JP2799179B2 - 液体処理器 - Google Patents

液体処理器

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JP2799179B2 JP1011571A JP1157189A JP2799179B2 JP 2799179 B2 JP2799179 B2 JP 2799179B2 JP 1011571 A JP1011571 A JP 1011571A JP 1157189 A JP1157189 A JP 1157189A JP 2799179 B2 JP2799179 B2 JP 2799179B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、血液等の液体の液体処理器に関する。
〔従来の技術〕 従来、赤血球のみを必要とする患者に対して成分輸血
する場合は、通常遠心分離操作によって得られた赤血球
濃厚液(CRC)を輸血していた。しかし、この赤血球濃
厚液中には、多量の白血球及び血小板が含まれているか
ら、赤血球のみを必要としている患者に赤血球濃厚液の
輸血をすることは好ましくない。そこで、赤血球製剤の
純度を高くする1つの方法として濾過法が採用されてい
る。この濾過法を実施する血液フィルタなどの液体処理
器は、流体流入口及び液体流出口を備えたハウジング内
に前述のような多量の白血球及び血小板を濾過するため
の濾材、すなわち、流体処理部を収納してなる。
そして、このような液体処理器を使用して前記濾過法
を実施するに際し、液体処理器内に空気が混入している
ことは、成分輸血時人体に悪影響を及ぼすことになるの
で、成分輸血前に液体処理器内の空気を完全に排除しな
ければならない。この液体処理器内の空気を排除する操
作は、次のようにして行う。液体流入口から生理食塩水
又は赤血球濃厚液を入れながら液体処理器内の空気を排
除する。この過程で、液体処理器をたたいたり、逆さに
したりして、液体処理器内に空気が溜らないようにし、
液体処理器内に生理食塩水又は赤血球濃厚液で満たし、
完全に空気を排除する。
液体処理器内の空気を完全に排除した後、液体処理器
内の赤血球濃厚液を濾過して白血球及び血小板を除去す
る。濾過後に液体処理器内に若干量の赤血球濃厚液が残
留していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の液体処理器は、この液体処理器
内から空気を完全に排除するため、上述のような操作を
施す必要がある。従って、血液センターや病院等で液体
処理器を使用して大量の血液製剤を調整したり、又、患
者のベッドサイドで液体処理器を使用する場合などは、
前述の空気抜きの操作が煩雑であり、手間がかかり、最
悪時、液体処理器内から空気が完全に排除されていない
虞れもあった。
又、液体処理器内に残留した若干量の赤血球濃厚液
は、回収することが困難であるため、そのまま廃棄さ
れ、貴重な赤血球濃厚液を全量回収することができなか
った。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、血液製剤等の液体を調製する前の空気抜き操作が容
易且つ完全に出来ると共に処理後の残留した血液製剤等
の液体を全量回収出来るようにした液体処理器を提供す
ることを目的をする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の如き課題を解決するため、液体流入口
及び液体流出口を備えたハウジングと該ハウジング内に
収納された液体処理部と前記ハウジング内の該液体流入
口側に設けられると共に内部と外気との気体の連通を可
能にする気体連通部とを備え、該気体連通部が前記ハウ
ジングの上端面に設けられかつ疎水性の多孔質膜を嵌め
込んだノズルからなり該多孔質膜は気体を通過させるが
細菌および液体を通過させないものであり、また液体流
入口及び液体流出口を備えたハウジングと該ハウジング
内に収納された液体処理部と前記ハウジング内の該液体
流出口側に設けられると共に前記ハウジング内と外気と
の気体の連通を可能にする気体連通部とを備え、該気体
連通部が前記ハウジングの上面又は背面の上部に設けら
れかつ疎水性の多孔質膜を嵌め込んだ孔からなり該多孔
質膜は気体を通過させるが細菌および液体を通過させな
いものであり、かつ該気体連通部には必要時に開放しか
つ不必要時に閉塞しうる開閉手段が設けられいる液体処
理器である。
また、前記液体流出口は使用時に開放可能にしうる通
路遮断手段により遮断され、また前記液体が血液である
と共に前記液体処理部が白血球除去フィルターからなる
液体処理器である。
〔作用〕
上記構成によれば、液体流入口から液体処理器内に生
理食塩水又は血液等の液体を流入させると、液体処理器
内の空気が液体により置換される。この置換された空気
は、気体連通部から液体処理器外に排出される。更に液
体流入口から液体を流入させ、液体処理器内の空気が完
全に液体により置換されたことを確認後、通路遮断手段
を開放する。液体処理器はヘッドにより液体の処理を開
始する。
又、気体連通部には必要時開放し、不必要時閉塞する
開閉手段が設けられているから、液体流入口から液体処
理器内に生理食塩水等の液体を流入させる場合には開閉
手段を開にして液体処理器内の空気を気体連通部から排
出し、液体に置換する。また、血液等の液体を流入させ
て処理(成分除去、濾過)する場合は、開閉手段を閉に
して処理中に液体処理器内に気体連通部より気体が入る
ことを防止する。更に液体処理器により処理後のハウジ
ング内に残留した血液等の液体は、開閉手段を開にして
外部から空気を入れると液体の全量が重力によりハウジ
ング外に排出される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明の液体処理器の一部を断面した正面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
第1図のIII−III線に沿う断面図である。図面におい
て、1は液体処理器を示し、該液体処理器1は、液体流
入口2及び液体流出口3を備えたハウジング4と、該ハ
ウジング4内に収納された液体処理部5と、前記ハウジ
ング4に設けられると共にハウジング4内部と外部との
気体の連通を可能にする気体連通部6と、前記液体流出
口3に設けられると共に使用時に開放可能にする遮断部
材(通路遮断手段)7とから成っている。
前記ハウジング4は、いかなる形状であっても良い
が、本実施例では方形体をなし、第2図中略中央部に位
置してハウジング4内を2等分割する仕切板部8と、こ
の仕切板部8の両面9、9を覆い密閉空間を夫々形成す
る略同形状の濾板部10、10とに3分割されている。この
ハウジング4の仕切板部8には、前述のように血液等の
液体を流入させる液体流入口2と、液体中の除去物質を
除去したあとの濾液を流出させる液体流出口3とが夫々
設けられている。又、この仕切板部8の両面9、9の周
縁には平面部9a、9aが形成されている。この平面部9a、
9aの内側には、複数の突条9b……が夫々略平行に形成さ
れている。これらの突条9b……は前記液体流入口2に連
通して、前記液体処理部5の第1の濾材11、11とによ
り、第3図に示すように液体流通空間Aを形成してい
る。そして、この液体流通空間Aにより、血液等の流体
は液体処理部5の第1の濾材11、11に平均的に夫々供給
される。更に、ハウジング4の濾板部10、10には、第1
及び第2の濾材11及び12からなる液体処理部5を支持す
るための凸部13、13が形成され、この凸部13、13により
濾板部10と第2の濾材12との間は、第3図に示すように
濾液の通路となる濾液流通空間Bが形成されている。
前記第1の濾材11は、前濾過用のもので目詰りを軽減
するものであるから、目は荒く、すなわち、第2の濾材
12に比して見掛け密度の小さな素材、例えば、ポリエス
テル不織布、ナイロン不織布等が使用される。
又、前記第2の濾材12は、例えば、白血球等の血液中
の除去すべき物質を除去することを充分満足するもので
なければならない。そして、この第2の濾材12は、前述
の第1の濾材11よりも濾過抵抗の大きいものが使用され
る。例えば、合成樹脂製の多孔質体や極細の繊維製の不
織布等が使用されている。
前記気体連通部6は、前記ハウジング4の上端面に設
けられ、透明な樹脂にて構成されると共に円筒状に形成
されたノズル14と、該ノズル14内に嵌め込まれた疎水性
の多孔質膜(フィルター)15、15とからなる。ノズル14
の高さは、前記液体流入口2よりもわずかに低く形成さ
れ、前記ハウジング4内に液体で完全に満たすことが出
来るようになっている。この多孔質膜15、15は、血液成
分等の液体を通過させないが、空気等の気体を透過させ
る材質であればいかなるものでも良く、例えば、ポリプ
ロピレン、フッ素樹脂等が使用される。従って、前記液
体流入口2から液体を入れても気体のみがハウジング4
外に排除される。
又、多孔質膜15、15は、気体を通過させるが、細菌を
通過せないものであると都合良く、ハウジング4内に細
菌が入らない。
前記遮断部材7は、前記液体流出口3内に設けられ、
ハウジング4内に連通したパイプ部7aと、このパイプ部
7aに連設され、先端が密封されると共に破断しやすくし
た破断部7bとからなっている。そして、この遮断部材7
は、必要時に、遮断部材7の破断部7bが破断され、液体
流出口3は開放されるようになっている。
本発明の液体処理器1は、例えば、血液中の白血球を
除去しようとする場合、第4図に示すような回路に組み
込まれる。白血球を除去しようとする血液を入れた血液
バッグ20及び生理食塩水を入れた生理食塩水バッグ21
は、液体処理器1より上方に位置させられ、クレンメ2
2、23を夫々具備してなる導液チューブ24、25により液
体処理器1の液体流入口2に接続されている。一方、液
体処理器1の液体流出口3の下方には生理食塩水回収バ
ッグ26及び白血球を除去された血液を回収するための血
液回収バッグ27が位置しており、これら生理食塩水及び
血液回収バッグ26及び27はクレンメ28、29を夫々具備し
てなる導液チューブ30、31により液体流出口3に接続さ
れている。
次に上記構成になる液体処理器1を使用して血液中の
白血球を除去する操作について述べる。
まず、白血球分離操作は、クレンメ22を開き、血液バ
ッグ20内の血液を導液チューブ24を介して液体処理器1
に流す。液体処理器1の液体流入口2から入った血液
は、前記ハウジング4内に入り、ハウジング4内の空気
を置換する。置換された空気は気体連通部6から外部に
排除される。更に、血液を流入させてハウジング4内を
血液で満たし、ハウジング4内の空気を完全に排除す
る。この状態は、ノズル14が透明であるから容易に確認
することが出来る。又、ノズル14内に嵌め込まれた多孔
質膜15により血液を流しすぎても、ハウジング4内の空
気のみが排除され、血液は外部に流れることがない。こ
の後、液体処理器1は、液体流出口3を折り曲げ、遮断
部材7の破断部7bを破断し、遮断部材7を開放し、クレ
ンメ29を開くことにより、ヘッドにより血液中の白血球
の除去を開始する。すなわち、液体流入口2から入った
血液は、第1の濾材11に接するこれらの複数の突条9b…
…によって夫々構成された複数の液体流通空間A内に供
給され、第1の濾材11に平均的に供給される。そして、
血液は、ヘッドによりプレフィルターである第1の濾材
11を通過し、更にメインフィルターである第2の濾材12
を通過し、この際白血球が捕捉され、純度の高い赤血球
製剤になる。この赤血球製剤は液体流出口3から導液チ
ューブ31を介して血液回収バッグ27に回収される。血液
バッグ20より血液を流し終ると、クレンメ22を閉じる。
次に液体処理器1内に残った血液を回収するために、更
にクレンメ23を開き液体処理器1内に生理食塩水バッグ
21から生理食塩水を流して、液体処理器1中に残存する
血液を押し出して、血液回収バッグ27に回収する。略血
液を回収し終えた時点で、クレンメ29を閉じ、クレンメ
28を開いて血液回収に用いた生理食塩水を生理食塩水回
収バッグ26内に回収して、白血球分離操作を終える。
第5乃至第7図は、本発明の他の実施例を示すもの
で、第1図乃至第4図に示す実施例と相違する点は、気
体連通部6がハウジング4の正面、背面の上部に設けら
れ、更に気体連通部6に着脱自在のシール(開閉手段)
7′が設けられている点にある。すなわち、気体連通部
6は、濾板部10、10に夫々穿設された孔10a、10aを有
し、更に、これらの孔10a、10a内に疎水性の多孔質膜
(フィルター)15、15を夫々嵌め込んでなる。他の構成
は、第1図乃至第4図の実施例と同様なので図面に符合
を付して詳細な説明を省略する。
この実施例における液体処理器1は、例えば、血液中
の白血球を除去しようとする場合、第7図に示すような
回路に組み込まれる。血液中の白血球を除去しようとす
る血液を入れた血液バッグ20は、液体処理器1より上方
に位置させられ、クレンメ22を具備してなる導液チュー
ブ24により液体処理器1の液体流入口2に接続されてい
る。一方、液体処理器1の液体流出口3の下方には白血
球を除去された血液を回収するための血液回収バッグ27
が位置しており、この血液回収バッグ27はクレンメ29を
具備してなる導液チューブ31により液体流出口3に接続
されている。
次に上記構成になる液体処理器1を使用して血液中の
白血球を除去する操作について述べる。
まず、白血球分離操作は、シール7′を貼り付けた状
態でクレンメ22、29を開き、血液バッグ20内の血液を導
液チューブ24を介して液体処理器1に流し、ヘッドによ
り血液中の白血球の除去を開始する。すなわち、第1図
乃至第4図の実施例と同様に、液体流入口2から入った
血液は、第1の濾材11に接するこれらの複数の突条9b…
…によって夫々構成された複数の液体流通空間A内に供
給され、第1の濾材11に平均的に供給される。そして、
血液は、ヘッドによりプレフィルターである第1の濾材
11を通過し、更にメインフィルターである第2の濾材12
を通過し、この際白血球が捕捉され、純度の高い赤血球
製剤になる。この赤血球製剤は、液体流出口3から導液
チューブ31を介して赤血球回収バッグ27に回収される。
血液バッグ20より血液を流し終っても、若干量の血液
が液体処理器1内に残留するから、すなわち、濾液流通
空間B、導液チューブ31内にある濾過後の赤血球製剤が
残留しているから、気体連通部6からシール7′を剥し
空気を入れると、赤血球製剤が重力により落下して血液
回収バッグ27に回収され、白血球分離操作を終了する。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の液体処理器は、液体流
入口及び液体流出口を備えたハウジングと、該ハウジン
グ内に収納された液体処理部と、前記ハウジングに設け
られると共に前記ハウジング内部と外部との気体の連通
を可能にする気体連通部とを備え、前記液体流出口は使
用時に開放可能にしうる通路遮断手段により遮断されて
いるから、液体流入口から液体処理器内に液体を流入さ
せると、液体処理器内の空気が液体により置換させる。
この置換された空気は、気体連通部から液体処理器外に
排出される。更に液体流入口から液体を流入させ、液体
処理器内の空気が完全に液体により置換されたことを確
認後、通路遮断手段を開放する。液体処理器はヘッドに
より液体の処理を開始する。従って、液体処理器内の空
気を煩雑な操作を必要とせず手間がかからず、容易に且
つ完全に排除することが出来る効果がある。
又、気体連通部には、必要時に開放し、不必要時に閉
塞する開閉手段が設けられていると、液体処理器による
処理中においては開閉手段を閉塞させることにより、気
体連通部からの気体の侵入を防止出来、処理後のハウジ
ング内に残留した血液等の液体は、開閉手段を開放して
外部から空気を入れると、ほとんど全量がハウジング外
に排出され、ハウジング内に残留する量は極めて少なく
なる。従って、貴重な血液等の液体を略100%有効に使
用することができる。
又、通路遮断手段は、破断して分離可能な遮断部材に
すると、液体流出口に接続されている導液チューブをク
レンメ等で閉じる必要がなく、その分空気抜きの操作が
容易になる。
又、気体連通部は、気体を通過させるが液体を通過さ
せないフィルターにより構成させると、バッグから液体
を液体処理器に供給する場合に気体連通部から液体が漏
れることを注意することなく液体を供給することが出
来、それだけ空気抜きの操作が容易になる。
更に、気体連通部は、気体を通過させるが細菌を通過
させないフィルターにより構成させると、血液等の液体
に細菌が入ることがなく、無菌状態の液体を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
液体処理器の一部を断面した正面図、第2図は第1図の
II−II線に沿う断面図、第3図は第1図のIII−III線に
沿う断面図、第4図は本発明の液体処理器を組み込んだ
回路図、第5図は本発明の他の実施例を示す第1図と同
状の正面図、第6図は第5図のVI−VI線に沿う断面図、
第7図は本発明の他の実施例を示す第4図と同状の回路
図である。 1……液体処理器、2……液体流入口 3……液体流出口、4……ハウジング 5……液体処理部、6……気体連通部 7……遮断部材(通路遮断手段) 7′……シール(開閉手段) 15……多孔質膜(フィルター)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−143076(JP,A) 実開 昭56−16435(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 1/34 500

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体流入口及び液体流出口を備えたハウジ
    ングと、該ハウジング内に収納された液体処理部と、前
    記ハウジング内の該液体流入口側に設けられると共に内
    部と外気との気体の連通を可能にする気体連通部とを備
    え、該気体連通部が前記ハウジングの上端面に設けられ
    かつ疎水性の多孔質膜を嵌め込んだノズルからなり、該
    多孔質膜は気体を通過させるが細菌および液体を通過さ
    せないものである液体処理器。
  2. 【請求項2】液体流入口及び液体流出口を備えたハウジ
    ングと、該ハウジング内に収納された液体処理部と、前
    記ハウジング内の該液体流出口側に設けられると共に前
    記ハウジング内部と外気との気体の連通を可能にする気
    体連通部とを備え、該気体連通部が前記ハウジングの上
    面又は背面の上部に設けられかつ疎水性の多孔質膜を嵌
    め込んだ孔からなり、該多孔質膜は気体を通過させるが
    細菌および液体を通過させないものであり、かつ該気体
    連通部には必要時に開放し、不必要時に閉塞しうる開閉
    手段が設けられいる液体処理器。
  3. 【請求項3】前記液体流出口は、使用時に開放可能にし
    うる通路遮断手段により遮断されている請求項(1)記
    載の液体処理器。
  4. 【請求項4】前記液体が、血液である上記請求項各項に
    記載の液体処理器。
  5. 【請求項5】前記液体処理部が、白血球除去フィルター
    である上記請求項各項に記載の液体処理器。
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JP2012524559A (ja) * 2009-04-23 2012-10-18 フレゼニウス メディカル ケア ドイッチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 医療用流体の処理のための装置および外部機能手段および処理機器

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