JP2804225B2 - Cmバンクシステム - Google Patents

Cmバンクシステム

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JP2804225B2
JP2804225B2 JP5335464A JP33546493A JP2804225B2 JP 2804225 B2 JP2804225 B2 JP 2804225B2 JP 5335464 A JP5335464 A JP 5335464A JP 33546493 A JP33546493 A JP 33546493A JP 2804225 B2 JP2804225 B2 JP 2804225B2
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幸恵 岩堀
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置を利
用するCMバンクシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】民間のTV放送局などから放送される番
組の中には、いわゆるCMが挿入されている。そして、
CMの放送にはCMバンクシステムが使用される。
【0003】ここで、従来のCMバンクシステムについ
て、図5を参照して説明する。
【0004】51はCM素材の内容を再生するCM素材
再生器で、例えばVTRである。放送用のCM素材を収
録した例えばテープは、CM素材再生器51にセットさ
れ、CM素材の内容が再生される。CM素材再生器51
で再生されたCM素材は、マザーVTR52に送られマ
ザーテープに収録される。このように放送局に持ち込ま
れた各CM素材は、マザーテープに収録される。その
後、マザーテープは再生され、CM素材が一本化VTR
53に送られる。一本化VTR53では、放送用のCM
素材が、放送される順番に一本のテープに編集される。
そして、複数のCM素材が放送順に編集されている一本
化テープを、オンエア用VTR54で再生し、放送す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のCMバンクシス
テムには、以下の欠点がある。
【0006】1)多数のCM素材を放送順に一本のテー
プに編集している。CMの一本化には、CM素材の放送
順などを調整しなければならず、作成に時間がかかる。
【0007】2)一本のテープにCM素材が放送順に編
集されているため、放送するCM素材を緊急に変更し、
あるいは放送順を変更する場合に対応が困難である。
【0008】3)一本化テープは、通常、放送される前
日までに作成される。したがって、放送の当日にCM素
材が持ち込まれても差し替えが困難である。
【0009】4)放送順に収録されているCM素材の内
容を事前に確認(プレビュー)する場合、一本化された
テープを順に再生して行われる。したがって、収録され
たCM素材をプレビューする作業に多くの時間がかか
る。
【0010】5)一本化テープに同一のCM素材を複数
収録する必要がある場合、該当するCM素材が収録され
たマザーテープは、収録する個数分だけ繰り返し再生さ
れる。また、一本化テープは毎日作成される。したがっ
て、繰り返し放送されるCM素材のマザーテープは傷み
が激しい。また、放送される回数分だけマザーテープが
読みだされるため、その分、読みだし回数が多くなり読
みだしに時間がかかる。 6)一本化テープの再生には、可動部を持つVTRが使
用される。この場合、VTRを、直前に駆動させるなど
して正常に動作するかどうかチェックができない。した
がって、VTRをスタートさせた際に異常が発生しても
手遅れになる。
【0011】7)マザーテープには、複数のCM素材が
さまざまな順序で収録されている。このため、マザーテ
ープを利用して一本化テープを作成する際、必要なCM
素材を再生するために、マザーテープを早送りしたり、
また、巻き戻したりする。したがって、一本化テープの
作成時に、キューアップなど待ち時間による時間ロスが
生じる。
【0012】本発明は、上記した欠点を解決するもの
で、半導体メモリを利用することにより、一本化テープ
の作成が不要で、また、CM素材を確実に放送でき、さ
らには放送するCM素材の変更にも容易に対応できるC
Mバンクシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、CM素材が録
画されているマザーVTRテープを再生するマザーVT
Rと、このマザーVTRから再生されたCM素材を記憶
する半導体メモリ装置と、放送されるCM素材のCM名
やCM放送日、時刻の各情報を記憶するCM管理記憶部
と、このCM管理記憶部に記憶された各情報と時刻情報
とによって、前記半導体メモリ装置に記憶されたCM素
材の読み出しを制御するCM送出制御部とを具備したC
Mバンクシステムにおいて、前記CM管理記憶部に記憶
された当日分や翌日分、翌々日分のCM名を比較する第
1手段と、この第1手段の比較で重複しないCM名を検
出する第2手段と、この第2手段で検出されたCM名に
対応するCM素材を前記マザーVTRから再生し、前記
半導体メモリ装置に記憶させる第3手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0014】また、本発明は、放送する複数のCM素材
が録画されているマザーVTRテープを再生するマザー
VTRと、このマザーVTRから再生されたCM素材を
記憶する半導体メモリ装置と、放送されるCM素材のC
M名やCM放送日、時刻の各情報を記憶するCM管理記
憶部と、このCM管理記憶部に記憶された情報と時刻情
報とによって、前記半導体メモリ装置に記憶されたCM
素材の読み出しを制御するCM送出制御部とを具備した
CMバンクシステムにおいて、前記CM管理記憶部に記
憶されていた所定のCM放送時刻に、あらかじめ記憶さ
れていた所定のCM名とは異なるCM名のCM素材を放
送する場合に、前記異なるCM名に対応するCM素材と
前記半導体メモリ装置に記憶されたCM素材とを対比す
る第1手段と、この第1手段の対比で、前記異なるCM
名が前記半導体メモリ装置に記憶されていない場合は、
前記異なるCM名に対応するCM素材を前記マザーVT
Rから再生し、前記半導体メモリ装置に記憶させる第2
手段とを設けたことを特徴としている。
【0015】また、本発明は、CM素材を記憶する半導
体メモリ装置と、放送されるCM素材のCM名やCM放
送日、時刻の各情報を記憶するCM管理記憶部と、この
CM管理記憶部に記憶された情報と時刻情報とによっ
て、前記半導体メモリ装置に記憶されたCM素材の読み
出しを制御するCM送出制御部とを具備したCMバンク
システムにおいて、前記半導体メモリ装置に記憶された
CM素材のプレビュー要求を入力する入力端末と、この
端末からプレビュー要求されたCM素材を表示する出力
端末と、前記CM送出制御部および前記入力端末、前記
出力端末をそれぞれ接続する内線電話網とを設けたこと
を特徴としている。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、放送するCM素材を半導
体メモリ装置に記憶させ、半導体メモリ装置に記憶され
たCM素材を読みだし放送している。したがって、一本
化テープの作成が不要で、CM素材の放送が確実に行
え、さらには放送するCM素材の変更にも容易に対応で
きる。
【0017】また、放送用のCM素材を半導体メモリ装
置に記憶し、そして、半導体メモリ装置から読み出し再
生する際、放送されるCM素材のCM名、CM放送日お
よび時刻を記憶するCM管理記憶部からの情報と時刻情
報により、半導体メモリ装置に記憶されたCM素材を読
み出している。したがって、放送するCM素材の変更を
容易に行える。
【0018】た、当日分のCMを放送終了後、CM管
理記憶部から当日分、翌日分、翌々日分のCMを参照し
て、翌々日分のCMに含まれない当日分のCMを半導体
メモリ装置から消去するとともに、翌々日分のCMに含
まれる重複しないCMを検出して、この検出結果に基づ
いて所定のCM素材のみを前記半導体メモリ装置に記憶
させている。このように翌々日に放送されるCM素材を
確認してから、半導体メモリ装置内のCM素材を削除
し、また、半導体メモリ装置に新しいCM素材を記憶さ
せている。したがって、CM素材の削除や補充は最小限
に抑えることができる。また、マザーテープの再生回数
を少なくでき、劣化を抑えることができる。 また、C
M管理記憶部に記憶されていた所定のCM放送時刻に、
あらかじめ記憶されていた所定のCM名とは異なるCM
名のCM素材を放送する場合、異なるCM名に対応する
CM素材と半導体メモリ装置に記憶されたCM素材とを
対比し、そして、この対比結果にもとづき、異なるCM
名が半導体メモリ装置に記憶されていない場合、異な
るCM名に対応するCM素材をマザーVTRから再生
し、半導体メモリ装置に記憶させている。この場合、放
送するCM素材を差し替える際、その差し替えを迅速に
行える。 また、半導体メモリ装置に記憶されたCM素材
のプレビュー要求を入力する入力端末や、この端末から
プレビュー要求されたCM素材を表示する出力端末、そ
して、CM送出制御部をそれぞれ内線電話網で接続して
いる。この場合、内線電話網のある任意の場所でCM素
材をプレビューできる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について、図1を参照して説
明する。
【0020】11は、CM素材を再生するCM素材再生
器である。代理店などから搬入されるCM素材、例えば
VTRテープ、スライド、テロップ、フィルムに記録さ
れたCM素材は、CM素材再生器11で再生される。C
M素材再生器11で再生されたCM素材は、マザーVT
R12に送られ、マザーテープに収録される。このと
き、マザーテープには複数のCM素材が複数収録され、
さらにこのCM素材は、放送される順番とは無関係にラ
ンダムに収録される。
【0021】また、マザーテープはマザーVTR12で
再生される。そして、再生されたCM素材は、映像信号
および音声信号として半導体メモリ装置13に供給され
る。半導体メモリ装置13は、映像信号記憶用および音
声信号記憶用として複数のメモリから構成されており、
マザーVTR12で再生されたCM素材が所定のメモリ
部分に記憶される。なお、14はホストCPUで、CM
素材再生器11やマザーVTR12、半導体メモリ装置
13の動作を制御している。
【0022】そして、CM素材を放送する場合は、自動
番組送出システム(以後APCという)15からのスタ
ート制御により、半導体メモリ装置13からCM素材が
読みだされ放送される。なお、APC15は放送される
CM素材のCM番組情報(CM名、CM放送日および時
刻)を記憶したCM管理記憶部を有し、このCM管理記
憶部からの情報と内部にもつ時計等による時刻情報を比
較し、CM放送時刻がくると、ホストCPU14を介し
て半導体メモリ装置13にCM素材を読み出すCM送出
制御信号を発生する。このAPC15には当日放送され
る番組情報(番組名、放送日、放送時刻等)をもってお
り、このCM放送を含めて放送番組を管理している。な
お、CM番組情報の管理は、APC15を利用しない
で、ホストCPU14にCM管理記憶部を持たせ、ホス
トCPU14からCM送出制御信号を半導体メモリ装置
13に送る構成にすることもできる。
【0023】上記した構成によれば、放送用のCM素材
は半導体メモリ装置に記憶され、そして、半導体メモリ
装置から読み出され、再生される。したがって、一本化
テープを作成する必要がない。また、CM素材を再生す
る場合に、VTRのような可動部のある機器を使用しな
いので、その分、故障が少なくなる。また、放送するC
M素材は、該当するCM素材が記憶されているメモリを
指定して再生する構成であるので、放送するCM素材の
変更も容易になる。
【0024】なお、この実施例ではCM素材再生器11
からのCM素材をマザーVTR12に収録した後、半導
体メモリ装置13にCM素材を供給している。しかし、
半導体メモリ装置13のメモリ容量が大きければCM素
材再生器11から直接半導体メモリ装置13に映像信号
と音声信号からなるCM素材を供給してもかまわない。
【0025】次に、半導体メモリ装置にCM素材を記憶
させる手順について、図2を参照して説明する。半導体
メモリ装置21には、例えば2日分(当日分と翌日分)
のCM素材が記憶される。そして、日が替わるとき、放
送された当日分が削除され、翌々日に放送されるCM素
材が新たに記憶される。この場合、当日分を削除する前
に、半導体メモリ装置21に記憶されている当日分や翌
日分のCM素材と翌々日分のCM素材とが進行表で比較
される。この比較で、翌々日分のCM素材のうち当日分
や翌日分のCM素材と重複しないCM素材を検出する。
それと同時に、既に放送された当日分のCM素材で、翌
々日分のCM素材に含まれないものを検出する。
【0026】そして、放送された当日分のCM素材が半
導体メモリ装置21から消去され、また、翌々日分のC
M素材のうち、当日分や翌日分に含まれないCM素材
が、新たに半導体メモリ装置21に記憶される。
【0027】なお、半導体メモリ装置21からCM素材
を消去する制御や新しいCM素材の書き込みはメモリコ
ントローラ22により半導体メモリ装置21やマザーV
TR23を制御して行われる。
【0028】すなわち、CPU24には放送されるCM
素材のCM番組情報(CM名、CM放送日および放送時
刻)を記憶するCM管理記憶部を持ち、このCM管理記
憶部からの情報により当日の放送開始前(例えば前日)
にCM名を比較して重複していないCMを検出して、こ
の検出結果に基づいてメモリコントローラ22を介して
マザーVTR23に制御信号を送出し、マザーVTR2
3から検出したCM素材のみを再生し、半導体メモリ装
置21に書き込む。
【0029】さらに、当日分のCMを放送終了後、CM
管理記憶部からの情報により当日分、翌日分、翌々日分
のCMを参照して、当日分のCMを前記半導体メモリ装
置21から消去する。また、翌々日分のCMに含まれる
重複しないCMを検出して、この検出結果に基づいて、
マザーVTRに制御信号を送出し、マザーVTRから検
出したCM素材のみを再生し、半導体メモリ装置21に
書き込む。この構成によれば、翌々日に放送されるCM
素材を確認してから、半導体メモリ装置21内のCM素
材を削除し、また、半導体メモリ装置21に新しいCM
素材を記憶させている。したがって、CM素材の削除や
補充は最小限に抑えることができる。その分、マザーテ
ープの再生回数は少なくなり、劣化も少ない。
【0030】なお、半導体メモリ装置に記憶されている
CM素材は繰り返し再生できる。したがって、1日に複
数回放送されるCM素材でも、1回分のCM素材を記憶
させておけばよい。このために、放送される予定のCM
名、CM放送日および放送時刻を記憶したCM管理記憶
部からの情報によりCM素材を整理し、半導体メモリ装
置に同一のCM素材が重複して記憶されないようにす
る。
【0031】同一のCM素材が重複して記憶されないよ
うにすれば、半導体メモリ装置に記憶されるCM素材
は、1つのCM素材につき1つとなる。したがって、同
一のCM素材が1日で放送される回数に関係なく、1つ
のCM素材については、マザーテープから読みだされる
回数は1回になり、マザーテープの読みだしに要する時
間が短縮される。なお、メモリコントローラ22は独立
に設けられる場合もあり、ホストCPU24が兼用して
いることもある。
【0032】次に、所定のCM素材を選択して放送する
構成について、図3を参照して説明する。1日に放送す
るCMはその放送時刻がCPU31にあるCM管理記憶
部により管理されているが、放送直前になって放送する
CMを変更することがある。変更するCMを放送するに
は、メモリコントローラ32に対し変更するCM素材名
等のキーワードが付されたスタート信号がAPC33か
ら送られる。そして、変更するCM素材が半導体メモリ
装置35に記憶されていれば、放送時刻になったらその
まま半導体メモリ装置35から読みだし放送する。ま
た、変更するCM素材が半導体メモリ装置35に記憶さ
れていなければ、マザーVTR34に対して変更するC
M素材の再生の指示を出し、半導体メモリ装置35に変
更するCMを書き込み、放送時刻になったら半導体メモ
リ装置35から読み出し放送する。 この構成によれ
ば、放送されるCM素材の再生は、APC33から送ら
れるキーワードが付されたスタート信号で行われる。し
たがって、進行表通りにCM素材が放送されない事態が
発生しても、目的のCM素材を容易に放送できる。
【0033】なお、通常のCM素材の放送は、CMの原
素材を一度マザーテープに収録し、その後、マザーテー
プを再生して半導体メモリ装置に記憶させ、半導体メモ
リ装置からCM素材を読みだし放送している。
【0034】しかし、放送するCM素材を緊急に差し替
える場合は、CMの原素材から半導体メモリ装置に記憶
させ、放送できる体制にすることもできる。このとき、
半導体メモリ装置に記憶されたCM素材を再生して、マ
ザーテープに収録するようにしてもよい。この構成によ
れば、CMの原素材をマザーテープに収録する作業がな
いため、マザーテープのスレッドやキューアップに要す
る時間がかからない。なお、マザーテープにCM素材が
録画されていれば、マザーテープから半導体メモリ装置
に記憶させて、放送できる体制にすることになる。
【0035】また、半導体メモリ装置にCM素材を記憶
させる場合、各CM素材を、一度マザーテープに収録
し、その後、マザーテープを再生し半導体メモリ装置に
記憶させることがある。このようなときに、各CM素材
が複数のマザーテープに分けて録画される場合、各マザ
ーテープには、半導体メモリ装置に移す順にCM素材を
収録しておくことが望ましい。
【0036】このような構成にすれば、各マザーテープ
からCM素材を再生して半導体メモリ装置に記憶させる
場合、それぞれのマザーテープにはCM素材が収録され
る順に並んでいるので、マザーテープは一方向に送るだ
けでよくなる。したがって、収録するCM素材を探すた
めにマザーテープを巻き戻す必要がなくなり、半導体メ
モリ装置に移す作業時間を短くできる。また、あるテー
プが使用できない場合は、他のテープを先に再生するよ
うにすれば、待ち時間を短縮できる。
【0037】ここで、半導体メモリ装置に記憶されてい
るCM素材を、放送に先だって確認する(プレビューす
る)構成について、図4を参照して説明する。
【0038】図4において、点線で囲んだ部分がCMバ
ンクシステム41である。CMバンクシステム41は、
図1の構成と同様にCM素材再生器411、マザーVT
R412、半導体メモリ装置413、ホストCPU41
4から構成され、また、プッシュトーン解析器415が
設けられている。
【0039】そして、CM素材をプレビューする場合、
放送局内の内線電話網45に接続された端末機451〜
453の例えば端末機451から、プレビューしたいC
M素材の番号を入力する。CM素材の番号は、交換機4
6を通してCMバンクシステム41に送られる。CMバ
ンクシステム41では、プッシュトーン解析器415で
CM素材の番号が解析される。解析されたCM素材の番
号はホストCPU414に送り該当するCM素材が半導
体メモリ装置413から読み出される。読み出されたC
M素材は内線電話網45を介して館内のテレビ受像機4
71に送られ、プレビューされる。
【0040】上記した構成によれば、内線電話網に接続
された端末機とテレビ受像機があれば、任意の場所でC
M素材をプレビューすることができる。
【0041】また、プレビューするときは、同業種のC
Mが前後に放送されないようにチェックする必要がある
が、これは、半導体メモリ装置を同時多チャンネル再生
が可能な半導体メモリ装置に置き換え、この半導体メモ
リ装置から同時に複数のCM素材を読みだし、複数のテ
レビ受像機で互いに異なるCM素材が見られるようにす
れば、上記したチェックができる。また、複数のテレビ
受像機を用意することにより多くのCM素材を短時間に
プレビューできる。また、複数のテレビ受像機に代え
て、1つのテレビ受像機の画面を複数に分割し、分割さ
れた画面にそれぞれ異なるCM素材を見るようにするこ
ともできる。また、CM素材を放送順に、そして複数を
同時に再生すれば、プレビューの時間が短縮でき、CM
素材の連続性も確認できる。
【0042】また、図2の構成において、半導体メモリ
装置21を現用と予備の2系統用意しておけば、現用と
予備の切り換えにより、CM素材の放送ミスを少なくで
きる。また、現用の半導体メモリ装置を用いて放送する
場合に、実際に放送する時間よりも4〜5フレーム前に
読みだし、これを一旦バッファメモリ等に記憶したのち
放送すれば、何等かの支障が生じたときに、アラームを
出すとともに、予備の半導体メモリ装置に切り換えるよ
うにすれば、放送ミスは未然に防止される。
【0043】なお、半導体メモリ装置が2系統ある場
合、例えば一方の半導体メモリ装置の故障が検出され、
故障の検出がホストCPUに通知されたとき、ホストC
PUの制御で、故障が検出された半導体メモリ装置に記
憶されている内容を、他方の半導体メモリ装置に記憶し
直すようにすることもできる。このようにすれば、シス
テムが停止することなく、故障した半導体メモリ装置を
修理できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、放送するCM素材の変
更などに対応でき、また、確実なCM素材の放送が行え
るCMバンクシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】本発明を説明する回路構成図である。
【図3】本発明を説明する回路構成図である。
【図4】本発明を説明する回路構成図である。
【図5】従来例を説明する回路構成図である。
【符号の説明】
11…CM素材再生器 12…マザーVTR 13…半導体メモリ装置 14…ホストCPU 15…APC
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/907 G06F 12/06 G11B 27/024 H04N 5/765 H04N 5/92

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CM素材が録画されているマザーVTR
    テープを再生するマザーVTRと、このマザーVTRか
    ら再生されたCM素材を記憶する半導体メモリ装置と、
    放送されるCM素材のCM名やCM放送日、時刻の各情
    報を記憶するCM管理記憶部と、このCM管理記憶部に
    記憶された各情報と時刻情報とによって、前記半導体メ
    モリ装置に記憶されたCM素材の読み出しを制御するC
    M送出制御部とを具備したCMバンクシステムにおい
    て、前記CM管理記憶部に記憶された当日分や翌日分、
    翌々日分のCM名を比較する第1手段と、この第1手段
    の比較で重複しないCM名を検出する第2手段と、この
    第2手段で検出されたCM名に対応するCM素材を前記
    マザーVTRから再生し、前記半導体メモリ装置に記憶
    させる第3手段とを設けたことを特徴とするCMバンク
    システム。
  2. 【請求項2】 放送する複数のCM素材が録画されてい
    るマザーVTRテープを再生するマザーVTRと、この
    マザーVTRから再生されたCM素材を記憶する半導体
    メモリ装置と、放送されるCM素材のCM名やCM放送
    日、時刻の各情報を記憶するCM管理記憶部と、このC
    M管理記憶部に記憶された情報と時刻情報とによって、
    前記半導体メモリ装置に記憶されたCM素材の読み出し
    を制御するCM送出制御部とを具備したCMバンクシス
    テムにおいて、前記CM管理記憶部に記憶されていた所
    定のCM放送時刻に、あらかじめ記憶されていた所定の
    CM名とは異なるCM名のCM素材を放送する場合に、
    前記異なるCM名に対応するCM素材と前記半導体メモ
    リ装置に記憶されたCM素材とを対比する第1手段と、
    この第1手段の対比で、前記異なるCM名が前記半導体
    メモリ装置に記憶されていない場合は、前記異なるCM
    名に対応するCM素材を前記マザーVTRから再生し、
    前記半導体メモリ装置に記憶させる第2手段とを設けた
    ことを特徴とするCMバンクシステム。
  3. 【請求項3】 CM素材を記憶する半導体メモリ装置
    と、放送されるCM素材のCM名やCM放送日、時刻の
    各情報を記憶するCM管理記憶部と、このCM管理記憶
    部に記憶された情報と時刻情報とによって、前記半導体
    メモリ装置に記憶されたCM素材の読み出しを制御する
    CM送出制御部とを具備したCMバンクシステムにおい
    て、前記半導体メモリ装置に記憶されたCM素材のプレ
    ビュー要求 を入力する入力端末と、この端末からプレビ
    ュー要求されたCM素材を表示する出力端末と、前記C
    M送出制御部および前記入力端末、前記出力端末をそれ
    ぞれ接続する内線電話網とを設けたことを特徴とするC
    Mバンクシステム。
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