JP2800166B2 - 布類の重ね折り装置 - Google Patents

布類の重ね折り装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布類を搬送する過
程にて複数枚を積み重ね、そののち折り畳む操作を含む
布類の重ね折り装置に関するものであり、特にオムツの
形成や、多数枚重ねた布類の折り畳みに適した布類重ね
折り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオムツの折り畳み装置は、特開平
8−133589号に開示されているように、投入装置
により供給された1枚目の布体を積み重ね位置にある受
け支え板上に落とし、次いでその布体の向きを90度変
えたのち、部分的に二つ折りした2枚目の布体を落とし
て1枚目の上にほぼT字状に重ね、必要により同様に3
枚目の布体を重ね、さらに折り畳み機構へ送り、1組み
のオムツを形成するものである。つまり布体は積み重ね
位置へ1枚ずつ供給され、必要枚数積み重ねられ、その
後畳まれる。
【0003】2枚目、3枚目の布体は部分的に二つ折り
されたのち受け支え板にて重ねられるため、2枚の布体
が分離し易いという問題がある。また、二つ折りのため
の専用機構部分を投入装置に設けることが必要である。
また、二つ折り機構を作動させずに1枚目の布体を送る
ためにコンベアの一部を可動コンベアによって構成しな
ければならない上、二つ折りの実行、不実行の制御のた
めに折り込み手段と上記可動コンベアの作動を精密に管
理する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は布類の搬送と二
つ折りを簡単な機構で行なえるようにすることによっ
て、分離しにくいオムツの形成や、多数枚重ねの布類の
折り畳みがより精度良くかつ容易に実現できるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、布類Wを投入しそれを垂れ下がり状に排出可
能な投入コンベア10と、投入コンベア10より排出さ
れた布類Wを引掛けるためにその垂れ下がり線の前方及
び後方へ移動可能であり、かつ当該移動によってその先
端部21に布類Wを掛けておくことが可能な移動部材2
0と、移動部材20の移動によって、先端部21に掛か
っている布類Wを搬送のための押し込む入口部34を一
端に有する上下の導入コンベア31、32を持ち、導入
された布類Wを平坦な状態のまま落下させるために開閉
可能な落とし部材33上へ誘導するための誘導コンベア
30と、落とし部材33から落下した布類Wを受け止め
その布類Wの向きを変えるために縦軸周りに回転可能で
あり、かつ回転後布類Wを移動可能な可変向コンベア4
0と、可変向コンベア上の布類Wを搬出する渡しコンベ
ア51を含み、その布類Wを折り畳む折り畳み機構50
とによって布類の重ね折り装置を構成するという手段を
講じたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る布類の重ね折り装置
は、布類Wを搬送する過程にて複数枚を積み重ねるこ
と、及びそののち重なった布類を折り畳むことの各操作
を含むものである。布類Wを搬送過程で積み重ねること
は前記特開平8−133589号等において公知であ
る。本発明の場合、搬送過程での布類の積み重ねと二つ
折りとを移動部材20においても実行することができ
る。
【0007】本発明に係る布類の重ね折り装置におい
て、布類Wはそれを投入する投入コンベア10から、移
動部材20を経て誘導コンベア30へ導かれ、可変向コ
ンベア40に落とされ、折り畳み機構50へ至る。投入
コンベア10に不可欠の条件は、布類Wを投入できるこ
と、その布類Wを上方から垂れ下がり状に排出可能なこ
と及び重ね折りに必要な経路長を有することである。
【0008】例示の投入コンベア10は投入側が低く設
定された第1コンベア11と、その排出側の上下に接す
ることで搬送経路をほぼU字状に変える第2コンベア1
2とを組み合わせている。故に第2コンベア12の下端
のコンベア軸13の部分から布類Wは垂れ下がり状に排
出される(図2)。14は第1コンベア11の中間軸で
あり、第2コンベア下端のコンベア軸13の下位におい
て布類Wの排出位置及び方向を調整することができる。
【0009】移動部材20は、投入コンベア10より排
出された布類Wを引掛けるためにその垂れ下がり線の前
方及び後方へ移動可能であることを要する。またその先
端部21はそこに布類Wを掛けておくことが可能な大き
さ、形状及び強度を有する必要もある。移動の形態は円
運動でも直線運動でもどちらでも良い。
【0010】例示の移動部材20は、前方へ曲がったほ
ぼL字状の先端部21を上部に有し、この先端部21が
前記垂れ下がり線の前方、後方へ円運動で移動するよう
に、下部にて軸支22された揺動構成を有する。移動部
材20の先端部21を後退位置(B)に規定する位置決
め部材23が設けられる(図2)。24は同部材23の
前面に設けた衝撃吸収体、25は移動部材20の移動の
ための駆動装置であり、位置決め部材23に支えられた
後退位置(B)から、前進位置(A)までの間の移動部
材20の運動を制御することができる。
【0011】誘導コンベア30は、移動部材20の先端
部21に掛かっている布類Wを押し込むための入口部3
4を一端に有する上下の導入コンベア31、32を備え
ている。つまり、先端部21はこの入口部34へ向かっ
て前進できることを要する。導入された布類Wは平坦な
状態のまま開閉可能な落とし部材33上へ誘導されその
まま落下可能である。
【0012】例示の誘導コンベア30における導入コン
ベア31、32は上下一対のものからなり、上部コンベ
ア31は逆テーパ状にやや開いた入口部34から前端ま
で達しているが、下部コンベア32は落とし部材33の
後端で終わっており、その前方(下流)は上部コンベア
31のみにより布類Wを搬送する。つまり布類Wは落と
し部材33上を滑走し、上部コンベア31の停止によっ
て落とし部材33上で停止する。落とし部材33の具体
的構造は任意である。例示のものは左右一対の部材3
4、35が支軸34a、35aを中心に左右側方へ回転
して滑走面36上にあった布類Wを置き去りにする構造
である。37は前記回転のための駆動装置であり、両部
材34、35は連動する。
【0013】可変向コンベア40は、落とし部材33か
ら落下した布類Wを受け止める。またその向きを変える
(変向)ために縦軸周りに回転可能である。41は回転
軸を示す。この回転は細長い布類WをT字形に組み合わ
せる必要上実行するものであり、オムツの製造には90
度回転可能であれば良い。移動部材20の先端部21で
引掛けた布類Wの先端部に折れ曲がりYがあり、これを
修正するために、落とされた布類Wの中央部を支えて両
端を垂れ下がり状態とする。つまり可変向コンベア40
の上面は布類Wの搬送方向の長さよりも短く設定する
(図3参照)。
【0014】さらに可変向コンベア40は、受け止めた
布類Wを回転後に上面の端部等所定の位置42へ移動さ
せるために移動コンベア面43を有する。該コンベア面
43はコンベア40の90度変向後に布類Wを搬送方向
前方等、所望の位置42へ移動させるものである。故に
通常、第1の布類W1 を受け取るときに、コンベア面4
3は誘導コンベア30の搬送方向と直交する方向へ移動
し、変更後には同搬送方向と平行な方向へ移動する。例
示の可変向コンベア40は台44によって落とし部材3
3のほぼ直下といえる至近位置に配置され、複数のベル
トからなる移動コンベア面43を駆動する駆動装置45
を下部に有する。
【0015】折り畳み機構50は、可変向コンベア40
上の布類Wの搬出に使用される渡しコンベア51を含
む。該コンベア51は布類Wの前記垂れ下がりの必要
上、その間は下がり、搬出時に上昇する昇降可能な構成
であることを要する。昇降運動は円運動でも直線運動で
もどちらでも良い。例示の渡しコンベア51は可変向コ
ンベア40の側の後端のみ昇降可能である。つまり前端
部で軸支52され、かつ伸縮装置53の一端が中間を支
えているため、その伸縮によって布類受け渡し時(可変
向コンベア上からの搬出時)に後端部54を昇降させる
ことができる。
【0016】折り畳み機構50は例えば先後一対のコン
ベア55、56と先コンベア55上にて布類Wを押さえ
ておくとともに、左右垂れ下がり部を上へ折り重ねる際
の規準となる規準部材57a、57bとを有している。
左右に垂れ下がった部分を規準部材57a、57bの外
側からはね上げるために折り畳み部材58a、58bが
設けてあり、該部材58a、58bは回動機構59によ
って作動する。
【0017】折り畳み機構50はさらに先、後コンベア
間61に布類Wを折り込むための折りナイフ62を備え
ており、布類Wは前後に二つ折りされて下部コンベア6
3へ送られる。該コンベア63は前進後退可能である。
その下流に隣接して落とし部材64、65が設けてあ
り、これらの上面は滑り面66となっていて先コンベア
55の一部67が滑り面66上で布類Wを移動させる。
68は逆テーパ状導入部を示す。
【0018】このような構成の装置によって、オムツの
製造や多重枚重なった布類の折り畳み等を実行すること
ができる。以下その各例を説明する。
【0019】〈オムツの製造〉工程は図2〜図19に示
されており、布類は図20に示すように組み合わされ
る。投入コンベア10に投入された第1の布類W1 が垂
れ下がり状に排出されるとき、移動部材20は後退位置
(B)で待機しており、先端が所定位置に達すると、検
知信号によって移動部材20が前方へ移動し、先端部2
1によって第1の布類W1 を入口部34へ押し込む(図
2、図3)。
【0020】第1の布類W1 は落とし部材33へ搬送さ
れ(図4)、その開閉によってそこから落とされ、可変
向コンベア40上に受け支えられる。落下距離が短いた
め、第1の布類W1 は平坦なまま落ち、引掛かりででき
た折れ曲がりYは第1の布類W1 が中央部のみ支えられ
端部は垂れることで消失する(図5)。次いで可変向コ
ンベア40を縦軸回りに90度回転し、第1の布類W1
を所定位置42へ移動させるために同コンベア40のコ
ンベア面43を移動させる(図6、図7)。
【0021】第1の布類W1 の上に第2、第3の布類W
2 、W3 を重ねるが、本発明では移動部材20上にて第
2、第3の布類W2 、W3 を重ねたのち二つ折りして搬
送することができる。図8〜図11にその詳細を示す。
投入コンベア10に投入された第2の布類W2 が排出さ
れるとき、移動部材20は前進位置(A)にて待機して
おり、所定の長さまで垂れ下がると、検知信号により移
動部材20が後退位置(B)へ移動し、第2の布類W2
を位置決め部材23との間で押さえる(図8、図9)。
このとき、先端部21が第2の布類W2 の先端から全長
の例えば3分の2の箇所となるように設定する(図20
中段参照)。
【0022】第3の布W3 が挿入コンベア10から垂れ
下がり、先端から全長の例えば3分の2の箇所が移動部
材先端部21へ達すると(図10)、検知信号により移
動部材20が後退位置(B)より前進する。これで移動
部材20は第2の布類W2 の上に第3の布類W3 を重ね
て誘導コンベア30の入口部34へ二つ折り部を押し込
むことになる。この状態は詳細図では図11、全体図で
は図12になる。押し込まれた第2、第3の布類W2
3 は重なったまま二つ折りされて落とし部材33へ送
られ、移動部材20は後退位置(B)へ戻る(図1
3)。重なって二つ折りされるのでそれらは分離せず、
ずれることもない。
【0023】次いで落とし部材33が開いて第2、第3
の布類W2 、W3 を落下させ、それらの二つ折り部が第
1の布類W1 の上に重なる(図14)。つまり、第1の
布類W1 と第2、第3の布類W2 、W3 はT字形に組み
合わされる。ここで渡しコンベア51が上昇し、誘導コ
ンベア30のコンベア面43から、T字形に組み合わさ
れた布類W1 、W2 、W3 つまりオムツZ(図20中
段)を折り畳み機構50へ搬送する(図15)。このと
き規準部材57a、57bは搬送経路よりも上位にあ
り、またオムツZの通過後渡しコンベア51は下降位置
に戻る。
【0024】折り畳み機構50の先コンベア55へ送ら
れたオムツZの重なり部分は先コンベア55に載ってい
るが、第1の布類W1 の左右の両端は先コンベア55の
左右両側にある(図16(b))。該両端に対して上か
ら前記規準部材57a,57bが当てがわれ、下から折
り畳み部材58a、58bが上方回動するので、左右両
端はオムツZの重なり部分の上に順に重ねられる(図1
7、図20中下段)。オムツZの重なり部分より後方の
第2、第3の布類W2 、W3 は後コンベア56に位置し
ており、重なり部分との境界付近を先、後コンベア間6
1に向けて折りナイフ62が折り込むことで、最終的に
二つ折りされ(図20最下段)、下部コンベア63へ搬
送され、落とし部材64、65から排出される(図1
8,図19)。オムツZの折り畳みの完成である。
【0025】〈多数枚の重ね折り〉工程を図21〜図2
4に示す。この作業では投入コンベア10より布類Wを
1枚ずつ投入し、そこから垂れ下がり状に排出される先
端を移動部材20の先端部21が誘導コンベア30へ押
し込んで、滑り面を有する落とし部材33を開閉する動
作が必要回数繰り返される。この動作は図2、図3及び
図4、図5と同じである。但し、図4、図5と異なり、
可変向コンベア40の移動コンベア面43は1枚目の搬
送時から前後方向へ向けておく。
【0026】所定枚数の布類Wが可変向コンベア40上
に積み重ねられた状態を図21に示す。但し渡しコンベ
ア51は、折れ曲がりの解消のため積み重ねが終了する
まで下降している。
【0027】渡しコンベア51の上昇により積み重ね布
類Wn は折り畳み機構50へ搬送され、先端が折り畳み
回数で決まる或る位置に達すると停止する。図22の停
止位置は三つ折りのためのものであり、後端から3分の
1の箇所が先後コンベア55、56の間に位置してそこ
を折りナイフ62が折り込む。下部コンベア63は図2
2の矢印のように一旦後方へ回動し、後側3分の1が中
央へ完全に乗った状態になったあと方向を変えて前方へ
回動する(図23)。よって積み重ね布類Wnは重なっ
たまま三つ折り状態となって落とし部材64、65へ送
られそこから排出される。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、投入装置から投入した布類Wを移動
装置20によって1枚ずつあるいは2枚ずつ重ねて誘導
コンベア30へ送り、可変向コンベア40上へ積み重
ね、さらに折り畳むことができ、各部の動作の変更によ
りオムツの製造や、多数枚重ねの布類の折り畳みをより
精度良くかつ容易に実施することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る布類の重ね折り装置の1実
施例を示す全体図。 (b)誘導コンベア排出部を示す図1(a)矢視b図。
【図2】布類の送り方を示す投入コンベアから誘導コン
ベアまでの説明図。
【図3】同じく図2のあとの工程を示す説明図。
【図4】第1の布類が落とし部材上にある工程の説明
図。
【図5】第1の布類が可変向コンベアに落下した工程の
説明図。
【図6】可変向コンベアが変向した状態の説明図。
【図7】図6から第1の布類を移動させた状態の説明
図。
【図8】第2の布類の投入状態を示す図2と同様の説明
図。
【図9】第2の布類を移動部材で保持した状態の説明
図。
【図10】第3の布類の投入状態を示す説明図。
【図11】第3の布類を第2の布類とともに二つ折りす
る状態の説明図。
【図12】第1〜第3の布類の関係を示す説明図。
【図13】二つ折りされた第2、第3の布類が落とし部
材上にある説明図。
【図14】第2、第3の布類が第1の布類上へ落下した
状態の説明図。
【図15】渡しコンベアの上昇状態を示す説明図。
【図16】(a)折り畳み機構にある布類(オムツ)の
説明図。 (b)(a)の右側面図。
【図17】(a)オムツの第1の布類の折り畳みを示す
説明図。 (b)(a)の右側面図。
【図18】オムツの第2、第3の布類の部分を二つ折り
する説明図。
【図19】完成したオムツの排出直前の状態を示す説明
図。
【図20】オムツの製造工程を示す斜視説明図。
【図21】多数枚の布類の積み重ね状態を示す説明図。
【図22】積み重ね布類を二つ折りする工程の説明図。
【図23】図22のものを三つ折りする工程の説明図。
【図24】完成した重ね折り布類の排出直前の状態を示
す説明図。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布類を搬送する過程にて複数枚を積み重
    ね、そののち折り畳む操作を含む布類の重ね折り装置で
    あって、布類Wを投入しそれを垂れ下がり状に排出可能
    な投入コンベア10と、投入コンベア10より排出され
    た布類Wを引掛けるためにその垂れ下がり線の前方及び
    後方へ移動可能であり、かつ当該移動によってその先端
    部21に布類Wを掛けておくことが可能な移動部材20
    と、移動部材20の移動によって、先端部21に掛かっ
    ている布類Wを搬送のための押し込む入口部34を一端
    に有する上下の導入コンベア31、32を持ち、導入さ
    れた布類Wを平坦な状態のまま落下させるために開閉可
    能な落とし部材33上へ誘導するための誘導コンベア3
    0と、落とし部材33から落下した布類Wを受け止めそ
    の布類Wの向きを変えるために縦軸周りに回転可能であ
    り、かつ回転後布類Wを移動可能な可変向コンベア40
    と、可変向コンベア上の布類Wを搬出する渡しコンベア
    51を含み、その布類Wを折り畳む折り畳み機構50と
    からなることを特徴とする布類の重ね折り装置。
  2. 【請求項2】 可変向コンベア40は1枚の布類Wを受
    け止めたのち90度縦軸周りに回転し、ついで同布類W
    を端部等コンベア40上の所定位置へ移動させる操作を
    受け、少なくとも次の布類Wが二つ折り状態で落とし部
    材33へ誘導され、そこから落下することによって二つ
    折り部が1枚の布類Wの端部にほぼ一致してT字形に重
    ねられ、組みオムツを構成するようにした請求項第1項
    記載の布類の重ね折り装置。
  3. 【請求項3】 移動部材20は少なくとも1枚の布類W
    が投入コンベア10から垂れ下がるときに垂れ下がり線
    によりも前方に位置し、この前方位置から後方への移動
    によって該布類Wを先端部21に引掛けて待機し、次の
    布類W2 が投入コンベア10から垂れ下がったのちに前
    方へ移動して次の布類Wを引掛けて2重の布類W、Wと
    し、かつ導入コンベア31、32の入口部34へ押し込
    むようにした請求項第1項記載の布類の重ね折り装置。
  4. 【請求項4】 投入コンベア10、移動部材22及び誘
    導コンベア30は少なくとも1枚の布類W1 が可変向コ
    ンベア40上にあるときに次の布類W2 を投入し、可変
    向コンベア上の布類W1 に重ねる操作を可能にする経路
    長を有している請求項第1項記載の布類の重ね折り装
    置。
  5. 【請求項5】 移動部材20は布類Wが投入コンベア1
    0から垂れ下がる毎に後方位置から前方位置ヘ移動し
    て、布類Wを1枚ずつ誘導コンベア30へ送り、可変向
    コンベア40上へ積み重ねるようにした請求項第1項記
    載の布類の重ね折り装置。
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