形成される。この層は、シールド62(第8B
図)がトレー69より下の領域に含められている場合、下
層より狭くすることができる。最後に、ウェブがコンデ
ンシングゾーンを出る直前に、すぐれた吸引性の繊維の
上層をウェブに添加することができる。このようにし
て、本発明はすぐれた吸引性質を提供する繊維によって
囲まれた超吸収性コアを提供する。
実施例8 第10図〜第12図は、異なる繊維材料がリッカーインへ
リッカーインの長さのセグメント化部分に沿って、共通
の垂直そらせ板60(第2図)と協働して、供給されると
き、本発明によって達成される水平の層状化効果を示
す。後部においてドフィングされかつコンデンシングさ
れた繊維のブレンドは下層を形成する。異なるリッカー
インのセグメントの各々に相当する連続層は、形成する
ウェブが下流を後部から前部に動くとき、下層の上に堆
積される。
共通のそらせ板60を使用するとき、それは繊維材料の
平行の供給の数に無関係に、垂直ゾーンにおける繊維の
ブレンドをコントロールする。この現象を表わす、第10
図〜第12図の実施例において、4つの異なる繊維材料を
供給し、各々はリッカーインの操作長さの半分と同一広
がりである。こうして、繊維AおよびBは一方のリッカ
ーインへ供給され、そして、実施例5におけるように、
繊維CおよびDは他方のリッカーインへ供給され、Aお
よびCは後部に供給され、そしてBおよびDは前部に供
給される。繊維AおよびCは、最初にに堆積されて、下
層を形成し、次いで繊維BおよびDが供給されて上層を
形成する。第10図〜第12図に示すように、繊維Aおよび
Cは、常に、水平に一緒になってグループとなり、そし
て繊維AおよびCは、常に、垂直に一緒になってグルー
プとなる。同様に、繊維BおよびDは、常に、水平に一
緒になり、そしてCおよびDは、常に、垂直に一緒にな
る。共通の垂直のそらせ板60の位置はこの関係を変化さ
せないが、ブレンドの組成および製品中の繊維の位置を
変化させる。
第10図は1つの実施態様に従う製品を示し、ここでそ
らせ板60は完全に下降しており、3つの水平層(上の
B、BDおよびD、下のA、ACおよびC)、および他の2
つの水平層の間の薄い水平の転移層を有する複合材料を
生ずる。
第11図は、第7図に類似し、他の実施態様に従う製品
を示し、ここでそらせ板60はマキシングゾーン内のブレ
ンド点に位置する。その結果3層の組成が得られる:前
もって決定した比率に従って均一に混合されたAおよび
Cの下層、前もって決定した比率で均一に混合された上
層、およびそれらの間の薄い転移層。
第12図は、ほかの実施態様に従う製品を示し、ここで
そらせ板60は完全に上昇しており、繊維BDおよびACの中
央のブレンドした垂直ゾーンが幅広い以外、第10図に示
す製品の鏡像として一般に形成した複合製品が得られ
る。
1片の代わりに、そらせ板60は2またはそれより多い
区画をもつセグメント化したそらせ板60a、60Bとして形
成することがでかる。そらせ板の各セグメントはリッカ
ーインの操作長さの異なる部分に相当する。好ましい実
施態様において、セグメント化そらせ板の各々は、第16
図に示すように、必要に応じてセグメント化供給ロール
によって送られる、入力繊維材料の異なる対に相当す
る。
実施例9 第13図〜第15図はセグメント化そらせ板を使用して得
られた製品を表わし、ここで垂直にかつ必要に応じてミ
キシングゾーンの少なくとも一部分内に配置された、第
1そらせ板セグメント60aに相当するリッカーイン長さ
内における、それらのそれぞれのリッカーインの後部の
セグメントに繊維材料AおよびCは供給される。繊維材
料BおよびDは、第2そらせ板セグメント60bに相当す
るリッカーイン長さ内で、それぞれのリッカーインの前
のセグメントに供給される。そらせ板のセグメントは、
独立に上、下またはブレンド位置に位置して、非常の広
範な種類の複合体の形成を達成することができる。
第13図は、第1そらせ板セグメント60a(繊維材料A
およびCに相当する)を下にしかつ第2そらせ板セグメ
ント60b(繊維材料BおよびDに相当する)がブレンド
位置にあるとき、得られる製品を示す。この配置は次の
層を生ずる:そらせ板からの繊維の流れを妨害するた
め、堆積する材料A、ACおよびCの下層、繊維材料Bお
よびDのブレンドした上層、および上層および下層の間
の薄い転移層。本質的に、セグメント化したそらせ板
は、この場合において、第10図の下層および第11図の上
層の組み合わせを有する複合構造体を生ずる。
第14図において、製品は第13図の製品に発生のための
それらの位置に関して変更された、そらせ板セグメント
60aおよび60bの位置をもつ装置によって作られる。第1
そらせ板セグメント60aは下に存在し、そして第2そら
せ板セグメント60bが完全に上に存在するとき、第12の
上層と第10図の下層とを組み合わせた、多層および多ゾ
ーンの構造体が形成する。これらの位置は逆転されて第
15図の製品が形成され、第1そらせ板セグメント60aは
完全に上に存在し、そして第2そらせ板セグメント60b
は完全に下に存在する。
理解されるように、極端に広範な種類の新規な複合構
造体は、リッカーインの異なる部分にわたって異なる繊
維材料の入力に相当するそらせ板セグメントの操作によ
って発生させることができ、垂直ゾーンを有する水平に
層状化した不織ウェブを構造するように異なる繊維材料
を選択および配置する。
本発明は、また、第16図に示すように、セグメント化
した供給ロールを提供する。セグメント化した供給は、
リッカーインの各々の異なるセグメントまたは縦方向の
部分へ、変化する速度で、異なる繊維材料を有利に送る
手段を提供する。このようにして、同一タイプの異なる
繊維材料(例えば、長い繊維または短い繊維)を単一の
リッカーインへ容易に提供することができ、そして材料
の対応する対を横方向にウェバーにおける平行なリッカ
ーインの平行な部分またはセグメントへ供給して、リッ
カーインへ供給されている材料の任意の対のために異な
るセグメント比を有する複合不織ウェブ構造体を提供す
ることができる。
セグメント化した供給アセンブリーは、共通の製紙軸
102に取り付けられた、少なくとも2つの供給ロールセ
グメント101a、101b(第16図)からなる。供給ロールセ
グメントの各々は、リッカーインの操作長さの縦方向の
部分またはセグメントにわたって、異なる前もって決定
した速度で共通のリッカーインへ送るための特定の繊維
材料を、選択的に受取る。このようにして、ブレンド比
を、所望の最終製品に依存して、変化させかつ最適にす
ることができ、そして1より多いブレンド比は可能であ
る。
複合ウェブのブレンド比は、供給ロールの回転速度に
よって決定して、入る個々の繊維の単位面積当りの重量
の関数である。普通の供給では、2つのみの供給ロール
が存在し、リッカーインの各々につき1つが存在し、各
々は個別化すべき繊維および所望の最終製品に従って選
択される折衷速度で作動する。こうして、横方向ウェバ
ーにおける普通の供給の使用は、いかに多くの異なる繊
維の組成物をリッカーインの各々の操作長さに沿って導
入しようとも、ただ1つの左側の繊維対右側の繊維のブ
レンド比を生ずるだげである。セグメントした供給は、
各々がそれ自体のリッカーインリッカーインのセグメン
トに拘束された、複数のブレンド比を許す。
モーター(図示せず)を使用して、歯車104a、104bと
かみ合う歯車トレーンを駆動する。歯車104aは、供給ロ
ールのセグメント101aの外側端にしっかり締結された歯
車106aとかみ合う。その結果、供給ロールのセグメント
101aは、歯車104aの回転、および歯車104aおよび106aの
ギヤ比によって決定される速度で、回転しかつ材料をそ
の対応するリッカーイン部分へ供給するであろう。同様
に、歯車104bは、円筒形駆動軸108によって供給ロール
のセグメント101bへしっかり取り付けられた歯車106bと
かみ合う。軸108は、また、共通の静止軸102へ取り付け
られている。その結果は、供給ロールのセグメント101b
は、歯車104b(この速度は歯車104aの速度に対して独立
である)、および歯車104bおよび106のギヤ比によって
決定される速度で、回転しかつ材料をその対応するリッ
カーイン部分へ供給するであろう。
軸受110によって、円筒形軸198および供給ロールのセ
グメント101aおよび101bは静止軸102に関して回転可能
である。
単一のリッカーインについて2より多い供給ロールの
セグメント、例えば、4つのセグメントを望む場合、他
の供給ロールのセグメント、例えば、103bは、セグメン
ト101a、101bについて第16図に示すのと同一の方法で駆
動することができるが、ただし中央に部分を有するのと
反対に、駆動機構、すなわち、歯車を供給ロールのアセ
ンブリーの外側へりに向けて配置するように逆転させる
が、これは繊維の流れを破壊するであろう。供給ロール
のセグメントは、示す歯車以外の他の機械的手段、例え
ば、チェーンまたはベルトによって駆動することができ
るであろう。
実施例10 第17図は、従来の供給を用いるものと比較して、セグ
メント化した供給を使用して作られた製品を例示する。
繊維材料AおよびBの一方のリッカーインで処理され、
そしてCおよびDは他方のリッカーインで処理され、A
およびCは後部に存在し、そしてBおよびDの前部に存
在する。繊維材料のすべてはリッカーインに沿って等し
い長さである。共通のそらせ板60がブレンド位置にある
場合、下層としてAおよびCのブレンドおよび上層とし
てBおよびDのブレンドを含み、A/C=B/Dの固定したブ
レンド比をもつ複合材料が得られる(第17A図)。
しかし、供給ロールが第16図に示すようにセグメント
されており、同一の繊維材料および分布A−Dを使用
し、こうしてリッカーインの各々が2つの異なる速度で
2つの異なる繊維材料を供給される場合、ブレンド比は
可変となる。比A−CおよびB/Dが独立である、1つの
このような実施態様は第17B図に示されている。ここで
繊維A、Cの供給ロールは繊維B、Dのためのセグメン
トよりも高い速度で回転する。結局、ウェブのより低い
領域は上の層より厚くなる。
別の実施態様として、A繊維セグメントをBセグメン
トより大きい速度で回転させ、こうして下層における繊
維Aが上層におけるB繊維より多く存在するようにでき
る。こうして、供給ロールの各々のセグメントが同一の
それぞれの速度を有する、第17A図において、繊維の比
の各層について同一である。すなわち、A/C=B/D。しか
しながら、第17B図において、A/C>B/DであるようにB
セグメントがAセグメントより遅く回転する製品が示さ
れている。他の変化は、材料を異なるリッカーインまた
は同一リッカーインの異なる部分へ異なる独立の速度で
同時に供給する能力から明らかである。
本発明のなお他の実施態様は第18図〜第20図に示され
ており、これらは横方向ウェバー上に半径方向に層状化
された円筒形不織構造体を形成する装置を図解する。こ
のような装置において、第18図および第19図に示すよう
な、コンデンシングン手段は、平担な連続の柔軟なスク
リーンベルト101からなり、このベルトはリッカーイン
が回転する平面に対して横方向である、すなわち、リッ
カーインの軸に対して平行である、機械方向に動く。ベ
ルト101の移動の方向は、また、後端のBを定め、ここ
でベルト101は最初にコンデンシングゾーンCに入り、
そして最初に繊維を受取る。前端Fは、ベルト101がコ
ンデンシングゾーンCを出て、繊維の受容を停止する点
に存在する。
ベルト101は、繊維のウェバーのミキシングゾーン103
より下に配置するU字形トラフ102内に少なくとも部分
的に拘束され、そこからベルト101はリッカーインから
ドフィングされかつミキシングゾーンにおいてミキシン
グされ、繊維運搬空気の流れ104によって連行された、
繊維を受ける。空気の流れ104は真空室または吸引ボッ
クス105によって発生または補助され、この真空室105は
トラフ102およびベルト101より下に位置し、そしてベル
ト101と、好ましくは有孔支持体106を通して、連絡す
る。ベルト101はトラフ102を通してかつミキシングゾー
ン103より下においてローラーおよび普通のモーター
(図示せず)によって駆動され、動きの方向は第18図お
よび第19図において矢印Zによって示されている。ミキ
シングゾーン103、ベルト101、トラフ102、有孔支持体1
06および吸引ボックス105は、繊維およびそれらの連行
空気の流れ104のための下方に向かう垂直通路を提供す
る。繊維はミキシングゾーン103を重力および流れ104の
影響下に出て、ベルト101上に堆積され、形成するウェ
ブをトラフ102によってベルト101上に付与されるU字形
に順応させる。空気の流れ104はコンデンシングする繊
維、ベルト101および有孔支持体106を通して連続し、そ
して操作的に吸引ボックス105内で停止する。このよう
にして、長方形ではない断面を有する、多くに新規な複
合ウェブ構造体を製造することができる。
1つの好ましい実施態様において、トラフ102および
ベルト101の対応するU字形部分はミキシングゾーン103
と同一広がりであり、ミキシングゾーン103はコンデン
シングゾーンCおよび横方向ウェバーのリッカーインの
操作長さと同一広がりであり、そしてこの操作長さは前
端Fび後端Rに相当する。
第18図および第19図に示すように、平行のダクトプレ
ート108はミキシングゾーン103から下降して、トラフ10
2とシール109をつくり(第18図)、吸引ボックス105に
よってつくられた吸引を促進しかつ最適なコンデンシン
グゾーン内に空気の流れおよび繊維を拘束する。この好
ましい実施態様において、ダクトプレート108はみぞ110
を有し、これはベルト101がトラフ102を通過するときベ
ルト101のへりを受容し、そして所望のU字形に変形す
る。コンデンシングゾーンCは、上のミキシングゾーン
103、下のベルト101のU字形部分、側面のダクトプレー
ト108、および前端Fおよび後端によって定められた体
積内に、有利に含有され、そして好ましくはシールさ
れ、ローリングシールを含有することができる。
ベルト101はその全体の長さにわたってU字形ではな
い。その代わり、ベルト101は平坦な連続ベルトとして
後端Rに近似するようになる。手段、例えば、シーリン
グロール111の形態の手段を設けてベルトを部分的に変
形し、こうしてそれがトラフ102によって受容され、さ
らに所望の長さにわたって所望のU字形に変形されうる
ようにできる。成形ローラー111をバイアスさせてベル
ト101と接触させ、そして、また、繊維および空気の流
れ104に関して、コンデンシングゾーンCの後端Rをシ
ールするようにさせる。同様なローラー(図示せず)は
前端Fに位置することができるが、形成するウェブの管
および案内プレート112のシール作用のため、不必要で
ある。
第18図および第19図の例示的実施態様において、成形
ローラー111は部分的ベルト101を変形し、こうしてその
へりはベルトが移動する平な平面を去り、次いでへりは
みぞ110内に連行され、そして吸引力によって支持体106
に対して引かれる。
ベルト101のU字形部分がトラフ102を前端Fにおいて
出るとき、吸引力は排除され、そしてそれは成形シュー
または案内プレート112へ送られ、このプレートは第19
図および第20C図に示すように収束−発散成形管の形態
であることができる。このようにして、U字形部分およ
びここでそれが支持する成形されたウェブは円筒形にさ
らに変形されるので、半径方向の層および円形の断面を
有する複合ウェブ構造体が形成される。ここで円筒形の
製品はさらにそれに沿って開き、そして案内構造体は上
に開き、そして製品はそして案内プレート112から出る
ことができる。次いで、ウェブ製品はベルト101から分
離され、そしてベルト101はそのもとの平らな形状につ
ぶれる。次いで、それはロール107のまわりを移動し、
そして突極的にコンデンシングゾーンへ戻る。
操作において、均質な円筒は、1つのみの材料をリッ
カーインに供給するか、あるいは1つのリッカーインに
1つずつ、2つの材料を供給して均質なブレンドを形成
することによって、得ることができる。半径方向に層状
化した構造体は、前端Fに向けて供給する材料と異なる
材料をリッカーインに後端Rに向けて供給することによ
って得ることができる。
装置の操作および円筒形の複合構造体を作る方法は、
第20A図〜第20C図に示されており、これは、それぞれ、
第19図の線AA′、BB′およびCC′に沿ってとった断面図
である。
繊維122の均一な層(第20A図)は、重力の作用にかか
わらず、スクリーンベルト101を通る空気の流れの分布
をコントロールすることによって、例えば、選択的に、
支持体106を孔開けるおよび/または吸引ボックスを再
分割して、ベルト101がコンッデンシングゾーンCを通
過するとき、ベルト101の異なる断面区域に独立の吸引
を与えることによって、達成することができる。
重力およびリッカーインからの繊維の軌跡は繊維の大
部分をトラフ102の底に、すなわち、ウェブの中央に蓄
積される傾向があるので、形成したウェブの高さを均一
にする作用を用いなくてはならない。これを達成するた
めに、吸引ボックス105によって達成される空気の流れ
差を材料のすべてを「U」の底に堆積させ、垂直の側を
被覆されないままにする傾向のある重力および管製繊維
の力に対向させなくてはならない。これは、U字形の底
に吸引を存在せず、そして垂直のへりにおいて最大の力
を存在させることが必要であろう。
垂直の側の吸引はコンデンシングゾーンを通じて維持
し、こうしてへりに向かう層122をスクリーン上で保持
するようにする。しかしながら、ウェブが前端Fに向か
って動くとき、吸引を、また、U字形の底に設けて材料
の中央のコア124を形成し、そのまわりに層122がスクリ
ーンによって巻かれて円筒形製品を形成するようにする
ことができる。
実施例11 繊維材料をリッカーインによって個別化し、ドフィン
グし、そして個別化された繊維を吸引ボックス105によ
って促進される空気の流れ104中に連行させる。示す実
施態様において、トラフ102、有孔支持体106およびベル
ト101のU字形部分を吸引ボックス105の上部におけるみ
ぞ内に配置する。ダクトプレート108はトラフ102および
吸引ボックスの壁113と相互のシールを形成する。
第20図に示す操作の第1期(第19図の断面20A−20A)
において、繊維、例えば、すぐれた吸引性質をもつもの
の第1混合物を後端Rに向かう第1流れ104a中に連行さ
せる。これらの繊維はベルト101のU字形部分に堆積さ
れる。吸引をコントロールして、前もって決定した方法
で空気の流れに影響を及ぼし、U字形部分上に一般に均
一な高さの所望の堆積パターンを生じさせる。このよう
にして、繊維はリッカーインの対応する後部に導入され
る繊維材料に相当するコンデンシングゾーンCの後部に
わたって、均一なU字形の外側層122で分布される。
第2期において、ベルト101は前方に動き、層122を運
ぶ。第20B図に示すように、繊維、例えば、高度に吸収
性の繊維、の混合物を第2流れ104b中に連行させ、そし
てコア層124として層122の上部に堆積する。吸引を、再
び、有利にコントロールして繊維の堆積に影響を及ぼす
が、この第2期の間においてそれほど臨界的ではない。
事実、吸引は種として中央において存在させて、第20B
図に示すような繊維構造体を形成することができる。繊
維の堆積速度をコントロールして、得られる層124が所
望の深さを有するようにする。示す実施態様において、
コア層124はトラフの深さより小さい深さを有し、そし
て層124の上部は外側122の壁より低い。
コンデンシングゾーンCの前方領域(第19図の断面20
B−20Bに相当する)内の層124としてコア繊維はいった
ん堆積されると、ベルト101のU字形部分はコンデンシ
ングゾーンCを前端Fにおいて出る。
第20C図に示す第3期(第19図の断面20C−20C)にお
いて、ベルト101は、ここで湾曲した断面を有するKコ
ンデンシングされたウェブを支持し、シュー支持体114
によって支持された形成シューまたはガイド112へ導入
される。示す実施態様において、シュー112はコンベヤ
ーチューブの形態である。ベルト101および層120および
124を含有するウェブは、さらに、ガイド112によって円
筒形の形状に変形される。コア層124の深さが、図示す
るように、層122の深さまたは円周長さより小さいと
き、ガイド112が外側層122の端を出会わせ、これによっ
てコア層124を円筒形外側層内に均一に折りたたむ。外
側層122が熱溶融性材料を含有するとき、外側層を加熱
して、構造体を円周的に安定化して製品を円筒形の形状
に保持することができる。
生ずる不織円筒形製品は、すぐれた吸引性質をもつ材
料のシースで取囲まれた吸収性材料の内部コアを有す
る、均一な半径方向に層状化されたウェブである。複合
ウェブは円形の断面を有し、そしてある数の用途に適合
することができる。例えば、高度に吸収性戦域のコア層
およびすぐれた吸引性質をもつ外側層を設けることによ
って、有利な女性の生理用タンポン製品を得ることがで
きる。他の実施態様において、空気の流れ104bに送られ
る高度に吸収性の粒子を高度に吸収性の繊維の一部また
は前部の代わりに使用することができる。
当業者にとって明らかなように、多くのより容易に層
状化される製品は、この方法および装置に従って作るこ
とができる、そして記載する特定の実施態様は限定的で
はなく例示を目的とする。
他の変更 コンデンシングスクリーンを始動および停止すること
によって、およびリッカーインへの種々の繊維材料の供
給を開始および停止あるいは引続いて供給することによ
って、種々の他の製品をセグメントで作ることができ
る。また、湿気の取扱い以外の性質を製品に提供する繊
維を含めることができる。例えば、大きい弾性をもつ繊
維材料を使用して、製品、例えば、ナプキン、に、立ち
毛メリヤス生地に似た触感とするスポンジ用特性を付与
することができる。
他の例として、第7図に示す製品は、本発明に従い、
70%のポリエステルおよび30%の合成パルプをもつよう
に形成することができる。中央は転移領域であり、そし
て下の層は90%のパルプおよびバインダーとして10%の
合成パルプである。これは、上の層が使用者の皮膚と接
触する、大人の失禁製品として有用である。この製品の
1つの目的は、水吸収性パルプを使用者の皮膚から離れ
て保持することである。
なお他の製品は、非吸収性でありかつ弾性である、10
0%のポリエステルの上層を有することができる。中央
層はポリエステルおよびパルプの混合したブレンドであ
ることができ、これに対して下層はパルプおよび、弾性
および吸収性である合成パルプである。
本発明は特定的に示しかつその好ましい実施態様を参
照して説明したが、形態および細部の種々の変化は本発
明の精神および範囲を逸脱しないでなすことができるこ
とは当業者にとって明らかであろう。とくに、複数の源
をリッカーインに供給するとき、それらの各々は空間の
50%を未足す必要はない。一方は他方より多くの空間を
満たすことができ、そしてそれらの間に隙間を設けるこ
とができる。また、製品を順次に供給するか、あるいは
ある期間の間供給を停止することによって、他の製品を
作ることができる。
本発明の主な実施態様および特徴は、次の通りであ
る。
1.繊維材料を少なくとも2つの第1の繊維化ステーショ
ンへ供給する第1の供給手段と、 繊維材料を少なくとも2つの第2の繊維化ステーショ
ンへ供給する第2の供給手段と、 それぞれの平行な軸線の回りに相互に近づく方向に回
転できるように設置された第1及び第2のリッカーイン
であって、該第1及び第2のリッカーインの外側周囲の
一部が、該第1及び第2の供給手段のそれぞれに、それ
ぞれ第1及び第2の繊維化ステーションにおいて隣接し
ており、該第1及び第2のリッカーインがそれぞれの繊
維化ステーションに供給される繊維材料に係合して、該
材料をオープニングし、個々の繊維を生成する第1及び
第2のリッカーインと、 前記第1および第2のリッカーインから繊維を、それ
ぞれ、第1および第2の繊維の流れで、互いに向かう軌
跡で方向づけるドフィング手段と、 前記繊維化ステーションの間でミキシングゾーンを定
め、繊維の流れを受容しかつ選択的にブレンドするミキ
シング手段と、 リッカーインの軸に対して平行に動くコンベヤーベル
トを含み、該リッカーインの反対側で該ミキシングゾー
ンに向いて配置されたコンデンシング手段であって、前
記コンベヤーベルトが、繊維の流れを受容しかつ繊維を
蓄積して材料のウェブを形成し且つ該ミキシングゾーン
の下を通過しうるその長さ部分を少なくとも越えてトラ
フを形成するようにU字形に形成されるコンデンシング
手段と、 該ミキシングゾーンから延びており、該コンデンシン
グ手段のU字形の部分との密封部を形成するダクトプレ
ートと、 該コンベヤーベルトを該円筒状に成形する案内手段と を具備することを特徴とする円筒形ウェブ形成装置。
2.前記コンベヤーベルトの前記U字形部分の壁を横切っ
て示差の吸引力を提供する、可変吸引手段をさらに含む
上記1のウェブ形成装置。
3.前記コンベヤーベルトはU字形のトラフ上に支持され
ており、前記トラフは前記吸引手段と有孔支持体を通し
て連絡している上記2のウェブ形成装置。
4.前記案内手段は、コンデンシング区域の後に位置する
少なくとも1つの造型シューを具備し、前記ベルトの前
記U字形部分およびそれが支持するコンデンシングされ
たウェブを受容しかつ再造型することができる上記1の
ウェブ形成装置。
5.前記造型シューは連続の断面が減少する管からなる上
記4のウェブ形成装置。
6.前記コンデンシング手段は、さらに、前記コンベヤー
ベルトと連絡する吸引手段を含み、前記吸引手段は空気
の流れをつくり、前記空気の流れは(a)各リッカーイ
ンの周辺の少なくとも一部より上およびそのまわりを通
って、各リッカーインからの繊維のドフィングを促進
し、(b)ミキシングゾーンを通過して前記繊維の流れ
の繊維の運搬を促進し、そして(c)前記コンベヤーベ
ルトを通過してウェブを形成するように繊維の蓄積を促
進する上記1のウェブ形成装置。
7.前記吸引手段は前記コンベヤーベルトより下に配置さ
れた真空室からなり、そして前記真空室はその上部にお
ける少なくとも1つの開口を通して吸引手段と連絡する
上記6のウェブ形成装置。
8.前記フレーム上に支持されかつウェブの両側にリッカ
ーインの軸に対して略平行に位置する第1ダクトプレー
トをさらに含み、前記第1ダクトプレートはリッカーイ
ンにより下からコンベヤーベルトに隣接する位置に延び
ている上記6のウェブ形成装置。
9.前記第1ダクトプレートから前記供給手段へ繊維の流
れから離れる側で前記リッカーインのまわりに延びる円
筒形カバーをさらに含む上記8のウェブ形成装置。
10.前記第1ダクトプレートから延びて前記コンベヤー
ベルトと接触するようにバイアスされた少なくとも1つ
のフローティングシールをさらに含む上記8のウェブ形
成装置。
11.前記リッカーインの両端にリッカーインの軸に対し
て略垂直に位置する第2ダクトプレートを有し、前記第
2ダクトプレートは供給手段からコンベヤー手段に隣接
する位置に延びており、前記第2ダクトプレートへ前記
リッカーインの両端において回転可能に設置されてお
り、前記コンベヤーベルトおよびウェブの1つと接触す
るように延びているローラーシールをさらに含む上記8
のウェブ形成装置。
12.前記ミシシングゾーンおよび前記コンデンシング手
段の間に位置し、その下におけるウェブの形成を遮断す
る少なくとも1つのシールドをさらに含む上記1のウェ
ブ形成装置。
13.前記ドフィング手段は吸引手段を含み、前記吸引手
段は空気の流れを前記リッカーインの上に発生させて、
繊維をリッカーインからドフィングし、そして繊維の流
れの形成を促進し、さらに、前記シールドの位置におい
て少なくとも1つのリッカーインの部分に隣接して位置
する少なくとも1つのパウダートレーを有し、前記トレ
ーは前記トレー中の粒状材料が前記リッカーインへ空気
の流れによって吸引され、そして繊維の流れの中に混合
されるように配置されている上記12のウェブ形成装置。
14.繊維材料を少なくとも2つの第1の繊維化ステーシ
ョンへ供給する第1の供給手段と、 繊維材料を少なくとも2つの第2の繊維化ステーショ
ンへ供給する第2の供給手段と、 それぞれの平行な軸線の回りに相互に近づく方向に回
転できるように設置された第1及び第2のリッカーイン
であって、該第1及び第2のリッカーインの外側周囲の
一部が、該第1及び第2の供給手段のそれぞれに、それ
ぞれ第1及び第2の繊維化ステーションにおいて隣接し
ており、該第1及び第2のリッカーインがそれぞれの繊
維化ステーションに供給される繊維材料に係合して、該
材料をオープニングし、個々の繊維を生成する第1及び
第2のリッカーインと、 前記第1および第2のリッカーインから繊維を、それ
ぞれ、第1および第2の繊維の流れで、互いに向かう軌
跡で方向づけるドフィング手段と、 前記繊維化ステーションの間でミキシングゾーンを定
め、繊維の流れを受容しかつ選択的にブレンドするミキ
シング手段と、 リッカーインの軸に対して平行に動くコンベヤーベル
トを含み、該リッカーインの反対側で該ミキシングゾー
ンに向いて配置されたコンデンシング手段であって、前
記コンベヤーベルトが、繊維の流れを受容しかつ繊維を
蓄積して材料のウェブを形成し且つ該ミキシングゾーン
の下を通過しするその長さ部分を少なくとも越えてU字
形に成形されるコンデンシング手段と、 吸引手段と、 該コンベヤーベルトを支持し、吸引力が該ッコンベヤ
ーベルトのU字形部分の壁を介して加わるように、有孔
支持体を介して該吸引手段に連通しているU字形トラフ
と、 該ミキシングゾーンから延びており、該トラフの密封
部を形成するダクトプレートと、 該トラフを協働して該ベルトに該U字形を付与する成
形ローラと、 該コンベヤーベルトを該円筒状に成形する案内手段と を具備することを特徴とする円筒形ウェブ形成装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による横方向ウェバーの略図であり、
その主要な構成成分を示す。 第2図は、本発明による装置のより詳細な断面図であ
る。 第3図は、第2図の装置の側面図である。 第4図は、コンデンサーのシールの一部を示す部分断面
図である。 第5図〜第7図は、例示的複合不織ウェブの断面を示
す。 第8A図および第8B図は、コンデンシングゾーンに設置さ
れた固定シールドを有する本発明による装置の略上面図
および端面図である。 第9A図および第9B図は、第8図に装置に従って作られた
製品の、それぞれ、断面図および上面図である。 第10図〜第15図は、水平および垂直のウェブゾーンを有
する本発明による製品の断面図である。 第16図は、本発明によるセグメント化供給ロールの断面
図である。 第17A図および第17B図は、本発明によるセグメント化供
給装置を使用して作った複合体を示す。 第18図は、半径方向に層状化された、円筒形不織繊維構
造体を形成するための装置の部分断面斜視図である。 第19図は、半径方向に層状化された、円筒形の不織繊維
構造体を形成する装置の側面図である。 第20A図乃至第20C図は、本発明による円筒形不織構造体
を形成する方法を概略的に示す。 10……リッカーイン 11……プレート 12……針金を巻いた供給ロール 13……ノーズバー 14……側壁 15……傾斜面 16……歯 19……ブラケット 20……リッカーイン 21……プレート 22……第2の針金を巻いた供給ロール 23……ノーズバー 26……歯 30……パルプボード 32……カージングしたバット 35……ダクト 37……ダクト 39……ダクトプレート 39′……壁 40……ミキシングゾーン 42……コンデンシングスクリーン 44……コンデンシングゾーン 45……ウェブ 46……吸引プレート 47……適当な開口 49……高真空室 50……ダクト 52……コンベヤーローラー 53……フローティングシール 54……コンベヤーローラー 55……リッカーインのカバー 56……ローリングシール 57……ローリングシール 59……ダクトプレート 60……回転可能なそらせ板 62……シールド 65……幅広い層 66……中央層 67……上層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−48269(JP,A) 特開 昭60−110961(JP,A) 特開 昭58−180602(JP,A) 特公 昭55−6747(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D04H 1/00 - 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維材料を少なくとも2つの第1の繊維化
    ステーシヨン[リツカーイン(10)、ノーズバー(13)
    および供給ロール(12)]へ供給する第1の供給手段
    (12)と、 繊維材料を少なくとも2つの第2の繊維化ステーシヨン
    [リツカーイン(20)、ノーズバー(23)および供給ロ
    ール(22)]へ供給する第2の供給手段(22)と、 それぞれの平行な軸線の回りに相互に近づく方向に回転
    できるように設置された第1及び第2のリツカーイン
    (10、20)であって、該第1及び第2のリツカーインの
    外側周囲の一部が、該第1及び第2の供給手段のそれぞ
    れに、それぞれ第1及び第2の繊維化ステーシヨンにお
    いて隣接しており、該第1及び第2のリツカーインがそ
    れぞれの繊維化ステーシヨンに供給される繊維材料に係
    合して、該材料をオープニングし、個々の繊維を生成す
    る第1及び第2のリツカーインと、 前記第1および第2のリツカーインから繊維を、それぞ
    れ、第1および第2の繊維の流れで、互いに向かう軌跡
    で方向づけるドフイング手段(39)と、 前記繊維化ステーシヨンの間でミキシングゾーンを定
    め、繊維の流れを受容しかつ選択的にブレンドするミキ
    シング手段(103、60)と、 リツカーインの軸に対して平行に動くコンベヤーベルト
    を含み、該リツカーインの反対側で該ミキシングゾーン
    に向いて配置されたコンデンシング手段であって、前記
    コンベヤーベルトが、繊維の流れを受容しかつ繊維を蓄
    積して材料のウエブを形成し且つ該ミキシングゾーンの
    下を通過するその長さ部分を少なくとも越えてトラフを
    形成するようにU字形に成形されるコンデンシング手段
    (101)と、 該ミキシングゾーンから延びており、該コンデンシング
    手段のU字形の部分との密封部を形成するダクトプレー
    トと、 該コンベヤーベルトを該円筒状に成形する案内手段(11
    2)と を具備することを特徴とする円筒形ウエブ形成装置。
  2. 【請求項2】繊維材料を少なくとも2つの第1の繊維化
    ステーシヨン[リツカーイン(10)、ノーズバー(13)
    および供給ロール(12)]へ供給する第1の供給手段
    (12)と、 繊維材料を少なくとも2つの第2の繊維化ステーシヨン
    [リツカーイン(20)、ノーズバー(23)および供給ロ
    ール(22)]へ供給する第2の供給手段(22)と、 それぞれの平行な軸線の回りに相互に近づく方向に回転
    できるように設置された第1及び第2のリツカーイン
    (10、20)であって、該第1及び第2のリツカーインの
    外側周囲の一部が、該第1及び第2の供給手段のそれぞ
    れに、それぞれ第1及び第2の繊維化ステーシヨンにお
    いて隣接しており、該第1及び第2のリツカーインがそ
    れぞれの繊維化ステーシヨンに供給される繊維材料に係
    合して、該材料をオープニングし、個々の繊維を生成す
    る第1及び第2のリツカーインと、 前記第1および第2のリツカーインから繊維を、それぞ
    れ、第1および第2の繊維の流れで、互いに向かう軌跡
    で方向づけるドフイング手段(39)と、 前記繊維化ステーシヨンの間でミキシングゾーンを定
    め、繊維の流れを受容しかつ選択的にブレンドするミキ
    シング手段(103、60)と、 リツカーインの軸に対して平行に動くコンベヤーベルト
    を含み、該リツカーインの反対側で該ミキシングゾーン
    の向いて配置されたコンデンシング手段であって、前記
    コンベヤーベルトが、繊維の流れを受容しかつ繊維を蓄
    積して材料のウエブを形成し且つ該ミキシングゾーンの
    下を通過するその長さ部分を少なくとも越えてU字形に
    成形されるコンデンシング手段(101)と、 吸引手段(105)と、 該コンベヤーベルトを支持し、吸引力が該コンベヤーベ
    ルトのU字形部分の壁を介して加わるように、有孔支持
    体を介して該吸引手段に連通しているU字形トラフと、 該ミキシングゾーンから延びており、該トラフとの密封
    部を形成するダクトプレートと、 該トラフを協働して該ベルトに該U字形を付与する成形
    ローラと、 該コンベヤーベルトを該円筒状に成形する案内手段(11
    2)と を具備することを特徴とする円筒形ウエブ形成装置。
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