JP2803183B2 - 電子部品挿入機の高さ切換装置 - Google Patents

電子部品挿入機の高さ切換装置

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JP2803183B2
JP2803183B2 JP1169330A JP16933089A JP2803183B2 JP 2803183 B2 JP2803183 B2 JP 2803183B2 JP 1169330 A JP1169330 A JP 1169330A JP 16933089 A JP16933089 A JP 16933089A JP 2803183 B2 JP2803183 B2 JP 2803183B2
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秋男 山上
聖 今井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント回路基板等の所定の穴に電子部品
を自動的に挿入する電子部品自動挿入機において、電子
部品の大きさにより挿入高さを切換る高さ切換装置に関
するものである。
従来の技術 従来の電子部品自動挿入装置の高さ切換装置では、第
9図に示すような一定間隔にテープ1にてテーピングさ
れ、同軸方向にリード線2a,2bを有するアキシャル型の
電子部品本体3を、第10図に示すようにプリント回路基
板4に電子部品本体3を所定穴5に挿入する場合、第11
図に示すような挿入子6内の電子部品本体3あるいはリ
ード線2a,2bを押圧するプッシャー7にバネ8を設け、
電子部品本体3の部品径が変化しても部品を破壊しない
ようにしていた。
また、さらに部品径の変化に対応するために、カムレ
バー9の揺動ストローク内に高さ切換可能なストッパー
10を設け、カムレバー9を強制的に停止させ電子部品本
体3を押圧する高さを切換る方法がとられていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような方法では、部品径の変化を
バネにより吸収しているため、部品径により押圧する強
さが変化する。
また、カムレバーを強制的にストッパーに当接させて
停止しているため、挿入時の加速度を抑えることはでき
ず、部品に衝撃が加ったり、振動や騒音の発生源となっ
ていた。
本発明は、上記問題点に鑑み、電子部品に衝撃を加え
ることなく、かつ、振動や騒音を大幅に削減することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の高さ切換装置
は、部品を挿入する挿入子を備えた挿入軸と、カムによ
り駆動されるカムレバーとからなり、前記挿入軸とカム
レバーの一端とを接続する接続部を摺動可能とし、前記
接続部に当接し前記挿入軸を一定方向に付勢するバネ
と、駆動装置に接続され摺動可能で挿入軸の動作時任意
の位置にて前記挿入軸と当接するように設けられたブロ
ックとからなり、前記挿入軸が前記ブロックに当接した
後も、前記カムレバーは一定動作を行い、前記挿入軸と
前記カムレバーの動作量の差を前記バネにて吸収するも
のである。
作用 本発明は、上記した高さ切換装置によって、電子部品
に衝撃を加えることなく、かつ、振動や騒音を大幅に削
減することができ、電子部品の挿入高さを切換えること
が可能となる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第1図において、カムレバー11とカム12はカム
ファロア13にて当接している。挿入軸14にはリンク15が
摺動可能に取り付けられている。又、バネ16も挿入軸14
に取り付けられ、ストッパー17がリンク15に当接する用
に挿入軸14をa方向に付勢している。リンク15はカムレ
バー11とローラ18にて係合しており、レバー11の揺動
(a方向)にともないローラ18,リンク15,及びバネ16を
介して挿入軸14もa方向に摺動する。ブロック19に送り
ネジ20がカップリング21を介してモータ22と連結されて
いる。又、ブロック19は挿入軸14のa方向への摺動を所
定位置にて停止させる位置に設けられている。
上記のように構成された、高さ切換装置について、以
下その動作を説明する。第2図は電子部品本体3をプリ
ント回路基板4の所定穴5に挿入する前状態であり、カ
ム12の回転によりカムレバー11はb方向に揺動し、リン
ク15はカムレバー11とローラ18にて係合しているためa
方向に摺動する。又挿入軸14に取り付けられたストッパ
ー17はバネ16にてリンク15に付勢しているため、リンク
15のa方向への摺動に伴い挿入軸14もa方向に摺動し、
挿入子23内の電子部品本体3をプリント回路基板4の所
定穴5にプッシャー24にて挿入する。この時、ブロック
19は挿入軸14のア面と当接するよう位置しており、電子
部品本体3のボディ径によりブロック19を送りネジ20,
カップリング21を介してモータ22にて駆動しc,d方向に
移動させることにより、挿入軸14のア面との当接位置を
変更し挿入子24の挿入高さ切換を行う。
その後カム12の変位によりカムレバー11がb方向に揺
動してもバネ16により吸収し、カム12とカムフォロアー
13は常に当接した状態を保つことができ、カム12とカム
フォロア13の当接時の振動及び騒音を防ぐことができ
る。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第3図は他の実施例を示しており、カムレバー11はカ
ム(図示せず)により揺動可能になっており、カムレバ
ー11の一端には、ローラー8を介してナット25がギヤ26
にネジ部27にて結合している。挿入軸14はギヤ26と回転
可能に係合されており、ギヤ26は駆動ギヤ28,カップリ
ング21を介してモータ22と連結されている。モータ22の
駆動によりギヤ26を回転させ、ナット25とギヤ26のネジ
部27にて延縮自在にさせている。すなわちネジ部27の噛
み合い量によりe寸法を変更させプッシャー24の挿入高
さを変更している。
上記構成により、カムとカムフォロアは常に当接した
状態を保つことができ、又、カムレバー等をストッパー
にて強制的に停止させる必要がなくなり、カムのストロ
ークを全て有効に利用できる。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第4図,第5図は他の実施例を示しており、カムレバ
ー11は、カム(図指せず)により揺動可能になってお
り、カムレバー11の一端にはローラー8を介してプレー
ト31が揺動可能に溝32aに係合されており、又、挿入軸1
4もローラ33を介して摺動可能に溝32bに係合されてい
る。尚、溝32a,32bは非平行に設けられている。ブロッ
ク34はシャフト35により本体36に摺動可能に係合され、
モータ22に連結されたボールネジ38にて任意の位置に位
置決めできるようになっている。又、ブロック34にはス
ライド溝39が設けられ、ローラ40を介してプレート31が
摺動可能に係合されている。
以上のように構成された高さ切換装置について、以下
その動作を説明する。カムレバー11のf方向への揺動に
より、ローラ8と溝32aの係合によりプレート31はg方
向に摺動する。挿入軸14もプレート31の溝32bとローラ3
3の係合によりg方向に摺動し電子部品本体3をプリン
ト回路基板(図示せず)に挿入する。この時、電子部品
本体3のボディ径により、ブロック34をボールネジ38を
介してモータ22にてh方向あるいはi方向に摺動させ
る。前記ブロック34の位置変更により、スライド溝39に
ローラー40を介して係合されたプレート31も摺動し、溝
32a,溝32bの変位によりj寸法を変更させプッシャー24
の挿入高さを変更している。尚、第5図ではブロック34
をi方向に摺動させればj寸法は小さくなり、プッシャ
ー24は上昇し電子部品本体3のボディ径の大きいものに
対応し、h方向であれば電子部品本体3のボディ径の小
さいものに対応するようになっている。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第6図は他の実施例を示しており、カムレバー11には
偏芯ピン41が回転可能に取り付けられ、一端にはローラ
8を介して挿入軸14に摺動可能に係合している。偏芯ピ
ン41のもう一端には、カップリング21を介してモータ22
が連結されている。
以上の構成により、モータ22にて偏芯ピン41を回転さ
せる事によりk寸法を変更させ挿入軸14の高さ切換を行
う。又、第7図,第8図に示す他の実施例も偏芯ピンを
利用したものであり、第7図では、カムレバー11の揺動
支点である支点ピン42を偏芯させ、モータ22にて回転さ
せることによりカムレバー11の支点位置を変更し、挿入
軸(図示せず)上での変位を与え、高さ切換を行う。
第8図ではカムレバー11と、カム12との当接部に偏芯
ピン41を設けたものであり、偏芯ピン41をモータ22にて
回転させることによりカムレバー11の揺動位置を変更
し、挿入軸(図示せず)上での変位を与え高さ切換を行
う。
発明の効果 以上のように本発明は、電子部品を挿入する挿入子を
備えた挿入軸と、カムにより駆動されるカムレバーとか
らなり、前記挿入軸及び、前記カムレバーの少なくとも
一方高さ切換部を設けることにより、電子部品に衝撃を
加えることなく、かつ振動や騒音を大幅に削減すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における高さ切換装置の一
部断面側面図、第2図は同装置の断面正面図、第3図は
本発明の他実施例の断面正面図、第4図は本発明の他実
施例の平面図、第5図は第4図と同装置の一部断面側面
図、第6図から第8図は、本発明の他実施例の断面正面
図、第9図は電子部品連を示す正面図及び側面図、第10
図は電子部品が基板に挿入された状態を示す断面図、第
11図は従来の高さ切換装置の側面図である。 3……電子部品本体、4……プリント回路基板、5……
所定穴、11……カムレバー、12……カム、14……挿入
軸、16……バネ、19……ブロック、20……送りネジ、22
……モータ、23……挿入子、24……プッシャー、25……
ナット、26……ギア、28……駆動ギヤ、31……プレー
ト、32a,32b……溝、34……ブロック、38……ボールネ
ジ、41……偏芯ピン、42……支点ピン。
フロントページの続き (72)発明者 片野 良一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−160400(JP,A) 特開 昭63−173399(JP,A) 特開 昭63−178597(JP,A) 特開 昭62−85490(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品を挿入する挿入子を備えた挿入軸と、
    カムにより駆動されるカムレバーとからなり、前記挿入
    軸とカムレバーの一端とを接続する接続部を摺動可能と
    し、前記接続部に当接し前記挿入軸を一定方向に付勢す
    るバネと、駆動装置に接続され摺動可能で挿入軸の動作
    時任意の位置にて前記挿入軸と当接するように設けられ
    たブロックとからなり、前記挿入軸が前記ブロックに当
    接した後も、前記カムレバーは一定動作を行い、前記挿
    入軸と前記カムレバーの動作量の差を前記バネにて吸収
    することを特徴とする部品挿入機の高さ切換装置。
  2. 【請求項2】挿入軸に延縮可能な延縮機構と、前記延縮
    機構を駆動する駆動装置を設け、挿入軸の延縮の変位に
    より高さ切換を行う特許請求の範囲第1項記載の部品挿
    入機の高さ切換装置。
  3. 【請求項3】駆動装置に接続され摺動可能なブロック
    と、前記ブロックと略垂直方向に摺動可能に支持された
    接続プレートとからなり、前記接続プレートにはカムレ
    バーと、挿入軸とがそれぞれ個々に摺動可能に係合され
    る非平行な係合溝を有し、前記ブロックの摺動にて前記
    接続プレートも移動させ、前記カムレバーと、前記挿入
    軸の係合位置を変更し高さ切換を行う特許請求の範囲第
    1項記載の部品挿入機の高さ切換装置。
  4. 【請求項4】挿入軸とカムレバーの接続部に、駆動装置
    により回転可能な偏芯ピンを備え、前記駆動装置により
    偏芯ピンを任意量回転させて前記挿入軸と前記カムレバ
    ーとの接続位置を変更し高さ切換を行う特許請求の範囲
    第1項記載の部品挿入機の高さ切換装置。
  5. 【請求項5】カムレバーの揺動支持部に、駆動装置によ
    り回転可能な偏芯ピンを備え、前記駆動装置により前記
    偏芯ピンを任意量回転させて前記カムレバーの揺動支持
    位置を変更させ、挿入軸と前記カムレバーの係合位置を
    変更可能にした特許請求の範囲第1項記載の部品挿入機
    の高さ切換装置。
  6. 【請求項6】カムとカムレバーの接続部に、駆動装置に
    より回転可能な偏芯ピンを備え、前記駆動装置により偏
    芯ピンを任意量回転させて前記カムレバーの揺動位置を
    変更させ、挿入軸と前記カムレバーの係合位置を変更可
    能にした特許請求の範囲第1項記載の部品挿入機の高さ
    切換装置。
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JPH0693558B2 (ja) * 1986-12-24 1994-11-16 三洋電機株式会社 電子部品装着装置
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