JP2800777B2 - ワーク自動供給装置 - Google Patents

ワーク自動供給装置

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JP2800777B2
JP2800777B2 JP8126323A JP12632396A JP2800777B2 JP 2800777 B2 JP2800777 B2 JP 2800777B2 JP 8126323 A JP8126323 A JP 8126323A JP 12632396 A JP12632396 A JP 12632396A JP 2800777 B2 JP2800777 B2 JP 2800777B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車組立ライン
等に適用されるワーク自動供給装置に係り、特にワーク
搬送先が一定の範囲内で移動する場合のワーク自動供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示した従来技術の自動車組立ラ
インにおいては、部品を組付けられる側の艤装中の車体
1がオーバヘッドコンベア(以下OHC)ハンガ2に搭
載されて一定速度で図面左方向(白抜矢印3)へ搬送さ
れている。OHCハンガ2の下側にはコンベア4が設置
され、OHCハンガ2と同一速度で同一方向(白抜矢印
5)へ作業台車6を搬送するように運転されている。こ
の結果、車体1と作業台車6との間には相対的な速度差
がなく、作業台車6に同乗した組付作業者は、所定のワ
ーク(部品)7を同一速度で移動しながら車体1に組付
けることができる。
【0003】しかし、作業台車6はコンベア4と同期し
て動くだけでなく、作業台車6に同乗した組付作業者の
コンベアとの切離し操作によって後退方向(矢印8)の
独立した移動も可能である。従って、通常はコンベア4
と同期しての移動中にワーク7の組付作業を実施し、作
業完了後には次工程の任意の位置まで後退してOHCハ
ンガ2で搬送されてくる次の作業対象車体と同期して並
走することとなる。なお、組付作業を完了した作業台車
6へワーク7を供給する作業は、コンベア4の付近に設
けられた準備作業位置で部品の選択及び小部品の組付け
を完了したワーク供給作業者によって手押しの台車9を
使用してなされ、同ワーク供給作業者は、パレット上に
載置したワーク7を組付作業台車上のリフター10へ供
給すると共に空パレットの回収も行っている。
【0004】また、特開平2−41834号公報には、
一連の部品組付けラインにおいて、大型部品は単品毎
に、小物部品は車体1台分モジュール化し、搬送ライン
に同期させて該当する作業部所に供給するようにして、
多量の部品保管及び選択のスペースを不要にする車輌組
立ラインへの部品供給システムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のワーク供給方法では、ワーク供給作業者の作業時間
のうち、作業台車と準備作業位置との間で台車を押して
往復するのに要する搬送時間の割合及びワークの移載作
業の労働負担がかなり大きいという問題があった。この
ため、ワーク供給作業者が1セットのワークを処理する
のに必要な作業工数は大きくなり、1人の作業者で対応
可能なワークの供給数が少なくなって組立ラインの搬送
速度に影響を及ぼすこともある。また、生産性を上げる
ために組立ラインの搬送速度を速くすると、ワーク供給
作業者の負担を増すことになる。
【0006】そこで、本発明の目的は、準備作業位置と
作業台車との間のワーク搬送作業を自動化し、ワーク供
給作業者の負担低減及び作業工数低減を図ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するためになされたもので、車体への部品組付け
を行なう車体搬送ラインのラインサイドに設置されたワ
ーク供給ラインと、上記車体搬送ラインと並走しながら
移動する作業台車と、上記ワーク供給ラインと上記作業
台車との間で往復する移載台車とを備え、上記移載台車
が上記ワーク供給ラインから受取ったワークを上記作業
台車へ搬送して払い出すワーク自動供給装置において、
上記移載台車が、ワーク供給ラインからワークを受給可
能なスタート位置に停止しワークを受取ってスタート指
令を待つ準備工程と、上記スタート指令を受けて移動中
の作業台車に向けて自走するワーク搬送工程と、上記作
業台車とドッキングして作業台車に牽引される同期走行
工程と、上記同期走行工程においてワークを作業台車へ
払い出すワーク移載工程と、ワーク移載完了後に作業台
車から離れてワーク供給ラインのスタート位置まで自走
して戻る帰還工程とよりなる1サイクルの動作を繰り返
すことを特徴とするワーク自動供給装置である。
【0008】なお、ワークの搬送にパレットを使用する
ような場合には、準備工程においてワーク供給ラインと
の間でワークの受取り及び空パレットの払い出しを行
い、ワーク移載工程においても作業台車との間でワーク
の払い出し及び空パレットの回収を行い、さらに帰還工
程においては空パレットの搬送を行うようにするとよ
い。
【0009】また、上記移載台車は、ワーク搬送工程の
自走時に作業台車と係止する同期検知アタッチと、作業
台車の存在を検出する作業台車検知手段と、上記作業台
車検知手段からの信号で作業台車と係止する同期固定ア
タッチとよりなる同期機構を備えたことを特徴としてい
る。
【0010】また、上記移載台車は、上記同期機構を備
え、上記同期検知アタッチと上記同期固定アタッチとの
間で作業台車のドグ部を挟持することを特徴としてい
る。
【0011】また、上記作業台車は、上記移載台車のワ
ーク搬送面と同一高さに設定され、かつ作業台車上の移
載位置と組付作業位置との間で往復移動する組付台車を
備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるワーク自動供
給装置の実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0013】図1(a)の平面図及び図1(b)の側面
図は本発明によるワーク自動供給装置が設置された自動
車組立ラインを例示しており、図11の従来例と同様
に、図中の符号1は車体、2はOHCハンガ、4はコン
ベア、6は作業台車である。この自動車組立ラインで
は、艤装中の車体1が電動モータによりチェーン駆動さ
れるOHCハンガ2に搭載されて図面左方向(白抜矢印
3)へ順次一定速度で搬送されている。また、OHCハ
ンガ2の下の床面には電動モータを駆動源とするコンベ
ア4が設置され、同コンベア4は、OHCハンガ2と同
一速度で同一方向へ(白抜矢印5)運転されている。そ
して、作業台車6は自走用の駆動源としてエアモータを
備えており、同乗する作業者の運転操作によって、コン
ベア4の搬送面上を図面右方向(矢印8)に独立した移
動(後退)が可能である。
【0014】このような自動車組立ラインでは、作業対
象となる車体1の下まで作業台車6を自走させ、自走し
た作業台車6をコンベア4の搬送面に接しかつ駆動源が
フリーの状態で停止させることにより、同作業台車6は
コンベア4に搬送されて同期した移動をする。この結
果、作業台車6に同乗した作業員は作業対象となる車体
1と同一速度で同一方向へ移動することになり、この間
の相対的な静止状態で所定のワーク7を車体1に組付け
る等の作業を行うことができる。なお、所定の作業が完
了した後には、コンベア4で搬送された位置から作業台
車6を所望の位置まで、すなわちOHCハンガ2で搬送
されてくる次の作業対象車体の下まで自走により後退さ
せ、再度停止して同様の作業を繰り返す。
【0015】さて、本発明のワーク自動供給装置は、上
述したようにコンベア4に搬送されて一緒に移動してい
る作業台車6に対して、後退してくる前の作業工程で車
体1に組付けてなくなった組付台車50上にワーク7を
新たに自動供給するための装置であって、移載台車20
がワーク供給ライン40と移動中の作業台車6との間を
矢印21の如くコンベア4と平行に往復し、ワーク供給
ライン40から受取ったワーク7を搬送して作業台車6
上の組付台車50へ払い出すものである。この移載台車
20は、エアモータ又は電動モータを駆動源とする駆動
機構を備え、コンベア4の横に平行に敷設された一対の
レール11上を自走による前進及び後退が可能である。
なお、レール11は、移載台車20がワーク供給ライン
40と接続されてワーク7を受取るスタート位置からコ
ンベア4の搬送方向へ向けて、作業台車6の移動範囲を
カバーするように敷設すればよい。
【0016】上述した移載台車20は、図2(a),
(b)に示す如く、係止ロック22aがエアシリンダ2
2bの作動で出没する停止ロック機構22を備えてい
る。この停止ロック機構22は、一般的には移載台車2
0のワーク供給ライン40側下部に設けられ、係止ロッ
ク22aが突出した状態で後述するワーク供給ライン4
0の適所(たとえば支柱)と係合し、スタート位置に停
止した移載台車20をその位置に保持する機能(ロック
機能)を有している。符号23,24は移載台車20の
上面に2列設けられたモータローラ搬送機構であり、そ
の搬送方向は自走方向21と直交し、かつ、各々が左右
逆向きになっている。このモータローラ搬送機構23,
24は複数のローラを並べて構成され、搬送負荷に応じ
てローラの一部又は全部に駆動用の同期電動モータを内
蔵している。一方のモータローラ搬送機構23はコンベ
ア4の運転方向前側に位置し、パレット上にワーク7が
セットされた状態の実パレット12をワーク供給ライン
40から受取ると共に搬送後には後述する組付台車50
へ払い出すものであり、その搬送方向は図2の右から左
となる。もう一方のモータローラ搬送機構24はコンベ
ア4の運転方向後側に位置し、組付作業完了後は組付台
車50から空パレット13を受取ると共に搬送後にはワ
ーク供給ライン40へ払い出すものであり、その搬送方
向は図2の左から右となる。また、符号25,26,2
7,28はモータローラ搬送機構23,24の搬送面に
設けられたパレットストッパを示しており、各々がエア
シリンダの作動で独自にローラ搬送面の上方又は下方に
昇降可能であって、上端をローラ搬送面から上方へ突出
させた状態で実パレット12及び空パレット13がロー
ラ搬送方向へ移動するのを制限することができる。各パ
レットストッパ25,26,27,28を昇降させるエ
アシリンダは、モータローラ搬送機構23,24の下方
適所に固定されている。なお、符号29は移載台車20
のコンベア4側に設けられた組付台車検知リミットスイ
ッチであり、後述する組付台車50が所定の移載位置ま
で移動を完了したことを検知する機能を有している。
【0017】続いて、移載台車20の作業台車6対向面
側下部に設けられた同期機構30の構成を説明する。こ
の同期機構30は、移載台車20を車体搬送ラインと並
走して移動中の作業台車6にドッキングさせる機能を有
するもので、図3に示す如く、同期検知アタッチ31、
同期固定アタッチ32及び作業台車検知リミットスイッ
チ33を具備している。同期検知アタッチ31及び同期
固定アタッチ32は、各々がエアシリンダ31a,32
aを駆動手段として作業台車6の方向へ出没可能に取付
けられており、ドッキング時には両アタッチ31,32
が共に突出して作業台車6から移載台車20に向けて突
設された同期ドグ17を挟持するように構成されてい
る。従って、両アタッチ31,32間の取付間隔は、両
アタッチ対向面間の寸法が同期ドグ17の幅と一致する
か、あるいはやや大きくなるように設定するとよい。一
方、作業台車検知リミットスイッチ33は作業台車6の
存在を検出する手段として移載台車20側に設けられた
ものであり、図示の例では同期検知アタッチ31に当接
した同期ドグ17が同リミットスイッチ33を作動させ
るように位置設定されている。そして、この作業台車検
知リミットスイッチ33が作動することによって同期固
定アタッチ32が突出し、移載台車20が自走を開始し
た時点で既に突出状態にある同期検知アタッチ31と協
働して同期ドグ17の挾持が完了する。なお、作業台車
検知リミットスイッチ33の作動により出力された信号
は、移載台車20の駆動機構を停止させる信号としても
使用される。また、符号18は同期ドグ17に取付られ
た移載台車検知リミットスイッチを示しており、突出し
た同期固定アタッチ32が同リミットスイッチ33を作
動させるように位置設定がなされている。なお、移載台
車検知リミットスイッチ18が同期固定アタッチ32の
突出を検知した信号は、後述する組付台車50の移動を
開始させる信号として使用される。
【0018】上述した移載台車20には、後述する組付
台車50へ実パレット12を確実に払い出すため、モー
タローラ搬送機構23の補助機構としてさらに実パレッ
ト払い出し機構35が設けられている。この実パレット
払い出し機構35はモータローラ搬送機構23の下に設
置され、エアシリンダ36aの作動でローラ搬送面の下
からローラ搬送面上方へ突出するパレット押アーム36
と、同じくエアシリンダ37aの作動で、パレット押ア
ーム36をエアシリンダ36aと共に実パレット搬送方
向(組付台車50側)へスライドさせるパレット押フィ
ーダ37とで構成されている。なお、パレット押アーム
36はモータローラ搬送機構23のローラ搬送面より上
方へ突出した状態で搬送方向へスライドするため、パレ
ットストッパ26より組付台車50側のモータローラ搬
送機構23を2分割し、中央部にアームスライド通路3
8を形成してある(図4参照)。
【0019】ここでワーク供給ライン40の構成を簡単
に説明しておく。このラインは、移載台車20と同一高
さの搬送面を有し、移載台車20が回収してきた空パレ
ット13を受取って準備作業位置41へ自動搬送すると
共に、同準備作業位置41で所定のワーク7のセットを
完了した実パレット12を自動搬送して移載台車20へ
払い出すためのサブラインである。移載台車20から受
取った空パレット13が順次搬送されてくる準備作業位
置41では、作業者が所定の部品を選択して空パレット
13上にセットすると共に、必要に応じて小部品を追加
して組付ける等の作業を実施する。この作業が完了する
と、空パレット13はワーク7がセットされた状態の実
パレット12となり、スタート位置に停止した移載台車
20へ順次供給される。また、図1及び図2において、
矢印42は空パレット13の搬送方向、矢印43は実パ
レット12の搬送方向を示し、符号44は空パレット1
3受取り用のモータローラ搬送機構、45は実パレット
12払い出し用のモータローラ搬送機構、46は実パレ
ット12払い出し用のパレットストッパを示している。
なお、ワーク供給ライン40は、実パレット12及び空
パレット13の自動搬送を行なうため、この他にも図示
省略のパレットストッパ、パレット検出用センサ及び搬
送方向変換機構等を備えている。
【0020】一方、上述した作業台車6には、図1に示
す如く、同乗している組付作業者が操作する作業完了ス
イッチ14、同作業完了スイッチ14の操作で上昇する
ドグ15、OHCハンガ2を検出するためのセンサ19
aが設けられている同期アーム19、及び移載台車20
から実パレット12を受取り空パレット13を払い出す
組付台車50が設けられている。上昇したドグ15は、
作業台車6の移動経路と平行に一定のピッチで複数配置
されたリミットスイッチ16をオンにする機能を有して
おり、同リミットスイッチ16から出力された信号が後
述する移載台車20のスタート指令となる。また、セン
サ19aは、作業台車6が後退した位置で次の作業対象
車体1を載せたOHCハンガ2を検出し、同作業台車6
の駆動をフリーにしてコンベア4と同期させる信号を出
力する。なお、組付作業者が作業完了スイッチ14を操
作してスタート指令を出力するのは、作業台車6上の組
付台車50にあるワーク7の組付けを含む所定の作業が
全て完了し、作業台車6を所望の位置まで自走で後退さ
せた後になる。
【0021】組付台車50は、図4及び図5に示す如
く、組付台車フィーダ51を駆動手段として作業台車6
上の組付作業位置(想像線で表示)と移載位置(実線で
表示)との間を往復移動する。組付台車フィーダ51と
しては、たとえば作業台車6の適所にシリンダ本体を固
定したエアシリンダ51aが好適であり、同エアシリン
ダ51aのピストンロッド先端に組付台車50を結合す
ればよい。組付台車50の上面は移載台車20のワーク
搬送面と同一高さにし、フリーローラを配設した実パレ
ット受入面52及び空パレット払い出し面53を設けて
ある。実パレット受入面52の移載台車側端部には、モ
ータローラ搬送機構23のアームスライド通路38と連
結される凹部52aを切り欠いておく。実パレット12
を受取る際には、この凹部52aがアームスライド通路
38と連結されることにより、実パレット払い出し機構
35のパレット押しアーム36が実パレット受入面52
までスライドしてくるのを受け入れる通路が形成され
る。また、実パレット受入面52の適所には、実パレッ
ト12の搬入を検出するセンサ(図示省略)及び実パレ
ット12を所定位置に停止させるストッパ(図示省略)
を設けておく。一方、空パレット払い出し面53側には
エアシリンダ54aを駆動源とする空パレット払い出し
フィーダ54を設けてあり、同フィーダ54の作動によ
って空パレット13を移載台車20側へ押し出すことが
できる。なお、実パレット受入面52から空パレット払
い出し面53へのパレット移動は、フリーローラが配設
された搬送面上のパレットを作業員が手で押す手作業に
より行われる。
【0022】さて、上述した移載台車20は、図6のフ
ローチャートに示す如く、準備工程、ワーク搬送工程、
同期走行工程、ワーク移載工程、及び帰還工程を1サイ
クルとした一連の動作を繰り返すことにより、組付作業
者の要求に応じてワーク7を順次移動中の作業台車6へ
搬送する。
【0023】最初の準備工程は、移載台車20がスター
ト位置にロック状態で停止し、ワーク供給ライン40か
らワーク7がセットされた実パレット12の受取りを完
了してスタート指令が出力されるのを待つ工程である。
このようなスタート位置においては、移載台車20のモ
ータローラ搬送機構23,24は、その搬送面がワーク
供給ライン40のモータローラ搬送機構44,45と同
一高さで接続され、実パレット12及び空パレット13
を搬送可能な状態にある。以下、この準備工程を図2及
び図7のフローチャートに基づいて具体的に説明する。
【0024】移載台車20がスタート位置に停止し、か
つ、停止ロック機構22が作動した初期状態から装置の
運転を開始すると、図示省略の制御部では、最初に移載
台車20のスタート準備が完了したか否かを判定する。
この判定は、たとえばパレットストッパ25、26間及
びパレットストッパ27、28間等に配設した図示省略
のセンサ(たとえばリミットスイッチ又は近接スイッ
チ)から出力される検知信号を受けてなされるが、実際
にはモータローラ搬送機構23の所定位置(この場合は
パレットストッパ27、28間)に実パレット12が存
在し、かつ、モータローラ搬送機構24から空パレット
13が完全に払い出されている検知信号を受けた場合に
準備完了と判定する。
【0025】しかし、スタート準備が完了していないと
判定された場合には、ワーク供給ライン40側のパレッ
トストッパ25、28をローラ搬送面より下げてローラ
搬送経路を開いた後、モータローラ搬送機構23、24
の各モータローラへ通電を開始するので、モータローラ
搬送機構23、24のモータローラは各々が逆方向の回
転を始める。この結果、モータローラ搬送機構23側で
は、接続されたワーク供給ライン40から実パレット1
2を受取ってパレットストッパ26に当接させるまでの
搬送が可能な状態になる。一方、モータローラ搬送機構
24側では、ワーク供給ライン40へ空パレット13を
払い出す搬送作業を開始する。同時に、ワーク供給ライ
ン40側においても、スタート準備が完了していないと
いう信号を受けることにより、実パレット払い出し用の
パレットストッパ46をローラ搬送面より下げて搬送通
路を開いた後モータローラ搬送機構44,45に通電を
開始し、さらに、実パレット12及び空パレット13の
自動搬送補助機構等も連動を開始する。このため、搬送
ライン上に並んだ実パレット12及び空パレット13は
各々が搬送方向へパレット一枚分だけスムーズに移動
し、先頭の実パレット12はモータローラ搬送機構4
5,23によりワーク供給ライン40から移載台車20
へ搬送される。また、移載台車20上の空パレット13
はモータローラ搬送機構24,44により移載台車20
からワーク供給ライン40へ搬送され、空パレット13
の最後尾に並ぶ。このようにして、移載台車20が実パ
レット12を搬送ライン40から受取り、かつ、空パレ
ット13を搬送ライン40へ払い出す作業を完了する
と、上述した図示省略のセンサが搬送完了を検知した信
号を出力するので、この信号を受けてモータローラ搬送
機構23、24が回転を停止し、パレットストッパ2
5、28をローラ搬送面より上げてローラ搬送経路を閉
じる。また、ワーク供給ライン40側でもモータローラ
搬送機構44,45を停止し、パレットストッパ46を
ローラ搬送面より上げて搬送径路を閉じる。これにより
移載台車20のスタート準備は完了するので、以後この
移載台車20は、パレットストッパ25,26間に実パ
レット12を載せたまま、スタート位置でスタート信号
の出力を待って待期することになる。
【0026】次のワーク搬送工程は、スタート準備の完
了した移載台車20がスタート指令を受けて移動中の作
業台車6へ向けて自走する工程である。以下、このワー
ク搬送工程を図1ないし図3、及び図8のフローチャー
トに基づいて具体的に説明する。この実施形態例におけ
るスタート指令は、所望の位置まで自走により後退して
コンベア4と同期した作業台車6に同乗している組付作
業者が作業完了スイッチ14を操作することにより、作
業台車6に設けられたドグ15が上昇し、同ドグ15が
コンベアサイドの最初のリミットスイッチ16をオンに
した時出力される。
【0027】こうしてスタート指令がオンになると、こ
のスタート指令信号を受けて移載台車20に設けられた
同期機構30の同期検知アタッチ31が作動し、作業台
車6側へ向けて突出する。同期検知アタッチ31の突出
が完了した後には移載台車20の停止ロック機構22が
解除されてフリーとなるので、移載台車20は駆動機構
をオンにして実パレット12を載せてコンベア4の運転
方向5へ向けた自走(前進)を開始する。図3(a)は
このような自走によるワーク搬送時の同期機構30を示
しており、この時、移載台車20の自走速度はコンベア
4に同期した作業台車6の移動速度より速い。従って、
移載台車20はやがて作業台車6に追いつき、作業台車
6とドッキングして牽引される同期走行工程に移る。
【0028】続く同期走行工程は、移載台車20が作業
台車6に追いつくことにより、図3(b)に示す如く、
同期検知アタッチ31が突出した状態にあって同期ドグ
17に当接し、さらに、同期ドグ17が作業台車検知リ
ミットスイッチ33を作動させてオンにした時から開始
される。この時、移載台車20は、同期検知アタッチ3
1が同期ドグ17に当接して追い越しを阻止されるため
作業台車6と同じ速度で並走するが、すぐに作業台車検
知リミットスイッチ33から出力された信号を受けて同
期固定アタッチ32が作動して突出する。このため、図
3(c)に示す如く、同期検知アタッチ31と同期固定
アタッチ32との間で同期ドグ17を挟持し、移載台車
20は作業台車6とのドッキングを完了する。同時に、
作業台車検知リミットスイッチ33から出力された信号
は移載台車20の駆動機構をオフにするので、移載台車
20はフリー走行が可能な状態となり、作業台車6に牽
引されて同一速度で走行する同期走行を開始する。
【0029】また、上述した同期固定アタッチ32の突
出は、移載台車検知リミットスイッチ18をオンにする
ので、この信号を受けて組付台車フィーダ51が作動
し、組付台車50を想像線で表示した組付作業位置から
実線で表示した移載位置へと移動させる(図4及び図5
参照)。組付台車50が移載位置に移動すると、同期走
行中の移載台車20に設けられた組付台車検知リミット
スイッチ29がオンとなり、この出力信号から組付台車
50が移載位置に移動完了したことを確認して次のワー
ク移載工程を開始させる。このワーク移載工程は、同期
走行中の移載台車20から搬送してきた実パレット12
を作業台車6の組付台車50へ払い出す工程であり、本
実施形態例では、同時に空パレット13を組付台車50
から移載台車20へ払い出して回収している。
【0030】以下、このワーク移載工程を図4ないし図
9のフローチャートに基づいて具体的に説明する。組付
台車検知リミットスイッチ29がオンとなった出力信号
を受けることにより、移載台車20ではパレットストッ
パ26、27をローラ搬送面より下げて組付台車50側
のローラ搬送路を開く。この結果、モータローラ搬送機
構23、24を備えた移載台車20のローラ搬送路は、
移載位置に停止した組付台車50の実パレット受入面5
2及び空パレット払い出し面53と同一高さで搬送可能
に接続される。この状態でモータローラ搬送機構23、
24に通電して各々逆方向に回転させると、モータロー
ラ搬送機構23上の実パレット12は移載台車20から
組付台車50へ向けて移動を開始する。
【0031】しかし、組付台車50の実パレット受入面
52には、フリーローラは配設されているもののモータ
ローラ搬送機構又はこれと同類の搬送機構が設けられて
おらず、従って、モータローラ搬送機構23のみでは実
パレット受入面52の所定の受入位置まで完全に実パレ
ット12を搬送するのは困難である。そこで、ローラ搬
送路途中の適所に設けた図示省略のセンサが実パレット
12の通過を検知し、同センサから出力された信号を受
けて移載台車20に設けた実パレット払い出し機構35
を作動させる。この実パレット払い出し機構35は、パ
レット押アーム36の上端がローラ搬送面より下に位置
して実パレット12の通過を待ち、上記センサの信号を
受けてローラ搬送面より上方へ突出する。そして、パレ
ット押フィーダ37の作動により、パレット押アーム3
6は、その上端がローラ搬送面より突出したままの状態
でアームスライド通路38及び凹部52aを通って組付
台車50側へ向けてスライドする。この結果、モータロ
ーラ搬送機構23で途中まで搬送された実パレット12
はパレット押アーム36に押され、実パレット受入面5
2に配設されたフリーローラ上を所定の位置までスムー
ズにかつ確実に搬送される。
【0032】このようにして実パレット12の払い出し
が完了すると、パレット押フィーダ37が復帰し、続い
てパレット押アーム36が下降する。一方、実パレット
12を受取った組付台車50では、図示省略のセンサに
より実パレット12の搬入完了を確認すると、空パレッ
ト払い出しフィーダ54が作動して空パレット払い出し
面53上の空パレット13を移載台車20へ向けて押し
出す。こうして空パレット13が移載台車20上へある
程度移動すると、こんどは回転中のモータローラ搬送機
構24が機能して空パレット13の搬送を開始し、空パ
レット払い出しフィーダ54は元の位置に復帰する。そ
して、空パレット13はパレットストッパ28に当接す
るまで搬送され、図示省略のセンサにより空パレット1
3の搬入(回収)完了が確認された後、モータローラ2
3、24への通電をやめて回転を停止させると共に、パ
レットストッパ26、27を上昇させてローラ搬送路を
閉じる。また、実パレット12の受入れ及び空パレット
13の払い出しが完了した組付台車50は、組付台車フ
ィーダ51を復帰させることによって移載位置から組付
作業位置へ戻る。なお、上述した説明では実パレット1
2の搬入を確認してから空パレット13の払い出しを開
始していたが、実パレット12の搬入及び空パレット1
3の払い出しを同時に実施してもよい。なおまた、ワー
ク7の組付がなされて残ったパレットは、実パレット受
入面52から空パレット払い出し面53の所定の位置ま
でフリーローラ上を組付作業者の手作業で移動させられ
る。
【0033】最後の帰還工程は、ワーク7の供給を完了
した移載台車20が作業台車6から離れ、ワーク供給ラ
イン40と接続されるスタート位置まで自走して戻る工
程である。この工程はパレットストッパ26、27が上
昇して搬送路を閉じたことを検知した後に自動的に開始
されるもので、同期検知アタッチ31及び同期固定アタ
ッチ32が共に復帰して同期ドグ17の挟持が解除さ
れ、かつ、組付台車検知リミットスイッチ29がオフに
なっている時、移載台車20の駆動機構をオンにして自
走を開始する(図10参照)。この場合の駆動機構はワ
ーク搬送工程時と逆方向に回転し、移載台車20はパレ
ットストッパ27,28間に空パレット13を載せてス
タート位置までレール11上を逆走する。そして、移載
台車20が後退端(すなわちスタート位置)に到達した
ことを図示省略のセンサ等で検知すると、この信号で停
止ロック機構22が作動し、移載台車20はスタート位
置でロック状態になる。こうして移載台車20は最初の
準備工程に戻り、以下図6に示したように、同様の工程
を繰り返す。
【0034】ところで、上述した実施形態例ではワーク
7をパレット上に載せて搬送する方式としたため、実パ
レット12の供給に加えて空パレット13を回収する必
要があった。しかし、本発明のワーク自動供給装置はパ
レットを使用しないで直接ワーク7を搬送するような方
式にも適用可能であり、この場合の移載台車20はモー
タローラ搬送機構が1列でよく、また、空パレットの回
収に必要な諸機構の省略も可能になる。
【0035】
【発明の効果】前述した本発明のワーク自動供給装置に
よれば、ワーク供給ラインと移動する作業台車との間を
移載台車が自動的に往復し、ワーク供給ラインから自動
的に受取ったワークを搬送して作業台車の所定の位置へ
自動的に払い出すことができるので、ワーク供給作業者
はワークの搬送作業から解放されることになる。この結
果、ワーク供給作業者の負担が軽減されて作業工数を低
減できるようになると共にワーク供給速度が早くなり、
生産性の向上に効果を奏する。
【0036】また、移載台車による部品の自動供給は作
業台車上における部品組付作業の完了に合わせて実施さ
れるが、移載台車に同期機構を設けたことにより、移載
台車は一定速度で移動中の作業台車と自動的にドッキン
グして同期走行が可能になり、従って、この間の相対的
に速度差がない静止状態を利用してワークを払い出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク自動供給装置が設置された
自動車組立ラインの概要を示す図で、(a)はOHCハ
ンガを省略した平面図、(b)は側面図である。
【図2】スタート位置に停止した移載台車の構成例を示
したもので、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図3】移載台車に設けられた同期機構を示す図で、
(a)は自走によるワーク搬送状態、(b)は移載台車
が作業台車に追いついた状態、(c)はドッキングが完
了した状態である。
【図4】ワーク供給工程における移載台車及び組付台車
を示す平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】ワーク自動供給装置の1サイクルの動作を示す
フローチャートである。
【図7】準備工程の具体例を示すフローチャートであ
る。
【図8】ワーク搬送工程及び同期走行工程の具体例を示
すフローチャートである。
【図9】ワーク供給工程の具体例を示すフローチャート
である。
【図10】帰還工程の具体例を示すフローチャートであ
る。
【図11】従来技術による自動車組立ラインを示す図で
ある。
【符号の説明】
6 作業台車 7 ワーク 12 実パレット 13 空パレット 14 作業完了スイッチ 17 同期ドグ 18 移載台車検知リミットスイッチ 20 移載台車 22 停止ロック機構 23,24 モータローラ搬送機構 25,26,27,28 パレットストッパ 29 組付台車検知リミットスイッチ 30 同期機構 31 同期検知アタッチ 32 同期固定アタッチ 33 作業台車検知リミットスイッチ 35 実パレット払い出し機構 40 ワーク供給ライン 50 組付台車
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 19/00 B23P 21/00 B62D 65/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体への部品組付けを行なう車体搬送ライ
    ンのラインサイドに設置されたワーク供給ラインと、上
    記車体搬送ラインと並走しながら移動する作業台車と、
    上記ワーク供給ラインと上記作業台車との間で往復する
    移載台車とを備え、上記移載台車が上記ワーク供給ライ
    ンから受取ったワークを上記作業台車へ搬送して払い出
    すワーク自動供給装置において、 上記移載台車が、ワーク供給ラインからワークを受給可
    能なスタート位置に停止しワークを受取ってスタート指
    令を待つ準備工程と、上記スタート指令を受けて移動中
    の作業台車に向けて自走するワーク搬送工程と、上記作
    業台車とドッキングして作業台車に牽引される同期走行
    工程と、上記同期走行工程においてワークを作業台車へ
    払い出すワーク移載工程と、ワーク移載完了後に作業台
    車から離れてワーク供給ラインのスタート位置まで自走
    して戻る帰還工程とよりなる1サイクルの動作を繰り返
    すことを特徴とするワーク自動供給装置。
  2. 【請求項2】上記移載台車は、ワーク搬送工程の自走時
    に作業台車と係止する同期検知アタッチと、作業台車の
    存在を検出する作業台車検知手段と、上記作業台車検知
    手段からの信号で作業台車と係止する同期固定アタッチ
    とよりなる同期機構を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のワーク自動供給装置。
  3. 【請求項3】上記移載台車は、上記同期機構を備え、上
    記同期検知アタッチと上記同期固定アタッチとの間で作
    業台車のドグ部を挟持することを特徴とする請求項2記
    載のワーク自動供給装置。
  4. 【請求項4】上記作業台車は、上記移載台車のワーク搬
    送面と同一高さに設定され、かつ作業台車上の移載位置
    と組付作業位置との間で往復移動する組付台車を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のワーク自動供給装置。
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