JP2803890B2 - ピナン誘導体 - Google Patents
ピナン誘導体Info
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- JP2803890B2 JP2803890B2 JP9506790A JP9506790A JP2803890B2 JP 2803890 B2 JP2803890 B2 JP 2803890B2 JP 9506790 A JP9506790 A JP 9506790A JP 9506790 A JP9506790 A JP 9506790A JP 2803890 B2 JP2803890 B2 JP 2803890B2
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- pinan
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なピナン誘導体及びこれらを含有する
香料組成物に関する。
香料組成物に関する。
[従来の技術および課題] 従来より香料調合素材としては、ピナン骨格を有する
化合物が知られている。しかし、新しい香気特性を有
し、新鮮な香りを強く放ち、持続性にも優れており、か
つ製造単価の安い香料組成物の開発が求められていた。
化合物が知られている。しかし、新しい香気特性を有
し、新鮮な香りを強く放ち、持続性にも優れており、か
つ製造単価の安い香料組成物の開発が求められていた。
また、古くから広く用いられてきた天然サンダルの供
給量が最近減少し、これに変わる素材が強く求められて
いた。
給量が最近減少し、これに変わる素材が強く求められて
いた。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、新規な香料組成物を開発すべく鋭意検
討を重ねた結果、草木様あるいはサンダル様の新鮮な香
りを強く放ち、持続性にも優れており、かつ製造単価の
安い芳香および香味を発現するピナン誘導体を見いだし
本発明を完成した。
討を重ねた結果、草木様あるいはサンダル様の新鮮な香
りを強く放ち、持続性にも優れており、かつ製造単価の
安い芳香および香味を発現するピナン誘導体を見いだし
本発明を完成した。
すなわち本発明は、下記式I (図中Rは、下記式I−1又は、I−2を示し、 は、単結合または二重結合を示す。) で表されるピナン誘導体である。(以下、本発明の化合
物という。) 本発明の化合物を得るには、例えば次のような方法が
挙げられる。
物という。) 本発明の化合物を得るには、例えば次のような方法が
挙げられる。
本発明の化合物は、市販品として容易に入手しうる3
−ホルミルピナンを出発原料として、縮合反応、還元反
応等の操作を単独または適宜組み合わせて行うことによ
って得ることができる。
−ホルミルピナンを出発原料として、縮合反応、還元反
応等の操作を単独または適宜組み合わせて行うことによ
って得ることができる。
縮合反応は、無溶媒または溶媒存在下、アルカリ条件
でジエチルケトンを作用させることで生起する。アルカ
リとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリムウ等が挙
げられる。
でジエチルケトンを作用させることで生起する。アルカ
リとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリムウ等が挙
げられる。
還元反応は、還元試薬を用いて行うか、または触媒存
在下、無溶媒または溶媒を用いて接触水素化すれば良
い。還元試薬としては、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化アルミニウムリチウム、アルミニウムアルコ
ラート等を使用できる。また、接触還元の触媒には、例
えばラネーニッケル、パラジウムカーボン、酸化白金等
が挙げられる。溶媒としては、例えばメタノール、エタ
ノール等を用いればよい。この場合の好ましい温度、圧
力条件は、反応温度20〜150℃、水素圧10〜50kg/cm2で
あるが、この範囲外であってもさしつかえない。
在下、無溶媒または溶媒を用いて接触水素化すれば良
い。還元試薬としては、例えば水素化ホウ素ナトリウ
ム、水素化アルミニウムリチウム、アルミニウムアルコ
ラート等を使用できる。また、接触還元の触媒には、例
えばラネーニッケル、パラジウムカーボン、酸化白金等
が挙げられる。溶媒としては、例えばメタノール、エタ
ノール等を用いればよい。この場合の好ましい温度、圧
力条件は、反応温度20〜150℃、水素圧10〜50kg/cm2で
あるが、この範囲外であってもさしつかえない。
精製は、蒸留、カラムクロマトグラフイー等の通常用
いられる分離精製方法により達成することができる。
いられる分離精製方法により達成することができる。
本発明の化合物はそのまま単独で芳香賦与剤などの香
料組成物として使用することができ、また他の香料成分
などと混合し香料組成物として使用することもできる。
また、本発明の化合物を、芳香賦与剤や香味賦与剤とし
て、例えば化粧品、浴剤、芳香剤、漂白剤、洗剤、セッ
ケン、柔軟剤、リンス、シャンプーなどに配合すれば香
料組成物としての優れた効果が得られる。
料組成物として使用することができ、また他の香料成分
などと混合し香料組成物として使用することもできる。
また、本発明の化合物を、芳香賦与剤や香味賦与剤とし
て、例えば化粧品、浴剤、芳香剤、漂白剤、洗剤、セッ
ケン、柔軟剤、リンス、シャンプーなどに配合すれば香
料組成物としての優れた効果が得られる。
本発明の化合物において所望の芳香および香味効果を
十分発揮させるに必要な配合割合は、広範囲にわたり、
本発明の化合物を芳香賦与剤や香味賦与剤として配合す
る製品の形態、種類、使用目的、期待される効果などに
よって必ずしも一様ではない。例えば、本発明の化合物
を芳香賦与剤として0.05〜50重量%配合することにより
優れた効果が得られるが、この濃度以外の使用でも支障
はない。
十分発揮させるに必要な配合割合は、広範囲にわたり、
本発明の化合物を芳香賦与剤や香味賦与剤として配合す
る製品の形態、種類、使用目的、期待される効果などに
よって必ずしも一様ではない。例えば、本発明の化合物
を芳香賦与剤として0.05〜50重量%配合することにより
優れた効果が得られるが、この濃度以外の使用でも支障
はない。
次に、実施例および実験例によって本発明をさらに詳
細に説明するが本発明はこれによって何ら制限されるも
のではない。
細に説明するが本発明はこれによって何ら制限されるも
のではない。
実施例1 ジエチルケトン258g、メタノール500ml、水酸化ナト
リウム15gおよび水200gを取り、室温に保ち撹拌しなが
ら3−ホルミルピナン100gを滴下し、続いて内温60〜70
℃で6.5時間撹拌した。反応後、酢酸を加えて中和し、
減圧下でメタノールを留去して得た反応混合物をシクロ
ヘキサンで抽出し、溶液を減圧下留去し、留分98g(収
率70%)を得た。この留分は以下のような理化学的性質
を示すことから、1−ピナン−3−イル−2−メチルペ
ンタ−1−エン−3−オンと決定された。
リウム15gおよび水200gを取り、室温に保ち撹拌しなが
ら3−ホルミルピナン100gを滴下し、続いて内温60〜70
℃で6.5時間撹拌した。反応後、酢酸を加えて中和し、
減圧下でメタノールを留去して得た反応混合物をシクロ
ヘキサンで抽出し、溶液を減圧下留去し、留分98g(収
率70%)を得た。この留分は以下のような理化学的性質
を示すことから、1−ピナン−3−イル−2−メチルペ
ンタ−1−エン−3−オンと決定された。
質量スペクトルm/z: 234(M+),219(M−15),166,137,109,95,57,41(B
P) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm in CDCl3): 1.03(3H,t,J=7.0Hz), 1.06,1.20(6H,eachs), 1.78(3H,s),6.31(2H,q,J=7.0Hz) 沸点:108〜110℃/0.4mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9437 屈折率(▲n25 D▼):1.4952 香調:甘いウッディの香りを含むミューゲ様。
P) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm in CDCl3): 1.03(3H,t,J=7.0Hz), 1.06,1.20(6H,eachs), 1.78(3H,s),6.31(2H,q,J=7.0Hz) 沸点:108〜110℃/0.4mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9437 屈折率(▲n25 D▼):1.4952 香調:甘いウッディの香りを含むミューゲ様。
実施例2 実施例1で得た1−ピナン−3−イル−2−メチルペ
ンタ−1−エン−3−オン100g、メタノール100mlおよ
びパラジウム−炭酸カルシムウ3gを取り、水素圧30〜3k
g/cm2、温度20〜80℃の条件で6時間撹拌し、接触水素
化反応を行った。反応後、触媒を濾別し、メタノールを
減圧下留去して得られる反応油を蒸留し、留分77.9g
(収率77%)を得た。この留分は以下のような理化学的
性質を示すことから、1−ピナン−3−イル−2−メチ
ルペンタン−3−オンと決定された。
ンタ−1−エン−3−オン100g、メタノール100mlおよ
びパラジウム−炭酸カルシムウ3gを取り、水素圧30〜3k
g/cm2、温度20〜80℃の条件で6時間撹拌し、接触水素
化反応を行った。反応後、触媒を濾別し、メタノールを
減圧下留去して得られる反応油を蒸留し、留分77.9g
(収率77%)を得た。この留分は以下のような理化学的
性質を示すことから、1−ピナン−3−イル−2−メチ
ルペンタン−3−オンと決定された。
質量スペクトルm/z: 236(M+,189,167,150,107,95,57(BP),41 プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm in CDCl3): 0.98(3H,d),1.00(3H,t,J=7.0Hz),1.04,1.16(6
H,each s),2,45(2H,q) 沸点:92〜93℃/0.4mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9202 屈折率(▲n25 D▼):1.4720 香調:フレッシュなカンファー様。
H,each s),2,45(2H,q) 沸点:92〜93℃/0.4mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9202 屈折率(▲n25 D▼):1.4720 香調:フレッシュなカンファー様。
実施例3 実施例1で得た1−ピナン−3−イル−2−メチルペ
ンタ−1−エン−3−オン23gおよびメタノール25mlを
取り、氷浴中で5〜10℃に保って撹拌しながら水素化ホ
ウ素ナトリウム1.4gを加え、続いて24〜28℃で3時間撹
拌した。その後、少量のアセトンを加え、シクロヘキサ
ンで抽出し、溶液を常法で処理して得られる反応油を減
圧下留去し、留分19g(収率80%)を得た。この留分は
以下の理化学的性質を示すことから、1−ピナン−3−
イル−2−メチルペンタ−1−エン−3−オールと決定
された。
ンタ−1−エン−3−オン23gおよびメタノール25mlを
取り、氷浴中で5〜10℃に保って撹拌しながら水素化ホ
ウ素ナトリウム1.4gを加え、続いて24〜28℃で3時間撹
拌した。その後、少量のアセトンを加え、シクロヘキサ
ンで抽出し、溶液を常法で処理して得られる反応油を減
圧下留去し、留分19g(収率80%)を得た。この留分は
以下の理化学的性質を示すことから、1−ピナン−3−
イル−2−メチルペンタ−1−エン−3−オールと決定
された。
質量スペクトルm/z: 236(M+),218(M−18),181,149,109,95,57(BP),
41 プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm in CDCl3): 1.06,1.19(6H,each s),1.55(1H,s,exchanged with
D2O),1.60(3H,s),3.86(1H,brt),5.20(1H,d) 沸点:102〜104℃/0.4mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9337 屈折率(▲n25 D▼):1.4905 香調:ほのかにバルサミックなサンダルウッド様。
41 プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm in CDCl3): 1.06,1.19(6H,each s),1.55(1H,s,exchanged with
D2O),1.60(3H,s),3.86(1H,brt),5.20(1H,d) 沸点:102〜104℃/0.4mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9337 屈折率(▲n25 D▼):1.4905 香調:ほのかにバルサミックなサンダルウッド様。
実施例4 実施例2で得た1−ピナン−3−イル−2−メチルペ
ンタ−3−オンを実施例3と同様に還元反応を行うこと
により留分21g(収率90%)を得た。この留分は以下の
ような理化学的性質を示すことから、1−ピナン−3−
イル−2−メチルペンタン−3−オールと決定された。
ンタ−3−オンを実施例3と同様に還元反応を行うこと
により留分21g(収率90%)を得た。この留分は以下の
ような理化学的性質を示すことから、1−ピナン−3−
イル−2−メチルペンタン−3−オールと決定された。
マススペクトルm/z: 195(M−43),177,135,121,95,83,55,41(BP) プロトン核磁気共鳴スペクトル(δppm in CDCl3): 0.93(3H,t),0.99,1.17(6H,each s),1,60(1H,br,
exchanged with D2O),3.37(1H,br) 沸点:98〜99℃/0.3mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9283 屈折率(▲n25 D▼):1.4819 香調:ウッディーな香りを含む穏やかなフローラル様。
exchanged with D2O),3.37(1H,br) 沸点:98〜99℃/0.3mmHg 比重(▲d25 25▼):0.9283 屈折率(▲n25 D▼):1.4819 香調:ウッディーな香りを含む穏やかなフローラル様。
実施例5 β−フェニルエチルアルコール 25.0 リリアール 12.0 α−ピオネール 11.0 リナロール 10.0 シス−3−ヘキセニルサリチレート 6.0 α−ヘキシルシンナムアルデヒド 5.0 ジメチルフェニルエチルカルビノール 5.0 ベンジルアセテート 4.0 ムスクケトン 3.0 イランイラン油 2.0 シクラメンアルデヒド 2.0 メチルイソオイゲノール 2.0 1−ピナン−3−イル−2−メチルペンタ−1−エン−3−オン 13.0 100.0(重量部) このように、実施例1で得た1−ピナン−3−イル−
2−メチルペンタ−1−エン−3−オンを13重量部添
加、配合することにより、穏やかで甘みのあるミューゲ
様の花香を発現する香料組成物が得られた。
2−メチルペンタ−1−エン−3−オンを13重量部添
加、配合することにより、穏やかで甘みのあるミューゲ
様の花香を発現する香料組成物が得られた。
実施例6 D−リモネン 13.0 レモン油 12.0 ヘディオン 10.0 ユーカリ油 7.0 ガラクソリド50 6.0 リナロール 6.0 γ−メチルヨノン 5.0 ペパーミント油 5.0 シトロネロール 5.0 α−ターピオネール 5.0 リナリルアセテート 4.0 ラベンダー油 3.0 メントール 2.0 シス−3−ヘキセニルアセテート 2.0 1−ピナン−3−イル−2−メチルペンタン−3−オン 15.0 100.0(重量部) このように、実施例2で得た1−ピナン−3−イル−
2−メチルペンタン−3−オンを15重量部添加、配合す
ることにより、新鮮でさわやかさが協調されたグリーン
ミント様の香料組成物が得られた。
2−メチルペンタン−3−オンを15重量部添加、配合す
ることにより、新鮮でさわやかさが協調されたグリーン
ミント様の香料組成物が得られた。
実施例7 合成ベルガモット油 20.0 ローズ油 10.0 リナリルアセテート 10.0 γ−メチルヨノン 8.0 α−アミルシンナムアルデヒド 5.0 ベンジルアセテート 5.0 クマリン 5.0 ムスクケトン 5.0 ゼラニウム油 5.0 ペチグレン油 4.0 メチルイソオイゲノール 3.0 1−ピナン−3−イル−2−メチルペンタ−1−エン−3−オール 20.0 100.0(重量部) このように、実施例3で得た1−ピナン−3−イル−
2−メチルペンタ−1−エン−3−オールを20重量部添
加、配合することにより、広がりと持続性を持ったコロ
ン様の芳香を発現する香料組成物が得られた。
2−メチルペンタ−1−エン−3−オールを20重量部添
加、配合することにより、広がりと持続性を持ったコロ
ン様の芳香を発現する香料組成物が得られた。
実施例8 ヨノン 30.0 β−フェニルエチルアルコール 10.0 リリアール 7.0 ジャスミンアブソリュート 4.0 ガラクソリド50 4.0 ヘリオトロピン 4.0 アニスアルデヒド 4.0 ベンジルアセテート 3.0 レモン油 3.0 イランイラン油 2.0 イリス油 0.9 インドール 0.1 1−ピナン−3−イル−2−メチルペンタン−3−オール 28.0 100.0(重量部) このように、実施例4で得た1−ピナン−3−イル−
2−メチルペンタン−3−オールを28重量部添加、配合
することにより、穏やかで持続性のあるスミレ様の花香
を発現する香料組成物が得られた。
2−メチルペンタン−3−オールを28重量部添加、配合
することにより、穏やかで持続性のあるスミレ様の花香
を発現する香料組成物が得られた。
次に、本発明の化合物の特性に関する実験例を示す。
実験例1 <加熱に対する香気経時安定性> 各被験物質100gをガラス瓶に入れ40℃恒温室で保存
し、14日後、1ヵ月後、2ヵ月後の香気経時安定性を熟
練した嗅覚の官能判定者3名により評価した。その結果
を第1表に示す。
し、14日後、1ヵ月後、2ヵ月後の香気経時安定性を熟
練した嗅覚の官能判定者3名により評価した。その結果
を第1表に示す。
実験例2 <芳香持続性> 各被験物質をにおい紙に付着させ、室温にて10日間放
置した後、これらのにおい紙を熟練した嗅覚の官能判定
者3名により評価した。その結果を第2表に示す。
置した後、これらのにおい紙を熟練した嗅覚の官能判定
者3名により評価した。その結果を第2表に示す。
実験例1および実験例2の結果より本発明の化合物
は、加熱に対する安定性および経時安定性に優れ、長時
間芳香が持続することが示唆された。
は、加熱に対する安定性および経時安定性に優れ、長時
間芳香が持続することが示唆された。
[発明の効果] 本発明のピナン誘導体及び該誘導体は新鮮で爽やかな
芳香を有し、また加熱に対する安定性および経時安定性
に優れ、長時間芳香が持続するため、香料組成物に配合
するのに好適である。
芳香を有し、また加熱に対する安定性および経時安定性
に優れ、長時間芳香が持続するため、香料組成物に配合
するのに好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/46 355 A61K 7/46 355L C11B 9/00 C11B 9/00 E P (72)発明者 栗木 義広 大阪府守口市梶町3―41―24―201 審査官 渡辺 陽子 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 31/137 C07C 33/14 C07C 49/115 C07C 49/21 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】下記式I (図中Rは、下記式I−1又は、I−2を示し、 は、単結合または二重結合を示す。) で表されるピナン誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9506790A JP2803890B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | ピナン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9506790A JP2803890B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | ピナン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03294240A JPH03294240A (ja) | 1991-12-25 |
JP2803890B2 true JP2803890B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14127660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9506790A Expired - Fee Related JP2803890B2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-04-12 | ピナン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803890B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-12 JP JP9506790A patent/JP2803890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03294240A (ja) | 1991-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |