JP2703095B2 - ディンプルコア超塑性成形用型装置 - Google Patents

ディンプルコア超塑性成形用型装置

Info

Publication number
JP2703095B2
JP2703095B2 JP2094939A JP9493990A JP2703095B2 JP 2703095 B2 JP2703095 B2 JP 2703095B2 JP 2094939 A JP2094939 A JP 2094939A JP 9493990 A JP9493990 A JP 9493990A JP 2703095 B2 JP2703095 B2 JP 2703095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
dimple
mold
core
superplastic forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2094939A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03294025A (ja
Inventor
明男 高橋
正治 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2094939A priority Critical patent/JP2703095B2/ja
Publication of JPH03294025A publication Critical patent/JPH03294025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2703095B2 publication Critical patent/JP2703095B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハニカムサンドイッチ構造に代る軽量サン
ドイッチ構造のディンプルコアの成形に適用されるディ
ンプルコア超塑性成形用型装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図に示すように、凹凸13を有するディンプルシー
ト11をコアとするサンドイッチパネル(昭和59年特許願
第13622号)14は、ハニカムコアに代るユニークな特性
を持つ構造体であり、たとえば第5図に示す中空翼など
の各種の応用が考えられている。
この構造体の中核となるディンプルシート11は、高加
工度を要するため超塑性成形法が適用されるが、代表的
な超塑性ガス圧形方式を採用する場合の金型は、第3図
に示すような成形形状のものであった。
従来のディンプルコア超塑性成形用金型は、一般に
は、第3図に示すような所望の成形形状となるよう一体
のブロックから削り出して金型を製作しているが、成形
面に凹凸があるため、エンドミル加工法や放電加工法が
主要金型加工法となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のディンプルコア超塑性成形用金型は、第3図に
示すように基準面(中央面)21に対して凹凸があるため
エンドミル加工や放電加工法しか適用できないが、凹凸
22,23(ディンプル)の数が多いと加工時間が著しく増
大するとともに、第5図のように基準面21が2次曲面や
3次元曲面(長手方向にねじれている場合も含む)にな
ると、加工用工具(特に放電加工用電極)の送り方向と
凹凸22,23の中心軸方向が一致しなくなり、金型加工が
極めて困難となるという課題があった。
本発明は上記の課題を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上面に基準面と凹凸面が設けられた成形用
型と、同成形用型の上方に配設された上型を備え、上記
成形用型と上型との間にガスが供給されて成形を行うデ
ィンプルコア超塑性成形用型装置において、上記成形用
型が、基準面と同基準面より凹んだ部分と凹部を備えた
めす型と、同めす型の凹部に嵌合される突起部と同突起
部の反対側に突出した部分を備えたおす型とにより形成
されたことを特徴としている。
〔作用〕
上記において、成形用型装置を使用する場合には、め
す型の凹部におす型の突起部を嵌合して成形用型を形成
し、成形用型の表面が、おす型の突出した部分の表面、
めす型の基準面、及びめす型の凹んだ部分の表面により
形成されたなるものとして、ディンプルシートの成形を
行う。
上記おす型とめす型を加工する場合、おす型について
は旋盤により、また、めす型については基準面を3次元
NCミーリング等により加工し、凹面部を総形刃ドリル等
により加工した後、凹部をドリルにより加工することに
よって完成するため、従来の加工時間や工期のかゝるエ
ンドミル加工法や放電加工法が不要となる。
上記により、エンドミル加工法や放電加工法を用いる
必要がなくなったため、作業時間や加工コストの大幅低
減と工期の大幅短縮が可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図に示す本実施例は、成形用金型4と上型7を備
えたディンプルコア超塑性成形用型装置において、上記
成形用金型4が、同成形用金型4の基準面1より突出し
た部分を形成し下部に突起部2aを有するおす型2、およ
び上記成形用金型4の基準面1と基準面1より凹んだ部
分を形成し上記おす型2の突起部2aが嵌合される凹部3a
を有するめす型3を備えている。
上記において、成形用金型4を使用する場合には、め
す型3の凹部3aにおす型2の突起部2aが嵌合され、上記
成形用金型4の表面形状はおす型2の突出した部分の表
面、めす型3の基準面1、及びめす型3の凹んだ部分の
表面によって形成され、ディンプルシートの成形が行わ
れる。
上記成形用金型4は収納用コンテナ6に収納され、同
コンテナ6の上部には上型7が配設され、成形用ガス圧
導入口8よりガスが供給されてディンプルコアの成形を
行う。
次に、上記成形用金型4を形成するおす型2とめす型
3の加工法について説明する。
まず、めす型3の表面(基準面1)を3次元NCミーリ
ング等により加工し、次にその表面の凹面部を総形刃ド
リル等により加工した後、おす型2の突起部2aが嵌合さ
れる凹部3aをドリルにより加工する。また、おす型につ
いては、旋盤により別途加工する。
このように、成形用金型4はおす型2とめす型3とに
分割し、おす型2には旋削加工を適用し、めす型3は基
準面1のミーリング加工後総形刃ドリル加工を適用する
ため、従来のエンドミル加工法や放電加工法による場合
の形彫り加工に要した作業時間は、仕上加工が不要とな
るため半減させることができ、加工コストを大幅に低減
することができると共に、工期も約半分に短縮すること
が可能となる。
第2図は、本実施例を中空翼用ディンプルシートの超
塑性成形用金型に適用した適用例を示している。
ここで9は下型、10は上型であり、下形9の成形面9a
は中空翼中央面を基準面として仕上げられる。そしてそ
の成形面に、凹面ディンプルに対応する凹面部9bが加工
され、一方、別途旋削加工した突面ディンプル成形用お
す型9cが組立てられて完成する。
成形面9aは長手方向にねじれを含む3次元曲面となっ
ており、またおす型9cの凸面、凹面部9bの凹面ディンプ
ルの総数は一般に数千個設けられている。
〔発明の効果〕
本発明のディンプルコア超塑性成形用型装置は、基準
面より突出した部分を形成したおす型と基準面を含み基
準面より凹んだ部分を形成しためす型に分割し、それぞ
れを嵌合することによって、エンドミル加工法や放電加
工法による加工が不要となったため、作業時間の大幅低
減と工期の大幅低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は上記一実
施例の中空翼用ディンプルシートへの適用例の説明図、
第3図は従来の金型の説明図、第4図はディンプルシー
トをコアとするサンドイッチパネルの説明図、第5図は
ディンプルシートをコアとする中空翼の説明図である。 1……基準面、2……おす型、2a……突起部、3……め
す型、3a……凹部、4……金型。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に基準面と凹凸面が設けられた成形用
    型と、同成形用型の上方に配設された上型を備え、上記
    成形用型と上型との間にガスが供給されて成形を行うデ
    ィンプルコア超塑性成形用型装置において、上記成形用
    型が、基準面と同基準面より凹んだ部分と凹部を備えた
    めす型と、同めす型の凹部に嵌合される突起部と同突起
    部の反対側に突出した部分を備えたおす型とにより形成
    されたことを特徴とするディンプルコア超塑性成形用型
    装置。
JP2094939A 1990-04-12 1990-04-12 ディンプルコア超塑性成形用型装置 Expired - Lifetime JP2703095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2094939A JP2703095B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 ディンプルコア超塑性成形用型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2094939A JP2703095B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 ディンプルコア超塑性成形用型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03294025A JPH03294025A (ja) 1991-12-25
JP2703095B2 true JP2703095B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=14123925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2094939A Expired - Lifetime JP2703095B2 (ja) 1990-04-12 1990-04-12 ディンプルコア超塑性成形用型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2703095B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06226889A (ja) * 1993-02-05 1994-08-16 Sky Alum Co Ltd パネル材およびこれを用いた複合パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03294025A (ja) 1991-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108971912B (zh) 一种细长型非圆模具型芯的生产工艺
CN114083243A (zh) 一种薄壁壳体加工工艺
CN114589461A (zh) 通风窗框零件数控加工工艺
US4136597A (en) Drill screw and die for producing same
JP2703095B2 (ja) ディンプルコア超塑性成形用型装置
DE19544573C1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Fräsbearbeitung dreidimensionaler Werkstücke
CN114799779A (zh) “a”字型铝合金整体结构梁模锻件数控加工方法及工装
US4133227A (en) Direct machining method of manufacture of isostress contoured dies
JPS5813431A (ja) ラツク製造方法
JPH02147128A (ja) プレス加工に於ける軸受加工法
JPS59218228A (ja) プレス金型の製造方法
SE461197B (sv) Foerfarande foer framstaellning av verktygselektroder foer bearbetning av arbetsdelarna i ett utstansningsverktyg
JP7355963B1 (ja) エンボス成形金型の加工方法
JPH071253A (ja) 中空押出ダイスの製造方法
CN114083317B (zh) 一种高效cnc零件加工用辅助治具
CN115041933B (zh) 一种台阶镶块组合加工方法
US11931793B2 (en) Inlet lip skin manufacturing method
JP2000326030A (ja) 中空部材の製造方法
JPH0451282B2 (ja)
JPH0140337Y2 (ja)
JPH10202382A (ja) 傾斜切断積層構造による金型の製作法
JPS6277127A (ja) 分割鋳造金型
JPS5855148A (ja) 成形用金型の製造方法
CN110653873A (zh) 一种使用六角形刀加工塑胶制品六角形方孔的方法
CN115107229A (zh) 一种模具方导柱及其加工方法