JP2818639B2 - コンクリート成形用の木製型枠及び木製型枠の製造方法 - Google Patents

コンクリート成形用の木製型枠及び木製型枠の製造方法

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JP2818639B2 JP9898294A JP9898294A JP2818639B2 JP 2818639 B2 JP2818639 B2 JP 2818639B2 JP 9898294 A JP9898294 A JP 9898294A JP 9898294 A JP9898294 A JP 9898294A JP 2818639 B2 JP2818639 B2 JP 2818639B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の柱や壁等の施
工に用いるれるコンクリート成形用の木製型枠及び木製
型枠の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の木製型枠の一部を示し、
(A)の木型100は湾曲面101と、凸状成形面10
2とを有する。図示しないコンクリートは凸状成形面1
02により成形される。
【0003】(B)の木型103は湾曲面104と凹状
成形面105とを有する。図示しないコンクリートは凹
状成形面105により成形される。
【0004】図15は木製型枠の切削加工を行う木工機
械、例えば数値制御ルータに装着する刃物を示す。
(A)の刃物106は凸面加工を行うもので凹状の側刃
107を有し、シャンク108をチャック109で保持
する。(B)の刃物110は凹面加工を行うもので凸状
の側刃111を有し、シャンク112をチャック113
で保持する。
【0005】そして、木材114,116を定盤11
5,117に固定するとともに、シャンク108,11
2の軸心を垂直状態として回転し、シャンク108,1
12を定盤115,117に沿って直線状に水平移動し
て木材114,116を切削し、凸面118及び凹面1
19を加工する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の刃物106では
木材を切削して木型100,103を製造することが難
しかった。その理由は、図14(A)の型枠を製造する
ために図16(A),(B)のように木材120の曲面
121を定盤122に当接して固定し、刃物106を曲
線状に移動して木材120を切削した場合、刃物106
の回転方向と刃物106の移動方向とが異なるため刃物
106が必要以上に木材120に食い込んでしまい、想
定した凸状成形面123を得られないからである。
【0007】また、図14(B)の型枠を製造するため
に図17(A)のように木材124の曲面125を定盤
126に当接して固定し、刃物110を曲線状に移動し
て木材124を切削する場合、木材103の両端と定盤
126との距離L1,L2の設定誤差によって凹状成形
面127の深さL3が不均一となる加工不良が生じる。
【0008】更に、図17(A)では例え距離L1,L
2を正確に設定したとしても、曲面125を定盤126
に当接しているため刃物110の切削抵抗によって木材
124が定盤126との当接部分を支点として揺動し、
結局深さL3の加工精度が損なわれる。
【0009】図17(B)のように木材124の突合せ
面128を定盤126に当接して固定し、刃物129を
平面方向に沿って円弧状に移動して木材124を切削し
て凹状成形面127を加工すれば図17(A)の問題は
生じない。
【0010】ところで、木材124の側面130からの
凹状成形面127の深さL4に応じて刃物129の外径
を設定するが、図17(B)では切削抵抗によりシャン
ク131が破損する危険がある。
【0011】予め強度確保のためシャンク131の太さ
を十分に取れれば良いが、余り太くすると木材130に
接触して切削動作を行えなくなるため、深さL4の設定
に限界があった。
【0012】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、成形面を精度よく加工でき、また、成形面の寸法自
由度を広げ、かつ、安全に切削作業を行えるコンクリー
ト成形用の木製型枠及び木製型枠の製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、弧状または環状のコンクリート
成形物を構築するコンクリート成形用の木製型枠を、前
記コンクリート成形物の湾曲方向に沿って分割してなる
複数の木型本体を設け、前記複数の木型本体は湾曲面
と、この湾曲面に接続した成形面とを有し、かつ、前記
複数の木型本体は前記湾曲面と前記成形面とを結ぶ平面
で分割して形成された平坦面同士を突合せた複数の分割
木型をそれぞれ有する。
【0014】請求項2記載の発明は、弧状または環状の
コンクリート成形物を構築するコンクリート成形用の木
製型枠を、前記コンクリート成形物の湾曲方向に沿って
分割してなる複数の木型本体を設け、前記複数の木型本
体は湾曲面と、この湾曲面に接続した凸状成形面とを有
し、かつ、前記複数の木型本体は前記湾曲面と前記凸状
成形面とを結ぶ平面で分割して形成された平坦面同士を
突合せた一対の分割木型をそれぞれ有する。
【0015】請求項3記載の発明は、弧状または環状の
コンクリート成形物を構築するコンクリート成形用の木
製型枠を、前記コンクリート成形物の湾曲方向に沿って
分割してなる複数の木型本体を設け、前記複数の木型本
体は湾曲面と、この湾曲面の両側に接続した端面と、こ
の端面に接続した凹状成形面とを有し、かつ、前記複数
の木型本体は前記湾曲面と前記凹状成形面とを結ぶ平面
で分割して形成された平坦面同士を突合せた一対の分割
木型を有する。
【0016】請求項4記載の発明は、湾曲面と、この湾
曲面に接続した設けた平坦面と、この平坦面に対応して
設けた位置決め部と、を有する湾曲形状の複数の分割木
型を設け、前記平坦面を基準として前記複数の分割木型
を固定するとともに、刃物を前記複数の分割木型の湾曲
形状に沿って移動して前記複数の分割木型をそれぞれ切
削することにより、前記複数の分割木型に前記平坦面同
士を接続する凸曲面をそれぞれ形成し、前記位置決め部
を一致させて前記平坦面同士を突合せて前記複数の分割
木型を結合する。
【0017】請求項5記載の発明は、湾曲面と、この湾
曲面の両側に接続した平坦面及び端面とを有する湾曲形
状の複数の分割木型を設け、前記端面を基準として前記
複数の分割木型を固定するとともに、刃物を前記複数の
分割木型の湾曲形状に沿って移動して前記複数の分割木
型をそれぞれ切削することにより、前記複数の分割木型
に前記平坦面と前記端面とを接続する凹曲面をそれぞれ
形成するとともに、前記平坦面同士を突合せて前記複数
の分割木型を結合する。
【0018】請求項6記載の発明は、第一湾曲面と、こ
の第一湾曲面の両側に接続した第一平坦面及び端面とを
有する湾曲形状の複数の第一分割木型と、第二湾曲面
と、この第二湾曲面の両側に接続した第二平坦面とを有
する第二分割木型とを設け、前記端面を基準として前記
複数の第一分割木型を固定し、前記第二平坦面を基準と
して前記第二分割木型を固定するとともに、刃物を前記
複数の第一分割木型の湾曲形状に沿って移動して前記複
数の第一分割木型を切削し、刃物を前記第二分割木型の
湾曲形状に沿って移動して前記第二分割木型を切削する
ことにより、前記複数の第一分割木型に前記第一平坦面
と前記端面とを接続する第一凹曲面を形成し、前記第二
分割木型に前記第二平坦面同士を接続する第二凹曲面を
形成し、前記第一平坦面と前記第二平坦面とを突合せて
前記複数の第一分割木型と第二分割木型とを結合する。
【0019】請求項7記載の発明は、湾曲面と、この湾
曲面の湾曲方向の両側に接続した平坦面とを有する複数
の分割木型を設け、前記複数の分割木型を別個に固定し
た状態でそれぞれは刃物で切削することにより、前記複
数の分割木型に前記平坦面同士を接続する凹状形成面を
それぞれ形成するとともに、前記平坦面同士を突合せて
前記複数の分割木型を結合する。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明は、複数の木型本体は複数
の分割木型に分割されているため、成形面を加工し易
い。
【0021】請求項2記載の発明は、平坦面を基準とし
て複数の分割木型を固定し、刃物の移動方向を回転方向
と一致させ曲線状に移動して成形面を成形する。
【0022】請求項3記載の発明は、平坦面を基準とし
て複数の分割木型を固定すれば、刃物の周囲に空間が確
保される。
【0023】請求項4記載の発明は、複数の分割木型は
湾曲形状に沿って移動する刃物により切削され、それぞ
れ凸曲面が形成される。位置決め部同士を一致させて平
坦面を突合せるため、複数の分割木型の結合精度が良
い。
【0024】請求項5記載の発明は、木製の型枠本体が
複数の分割木型に分割されているから、刃物の周囲に空
間が確保される。
【0025】請求項6記載の発明は、木製の型枠本体が
第一分割木型と第二分割木型とに分割されているから、
刃物の周囲に空間が確保される。
【0026】請求項7記載の発明は、木製の型枠本体が
複数の分割木型に分割されているから、刃物の周囲に空
間が確保される。
【0027】
【実施例】
(第一実施例)図1(A)はコンクリート成形用の木製
型枠を成形物の湾曲方向に沿って分割した複数の木型本
体の一つである木型本体1の斜視図、図1(B)は木型
本体1の分解斜視図である。
【0028】木型本体1は長手状に成形されており、湾
曲面2と、湾曲面2に接続した凸状成形面3とを有する
断面半月状となっている。
【0029】木型本体1は湾曲面2と凸状成形面3とを
結び、かつ、湾曲方向に沿った平面(図示せず)により
二つの分割木型1A,1Bに分割してあり、分割木型1
A,1BにY軸との角度を90度に設定した平坦面4,
5を各々設けてある。
【0030】また、凸状成形面3は分割木型1A,1B
に各々設けた凸曲面3A,3Bを接続したものであり、
湾曲面2は分割木型1A,1Bに各々設けた第一湾曲面
2A,第二湾曲面2Bを接続したものである。
【0031】分割木型1Aの平坦面4には長手方向に沿
って位置決め部、例えば、複数の孔6を設け、複数の孔
6にダボ7を嵌合固定してあり、分割木型1Bの平坦面
5にはダボ7に対応する位置に位置決め部、例えば、複
数の孔8を設けてある。
【0032】複数のダボ7を複数の孔8に嵌め込むとと
もに、平坦面4,5を互いに当接して分割木型1A,1
Bを位置決め固定し、木型本体1を組み立ててある。
【0033】なお、木型本体1を複数用意してその長手
方向の端面同士を突合せて接続すれば、円弧や円形等各
種形状の型枠を得られる。
【0034】次に、木型本体1の製造方法を説明する。
まず、図2のように湾曲面2と側面9とを有する断面方
形の木材10を用意する。
【0035】次に、木材10を湾曲面2と側面9とを結
び、かつ、湾曲面2との角度を90度に設定した平面
(図示せず)に沿って切断して二つの分割木型1A,1
Bに分割する。
【0036】その結果、分割木型1Aには平坦面4が形
成され、分割木型1Bには平坦面5が形成されるから、
図示しないドリル等で平坦面4には複数の孔6を設け、
平坦面5には複数の孔8を設ける。
【0037】また、図3、図4のように分割木型1Aに
は第一湾曲面2Aと第一側面9Aが形成され、分割木型
1Bには第二湾曲面2Bと第二側面9Bが形成される。
【0038】そして、平坦面4,5を数値制御ルータ
(図示せず)の定盤11に当接する。定盤11の上面は
水平であり、上面に設けたピン12を複数の孔6,8に
挿入して分割木型1A,1Bを位置決めし、固定する。
【0039】刃物13のシャンク14軸心Aを垂直にし
た状態で水平回転しながら曲線状に移動し、円弧状の側
刃13Bで分割木型1A,1Bを各々切削することによ
り、第一湾曲面2Aと平坦面4、第二湾曲面2Bと平坦
面5を別個に接続し、かつ、凸曲面3A,3Bを各々形
成し、分割木型1A,1Bとする。
【0040】その後、平坦面4,5同士を当接して分割
木型1A,1Bを組み立てて凸曲面3A、3Bを接続す
れば、凸状成形面3を有する木型本体1が完成する。
【0041】このように、本実施例では平坦面4,5を
定盤11に当接して分割木型1A,1Bを固定し、刃物
13の移動方向と回転方向とを一致させているから、刃
物13の側刃13Aの移動軌跡が設計上の凸曲面3A,
3Bと一致し、図1の凸状成形面3を精度よく切削加工
できる。
【0042】また、平坦面4,5を定盤11に対して面
接触させて分割木型1A,1Bを固定しているから固定
力が強く、加工精度が一層高まる。また、ダボ7をダボ
孔8に挿入して位置決めを行っているから、分割木型1
A,1B同士の結合精度が良く、第一湾曲面2Aと第二
湾曲面2Bや、凸曲面3Aと凸曲面3Bが正確に一致す
る。
【0043】なお、本実施例では、単一の木材10を切
断して分割木型1A,1Bを成形しているが、分割木型
1A,1Bを予め別個に成形しておき、各々第一湾曲面
2A,第一側面9Aと第二湾曲面2B,第二側面9Bと
を個々に切削加工してもよい。
【0044】更に、分割木型1A,1Bの固定は他の固
定手段、例えば定盤11に設けた突条(図示せず)を平
坦面4,5に設けた溝(図示せず)に没入することで行
ってもよい。
【0045】(第二実施例)図5断面方形の木製の六つ
の分割木型1C〜1Dを個々に設けた例である。分割木
型1C〜1Dの寸法L1〜L3はL1<L2<L3の関
係にある。
【0046】分割木型1Cは第一湾曲面2Cと第一側面
9Cと、第一湾曲面2Cと第一側面9Cとを接続した平
坦面4Cとを有する。
【0047】分割木型1Dは第二湾曲面2Dと第二側面
9Dと、第二湾曲面2Dと第二側面9Dとを接続し、か
つ、第二湾曲面2Dとの角度を90度に設定した平坦面
4Dとを有する。
【0048】分割木型1Eは第三湾曲面2Eと第三側面
9Eと、第三湾曲面2Eと第三側面9Eとを接続した平
坦面4Eとを有する。
【0049】そして、分割木型1C〜1Dを第一実施例
と同様にして平坦面4C,4D,4Eを基準として固定
した後、第一実施例と同様にして刃物で切削し、各々凸
曲面3C,3D,3Eを形成した。
【0050】その後、六つの分割木型1C〜1Dを結合
すれば、第一実施例と同様の木型本体が完成する。な
お、特に図示しないが、分割木型1C〜1Dにも第一実
施例と同様な孔及びダボを設けてあることは勿論であ
る。
【0051】本実施例でも第一実施例と同様の効果を得
られるとともに、凸状成形面に対応して寸法L1〜L3
を必要最低限に設定しているため、木材を節約できると
いう他の効果もある。なお、分割木型の分割数は任意に
変えられることは勿論である。
【0052】(第三実施例)図6(A)は他の木型本体
30の結合状態の斜視図、(B)は木型本体30の分解
斜視図である。
【0053】木型本体30は湾曲面31と、湾曲面31
の両側に接続した一対の平坦面32と、一対の平坦面3
2に接続し、かつ、湾曲面31と平行な曲面33と、曲
面33に臨んだ凹状成形面34とを有する。凹状成形面
34は半円形状であり、木型本体30の内側に位置して
いる。
【0054】木型本体30は湾曲面31と凹状成形面3
4とを結ぶ平面(図示せず)に沿って対称な形状の二つ
の分割木型30A,30Bに分割してある。分割木型3
0Aは第一湾曲面31Aと、第一曲面33Aと、第一凹
面34Aとを有し、分割木型30Bは第二湾曲面31B
と、第二曲面33Bと、第二凹面34Bとを有する。
【0055】また、分割木型30Aは第一曲面33Aと
の角度を90度に設定した平坦な平坦面35Aを有する
一方、分割木型30Bは第二曲面33Bとの角度を90
度に設定した平坦な平坦面35Bを有する。
【0056】平坦面35Aには長手方向に沿って複数の
孔36を設けてあり、平坦面35Bには複数の孔36に
対応する位置に長手方向に複数の孔37を設け、孔37
にダボ38を嵌合固定してある。
【0057】分割木型30A,30Bの結合状態では平
坦面35A,35B同士が当接しており、ダボ38が複
数の孔36へ挿入されて分割木型30A,30Bの位置
決めをしている。
【0058】図7(A)、(B)は木型本体30の製造
方法を示している。まず。水平な定盤39の上面に一対
の平坦面32を当接して分割木型30A,30Bを固定
する。固定は定盤39上に設けたピン(図示せず)を平
坦面32に設けた孔(図示せず)に挿入して行ってもよ
いし、図示しない真空吸着手段によって行ってもよい。
【0059】次に、シャンク40の軸心Bを垂直とした
刃物41を回転しつつ水平に円弧状に移動していくと、
刃物41によって分割木型30A,30Bが切削され、
第一曲面33A,第二曲面33Bに臨む第一凹曲面34
A,第二凹曲面34Bがそれぞれ形成されることとな
る。
【0060】本実施例では、第一曲面33A,第二曲面
33Bと平坦面35A,35Bとの角度が90に設定し
てあるため、平坦面35A,35Bの上方に空間を確保
できる。
【0061】このため、第一凹曲面34A,第二凹曲面
34Bの第一曲面33A,第二曲面33Bからの深さL
5に対応して刃物41の直径R1を大きく設定し、同時
にシャンク40の直径R2を太く設定して強度を確保し
てもシャンク40が分割木型30A、30Bに接触する
ことはない。
【0062】従って、シャンク40が切削抵抗で折れる
ことが無く切削作業を安全に遂行できるとともに、第一
凹曲面34A,第二凹曲面34Bの深さL5の寸法自由
度を広げることができる。
【0063】なお、特に図示しないが、木型本体30を
更に多くの平行な平面に沿って切断し、分割数を多く設
定してもよい。この場合、両端に位置する一対の分割木
型は平坦面基準として固定され、その他の分割木型は平
坦面を基準として固定した上で、各々切削加工される。
なお、本実施例において、凹状成形面は矩形としてもよ
い。
【0064】(第四実施例)図8(A)は他の木型本体
42の結合状態の斜視図、(B)は木型本体42の分解
斜視図である。
【0065】木型本体42は湾曲面43と、湾曲面43
の両側に接続した端面44と、端面44に接続し、か
つ、湾曲面43と平行な曲面45と、凹状成形面46と
を有する。凹状成形面46は半円形であり木型本体42
の外側に位置している。
【0066】木型本体42は湾曲面43と凹状成形面4
6とを結ぶ平面(図示せず)に沿って対称な形状の二つ
の分割木型42A,42Bに分割してある。分割木型4
2Aは第一湾曲面43Aと、第一曲面45Aと、第一凹
曲面46Aとを有し、分割木型42Bは第二湾曲面43
Bと、第二曲面45Bと、第二凹曲面46Bとを有す
る。
【0067】また、分割木型42Aは第一曲面45Aと
の角度を90度に設定した平坦面47Aを有する一方、
分割木型42Bは第二曲面45Bとの角度を90度に設
定した平坦面47Bを有する。
【0068】平坦面47Aには長手方向に沿って複数の
孔47を設けてあり、平坦面47Bには複数の孔47に
対応する位置に長手方向に複数の孔48を設け、孔48
にダボ49を嵌合固定してある。
【0069】分割木型42A,42Bの結合状態では平
坦面47A,47B同士が当接しており、ダボ49が複
数の孔48へ挿入されて分割木型42A,42Bの位置
決めをしている。
【0070】木型本体42の製造方法は第四実施例と同
様にして行われる。本実施例でも第四実施例と同様の作
用効果を得られる。また、凹状成形面46は矩形であっ
てもよい。
【0071】(第五実施例)図9(A)は第一実施例と
第四実施例を組み合わせた木型本体60の結合状態の斜
視図、(B)は分解状態の斜視図である。
【0072】木型本体60は分割木型1A,1Bと、分
割木型30A,30Bとに分割してあり、分割木型30
Bの端面33Bに対して分割木型1Aの端面90を当接
して結合してある。
【0073】その他の構成は第一実施例及び第四実施例
と同様に構成してあり、第一実施例及び第四実施例と同
様にして切削加工されることにより、第一実施例及び第
四実施例と同様の効果を得られる。
【0074】(第六実施例)図10は型枠全体の略示的
斜視図、図11は型枠の要部示す側面図である。型枠対
称な第一型枠70Aと第二型枠70Bとに二分割されて
いる。
【0075】第一型枠A,第二型枠70Bは扇状の基板
71と、基板71に放射状に固定した複数枚の保持板7
2と、複数枚の保持板72の曲面73に固定した木型本
体Dとを有する。木型本体Dは湾曲面76と、湾曲面7
6の両側に平坦面81,82を介して接続した凹状成形
面Eとを有する。
【0076】木型本体Dは第一型枠70A側の分割木型
74と、第二型枠B側の分割木型75とに分割してあ
る。
【0077】湾曲面76は分割木型74側の第一湾曲面
77と、分割木型75側の第二湾曲面78とを接続して
なる。また、分割木型74の平坦面81と、分割木型7
5の平坦面82とを当接し、分割木型74,75を結合
してある。平坦面同士の角度は90度に設定してあると
ともに、分割木型74,75を円周方向に副数個配置し
てある。
【0078】凹状成形面Eは分割木型74の第一凹曲面
83と分割木型75の第二凹曲面84とを接続してな
る。なお、第二型枠70Bは第一型枠70Aと対称に構
成してある。
【0079】木型本体Dの製造方法を説明する。まず、
図12のように、第一湾曲面77,78と、この湾曲面
77,78の両端に接続し、かつ、相互の角度を90度
に設定した平坦な平坦面81,82と、平坦面81同
士、平坦面82同士を接続した接続面86とを有する分
割木型74,75を別個にそれぞれ複数設ける。
【0080】そして、分割木型74,75の第一湾曲面
77,78を図13(A),(B)のように保持板72
の曲面73に当接しプラスチックの釘(図示せず)を打
ち付けて分割木型74,75を保持板72に別個に固定
する。保持板72同士の間には補強分割木型85を配置
し保持板72を確実に固定している。
【0081】その後、図示しない刃物の軸心を垂直にし
た状態で回転しながら水平に曲線状に移動することによ
り、分割木型74,75を別個に切削して凹曲面83,
84を加工する。
【0082】そして、平坦面81,82同士を当接して
分割木型74,75を結合すれば、第一型枠70A,第
二型枠70Bとが組み立てられ、凹状成形面Eが形成さ
れる。本実施例でも第四実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明は、弧
状または環状のコンクリート成形物を構築するコンクリ
ート成形用の木製型枠を、前記コンクリート成形物の湾
曲方向に沿って分割してなる複数の木型本体を設け、前
記複数の木型本体は湾曲面と、この湾曲面に接続した成
形面とを有し、かつ、前記複数の木型本体は前記湾曲面
と前記成形面とを結ぶ平面で分割して形成された平坦面
同士を突合せた複数の分割木型をそれぞれ有する。
【0084】このように、複数の木型本体は複数の分割
木型に分割されているため、成形面を精度よく加工でき
る。
【0085】請求項2記載の発明は、弧状または環状の
コンクリート成形物を構築するコンクリート成形用の木
製型枠を、前記コンクリート成形物の湾曲方向に沿って
分割してなる複数の木型本体を設け、前記複数の木型本
体は湾曲面と、この湾曲面に接続した凸状成形面とを有
し、かつ、前記複数の木型本体は前記湾曲面と前記凸状
成形面とを結ぶ平面で分割して形成された平坦面同士を
突合せた一対の分割木型をそれぞれ有する。
【0086】このように、平坦面を基準として複数の分
割木型を固定し、刃物の移動方向を回転方向と一致させ
曲線状に移動して成形面を成形するから、凸状成形面を
精度よく加工できる。
【0087】請求項3記載の発明は、弧状または環状の
コンクリート成形物を構築するコンクリート成形用の木
製型枠を、前記コンクリート成形物の湾曲方向に沿って
分割してなる複数の木型本体を設け、前記複数の木型本
体は湾曲面と、この湾曲面の両側に接続した端面と、こ
の端面に接続した凹状成形面とを有し、かつ、前記複数
の木型本体は前記湾曲面と前記凹状成形面とを結ぶ平面
で分割して形成された平坦面同士を突合せた一対の分割
木型を有する。
【0088】このように、平坦面を基準として複数の分
割木型を固定すれば、刃物の周囲に空間が確保されるか
ら、刃物のシャンクが木型本体に接触することが無く、
安全に加工作業を行うことができるとともに、凹状成形
面の寸法自由度が広がる。
【0089】請求項4記載の発明は、湾曲面と、この湾
曲面に接続した設けた平坦面と、この平坦面に対応して
設けた位置決め部と、を有する湾曲形状の複数の分割木
型を設け、前記平坦面を基準として前記複数の分割木型
を固定するとともに、刃物を前記複数の分割木型の湾曲
形状に沿って移動して前記複数の分割木型をそれぞれ切
削することにより、前記複数の分割木型に前記平坦面同
士を接続する凸曲面をそれぞれ形成し、前記位置決め部
を一致させて前記平坦面同士を突合せて前記複数の分割
木型を結合する。
【0090】このように、複数の分割木型は湾曲形状に
沿って移動する刃物により切削され、それぞれ凸曲面が
形成されるから凸状成形面のか構成度が良くなる。ま
た、位置決め部同士を一致させて平坦面を突合せるた
め、複数の分割木型の結合精度が良い。
【0091】請求項5記載の発明は、湾曲面と、この湾
曲面の両側に接続した平坦面及び端面とを有する湾曲形
状の複数の分割木型を設け、前記端面を基準として前記
複数の分割木型を固定するとともに、刃物を前記複数の
分割木型の湾曲形状に沿って移動して前記複数の分割木
型をそれぞれ切削することにより、前記複数の分割木型
に前記平坦面と前記端面とを接続する凹曲面をそれぞれ
形成するとともに、前記平坦面同士を突合せて前記複数
の分割木型を結合する。
【0092】このように、木製の型枠本体が複数の分割
木型に分割されているから、刃物の周囲に空間が確保さ
れ、刃物のシャンクが木型本体に接触することが無く、
安全に加工作業を行うことができるとともに、凹状成形
面の寸法自由度が広がる。
【0093】請求項6記載の発明は、第一湾曲面と、こ
の第一湾曲面の両側に接続した第一平坦面及び端面とを
有する湾曲形状の複数の第一分割木型と、第二湾曲面
と、この第二湾曲面の両側に接続した第二平坦面とを有
する第二分割木型とを設け、前記端面を基準として前記
複数の第一分割木型を固定し、前記第二平坦面を基準と
して前記第二分割木型を固定するとともに、刃物を前記
複数の第一分割木型の湾曲形状に沿って移動して前記複
数の第一分割木型を切削し、刃物を前記第二分割木型の
湾曲形状に沿って移動して前記第二分割木型を切削する
ことにより、前記複数の第一分割木型に前記第一平坦面
と前記端面とを接続する第一凹曲面を形成し、前記第二
分割木型に前記第二平坦面同士を接続する第二凹曲面を
形成し、前記第一平坦面と前記第二平坦面とを突合せて
前記複数の第一分割木型と第二分割木型とを結合する。
【0094】このように、木製の型枠本体が第一分割木
型と第二分割木型とに分割されているから、刃物の周囲
に空間が確保され、刃物のシャンクが木型本体に接触す
ることが無く、安全に加工作業を行うことができるとと
もに、凹状成形面の寸法自由度が広がる。
【0095】請求項7記載の発明は、湾曲面と、この湾
曲面の湾曲方向の両側に接続した平坦面とを有する複数
の分割木型を設け、前記複数の分割木型を別個に固定し
た状態でそれぞれは刃物で切削することにより、前記複
数の分割木型に前記平坦面同士を接続する凹状形成面を
それぞれ形成するとともに、前記平坦面同士を突合せて
前記複数の分割木型を結合する。
【0096】このように、木製の型枠本体が複数の分割
木型に分割されているから、刃物の周囲に空間が確保さ
れ、刃物のシャンクが木型本体に接触することが無く、
安全に加工作業を行うことができるとともに、凹状成形
面の寸法自由度が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第一実施例の木型の斜視図、(B)は
(A)の木型の分解斜視図である。
【図2】第一実施例の木型を成形する前の複数の分割木
型を示す斜視図である。
【図3】第一実施例の木型本体を製造する動作を示す側
面図である。
【図4】第一実施例の木型本体を製造する動作を示す平
面図である。
【図5】第二実施例の木型本体を製造するための複数の
分割木型の分解側面図である。
【図6】(A)は第三実施例の木型本体の斜視図、
(B)は(A)の木型本体の分解斜視図である。
【図7】(A)は第三実施例の木型本体の製造動作を示
す側面図、(B)は(A)の平面図である。
【図8】(A)は第四実施例の木型本体の製造動作を示
す側面図、(B)は(A)の平面図である。
【図9】(A)は第五実施例の木型本体を示す斜視図、
(B)は(A)の木型本体の分解斜視図である。
【図10】第六実施例の木型本体を示す略示的斜視図で
ある。
【図11】第六実施例の木型本体を示す側面図である。
【図12】第六実施例の木型本体に用いる複数の分割木
型の加工前の斜視図である。
【図13】(A)は第六実施例の木型本体の製造工程を
示す斜視図、(B)は(A)の平面図である。
【図14】(A)は従来の木型本体の斜視図、(B)は
従来の他の木型本体の斜視図である。
【図15】(A),(B)は従来の木材の切削方法を示
す側面図である。
【図16】(A)は従来の木材の切削方法を示す正面
図、(B)は(A)の側面図である。
【図17】(A)は従来の木材の切削方法を示す正面
図、(B)は他の切削方法を示す正面図である。
【符号の説明】
1 木型本体 2 湾曲面 3 凸状成形面 1A,1B 分割木型 4,5 平坦面

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弧状または環状のコンクリート成形物を
    構築するコンクリート成形用の木製型枠を、前記コンク
    リート成形物の湾曲方向に沿って分割してなる複数の木
    型本体を設け、 前記複数の木型本体は湾曲面と、この湾曲面に接続した
    成形面とを有し、かつ、前記複数の木型本体は前記湾曲
    面と前記成形面とを結ぶ平面で分割して形成された平坦
    面同士を突合せた複数の分割木型をそれぞれ有すること
    を特徴とするコンクリート成形用の木製型枠。
  2. 【請求項2】 弧状または環状のコンクリート成形物を
    構築するコンクリート成形用の木製型枠を、前記コンク
    リート成形物の湾曲方向に沿って分割してなる複数の木
    型本体を設け、 前記複数の木型本体は湾曲面と、この湾曲面に接続した
    凸状成形面とを有し、かつ、前記複数の木型本体は前記
    湾曲面と前記凸状成形面とを結ぶ平面で分割して形成さ
    れた平坦面同士を突合せた一対の分割木型をそれぞれ有
    することを特徴とするコンクリート成形用の木製型枠。
  3. 【請求項3】 弧状または環状のコンクリート成形物を
    構築するコンクリート成形用の木製型枠を、前記コンク
    リート成形物の湾曲方向に沿って分割してなる複数の木
    型本体を設け、 前記複数の木型本体は湾曲面と、この湾曲面の両側に接
    続した端面と、この端面に接続した凹状成形面とを有
    し、かつ、前記複数の木型本体は前記湾曲面と前記凹状
    成形面とを結ぶ平面で分割して形成された平坦面同士を
    突合せた一対の分割木型を有することを特徴とするコン
    クリート成形用の木製型枠。
  4. 【請求項4】 湾曲面と、この湾曲面に接続した設けた
    平坦面と、この平坦面に対応して設けた位置決め部と、
    を有する湾曲形状の複数の分割木型を設け、前記平坦面
    を基準として前記複数の分割木型を固定するとともに、
    刃物を前記複数の分割木型の湾曲形状に沿って移動して
    前記複数の分割木型をそれぞれ切削することにより、前
    記複数の分割木型に前記平坦面同士を接続する凸曲面を
    それぞれ形成し、前記位置決め部を一致させて前記平坦
    面同士を突合せて前記複数の分割木型を結合することを
    特徴とするコンクリート成形用木製型枠の製造方法。
  5. 【請求項5】 湾曲面と、この湾曲面の両側に接続した
    平坦面及び端面とを有する湾曲形状の複数の分割木型を
    設け、前記端面を基準として前記複数の分割木型を固定
    するとともに、刃物を前記複数の分割木型の湾曲形状に
    沿って移動して前記複数の分割木型をそれぞれ切削する
    ことにより、前記複数の分割木型に前記平坦面と前記端
    面とを接続する凹曲面をそれぞれ形成するとともに、前
    記平坦面同士を突合せて前記複数の分割木型を結合する
    ことを特徴とするコンクリート成形用木製型枠の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 第一湾曲面と、この第一湾曲面の両側に
    接続した第一平坦面及び端面とを有する湾曲形状の複数
    の第一分割木型と、 第二湾曲面と、この第二湾曲面の両側に接続した第二平
    坦面とを有する第二分割木型とを設け、 前記端面を基準として前記複数の第一分割木型を固定
    し、前記第二平坦面を基準として前記第二分割木型を固
    定するとともに、刃物を前記複数の第一分割木型の湾曲
    形状に沿って移動して前記複数の第一分割木型を切削
    し、刃物を前記第二分割木型の湾曲形状に沿って移動し
    て前記第二分割木型を切削することにより、前記複数の
    第一分割木型に前記第一平坦面と前記端面とを接続する
    第一凹曲面を形成し、前記第二分割木型に前記第二平坦
    面同士を接続する第二凹曲面を形成し、前記第一平坦面
    と前記第二平坦面とを突合せて前記複数の第一分割木型
    と第二分割木型とを結合することを特徴とするコンクリ
    ート成形用木製型枠の製造方法。
  7. 【請求項7】 湾曲面と、この湾曲面の湾曲方向の両側
    に接続した平坦面とを有する複数の分割木型を設け、前
    記複数の分割木型を別個に固定した状態でそれぞれは刃
    物で切削することにより、前記複数の分割木型に前記平
    坦面同士を接続する凹状形成面をそれぞれ形成するとと
    もに、前記平坦面同士を突合せて前記複数の分割木型を
    結合することを特徴とするコンクリート成形用木製型枠
    の製造方法。
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