JP2801328B2 - 交互の輪郭一致面を備えた工作物を製作するための装置と方法 - Google Patents

交互の輪郭一致面を備えた工作物を製作するための装置と方法

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JP2801328B2 JP51059489A JP51059489A JP2801328B2 JP 2801328 B2 JP2801328 B2 JP 2801328B2 JP 51059489 A JP51059489 A JP 51059489A JP 51059489 A JP51059489 A JP 51059489A JP 2801328 B2 JP2801328 B2 JP 2801328B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、交互の輪郭一致面を備えた工作物を製造す
るための装置と方法に関する。
上述の一般的な型式の装置及び方法は公知である。交
互の輪郭一致面は、それらが強固な形状結合的な継手を
形成するために、交互の輪郭面に沿って互いに結合する
ことができるように工作物の上に形成されている。この
ような交互の輪郭一致面を形成するために、ルートビッ
トを備えたルータが使用される。夫々2つの交互の輪郭
一致面を備えた2つの工作物を製作するため、先ず一方
の工作物をルータビットで加工してその交互の輪郭面を
形成する。次いで必須である動力工具のリセットを行
い、そして交互の輪郭面を第2の工作物上に形成する。
ルータビットのリセットは、不都合な時間と労力とを消
費する操作であると理解されており、従ってルータビッ
トのリセットを行うことなしに上述の工作物を製作する
ことができれば有利である。
更に、運転中に突出するビットの量が正確でない場合
には、言い換えれば、ビットが交互の輪郭を備えた湾曲
状の面の1つに対し垂直な接線状の点に位置していない
場合には、えぐり面が脆い羽毛状エッジの一致面になる
おそれがある。
発明の摘要 従って本発明の課題は、従来形式の欠点が排除され
た、交互の輪郭一致面を備えている2つの工作物を製作
するための装置と方法とを提供することにある。
更に特に本発明の課題は、ルータ内のルータビットの
リセットを必要としない、交互の輪郭一致面を備えてい
る2つの工作物を製作するための装置と方法とを提供す
ることにある。
これらの課題とこれから明らかになるその他のことを
維持し乍ら、本発明の1つの特徴は、回転可能なルータ
ビットを備えたルータに従って、交互の輪郭一致面を備
えた工作物を製作するための装置と方法とに存し、該ル
ータビットは、工作物の交互の輪郭面に対応して使用さ
れる交互の輪郭作用面を有している。また基体が使用さ
れており、該基体は一方の本質的に平らな面と、第1及
び第2面部分を備えた反対側の別の面とを有しており、
該別の面には相対的に互いに段が付けられている。ルー
タビットを備えたルータが一方の平らの面の上に位置せ
しめられた場合、2つの工作物の交互の輪郭一致面は、
工作物を一方の面部分上と基体の他の面の他の面部分上
とに次々に位置せしめることによって、これを製作する
ことができる。また他方ではルータビットは、一方の面
部分上に位置せしめられ次に基体の他の面の別の面部分
上に位置せしめられる。その間両工作物は、基体の一方
の平らな面上に位置せしめられている。この装置とこの
方法によって、ルータ内のルータビットをリセットする
ことなしに交互の輪郭一致面を備えた2つの工作物を製
作することができるようになる。更にルータビットの誤
調整の機会が著しく減少する。
交互の輪郭面を正確に一致せしめるため、基体の別の
面の第1及び第2部分には、互いに相対的に、一致する
面の交互の輪郭の半ピッチまで又はその半ピッチの倍数
までの段が設けられている。
基体には、第1及び第2面が互いに併合されている領
域内に中心開口部が設けられているので、ルータビット
はこの開口部貫通して延びることができる。また他方で
は基体が剛性であるため、ルータはその側方の縁部の近
くの夫々の面上に位置せしめられ、その結果ルータビッ
トは、基体を超え、側方で外方に向って延びることがで
きるようになる。
本発明のための特性として考えられている新しい特徴
が、特に請求の範囲第2項以下に説明されている。しか
し本発明自体は、その構造とその操作の方法との両方に
関し、付加的な課題とその利点と共に、添付図面に従っ
て次の特別な実施例の説明を読んだ場合に最もよく理解
できるであろう。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に基づいて生産されかつ継手を形成す
るために互いに連結された交互の輪郭面を備えている2
つの工作物の傾斜図である。
図2は、本発明に基づく装置と方法とのための基体を
示す傾斜図である。
図2Aは、本発明に基づいて工作物を生産するための、
ルータ用のルータビットの概略図である。
図3a及び図3bは、本発明の一実施例に基づいて2つの
工作物上に交互の輪郭面を形成するための方法の説明図
である。
図4a及び図4bは、本発明の別の実施例に基づいて工作
物上に交互の輪郭面を形成するための方法を示す、ほぼ
図3に対応する斜視図である。
図5は、工作物の交互の輪郭とそれらを製造するため
のルータビットとの概略図である。
有利な実施例の説明 本発明に基づく装置と方法とは、交互の輪郭一致面を
備えた工作物を製作するために使用されている。工作物
は、図1の符号1及び2で確認され、またそれらが互い
に一致するように形成された交互の輪郭面3及び4を有
している。工作物1及び2は、例えば交互の輪郭面3及
び4間にバインダを導入しかつ工作物1及び2を互いの
方向に押圧することによって互いに結合せしめられ、全
体として符号5で確認される最終製品が得られるように
なっている。
工作物1及び2上の交互の輪郭面3及び4は、回転可
能なルータビット7を備えたルータ6によって形成され
る。ルータビットは、工作物の交互の輪郭面に対応する
交互の輪郭作業面を有している。ルータビットはルータ
6内に設けられた図示なしの回転駆動装置によって回転
せしめられている。
本発明に従って基体9が設けられており、該基体9
は、工作物の交互の輪郭面を形成するためのルータ6に
結合されている。基体9は、1つの平らな面10と、2つ
の面部分12及び13を備えた反対側の別の面11とを有して
いる。面部分12及び13は、相対的に互いに段付けされて
いる。この段高は面3,4,8の半ピッチ又は半ピッチの倍
数に等しい。
基体9には、ルータビット7のための中心開口部14が
設けられている。しかし基体9が、以下に説明するよう
に中心開口部を有しないようにすることも可能である。
交互の輪郭面3及び4が2つの工作物1及び2上で結
合することができるように形成するため、ルータ6は、
図3a及び図3bの実施例に図示されているように基体9の
面10の上に位置している。その際基体9の段付き面11は
下方の方向に向いている。工作物1は、面部分13上でこ
れに隣接して位置しており、基体9は、ルータ6のフラ
ンジにねじによって固定され、かつ工作物1に沿って運
動可能である(図3a)。この結果として、交互の輪郭面
3を工作物1の上に形成することができるようになる。
次に工作物2を基体9の面11の面部分12上でこれに隣接
して位置せしめ、ルータビット7を回転してルータ6を
工作物2に沿って移動せしめる。その結果交互の輪郭面
4を工作物2の上に形成することができるようになる
(図3b)。工作物1及び2の手順は、これを同時に又は
連続して行うことができる。このようにして形成された
交互の輪郭面3及び4は、互いに正確に一致する。これ
らの製造工程中、ルータビット7のリセットは全く不必
要である。
図4a及び図4bには、別の実施例に基づく本発明の方法
が図示されている。この実施例にあっては、基体の面11
が上方になるように基体9の向きを変える。先ず、図4a
に図示されているように、ルータ6を工作物1の上方の
面の上に位置せしめ、そのフランジを基体の下方段の側
方面15に向って横方向で隣接せしめる。次いでルータビ
ット6を回転させ、ルータを工作物1に沿って縦方向に
移動せしめ、残った部分から切り離すと、工作物1の上
に交互の輪郭面3が形成される。その後基体9は、その
面10を図4bに図示のように工作物2の上に位置せしめ
る。ルータ6を面11の面部分12上に位置せしめて、ルー
タ6が面部分12及び13の間の側面16に向って横方向で隣
接することができるようにする。ルータビットを回転し
ルータを工作物2に沿って移動せしめると、工作物上に
交互の輪郭面4が形成される。
本発明の有利な特徴に基づき表面10と表面11の面部分
12との間に制限されている基体9のより低い部分の高さ
h1は、ルータビット7の交互の輪郭面8の半ピッチ又は
半ピッチの整数倍に等しい。図4a及び図4bの実施例に基
づく方法は、このような基体9の寸法に基づいて実施で
きる方法である。面10と面11の面部分13との間に制限さ
れている基体9のより高い部分の高さh2と、高さh1との
間の相違は、同じようにルータビット7の交互の輪郭面
8の半ピッチ又は半ピッチの整数倍に等しい。図3a及び
図3bの実施例に基づく方法は、後者で説明した寸法によ
って実施可能になるのである。
ルータビットの面は、例えば図5に面8′で図示され
ているように、若干異なって形成されていてもよい。該
面8′は、夫々円錐状の部分と円形の円筒部分とを交互
に有している。図5及び図6の実施例にあっては、ルー
タビット7′の面8′の横断面が複数の直線部分によっ
て形成されており、該直線部分は、反対方向のルータビ
ットの中心軸線の方に交互に傾斜せしめられている。
図7の実施例にあっては、ルートビット7″の面8″
の横断面が直線によって形成されており、該直線は、ル
ートビットの中心軸線からより近くに又より遠くに交互
に位置している。
上述の各々の部材は、又は2つの又はそれ以上の部材
が一緒になって、上述の型式とは異なる他の型式の構造
体内に有用に使用され得ることが理解できるであろう。
本発明は、工作物内に一致する交互の輪郭面を形成す
るための装置内で実施されるものとして図示されかつ説
明されてきたけれども、これは詳細に図示したことに限
定することを意図したものではない。それは、本発明の
精神から逸脱することなしに種々の変化態様及び構造的
な変更が可能であるからである。
要するに前述のことは、本発明の要点を充分に具現し
ており、他者が現今の知識を応用することによって、従
来技術の観点から、本発明の一般的な面又は特殊な面の
本質的な特性を公正に構成している特徴を無視すること
なしに、種々の使用に対してこれを進んで採用すること
ができる。
新たにかつ希望するように専売特許証によって保護さ
れるべきものとして主張されているものが、添付の請求
の範囲に述べられている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−94805(JP,U) 実開 昭58−9706(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27C 5/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作物の上に一致する交互の輪郭面を形成
    するための装置であって、予め決められたピッチを有す
    る交互の輪郭面(8)を備えた回転可能かつ移動可能な
    工具(7)を有している形式のものにおいて、工作物
    (1)の上に位置し、かつ前記移動中に前記工具(7)
    を案内するように配置された基体(9)を有しており、
    該基体(9)は、ほぼ平らな第1面(10)と、該第1面
    から横方向に離反した反対側の第2面(11)とを有して
    おり、また基体(9)には、前記工具(7)の前記交互
    の輪郭面(8)の半ピッチ又は半ピッチの整数倍にほぼ
    等しい距離だけ互いに離反している2つの面部分(12,1
    3)が設けられていることを特徴とする、交互の輪郭一
    致面を備えた工作物を製作するための装置。
  2. 【請求項2】前記第2面(11)の前記面部分(12,13)
    が、前記第1面(10)により近く位置している一方の面
    部分(12)を有しており、該一方の面部分(12)は、前
    記工具(7)の半ピッチにほぼ等しい距離だけ前記第1
    面から離反せしめられていることを特徴とする、請求項
    1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記第2面(11)の前記面部分(12,13)
    が、前記第1面(10)により近く位置している一方の面
    部分を有しており、該一方の面部分(12)は、前記工具
    (7)の半ピッチの整数倍にほぼ等しい距離だけ前記第
    1面から離反せしめられていることを特徴とする、請求
    項1記載の装置。
  4. 【請求項4】前記工具(7)は、前記基体(9)に結合
    されかつ基体(9)と共に移動可能であり、また更に前
    記工具と前記基体とを結合するための手段を有している
    ことを特徴とする、請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】前記工具(7)が前記基体(9)に対し相
    対的に移動可能であり、前記基体は、工具が前記基体
    (9)に対し相対的に移動している間、前記工具(7)
    を案内することができるように構成されている側面を有
    していることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】工作物の上に一致する交互の輪郭面を形成
    するための方法であって、交互の輪郭作用面(8)を備
    えている回転可能で移動可能な工具(7)を規定するた
    めの段を有しており、また工作物(1)の上には基体
    (9)が配置されており、該基体は、ほぼ平らな第1面
    (10)と、第1面(10)から横方向に離反している反対
    側の第2面(11)とを有し、また横方向で相互から段付
    きされている2つの面部分(12,13)を有しており、ま
    た工具(7)が基体(9)によって案内されるように工
    具(7)を移動せしめて、一致する交互の輪郭面(3,
    4)を2つの工作物(1,2)に形成することができるよう
    にしていることを特徴とする、交互の輪郭面を備えた工
    作物を製作するための方法。
  7. 【請求項7】前記移動は、面部分(12,13)の一方を工
    作物(1,2)の一方の上に位置せしめることと、面部分
    (12,13)の他方を2つの工作物(2,1)の他方の上に位
    置せしめることを内包しており、また一方の工作物
    (1)と他方の工作物(2)とに対し相対的に、工具
    (7)を基体(9)と一緒に共同で移動せしめているこ
    とを特徴とする、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】前記移動は、その第1面(10)を備えた基
    体(9)を、工作物(1,2)の一方の上と2つの工作物
    (2,1)の他方の上とに位置せしめることを内包してお
    り、また工作物(1)の一方に対し相対的に、かつ基体
    の側面に対し工具(7)を横方向で案内している基体
    (9)に対し相対的に、夫々工具(7)を移動せしめ、
    また他方の工作物(2)に対し相対的に、また基体
    (9)の第2面(11)の面部分(12,13)の一方を超え
    る工具(7)の案内部を備えた基体(9)に対し相対的
    に、夫々工具(7)を移動せしめていることを特徴とす
    る、請求項6記載の方法。
JP51059489A 1989-09-23 1989-09-23 交互の輪郭一致面を備えた工作物を製作するための装置と方法 Expired - Fee Related JP2801328B2 (ja)

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