JP2801343B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2801343B2
JP2801343B2 JP3172890A JP3172890A JP2801343B2 JP 2801343 B2 JP2801343 B2 JP 2801343B2 JP 3172890 A JP3172890 A JP 3172890A JP 3172890 A JP3172890 A JP 3172890A JP 2801343 B2 JP2801343 B2 JP 2801343B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電圧共振型のスイツチング電源装置に関する
ものであり、特に複写機・プリンタ等の電源として好適
な電源装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来共振型のコンバーターに於いては、負荷変動等に
より、共振条件が変化して、フライバツクパルス幅が変
わる場合がある。このため通常は、別の巻線からフライ
バツクパルスを取りだして、フライバツクパルスと同期
を取り、ドライブする手法がよく利用される。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら従来例では、以下の欠点が存在する。
従来は二次側等の別巻線にて検出巻線を設けていた
が、2次側の出力巻線数が多くなると、トランスの巻線
スペースやピンの取り出しの制約により、検出巻線を設
けるスペースがなくなる。
上述二次側等の別巻線にての検出巻線出は、2次側の
出力巻線数が多くなると、各巻線により結合の度合いが
異なり、必要とする巻線から出力を取る場合に良好な波
形を取りだせなくなる。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、小型化、低コスト化を図るとともに、良
好なスイツチングを可能とする電源装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本発明では、電圧共振型のスイツチング電源装置にお
いて、トランス1次側のスイツチング手段のスイツチン
グ電流を検出する電流検出手段を備え、前記電流検出手
段の出力に基づいて過電流の検出及びフライバツク同期
信号の出力を行う。
更に、前記電流検出手段はカレントトランスを有し、
前記カレントトランスの2次巻線の両端子に電流−電圧
変換手段を接続し、各々の電流−電圧変換手段の出力に
基づいて過電流検出及びフライバツク同期信号の出力を
行う。
これにより、1次側のスイツチング電流検出と同時に
フライバツク同期信号の出力を行うことが可能になる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例の電源装置を示す回路図
である。図中T201は電圧共振型のコンバータトランスで
ある。電圧共振型のコンバータトランスT201の一次側
は、AC入力1より入力された商用電源は、入力フイルタ
ー2を介してダイオードブリツジD101とコンデンサC101
とで整流された後、コンバータトランスT201へ供給され
ている。
尚、コンデンサCPは、コンバータトランスT201のため
の共振用コンデンサーである。
Q101はコンバータトランスT201の1次巻線L1をオン・
オフするためのスイツチ手段であって、パワーMOS・FET
により構成されている。
本電源では、二次側制御であるために、パワーMOS・F
ETQ101のドライブは、二次側にある制御回路3にて発生
されたドライブパルスをパルストランスT203を介してFE
Tドライブ回路4に印加することによりドライブする。
また、の補助電源回路は、の二次側制御回路にて電
源立ち上げ時に必要となる。
T202は、Q101で示されるパワーMOS・FETに流れるスイ
ツチング電流を検出するためのカレント・トランスであ
る。本実施例ではカレント・トランスを電源一次側のパ
ワーMOS・FETQ101のソース側とダイオードブリツジD101
のマイナス端子の間に挿入される。カレント・トランス
T202は、電源一次側のパワーMOS・FETQ101スイツチング
電流を検出して、トランスの巻数比の電流を二次側に伝
達している。
カレントトランスT202の二次側では、トランジスタQ1
03,抵抗R103,ダイオードD107からなる電圧電流変換手段
とトランジスタQ104,抵抗R104,ダイオードD108からなる
電圧電流変換手段の両回路がカレント・トランスT202の
二次側の端子各々に接続される。
制御回路3はトランジスタQ103による出力に基づいて
過電流検出を行う。又、トランジスタQ104による出力は
制御回路3にフライバツク同期信号として入力する。
又、コンバータトランスT201の2次側には複数の2次
巻線L2〜L5が設けられており、低圧から高圧まで種々の
出力(A〜E)を取り出すことが可能となっている。2
次巻線L2からはダイオードD106,コンデンサC107を介し
て整流平滑された高圧出力Bが取り出される。又、2次
巻線L3からはダイオードD105,コンデンサC102により整
流平滑され、抵抗R101,R102を介して高圧出力Aが取り
出される。尚、高圧出力A,Bは各種帯電器に供給され
る。2次巻線L3からの出力電圧は抵抗R105,R106により
検出され、制御回路3に入力する。制御回路3ではこの
検出電圧に応じてパルストランスT202を制御する。又、
高圧出力Aは制御回路3からの信号によりオン・オフが
制御される高耐圧トランジスタQ105によりシリーズ制御
される。又、2次巻線L4からはダイオードD103,コンデ
ンサC103,C104を介して+24VのDC出力C及びダイオード
D104、コンデンサC105,C106、三端子レギユレータQ102
及びコンデンサC107を介して+5VのDC出力Dが取り出さ
れる。この+5Vの電源は複写装置の各部制御をおこなう
マイクロコンピユータ及びメモリ等の周辺回路の電源と
して用いられる。又2次巻線L5からは安定器210を介し
て原稿露光のための蛍光灯LAMPにAC出力Eを供給する。
蛍光灯LAMPを余熱するか、あるいは点灯させるかは、蛍
光灯のフイラメントの一端をダイオードブリツジD102,
トランジスタQ106により制御することによって切り換え
られる。このトランジスタQ106も制御回路3からの信号
によりオン・オフが制御される。
第2図は第1図に示す回路各部における波形図であ
る。
以下では、この波形例を使用して第1図と併せて説明
を行う。
部の波形は、コンバータトランスT201のスイツチン
グを行うパワーMOS・FETQ101のドレイン電流波形であ
る。
部の波形は、コンバータトランスT201のスイツチン
グを行うパワーMOS・FETQ101のドレイン電圧波形であ
る。
部の波形は抵抗R103の両端電圧波形である。
部の波形は抵抗R104の両端電圧波形である。
第2図の部の波形では電流が正・負に流れている
が、これは正方向が通常のスイツチング・オン時の電流
波形であり、コンバータトランスT201の一次側巻線のイ
ンダクタンスによって決定される電流波形である。
また負方向は、部の波形と一緒に見ると、部のパ
ワーMOS・FETのドレイン電圧波形、すなわちコンバータ
トランスT201のフライバツク波形の立ち下がり部に流れ
ていることからも明らかであるが、スイツチング・オフ
の回生電流に相当している。
以上に示した電流を本実施例ではカレント・トランス
T202を介して二次側に伝達し、二次側ではトランジスタ
Q103,抵抗R103,ダイオードD107からなる電圧電流変換手
段と、トランジスタQ104,抵抗R104,ダイオードD108から
なる電圧電流変換手段の両回路が接続されており、抵抗
R103の両端電圧波形が部の波形に相当し、抵抗R104の
両端電圧波形が部の波形に相当している。
部の波形は第1図からも明らかなように一次側電流
の正方向と比例した波形となり、これよりR103の抵抗値
をカレント・トランスT202の二次側電流値との間で任意
の設定にすることにより過電流検知が可能となる。この
過電流検知は、パワーMOS・FETや周辺回路の保護の為に
必要となる。本実施例では、トランジスタQ103にて所定
値を検出して、スイツチさせてこれを二次側の制御回路
3に接続している。
部の波形は第1図からも明らかなように一次側電流
の正負方向を反転した波形となり、即ち一次側電流の負
電流を検出可能としたものであり、これよりR104の抵抗
値をカレント・トランスT202の二次電流値との間で任意
の設定にすることにより負電流検知が可能となる。
ここで負電流のたちあがりに対応したのはの波形や
前述のようにフライバツク電圧の立ち下がり部に対応し
ていることにより、フライバツク同期信号として検出可
能となる。
本実施例ではトランジスタQ104にて所定値を検出し
て、スイツチさせてこれを二次側の制御回路3に接続し
ている。部の波形では、正方向の電圧波形が一定値で
クランプされているが、これはトランジスタQ104のベー
ス・エミツタ電圧(VBE電圧)である。また図示はされ
ていないが、負方向もダイオードD108によって所定値以
上はクランプされる。
同様に部の波形も図示はされていないが正方向はト
ランジスタQ103で所定値以上はクランプされ、負方向も
ダイオードD107によって所定値以上は、クランプされ
る。
以上のように一つのカレント・トランスT202の二次側
の端子おのおのに電流電圧変換手段を設ける事により、
フライバツク同期信号と過電流が同時に検出可能とな
る。
〔他の実施例〕
第3図は本発明の別の実施例を示す回路図である。こ
こでは第1図の電流電圧変換手段のトランジスタQ103,Q
104の代りにコンパレータQ203,Q204を用いて過電流の検
出及びフライバツク同期信号の取り出しを行っている。
先の実施例の様にトランジスタでのスイツチではトラン
ジスタのVbe電圧に依存する為に温度特性を持つが、本
実施例の如くトランジスタに代えて、コンパレータを用
いることにより、これを解決したものとなっている。な
おコンパレータの検知レベルの極性は制御回路によって
任意に設定することが可能である。
第4図は、本発明の更に別の実施例を示す回路図であ
る。ここではカレントトランスT202のの両端のレベル差
チエツクをコンパレータQ303を用いて行うと、それぞれ
フライバツク同期信号と過電流検知を立上り時、立下り
時の状態変化時につかむ事が可能となる。又、この場合
もコンパレータの極性の入れ替えにより立上り、立下り
どちらで検出するかは任意に設定可能である。これによ
ってコンパレータは1つでレベルの変化点をつかむ手法
で過電流及びフライバツク同期信号の検出ができる。
又、第5図は本発明の更に別の実施例を示す回路図で
ある。この例では、過電流検知回路の機能向上を目指し
て、過電流検知にウインドコンパレータにて、検知レベ
ルと電流検知解除レベルとにレベル差を与えている。
これにより電源のプロテクト回路のノイズによる誤動
作を防止することができる。
尚、第5図中では、ウインドコンパレータはQ403とR1
07〜R110から成るヒステリシス付の非反転型のコンパレ
ータにて構成されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば電流検出用トラ
ンスの2次側の巻線両端にそれぞれに電流−電圧変換手
段を備える事で、1次側電流の検出とフライバツク同期
信号の取り出しを同時に行うことが可能となり、電源装
置の小型化コストダウンはもとより正確にフライバツク
同期信号を検出し駆動することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電源装置の回路図、 第2図は第1図に示した回路の各部の信号波形図、 第3図〜第5図は本発明の別の実施例である電源装置の
回路図である。 図中、1はAC入力、2は入力フイルタ、3は制御回路、
4はFETドライブ回路、5は補助電源、T201はコンバー
タトランス、T202はカレントトランスである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧共振型のスイツチング電源装置におい
    て、トランス1次側のスイツチング手段のスイツチング
    電流を検出する電流検出手段を備え、前記検出手段の出
    力に基づいて過電流の検出及びフライバツク同期信号の
    出力を行うことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記電流
    検出手段はカレントトランスを有し、前記カレントトラ
    ンスの2次巻線の両端子に電流−電圧変換手段を接続
    し、各々の電流−電圧変換手段の出力に基づいて過電流
    検出及びフライバツク同期信号の出力を行うことを特徴
    とする電源装置。
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