JP2801773B2 - 大束結束機における小束群の装填・供給装置 - Google Patents
大束結束機における小束群の装填・供給装置Info
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Description
群を、幅の広いテープによりさらに十文字に結束して大
束を形成する大束結束機に関するもので、特に、所要束
数の小束群を装填位置より結束位置に移動した後、結束
位置においてテープを巻き付けて結束する小束群の装填
・供給装置に関するものである。
8020号公報及び特開平2−180114号公報に示されるよう
に、各種知られているが、いずれの装置においても、小
束群を結束位置に直接装填した後、結束機構が作動して
結束動作がなされるものであった。
群を直接装填することは、安全面において多少の危険性
を有していた。 すなわち、小束群が装填される周囲には、結束動作に
際して、小束群を挾持・圧縮するための挾持機構、テー
プを小束群に巻き付けるための巻き付け機構、小束群に
巻き付けたテープを切断して接着する機構などが設けら
れており、これらの機構により囲まれた場所に小束群を
直接装填する際には、これらの機構に手指などが触れ
て、怪我をする恐れが充分にあった。 この発明は、上記問題点を鑑みてなされたもので、小
束群にテープを巻き付けて結束する結束位置より離間し
た装填位置において小束群を装填することができるよう
にし、この装填位置に装填された小束群は、自動的に結
束位置に送られることにより、小束群の装填・取り出し
を安全に行なうようにすることが可能な大束結束機にお
ける小束群の装填・供給装置を提供することを目的とす
るものである。
移動機構とを有し、 前記装填位置に装填された小束群を結束位置へ移動さ
せた後、該結束位置において小束群の結束を行い、結束
動作終了後、小束群を前記装填位置に戻すように制御す
る制御部をさらに有している。 好ましい実施態様においては、 前記移動機構は、 所定束数の小束群が装填可能な装填部と、 該装填部を前記装填位置と結束位置との間で移動し得
る移動モータとにより構成されている。 さらに、好ましい実施態様においては、 前記装填部は、 その移動方向の装填幅が調整可能で、 前記装填部が装填位置に移動されるときには、その装
填幅は小束群の装填・取り出しが容易となるよう開放さ
れ、 前記装填部が結束位置に移動されるときには、その装
填幅は小束群の結束が容易となるよう挾持及び/または
圧縮される。 さらにまた、好ましい実施態様においては、 前記装填部は、 小束群が、その長手方向を水平に、その厚み方向を装
填部の移動方向に向けた状態で装填される長手方向装填
部と、 長手方向装填部の長手方向の中央位置で、その装填高
さ位置がさらに低く、小束群が、その短手方向を水平
に、その厚み方向を装填部の移動方向に向けた状態で装
填される短手方向装填部とから形成されている。 また、好ましい実施態様においては、 前記長手方向装填部は、 その長手方向の装填幅が調整可能で、 装填部が装填位置に移動されるときには、その装填幅
は小束群の装填・取り出しが容易となるよう開放され、 装填部が結束位置に移動されるときには、その装填幅
は装填された小束群の幅寄せが行われるよう狭まる方向
に閉じられる。 別の、好ましい実施態様においては、 前記装填位置と結束位置との間には、前記装填位置と
結束位置とを隔離するとともに開閉自在のシャッタが、
さらに設けられている。 さらに、好ましい実施態様においては、 前記シャッタは、通常、前記装填位置と結束位置との
間を隔離する方向に閉じられるとともに、前記移動モー
タにより前記装填位置より結束位置に向けて移動される
装填部により、前記装填位置と結束位置との間が開放さ
れるように構成されている。
に結束位置へ移動させられた後、該結束位置において小
束群の結束が行なわれ、結束動作終了後、小束群は移動
機構により自動的に装填位置に戻されることになる。 好ましい実施態様によれば、 所定束数の小束群は、装填部に装填されるとともに、
該装填部は、移動モータにより装填位置と結束位置との
間で移動させられることになる。 さらに、好ましい実施態様によれば、 装填部が装填位置に移動されるときには、その装填幅
は小束群の装填・取り出しが容易となるよう開放される
とともに、装填部が結束位置に移動されるときには、そ
の装填幅は小束群の結束が容易となるよう挾持及び/ま
たは圧縮される。 さらにまた、好ましい実施態様によれば、 小束群は、その長手方向を結束する際には長手方向装
填部に装填されるとともに、その短手方向を結束する際
には短手方向装填部に装填され、いずれの場合も、小束
群の中央位置にテープが結束されることになる。 また、好ましい実施態様によれば、 装填部が装填位置に移動されるときには、長手方向装
填部の装填幅は小束群の装填・取り出しが容易となるよ
う開放され、 装填部が結束位置に移動されるときには、長手方向装
填部の装填幅は装填された小束群の幅寄せが行われるよ
う狭まる方向に閉じられる。 別の、好ましい実施態様によれば、 装填位置と結束位置との間のシャッタにより、装填位
置と結束位置とが隔離される。 さらに、好ましい実施態様によれば、 シャッタは、装填部が移動することにより開閉され
る。
る。 第1図乃至第4図は、この発明が適用される大束結束
機の全体概略図を示すもので、第1図は中央断面図、第
2図は平面断面図、第3図は正面断面図、第4図は側面
図である。 機体1の前側(第1図左側、第2図下側)は小束群2
の装填位置Aに設定され、機体1の後ろ側(第1図右
側、第2図上側)は小束群2の結束位置Bに設定されて
いる。 この装填位置Aと結束位置Bとの間には、所定束数
(通常10束である)の小束群2がその長手方向あるいは
短手方向を水平に且つ1つ1つの小束の厚み方向を機体
1の前後方向に向けた状態で装填される装填部100が移
動機構200によって両位置A・B間で移動し得るように
構成されている。 また、機体1の後ろ側の結束位置Bには、テープT先
端を挾持するテープ挾み機構300と、前記装填部100及び
移動機構200によってほぼ直方体状に保持される小束群
2の外周よりやや大きなほぼ四角形状に沿ってテープ挾
み機構300を移動する駆動機構400と、前記テープ挾み機
構300のテープ挾み状態が開放されるとき、開放される
前記テープ挾み機構300にテープT先端を供給するとと
もに、テープT先端が前記テープ挾み機構300に挾持さ
れた後、前記テープ挾み機構300の移動によって小束群
2へテープTが巻き付けられるとき、前記テープ挾み機
構300の移動に連動してテープTを供給する一方、小束
群2へのテープTの巻き付け後にテープTを巻き取って
締め付ける供給機構500と、テープTの締め付け時にテ
ープTを熱接着しながら切断する接着切断機構600と、
前記テープ挾み機構300をテープTの幅方向に抜き取る
テープ挾み抜き取り機構700とが配置されている。 また、装填位置Aと結束位置Bとの間の機体1には、
装填部100及び該装填部100に装填された小束群2を通過
させる開口部3が形成され、該開口部3のほぼ直下にあ
たる中間ベース4上には、蝶番5により揺動自在に支持
されるとともに、図示せぬバネにより前記開口部3を閉
じる方向に揺動付勢され、且つ移動機構200により結束
位置B側に移動される装填部100に接触することにより
結束位置B側に倒れるシャッタ6が設けられている。 さらに、機体1の最前面には、最終的にテープTが巻
き付けられて結束された小束群2に対して捺印を行なう
捺印機構800が設けられている。 以下、本発明の特徴部分である小束群の装填・供給装
置に関わる装填部100及び移動機構200について、第5図
に示す部分中央断面図、第6図に示す部分平面図、第7
図に示す部分正面図に基づいて説明する。 装填部100は、機体1の中間ベース4と上面ベース7
との間に、第7図に示すように、機体1の左右方向に延
び、その中央部分が凹部状に形成された移動ブロック10
1と、該移動ブロック101の前側に2つの取付軸102を介
して一体的に固定された前部ブロック103と、前記移動
ブロック101に対してその前後方向にスライド自在に支
持されるとともに挾持バネ104により前側にスライド付
勢される2つのスライド軸105と、該スライド軸105の前
記移動ブロック101の後ろ側端部に固定された後部ブロ
ック106と、小束群2が、その最下端位置が前記上面ベ
ース7よりもやや下方の位置に、且つその長手方向を水
平に、その厚み方向を充填部100の移動方向に向けた状
態で装填される長手方向装填部107と、該長手方向装填
部107の長手方向の中央位置で、その装填下端位置がさ
らに低く、小束群2が、その短手方向を水平に、その厚
み方向を装填部100の移動方向に向けた状態で装填され
る短手方向装填部108とにより構成され、小束群2は、
その最下端位置が、前記上面ベース7よりも下方の長手
方向装填部107もしくは短手方向装填部108に支持され、
その前後が、前記前部ブロック103と後部ブロック106と
の間に挾持バネ104のバネ力により挾持されることにな
る。 なお、装填位置Aにおいては、小束群2を前記前部ブ
ロック103と後部ブロック106との間に挾持させ易く、あ
るいは、小束群2を前部ブロック103と後部ブロック106
との間から取り出し易くするため、挾持バネ104により
前側にスライド付勢されるスライド軸105の前側端部に
当接して該スライド軸105に固定された後部ブロック106
の前側への移動を規制し、前部ブロック103と後部ブロ
ック106との間を開放する前後開放ブロック109が前記中
間ベース4上に固着されている。 同じく、小束群2を装填・取り出し易く、ないしは装
填した小束群2の左右方向を自動的に揃えるため、前記
長手方向装填部107の一側部は、移動ブロック101に固着
された横L字状の取付ブロック110と、該取付ブロック1
10から移動ブロック101に沿って各々平行に支持された
スライド軸111と、該スライド軸111にスライド自在に支
持され、バネ112により長手方向装填部107内方にスライ
ド付勢される側部ガイド部材113とにより支持されると
ともに、該側部ガイド部材113の下面に支持されるロー
ラ114と係合可能で、装填部100が装填位置Aに設定され
たときには、前記ローラ114と係合して側部ガイド部材1
13を長手方向装填部107の外方へ退避させる左右開放ブ
ロック115が機体1側に設けられている。 一方、前部ブロック103の上部には、揺動軸116を中心
に水平方向に揺動する前部揺部ブロック117が設けら
れ、該前部揺動ブロック117には、前記上面ベース7の
上方に突出し、小束群2の前側中央端面に接触し、小束
群2とともにテープTが巻き付けられる前部板部材118
が固着されている。 また、この前部ブロック103の上部には、装填部100が
装填位置Aより結束位置Bに移動した際に、装填位置A
が凹状に空いてしまうのを覆い隠す可撓性のカバー体11
9の先端が取り付けられ、該カバー体119の後端は、ガイ
ド軸120を介して機体1前面下方の巻き付け軸121に巻き
付けられており、該巻き付け軸121には該カバー体119を
巻き取る方向に回転付勢する板状コイルバネ122が設け
られている。 ところで、小束群2は前部ブロック103と後部ブロッ
ク106との間に挾持バネ104のバネ力により挾持されるこ
とになるが、図示した構造にあっては、小束群2を圧縮
する程度には挾持することができない。 そこで、小束群2を結束位置Bにおいて前部ブロック
103との間で圧縮することができるようにするため、後
部ブロック106の複数の孔123を貫通してその端面が直接
小束群2に当接することが可能な当接ピン124が、結束
位置B側の後述する支持ブロック201に複数設けられて
いる。 これにより、装填部100が小束群2を前部ブロック103
と後部ブロック106との間に挾持して、該小束群2を結
束位置Bに到達させた後、さらに後述する移動モータ20
3を駆動し続けて装填部100を結束位置B方向へ移動させ
ようとすると、小束群2は、前部ブロック103と後部ブ
ロック106の複数の孔123を貫通した当接ピン124との間
に挾持され、且つ圧縮される。 なお、後部ブロック106に直接当接して、その後退を
規制し、これにより小束群2を圧縮するように構成する
ことも可能である。 また、装填部100の移動機構200は、前記上面ベース7
と前記中間ベース4との間に配置され、機体1の前部側
では左右毎に、後部側には一体に配置された支持ブロッ
ク201と、該支持ブロック201により回転可能に支持され
るとともに前記移動ブロック101の左右の端部の雌ネジ
部125に螺合するスライドネジ軸202と、前記中間ベース
4の下方に配置され、前記左右のスライドネジ軸202を
正逆回転させることにより前記移動ブロック101を左右
のスライドネジ軸202に沿って機体1の前後方向に移動
させる移動モータ203と、前記左右のスライドネジ軸202
の前側端部及び移動モータ203の駆動軸端部に固着され
たスプロケット204と、該複数のスプロケット204間に掛
け回されて移動モータ203の回転力を左右のスライドネ
ジ軸202に同期させて伝達するチェーン205とにより構成
されている。 以上のように構成された装填部100及び移動機構200
は、次のようにして小束群2の装填ないしは供給動作が
行なわれる。 まず始めに、装填位置Aにある装填部100の長手方向
装填部107に、所定束数(通常10束である)の小束群2
をその長手方向が水平に且つ1つ1つの小束の厚み方向
が機体1の前後方向に向いた状態で、且つ前部板部材11
8に沿わせるように装填される。 この時、装填部100の前部ブロック103及び後部ブロッ
ク106との間は、前後方向開放ブロック109が後部ブロッ
ク106と一体のスライド軸105の前側端部に当接して、挾
持バネ104による後部ブロック106の前側へ移動を規制し
ているため、小束群2の前後方向が装填し易いように開
放されている。 また、装填部100の側部ガイド部材113により支持され
た長手方向装填部107の一側部は、該側部ガイド部材113
の下面に支持されたローラ114が機体1に支持された左
右開放ブロック115に係合して、側部ガイド部材113をバ
ネ112に抗して長手方向装填部107の外方へ退避させるた
め、小束群2の左右方向が装填し易いように開放されて
いる。 この状態で図示せぬスタート釦が操作されると、移動
モータ203がその正転駆動を開始され、その回転が複数
のスプロケット204及びチェーン205を介して装填部100
の左右に配置されたスライドネジ軸202に伝達される。 左右のスライドネジ軸202が正転回転を開始すると、
左右のスライドネジ軸202にその雌ネジ部125が螺合して
いる装填部100の移動ブロック101が機体1の後方、すな
わち、結束位置Bに向けて移動を開始する。 装填部100が結束位置Bに向けて移動することによ
り、装填位置Aにおいて当接していたスライド軸105の
前側端部と前後方向開放ブロック109との当接状態が解
除され、小束群2の前後方向は挾持バネ104により装填
部100の前部ブロック103及び後部ブロック106との間で
挾持される。 他方、装填位置Aにおいて係合していたローラ114と
左右開放ブロック115との係合状態も解除され、装填部1
00の側部ガイド部材113に支持された長手方向装填部107
の一側部がバネ112により装填部100内方に移動すること
により、小束群2の左右方向が長手方向装填部107の他
側部に押し付けられて自動的に揃えられることになる。 装填部100が結束位置Bに向けて移動されると、装填
位置Aと結束位置Bとの間の開口部3に設けられたシャ
ッタ6に装填部100の後部ブロック106が当接し、該シャ
ッタ6が結束位置B側に倒されて開口部3を開放する。 以後、装填部100の長手方向装填部107に装填・挾持さ
れた小束群2が結束位置Bに到達すると、移動モータ20
3の正転駆動が停止され、続いて、テープ挾み機構300、
駆動機構400、供給機構500、接着切断機構600及びテー
プ挾み抜き取り機構700を作動させて、小束群2の結束
動作が行なわれる。 なお、小束群2に二重に巻き付けたテープTを巻き戻
して締め付け、この締め付けの間にテープTの切断及び
接着を行なう際には、装填部100に装填されている小束
群2を前部ブロック103及び後部ブロック106により圧縮
する必要があり、結束動作の間、移動モータ203が正転
駆動される。 移動モータ203が正転駆動されることにより、複数の
スプロケット204、チェーン205、スライドネジ軸202、
移動ブロック101を介して装填部100が結束位置B後方へ
さらに移動される。 前記したように、小束群2は装填部100の前部ブロッ
ク103と後部ブロック106との間に挾持バネ104のみの挾
持力によって挾持されているが、移動ブロック101が結
束位置B後方へさらに移動することにより、移動ブロッ
ク101と一体の前部ブロック103が結束位置B後方へ移動
し、他方、同時に結束位置B後方へ移動する後部ブロッ
ク106の複数の孔123を貫通して支持ブロック201に固着
された当接ピン124の端面が装填部100内の小束群2の端
面に当接し、よって、結束位置B後方へ移動しようとす
る前部ブロック103と支持ブロック201に固着された当接
ピン124との間で小束群2が圧縮される。 なお、前記したように、後部ブロック106がその後退
を阻止され、直接、前部ブロック103との間で小束群2
を圧縮することも可能である。 このようにして、小束群2の圧縮及び結束動作が終了
すると、移動モータ203が逆転駆動を開始され、その回
転が複数のスプロケット204及びチェーン205を介して装
填部100の左右に配置されたスライドネジ軸202に伝達さ
れ、該左右のスライドネジ軸202にその雌ネジ部125が螺
合している装填部100の移動ブロック101が機体1の前
方、すなわち、装填位置Aに向けて移動を開始する。 装填部100が装填位置Aに達する直前、後部ブロック1
06を支持するスライド軸105の前側端部が前後方向開放
ブロック109に当接して、後部ブロック106は挾持バネ10
4に抗して前方への移動が阻止され、よって、装填部100
の前部ブロック103及び後部ブロック106との間が開放さ
れる。 他方、側部ガイド部材113の下方に支持されるローラ1
14が左右開放ブロック115と係合し、側部ガイド部材113
に支持された長手方向装填部107の一側部がバネ112に抗
して装填部100外方に移動されることにより、小束群2
の左右方向が開放される。 また、装填部100が装填位置Aに向けて移動される
と、結束位置B側に倒されていたシャッタ6は装填部10
0が装填位置Aに近づくに従って立ち上がり、装填位置
Aと結束位置Bとの間の開口部3を閉鎖する。 そして、装填部100が装填位置Aに達すると、移動モ
ータ203の逆転駆動が停止する。 以上のようにして、装填部100の長手方向装填部107に
装填された小束群2の結束動作が終了し、該装填部100
が装填位置Aに戻された際には、小束群2とともに前部
板部材118にテープTが巻き付けられていることにな
る。 ここで、小束群2を真上に取り出し、続いて、該小束
群2をその短手方向が水平に且つ1つ1つの小束の厚み
方向が機体1の前後方向に向いた状態で、且つ前部板部
材118に沿わせるようにして装填部100の短手方向装填部
108に装填する。 以下、同様にして、再度図示せぬスタート釦が操作さ
れることにより、短手方向装填部108に装填された小束
群2が結束位置Bに移動されて小束群2の短手方向の結
束が行なわれる。
ような効果を有する。 (1)小束群を結束位置から離間した装填位置において
装填ないしは取り出しを行なうことができ、装填位置に
装填された小束群は、自動的に結束位置に供給され、安
全性が高い。 (2)小束群は、装填部ごと移動されるため、小束群は
安定した状態を容易に保つことができる。 (3)小束群の装填ないしは取り出しが容易で、且つ装
填部を結束位置方向へ移動するだけで、小束群を圧縮す
ることができる。 (4)小束群の装填ないしは取り出しが容易で、且つ小
束群の位置決めが容易に行なうことができる。 (5)小束群の装填ないしは取り出しが容易で、小束群
の幅寄せを自動的に行なうことができる。 (6)装填位置と結束位置との間を、シャッタにより隔
離することができ、安全性をさらに高めることができ
る。 (7)シャッタは、装填部の移動により開閉されるた
め、構造を簡略化できる。
束機の概略を示す中央断面図、第2図は同平面断面図、
第3図は同正面断面図、第4図は同側面図であり、第5
図は装填部及び移動機構を示す部分中央断面図、第6図
は同部分平面図、第7図は同部分正面図である。 A……装填位置、B……結束位置、M……モータ、T…
…テープ、1……機体、2……小束群、3……開口部、
4……中間ベース、5……蝶番、6……シャッタ、7…
…上面ベース、100……装填部、101……移動ブロック、
102……取付軸、103……前部ブロック、104……挾持バ
ネ、105……スライド軸、106……後部ブロック、107…
…長手方向装填部、108……短手方向装填部、109……前
後開放ブロック、110……取付ブロック、111……スライ
ド軸、112……バネ、113……側部ガイド部材、114……
ローラ、115……左右開放ブロック、116……揺動軸、11
7……前部揺動ブロック、118……前部板部材、119……
カバー体、120……ガイド軸、121……巻き付け軸、122
……板状コイルバネ、123……孔、124……当接ピン、12
5……雌ネジ部、200……移動機構、201……支持ブロッ
ク、202……スライドネジ軸、203……移動モータ、204
……スプロケット、205……チェーン、300……テープ挾
み機構、400……駆動機構、500……供給機構、600……
接着切断機構、700……テープ挾み抜き取り機構、800…
…捺印機構。
Claims (7)
- 【請求項1】所定束数の小束群にテープを巻き付けて結
束するようになした大束結束機において、 機体の前側に設定された小束群の装填位置と、 機体の後ろ側に設定された小束群の結束位置と、 前記装填位置と結束位置との間で小束群を移動させる移
動機構とを有し、 前記装填位置に装填された小束群を結束位置へ移動させ
た後、該結束位置において小束群の結束を行い、結束動
作終了後、小束群を前記装填位置に戻すように制御する
制御部をさらに有することを特徴とする大束結束機にお
ける小束群の装填・供給装置。 - 【請求項2】前記移動機構は、 所定束数の小束群が装填可能な装填部と、 該装填部を前記装填位置と結束位置との間で移動し得る
移動モータ とにより構成されることを特徴とする請求項1記載の大
束結束機における小束群の装填・供給装置。 - 【請求項3】前記装填部は、 その移動方向の装填幅が調整可能で、 前記装填部が装填位置に移動されるときには、その装填
幅は小束群の装填・取り出しが容易となるよう開放ら
れ、 前記装填部が結束位置に移動されるときには、その装填
幅は小束群の結束が容易となるよう挾持及び/または圧
縮されることを特徴とする請求項2記載の大束結束機に
おける小束群の装填・供給装置。 - 【請求項4】前記充填部は、 小束群が、その長手方向を水平に、その厚み方向を装填
部の移動方向に向けた状態で装填される長手方向装填部
と、 長手方向装填部の長手方向の中央位置で、その装填高さ
位置がさらに低く、小束群が、その短手方向を水平に、
その厚み方向を装填部の移動方向に向けた状態で装填さ
れる短手方向装填部 とから形成されることを特徴とする請求項2乃至3いず
れか1項記載の大束結束機における小束群の装填・供給
装置。 - 【請求項5】前記長手方向装填部は、 その長手方向の装填幅が調整可能で、 装填部が装填位置に移動されるときには、その装填幅は
小束群の装填・取り出しが容易となるよう開放され、 装填部が結束位置に移動されるときには、その装填幅は
装填された小束群の幅寄せが行われるよう狭まる方向に
閉じられることを特徴とする請求項4記載の大束結束機
における小束群の装填・供給装置。 - 【請求項6】前記装填位置と結束位置との間には、前記
装填位置と結束位置とを隔離するとともに開閉自在のシ
ャッタが、さらに設けられていることを特徴とする請求
項1乃至5いずれも1項記載の大束結束機における小束
群の装填・供給装置。 - 【請求項7】前記シャッタは、通常、前記装填位置と結
束位置との間を隔離する方向に閉じられるとともに、前
記移動モータにより前記装填位置より結束位置に向けて
移動される装填部により、前記装填位置と結束位置との
間が開放されるように構成されていることを特徴とする
請求項6記載の大束結束機における小束群の装填・供給
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33410290A JP2801773B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 大束結束機における小束群の装填・供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33410290A JP2801773B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 大束結束機における小束群の装填・供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201812A JPH04201812A (ja) | 1992-07-22 |
JP2801773B2 true JP2801773B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=18273550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33410290A Expired - Lifetime JP2801773B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 大束結束機における小束群の装填・供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2801773B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4864765B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2012-02-01 | ローレル精機株式会社 | 大束結束機 |
JP4864764B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2012-02-01 | ローレル精機株式会社 | 大束結束機 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33410290A patent/JP2801773B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04201812A (ja) | 1992-07-22 |
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