JPH0531042Y2 - - Google Patents

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JPH0531042Y2
JPH0531042Y2 JP10977487U JP10977487U JPH0531042Y2 JP H0531042 Y2 JPH0531042 Y2 JP H0531042Y2 JP 10977487 U JP10977487 U JP 10977487U JP 10977487 U JP10977487 U JP 10977487U JP H0531042 Y2 JPH0531042 Y2 JP H0531042Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トレイ等に収容された物品を該トレ
イごとストレツチフイルムで包装する包装装置の
フイルム折込機構に関するものである。
〔従来技術〕
包装装置の所定位置に所定長さにカツトしたフ
イルムをフイルム移送機構で移送張設し、該フイ
ルムにトレイに収容した被包装物をエレベータ機
構で押し上げ、左右折り込み部材及び前後折り込
み部材を具備するフイルム折込機構でフイルムの
左右前後をトレイ底部に折り込み包装する包装装
置は周知である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記包装装置で取り扱うトレイには、寸法が小
さく略正方形のトレイから、横幅の長いトレイ
(例えば、サンマトレイ)がある。しかし縦横寸
法の極端に異なるサンマトレイは左右折り込み部
材がフイルムをトレイ底部に折り込んだ時、トレ
イ後方のフイルムは左右折り込み板に挾まれるた
めフイルムに大きな張力が発生する。このため、
包装の仕上が悪くなるばかりではなくトレイを破
損させてしまうという問題がある。
このような問題に対する対策として例えば、特
開昭60−2408号公報に開示するものがある。これ
は左右折り込み板に折込み縁調節部材を設け、左
右折り込み板の回動によりフイルムが最初にトレ
イの角部に当るのを逃がし、トレイの左右両側か
ら同時にフイルムを折り込むようにしたものであ
る。しかしながらこの技術は、左右折り込み板が
回動する構造であり、フイルムが最初にトレイの
角部に当るのを逃がし、その欠点をある程度カバ
ーできるが、包装の仕上がりをよくするには基本
的に左右折り込み部材及び後折り込み部材が直進
する必要がある。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上
記問題点を除去し、左右折り込み板がフイルムを
トレイ底部に折り込んだ時トレイ後側のフイルム
を折り込み板から逃がすことにより仕上がりの美
しい包装のできる包装装置のフイルム折込機構を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、フイルム
移送機構により移送したフイルムをクランプ機構
で該フイルム移送方向と直交する方向を前後方向
としてその端部を少なくとも左右中央に区分して
挟持し包装装置の所定位置に張設し、該フイルム
に被包装物を下から押し上げ、左右折り込み板で
該フイルムのフイルム移送方向と同じ方向の左右
端部を被包装物の底部に折り込むと共に、後折り
込み板で該フイルムの後方側の後端部を被包装物
の底部に折り込み、その後該被包装物を排出手段
で後方に押し出すことにより後折り込み部材で該
フイルムの後方側の後端部を被包装物の底部に折
り込む包装装置のフイルム折込機構において、左
右折り込み板は、フイルム移送方向で互いに対向
する方向に直進及び後退する一対の取付板のそれ
ぞれその前方側の端部に回動自在に軸部材で支枢
され、且つ弾性部材により互いに対向する方向に
付勢され、更に対向する側の辺が該取付板の辺か
ら突出し、一対の取付板が互いに接近方向に移動
した場合、該左右折り込み板はフイルムを押圧
し、軸部材を中心に取付板の上面に沿つて弾性部
材の弾性力に抗して回動しながらフイルムの左右
端部を被包装物底部に折り込むようになつている
ことを特徴とする。
〔作用〕
フイルム折込機構を上記の如く構成することに
より、例えば横幅寸法の大きいトレイを包装する
場合、左右折り込み板がフイルムをトレイの底部
に折り込む時、トレイ後方のフイルムは左右折り
込み板が弾性部材の弾性に抗して相反する方向に
回動してトレイ底部を移動する量が少なくなり、
且つ一定の張力を与えトレイ底部に折り込まれる
ため、フイルムに必要以上の張力を発生させない
ので、包装の仕上がりが良くなる。
また、小型の略正方形状のトレイの場合、左右
折り込み板の回動中心付近によつてフイルムをト
レイ底部に折り込むため、左右折り込み板の回動
が少なくフイルムはトレイ底部に確実に折り込む
ことができる。従つて、トレイの形状によつて包
装の仕上が左右されることなく常に安定した包装
が行なえる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第4図は本考案に係る包装装置のフ
イルム折込機構の主要構造を示す図で、第1図は
平面図、第2図は第1図のa−a線上断面矢視
図、第3図は第1図のb−b線上断面矢視図、第
4図は第1図のc−c線上断面矢視図である。
このフイルム折込機構は後述するように包装装
置の所定位置に配置されている。図において、1
01,102は互いに対向する方向に移動自在に
もうけられた取付板であり、該取付板101,1
02にはそれぞれカム溝103,104が形成さ
れている。取付板101には摺動部材113,1
14が取付けられており、該摺動部材113,1
14はそれぞれロツド117,118に沿つて移
動自在に構成されている。また、取付板102に
は摺動部材115,116が取付けられており、
該摺動部材115,116はそれぞれロツド11
9,120に沿つて移動自在に構成されている。
前記取付板101には包装物の排出側(第1図
の下方)軸109を回動中心として取付板101
の板面に沿つて回動する左折込み板107が設け
られている。また、前記取付板102には包装物
の排出側軸110を回動中心として取付板102
の板面に沿つて回動する右折込み板108が設け
られている(第3図参照)。
取付板101にはガイド溝123が形成された
ガイド部材121が取付けられており、該ガイド
溝123に沿つて左折込み板107に固定された
ガイド棒122が移動する。該ガイド棒122に
は片フランジ付のブツシユ122aが装着され、
左折込み板107とガイド部材121の間には前
記ブツシユ122aに挿入したスペーサ122b
を装着し、前記左折込み板107の上面からナツ
ト122cで前記ガイド棒122に固定する(第
2図参照)。これにより、左折込み板107の上
下のブレを無くする。また、同じく取付板102
にはガイド溝125が形成されたガイド部材12
4が取り付けられており、該ガイド溝125に沿
つて右折込み板108に固定されたガイド棒(図
示せず)が移動し、右折込み板108を案内する
ようになつている。左折込み板107の軸109
の反対端にはコイルバネ111が取付けられてお
り、左折込み板107を右折込み板108の対向
方向に付勢している。また、右折込み板108の
軸110の反対端にはコイルバネ112が取付け
られており、右折込み板108を左折込み板10
7の対向方向に付勢している。
また、後折込み板105の両端には摺動部材1
26及び127が固定されている。摺動部材12
7の後端部には軸129が固定され、該軸129
にカムローラ132が取付けられている(第4図
参照)。また、摺動部材126の後端部には軸1
28が固定され、該軸128にカムローラ131
が取付けられている。後折込み板105を前進さ
せると、カムローラ131,132がカム溝10
3,104に沿つて進み取付板101,102を
互いに対向する方向に移動させる。
上記構成のフイルム折込機構の動作を第5図及
び第6図を用いて説明する。
第5図は幅寸法の大きいサンマトレイTを包装
する状態を示す図である。後折込み板105を前
進させると、前述のように取付板101及び10
2を互いに対向する方向に移動し、左折込み板1
07及び右折込み板108が互いに対向する方向
に移動する。これにより、サンマトレイTを覆う
フイルムfがサンマトレイTの底部に折り込まれ
るが、その時、サンマトレイTは幅寸法が大きい
ため、フイルムfのカツト長さが長くなる。この
ためフイルムfは前後左右クランプCL1,CL3
及びCL1′,CL3′の外側端部にまで挾持され
る。このため、左右折込み板107,108はフ
イルムfをトレイTの底部に折り込み、トレイT
ま底部を移動する量が多いため、フイルムfを中
央方向に寄せる量が多くなり、フイルムfの絞ら
れる量が多くなる。このため、フイルムfに大き
な張力を生じさせる。この時左右折込み板107
及び108はコイルバネ111及び112の弾性
に抗して逃げるため、左右折込み板107及び1
08がトレイTの底部を移動する量が少なくな
り、且つフイルムfに一定の張力を与えつつトレ
イTの底部に折り込まれるのでフイルムに必要以
上の張力が生じないため包装の仕上がりがよくな
り、フイルムやトレイの破損ががなくなる。
第6図は寸法の小さいタラコトレイTを包装す
る状態を示す図であり、後折込み板105と前進
させると、前述のように取付板101及び102
を互いに対向する方向に移動し、左右折込み板1
07及び108も互いに対向する方向に移動す
る。これにより、タラコトレイTを覆うフイルム
fがトレイ底部に折り込まれるが、この場合はタ
ラコトレイTは幅寸法が小さいため、フイルムf
のカツト長さが短くなる。このため、フイルムは
前後左右クランプCL1,CL3及びCL1′,CL
3′の内側端部付近で挾持される。このため、左
右折込み板107,108はフイルムfをトレイ
Tの底部を移動すね量が少なくないため、フイル
ムfを中央方向に寄せる量が少なくなり、フイル
ムが絞られる量が少なくなる。このため、フイル
ムfに不必要な張力が生じない。このため左右折
込み板107,108は殆ど逃げることなく折り
込まれる。従つて、折り込み板が回動しない構造
の折込み機構でフイルムをトレイ底部に折り込む
のと同様に包装できる。なお、折り込み板による
手前側のフイルムへの作用は従来と同じであるの
で説明は省略する。また、縦横幅の大きいトレイ
(ジヤンボトレイ)の場合は、後折り込み板が早
くトレイ底部に到達するため、左右折り込み板に
より生じる張力は少なく、従来の折り込み板とほ
とんど同様に包装できる。
なお、包装部100の下部に位置するフイルム
移送機構308及び308′には、所定の長さに
カツトされたフイルムの前後を左右及び中央に分
割し、挾持する後左右クランプCL1,CL3,
CL1′,CL3′及び中央CL2,CL2が配置して
おり、左右折込み板107,108及び前折込み
ローラ106の作動タイミングに関連し、例えば
フイルムカツト長さ、トレイタイプ、フイルム張
り強さ等の各データに基づいて決定される所定の
タイミングで作動するようになつている。
第7図及び第8図は上記構成のフイルム折込機
構を具備する包装装置を示す図であり、第7図は
平面図、第8図は側面図(第7図矢印A方向から
見た図)である。
包装装置は、被包装物を搬入する搬入部20
0、被包装物を包装する上記フイルム折込機構を
具備する包装部100、ストレツチフイルムを供
給移送するフイルム供給移送部300、被包装物
を押し上げるエレベータ機構400及び包装され
た被包装物を搬出する搬出部500等で構成され
ている。
搬入部200から搬入される被包装物はプツシ
ヤーコンベア201により、エレベータ機構40
0のエレベータヘツド401上に搬送される。該
エレベータヘツド401上に搬送された被包装物
は、該エレベータ機構400により押し上げられ
る。エレベータ機構400の上部に位置する包装
部100には、フイルム供給移送部(図示せず)
から所定の長さにカツトされて送られてきたフイ
ルムが張設されており、エレベータ機構400で
押し上げられた被包装物は該フイルムを下から押
し上げる。この状態で包装部100の後折込み板
105を前進させることにより、取付板101及
び102を互いに対向する方向に移動するため、
左折込み板107及び右折込み板108を互いに
対向する方向に移動する。これによりフイルム端
部は被包装物の底部(トレイの底部)に折り込ま
れて包装される。包装された被包装物は、搬出部
500から包装装置外に搬出される。
なお、上記搬入部200、フイルム供給移送部
300、エレベータ機構400及び搬出部500
の構成及びその動作の詳細は本出願人が先に出願
した特願昭62−77113号の明細書及び図面に記載
した包装装置と略同一であり、且つ本発明に直接
関係はないのでその説明は省略する。
エレベータ機構400の上部には上記構成のフ
イルム折込機構を具備する包装部100が配置さ
れている。
ブラケツト133,134のそれぞれには連結
棒137,137′の先端が回動自在に枢支され
ており、連結棒137,137′の他端はクラン
ク138,138′(図示せず)の一端に回動自
在に枢支されている。該クランク138,13
8′の他端は軸139の両端に固定されている。
ガイドレール135,136には、それぞれ取付
板140の両端に固定された摺動部材126,1
27が摺動自在に嵌合している。取付板140の
前端には包装された被包装物を排出するプツシヤ
141が取り付けられている。取付板140の両
端にはブラケツト146,147が固定されてお
り、該ブラケツト146,147のそれぞれには
連結棒148,149の先端が回動自在に枢支さ
れ、連結棒148,149の他端はそれぞれクラ
ンク150,151に枢支されている。また、ク
ランク150,151の他端は軸152に固定さ
れている。
軸139には後折込みローラ駆動用のモータ1
53の回転力がギヤー154を介して伝達される
ようになつており、軸152には排出プツシヤー
駆動用モータ155の回転力がギヤー156を介
して伝達されるようになつている。
上記構成の包装部100において、後折込みロ
ーラ106及び左右折込み板107,108の駆
動は、後折込みローラ駆動用モータ153の駆動
により、軸139の両端に取り付けられたクラン
ク138,138′の揺動により連結棒137,
137′を介してブラケツト133,134に伝
達する。これにより摺動部材126,127がガ
イドレール135,156に沿つて移動するから
後折込みローラ106も移動する。この後折込み
ローラ106の移動と同時に摺動部材126,1
27の後端部に取り付けられたカムローラ13
1,132が取付板101,102のカム溝10
3,104に沿つて移動するから、摺動部材11
3,114及び摺動部材115,116もロツド
117,118及び119,120に沿つて移動
し、取付板101と左折込み板107及び取付板
102と右折込み板108が互いに接近する方向
に移動する。後折込みローラ駆動用モータ153
を逆転させると上記と反対の動作により後折込み
ローラ106は後退すると共に左右折込み板10
7,108は互いに離れる方向に移動する。プツ
シヤ141の駆動は、排出プツシヤ駆動用モータ
155を駆動することにより、軸152の両端に
取り付けられたクランク150,151の揺動に
より連結棒148,149を介してブラケツト1
46,147に力が伝達される。これにより摺動
部材144,145がガイドレール142,14
3に沿つて前進し、取付板140の前端に取り付
けられたプツシヤ141を前進させる。排出プツ
シヤ駆動用モータ155を逆転させると上記と反
対の動作によりプツシヤ141は後退する。プツ
シヤ141で被包装物は、搬出部500のヒータ
ローラ上に排出されると共に、前折込み部材(図
示せず)によつてフイルムの前端部が被包装物の
底部に折り込まれる。
搬出部500の近傍にはラベルプリンタ600
が配設する。該ラベルプリンタ600は表示部、
操作部、ラベル発行口等を具備する。
第10図は上記包装機の包装部100を構成す
る各部の動作例を示すメカニカルチヤートであ
る。同図において、横軸はタイミング円板403
(第8図参照)の回転角度(°)を示す。
上記包装装置においては、1つの被包装物に対
して2回の包装サイクルで包装を完成する構成に
なつている。即ち、ある被包装物に関して注目す
ると、この被包装物の計量安定信号又は検出信号
で、被包装物のエレベータヘツド上の搬入、フイ
ルムカツト、カツトしたフイルム移送、所定位置
への張設が行なわれ、次の被包装物の計量安定信
号又は検出信号でエレベータ機構400のエレベ
ータヘツド401上の被包装物の上昇、被包装物
上を覆つたフイルムを被包装物底部に折り込む包
装動作を行なうようになつている。
また、被包装物に対応して予めフイルムカツト
長さ、トレイタイプ、フイルム張り強さ等の各包
装制御データが設定されており、この包装制御デ
ータに基づいて、手前左右クランプの開放タイミ
ング、後左右クランプの開放タイミング、後左右
クランプの開放タイミング、後中央クランプの開
放タイミングを調整する。
搬入部200に被包装物が配置されると、計量
安定信号或いは被包装物検出信号が発生し、エレ
ベータ機構駆動用モータ402が起動される(タ
イミング円板角0°)。後折込みローラ駆動用モー
タ153がタイミング円板角60°で起動すると、
それと同時に取付板101,102に取付けられ
た左右折込み板107.108及び後折込みロー
ラ106が前進を開始し、タイミング円板角140°
で停止する。これにより被包装物の底部、即ちト
レイ底部にフイルムの端部を折込む。左右折込み
板107.108及び後折込みローラ106はタ
イミング円板角260°で後退を開始し、タイミング
円板角340°で停止する。前記左右折込み板10
7.108及び後折込みローラ106が前進を開
始後、前述した包装制御データに基づいて決定さ
れる所定のタイミング円板角が経過すると手前左
右クランプが作動し、フイルムの挾持を開放し、
タイミング円板角200°で復帰する。同様に後左右
クランプは、所定のタイミング円板角で開放さ
れ、タイミング円板角140°で復帰する。手前中央
クランプはタイミング円板角140°で作動し、タイ
ミング円板角200°で停止する。また、後中央クラ
ンプは所定のタイミング円板角で作動し、タイミ
ング円板角140°で停止する。
上記各動作はラベルプリンタ600の制御部か
ら、包装機の制御部へ伝送される被包装物毎の包
装条件データに基づいて行なわれる。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば、例えば
横幅寸法の大きいトレイを包装する場合、左右折
り込み板がフイルムをトレイの底部に折り込んだ
時、トレイ後方のフイルムは左右折り込み板が相
反する方向に回動して、トレイ底部を移動する量
が少なくなり、且つ弾性部材でフイルムに一定の
張力を与えつつトレイ底部に折り込むので、フイ
ルムに必要以上の張力を発生させることなく、包
装の仕上がりが良くなる。また、小型の略正方形
状のトレイの場合、左右折り込み板の回動中心付
近によつてフイルムをトレイ底部に折り込むた
め、左右折り込み板の回動が少なくフイルムはト
レイ底部に確実に折り込むことができる。従つ
て、トレイの形状によつて包装の仕上が左右され
ることなく常に安定した包装が行なえるという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る包装装置のフ
イルム折込機構の主要構造を示す図で、第1図は
平面図、第2図は第1図のa−a線上断面矢視
図、第3図は第1図のb−b線上断面矢視図、第
4図は第1図のc−c線上断面矢視図、第5図及
び第6図はそれぞれフイルム折込機構の動作状態
を示す図、第7図及び第8図は上記構成のフイル
ム折込機構を具備する包装装置を示す図であり、
第7図は平面図、第8図は側面図(第7図矢印A
方向から見た図)、第9図は包装部を構成する各
部の動作例を示すメカニカルチヤートである。 図中、100……包装部、101,102……
取付板、103,104……カム溝、105……
前折込み板、106……前折込みローラ、107
……左折込み板、108……右折込み板、10
9,110……軸、111,112……コイルバ
ネ、113,114,115,116……摺動部
材、200……搬入部、300……フイルム供給
移送部、400……エレベータ機構、500……
搬出部、600……ラベルプリンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フイルム移送機構により移送したフイルムをク
    ランプ機構で該フイルム移送方向と直交する方向
    を前後方向としてその端部を少なくとも左右中央
    に区分して挟持し包装装置の所定位置に張設し、
    該フイルムに被包装物を下から押し上げ、左右折
    り込み板で該フイルムの前記フイルム移送方向と
    同じ方向の左右端部を被包装物の底部に折り込む
    と共に、後折り込み板で該フイルムの後方側の後
    端部を被包装物の底部に折り込み、その後該被包
    装物を排出手段で前記後方に押し出すことにより
    後折り込み部材で該フイルムの後方側の後端部を
    被包装物の底部に折り込む包装装置のフイルム折
    込機構において、 前記左右折り込み板は、前記フイルム移送方向
    で互いに対向する方向に直進及び後退する一対の
    取付板のそれぞれその前方側の端部に回動自在に
    軸部材で支枢され、且つ弾性部材により互いに対
    向する方向に付勢され、更に対向する側の辺が該
    取付板の辺から突出し、前記一対の取付板が互い
    に接近方向に移動した場合、該左右折り込み板は
    前記フイルムを押圧し、前記軸部材を中心に取付
    板の上面に沿つて前記弾性部材の弾性力に抗して
    回動しながらフイルムの左右端部を被包装物底部
    に折り込むようになつていることを特徴とする包
    装装置のフイルム折込機構。
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