JP2803013B2 - 乗物の懸架装置内のダンパを制御する装置 - Google Patents
乗物の懸架装置内のダンパを制御する装置Info
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- JP2803013B2 JP2803013B2 JP5023008A JP2300893A JP2803013B2 JP 2803013 B2 JP2803013 B2 JP 2803013B2 JP 5023008 A JP5023008 A JP 5023008A JP 2300893 A JP2300893 A JP 2300893A JP 2803013 B2 JP2803013 B2 JP 2803013B2
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/018—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the use of a specific signal treatment or control method
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物の懸架装置内のダ
ンパを制御する技術、特に、乗物の懸架内の回転ダンパ
を制御する装置に関する。
ンパを制御する技術、特に、乗物の懸架内の回転ダンパ
を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗物の懸架装置に使用される減衰装置は
公知である。乗物の懸架装置に使用される一型式の減衰
装置として、回転ショックアブソーバがある。この回転
ショックアブソーバの一例は、米国特許第4,942,947号
の明細書に開示されている。この米国特許第4,942,947
号の回転ショックアブソーバは、該回転ショックアブソ
ーバ内に形成されたチャンバに充填した場応答性流体を
含む。励起させたとき、チャンバ内流体にエネルギ界を
付与する多数の励起可能な電磁コイルが設けられる。流
体のせん断抵抗力は、流体に作用するエネルギ界の関数
として変化する。チャンバ内におけるロータ羽根の角運
動は、流体の抵抗を受ける。チャンバ内のロータ羽根の
動作に対する抵抗力は、流体のせん断力の関数として変
化する。故に、チャンバ内でのロータ羽根の動作に対す
る抵抗力は、チャンバ内の流体に付与されるエネルギ界
の関数として変化する。
公知である。乗物の懸架装置に使用される一型式の減衰
装置として、回転ショックアブソーバがある。この回転
ショックアブソーバの一例は、米国特許第4,942,947号
の明細書に開示されている。この米国特許第4,942,947
号の回転ショックアブソーバは、該回転ショックアブソ
ーバ内に形成されたチャンバに充填した場応答性流体を
含む。励起させたとき、チャンバ内流体にエネルギ界を
付与する多数の励起可能な電磁コイルが設けられる。流
体のせん断抵抗力は、流体に作用するエネルギ界の関数
として変化する。チャンバ内におけるロータ羽根の角運
動は、流体の抵抗を受ける。チャンバ内のロータ羽根の
動作に対する抵抗力は、流体のせん断力の関数として変
化する。故に、チャンバ内でのロータ羽根の動作に対す
る抵抗力は、チャンバ内の流体に付与されるエネルギ界
の関数として変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダンパ装置の減衰率を
制御する制御装置も又、公知である。典型的に、かかる
制御装置は、減衰制御信号を発し、この信号は、任意の
所定の時点にて、乗物に取り付けた複数のリモートセン
サの一つからのセンサ信号の関数として変化する。リモ
ートセンサからのセンサ信号は、乗物に生じ、又は生ず
るべき路面及び乗物の状態を示すものである。一例とし
て、複数のリモートセンサは、地面に対する乗物の加速
度を検出し且つセンサに対し、その加速度を示す信号を
提供する加速度計を含むことが出来る。マイクロプロセ
ッサのような制御装置がリモートセンサからセンサ信号
を受け取る。該マイクロプロセッサは、そのマイクロプ
ロセッサの内部記憶装置に記憶されたプログラム手順に
従い、リモートセンサから信号を処理し、ダンパ装置の
減衰率を制御する減衰制御電流信号を提供する。
制御する制御装置も又、公知である。典型的に、かかる
制御装置は、減衰制御信号を発し、この信号は、任意の
所定の時点にて、乗物に取り付けた複数のリモートセン
サの一つからのセンサ信号の関数として変化する。リモ
ートセンサからのセンサ信号は、乗物に生じ、又は生ず
るべき路面及び乗物の状態を示すものである。一例とし
て、複数のリモートセンサは、地面に対する乗物の加速
度を検出し且つセンサに対し、その加速度を示す信号を
提供する加速度計を含むことが出来る。マイクロプロセ
ッサのような制御装置がリモートセンサからセンサ信号
を受け取る。該マイクロプロセッサは、そのマイクロプ
ロセッサの内部記憶装置に記憶されたプログラム手順に
従い、リモートセンサから信号を処理し、ダンパ装置の
減衰率を制御する減衰制御電流信号を提供する。
【0004】ダンパ装置に付与されるエネルギ界を制御
する従来の公知の制御装置において、マイクロプロセッ
サは、任意の所定の時間にて、複数のリモートセンサの
一つからのセンサ信号にのみ応答して、ダンパ装置の減
衰率を制御する減衰制御電流信号を提供する。又、従来
の公知の制御装置において、エネルギ界は、任意の所定
の時間にて、ダンパ装置の硬制御モード、又は柔制御モ
ードの一方のみが実行されるような方法でダンパ装置に
付与される。
する従来の公知の制御装置において、マイクロプロセッ
サは、任意の所定の時間にて、複数のリモートセンサの
一つからのセンサ信号にのみ応答して、ダンパ装置の減
衰率を制御する減衰制御電流信号を提供する。又、従来
の公知の制御装置において、エネルギ界は、任意の所定
の時間にて、ダンパ装置の硬制御モード、又は柔制御モ
ードの一方のみが実行されるような方法でダンパ装置に
付与される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗物本体と乗
物車輪との間に接続可能なダンパであり、磁界応答性の
流体を有しているダンパの電磁石のコイルを通し流す電
流の量を制御する装置を提供する。
物車輪との間に接続可能なダンパであり、磁界応答性の
流体を有しているダンパの電磁石のコイルを通し流す電
流の量を制御する装置を提供する。
【0006】本発明においては、スロットル位置を検出
し且つその位置を示す信号を提供するスロットル位置セ
ンサと、ブレーキ圧力を検出し且つその圧力を示す信号
を提供するブレーキ圧力センサと、乗物本体と乗物車輪
との間の変位を検出し且つその変位を示す信号を提供す
る位置センサと、乗物本体の垂直加速度を検出し且つそ
の加速度を示す信号を提供する第一の加速度センサと、
乗物本体の横加速度を検出し且つその加速度を示す信号
を提供する第二の加速度センサと、 (i)スロットル信号の関数として変化する第一の信号
と、(ii)ブレーキ圧力の信号の関数として変化する
第二の信号と、(iii)位置信号及び垂直加速度信号
の関数として変化する第三の信号と、(iv)位置セン
サ及び横加速度信号の関数として変化する第四の信号
と、を処理するプロセッサであって、第一、第二、第三
及び第四の信号の合計値の関数として変化する連続的な
アナログ制御信号を提供するプロセッサと、プロセッサ
からの連続的なアナログ制御信号をダンパの電磁石に付
与し該電磁石のコイルを通して流れる電流の量を制御し
これにより磁界応答性の流体のせん断抵抗を制御しこれ
により乗物本体と乗物車輪との間に作用する減衰力の大
きさを制御するドライブ回路と、が設けられる。
し且つその位置を示す信号を提供するスロットル位置セ
ンサと、ブレーキ圧力を検出し且つその圧力を示す信号
を提供するブレーキ圧力センサと、乗物本体と乗物車輪
との間の変位を検出し且つその変位を示す信号を提供す
る位置センサと、乗物本体の垂直加速度を検出し且つそ
の加速度を示す信号を提供する第一の加速度センサと、
乗物本体の横加速度を検出し且つその加速度を示す信号
を提供する第二の加速度センサと、 (i)スロットル信号の関数として変化する第一の信号
と、(ii)ブレーキ圧力の信号の関数として変化する
第二の信号と、(iii)位置信号及び垂直加速度信号
の関数として変化する第三の信号と、(iv)位置セン
サ及び横加速度信号の関数として変化する第四の信号
と、を処理するプロセッサであって、第一、第二、第三
及び第四の信号の合計値の関数として変化する連続的な
アナログ制御信号を提供するプロセッサと、プロセッサ
からの連続的なアナログ制御信号をダンパの電磁石に付
与し該電磁石のコイルを通して流れる電流の量を制御し
これにより磁界応答性の流体のせん断抵抗を制御しこれ
により乗物本体と乗物車輪との間に作用する減衰力の大
きさを制御するドライブ回路と、が設けられる。
【0007】
【実施例】本発明の上記及びその他の特徴は、当業者が
添付図面を参照しつつ、本発明の以下の説明を読むこと
により、一層明らかになるであろう。
添付図面を参照しつつ、本発明の以下の説明を読むこと
により、一層明らかになるであろう。
【0008】本発明は、乗物が経験し又は経験すべき路
面及び乗物の状態を示す複数のリモートセンサの信号に
応答して、乗物の懸架装置内に使用されるダンパの減衰
率を制御する減衰制御信号を提供する制御装置に関する
ものである。該制御装置は、本発明による一連の制御段
階に従って、減衰制御信号を提供する。制御されるダン
パは任意の構造とすることが出来る。説明の便宜上、本
明細書では、回転ショックアブソーバの形態のダンパに
ついて説明する。
面及び乗物の状態を示す複数のリモートセンサの信号に
応答して、乗物の懸架装置内に使用されるダンパの減衰
率を制御する減衰制御信号を提供する制御装置に関する
ものである。該制御装置は、本発明による一連の制御段
階に従って、減衰制御信号を提供する。制御されるダン
パは任意の構造とすることが出来る。説明の便宜上、本
明細書では、回転ショックアブソーバの形態のダンパに
ついて説明する。
【0009】本発明の制御装置により制御可能な、図1
1及び図12に参照符号900で示した回転ショックア
ブソーバは、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,
942,947号の明細書に開示されている。該回転ショック
アブソーバ900は、乗物の本体部分915と乗物の車
輪組立体(図示せず)との間で懸架アーム918及び別
の懸架アーム920(図12にのみ図示)を介して接続
可能である。該ショックアブソーバ900は、乗物の本
体部分915に接続されたハウジング914を備えてい
る。中心縦軸線を有する回転可能なシャフト916は、
ハウジング914により支持され、乗物の前進方向に伸
長する。懸架アーム918は、車輪組立体とシャフト9
16の一つの軸端部との間で接続可能である。懸架アー
ム920は、車輪組立体とシャフト916の軸方向他端
との間に接続され、懸架アーム918に対し平行に位置
する。
1及び図12に参照符号900で示した回転ショックア
ブソーバは、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,
942,947号の明細書に開示されている。該回転ショック
アブソーバ900は、乗物の本体部分915と乗物の車
輪組立体(図示せず)との間で懸架アーム918及び別
の懸架アーム920(図12にのみ図示)を介して接続
可能である。該ショックアブソーバ900は、乗物の本
体部分915に接続されたハウジング914を備えてい
る。中心縦軸線を有する回転可能なシャフト916は、
ハウジング914により支持され、乗物の前進方向に伸
長する。懸架アーム918は、車輪組立体とシャフト9
16の一つの軸端部との間で接続可能である。懸架アー
ム920は、車輪組立体とシャフト916の軸方向他端
との間に接続され、懸架アーム918に対し平行に位置
する。
【0010】図11に図示するように、懸架アーム91
8は、その通常の状態にある。車輪組立体が本体部分9
15に対し垂直に上方に動くとき、該懸架アーム918
も垂直方向に異なる位置に移動する。例えば、車輪組立
体が路面の石のようなものに当たったとき、車輪組立体
は、垂直上方に動く。同様に、車輪組立体が本体部分9
15に対して垂直下方に動くとき、懸架アーム918は
垂直下方に別の位置に動く。例えば、車輪が路面の穴の
ような開口部に接したとき、車輪組立体は、垂直下方に
動く。乗物の車輪組立体が乗物の本体部分915に対し
垂直方向に動くとき、シャフト916は、その縦中心軸
線を中心としてハウジング914に対して回転する。該
シャフト916の回転方向は、車輪組立体が本体部分9
15に対して垂直に動く方向に依存する。
8は、その通常の状態にある。車輪組立体が本体部分9
15に対し垂直に上方に動くとき、該懸架アーム918
も垂直方向に異なる位置に移動する。例えば、車輪組立
体が路面の石のようなものに当たったとき、車輪組立体
は、垂直上方に動く。同様に、車輪組立体が本体部分9
15に対して垂直下方に動くとき、懸架アーム918は
垂直下方に別の位置に動く。例えば、車輪が路面の穴の
ような開口部に接したとき、車輪組立体は、垂直下方に
動く。乗物の車輪組立体が乗物の本体部分915に対し
垂直方向に動くとき、シャフト916は、その縦中心軸
線を中心としてハウジング914に対して回転する。該
シャフト916の回転方向は、車輪組立体が本体部分9
15に対して垂直に動く方向に依存する。
【0011】図11及び図12の回転ショックアブソー
バ900が作動する間、車輪組立体は、ハウジング91
4に接続された本体部分915に対し垂直方向に動く。
車輪組立体が本体部分915に対して垂直方向に動くと
き、シャフト916は、ハウジング914に対し縦中心
軸線の周りを回転する。シャフト916がその縦中心軸
線の周りでハウジング914に対し回転するとき、三つ
のロータ羽根962、964、966は、それぞれの流
体チャンバ(図示せず)内でハウジング914に対して
角運動する。ロータ羽根964、966、968の各々
の動作は、流体チャンバ内の流体のせん断抵抗力により
減衰される。ロータ羽根962、964、966の各々
の動作が減衰されるため、車輪組立体の本体部分915
に対する垂直方向動作も減衰される。
バ900が作動する間、車輪組立体は、ハウジング91
4に接続された本体部分915に対し垂直方向に動く。
車輪組立体が本体部分915に対して垂直方向に動くと
き、シャフト916は、ハウジング914に対し縦中心
軸線の周りを回転する。シャフト916がその縦中心軸
線の周りでハウジング914に対し回転するとき、三つ
のロータ羽根962、964、966は、それぞれの流
体チャンバ(図示せず)内でハウジング914に対して
角運動する。ロータ羽根964、966、968の各々
の動作は、流体チャンバ内の流体のせん断抵抗力により
減衰される。ロータ羽根962、964、966の各々
の動作が減衰されるため、車輪組立体の本体部分915
に対する垂直方向動作も減衰される。
【0012】二つのモジュラー電磁石948、950が
向き合った極の形態で配置される。流体のせん断力に対
する抵抗力は、これら二つのモジュラ電磁石948、9
50に関係するコイルに付与される電流の関数として変
化する。電流が電磁石948、950に関係するコイル
に付与されると、シャフト916にトルクが加えられ
る。このトルクは垂直力に変換され、この垂直力が、本
体部分915と車輪組立体との間で作用する。
向き合った極の形態で配置される。流体のせん断力に対
する抵抗力は、これら二つのモジュラ電磁石948、9
50に関係するコイルに付与される電流の関数として変
化する。電流が電磁石948、950に関係するコイル
に付与されると、シャフト916にトルクが加えられ
る。このトルクは垂直力に変換され、この垂直力が、本
体部分915と車輪組立体との間で作用する。
【0013】ロータ羽根962、964、966がその
それぞれの流体チャンバ内で動く角運動に対する抵抗力
は、流体のせん断抵抗力の関数として変化する。車輪の
本体部分915に対する垂直運動に対する抵抗力は、そ
のそれぞれの流体チャンバ内のロータ羽根962、96
4、966の角運動に対する抵抗力に依存する。このよ
うに、二つのモジュラー電磁石948、950内の関係
するコイルに付与される電流を変化させることにより、
車輪組立体の本体部分915に対する垂直運動に対する
抵抗力、従って回転ショックアブソーバ900の減衰率
が変化する。
それぞれの流体チャンバ内で動く角運動に対する抵抗力
は、流体のせん断抵抗力の関数として変化する。車輪の
本体部分915に対する垂直運動に対する抵抗力は、そ
のそれぞれの流体チャンバ内のロータ羽根962、96
4、966の角運動に対する抵抗力に依存する。このよ
うに、二つのモジュラー電磁石948、950内の関係
するコイルに付与される電流を変化させることにより、
車輪組立体の本体部分915に対する垂直運動に対する
抵抗力、従って回転ショックアブソーバ900の減衰率
が変化する。
【0014】本発明の一例として、本発明に従って構成
した制御装置は、図1に図示するように、四つの回転シ
ョックアブソーバ11、12、13、14を備える乗物
の懸架装置10に具体化される。これら回転ショックア
ブソーバ11、12、13、14の各々は、乗物本体と
車輪との間のような乗物の相対的に可動部品の間に接続
し、これら部品間の相対動作を減衰させる。一つの回転
ショックアブソーバが乗物の各車輪に関係する。又、一
つのコイルばね(図示せず)が乗物の各車輪に関係す
る。
した制御装置は、図1に図示するように、四つの回転シ
ョックアブソーバ11、12、13、14を備える乗物
の懸架装置10に具体化される。これら回転ショックア
ブソーバ11、12、13、14の各々は、乗物本体と
車輪との間のような乗物の相対的に可動部品の間に接続
し、これら部品間の相対動作を減衰させる。一つの回転
ショックアブソーバが乗物の各車輪に関係する。又、一
つのコイルばね(図示せず)が乗物の各車輪に関係す
る。
【0015】図1を参照すると、複数のリモートセンサ
が回転ショックアブソーバ11、12、13、14の各
々に関係する。便宜上、回転ショックアブソーバ11に
関係する複数のリモートセンサについてのみ説明する。
回転ショックアブソーバ11に回転するリモートセンサ
は、それぞれ図1に参照符号20、30で示してある。
が回転ショックアブソーバ11、12、13、14の各
々に関係する。便宜上、回転ショックアブソーバ11に
関係する複数のリモートセンサについてのみ説明する。
回転ショックアブソーバ11に回転するリモートセンサ
は、それぞれ図1に参照符号20、30で示してある。
【0016】又、別の複数のリモートセンサが乗物の懸
架装置10と関係するが、回転ショックアブソーバとは
関係しない。これらリモートセンサは、図1に参照符号
40、50、60、70、80で示してある。リモート
センサ20、30、40、50、60、70、80から
の出力信号は、電子式制御装置(「ECU」)15に入
力信号として接続される。リモートセンサ20、30、
40、50、60、70、80だけが図1に示してある
が、任意の追加の型式及び数のセンサも使用可能である
ことが理解される。
架装置10と関係するが、回転ショックアブソーバとは
関係しない。これらリモートセンサは、図1に参照符号
40、50、60、70、80で示してある。リモート
センサ20、30、40、50、60、70、80から
の出力信号は、電子式制御装置(「ECU」)15に入
力信号として接続される。リモートセンサ20、30、
40、50、60、70、80だけが図1に示してある
が、任意の追加の型式及び数のセンサも使用可能である
ことが理解される。
【0017】リモートセンサ20は、乗物本体の地面に
対する垂直加速度を検出する単一軸の加速度計である。
温度補償及び目盛り回路を含む信号調節電子装置が加速
度計20内に収容されている。該加速度計20は、乗物
本体のそれぞれのコーナ部でコイルばねの上方に確実に
締結されている。該加速度計20は、ワシントン州、レ
ッドモンドのサンドストランド・データ・コントロール・
インコーポレーテッド(Sundstrand Data Control,In
c.)が製造する型式No.QA-700-2のような歪み計型式の
ものとすることが望ましい。
対する垂直加速度を検出する単一軸の加速度計である。
温度補償及び目盛り回路を含む信号調節電子装置が加速
度計20内に収容されている。該加速度計20は、乗物
本体のそれぞれのコーナ部でコイルばねの上方に確実に
締結されている。該加速度計20は、ワシントン州、レ
ッドモンドのサンドストランド・データ・コントロール・
インコーポレーテッド(Sundstrand Data Control,In
c.)が製造する型式No.QA-700-2のような歪み計型式の
ものとすることが望ましい。
【0018】リモートセンサ30は、乗物の車輪と乗物
本体との間の相対的な変位角を検出し、その角度を示す
対応した信号を発生させる変位センサである。該変位セ
ンサ30は、ニュージャージィ州、ペンズアウケンのシ
ャエビッツ・エンジニアリング(Schaevitz Engineerin
g)が製造する型式No.R30Aのような構造の回転可変差動
変換器(「RVDT」)を備えることが望ましい。アナ
ログデバイスズ(AnalogDevices)が製造する型式No.AD
598のような信号調節装置がRVDTに対して主たる励
起信号を提供し、RVDTの二次的信号を測定した直流
出力信号に変換する。変位センサ30は、乗物本体のそ
れぞれのコーナ部で回転ショックアブソーバ11の付近
に確実に締結される。
本体との間の相対的な変位角を検出し、その角度を示す
対応した信号を発生させる変位センサである。該変位セ
ンサ30は、ニュージャージィ州、ペンズアウケンのシ
ャエビッツ・エンジニアリング(Schaevitz Engineerin
g)が製造する型式No.R30Aのような構造の回転可変差動
変換器(「RVDT」)を備えることが望ましい。アナ
ログデバイスズ(AnalogDevices)が製造する型式No.AD
598のような信号調節装置がRVDTに対して主たる励
起信号を提供し、RVDTの二次的信号を測定した直流
出力信号に変換する。変位センサ30は、乗物本体のそ
れぞれのコーナ部で回転ショックアブソーバ11の付近
に確実に締結される。
【0019】リモートセンサ40は、乗物の前進速度に
比例する周波数の出力信号を発生させる乗物の前進速度
センサである。ECU15内に配置された信号処理回路
が乗物の速度センサの周波数出力信号をこれに比例する
電圧信号に変換する。
比例する周波数の出力信号を発生させる乗物の前進速度
センサである。ECU15内に配置された信号処理回路
が乗物の速度センサの周波数出力信号をこれに比例する
電圧信号に変換する。
【0020】リモートセンサ50は、車輪の実際の位置
に対応する直流出力信号を発生させる回転ハンドル位置
センサである。該回転ハンドル位置センサ50は、ハン
ドルがその不作動位置にあるとき、2.5 Vdcに対する出
力信号を測定する電位差計を備えている。回転ハンドル
位置センサ50が測定した出力信号は、ハンドルの完全
な移動に対応して0 Vdc乃至5.0 Vdcの間を旋回可能であ
る。
に対応する直流出力信号を発生させる回転ハンドル位置
センサである。該回転ハンドル位置センサ50は、ハン
ドルがその不作動位置にあるとき、2.5 Vdcに対する出
力信号を測定する電位差計を備えている。回転ハンドル
位置センサ50が測定した出力信号は、ハンドルの完全
な移動に対応して0 Vdc乃至5.0 Vdcの間を旋回可能であ
る。
【0021】リモートセンサ60は、乗物の重心に取り
付けられた単一軸線加速度計であり、乗物の重心の横加
速度を検出する。加速度計60は、上述の加速度計20
と同一の型式であることが望ましい。
付けられた単一軸線加速度計であり、乗物の重心の横加
速度を検出する。加速度計60は、上述の加速度計20
と同一の型式であることが望ましい。
【0022】リモートセンサ70は、最大出力信号を5
Vdcにするように大きさを決めた別個の信号を発生さ
せるブレーキ圧力スイッチである。該ブレーキ圧力スイ
ッチの出力信号は別個の信号であるが、該出力信号は、
線形信号とすることも可能である。リモートセンサ80
は、スロットル位置センサを備えている。該スロットル
位置センサ80は、乗物の電子式エンジン制御装置
(「EEC」)の一部を形成する。該スロットル位置セ
ンサ80は、乗物のエンジンのスロットル位置を示す出
力信号を提供する。ECU15内の信号処理回路が乗物
のエンジンのスロットルの位置を示す出力信号を緩衝し
且つ大きさを決定する。
Vdcにするように大きさを決めた別個の信号を発生さ
せるブレーキ圧力スイッチである。該ブレーキ圧力スイ
ッチの出力信号は別個の信号であるが、該出力信号は、
線形信号とすることも可能である。リモートセンサ80
は、スロットル位置センサを備えている。該スロットル
位置センサ80は、乗物の電子式エンジン制御装置
(「EEC」)の一部を形成する。該スロットル位置セ
ンサ80は、乗物のエンジンのスロットル位置を示す出
力信号を提供する。ECU15内の信号処理回路が乗物
のエンジンのスロットルの位置を示す出力信号を緩衝し
且つ大きさを決定する。
【0023】図2を参照すると、リモートセンサ20、
30、40、50、60、70、80の各々の出力信号
は、ECU15内に配置した多数のアナログデジタル
(「A/D」)変換器のそれぞれの一つによりデジタル
化される。A/D変換器の構造及び作用は公知であり、
故に、これについて説明しない。センサ20、30、4
0、50、60、70、80の各々の出力信号のデジタ
ル値は、それぞれ線22、32、42、52、62、7
2、82の上に現れる。デジタル信号プロセッサ16が
A/D変換器21、32、41、51、61、71、8
1の各々のデジタル化出力信号を受け取る。該デジタル
信号プロセッサ16は、テキサス・インストルメンツ(T
exas Instruments)が製造する型式No.TMS320C25(RO
M型)又は型式No.TMS320E25(EPROM型)とするこ
とが望ましい。
30、40、50、60、70、80の各々の出力信号
は、ECU15内に配置した多数のアナログデジタル
(「A/D」)変換器のそれぞれの一つによりデジタル
化される。A/D変換器の構造及び作用は公知であり、
故に、これについて説明しない。センサ20、30、4
0、50、60、70、80の各々の出力信号のデジタ
ル値は、それぞれ線22、32、42、52、62、7
2、82の上に現れる。デジタル信号プロセッサ16が
A/D変換器21、32、41、51、61、71、8
1の各々のデジタル化出力信号を受け取る。該デジタル
信号プロセッサ16は、テキサス・インストルメンツ(T
exas Instruments)が製造する型式No.TMS320C25(RO
M型)又は型式No.TMS320E25(EPROM型)とするこ
とが望ましい。
【0024】装置の記憶装置17は、プログラム記憶部
分と、データ記憶部分と、I/O記憶部分と、を備えて
いる。プログラム記憶部分は、EPROMのような非持
久記憶装置である。プログラム記憶部分は、システムの
プログラム制御メッセージ及び非持久システムの全ての
パラメータを含む。データ記憶部分は、RAMのような
非持久記憶装置である。I/O記憶部分は、アナログ対
デジタル変換器、デジタル対アナログ変換器及び任意の
別個のI/Oに相互接続される。システムクロック18
が望ましくは40.96 MHzのタイミング信号をデジタル信
号プロセッサ16に提供し、本発明の制御段階に従い、
デジタル信号プロセッサ16を作動させる。該システム
クロック18は、並列共振型の第三オーバトーン発振器
であることが望ましい。
分と、データ記憶部分と、I/O記憶部分と、を備えて
いる。プログラム記憶部分は、EPROMのような非持
久記憶装置である。プログラム記憶部分は、システムの
プログラム制御メッセージ及び非持久システムの全ての
パラメータを含む。データ記憶部分は、RAMのような
非持久記憶装置である。I/O記憶部分は、アナログ対
デジタル変換器、デジタル対アナログ変換器及び任意の
別個のI/Oに相互接続される。システムクロック18
が望ましくは40.96 MHzのタイミング信号をデジタル信
号プロセッサ16に提供し、本発明の制御段階に従い、
デジタル信号プロセッサ16を作動させる。該システム
クロック18は、並列共振型の第三オーバトーン発振器
であることが望ましい。
【0025】採用が選択随意のMS−DOS適合型ラッ
プトップ型コンピュータ97がRS−232CZ4DY
リンクを介して、デジタル信号プロセッサ16に接続可
能である。該ラップトップ型コンピュータ97は、シス
テムのリアルタイムの活動を図形で監視し、フィルタ定
数の変化のようなシステム作動特性を変化させる手段を
提供する。該ラップトップコンピュータ97は、システ
ムの性能試験中、ユーザとデジタル信号プロセッサ16
とを相互作用可能に接続する。又、該ラップトップコン
ピュータ97は、システムの診断中、誤差の有無につい
てシステムに問い合わせをする。
プトップ型コンピュータ97がRS−232CZ4DY
リンクを介して、デジタル信号プロセッサ16に接続可
能である。該ラップトップ型コンピュータ97は、シス
テムのリアルタイムの活動を図形で監視し、フィルタ定
数の変化のようなシステム作動特性を変化させる手段を
提供する。該ラップトップコンピュータ97は、システ
ムの性能試験中、ユーザとデジタル信号プロセッサ16
とを相互作用可能に接続する。又、該ラップトップコン
ピュータ97は、システムの診断中、誤差の有無につい
てシステムに問い合わせをする。
【0026】デジタル信号プロセッサ16は、センサ2
0、30、40、50、60、70、80の各々からの
出力信号のデジタル値を処理し、線90上に減衰制御信
号のデジタル値を付与して回転ショックアブソーバ11
を制御する。該デジタル信号プロセッサ16は、本発明
に従った制御手順の順序でセンサ20、30、40、5
0、60、70、80からの出力信号を処理し、線90
の上にデジタル減衰制御信号を提供する。任意の所定の
時点における線90の上のデジタル減衰制御信号の特定
の値は、回転ショックアブソーバの構造パラメータを含
むアルゴリズムの制御段階に依存する。
0、30、40、50、60、70、80の各々からの
出力信号のデジタル値を処理し、線90上に減衰制御信
号のデジタル値を付与して回転ショックアブソーバ11
を制御する。該デジタル信号プロセッサ16は、本発明
に従った制御手順の順序でセンサ20、30、40、5
0、60、70、80からの出力信号を処理し、線90
の上にデジタル減衰制御信号を提供する。任意の所定の
時点における線90の上のデジタル減衰制御信号の特定
の値は、回転ショックアブソーバの構造パラメータを含
むアルゴリズムの制御段階に依存する。
【0027】より具体的には、デジタル信号プロセッサ
16は、回転ショックアブソーバ11に必要とされる電
流量を計算し、それを示すデジタル語を線90の上に出
力信号として発生する。デジタル・アナログ(D/A)
変換器91は、線90上のデジタル出力信号を線90a
上の対応する電圧出力信号に変換し、該出力信号は一体
の利得増幅器92により緩衝され、線93に現れる減衰
制御信号を提供する。回転ショックアブソーバ11の付
近に取り付けられたドライバ回路94が線93上の減衰
出力信号を受け取り、線95上に比例的な減衰電流出力
信号を提供する。線95上の減衰電流出力信号は、回転
ショックアブソーバ11内に配置した対の電磁石94
8、950(図2に図示せず)に付与される。回転ショ
ックアブソーバ11の減衰率は、回転ショックアブソー
バ11内に配置した対の電磁石948、950に付与さ
れる電流量の関数として変化する。
16は、回転ショックアブソーバ11に必要とされる電
流量を計算し、それを示すデジタル語を線90の上に出
力信号として発生する。デジタル・アナログ(D/A)
変換器91は、線90上のデジタル出力信号を線90a
上の対応する電圧出力信号に変換し、該出力信号は一体
の利得増幅器92により緩衝され、線93に現れる減衰
制御信号を提供する。回転ショックアブソーバ11の付
近に取り付けられたドライバ回路94が線93上の減衰
出力信号を受け取り、線95上に比例的な減衰電流出力
信号を提供する。線95上の減衰電流出力信号は、回転
ショックアブソーバ11内に配置した対の電磁石94
8、950(図2に図示せず)に付与される。回転ショ
ックアブソーバ11の減衰率は、回転ショックアブソー
バ11内に配置した対の電磁石948、950に付与さ
れる電流量の関数として変化する。
【0028】対の電磁石948、950に付与される電
流の発生源は、乗物のバッテリであることが望ましい。
又、ドライバ回路94は、回転ショックアブソーバ11
内に配置した各電磁石用の一つの電流制限電力モスフェ
ット(MOSFET)、パルス幅変調(PWM)ドライバを備え
ている。
流の発生源は、乗物のバッテリであることが望ましい。
又、ドライバ回路94は、回転ショックアブソーバ11
内に配置した各電磁石用の一つの電流制限電力モスフェ
ット(MOSFET)、パルス幅変調(PWM)ドライバを備え
ている。
【0029】当業者には、本発明のアルゴリズムの制御
段階の実行は、マイクロプロセッサ、又は別個のアナロ
グ回路と別個のデジタル回路との組み合わせのような同
等の手段により可能であることが明らかであろう。
段階の実行は、マイクロプロセッサ、又は別個のアナロ
グ回路と別個のデジタル回路との組み合わせのような同
等の手段により可能であることが明らかであろう。
【0030】図3、4を参照すると、本発明に従い実行
される制御段階を示すソフトウェアフローダイヤグラム
が示してある。これら制御段階は、デジタル信号プロセ
ッサ16を作動させ且つ初期化した後に各所定の時間間
隔で反復的に実行される。図5−8を参照すると、図
3、4のソフトウェアのフロー線図の制御段階の順序を
示すフローチャートがある。本発明の説明の便宜上、本
発明による制御段階の順序は図3、4及び図5−8に関
して説明する。
される制御段階を示すソフトウェアフローダイヤグラム
が示してある。これら制御段階は、デジタル信号プロセ
ッサ16を作動させ且つ初期化した後に各所定の時間間
隔で反復的に実行される。図5−8を参照すると、図
3、4のソフトウェアのフロー線図の制御段階の順序を
示すフローチャートがある。本発明の説明の便宜上、本
発明による制御段階の順序は図3、4及び図5−8に関
して説明する。
【0031】段階100にて、デジタル信号プロセッサ
16及び記憶装置17を含む電子装置が初期化される。
該デジタル式信号プロセッサ16は、複数の記憶試験を
行い、全ての回路が存在し且つ機能するか否かを判断
し、更に記憶装置17のプログラム記憶部分が正確に機
能するか否かを判断する。かかる予備試験は、当該技術
分野で周知であり、システムの自己診断試験と称され
る。段階101にて、予備試験が不合格か否かが判断さ
れる。段階101にて予備試験が不合格と判断されたな
らば、段階102に示すように、エラーメッセージがラ
ップトップコンピュータ97を介して表示される。次
に、プログラムは、段階103に進む。段階101にて
予備試験の不合格が判断されない場合、プログラムは直
接、段階103に進む。段階103にて、センサ20、
30、40、50、60、70、80からの出力信号が
そのそれぞれのA/D変換器21、31、41、51、
61、71、81によりデジタル化され、それぞれの線
22、32、42、52、62、72、82にそのそれ
ぞれの信号を提供する。
16及び記憶装置17を含む電子装置が初期化される。
該デジタル式信号プロセッサ16は、複数の記憶試験を
行い、全ての回路が存在し且つ機能するか否かを判断
し、更に記憶装置17のプログラム記憶部分が正確に機
能するか否かを判断する。かかる予備試験は、当該技術
分野で周知であり、システムの自己診断試験と称され
る。段階101にて、予備試験が不合格か否かが判断さ
れる。段階101にて予備試験が不合格と判断されたな
らば、段階102に示すように、エラーメッセージがラ
ップトップコンピュータ97を介して表示される。次
に、プログラムは、段階103に進む。段階101にて
予備試験の不合格が判断されない場合、プログラムは直
接、段階103に進む。段階103にて、センサ20、
30、40、50、60、70、80からの出力信号が
そのそれぞれのA/D変換器21、31、41、51、
61、71、81によりデジタル化され、それぞれの線
22、32、42、52、62、72、82にそのそれ
ぞれの信号を提供する。
【0032】段階104にて、θRVDTとして示した変位
センサ30の出力信号が微分され、乗物本体と乗物車輪
との相対的な角速度を示す信号を提供する。この微分し
た信号は、θ′RVDT で表す。段階106にて、段階10
4の微分した出力信号θ′RVDTをKRVSCALEに等しい制
御利得定数でスケール調整し、次に、変換して−K
RVSCALEθ′RVDTに等しい第一の積を提供する。段階1
08にて、Z″として示した加速度計20の出力信号を
積分し、慣性基準値に対する本体の垂直絶対速度を示す
信号を提供する。該積分した信号は、Z′で示してあ
る。段階110にて、段階108の積分した出力信号
Z′は、KAVSCALEに等しい制御利得定数でスケール調
整し、KAVSCALEZ′に等しい第二の積を提供する。段
階112にて、−KRVSCALEθ′RVDTに等しい第一の積
にKAVSCALEZ′に等しい第二の積を掛け、−KRVSCALE
KAVSCALEθ′RVDTZ′に等しい第三の積を得る。
センサ30の出力信号が微分され、乗物本体と乗物車輪
との相対的な角速度を示す信号を提供する。この微分し
た信号は、θ′RVDT で表す。段階106にて、段階10
4の微分した出力信号θ′RVDTをKRVSCALEに等しい制
御利得定数でスケール調整し、次に、変換して−K
RVSCALEθ′RVDTに等しい第一の積を提供する。段階1
08にて、Z″として示した加速度計20の出力信号を
積分し、慣性基準値に対する本体の垂直絶対速度を示す
信号を提供する。該積分した信号は、Z′で示してあ
る。段階110にて、段階108の積分した出力信号
Z′は、KAVSCALEに等しい制御利得定数でスケール調
整し、KAVSCALEZ′に等しい第二の積を提供する。段
階112にて、−KRVSCALEθ′RVDTに等しい第一の積
にKAVSCALEZ′に等しい第二の積を掛け、−KRVSCALE
KAVSCALEθ′RVDTZ′に等しい第三の積を得る。
【0033】段階114にて、第三の積が零以上である
か否か判断するため比較が為される。段階114の答え
が肯定的である場合、参照符号800で示したソフトウ
ェアスイッチを段階116にて図4に示す第一の位置に
移動させる。次に、プログラムは段階121に進む。段
階121にて、変位センサ30からの出力信号θRVDTを
KRVDTCRVDTに等しい制御利得定数でスケール調整し、
KRVDTCRVDTθRVDTに等しい第四の積を得る。段階12
2にて、段階121の第四の積を単一利得定数でスケー
ル調整し、次に、変換してーK RVDT CRVDTθRVDTに等し
い逆の第四の積を得る。次に、プログラムは、段階12
3に進み、ここで、加速度計20からの出力信号Z″は
K本体C本体に等しい制御利得定数でスケール調整し、
K本体C本体Z″に等しい第五の積を得る。段階124
にて、段階121の第四の積及び段階122の第五の積
を加算し、KRVDTCRVDTθRVDT+K本体C本体Z″に等
しい第一の合計値を得る。
か否か判断するため比較が為される。段階114の答え
が肯定的である場合、参照符号800で示したソフトウ
ェアスイッチを段階116にて図4に示す第一の位置に
移動させる。次に、プログラムは段階121に進む。段
階121にて、変位センサ30からの出力信号θRVDTを
KRVDTCRVDTに等しい制御利得定数でスケール調整し、
KRVDTCRVDTθRVDTに等しい第四の積を得る。段階12
2にて、段階121の第四の積を単一利得定数でスケー
ル調整し、次に、変換してーK RVDT CRVDTθRVDTに等し
い逆の第四の積を得る。次に、プログラムは、段階12
3に進み、ここで、加速度計20からの出力信号Z″は
K本体C本体に等しい制御利得定数でスケール調整し、
K本体C本体Z″に等しい第五の積を得る。段階124
にて、段階121の第四の積及び段階122の第五の積
を加算し、KRVDTCRVDTθRVDT+K本体C本体Z″に等
しい第一の合計値を得る。
【0034】次に、プログラムは、段階126に進み、
ここで、F1(V)で示した第一の適応利得制御値が求
められる。段階126にて、第一の適応利得制御値F1
(V)は、加速度計20からの出力信号Z″、変位セン
サ30からの出力信号θRVDT及び乗物の前進速度センサ
40からの出力信号に基づいて求められる。これら三つ
の出力信号に基づく第一の適応利得制御値F1(V)が
図9に概略図で示してある。図9に図示するように、第
一の適応利得制御値F1(V)は、三つの出力信号の各
々の特定の値に基づく低利得、中程度利得又は高利得に
等しい値である。段階128にて、段階124の第一の
合計値に段階126の第一の適応利得制御値F1(V)
を掛けて、F1(V)[KRVDTCRVDTθRVDT+K本体C
本体Z″]に等しい第六の積を得る。次に、プログラム
は段階132に進む。
ここで、F1(V)で示した第一の適応利得制御値が求
められる。段階126にて、第一の適応利得制御値F1
(V)は、加速度計20からの出力信号Z″、変位セン
サ30からの出力信号θRVDT及び乗物の前進速度センサ
40からの出力信号に基づいて求められる。これら三つ
の出力信号に基づく第一の適応利得制御値F1(V)が
図9に概略図で示してある。図9に図示するように、第
一の適応利得制御値F1(V)は、三つの出力信号の各
々の特定の値に基づく低利得、中程度利得又は高利得に
等しい値である。段階128にて、段階124の第一の
合計値に段階126の第一の適応利得制御値F1(V)
を掛けて、F1(V)[KRVDTCRVDTθRVDT+K本体C
本体Z″]に等しい第六の積を得る。次に、プログラム
は段階132に進む。
【0035】段階114の答えが否定的である場合、ソ
フトウェアスイッチ800は、段階117にて、図4に
示した位置と異なる第二の位置に移動させる。次に、段
階118にて、微分信号θ’ RVDT が第二の所定値「b」
よりも大きいか否かが判断される。この所定値「b」
は、ある定数に等しい。段階118の答えが肯定的であ
る場合、ソフトウェアプログラムは、段階119に進
む。段階119にて、参照符号810で示すソフトウェ
アスイッチが段階119において、図4に図示した閉位
置となる。段階118の答えが否定的である場合、プロ
グラムは、段階120に進む。段階120にて、ソフト
ウェアスイッチ810は、図4に示した位置と異なる開
放位置となる。次に、プログラムは、段階130に進
む。段階130にて、変位センサ30の出力信号θRVDT
をKバイアスに等しい制御利得定数でスケール調整し、
KバイアスθRVDTに等しい第七の積を得る。次に、プロ
グラムは段階132に進む。
フトウェアスイッチ800は、段階117にて、図4に
示した位置と異なる第二の位置に移動させる。次に、段
階118にて、微分信号θ’ RVDT が第二の所定値「b」
よりも大きいか否かが判断される。この所定値「b」
は、ある定数に等しい。段階118の答えが肯定的であ
る場合、ソフトウェアプログラムは、段階119に進
む。段階119にて、参照符号810で示すソフトウェ
アスイッチが段階119において、図4に図示した閉位
置となる。段階118の答えが否定的である場合、プロ
グラムは、段階120に進む。段階120にて、ソフト
ウェアスイッチ810は、図4に示した位置と異なる開
放位置となる。次に、プログラムは、段階130に進
む。段階130にて、変位センサ30の出力信号θRVDT
をKバイアスに等しい制御利得定数でスケール調整し、
KバイアスθRVDTに等しい第七の積を得る。次に、プロ
グラムは段階132に進む。
【0036】段階132にて、ハンドル位置センサ40
からのθHNDで示した出力信号を比較し、該出力信号の
値が第三の所定値「c」よりも大きいか否かを判断す
る。所定値「c」は、ある定数に等しい。段階132の
答えが肯定的である場合、次に第一の論理信号を段階1
34に示すように大きく設定する。次に、プログラムは
段階148に進む。段階132の答えが否定的である場
合、次に、第一の論理信号を段階136に示すように小
さく設定する。次に、プログラムは、段階138に進
む。段階138にて、ハンドル位置センサ40からの出
力信号を微分し、θ' HND で示す信号を得る。段階140
にて、段階138の微分信号をKHNDに等しい制御利得
定数で換算し、KHNDθ′HNDに等しい第八の積を得る。
からのθHNDで示した出力信号を比較し、該出力信号の
値が第三の所定値「c」よりも大きいか否かを判断す
る。所定値「c」は、ある定数に等しい。段階132の
答えが肯定的である場合、次に第一の論理信号を段階1
34に示すように大きく設定する。次に、プログラムは
段階148に進む。段階132の答えが否定的である場
合、次に、第一の論理信号を段階136に示すように小
さく設定する。次に、プログラムは、段階138に進
む。段階138にて、ハンドル位置センサ40からの出
力信号を微分し、θ' HND で示す信号を得る。段階140
にて、段階138の微分信号をKHNDに等しい制御利得
定数で換算し、KHNDθ′HNDに等しい第八の積を得る。
【0037】次に、プログラムは、段階142に進み、
第八の積KHNDθ′HNDが第四の所定値「d」よりも大き
いか否かを判断する。所定値「d」は、ある定数に等し
い。段階142の答えが肯定的である場合、次に、第二
の論理信号を段階144に示すように大きく設定し、否
である場合、第二の論理信号を段階146に示すように
小さく設定する。次に、プログラムは段階148に進
む。
第八の積KHNDθ′HNDが第四の所定値「d」よりも大き
いか否かを判断する。所定値「d」は、ある定数に等し
い。段階142の答えが肯定的である場合、次に、第二
の論理信号を段階144に示すように大きく設定し、否
である場合、第二の論理信号を段階146に示すように
小さく設定する。次に、プログラムは段階148に進
む。
【0038】段階148にて、第一又は第二の論理信号
が大きく設定されたか否かが判断される。段階148の
答えが否定的である場合、プログラムは、段階151に
進む。段階151にて、参照符号820で示したソフト
ウェアスイッチは、図4に示した位置と異なる開放位置
に移動し、次に、プログラムは段階160に進む。段階
148の答えが肯定的である場合、ソフトウェアスイッ
チ820は、段階150にて、図4に示した位置である
閉位置になる。次に、プログラムは、段階152に進
む。段階152にて、F2(V)として示した第二の適
応利得制御値が求められる。第二の適応利得制御値F2
(V)は、乗物の前進速度センサ40からの出力信号に
基づいて求める。この信号に基づく第二の適応利得制御
値F2(V)は、図10に概略図で示してある。図10
に図示するように、第二の適応利得制御値F2(V)の
値は、乗物の前進速度センサ40からの出力信号の特定
の値に基づく低利得、中程度利得、又は高利得に等し
い。
が大きく設定されたか否かが判断される。段階148の
答えが否定的である場合、プログラムは、段階151に
進む。段階151にて、参照符号820で示したソフト
ウェアスイッチは、図4に示した位置と異なる開放位置
に移動し、次に、プログラムは段階160に進む。段階
148の答えが肯定的である場合、ソフトウェアスイッ
チ820は、段階150にて、図4に示した位置である
閉位置になる。次に、プログラムは、段階152に進
む。段階152にて、F2(V)として示した第二の適
応利得制御値が求められる。第二の適応利得制御値F2
(V)は、乗物の前進速度センサ40からの出力信号に
基づいて求める。この信号に基づく第二の適応利得制御
値F2(V)は、図10に概略図で示してある。図10
に図示するように、第二の適応利得制御値F2(V)の
値は、乗物の前進速度センサ40からの出力信号の特定
の値に基づく低利得、中程度利得、又は高利得に等し
い。
【0039】次に、プログラムは、段階154に進む。
段階154にて、加速度計60からのY″で示した出力
信号をKLATCLATに等しい制御利得定数でスケール調整
し、KLATCLATY″に等しい第九の積を得る。段階15
6にて、段階122の逆の第四の積を段階154の第九
の積と合計し、[KLATCLATY″−KRVDTC
RVDTθRVDT]に等しい第二の合計値を得る。段階158
にて、段階156の第二の合計値に段階152で計算し
た第二の適応利得制御値F2(V)を掛け、F2(V)
[KLATCLATY″−KRVDTCRVDTθRVDT]に等しい第十
の積を得る。次に、プログラムは、段階160に進む。
段階154にて、加速度計60からのY″で示した出力
信号をKLATCLATに等しい制御利得定数でスケール調整
し、KLATCLATY″に等しい第九の積を得る。段階15
6にて、段階122の逆の第四の積を段階154の第九
の積と合計し、[KLATCLATY″−KRVDTC
RVDTθRVDT]に等しい第二の合計値を得る。段階158
にて、段階156の第二の合計値に段階152で計算し
た第二の適応利得制御値F2(V)を掛け、F2(V)
[KLATCLATY″−KRVDTCRVDTθRVDT]に等しい第十
の積を得る。次に、プログラムは、段階160に進む。
【0040】段階160にて、ブレーキ圧力センサ70
からのPBRとして示した出力信号をKBRに等しい制御利
得定数でスケール調整し、KBRPBRに等しい第十一の積
を得る。段階162にて、F3(V)で示した第三の適
応利得制御値を求める。この第三の適応利得制御値F3
(V)は、乗物の前進速度センサ40からの出力信号に
基づく。この信号の第三の適応利得制御値F3(V)
は、図10に概略図で示してある。図10に図示するよ
うに、第三の適応利得制御値F3(V)の値は、乗物の
前進速度センサ40からの出力信号の特定値に基づき、
低利得、中程度利得又は高利得に等しい。段階164に
て、段階160の第十一の積に段階162の第三の適応
利得制御値F3(V)を掛け、F3(V)KBRPBRに等
しい第十二の積を得る。段階166において、スロット
ル位置センサ80からのθTHRで示した出力信号をKTHR
に等しい制御利得定数で換算し、KTHRθTHRに等しい第
十三の積を得る。段階168にて、F4(V)で示した
第四の適応利得制御値を求める。該第四の適応利得制御
値F4(V)は、乗物の前進速度センサ40からの出力
信号に基づくものである。この信号に基づく第四の適応
利得制御値F4(V)は、図10に概略図で示してあ
る。図10に示すように、第四の適応利得制御値F4
(V)の値は、乗物の前進速度センサ40からの出力信
号の特定値に従って、低利得、中程度利得又は高利得に
等しくなる。次に、プログラムは段階170に進み、こ
こで段階166の第十三の積に段階168の第四の適応
利得値F4(V)を掛け、F4(V)KTHRθTHRに等し
い第十四の積を得る。
からのPBRとして示した出力信号をKBRに等しい制御利
得定数でスケール調整し、KBRPBRに等しい第十一の積
を得る。段階162にて、F3(V)で示した第三の適
応利得制御値を求める。この第三の適応利得制御値F3
(V)は、乗物の前進速度センサ40からの出力信号に
基づく。この信号の第三の適応利得制御値F3(V)
は、図10に概略図で示してある。図10に図示するよ
うに、第三の適応利得制御値F3(V)の値は、乗物の
前進速度センサ40からの出力信号の特定値に基づき、
低利得、中程度利得又は高利得に等しい。段階164に
て、段階160の第十一の積に段階162の第三の適応
利得制御値F3(V)を掛け、F3(V)KBRPBRに等
しい第十二の積を得る。段階166において、スロット
ル位置センサ80からのθTHRで示した出力信号をKTHR
に等しい制御利得定数で換算し、KTHRθTHRに等しい第
十三の積を得る。段階168にて、F4(V)で示した
第四の適応利得制御値を求める。該第四の適応利得制御
値F4(V)は、乗物の前進速度センサ40からの出力
信号に基づくものである。この信号に基づく第四の適応
利得制御値F4(V)は、図10に概略図で示してあ
る。図10に示すように、第四の適応利得制御値F4
(V)の値は、乗物の前進速度センサ40からの出力信
号の特定値に従って、低利得、中程度利得又は高利得に
等しくなる。次に、プログラムは段階170に進み、こ
こで段階166の第十三の積に段階168の第四の適応
利得値F4(V)を掛け、F4(V)KTHRθTHRに等し
い第十四の積を得る。
【0041】段階180にて、段階164の第十二の積
F3(V)KBRPBR及び段階170の第十四の積F4
(V)KTHRθTHRは、ソフトウェアスイッチ820が図
4に図示するその閉位置にある場合、段階158の第十
の積F2(V)[KLATCLATY″−KRVDTC
RVDTθRVDT]と合計し、さらに、ソフトウェアスイッチ
800が図4に図示するその第一の位置にある場合、段
階128の第六の積F1(V)[KRVDTCRVDTθRVDT+
KBODYCBODYZ″]と合計し、或は、ソフトウェアスイ
ッチ800がその第二の位置にあり、ソフトウェアスイ
ッチ810が図4に図示するその閉位置にある場合、段
階130の第七の積KBIASθRVDTと合計して、総合計値
を求める。ソフトウェアスイッチ820がその開放位置
にあるとき、段階158の第十の積F2(V)[KLAT
CLATY−KRVDTCRVDTθRVDT]は総合計値に加算しな
い。ソフトウェアスイッチ800がその第二の位置にあ
り、ソフトウェアスイッチ810がその開放位置にある
場合、第六の信号、又は第七の信号の何れも総合計値に
加算しない。この総合計値は、第三の合計値とする。段
階182に示すように、段階180の第三の合計値の最
高値は、所定の値により制限され、図2に示したドライ
ブ回路94を作動させ、これにより回転ショックアブソ
ーバ11を制御する減衰制御信号を提供する。プログラ
ムが段階182を完了した後、プログラムは、段階18
4に進み、この時点で、プログラムは段階103に復帰
し、処理サイクルを反復する。
F3(V)KBRPBR及び段階170の第十四の積F4
(V)KTHRθTHRは、ソフトウェアスイッチ820が図
4に図示するその閉位置にある場合、段階158の第十
の積F2(V)[KLATCLATY″−KRVDTC
RVDTθRVDT]と合計し、さらに、ソフトウェアスイッチ
800が図4に図示するその第一の位置にある場合、段
階128の第六の積F1(V)[KRVDTCRVDTθRVDT+
KBODYCBODYZ″]と合計し、或は、ソフトウェアスイ
ッチ800がその第二の位置にあり、ソフトウェアスイ
ッチ810が図4に図示するその閉位置にある場合、段
階130の第七の積KBIASθRVDTと合計して、総合計値
を求める。ソフトウェアスイッチ820がその開放位置
にあるとき、段階158の第十の積F2(V)[KLAT
CLATY−KRVDTCRVDTθRVDT]は総合計値に加算しな
い。ソフトウェアスイッチ800がその第二の位置にあ
り、ソフトウェアスイッチ810がその開放位置にある
場合、第六の信号、又は第七の信号の何れも総合計値に
加算しない。この総合計値は、第三の合計値とする。段
階182に示すように、段階180の第三の合計値の最
高値は、所定の値により制限され、図2に示したドライ
ブ回路94を作動させ、これにより回転ショックアブソ
ーバ11を制御する減衰制御信号を提供する。プログラ
ムが段階182を完了した後、プログラムは、段階18
4に進み、この時点で、プログラムは段階103に復帰
し、処理サイクルを反復する。
【0042】線93上の減衰制御信号が段階180から
の第三の合計値の関数として変化することは明らかであ
り、該合計値は、又四つの信号成分の関数として変化す
る。これら四つの信号成分は、第十四の積である段階1
70からの信号、第十二の積である段階164からの信
号、ソフトウェアスイッチ820からの信号、及びソフ
トウェアスイッチ800からの信号であるこれら四つの
信号成分を説明するため、段階170からの信号は、I
アクセル、段階164からの信号はIブレーキ、ソフト
ウェアスイッチ820からの信号はIコーナ、ソフトウ
ェアスイッチ800からの信号はIライドでそれぞれ表
示する。又、段階180からの第三の合計値は、I合計
値として示す。このように、I合計値=Iアクセル+I
ブレーキ+Iコーナ+Iライドとなる。四つの信号成分
の各々は、以下に特に詳細に説明する。
の第三の合計値の関数として変化することは明らかであ
り、該合計値は、又四つの信号成分の関数として変化す
る。これら四つの信号成分は、第十四の積である段階1
70からの信号、第十二の積である段階164からの信
号、ソフトウェアスイッチ820からの信号、及びソフ
トウェアスイッチ800からの信号であるこれら四つの
信号成分を説明するため、段階170からの信号は、I
アクセル、段階164からの信号はIブレーキ、ソフト
ウェアスイッチ820からの信号はIコーナ、ソフトウ
ェアスイッチ800からの信号はIライドでそれぞれ表
示する。又、段階180からの第三の合計値は、I合計
値として示す。このように、I合計値=Iアクセル+I
ブレーキ+Iコーナ+Iライドとなる。四つの信号成分
の各々は、以下に特に詳細に説明する。
【0043】信号成分Iアクセルは、数学的に次式で表
される。
される。
【0044】 Iアクセル=F4(V)KTHRθTHR ここで、F4(V)は、上述の段階168で説明した第
四の適応利得制御値である。
四の適応利得制御値である。
【0045】KTHRは、上述の段階166のスロットル
位置センサ80に関係する制御利得定数である。
位置センサ80に関係する制御利得定数である。
【0046】θTHRは、スロットル位置センサ80から
の出力信号である。
の出力信号である。
【0047】信号成分Iブレーキは、数学的に次式で表
される。
される。
【0048】 Iブレーキ=F3(V)KBRθBR ここで、F3(V)は、段階162で説明した第三の適
応利得制御値である。
応利得制御値である。
【0049】KBRは、上述の段階160のブレーキ圧力
センサ70に関係する制御利得定数、θBRはブレーキ圧
力センサ70からの出力信号である。
センサ70に関係する制御利得定数、θBRはブレーキ圧
力センサ70からの出力信号である。
【0050】信号成分Iコーナは、数学的に次式で表さ
れる。
れる。
【0051】 Iコーナ=F2(V)[KLATCLATY″−KRVDTCRVDTθRVDT] ここで、F2(V)は、段階152で説明した第二の適
応利得制御値である。
応利得制御値である。
【0052】KRVDTCRVDTは、上述の段階120の変化
センサ30に関係する制御利得定数である。
センサ30に関係する制御利得定数である。
【0053】θRVDTは、変位センサ30からの出力信号
である。
である。
【0054】KLATCLATは、上述の段階154の加速度
計60に関係する制御利得定数である。
計60に関係する制御利得定数である。
【0055】Y″は、加速度計60からの出力信号であ
る。
る。
【0056】制御利得定数KRVDTCRVDTは、更に次式で
表わすことが出来る。
表わすことが出来る。
【0057】
【数1】 ここで、 K2は、ある定数、 aは、回転ショックアブソーバ11のシャフト916か
らそのコイルばね(図示せず)の中心線までの水平寸法
である。
らそのコイルばね(図示せず)の中心線までの水平寸法
である。
【0058】制御利得定数KLATCLATは、更に次式で表
わすことが出来る。
わすことが出来る。
【0059】
【数2】 ここで、 K1は、ある定数、 hは、乗物のロール中心から乗物の重心までの垂直寸
法、 w1は、乗物の総重量、 gは、重力加速度、 aは、制御利得定数KRVDTCRVDTに関して上述した水平
寸法、 dは、上述の段階142で説明した二つの回転ショック
アブソーバのシャフト間の側部から側部への水平寸法で
ある。
法、 w1は、乗物の総重量、 gは、重力加速度、 aは、制御利得定数KRVDTCRVDTに関して上述した水平
寸法、 dは、上述の段階142で説明した二つの回転ショック
アブソーバのシャフト間の側部から側部への水平寸法で
ある。
【0060】信号成分Iライドは、数学的に次式で表さ
れる。
れる。
【0061】 Iライド= IJOUNCE (Z′[aθ′RVDT] <0 の場合) IREBOUND (Z′[aθ′RVDT] >0 の場合) ここで、
【数3】 IJOUNCE= 0 (θ'RVDT <b の場合) KBIASθRVDT (θ'RVDT >b の場合)
【数4】 ここで、K3及びK4は定数、 Z″は、加速度計20からの出力信号、 θRVDTは、変化センサ30からの出力信号、 a、は制御利得KRVDTCRVDTに関して上述した水平寸
法、θ' RVDT は、段階104で説明した変化センサ30の積
分出力信号 KBIASは、上述の段階130の変化センサ30に関係す
る制御利得定数、 bは、上述の段階118で説明した所定の定数、 F1(V)は、上述の段階126で説明した第一の適応
利得制御値、 K5及びK6は、定数、 W2は、乗物のコーナ重量である。
法、θ' RVDT は、段階104で説明した変化センサ30の積
分出力信号 KBIASは、上述の段階130の変化センサ30に関係す
る制御利得定数、 bは、上述の段階118で説明した所定の定数、 F1(V)は、上述の段階126で説明した第一の適応
利得制御値、 K5及びK6は、定数、 W2は、乗物のコーナ重量である。
【0062】
【発明の効果】上述の方法で発生される信号93の減衰
制御信号に応答して回転ショックアブソーバ11を制御
することにより、多数の利点が得られる。その一つの利
点は、回転ショックアブソーバ11の減衰特性を任意の
乗物における及び/又は路面状態下で調節可能であり且
つ運動力学的に制御可能な点である。別の利点は、より
快適な乗心地が得られ且つ乗物の操縦性が向上すること
である。乗物の操縦性が向上すれば、乗物の安全性が増
す。更に別の利点は、回転ショックアブソーバ11の作
動が速度から独立している、即ち、回転ショックアブソ
ーバ11が作動するためには、乗物本体と乗物車輪との
相対的動作が変化する必要がない点である。
制御信号に応答して回転ショックアブソーバ11を制御
することにより、多数の利点が得られる。その一つの利
点は、回転ショックアブソーバ11の減衰特性を任意の
乗物における及び/又は路面状態下で調節可能であり且
つ運動力学的に制御可能な点である。別の利点は、より
快適な乗心地が得られ且つ乗物の操縦性が向上すること
である。乗物の操縦性が向上すれば、乗物の安全性が増
す。更に別の利点は、回転ショックアブソーバ11の作
動が速度から独立している、即ち、回転ショックアブソ
ーバ11が作動するためには、乗物本体と乗物車輪との
相対的動作が変化する必要がない点である。
【0063】本発明の上記説明から、当業者には、改良
点、変更及び応用例が明らかであろう。当業者の案出可
能なかかる改良、変更及び応用例は、特許請求の範囲に
包含することを意図するものである。
点、変更及び応用例が明らかであろう。当業者の案出可
能なかかる改良、変更及び応用例は、特許請求の範囲に
包含することを意図するものである。
【図1】本発明に従い構成した制御装置を内蔵する乗物
の懸架装置の概略図的なブロック図である。
の懸架装置の概略図的なブロック図である。
【図2】図1の乗物の懸架装置内の制御装置の一部の概
略図的なブロック図である。
略図的なブロック図である。
【図3】本発明に従い減衰制御信号を発生する図2の制
御装置の制御段階を示すソフトウェアのフロー線図であ
る。
御装置の制御段階を示すソフトウェアのフロー線図であ
る。
【図4】本発明に従い減衰制御信号を発生する図2の制
御装置の制御段階を示すソフトウェアのフロー線図であ
る。
御装置の制御段階を示すソフトウェアのフロー線図であ
る。
【図5】本発明による図3の制御段階の順序を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】本発明による図3の制御段階の順序を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】本発明による図3の制御段階の順序を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】本発明による図3の制御段階の順序を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図9】図3の特定の制御段階に関係する適応利得制御
の線図である。
の線図である。
【図10】図3のその他の制御段階に関係する別の適応
利得制御の線図である。
利得制御の線図である。
【図11】図2の制御装置により制御可能な回転ショッ
クアブソーバの概略図的な線図である。
クアブソーバの概略図的な線図である。
【図12】図11の略線8−8に沿った断面図である。
10 乗物懸架装置 11、12、13、14 ショックアブソーバ 15 ECU 16 デジタル
信号プロセッサ 17 記憶装置 18 システム
ロック 20、30、40、50、60、70、80 リモート
センサ 97 ラップトップコンピュータ 900 回転ショックアブソーバ 914 ハウジ
ング 915 本体部分 916 シャフ
ト 918 懸架アーム 920 懸架ア
ーム 948 電磁石 950 電磁石 962、964、966、968 ロータ羽根
信号プロセッサ 17 記憶装置 18 システム
ロック 20、30、40、50、60、70、80 リモート
センサ 97 ラップトップコンピュータ 900 回転ショックアブソーバ 914 ハウジ
ング 915 本体部分 916 シャフ
ト 918 懸架アーム 920 懸架ア
ーム 948 電磁石 950 電磁石 962、964、966、968 ロータ羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・エフ・ピンコズ アメリカ合衆国ミシガン州48346,クラ ークストーン,ウッドクリーク・トレイ ル 5316 (56)参考文献 特開 昭62−253507(JP,A) 特開 平3−253417(JP,A) 特開 平4−321828(JP,A) 特開 平2−296024(JP,A) 特開 昭63−192605(JP,A) 特開 平3−217309(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 乗物本体と乗物車輪との間に接続可能な
ダンパであり、磁界応答性の流体を有しているダンパの
電磁石のコイルを通し流す電流の量を制御する装置にし
て、 スロットル位置を検出し且つその位置を示す信号を提供
するスロットル位置センサと、 ブレーキ圧力を検出し且つその圧力を示す信号を提供す
るブレーキ圧力センサと、 前記乗物本体と前記乗物車輪との間の変位を検出し且つ
その変位を示す信号を提供する位置センサと、 乗物本体の垂直加速度を検出し且つその加速度を示す信
号を提供する第一の加速度センサと、 前記乗物本体の横加速度を検出し且つその加速度を示す
信号を提供する第二の加速度センサと、 (i)前記スロットル信号の関数として変化する第一の
信号と、(ii)前記ブレーキ圧力の信号の関数として
変化する第二の信号と、(iii)前記位置信号及び前
記垂直加速度信号の関数として変化する第三の信号と、
(iv)前記位置センサ及び前記横加速度信号の関数と
して変化する第四の信号と、を処理するプロセッサであ
って、前記第一、第二、第三及び第四の信号の合計値の
関数として変化する連続的なアナログ制御信号を提供す
るプロセッサと、 前記プロセッサからの前記連続的なアナログ制御信号を
前記ダンパの前記電磁石に付与し該電磁石の前記コイル
を通して流れる電流の量を制御しこれにより前記磁界応
答性の流体のせん断抵抗を制御しこれにより乗物本体と
乗物車輪との間に作用する減衰力の大きさを制御するド
ライブ回路と、を備えることを特徴とする制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の制御装置にして、車輪
のハンドルの位置を検出し且つその位置を示す信号を提
供するハンドル位置センサを更に備え、前記第四の信号
が、前記ハンドル位置信号の関数として変化することを
特徴とする制御装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の制御装置にして、乗物
の前進速度を検出し且つその速度を示す信号を提供する
乗物の前進速度センサを更に備え、前記第二、第三及び
第四の信号が、前記前進速度信号の関数として変化する
ことを特徴とする制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/833,539 US5367459A (en) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | Apparatus for controlling dampers in a vehicle suspension system |
US833539 | 1992-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05338423A JPH05338423A (ja) | 1993-12-21 |
JP2803013B2 true JP2803013B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=25264693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5023008A Expired - Fee Related JP2803013B2 (ja) | 1992-02-10 | 1993-02-10 | 乗物の懸架装置内のダンパを制御する装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5367459A (ja) |
JP (1) | JP2803013B2 (ja) |
DE (1) | DE4303931C2 (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5922039A (en) * | 1996-09-19 | 1999-07-13 | Astral, Inc. | Actively stabilized platform system |
JP3906399B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2007-04-18 | 株式会社日立製作所 | サスペンション制御装置 |
US6082719A (en) | 1998-05-12 | 2000-07-04 | Trw Inc. | Spacecraft antenna vibration control damper |
US5984385A (en) * | 1998-05-12 | 1999-11-16 | Trw Inc. | Active ERM damper for spacecraft telescoping structures |
US6138998A (en) * | 1998-05-12 | 2000-10-31 | Trw Inc. | Spacecraft antenna slew control systems |
GB9822520D0 (en) | 1998-10-16 | 1998-12-09 | Rover Group | Vehicle suspension |
DE10029010B4 (de) * | 1999-06-22 | 2008-06-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota | Einrichtung zum Steuern von Aufhängungsstoßdämpfern bei Fahrzeugen auf Grundlage eines Scheindämpfungssystems |
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US6625504B2 (en) | 2001-03-22 | 2003-09-23 | Honeywell International Inc. | Auxiliary power unit engine monitoring system |
US6892864B2 (en) * | 2001-10-16 | 2005-05-17 | Delphi Technologies, Inc. | Temperature compensation for magnetorheological fluid dampers |
WO2003072376A2 (en) * | 2002-02-21 | 2003-09-04 | Dana Corporation | Vehicle dynamics control system |
US6702221B2 (en) | 2002-05-07 | 2004-03-09 | Northrop Grumman Corporation | Magnetorheological fluid actively controlled bobbin tensioning apparatus |
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KR100724265B1 (ko) * | 2003-09-30 | 2007-05-31 | 주식회사 만도 | 차량의 현가시스템 및 그 제어방법 |
ITMI20071417A1 (it) * | 2007-07-16 | 2009-01-17 | Piaggio & C Spa | Metodo di stima della corsa della sospensione di un veicolo ed apparato implementante lo stesso |
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CN102414037B (zh) * | 2009-07-08 | 2014-11-05 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用减振器系统 |
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