JP2802652B2 - データ写し込み装置を備えたカメラ - Google Patents

データ写し込み装置を備えたカメラ

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JP2802652B2
JP2802652B2 JP1232429A JP23242989A JP2802652B2 JP 2802652 B2 JP2802652 B2 JP 2802652B2 JP 1232429 A JP1232429 A JP 1232429A JP 23242989 A JP23242989 A JP 23242989A JP 2802652 B2 JP2802652 B2 JP 2802652B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデータ写し込み装置を備えたカメラに関す
る。
(従来技術) 日付や時刻などを背面または前面からフィルム上に写
しこむデータ写し込み装置は従来より知られている。ま
た写し込まれる部分の露光状態によってはデータが良好
に写し込まれない場合があるので、データははっきり写
込むため、マスク(減光手段または遮光手段)を用いて
データを写込む部分の被写体光をさえぎる方式も知られ
ている。
一方、写し込まれるデータの種類も多様化し、最近で
は日付などに加えて撮影地や撮影内容などについて簡単
なコメント(ハコネ、タンジョウビなど)も写し込める
カメラが実用化されている。たとえば、本願出願人も先
にフィルムを1コマ移送する間に複数回停止させ、フィ
ルムが停止したときに所定のデータを写し込むようにし
て、簡単な構成で多くのデータをフィルムに写しこむこ
とができるデータ写し込み装置を備えたカメラを提案し
ている(特願昭63−73210号参照)。ここで写し込まれ
るコメントはたとえば英数文字やカタカナ、ひらがなな
どから構成され、限られた字数の範囲内で撮影者が任意
に書込めるようになっている。したがってコメントの長
さは制限字数の範囲内でまちまちである。
この種のカメラに上記減光手段を用いる場合、従来技
術によれば写し込みデータの最大限の長さに合せてマス
クを作ることになるが、そうすると、データが日付や時
間だけでコメントがない場合でも、あるいはコメントは
あるがそれが短いときも長いときも常に最大長のマスク
で覆ってしまうことになる。そのため、できあがった写
真ではデータ部分より余計に長くマスクされてしまい、
見映えが悪いばかりでなく被写体部分に不必要に隠して
しまうことになる。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、写し
込み文字数が撮影者の設定により変化するカメラにおい
て、減光手段が適確に機能させることを目的し、そのた
め減光手段で覆われる部分を写し込み文字数に応じて変
化させるように構成した。なお、ここで「写し込み文字
数」という場合の「文字」という語句は、この明細書全
体にわたって、英数字や記号も含むものとして用いられ
ている。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明によるデータ写し込み装置を備えたカ
メラの一実施例の機構部分を示す概略図である。ここで
は前掲のカメラ(特願昭63−73210号)を例にとった。
われわれはこのタイプを「給送連動写し込み」方式と呼
んでいるが、本発明はもちろんこのタイプに限られるも
のではない。
第1図はカメラを裏蓋側から見たもので(ただし裏蓋
は省略)、1はカメラ本体、2はレリーズボタン、3は
ファインダ、4はストロボ、5はパトローネ室、6は撮
影光学系、7は画枠、8はフィルム巻上げリールであ
る。
ファインダ3と画枠7との間にはねじ棒9が回動自在
に軸支され、ねじ棒9にはナット10,11が螺合してい
る。ナット10には連結棒を介して減光手段であるマスク
12が取り付けられ、このマスク12はデータ写し込み時に
画枠7内に突出してデータ写し込み部分の被写体光を遮
断または減光する。同様に、ナット11には連結棒を介し
て減光手段であるマスク13が取り付けられ、このマスク
13はマスク12と連動してファインダ3内に突出して撮影
画面上におけるマスク13の画面上の位置を表示する。マ
クク12,13は、たとえば光を遮断または減光する可とう
性のあるフィルム部材で構成されるが、各マスクの機能
を考慮して適当な材質を選択するとよい。
ねじ棒9にはギア14が固定され、ギア14は伝達ギア15
を介してステッピングモータ16と連絡されている。モー
タ16が正転すると、ねじ棒9が回転され、各マスク12,1
3は第1図に矢印で示すように突出方向に移動し、モー
タ16が逆転すると各マスクは退避方向に移動する。マス
クは不要なときは図示されていないポジションセンサで
検出させる退避位置(初期位置)まで移動され、その位
置で待機する。
第2図はフィルムが装填されたときの状態を示す断面
図で、フィルムFの背面のデータ写し込み部分には、圧
板31に設けられた写し込み穴を通して写し込みモジュー
ル32からの照射光が当てられる。このときマスク12は図
に示すように遮光枠33内に突出して、データ写し込み部
分の位置の被写体光を遮断または減光する。
第3図は実施例の回路構成の概略を示すブロック線図
であり、メインスイッチS0がONするとトランジスタQ1
導通して、バッテリ41から電源回路42に給電され、そこ
からマイコン(マイクロコンピュータ)43へ定電圧およ
びリセット信号が与えられる。そしてマイコン43の出力
端子PHはトランジスタQ2のベースと接続されていて、PH
からHレベルの信号が出力されるとトランジスタQ2が導
通しスイッチS0に関係なくトランジスタQ1が導通してマ
イコン43への電源が自己保持される。
44は後で詳しく説明する写し込みモジュールであり、
マイコン43の出力端子CTLからこの写し込みモジュール4
4の動作を制御する信号が出力される。CTL=0のときが
写し込みモードであり、CTL=1のときには写し込みが
禁止される。またマイコン43のTrg端子からのトリガ信
号によって写し込みが行なわれる。45はステッピングモ
ータ16を駆動制御するマスク制御回路、46は被写体輝度
を測定する測光回路、47は被写体までの距離を測定する
測距回路、48は測距結果に基づいて撮影光学系を移動さ
せるレンズ駆動回路、49はジャッタ開閉および開時間を
制御するシャッター制御回路、50はフィルムの巻上げ、
巻戻しを制御するフィルム給送回路である。
またスイッチ類として、S1,S2は2段階式のスイッチ
であり、レリーズボタン2を1段押し下げるとS1がON
し、さらにもう1段押し下げるとS1,S2共にONする。SB
はカメラの裏蓋が閉じているときはON、開けるとOFFに
なるスイッチ、SSPはフィルムの移送に応じてON,OFFす
るスイッチである。SSPはフィルムの1コマの移送でON,
OFFのパルスを2個出力し、フィルムが半コマの移送さ
れたときON,OFFのパルスを1個出力する。SDはデータ写
し込みモードのときONするスイッチである。
写し込みモジュール44はカメラの裏蓋に取付けられ、
デート機構、コメント制御機構、写し込み用光源および
LCD、マイコン、入力装置、表示LCDなどから構成されて
いる。
第4図はそのモジュールをカメラの裏蓋に取り付けた
状態で示す外観図であり、裏蓋51には表示LCD52、ダイ
ヤル53、各キースイッチM,L,Sが取り付けられている。5
2aは表示LCD52の上側に6個設けられたコメント番号表
示である。また表示LCD52にはデート(年月日または時
刻)およびコメントが表示される。モジュールのマイコ
ン内のメモリには1番から5番までの5種類のコメント
を記憶することができ、記憶されたコメントはコメント
選択キーMの操作により呼び出すことができる。すなわ
ちコメント選択キーMを押すごとに表示LCD52に1番か
ら順にコメントが表示され、その際、該当する番号のコ
メント番号表示52aが点灯して今何番のコメントが呼び
出されているかが表示される。またコメント番号表示52
aを「ナシ」の位置にするとコメントは表示されずまた
コメントの写し込みも行われない。
ダイヤル53は数字(1,2,3…)、キャラクター(A,B,C
…)および記号( #,☆,…)を入力するためのもので、へこみ部53aを
指で押えて右回転すると英数字および記号がUP方向(A,
B,C…)に変化して表示LCD52に表示される。またダイヤ
ル53を左回転させると英数字および記号がDOWN方向(C,
B,A…)に変化する。入力文字としては上記に限らず、
さらに平仮名や片仮名が選択できるようにしてもよい。
表示LCD52に表示されたデートおよびコメントの内容が
モジュール内に別に設けられた写し込みLCDによりフィ
ルムに写し込まれる。
写し込みLCDは1度にたとえば10文字まで写し込むこ
とができ、給送連動写し込み方式ではフィルムを半コマ
だけ巻き上げたところで、もう1度写し込むから合計で
20文字まで写し込むことができる。したがって写し込ま
れるデータとしては、たとえば (1)コメントだけ1〜10文字 (2)デートだけ (3)コメントだけ11〜20文字(ダブルコメント) (4)コメント1〜10文字およびデートの組み合わせ の4つのパターンがある。
(1)および(2)は従来の写し込みと変わるところ
はなく、レリーズ後、コメントまたはデートを写し込ん
だ後はフィルムを1コマ巻きあげる。フィルム上には第
5図(イ)に示すように写し込まれる。(3)および
(4)は給送連動独特の写し込みであり、レリーズ後、
コメントまたはデートを写し込んだ後にフィルムを半コ
マ分巻き上げたところで停止し、そこでさらにコメント
を写し込む。パターン(4)であれば第5図(ロ)のよ
うに写し込まれる。
写し込みモジュール44からは、カメラ本体のマイコン
43のデータ端子D1〜D5に写し込みデータの種別について
次のような信号が送られる。
次に第6図のフローチャートに基づいて実施例の動作
を説明する。
まずメインスイッチS0が投入されると、マイコン43の
出力端子PHに「1」が出力され(F−1)、電源を自己
保持する。次にスイッチSBにより裏蓋が開いているかど
うかをみて(F−2)、開いていればマイコン43の出力
端子CTLに「1」を出力して(F−3)、写し込みを禁
止する。このときマスク12,13が退避位置になければモ
ータ16を逆転させて各マスクを退避させる(F−4)。
これは裏蓋が開いている状態のときマスクが出ていると
ユーザーの指に触れたりフィルム先端に引っ掛けたりし
て損傷するおそれがあり、それを防止するためである。
ステップ(F−2)で裏蓋が閉じていれば、スイッチ
SDをみて(F−5)、それがONであれば、マイコン43の
出力端子CTLに「0」を出力して(F−6)写し込みモ
ードにする。次いで写し込みモジュールからの文字数デ
ータに変化がないかどうかをみて(F−7)、変化があ
ればそれに応じてマスクを制御する(F−8)。たとえ
ば文字数が増えたときはその増分に応じた駆動パルスを
マスク駆動回路から出力し、モータ16を正転させてマス
クをその分だけ突出させ、逆に文字数が減ったときはそ
の分だけマスクを引っ込める。要するにマスクの長さが
文字数と一致するようにする。
次のレリーズボタン2が押されてS1がONしたら(F−
9)、測距・測光を行ない(F−10)、次いでスイッチ
S2をみて(F−11)、それがOFFなら、S1をチェックし
(F−12)、S1もOFFならステップ(F−9)へ戻る。
ステップ(F−11)でS2がONであれば、次に測距値に応
じてレンズを駆動し(F−13)、さらにシャッターを駆
動して(F−14)、フィルムを露光する。続けてデータ
写し込み・フィルム給送のサブルーチンを実行する(F
−15)。
第7図はステップ(F−15)のサブルーチンの詳細を
示したもので、このフローチャートに用いられている記
号は次のように定義される。
またM1,M2はフィルム給送回路49を制御するマイコン
側の出力端子であり、ここからの出力信号により下表に
示す制御が行なわれる。
まずステップ(S−1)においてトリガ信号がデータ
写し込みモジュール44へ出力され、データ写し込みが行
なわれる。ステップ(S−2)においてマイコン43のデ
ータ端子5に入力される写し込みモジュール44からの信
号によって、給送連動かどうか判断される。すなわち第
12頁の表にもとづいてD5=1のときは給送連動写し込み
であり、D5=0のときは通常の写し込みであると判断す
る。ステップ(S−2)においてD5=0のときは、フィ
ルムを半コマ移送し(S−3)、さらに続けて半コマ移
送し(S−4)結局続けて1コマ分フィルムを巻き上げ
る。ステップ(S−2)においてD5=1すなわち給送連
動写し込みのときは、まずフィルムを半コマ移送し(S
−5)、次いで残りのデータを写し込み(S−6)、そ
の後さらに半コマ移送する(S−7,S−4)。
第6図に戻って、ステップ(F−16)でスイッチS1を
みて、それがOFFになったらメインスイッチS0をみて
(F−17)、それがONであればステップ(F−2)に戻
るが、OFFになったらマイコン43の出力端子CTLを「1」
にして(F−18)写し込みモードを解除する。そしてモ
ータ16を逆転させてマスクを退避させ(F−19)、マイ
コン43の端子PHを「0」にして(F−20)電源を切る。
メインスイッチS0がOFFのときにマスクを退避させるの
は、マスクが出たままにしておくと、メインスイッチを
切って裏蓋を開けたときに、この実施例では裏蓋の開け
てもマイコン43は起動しないので、マスクは引っ込まな
いで出たままとなり損傷を受けるおそれがあるからであ
る。このように本実施例ではステップ(F−4)および
(F−19)を実行することによって、ユーザーが裏蓋を
開けたときはマスクは既に退避した状態になっている。
以上のようにすれば、たとえば写し込みデータがデー
ト情報だけの場合、第5図(イ)のAに示すようにデー
トの部分は被写体光が遮断または減光され、デート情報
がはっきりみえる。またこれと連動して第8図(イ)に
示すようにファインダ3内に遮光部分の位置を示すマス
ク13があらわれ、撮影者は隠される部分がわかるのでフ
レーミングを行なうとき便利である。写し込み文字の長
さが変化しても、マスクが制御されて第5図(ロ)のB
に示すように、遮光部分が写し込み文字の長さとちょう
ど合うように変化する。そしてファインダ内のマスク13
も第8図(ロ)に示すように同様に変化して遮光位置を
表示する。
上記実施例ではマスク12,13としてフィルム部材を用
いたが、その代りにLCD(液晶表示装置)を利用しても
よい。第9図はその一例を示すもので、同図(イ)はフ
ァインダ用のLCDを示し、(ロ)は画枠用のLCDを示し、
(ハ)は各LCDのカメラ内の配置を示している。図にお
いて先行図と同じ参照番号は同じ構成部分を示してい
る。LCD61,62は複数のセグメント61a,62aから構成さ
れ、これらセグメントを写し込み文字数に応じた個数だ
け駆動して、LCD62の場合は被写体光を遮光または減光
し、LCD61はLCD62によって遮光または減光された部分を
ファインダ内に表示する。
第10図ないし第12図は本発明の他の実施例を示したも
ので、図中、第1の実施例と同じ構成部分については同
じ参照番号を付してある。
第1の実施例では、マスクを文字数に応じて伸縮させ
たが、ここでは短いマスク71と長いマスク72の2つのマ
スクを設けでいる。データ写し込みのないときは、第10
図に示すように両マスク71,72共に画枠7の上方へ退避
させ、データ写し込みがあって給送連動写し込みでない
ときは第11図に示すようにマスク71だけを画枠内へ突出
させる。また給送連動写し込みのときは第12図に示すよ
うにマスク71,72共に突出させる。各マスク71,72は第2
図の場合と同様に遮光枠33に形成されたスリットの間か
ら露光部へ突出される。またマスク71,72の動作と連動
して、ファインダ3内にも、通常の写し込み用の短めの
マスク73および給送連動写し込み用の長めのマスク74が
それぞれ出入りする。
マスク71は互いに平行なリンク75,76によってギア77,
78の回転軸とそれぞれ連結されている(第10図ではリン
クを直線で略式に示してある)。ギア77,78は互いに噛
合しギア78はさらにギア79と噛合している。ギア79に
は、それを手動操作によって回転させるためのつまみ79
aが設けられている。またファインダ3に設けられたマ
スク73は互いに平行なリンク80,81によってギア77の回
転軸およびカメラ本体に設けられたボス82とそれぞれ連
結されている。
第13図は各ギアとリンクとの結合機構を示す断面図で
り、図の89,90はフリクションバネである。リンク76は
フリクションバネ89によってギア78とフリクション(摩
擦)によって結合され、リンク75はギア77の回転軸に回
動自在に取付けられ、リンク80はフリクションバネ90に
よってギア77とフリクション結合され、リンク81はボス
81に回動自在に取付けられている。図のEはギアやリン
クを取り付けるためのEリングである。
つまみ79aを回してON位置にすると各ギア79,78,77は
第10図の矢印の方向に回動し、ギアとフリクション結合
しているリンク76,80を回動させる。それによりマスク7
1,73が第11図に示すように突出する。
83,84はリンク76,81の退避方向の移動を制止するスト
ッパ、85,86はリンク75,80の突出方向の移動を制止する
ストッパである。突出したマスク71,73はこのストッパ8
5,86の作用によって制止されるが、このときギア79に余
分な回転力が加えられた場合、それは上述したフリクシ
ョン結合部分において吸収される。
SD2は写し込みモードにするためのパターンスイッチ
であり、ギア79に設けられた摺動子88の移動によってON
/OFFする。つまみ79aを回してギア79をON位置にする
と、スイッチSD2がONし写し込みモードとなるとともに
マスク71,73が突出する。
以上説明した機構のファインダ3を挟んだ向い側に
は、マスク72,74の駆動機構が設けられているが、それ
は上記機構と基本的に同じである。すなわち、リンク17
5,176,180,181は、それぞれインク75,76,80,81に対応
し、ギア177,178,179はそれぞれギア77,78,79に対応す
る。さらにストッパ183〜186はストッパ83〜86に、また
ボス182はボス82に対応している。しかし、マスク71の
場合は手動で駆動されたが、マスク72の場合ギア179は
モータ91によって駆動される。
マスク72の退避はスイッチSSによって、またその突出
はスイッチSWによって、それぞれ検出される。第10図お
よび第11図はマスク72が退避位置にあるときを示し(SS
=ON)、モータ91が正転すると、ギア179,178,177は図
の矢印で示す方向に回転してマスク72,74は第12図のよ
うに突出する(SW=ON)。
第14図は第2の実施例の回路構成を示すブロック線図
であり、図中、第3図と同じ構成部分には同じ参照符号
を付してある。図において、マイコン43の入力端子WSに
は写し込みモジュール44から給送連動写し込みかどうか
の信号が送られてくる。WS=0であれば給送連動写し込
み、WS=1のときは通常の写し込みである。
次に第15図のフローチャートの基づいて第2の実施例
の動作を説明する。なおこのフローチャートに用いられ
ている記号は第7図と同じであるが、さらに次の記号が
新たに使われている。
◎…サブルーチン:記号の右側に記載したサブルーチ
ン(Sub)を実行する。
また各スイッチのONは「0」、OFFは「1」で示し、
各ステップには( )で囲んだステップ番号を付してあ
る。
まずメインスイッチMSが投入されると、マイコン43の
出力端子PHに「1」が出力され(1)、電源を自己保持
する。次にスイッチSD2をみて(2)、SD2=0であれば
マイコン43の出力端子CTLに「0」を出力して(3)、
写し込みモードにする。SD2=1であれば、スイッチSS
をみて(4)、SS=1であれば写し込みモードでないと
きにマスク突出していることになるので、モータ91を駆
動してマスク72に退避させ(5)、出力端子CTLを
「1」にする(6)。次にWS=0すなわち給送連動写し
込みかどうかをみて(7)、そうであればスイッチSWを
チェックし(8)、SW=1であればマスク72が突出して
いないのでモータ91を駆動して突出させる(9)。ステ
ップ(7)でWS=1のとき、つまり給送連動写し込みで
ないときは、スイッチSSをみて(10)、SS=1のときは
マスク72が突出しているので、モータ91を駆動してマス
ク72を退避させる(11)。
以上のマスク制御が終了した後は通常の撮影シーケン
スが実行される。すなわち、S1がONすると(12)、測光
(13)、測距(14)が行なわれ、続いてS2がONすると
(15)、測距結果に応じてレンズが駆動され(16)、シ
ャッタが駆動されて(17)露光が行なわれ、レンズが復
帰され(18)、フィルムが巻き上げられる。
ステップ(19)では第7図に示した第1の実施例のサ
ブルーチンと同じサブルーチンが実行される。ただし、
第7図の場合はステップ(S−2)でマイコンの入力端
子D5をチェックしたが、本実施例ではマイコン43の入力
端子WSによって給送連動写し込みかどうかを判断する。
第15図に戻って、最後にS1=1になったら(20)、出
力端子PHを「0」にして(21)ステップ(2)へ戻る。
上記2つの実施例は給送連動写し込みモードを備えた
カメラの例であるが、前述したように、この発明はそれ
に限らず、従来タイプのデータ写し込み装置にも適用で
きる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明よれば、減光手段で覆わ
れる部分を写し込み文字数応じて変化させるように構成
したので、減光手段を適確に機能させることができる。
これにより減光手段によって写真の見栄えが悪くなった
り被写体部分を必要以上に隠してしまうことを防ぐこと
ができる。さらにファインダ内に減光手段で覆われる部
分の相対位置を示す手段を設けたので、撮影者はその覆
われる部分を考慮して効果的なフレーミングを行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ写し込み装置を備えたカメ
ラの一実施例の概略構成図、第2図は第1図のカメラの
一部側断面図、第3図は第1図のカメラの回路構成を示
すブロック線図、第4図は第1図のカメラの背面図、第
5図はフィルム上の減光手段で覆われる部分を示す図、
第6図および第7図は実施例の動作を説明するフローチ
ャート、第8図はファインダ内表示を示す図、第9図は
本発明の他の実施例を示す図、第10図ないし第12図は第
2の実施例の機構をそれぞれ異なる態様で示した概略線
図、第13図は第2の実施例のリンクとギアの結合構造を
示す断面図、第14図は第2の実施例の回路構成を示すブ
ロック線図、第15図は第2の実施例の動作を説明するフ
ローチャートである。 9……ねじ棒、10,11……ナット、12,13……マスク、16
……ステッピングモータ、61,62……LCD、71,72……マ
スク、75,76,80,81,175,176,180,181……リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/24 G03B 17/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影者の設定により写し込みデータを変化
    できるデータ写し込み装置と、該データ写し込み装置に
    よってデータを写し込むフィルム部分の被写体光を減光
    する減光手段とを備えたカメラにおいて、 前記データ写し込み装置によってフィルム部分に写し込
    まれる写し込みデータの部分に前記減光手段によって減
    光される部分を適合させるように前記減光手段を制御す
    る制御手段とを設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】ファインダ内に、前記減光手段によって減
    光される部分の相対位置を表示する手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記データ写し込み装置は、前記フィルム
    の裏面に設けられ、該フィルムの裏面よりデータを写し
    込むように構成したことを特徴とする請求項1または2
    に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記データ写し込み装置は、前記フィルム
    の表面に設けられ、該フィルムの表面側よりデータを写
    し込むように構成したことを特徴とする請求項1または
    2に記載のカメラ。
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EP0416902A2 (en) 1991-03-13
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