JP2799174B2 - 不織布繊維構造体 - Google Patents

不織布繊維構造体

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、個別化された繊維の別の供給物、例えば、
紡織繊維および製紙用繊維から得られる不規則に配向し
た繊維の多少均一の相互混合物から材料ある不織構造体
を形成する、改良された方法および装置に関する。
不織繊維の構造体は、しばしば、長い繊維および短い
繊維の不規則であり、しかも均質の凝集物から成る。長
い繊維は、織物に適する天然および合成の両者の起源の
繊維である。それらは0.64cm(0.25インチ)より長く、
一般に1.27−6.35cm(0.5−2.5インチ)の範囲の長さで
ある。短い繊維は製紙のために適し、そして一般に0.64
cm(2.5インチ)より小さい長さを有し、例えば、木材
パルプの繊維または綿リンターである。この分野におい
て知られているように、安価な短い繊維を強く長い繊維
と急速にかつ信頼性をもってブレンドすることによって
強い不織構造体を作ることができる。
ブレンドした繊維の不規則な分布は、すべての方向に
おいて均一に強い、等方性のウェブまたは構造体を生ず
る。繊維は、また、方向づけて配置または整列させ、整
列の方向にいおいて強い、非等方性のファブリック(fa
bric)をつくる。不織布は織製または編成した材料より
も安価であり、しかも多少物理的性質、外観および重量
が匹敵する。こうして、安価な不織布は広範な種類の製
品、例えば、ハンドタオル、テーブルナフキン、生理用
ナフキン、病院用衣服、おむつ、、化粧用パッドなどの
ために利用可能である。これらの不織布は、選択的吸収
性質を有する層状または複合構造体として形成すると
き、とくに有利であることがある。
不織最終製品の所望の利用および特性は、ウェブ中の
繊維のタイプおよび長い繊維および短い繊維の相対的比
率によって支配される。所望の特性は、例えば、引裂き
抵抗、摩耗抵抗、伸張性、強さ、異なる液体の対する吸
収性または非吸収性、ヒートシール性および剥離抵抗性
を包含することができる。こうして、強く、しかも吸収
性のウェブは、2またはそれ以上の長い繊維および短い
繊維、例えば、レーヨンおよび木材パルプの種々の比率
の組み合わせから有利に形成することができる。
不織ウェブおよび他の繊維構造体を生成するための多
くの方法および装置が存在する。従来のカージングおよ
びガーディング方法は不織繊維のウェブを形成するが、
これらは一般に紡織長さの繊維に限定される。
「ランド−ウェバー(Rando−Webber)」方法を使用
して不織ウェブを製造することができる。この方法にお
いて、前もってオープニングした紡織繊維材料をリッカ
ーインに送り、このリッカーインは繊維をさらにオープ
ニングし、そして繊維を高速の低圧空気の流れへ導入す
る。繊維はコンデンシングスクリーン上に不規則に堆積
されて、等方性形成を形成する。紡織繊維の均一なウェ
ブを得ることができるが、この方法は短い繊維、あるい
は長い繊維および短い繊維のブレンドとともに使用する
ために不適当である。
ラングドン(Langdon)への米国特許第3,512,218号
は、順番に並列に配置された2つのリッカーインおよび
ロータリー供給コンデンサーアセンブリーを記載してい
る。この装置を使用して、繊維材料をリッカーインに供
給し、ここで繊維を個別化しかつコンデンシングスクリ
ーン上に堆積することによって、等方性不織ウェブが形
成される。単一の空気の流れを2つの部分に分割し、そ
して作用させて、繊維をリッカーインからドフィング
し、そしてスクリーン上にそれらを堆積し、ここでウェ
ブを形成する。この方法は、2つの繊維の流れを均質の
ブレンドするために使用できない。
ウッズ(Woods)への米国特許第3,535,187号には、界
面を横切って延びる紡織長さの繊維の小さいゾーンによ
って、隣接層の界面において接合された、不規則に配向
した繊維の層状ウェブを製造する装置が記載されてい
る。この特許の装置は、個別化された繊維を提供し、こ
の繊維は1対のそれぞれのリッカーインによって1対の
円筒形コンデンシングスクリーン上に堆積され、これら
のリッカーインは、繊維をドフィングうるために、リッ
カーインより速く動く、高速の空気の乱流と協動して作
用する。しかしながら、空気の速度は、また、制御し
て、繊維がコンデンサーへ強制的に衝突されないように
しなくてはならない。コンデンシングスクリーンは互い
に密接して配置され、そしてコンデンサー上の繊維の層
はコンデンサーの間で圧縮して、層の間の界面で多少ブ
レンドされた複合不織ウェブ構造体を形成する。しかし
ながら、コンデンサーに隣接して実質的な繊維ミキシン
グゾーンは存在せず、そして繊維の相互混合物は最小で
ある。
不規則に配向した長い繊維および短い繊維の混合物か
ら成る不織ウェブを作る1つの方法は、ミリング装置を
使用して短い繊維を個別化し、そしてリッカーインを使
用して長い繊維を個別化する。繊維はミキシングゾーン
において混合され、そしてこの混合物はコンデンサー上
に堆積されて不織ウェブを形成する。混合された繊維は
不規則に配向するが、均質にブレンドされるようりはむ
しろ成層化する。さらに、ミリングは短い木材パルプの
繊維を完全に個別化しないので、繊維の望ましくない凝
集物または「ソルト(salt)」がこのウェブ製品中に発
生する。
長い繊維および短い繊維の混合および不規則に配向さ
れたウェブを作る他の方法は、予備オープニングした長
い繊維および短い繊維を単一のリッカーインに個別化の
ために導入する。しかしながら、長い繊維および短い繊
維のための最適なリッカーイン速度は異なる。長い繊維
の劣化を防止するために、この装置は長い繊維のために
最適な速度より遅い速度で操作しなくではならない。結
局、この装置の速度および処理量は折衷される。
凝集物またはソルトを発生しないで長い繊維および短
い繊維のブレンドを製造する方法および装置は、ロブグ
レン(Lovgren)への米国特許第3,772,739号に開示され
ている。この特許は、各タイプの繊維を別のリッカーイ
ンで別におよび同時に個別化することを提供し、リッカ
ーインの各々はオープニングする繊維のために最適な速
度で操作される。例えば、長い繊維、例えば、レーヨン
は2400rpm付近で作動するリッカーインに供給される。
パルプボードは6000rpm付近で作動するリッカーインに
供給され、この速度は長い繊維を損傷するであろう。繊
維をそれらのそれぞれのリッカーインから別々の空気の
流れによってドフィングし、そして別々の空気の流れで
連行する。これらの流れは引続いてミキシングゾーンで
混合されて、繊維を混合する。次いで、均質なブレンド
を不規則な方法で、ミキシングゾーンに近接して配置さ
れたコンデンサー上に堆積する。この特許の装置は有用
であるが、それ事態広範な種類のウェブの製造に使用で
きない。
繊維の均質なウェブを製造する他の方法は、ファリン
トン(Farrington)の米国特許第3,740,797号に開示さ
れている。この特許は、繊維の供給物を反対方向に回転
する並列のリッカーインへ供給し、これらのリッカーイ
ンはそれぞれの最適な速度で作動して長い繊維および短
い繊維を個別化する。個別化れた繊維はリッカーインか
ら、遠心力によって、およびリッカーインの構造体から
離れない傾向のある繊維に対して向けられた高速の空気
の流れによって、ドフィングされる。各供給物から個別
化された繊維は、それらのそれぞれの空気の流れで連行
され、そしてミキシングゾーンにおいて交差する軌跡に
沿って高速度で互いに向かって推進され、そしてミキシ
ングゾーンにおいて、供給物の各々からの繊維の少なく
も一部はブレンドされうる。その下に真空室をもつコン
デンシング手段またはスクリーンはミキシングゾーンと
連絡しているので、ブレンドされた繊維はコンデンシン
グゾーン内のコンデンサースクリーン上に堆積されて、
繊維の等方性ウェブを生成する。このスクリーンはある
方向、すなわち、「機械方向」に動き、この方向はリッ
カーインの軸に対して垂直である。さらに、そらせ板を
空気の流れの間に介在させて、複合ウェブにおけるミキ
シングの程度および長い繊維および短い繊維の相対的位
置をコントロールすることができる。
ファリントン(Farrington)は、等方的に強くかつソ
ルトを含まない、均質にブレンドされかつ不規則に配向
された繊維の、空気で横たえられた不織ウェブを生成す
る方法および装置を提供する。ファリントン(Farringt
on)は広範な種類の不織ウェブ製品を提供するが、その
方法は、なお、多くの望ましい不織構造体またはウェブ
を製造するためには不十分である。
こうして、ファリントン(Farrington)の方法より急
速に、より厚いウェブ、および既知の方法によって既知
の装置で作ることのできる広い範囲の形状および複合構
造を有するウェブを製造する方法および装置を提供する
ことが有利であろう。
本発明は、広範な種類の異なる幅、厚さ、形状および
組成の複合不織ウェブ構造体を生ずる長いおよび短い繊
維のブレンドの高速製造に関する。
本発明の例示の実施態様において、供給ロールによっ
て駆動される2つの独立の繊維源を平行の反対に回転す
るリッカーインによって個別化する。個別化された繊維
を空気の流れおよび遠心力によってリッカーインからド
フィングし、そしてミキシングゾーンへ運搬する。繊維
はそのゾーンにおいて不規則にかつ均一のミキシングさ
れ、次いでコンデンシングゾーンに向けられ、ここで繊
維はコンデンシングゾーンに位置する狭いコンデシング
スクリーン上に堆積される。ミキシングゾーンは平行の
リッカーインの下に存在し、そしてリッカーインおよび
コンデンシングゾーンによって一般に定められ、コンデ
ンシングゾーンはミキシングゾーンより下に存在する。
スクリーンはリッカーインの軸に対して平行に動き、そ
してリッカーインの軸は普通の向きに対して横方向であ
る。リッカーインおよびそれらを収容するフレームに関
するスクリーンの動きは、コンデンシングゾーンの入り
口または後端(ここでスクリーンは、まず、コンデンシ
ングゾーンに入り、そして個別化された繊維を受け取
る)、および口または前端(ここで形成したウェブは繊
維の受容を停止し、そしてコンデンシングゾーンとの連
絡から追い出される)を定める。この装置の操作の間の
所定の運動において、ウェブは入り口および出口端(こ
れらは、また、一般にリッカーインの操作長さを定め
る)の間のコンデンシングゾーンにおいて形成される。
ダクトプレートを使用してリッカーインおよびコンデ
ンシングスクリーンの間に通路を定め、そしてスクリー
ンの下に位置するスロットを有する真空室を使用して、
繊維をリッカーインからドフィングしかつ繊維のスクリ
ーン上への堆積を促進る空気の流れを形成することが好
ましい。スクリーンはリッカーインの軸に対して平行に
かつそれらの間を移動するので、不織繊維のウェブの高
速の横方向の形成が存在する。本発明による横方向ウェ
バー(transverse webber)は形成ゾーンを提供し、そ
の長さはリッカーインの実際の長さによってのみ制限さ
れ、そしてその幅はリッカーインおよびスクリーンの間
の実際のダクトの形状によってのみ制限される。
複合および層状の構造体は、リッカーインの各々の長
さに沿ってリッカーインへ導入される材料を変化させる
ことによって作ることができる。異なる断面形状を有す
るウェブは、コンデンシングゾーンにおけるダクトプレ
ートまたは真空スロットの形状によって、ミキシングゾ
ーン中へそらせ板を導入することによって、あるいは供
給ロールの回転をプログラミングすることによって、あ
るいはそれらの組み合わせによって、発生させることが
できる。
本発明によれば、短い繊維および長い繊維、例えば、
それぞれ、パルプおよびレーヨン、の別々の源を別々の
リッカーインによって個別化し、そしてウェブに形成す
る。繊維源の各々を供給ロールおよびノースバー(nose
bar)によって案内して、そのリッカーインとかみ合
わせ、そしてリッカーインの各々はそれに作用する繊維
について適当な高い速度で回転する。2つのリッカーイ
ンは互いに対して平行であり、そして互いに向かって、
すなわち、本体方向に回転する。ノースバーおよびリッ
カーインを配置して、繊維について最適のオープニング
の関係を有する繊維化ステーションを提供する。リッカ
ーインの各々はその繊維の供給物に作用し、そして繊維
の供給物とリッカーインの急速に回転する歯との間の激
しい接触によって繊維を急速に個別化する。
反対に回転するリッカーインは遠心力を発生し、この
遠心力は個々の繊維をリッカーインの各々から他方のリ
ッカーインからの繊維に向かって接線方向に投げる傾向
をもつ。重力、リッカーインの各々の回転によって自然
に発生する空気の流れ、およびコンデンサースクリーン
の下の吸引力によってつくられる高速の空気の流れは、
リッカーインから下方にかつ互いに向かって接線方向に
投げられた繊維を推進する傾向をもつ。これらの接線方
向および下方のベクトル成分は、個別化された繊維をリ
ッカーインの間であるが、それらより下に、中央に位置
するミキシングゾーンへ運搬する。
2つのリッカーインからミキシングゾーンへ入る個々
の繊維の流れは、希薄であり、2つの流れを互いに交差
させ、こうして繊維は実質的な数の衝突を発生しないで
互いに交差する。その結果、リッカーインからコンデン
シングスクリーンの左への繊維は、主としてスクリーン
の右側に到達する傾向があり、また、その逆も可能であ
る。
繊維の異なるミキシングのパターンは、そらせ板をリ
ッカーインの間のミキシングゾーンの中に挿入すること
によって達成することができる。このそらせ板は繊維の
各流れの一部を横切り、そして反対方向にそれを転向し
戻し、こうして長いおよび短い繊維はウェブの横方向の
幅を横切って広がる。これによって、ウェブを横切る長
いおよび短い繊維の比例する均一なミキシングが生ず
る。そらせ板は流れを完全に横断する場合、左側のリッ
カーインからの材料は左側へ転向し戻され、そしてその
逆も可能であるので、そらせ板をもとない製品と本質的
に反対の分布をもつ製品が作られる。したがって、本発
明は、先行技術において、例えば、横方向に分離したス
トリップで形成したウェブと異なる組成を有する製品を
製造する。
繊維の堆積は、リッカーインの長さ、例えば、102cm
(40インチ)にそってコンデンシングスクリーンが動く
とき、起こる。こうして、同一のスクリーンの速度およ
び供給速度について、スクリーンの1インチ当たり堆積
される材料は先行技術におけるよりも大きく、ここでリ
ッカーインはスクリーンの動く方向に対して垂直であ
り、そしてコンデンシングゾーンはリッカーインから延
びるダクトの間の分離、すなわち、10.2cm(4インチ)
のみである。
ウェブの幅は、本発明に従い、ダクトを使用する場
合、リッカーインの間の距離によって決定される。しか
しながら、ダクトはリッカーインからコンデンシングゾ
ーンに向かって広がることができる。このような場合に
おいて、幅は広がりの角度およびリッカーインからスク
リーンへの距離によって決定され、後者の距離は、ダク
トの壁から分離しないで均一な流れのプロフィルを維持
する間、繊維/空気の流れが膨張する能力によって制限
される。コンデンシングスクリーンがエンドレスの動く
ベルトの形状であるとき、繊維の供給が消耗されない限
りかつ消耗されるまで、ウェブの長さは一般に連続であ
る。ウェブの厚さおよび密度は、主として、選択した繊
維、繊維がミキシングされる比率、供給ロールの速度、
およびコンデンシングスクリーンが動く速度によって決
定される。
異なる組成のパルプおよび紡織繊維は、並列した関係
で、それぞれのリッカーインへ同時に供給することがで
きる。1つのこのような実施態様において、パルプおよ
び紡織繊維を装置の中にコンデンシングゾーンの入り口
端に向かって供給してウェブの下層を形成し、一方2つ
の他の材料を出口に向けて供給して上層を形成する、こ
のようにして、ミキシングゾーンの異なる領域を定め、
そして得られるウェブは水平および垂直の層またはウェ
ブのゾーンとして形成することができる。ゾーンの各々
はその隣接するウェブの1または2以上のゾーンと、界
面を横切る繊維の絡み合いによって一体的に関連する。
そして、ゾーンの各々は不規則に配向した繊維の異なる
が、均一な組成を有する。
本発明の前述の利点および多数の他の特徴は、以下の
詳細な説明および添付図面に照らして、いっそう容易に
理解されかつ認識されるであろう。
第1図および第2図は、本発明による装置の主要な構
成成分の斜視図および断面図を示す。本発明は、短い繊
維および長い繊維を変化可能な水平および垂直の断面組
成を有する不織布に結合するために適合する。主とし
て、この装置は平行に作動する2つのリッカーイン10、
20を含む。一方のリッカーイン10は短い繊維を個別化す
ることができ、そして他方のリッカーイン20は長い繊維
を個別化する。ウェブの形成ではなく、繊維の個別化
は、一般に、ファリントン(Farrington)への米国特許
第3,740,797号に従って実施し、その詳細はここに引用
によって加える。
第1図の左側に示されている、短い繊維を、まず、参
照すると、パルプボード30の形態の木材パルプをプレー
ト11(第2図)と針金を巻いた供給ロール12との間に向
ける。プレート11はその下部にノーズバー13を有し、こ
れは短い繊維の個別化の間にパルプボード30のアンビル
を供給する。繊維は、供給ロール12の下にかつノーズバ
ー13に作動的に隣接して配置された回転するリッカーイ
ン10によって個別化される。ノーズバー13は、プレート
11、供給ロール12、リッカーイン10、ノーズバー13自
体、およびリッカーイン10に隣接する傾斜面15によって
形成された通路に沿って、パルプボード30を方向づける
ことを促進する。これらの要素は繊維化ステーションを
形成し、ここで繊維材料、すなわち、パルプボード30は
個々の繊維に転化される。傾斜面15はリッカーイン10の
歯16から短い距離を置いて位置し、そしてパルプボード
30は、それがノーズバー13により歯16と接触するように
なるとき、パルプボード30に作用するリッカーイン10の
歯16によって繊維に個別化される。
典型的な短い繊維は、種々のタイプの木材、綿リンタ
ー、アスベスト繊維、ガラス繊維などを包含する。木材
パルプ繊維は、コストが低くかつ入手容易であるとき
に、最も頻繁に使用される。パルプ繊維は、変化する大
きさおよび厚さのパルプボードの形態で商業的に入手可
能である。
短い繊維について、ノーズバー13は比較的平らな側壁
14を有する(第2図)。供給ロール12は、例えば、第2
図に示されているようにブラケット19によって、側壁14
およびノーズバーに関して調節が可能であるように取り
付けられている。ブラケット19および供給ロール12は、
弾性的にバイアスされていて、パルプボード30をノーズ
バー13へ既知の手段によって向けかつパルプボードを推
進させてリッカーイン10の歯16とかみ合わせる。この設
計は変化する厚さのパルプボードの使用を可能とする。
供給ロール12は軸に支持されており、そして慣用のモ
ーター手段(図示せず)によって、パルプボード30をリ
ッカーイン10へ供給すべき速度によって決定された速度
で回転される。この速度は、単位時間内にウェブを形成
するように堆積されるパルプ繊維の量を決定する。パル
プボード30は、供給ロール12により、第1図に矢印Xで
示す方向に供給される。
リッカーイン10は、同様に、軸により支持されてお
り、そして慣用のモーター(図示せず)によって前もっ
て決定した速度で回転される。リッカーイン10は、パル
プボードから個々の繊維が遊離されるまで、歯16とのか
み合いによって、パルプボードを急速にかつ信頼性をも
ってほつれさせかつコーミングすることができる。6000
rpm付近の速度はこの目的に適当であることがわかっ
た。歯16は、パルプボード30によって表わされる選択し
た短い繊維材料のために最適の輪郭をもつように選択さ
れる。
長い繊維は、第1図および第2図の右側に示されるよ
うに、短い繊維と非常に同じ方法で個別化される。典型
的な長い繊維は、合成繊維、例えば、セルロースアセテ
ート、塩化ビニル−酢酸ビニルおよびビスコースステー
プルレーヨン繊維、および天然繊維、例えば、綿、羊毛
などを包含する。長い繊維、例えば、レーヨンは、変化
する繊維長さで、こりで商業的に入手可能である。
長い繊維源は、レーヨンを繊維源として使用すると
き、通常カージングしたバットの形態で提供される。バ
ット32は、プレート21(第2図)およびノーズバー23と
協動して作用する第2の針金を巻いた供給ロール22を介
して、リッカーイン20へ導入される。しかしながら、ノ
ーズバー23は、長い繊維源とともに使用することがで
き、パルプとともに使用するノーズバー13と異なる。レ
ーヨンおよび他の長い繊維源はパルプボードの物理的一
体性を欠くので、バット32は、リッカーイン20とかみ合
うように、より積極的に拘束しかつ方向づけなくてはな
らない。第2図に示すように、ローズバー23は湾曲して
いて、第2供給ロール22の隣接表面に本質的に順応す
る。このようにして、レーヨン源中の繊維は、リッカー
イン20の歯26へ送られるまで、第2供給ロール22に関し
て所定位置に維持される。リッカーイン20は、長い繊維
を劣化または損傷しないで、歯26が長い繊維をバット32
からコーミングできるような速度で、回転される。3000
rpm付近の速度はこの目的に適当であることがわかっ
た。
リッカーイン20の歯26は、一般に、リッカーイン10の
歯16よりも短く、溶液より小さいピッチを有する。歯26
の各々のピッチおよび高さが約0.32−0.64cm(1/8−1/4
インチ)の範囲であるとき、最もすぐれた結果を得るこ
とができる。歯26の角度は−10度および+20度の間で変
化する。
支持構造体またはフレームおよび駆動手段は、もちろ
ん、図面中に一般に示すように、本発明の種々の要素の
ために設けられる。さらに、ノーズバー、供給ロールな
どは、最適な結果を達成するために、互いに関して調節
することができる。
長い繊維および短い繊維は、同時にあるいは順次に、
個別化することができ、そして、第1図に示すように、
各リッカーインの位置にわたって分布して、1より多い
タイプの各繊維(すなわち、短い繊維のパルプボード
A、Bおよび長い繊維のC、D)が存在することができ
る。リッカーイン10、20は、第1図および第2図におい
て矢印Yで示すように、互いに向かって回転する。繊維
源、それらの分布、およびそれらが個別化される速度お
よび相対的比率は、所望の構造および繊維の組み合わせ
を有するウェブを製造するように選択する。
個別化された長い繊維および短い繊維は、リッカーイ
ンがドフィングされ、そしてミキシングゾーン40におい
て互いに向って方向づけられる。ミキシングゾーンか
ら、繊維はコンデンサースクリーン42を含有するコンデ
ンシングゾーン44へ行く。この繊維の動きは空気の流れ
によって促進される。第2図に示すように、繊維をドフ
ィングし、そしてそれらをコンデンサースクリーン42へ
向ける、高速度の空気の流れは、スクリーンより下に位
置する高真空室49によってつくられる吸引力によって確
立されることができる。この真空はモーター(図示せ
ず)によって駆動されるファンによって形成され、そし
てダクト50(第2図)を経て引かれる。真空はダクト3
5、37を通して、リッカーイン10、20およびノーズバー1
3、23を過ぎ、ミキシングゾーン40およびコンデンシン
グスクリーン42を通して、室49に空気を引く。繊維はリ
ッカーインからミキシングゾーンへの空気の流れと同一
の通路を移動するので、繊維はリッカーイン10、20から
コンデンシングスクリーン42へ、より急速にかつ信頼性
をもって動かされ、コンデンシングスクリーン42におい
て繊維はウェブ45を形成する。リッカーイン10、20から
の繊維のドフィングを促進するために、空気の流れをリ
ッカーインの歯16、26に前もって決定した角度および速
度で向け、均一な流れのパターンを歯においてかつそれ
らの回りに発生させる。空気の流れの有利な操作は、フ
ァリントン(Farrington)への米国特許第3,740,797号
にさらに記載されている。
ウェブ45はコンデンシングゾーン44において形成さ
れ、このゾーンはミキシングゾーン40より下に間隔をお
いてかつそれに近接して、コンデンシングスクリーン42
の真上にかつダクトプレート39の間に位置する。コンデ
ンシングゾーン44の長さは、リッカーイン10、20の長さ
に相当する。こうして、本発明によるコンデンシングゾ
ーン44は、個別化された繊維を上から受容することので
きる長いトラフの形態である。
第2図に示すダクト壁39は、平行であり、そしてコン
デンシングゾーン44の幅を定める。しかしながら、これ
らの壁は壁39′と置換することができ、ここで壁39′
は、リッカーインの分離より広いウェブを形成するため
に、15度または20度までの角度で開いている(破線で示
す)。
コンデンシングスクリーン42は、好ましくは、エンド
レスコンベヤーを含み、このコンベヤーは高真空室49の
まわりを通ることができるように、コンベヤーローラー
52、54より上を案内される(第1図)。ローラー52、54
の一方または双方は、制御された速度でスクリーン42を
動かすように駆動される。
連行空気の流れを使用するとき、真空室49をコンデン
シングゾーン44と、メッシュスクリーン42を通して、吸
引プレート46内に設けられた適当な開口47を経て連絡す
るであろう(第2図)。開口は、一般に、ダクトプレー
ト39および59によって定められた空間の断面に相当す
る。コンベヤースクリーン42は、コンデンシングゾーン
44より下をかつそれと連絡して、かつ、平行のリッカー
イン10、20の回転軸の対して平行である方向に移動する
ように、位置決めされている。その結果、ウェブ45は、
繊維の供給入力の方向に御温度直角にかつ回転するリッ
カーイン10、20に関して横方向に、コンデンシングゾー
ン44から追出される連続スライバーとして形成される。
ウェブ45は、既知の装置におけるように、リッカーイン
より下に形成され、リッカーインの長さに相当する幅を
有し、そしてリッカーインの回転軸に対して垂直に動く
平面で、コンデンシングされない。
本発明によるウェブの厚さは、スクリーン42の速度に
対して逆比例する。スクリーン42が形成するウェブ45を
抜出す速度が速いほど、生ずるウェブの厚さは薄くな
る。しかしながら、本発明のコンデンシングゾーン44の
構造およびミキシングゾーン40に関する向きは、他の先
行技術より高度により速く、幅が狭いにもかかわらず、
より厚いウェブを形成することを可能とする。
スクリーン42は他のコンベヤーと連絡し、これによっ
て、必要に応じて、それ以上の処理のためにウェブ45を
供給することができる。このような処理は、例えば、ロ
ブグレン(Lovgren)への米国特許第3,772,739号に記載
されているような、結合;製造手順;およびウェブ製品
の最後の仕上げを包含する。
ダクト39の下端をシールしかつ吸引ファンの効率を最
大とするために、ダクトプレート39をスクリーン42に向
って下方に延長し、そしてスクリーン42の真上で停止さ
せる。ダクトプレート39はフローティングシール53をさ
らに有することができ、フローティングシール53はそれ
より下にプレート39中のみぞの中に位置するばねによっ
てスクリーン42と接触するようにバイアスされている
(第4図)。リッカーインのカバー55(第2図および第
8図)は、また、リッカーインの外周辺のまわりに延び
ており、そしてプレート39とかみ合って、空気の流れを
形成する真空のための追加のシールを提供する。
スクリーン42がコンデンシングゾーン44を出入する場
所において、それぞれ、ローリングシール57、56がダク
トプレート59上に設けられている(第3図)。シーリン
グロール56、57はダクトプレート39の平行のへりの間に
位置し、そしてスクリーンおよびウェブ上で自由に回転
して、スクリーンおよびウェブの動きを収容する。ウェ
ブ45がスクリーン42によって支持されるコンデンシング
ゾーン44を出るとき、それはシーリングロール56の下を
通る。ダクトプレート39は、真空を維持するほかに、繊
維をコンデンシングゾーン44へ案内し、そして、ダクト
プレート59、フローティングシール53およびシーリング
ロール56、57と一緒に、吸引空気の流れの効率を改良す
る。
本発明による装置は後退可能なそらせ板60を有し、こ
のそらせ板はリッカーイン10、20の間を垂直に通過しか
つミキシングゾーン40を横断する平面内に配置されてい
る。そらせ板はその前縁が前もって決定した点において
動くコンベヤースクリーン42においてあるいはそれより
上に垂れ下るように配置することができるが、3つの量
的位置を定めることができる。そらせ板60は上にあるい
は完全に後退した位置に存在するとき、その前縁はリッ
カーインを去る繊維の流れとの機能的接触から除去され
る。そらせ板60が完全に下ると、その下縁はスクリーン
42にあるいはそれより上においてミキシングゾーン40内
に前もって決定した位置に存在し、そしてミキシングゾ
ーン40においてフローティングシールを完全に遮断す
る。最後に、そらせ板60は、その下縁にミキシングゾー
ン40内の前もって決定したブレンド点に相当するように
位置することができ、それはミキシングゾーン40でのフ
ローティングシールの部分的に遮断する。そらせ板60の
位置を変化させ、かつ1または2以上の材料を供給ロー
ル12、22の各々を経て供給することによって、広範な種
類の複合構造体を発生させることができる。第5図〜第
7図は、次の実施例にしたがって記載する、例示的複合
不織ウェブ構造体を示す。当業者は理解するように、こ
れらの実施例は作ることのできる多くの構造体のほんの
わずかを表わす。その上、実施例から明らかなように、
ウェブ45の横方向の排出のため、既知の装置で同一の方
向で、、例えば、ファリントン(Farrington)の方法お
よび装置で得ることのできない、均一なブレンドされた
ウェブが形成する。対照的に、横方向ウェバーは独特の
ゾーン形成パターンに従って繊維をウェブに堆積する傾
向がある。これらのパターンは新規なかつ有用な複合構
造体を生成するように操作することができる。
実施例1 同一の繊維化ステーション(すなわち、リッカーイ
ン、ノーズバーおよび供給ロール)を、スクリーンの各
側に構成する。次いで、同一の短い繊維または長い繊維
のバット32をリッカーイン10、20の両者に供給ロール1
2、22によって供給する。生ずるウェブ45は、1種類の
繊維から成る均質な不織ウェブである。そらせ板60の任
意の位置について同一の結果が得られる。
実施例2 それぞれ、短い繊維A(第1繊維材料)および長い繊
維C(第2繊維材料)の形態の2つの異なる繊維材料3
0、23を、それぞれ、供給ロール12、22に送り、異なる
繊維源の各々はリッカーイン10、20の1つの同一広がり
である。そらせ板60が上の位置にあるとき、3つの横方
向のゾーンを有する複合ウェブが形成し、ゾーンの各々
は機械方向に延びる。この製品の略断面図は第5図に示
されている。
ゾーンに似た複合構造体は、リッカーインからドフィ
ングされ、ミキシングゾーン40を通過し、次いでコンデ
ンシングゾーン44内で横方向のウェブに形成される繊維
の軌跡の結果である。従来のウェバーにおいて、このよ
うな発生期にあるゾーンは、標準の縦の機械方向、すな
わち、このようなゾーンが形成するであろう方向におい
て、形成するウェブの連続的抜出しによって相殺される
か、あるいは一体になる傾向がある。しかしながら、形
成するウェブを横方向に抜出すことによって、ゾーンは
繊維の軌跡によって生ずる繊維の体積パターンの結果と
して形成する。
そらせ板60が上にあるとき、それは繊維/空気の流れ
がミキシングゾーン40を通してコンデンシングゾーン44
へ行くとき、希薄な繊維/空気の流れの軌跡を変更しな
い。空気の流れ内の繊維は、それらをそれぞれのリッカ
ーインから離れる方向に、反対のリッカーインの側のお
ウェブに向かって投げる傾向のある運動の成分を保持す
る。結局、流れは非常に希薄であり、繊維の衝突の傾向
はほとんど存在しないので、繊維はミキシングゾーン40
内で互いを追い越す傾向をもつ。こうして、繊維はコン
デンシングゾーン44の反対側に向って主として堆積され
る。第5図に示すように、左側のリッカーインから生ず
る短い繊維Aは狭い右側のゾーンA(第1繊維材料が主
要比率の部分を形成する傾向がある。右側のリッカーイ
ンから発生する長い繊維Cは、主に繊維Cを含有する狭
い左側のゾーンC(第2繊維材料が主要比率の部分を形
成する傾向がある。繊維のゾーンAおよびCの間に、繊
維A+Cのブレンドを含有する幅広い横方向のゾーン
(転位ゾーン)が存在する。ゾーンの境界において、繊
維はからみ合うので、ウェブは1つの片で形成される。
実施例3 実施例2の繊維源を使用するが、スクリーン42上にウ
ェブとして最終的に堆積する前に、個別化した繊維の軌
跡に影響を及ぼすために、そらせ板60をミキシングゾー
ン40内のブレンド点に配置させる。個別化された繊維は
各リッカーインからミキシングゾーン40を通かしてコン
デンシングゾーン44上に行き、ノズルを出るスプレーの
方法で、軌跡のある範囲または角度内で落下する。そら
せ板60は、前もって決定したブレンド点に配置すると、
軌跡の角度の少なくとも一部を横断し、角度のその部分
内の繊維の一部および連行する空気の流れを、そらせ板
60でバウンスさせて、コンデンシングゾーン44のそれ自
身の発生した側に向わせる。
リッカーインの各々からほぼ等しい体積の繊維が、中
断せずにそらせ板60の下を通過できるようにして、そら
せ板60へ再び向けられるように、そらせ板のブレンド点
を選択する場合、短い繊維および長い繊維A+Cの均一
にブレンドしたウェブが得られる。ブレンド点は、もち
ろん、広範な種類の繊維の堆積パターンおよび不織ウェ
ブ構造体が得られるように選択することができる。
実施例4 なお他の実施態様において、そらせ板60を、スクリー
ン42よりほぼ5.1cm(2インチ)上の、下の位置に配置
する。各繊維が平行のリッカーイン10、20の一方の操作
長さにわたって供給されるように、実施例2の2つの異
なる繊維A、Cを使用する。この場合において、繊維の
軌跡の実質的にすべてはそらせ板によって中断され、繊
維をコンデンシングゾーン44のそれらの発生した側に向
けて投げ戻す傾向がある。その結果、第6図に示すよう
に、実施例2のウェブに類似するが、逆の順序で繊維の
ゾーンAおよびCを有しかつより狭い転移ゾーンA+C
を有するウェブが得られる。
そらせ板の位置に無関係に、空気の乱流のため、ウェ
ブを横切る長い繊維および短い繊維の多少の分布が存在
することを理解すべきである。こうして、第5図および
第6図におけるゾーンの表示は、単に、各々において主
要比率の繊維を示す。ゾーンの各々における繊維の比率
は、また、繊維源30、32をリッカーインに供給する速度
によって調節することができる。より速い速度で供給さ
れた繊維はウェブ中にその生成物のより大きい濃度を生
成するであろうが、ウェブを横切ってそらせ板の位置に
よって決定される方法で分布されるであろう。
リッカーイン10、20の各々は1つの繊維源で完全に供
給する必要はないが、ただしリッカーインの各々に供給
される繊維のすべてはリッカーインが適合する繊維のタ
イプ(短いかあるいは長い)に一致する。こうして、例
えば、4つの繊維源A〜D(第1〜第4繊維材料)を2
つのリッカーインの間に等しく分布させることができ、
このような繊維源の各々はそのそれぞれのリッカーイン
の半分をカバーする。第1図はこの実施態様を例示す
る。パルプボード30は短い繊維Aをもつ部分および短い
繊維Bをもつ他の部分を有し、それらの短い繊維の両者
はリッカーイン10へ供給される。紡織繊維のバット32
は、また、リッカーインへ供給される、長い繊維C、を
生成するための2つの部分を有する。装置の入口端に向
かう繊維の組み合わせA、Cはウェブの下層(第1の
層)を形成し、これに対して装置の出口端に向かう繊維
の組み合わせB、Dは上層(第2の層)を生成する。こ
うして、生ずる製品は繊維の組成物の水平または横方向
のゾーンおよび垂直に配置されたゾーンを有する。
実施例5 第1図の複数の繊維の供給物A〜Dは、繊維の均一な
ミキシングおよび堆積を促進するために、ブレンド点の
位置にそらせ板を有する装置に供給する。機械方向にお
いて2つの後方の繊維源AおよびCは、まず、それらの
繊維をスクリーンの一部に供給する。スクリーンの部分
が出口に向かって動くとき、それは源ACおよびBDの間の
転移の下を通過し、そしてすべての4つの繊維の混合物
を有する転移層(転移ゾーンに相当する層)は繊維Aお
よびCの均一なブレンド(第1のブレンド)である下層
(第1の層)の上部に横たえられる。繊維B、Dを供給
されるリッカーインの領域より下をスクリーンの部分が
動くとき、これらは上の均一にブレンド(第2のブレン
ド)された層(第2の層)BおよびDとして堆積され
る。この製品の断面は第7図に示されている。
実施例6 第9図に示すような別の製品は、コンデンシングゾー
ン44内に機械の中央に向かって固定したシール(第8A図
および第8B図)を設置し、そしてリッカーインに3つの
別々の繊維の部分、例えば、AおよびC、BおよびD、
およびAおよびCを供給することによって、作ることが
できる。固定したシールド62は、一般に、中央の形成す
るウェブより上の水平位置に配置し、ここで繊維の部分
BおよびDは横たえられる。こうして、第1の広い層
(第1の層)65が配置され、これは繊維AおよびCの混
合物である(第9A図)。次いで、中央層(第2の層)66
を添加する。この層はより狭く、そして繊維BおよびD
からなる。なぜなら、シールド62は、コンデンシングゾ
ーンをより狭くするからである(第8B図)。最後に、層
(第3の層)67は、また、繊維AおよびCのブレンドと
して、繊維BおよびDの中央層66が繊維AおよびCによ
って完全に取囲まれるようにすることができる。
中央層が他の層によって取囲まれている製品は、吸収
材、例えば、おむつおよび生理用ナプキンとして非常に
有用である。このような製品を用いると、第9A図の層66
における内部の繊維のブレンド、例えば、BおよびDは
高い吸収の繊維であるように選択する。例えば、この層
は種としてパルプまたは吸収性繊維から作ることができ
る。外側の繊維、例えば、AおよびCは、そえらの吸引
性質、すなわち、液体を動かす能力について選択する。
例えば、レーヨン繊維はすぐれた吸引能力を有する。こ
のような製品を用いると、湿気は使用者の皮膚および衣
服から吸引繊維によって離れる方向に向けられ、そして
高い吸収性の繊維によって製品の中央に保持される。
パルプまたは高い吸収性の繊維の供給を間欠的にする
と、この材料の分離したパッチがウェブに沿ってうずめ
られるであろう(第9B図)。後の加工において、ウェブ
はこれらのパッチの間で分離して個々の製品を形成する
ことができる。例えば、これらの製品は吸収性の、安価
であるが、ポリエステルカバー層によって隠された、魅
力的でないパルプ層をもつ外科用パッドであることがで
きる。
他の変更 コンデンシングスクリーンを始動および停止すること
によって、およびリッカーインへの種々の繊維材料の供
給を開始および停止あるいは引続いて供給することによ
って、種々の他の製品をセグメントで作ることができ
る。また、湿気の取扱い以外の性質を製品に提供する繊
維を含めることができる。例えば、大きい弾性をもつ繊
維材料を使用して、製品、例えば、ナプキン、に、立ち
毛メリヤス生地に似た触感とするスポンジ用特性を付与
することができる。
他の例として、第7図に示す製品は、本発明に従い、
70%のポリエステルおよび30%の合成パルプをもつよう
に形成することができる。中央は転移領域であり、そし
て下の層は90%のパルプおよびバインダーとして10%の
合成パルプである。これは、上の層が使用者の皮膚と接
触する、大人の失禁製品として有用である。この製品の
1の目的は、水吸収性パルプを使用者の皮膚から離れて
保持することである。
なお他の製品は、非吸収性でありかつ弾性である、10
0%のポリエステルの上層を有することができる。中央
層はポリエステルおよびパルプの混合したブレンドであ
ることができ、これに対して下層はパルプおよび、弾性
および吸収性である合成パルプである。
本発明は特定的に示しかつその好ましい実施態様を参
照して説明したが、形態および細部の種々の変化は本発
明の精神および範囲を逸脱しないでなすことができるこ
とは当業者にとって明らかであろう。とくに、複数の源
をリッカーインに供給するとき、それらの各々は空間の
50%を未足す必要はない。一方は他方より多くの空間を
満たすことができ、そしてそれらの間に隙間を設けるこ
とができる。また、製品を順次に供給するか、あるいは
ある期間の間供給を停止することによって、他の製品を
作ることができる。
本発明の主な実施態様および特徴は、次の通りであ
る。
1.一方の横のへりに向かう第1繊維材料が主要比率の部
分、他方の横のへりに向かう、第1繊維材料とは異なっ
た第2繊維材料が主要比率の部分、およびこれらの間の
繊維の第1転移ゾーンを有する少なくとも1つの層を有
し、 更に、前記1つの層より上の、前記一方の横のへりに
向かう第3繊維材料が主要比率の部分、前記他方の横の
へりに向かう、第3の繊維材料とは異なった第4繊維材
料の部分、および第3繊維材料および第4繊維材料が主
要比率の部分の間の繊維の第2転移ゾーンを有する第2
層と、第1の層および第2の層の間の第3転移ゾーンと
を含むことを特徴とする不織繊維構造体。
2.該第2層の2とん繊維材料が同じである上記1の不織
繊維構造体。
3.該構造体が連続フエブである上記1の不織繊維構造
体。
4.一方の横のへりに向かう第1繊維材料が主要比率の部
分、他方の横のへりに向かう、第1繊維材料とは異なる
第2繊維材料が主要比率の部分、および第1繊維材料お
よび第2繊維材料が主要比率の部分の間の繊維の第1転
移ゾーンを有する少なくとも1つの層、 前記1つの層より上の、前記1つの層よりも狭い、一
方の横のへりに向かう第3繊維材料が主要比率の部分、
他方の横のへりに向かう第4繊維材料の部分、および第
3繊維材料および第4繊維材料が主要比率の部分の間の
繊維の第2転移ゾーンを有する第2層、および 前記第2層より上の、前記第2層よりも広い、前記一方
の横のへりに向かう第5繊維材料の部分、前記他方の横
のへりに向かう第6繊維材料の部分を有する第3層を含
むことを特徴とする不織繊維構造体。
5.一方の横のへりに向かう第1繊維材料が主要比率の部
分、他方の横のへりに向かう第2繊維材料が主要比率の
部分、およびこれらの間の知の第1転移ゾーンを有する
少なくとも1つの層、 前記1つの層より上の、前記1つの層よりも狭い、前
記一方の横のヘリに向かう第3繊維材料が主要比率の部
分、他方の横のへりに向かう第4繊維材料の部分、およ
びこれらの間の繊維の第2転移ゾーンを有する第2層、
および 前記第2層より上に、前記第2層よりも広い、前記一
方の横のへりに向かう第5繊維材料の部分、前記他方の
横のへりに向かう第6繊維材料の部分を有する第3層を
含み、 第1および第2繊維材料の組み合わせおよび第5および
第6繊維材料の組み合わせの双方が、低い流体吸収性お
よびすぐれた吸引能力を有し、 第3および第4の繊維材料の組み合わせが、すぐれた
流体吸収性を有する ことを特徴とする不織繊維構造体。
6.第1および第2の異なった繊維材料の均一なブレンド
の形態の第1層、 前記第1層の上に横たわり、上記第1および第2の繊維
材料とは異なり且つ相互に異なる第3および第4の繊維
材料の均一なブレンドの形態の、前記第1層より狭い第
2層、および 前記第2層の上に横たわり、第5および第6の繊維材
料の均一なブレンドの形態の、前記第1層とほぼ同じ幅
を有する第3層 を備えたことを特徴とする不織繊維構造体。
7.繊維材料の第1のブレンドの第1の層、および 第1のブレンドとは異なった第2のブレンドの、第1
の層よりも狭い第2の層を有し、 該第1のブレンドおよび第2のブレンドの少なくとも
一方が、少なくとも2つの異なったタイプの繊維材料の
ブレンドであり、 該第1および第2のブレンドが、上記層を一体物とし
て共に保持する第1の層および第2の層の間の転移物を
形成する ことを特徴とする一体不織繊維構造体。
8.該構造体が連続フエブである上記7の一体不織繊維構
造体。
9.少なくとも1つの上記ブレンドが、短い繊維と長い繊
維のブレンドである上記7の一体不織繊維構造体。
10.少なくとも1つの上記ブレンドが、ヒートシール可
能な繊維とヒートシール不可能な繊維のブレンドである
上記7の一体不織繊維構造体。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による横方向ウェバーの略図であり、
その主要な構成成分を示す。 第2図は、本発明による装置のより詳細な断面図であ
る。 第3図は、第2図の装置の側面図である。 第4図は、コンデンサーのシールの一部を示す部分断面
図である。 第5図〜第7図は、例示的複合不織ウェブの断面を示
す。 第8A図および第8B図は、コンデンシングゾーンに設置さ
れた固定シールドを有する本発明による装置の略上面図
および端面図である。 第9A図および第9B図は、第8図に装置に従って作られた
製品の、それぞれ、断面図および上面図である。 10……リッカーイン 11……プレート 12……針金を巻いた供給ロール 13……ノーズバー 14……側壁 15……傾斜面 16……歯 19……ブラケット 20……リッカーイン 21……プレート 22……第2の針金を巻いた供給ロール 23……ノーズバー 26……歯 30……パルプボード 32……カージングしたバット 35……ダクト 37……ダクト 39……ダクトプレート 39′……壁 40……ミキシングゾーン 42……コンデンシングスクリーン 44……コンデンシングゾーン 45……ウェブ 46……吸引プレート 47……適当な開口 49……高真空室 50……ダクト 52……コンベヤーローラー 53……フローティングシール 54……コンベヤーローラー 55……リッカーインのカバー 56……ローリングシール 57……ローリングシール 59……ダクトプレート 60……回転可能なそらせ板 62……シールド 65……幅広い層 66……中央層 67……上層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン・ピー・フアリントン アメリカ合衆国ニユージヤージイ州 07726 イングリツシユタウン・ポーツ マスロード 1 (56)参考文献 特開 昭50−48269(JP,A) 特開 昭60−110961(JP,A) 特開 昭58−180602(JP,A) 特公 昭55−6747(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D04H 1/00 - 13/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の横のへりに向かう第1繊維材料が主
    要比率の部分、他方の横のへりに向かう、第1繊維材料
    とは異なった第2繊維材料が主要比率の部分、およびこ
    れらの間の繊維の第1転移ゾーンを有する少なくとも1
    つの層を有し、 更に、前記1つの層より上の、前記一方の横のへりに向
    かう第3繊維材料が主要比率の部分、前記他方の横のへ
    りに向かう、第3の繊維材料とは異なった第4繊維材料
    の部分、および第3繊維材料が主要比率の部分と第4繊
    維材料の部分との間の繊維の第2転移ゾーンを有する第
    2層と、第1の層および第2の層の間の第3転移ゾーン
    とを含むことを特徴とする不織繊維構造体。
  2. 【請求項2】一方の横のへりに向かう第1繊維材料が主
    要比率の部分、他方の横のへりに向かう、第1繊維材料
    とは異なる第2繊維材料が主要比率の部分、および第1
    繊維材料および第2繊維材料が主要比率の部分の間の繊
    維の第1転移ゾーンを有する少なくとも1つの層、 前記1つの層より上の、前記1つの層よりも狭い、一方
    の横のへりに向かう第3繊維材料が主要比率の部分、他
    方の横のへりに向かう第4繊維材料の部分、および第3
    繊維材料および第4繊維材料が主要比率の部分の間の繊
    維の第2転移ゾーンを有する第2層、および 前記第2層より上の、前記第2層よりも広い、前記一方
    の横のへりに向かう第5繊維材料の部分、前記他方の横
    のへりに向かう第6繊維材料の部分を有する第3層を含
    むことを特徴とする不織繊維構造体。
  3. 【請求項3】一方の横のへりに向かう第1繊維材料が主
    要比率の部分、他方の横のへりに向かう第2繊維材料が
    主要比率の部分、およびこれらの間の繊維の第1転移ゾ
    ーンを有する少なくとも1つの層、 前記1つの層より上の、前記1つの層よりも狭い、前記
    一方の横のへりに向かう第3繊維材料が主要比率の部
    分、他方の横のへりに向かう第4繊維材料の部分、およ
    びこれらの間の繊維の第2転移ゾーンを有する第2層、
    および 前記第2層より上の、前記第2層よりも広い、前記一方
    の横のへりに向かう第5繊維材料の部分、前記他方の横
    のへりに向かう第6繊維材料の部分を有する第3層を含
    み、 第1および第2繊維材料の組み合わせおよび第5および
    第6繊維材料の組み合わせの双方が、低い流体吸収性お
    よびすぐれた吸引能力を有し、 第3および第4の繊維材料の組み合わせが、すぐれた流
    体吸収性を有する ことを特徴とする不織繊維構造体。
  4. 【請求項4】第1および第2の異なった繊維材料の均一
    なブレンドの形態の第1層、 前記第1層の上に横たわり、上記第1および第2の繊維
    材料とは異なり且つ相互に異なる第3および第4の繊維
    材料の均一なブレンドの形態の、前記第1層より狭い第
    2層、および 前記第2層の上に横たわり、第5および第6の繊維材料
    の均一なブレンドの形態の、前記第1層とほぼ同じ幅を
    有する第3層 を備えたことを特徴とする不織繊維構造体。
  5. 【請求項5】繊維材料の第1のブレンドの第1層、およ
    び 第1のブレンドとは異なった第2のブレンドの、第1の
    層よりも狭い第2の層を有し、 該第1のブレンドおよび第2のブレンドの少なくとも一
    方が、少なくとも2つの異なったタイプの繊維材料のブ
    レンドであり、 該第1および第2のブレンドが、上記層を一体物として
    共に保持する第1の層および第2の層の間の転移物を形
    成する ことを特徴とする一体不織繊維構造体。
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