JP3634450B2 - 香料組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレタリー製品、ハウスホールド製品、パーソナルケア製品等あらゆる芳香製品の配合系において優れた残香性を有する香料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフローラル様香気を有する香料素材は数多く知られているが、その中でもアルデヒド系香料は最も数が多くまた重要な香料素材の一つである。しかしながらアルデヒド類は、様々なpHや製品形態を持つ芳香製品中においては必ずしも安定でないため、みずみずしさ、ナチュラル感、柔らかさ、ボリューム感や安定した残香性を持たせることが難しいことが多く、調香上に制約があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、フローラル様香気を有し、安定性が高く、配合系に優れた残香性付与することのできる香料組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは種々の官能基を持つ化合物の香気及びその配合系について検討した結果、ベンジル置換シクロヘキサノール類が優れたフローラル様香気を有し、これを含有する組成物は製品の配合系においてみずみずしさ、ナチュラル感、柔らかさ、ボリューム感や安定した残香性を付与し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は次式(1):
【0006】
【化2】
【0007】
(式中、破線部は二重結合が存在していてもよいことを示し、ベンジル基の置換位置はヒドロキシ基に対して2位、3位又は4位でよいが、破線部に二重結合が存在する場合のベンジル基の置換位置は4位である)
で表されるベンジル置換シクロヘキサノール類を含有する香料組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
ベンジル置換シクロヘキサノール類(1)は公知の化合物であり、例えば、2−ベンジルシクロヘキサノールはTetrahedron,48,2059,(1992)、Tetrahedron Lett.,36,123,(1994)、J.Chem.Soc.,1809,(1956)等に、3−ベンジルシクロヘキサノールはJ.Chem.Soc.,1809,(1956)に、4−ベンジルシクロヘキサノール及び4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オールはTetrahedron,48,2059,(1992)に記載されているが、これらの化合物の匂いや残香性についての記述はなく、また、該化合物を香料組成物の有効成分として用いる試みはこれまで全くなされていなかった。
【0009】
本発明で用いるベンジル置換シクロヘキサノール類(1)としては、2−ベンジルシクロヘキサノール、3−ベンジルシクロヘキサノール、4−ベンジルシクロヘキサノール、4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オールなどが挙げられる。
【0010】
また、ベンジル置換シクロヘキサノール類(1)には、シクロヘキサン環(又はシクロヘキセン環)上のベンジル基と水酸基の置換状態によりシス−トランス異性が存在するが、本発明においてはシス体、トランス体及びその混合物のいずれを用いてもよい。
【0011】
ベンジル置換シクロヘキサノール(1)は、前記文献に記載された方法に従って製造することができる。例えば、2−ベンジルシクロヘキサノール(1a)は、ベンズアルデヒド(2)とシクロヘキサノン(3)をアルドール縮合することによって得られたエノン(4)を水素添加することにより製造できる(次式)。
【0012】
【化3】
【0013】
3−ベンジルシクロヘキサノール(1b)は、ベンジルハライドより調製したグリニャール試薬(5)と2−シクロヘキセン−1−オン(6)との1,4−付加により得られたケトン体(7)を水素添加することにより製造できる(次式)。
【0014】
【化4】
【0015】
また、4−ベンジルシクロヘキサノール(1c)及び4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オール(1d)は、3−フェニルプロピオンアルデヒド(8)とモルホリンの脱水縮合により得られたエナミン(9)を用い、ロビンソン アニレーションにより4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オン(10)とし、カルボニルのみを選択的に水添することにより4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オール(1d)を、またオレフィンとカルボニルを水添することにより4−ベンジルシクロヘキサノール(1c)を製造することができる(次式)。
【0016】
【化5】
【0017】
このようにして得られるベンジル置換シクロヘキサノール類(1)のほとんどはシス体とトランス体の混合物であるため、必要に応じてカラムクロマトグラフィー、炭化水素溶媒中での再結晶、精密蒸留等によって異性体を分離することができる。
【0018】
ベンジル置換シクロヘキサノール類(1)は単独で又は他の成分と組み合わせて賦香成分として使用することができ、香料組成物中における配合量は、併用する調合香料の種類、目的とする香気の種類及び強さなどにより異なり、特に限定されるものではないが、一般的には香料組成物中に0.1〜90重量%とすることが好ましく、0.5〜70重量%が特に好ましい。
【0019】
本発明の香料組成物には、ベンジル置換シクロヘキサノール類(1)の他に、本発明の効果を損なわない範囲で通常香料組成物に配合する任意成分を配合することができる。
【0020】
本発明の香料組成物は、上記ベンジル置換シクロヘキサノール類(1)と任意成分とを常法に従い混合攪拌することにより得られる。
【0021】
本発明の香料組成物は、香水、石鹸、シャンプー、リンス、洗剤、化粧品、各種スプレー、芳香剤等の賦香を要する製品に好適に使用される。
【0022】
【発明の効果】
本発明の香料組成物はバランスのとれた香気を有すると共に、残香性にも優れたものである。
【0023】
【実施例】
以下に実施例を挙げてさらに詳細に本発明を説明するが、本発明はこれら実施例により何ら制限されるものではない。
【0024】
製造例1
ディーンスタークトラップ、温度計を付けた1L4つ口フラスコにモルホリン71gとトルエン400mlを仕込み、氷冷下で3−フェニルプロピオンアルデヒド100gを滴下した後、1時間共沸脱水を行い、冷却後、トルエンと共に過剰のモルホリンを留去した。残留物をトルエン400mlに溶かし、温度計、冷却管を付けた1L4つ口フラスコにて還流下メチルビニルケトン70gを1時間かけて滴下した。還流下1時間熟成させた後冷却し、10%硫酸をpH3になるまで滴下し室温にて1.5時間攪拌した。下層水を分離した後、中和、水洗を行い、有機層を乾燥濃縮することにより粗生成物137gを得た。粗生成物137gをメタノール500mlに溶解し、室温にて4.5mol/LのKOH水溶液4mlを滴下し、同温度にて3時間攪拌した。酢酸で中和後、メタノールを留去した。残留物をディーンスタークトラップ、温度計を付した1L4つ口フラスコに仕込み、トルエン500mlで溶解した後、p−トルエンスルホン酸2gを加え、3時間共沸脱水を行った。冷却後、中和水洗を行い、有機層を乾燥濃縮することにより粗生成物119gを得た。これをカラムクロマトグラフィーにより精製し、4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オン41gを得た(収率30%)。
【0025】
水素化リチウムアルミニウム3.2gのエーテル500ml懸濁液に4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オン30gを0℃にて滴下した。同温度で2時間攪拌を行った後、希塩酸及び水で洗浄し、有機層を乾燥濃縮し粗生成物31gを得た。これをカラムクロマトグラフィーにより精製し、4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オール30gを得た(収率98%)。1H NMRよりシス体:トランス体=32:68であった。
【0026】
4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オール1H NMR d=1.17−2.77(8H,m),4.10−4.30(1H,m), 5.1−5.35(2H,m), 7.1−7.35(5H,m)
【0027】
また、上記4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オン30gをメタノール中で水素圧下(3kg/cm2)ラネーニッケル5gを用い、室温で6時間水素の吸収が停止するまで水素添加を行った。デカンテーションにて有機層を分取し、濃縮後カラムクロマトグラフィーにより精製し、シス−4−ベンジルシクロヘキサノール13gとトランス−4−ベンジルシクロヘキサノール14gを得た(収率90%)。
【0028】
シス−4−ベンジルシクロヘキサノール1H NMR d=1.30−1.80(10H,m), 2.54(2H,d,J=6.97Hz), 3.90−4.0(1H,bs), 7.08−7.32(5H,m)。
【0029】
トランス−4−ベンジルシクロヘキサノール1H NMR d=0.87−1.30(4H,m), 1.35−1.62(1H,m), 1.63−1.85(2H,m), 1.85−2.03(3H,m), 2.47(2H,d,J=7.1Hz), 3.42−3.62(1H,m), 7.08−7.35(5H,m)
【0030】
製造例2
温度計、冷却管を付けた500ml4つ口フラスコにマグネシウム片2.4gと無水エーテル120mlを仕込み、臭化ベンジル17gの一部を加熱しながら加えた。反応開始後、臭化ベンジルの残量を還流が継続する程度に滴下し、終了後室温にてさらに1時間攪拌し、反応液を得た。温度計を付けた500ml4つ口フラスコにヨウ化銅1gの無水エーテル60mlの懸濁液を入れ、−5℃において上記反応液を滴下した。同温度で1時間攪拌した後−20℃に冷却し、2−シクロヘキセン−1−オン8.6gの無水エーテル10ml溶液を滴下し、一昼夜攪拌しながら室温まで昇温させた。反応液を水洗、乾燥、濾過、濃縮し、得られた粗生成物21gをカラムクロマトグラフィーにより精製し、3−ベンジルシクロヘキセノン9.6gを得た(収率57%)。
【0031】
3−ベンジルシクロヘキセノン9.6gをメタノール中ラネーニッケル1gを用い、室温、水素圧(3kg/cm2)下で水素の吸収が停止するまで水素添加を行った。デカンテーションにて有機層を分取し、濃縮後カラムクロマトグラフィーにより精製し、シス−3−ベンジルシクロヘキサノール4.5gとトランス−3−ベンジルシクロヘキサノール4.5gを得た(収率92%)。
【0032】
シス−3−ベンジルシクロヘキサノール1H NMR d=0.9−1.15(1H,m), 1.17−1.82(8H,m), 1.87−2.15(1H,m), 2.55(2H,d), 7.1−7.4(1H,m), 7.12−7.35(5H,m)
【0033】
トランス−3−ベンジルシクロヘキサノール1H NMR d=0.75−1.35(4H,m), 1.45−1.85(4H,m), 1.85−2.03(2H,m), 2.42−2.62(2H,m), 3.42−3.62(1H,m), 7.08−7.35(5H,m)
【0034】
製造例3
温度計を付けた500ml4つ口フラスコにベンズアルデヒド53g、水25ml、水酸化ナトリウム1gを仕込み、30℃にてシクロヘキサノン68gを30分かけて滴下し、同温度で1時間攪拌した。中和分層後、反応物をトルエン500mlに溶かし、PTS(パラトルエンスルホン酸)0.5gを加え、ディーンスタークトラップ及び温度計を付けた1L4つ口フラスコ中で3時間共沸脱水を行った。冷却後、中和水洗を行い、有機層を乾燥濃縮し、粗生成物119gを得、カラムクロマトグラフィーにより精製し、2−ベンジリデンシクロヘキサノン24gを得た(収率28%)。
【0035】
2−ベンジリデンシクロヘキサノン10gをメタノール中ラネーニッケル1gを用い室温、水素圧(3kg/cm2)下で水素の吸収が停止するまで水素添加を行った。デカンテーションにて有機層を分取し、濃縮後、カラムクロマトグラフィーにより精製し、シス−2−ベンジルシクロヘキサノール4.6gとトランス−2−ベンジルシクロヘキサノール4.4gを得た(収率88%)。
【0036】
シス−2−ベンジルシクロヘキサノール1H NMR d=1.1−1.35(1H,m), 1.35−1.85(9H,m), 2.53(1H,dd,J=7.7,13.4Hz), 2.70(1H,dd,J=9.2,13.3Hz), 3.75−3.82(1H,bs), 7.12−7.35(5H,m)
【0037】
トランス−2−ベンジルシクロヘキサノール1H NMR d=0.8−1.85(9H,m), 1.91−2.08(1H,m), 2.34(1H,dd,J=9.2,13.3Hz), 3.17(1H,dd,J=4.0,13.3Hz), 3.28−3.4(1H,m), 7.12−7.35(5H,m)
【0038】
上記製造例で得られたベンジル置換シクロヘキサノール類(1)によって得られる匂いを表1に示す。
尚、以下4−ベンジル−2−シクロヘキセン−1−オールは1d、2−ベンジルシクロヘキサノールは1a、3−ベンジルシクロヘキサノールは1b、4−ベンジルシクロヘキサノールは1cと略記する。また、略号のあとの(:)内の数字はシス体:トランス体の比率を示し、例えば1c(0:100)は4−ベンジルシクロヘキサノールのシス体:トランス体=0:100であることを示すものとする。
【0039】
【表1】
【0040】
実施例1
表2に示す組成のローズベースに1c(100:0)等を添加し、その添加効果を専門パネラー5名による官能試験により評価した。
【0041】
(官能評価基準)
1:添加の効果が認められ、非常に良い。
2:添加の効果が認められ、良い。
3:添加の効果があまり認められない。
4:添加の効果が認められず、香りのバランスが悪い。
【0042】
【表2】
【0043】
本発明品1は、ボリュームのある、バランスの良いローズ調の香気を有するものであった。比較品1はローズ調であるがボリューム感に欠け、比較品2はバランスの悪い、ローズを想起させない香気であった。
【0044】
実施例2
下記処方により、華やかで柔らかさ、ボリューム感のあるスズラン様の香気を有する組成物が得られた。
【0045】
【表3】
【0046】
実施例3
下記処方により、柔らかさ、甘さのあるフローラルタイプの石鹸用香料が得られた。特に使用中にボリューム感のある甘さが認められた。
【0047】
【表4】
【0048】
実施例4
表5に示すグレープフルーツベースに1a(50:50)又は1b(50:50)を加えてグレープフルーツタイプの香料組成物を得、官能評価を行った。
【0049】
【表5】
【0050】
この結果、本発明品2はより柔らかさ、ナチュラル感のあるグレープフルーツタイプの香調となり、本発明品3はナチュラル感、みずみずしさ、ボリューム感、持続性のあるグレープフルーツタイプの香調になった。
【0051】
実施例5
表6に示すユズベースに1a(50:50)又は1b(50:50)を加えてユズタイプの香料組成物を得、官能評価を行った。
【0052】
【表6】
【0053】
この結果、本発明品4はより柔らかさ、ナチュラル感のあるユズタイプ調合香料となり、本発明品5はよりナチュラル感、みずみずしさ、皮様のグリーン感のあるユズタイプの調合香料となった。
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