JP3315267B2 - レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置

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JP3315267B2 JP22689794A JP22689794A JP3315267B2 JP 3315267 B2 JP3315267 B2 JP 3315267B2 JP 22689794 A JP22689794 A JP 22689794A JP 22689794 A JP22689794 A JP 22689794A JP 3315267 B2 JP3315267 B2 JP 3315267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ付きフイルムユ
ニットに取り付けて、フイルム巻き上げを電動で行うた
めの、レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】誰でも簡単に写真撮影が楽しめるように
簡単な撮影機構を備え、国際標準規格ISO1007−
1979年で規定された135タイプのパトローネ付き
フイルムを予め装填したレンズ付きフイルムユニットが
よく知られている。このレンズ付きフイルムユニット
は、パトローネからフイルムを全て引き出してロール状
に巻き、このフイルムロールとパトローネとをそれぞれ
収納室内に収納している。そして、撮影後にはパトロー
ネのスプールに連結された巻き上げノブを回動すること
により、撮影済みのフイルムが全てパトローネ内に収納
されるようになっている。このようなレンズ付きフイル
ムユニットは、現在、ストロボ内蔵タイプ、パノラマ切
替えタイプ、望遠レンズタイプ等、多様な種類の製品が
提供されており、形状、サイズも様々である。
【0003】ところで、レンズ付きフイルムユニット
は、1コマ撮影毎に巻き上げノブの回動操作を行うこと
で、次コマの撮影のシャッタチャージを行うようになっ
ている。このため、撮影後に巻き上げノブの回動操作を
忘れると、次に撮影を行おうとする際にはシャッターチ
ャージがされておらず撮影が不可能となり、シャッタチ
ャンスを逃してしまうことがあった。このような弊害を
解消するために、従来のレンズ付きフイルムユニットに
写真フイルム巻き上げ用のモータ等を内蔵させ、電動で
1コマ撮影毎に写真フイルムを巻き上げるようにした、
フイルム巻き上げ装置内蔵タイプのレンズ付きフイルム
ユニットも提案されている。
【0004】しかし、フイルム巻き上げ装置をレンズ付
きフイルムユニットに内蔵してしまうと、製造コストは
格段に増大し、製品価格の大幅な上昇は避けられない。
本来、ローコストで提供されることが最大の特長の1つ
であるレンズ付きフイルムユニットにおいては、このよ
うな製品価格の大幅な上昇は、大きな問題となる。ま
た、レンズ付きフイルムユニット本体のリサイクルを前
提として、フイルム巻き上げ装置の交換部品のコストの
みを製品に転嫁した場合、今度は、レンズ付きフイルム
ユニット本体の回収が円滑に行われず、リサイクル率が
低下する可能性が高い。
【0005】そのため、フイルム巻き上げ装置だけを繰
り返し利用できるように、レンズ付きフイルムユニット
から分離して単独の製品として提供し、ユーザーが必要
に応じて、この外付けのフイルム巻き上げ装置を従来の
レンズ付きフイルムユニットに装着して使用することが
考えられている。このような、レンズ付きフイルムユニ
ットから分離された外付けのフイルム巻き上げ装置とし
て、例えば、特開平5−297441号公報には、レン
ズ付きフイルムユニットに着脱自在に取り付けられ、巻
き上げノブに噛合する駆動ギヤとこの駆動ギヤを駆動す
るモータとを備えたフイルム巻き上げ装置が提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、レンズ付きフイルムユニットは、その種類に
よって形状、サイズも様々であり、上述したようなフイ
ルム巻き上げ装置は、駆動ギヤと巻き上げノブとを確実
に噛合させるために、特定の種類のレンズ付きフイルム
ユニットの専用フイルム巻き上げ装置とならざるを得な
い。このため、フイルム巻き上げ装置だけを繰り返し利
用できるように単独で提供しても、装着可能なレンズ付
きフイルムユニットの種類が極めて制限されることにな
り、製品として魅力の乏しいものになってしまう。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、外形やサイズが異なる複数品種のレンズ付きフイル
ムユニットに、共通に装着して使用が可能なレンズ付き
フイルムユニット用フイルム巻き上げ装置をローコスト
に提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載したレンズ付きフイルムユニット用
フイルム巻き上げ装置は、フイルム巻き上げ装置をレン
ズ付きフイルムユニットに取り付けた状態で、巻き上げ
ノブの一部を外部に突出させるための巻き上げ用凹部の
水平段部に当接する位置規制突出部材と、前記フイルム
ユニットの底面に当接する底板とを設け、位置規制突出
部材と底板とにより、フイルム巻き上げ装置のフイルム
ユニットにおける高さ方向での取付位置を規制したもの
である。
【0009】また、請求項2記載のフイルム巻き上げ装
置は、請求項1記載の位置規制突出部材に代えて、巻き
上げ用開口の下側縁部と巻き上げノブとの間に入り、下
側縁部に当接する位置規制突出部材を設けたものであ
る。また、請求項3記載のフイルム巻き上げ装置は、巻
き上げ用凹部の水平段部に当接する第1の位置規制突出
部材と、前記巻き上げ用開口の下側縁部と巻き上げノブ
との間に入り、下側縁部に当接する第2の位置規制突出
部材とを設け、第1及び第2の位置規制突出部材と底板
とにより、フイルム巻き上げ装置のフイルムユニットに
おける高さ方向での取付位置を規制したものである。
【0010】
【作用】フイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユ
ニットに取り付けるには、取付部をフイルムユニットの
巻き上げノブ側の端部に嵌め込む。これにより、背板と
保持板とによりレンズ付きフイルムユニットが挟み込ま
れる。また、位置規制突出部材が例えば巻き上げ用凹部
の水平段部に当接するとともに、底板がフイルムユニッ
トの底面に当接する。これにより、フイルムユニットの
高さ方向における取付位置に規制され、フイルム巻き上
げ装置の駆動ギアとフイルムユニットの巻き上げノブと
が噛み合った状態になり、この状態が保持される。位置
規制突出部材は、各タイプのレンズ付きフイルムユニッ
トに共通である底板からの一定位置に形成されるため、
フイルムユニットの天板と底板とを挟持して位置規制す
るものと異なり、フイルムユニットの外形状やサイズが
異なる場合でも同じフイルム巻き上げ装置を用いること
ができる。また、レンズ付きフイルムユニットの天板や
シャッタボタンが覆われることがないため、シャッタボ
タンを直接押すことができ、操作感が変わることがな
い。
【0011】
【実施例】図1は、本発明を実施したフイルム巻き上げ
装置と、このフイルム巻き上げ装置が装着されるレンズ
付きフイルムユニットの一例を示す斜視図である。ま
た、図2は、図1のフイルム巻き上げ装置をレンズ付き
フイルムユニットに装着した状態を示す斜視図である。
レンズ付きフイルムユニット3は、撮影装置等が組み込
まれ、未露光の写真フイルムを内蔵したユニット本体4
と、このユニット本体4を包むとともに各部を露呈する
ための開口が形成された紙箱5とから構成されている。
【0012】ユニット本体4の前面側には、ほぼ中央付
近に撮影レンズ6が露呈している。撮影レンズ6の上方
には、撮影範囲を確認するためのファインダ装置7が設
けられている。ファインダ装置7の側方には、ストロボ
装置を構成するストロボ発光部8が設けられており、そ
の下方には、ストロボ装置に充電を行う充電開始スイッ
チ9が配置されている。
【0013】また、ユニット本体4の薄型化を図るため
に、パトローネを収納するパトローネ収納室はユニット
本体4の前面よりも若干突出され、レンズ付きフイルム
ユニット3を撮影時に保持する際のグリップ16とな
る。
【0014】ユニット本体4の上面には、シャッタレリ
ーズを行うシャッタボタン11が一体に設けられ、ま
た、フイルムの残り枚数を表示するフイルム残枚数表示
窓12や、ストロボ装置の充電完了時に点滅する充電ラ
ンプを視認するための充電確認窓13等が設けられてい
る。さらに、ユニット本体4の内部には、撮影装置と、
パトローネと、このパトローネから引き出されロール状
に巻かれた未露光の写真フイルムとが収納されている。
【0015】図3に示すように、後カバー4aの右上部
には、パトローネのスプールに噛合している巻き上げノ
ブ15を露出させるための巻き上げ用凹部21と開口2
2とが設けられている。巻き上げノブ15は外周に歯列
が形成されており、外部から回動操作可能なように、開
口22から一部が突出している。
【0016】巻き上げ用凹部21は、ユニット本体4の
上部右側の後端角部に形成されており、この巻き上げ用
凹部21に巻き上げ用の開口22から巻き上げノブ15
の一部を突出させることにより、巻き上げノブ15を親
指で回動することができるようになっている。この巻き
上げ用凹部21は、後端角部を斜めに切り取るための垂
直面21aと、この垂直面21aに連続する水平段部2
1bとから構成されている。
【0017】巻き上げ用の開口22の高さは、巻き上げ
ノブ15の厚みよりも大きくなっており、これにより図
3に示すように、開口22の下部縁部22aと巻き上げ
ノブ15との間に隙間23が形成される。
【0018】図1に示すように、フイルム巻き上げ装置
2は、レンズ付きフイルムユニット3のグリップ16側
の端部に装着される。このフイルム巻き上げ装置2は、
装置本体部30と、取付部35とから構成されている。
装置本体部30の上面には、巻き上げボタン31が設け
られている。また、図5に示すように、装置本体部30
の内部には、モータ41と、このモータ41を回転させ
る電池40と、複数個の減速ギヤからなるギアボックス
42と、巻き上げノブ15の外周に形成された歯列に噛
合して、巻き上げノブ15をフイルム巻き上げ方向に回
動させる駆動ギヤ38とが組み込まれている。そして、
これらの分だけレンズ付きフイルムユニット3よりも厚
く構成されている。このため、装置本体部30の前側は
レンズ付きフイルムユニット3の前カバーよりも前方に
円柱面状に膨らんでおり、グリップ感が得られるように
なっている。
【0019】これらの機構により、レンズ付きフイルム
ユニット3の1コマ撮影が完了した後、巻き上げボタン
31を押圧すると、モータ41が通電されて回転し、ギ
ヤボックス42と駆動ギヤ38とを介して、巻き上げノ
ブ15がフイルム巻き上げ方向に回動され、撮影済みの
フイルムの1コマ巻き上げとシャッタチャージとが行な
われる。
【0020】取付部35は、レンズ付きフイルムユニッ
ト3の底面に当接する底板32と、後カバー4aに当接
する背板33と、2本の切込みが設けられた保持板34
とからなっている。そして、底板32、背板33、保持
板34で囲まれた係合開口35aにレンズ付きフイルム
ユニット3のグリップ16が挿入されると、保持板34
の弾性力により、保持板34と背板33との間にレンズ
付きフイルムユニット3が挟持される。なお、保持板3
4の先端には突条34aが設けられており、レンズ付き
フイルムユニット3が取付部35から容易に脱落するこ
とを防止している。
【0021】背板33の上部には、位置規制突出部材で
ある規制リブ36と、補強リブ37とが各々一体に設け
られている。規制リブ36は三角形の突条であり、フイ
ルム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユニット3に取
付けた状態で、後カバー4aの水平段部21bに当接す
る位置に形成されている。この規制リブ36と底板32
により、フイルム巻き上げ装置2のレンズ付きフイルム
ユニット3への装着時の上下方向における装着位置の規
制がなされる。
【0022】また、後カバー4aに一体に形成された突
条である補強リブ37は、図4に示すように、フイルム
巻き上げ装置2のレンズ付きフイルムユニット3への装
着時に、開口22の下側縁部22aと巻き上げノブ15
の下面とにより形成される隙間23に嵌合する。これに
より、規制リブ36と底板32によるフイルム巻き上げ
装置2の装着位置を規制するとともに、駆動ギア38周
辺を補強する。
【0023】ところで、レンズ付きフイルムユニットに
は、目的に応じてタイプの異なる幾つかの品種がある
が、内蔵される写真フイルムパトローネは周知のとおり
統一された規格品であるので、図4に示すように、これ
が収納されるレンズ付きフイルムユニット3の底面32
aと水平段部21aとの高さL1は、タイプの異なるも
のでも全て同一である。このため、規制リブ36と底板
32とにより、フイルム巻き上げ装置2のレンズ付きフ
イルムユニット3への装着位置の規制が行われれば、駆
動ギヤ38は常に正確に巻上げノブ15に噛み合うよう
になる。
【0024】次に、上記実施例の作用について説明す
る。レンズ付きフイルムユニット3に本発明のフイルム
巻き上げ装置2を取り付ける場合には、レンズ付きフイ
ルムユニット3のグリップ16側を、フイルム巻き上げ
装置2の係合開口35aに押し込む。これにより、保持
板34がグリップ16の膨らみを乗り越え、保持板34
の弾性力により、保持板34と背板33との間にレンズ
付きフイルムユニット3が挟持され、かつ、保持板34
の先端の突条34aにより、レンズ付きフイルムユニッ
ト3が取付部35から外れて脱落することを防止する。
【0025】また、規制リブ36が後カバー4aの水平
段部21bに当接し、底板32がレンズ付きフイルムユ
ニット3の底面に当接し、更に、補強リブ37が開口2
2の下側縁部22aと巻き上げノブ15の下面とにより
形成される隙間23に嵌合する。これにより、フイルム
巻き上げ装置2は正確にレンズ付きフイルムユニット3
に高さ方向で位置決めされ、駆動ギヤ38が確実に巻き
上げノブ15の外周に形成された歯列に噛合する。
【0026】また、フイルム巻き上げ装置2は、レンズ
付きフイルムユニット3の品種によらず高さが一定な底
面と水平段部21bに各々当接する規制リブ36と底板
32とにより、取付けの位置決めが行われ、かつ、隙間
23に嵌合する補強リブ37により、さらに正確に位置
決めが行われるので、フイルム巻き上げ装置2は、同一
メーカーの外形が異なるどの様なタイプのレンズ付きフ
イルムユニットにも、正確に位置決めが可能になる。そ
して、駆動ギヤが確実に巻き上げノブの歯列からずれる
ことなく正確に噛合する。
【0027】フイルム巻き上げ装置2をレンズ付きフイ
ルムユニット3に取り付けた後、撮影を行う場合には、
ファインダ装置7により撮影範囲を確認する。また、被
写体の輝度が低い場合には、ストロボ充電スイッチ9を
押下してストロボ装置への充電を行い、充電確認窓13
で充電の完了を確認する。そして、レンズ付きフイルム
ユニット3のレリーズボタン18を押下する。レリーズ
ボタン18を押下すると、シャッタ機構が作動して1コ
マの撮影が完了する。
【0028】シャッタレリーズ後に巻き上げボタン31
を押すと、モータ41が電池40に接続されて回転し、
ギヤボックス42を介して駆動ギヤ38を低速回転させ
る。これにより、駆動ギヤ38に噛合している巻き上げ
ノブ15がフイルム巻き上げ方向に回動され、撮影済み
のフイルムの1コマ巻き上げとシャッタチャージとが行
なわれる。
【0029】フイルムの1コマ巻き上げが完了すると、
レンズ付きフイルムユニット3の巻き止め機構により巻
き上げノブ15はそれ以上回転しなくなるので、モータ
41には負荷がかかって停止する。撮影者は、モータ4
1の作動音がしなくなったら、巻き上げボタン31から
指を離せば、丁度フイルムの1コマ巻き上げが完了して
いる。なお、フイルムの1コマ巻き上げ完了や、モータ
の負荷を検知して、自動的にモータの電源を切るように
してもよい。
【0030】フイルムの各コマの撮影が終了した後に
は、レンズ付きフイルムユニット3からフイルム巻き上
げ装置2を取り外し、レンズ付きフイルムユニット3の
みを、そのまま現像取扱店等に提出して同時プリントを
依頼する。レンズ付きフイルムユニット3からのフイル
ム巻き上げ装置2の取り外しは、図2に示すようにフィ
ルム巻き上げ装置2を図中矢印方向に引っ張れば、保持
板34がグリップ16の膨らみを乗り越えて、容易に取
り外すことができる。
【0031】取り外したフイルム巻き上げ装置2は、規
制リブ36と底板32とにより取付けの位置決めが行わ
れるので、同一メーカーにおけるどのような品種のレン
ズ付きフイルムユニットにも対応して取り付けることが
可能であり、ユーザーは、フイルム巻き上げ装置2を繰
り返し有効に活用することが出来る。
【0032】なお、上記実施例では、位置規制突出部材
として規制リブ36と補強リブ37とを設けたが、これ
らのいずれか一方を省略してもよく、この場合にも、フ
イルム巻き上げ装置のレンズ付きフイルムユニットにお
ける高さ方向での取付位置を規制することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフイルム
巻き上げ装置は、レンズ付きフイルムユニットにおける
巻き上げ用凹部の水平段部に当接する位置規制突出部材
と、底面に当接する底板とを設け、この位置規制突出部
材と底板とにより、レンズ付きフイルムユニット用フイ
ルム巻き上げ装置の取り付け位置の規制を行ったので、
外形の異なる複数品種のレンズ付きフイルムユニット
に、共通に装着して使用が可能なフイルム巻き上げ装置
をローコストに提供することができる。また、レンズ付
きフイルムユニットの天板やシャッタボタンが覆われる
ことがないため、シャッタボタンを直接押すことがで
き、フイルム巻き上げ装置の装着により、レンズ付きフ
イルムユニットの操作感が変わることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したフイルム巻き上げ装置と、こ
のフイルム巻き上げ装置が装着されるレンズ付きフイル
ムユニットの一例を示す斜視図である。
【図2】図1のフイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイ
ルムユニットに装着した状態を示す斜視図である。
【図3】駆動ギヤと巻き上げノブとの位置決めを示す説
明図である。
【図4】フイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユ
ニットに装着した状態での、駆動ギヤと巻き上げノブ周
辺の断面図である。
【図5】フイルム巻き上げ装置の構成を簡単に示す説明
図である。
【符号の説明】
2 フイルム巻き上げ装置 3 レンズ付きフイルムユニット 15 巻き上げノブ 21 巻き上げ用凹部 21b 水平段部 22 開口 23 隙間 32 底板 35 取付部 36 規制リブ(位置規制突出部材) 37 補強リブ(位置規制突出部材)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−297441(JP,A) 特開 平7−244321(JP,A) 特開 昭58−152231(JP,A) 実開 昭58−162133(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/04 G03B 17/00 G03C 3/00 575

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めフイルムが内蔵され、撮影レンズや
    巻き上げノブを含む撮影機構が組み込まれており、前記
    巻き上げノブの一部を外部に突出させるための水平段部
    を有する巻き上げ用凹部が上端角部に形成されているレ
    ンズ付きフイルムユニットに、フイルムユニットの前後
    方向の挟持により着脱自在に取り付けられ、巻き上げノ
    ブを回動するフイルム巻き上げ装置において、 フイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユニットに
    取り付けた状態で、前記巻き上げ用凹部の水平段部に当
    接する位置規制突出部材と、前記フイルムユニットの底
    面に当接する底板とを設け、位置規制突出部材と底板と
    により、フイルム巻き上げ装置のフイルムユニットにお
    ける高さ方向での取付位置を規制したことを特徴とする
    レンズ付きフイルムユニット用フイルム巻き上げ装置。
  2. 【請求項2】 予めフイルムが内蔵され、撮影レンズや
    巻き上げノブを含む撮影機構が組み込まれており、前記
    巻き上げノブの一部を外部に突出させるための水平段部
    を有する巻き上げ用凹部と巻き上げ用開口とが上端角部
    に形成されているレンズ付きフイルムユニットに、フイ
    ルムユニットの前後方向の挟持により着脱自在に取り付
    けられ、巻き上げノブを回動するフイルム巻き上げ装置
    において、 フイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユニットに
    取り付けた状態で、前記巻き上げ用開口の下側縁部と巻
    き上げノブとの間に入り、下側縁部に当接する位置規制
    突出部材と、前記フイルムユニットの底面に当接する底
    板とを設け、位置規制突出部材と底板とにより、フイル
    ム巻き上げ装置のフイルムユニットにおける高さ方向で
    の取付位置を規制したことを特徴とするレンズ付きフイ
    ルムユニット用フイルム巻き上げ装置。
  3. 【請求項3】 予めフイルムが内蔵され、撮影レンズや
    巻き上げノブを含む撮影機構が組み込まれており、前記
    巻き上げノブの一部を外部に突出させるための水平段部
    を有する巻き上げ用凹部と巻き上げ用開口とが上端角部
    に形成されているレンズ付きフイルムユニットに、フイ
    ルムユニットの前後方向の挟持により着脱自在に取り付
    けられ、巻き上げノブを回動するフイルム巻き上げ装置
    において、 フイルム巻き上げ装置をレンズ付きフイルムユニットに
    取り付けた状態で、前記巻き上げ用凹部の水平段部に当
    接する第1の位置規制突出部材と、前記巻き上げ用開口
    の下側縁部と巻き上げノブとの間に入り、下側縁部に当
    接する第2の位置規制突出部材と、前記フイルムユニッ
    トの底面に当接する底板とを設け、第1及び第2の位置
    規制突出部材と底板とにより、フイルム巻き上げ装置の
    フイルムユニットにおける高さ方向での取付位置を規制
    したことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット用フ
    イルム巻き上げ装置。
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