JP2797734B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2797734B2
JP2797734B2 JP3037013A JP3701391A JP2797734B2 JP 2797734 B2 JP2797734 B2 JP 2797734B2 JP 3037013 A JP3037013 A JP 3037013A JP 3701391 A JP3701391 A JP 3701391A JP 2797734 B2 JP2797734 B2 JP 2797734B2
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optical disk
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rotation
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error signal
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和久 幸村
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に関し、
特に光ビームの位置を光ディスク情報トラックに精密に
追従させる光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置において、光ビー
ムを光ディスク情報トラックに精密に追従させる方法と
して、光ディスクの1回転周期に等しい遅延時間を持つ
遅延手段中に光ビームと情報トラック間の相対的な位置
誤差を示す位置誤差信号を積算させ、位置誤差信号と遅
延手段内に積算した積算信号を加算した制御信号により
光ビームの駆動手段を制御し、制御系の帯域の制限とデ
ィスクの偏心などによって生じる周期的な位置誤差の発
生を抑制する方法が、特公昭60−57085公報「位
置決め制御装置」、特開平1−150288号公報「位
置決め制御方式」において開示されている。
【0003】これらの従来技術では、図3に示すように
入力から出力までの遅延時間が一定の遅延手段33を用
いて位置誤差信号2の積算を行うことにより、偏心など
の周期的な外乱にたいして通常のフィードバックによる
位置制御系で生じる周期的な位置誤差信号2を遅延手段
33内に積算し、積算信号として出力する。この遅延手
段33から出力される積算信号と位置誤差信号2を加算
器25で加算した制御信号11aが位相補償フィルタ1
2とパワーアンプ13を介して光ヘッド1のアクチュエ
ータ14に印加されて、光ビームの位置を駆動すること
により、位置誤差信号2が遅延手段33内に積算された
後は偏心などによって周期的な位置誤差を生じることな
く光ビーム15が情報トラックに高精度で追従するよう
に位置制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の遅延手段を
用いた光ディスク装置は、回転速度が一定で回転する光
ディスクの回転周期と等しい一定時間の遅延手段を用い
て周期的な位置誤差を積算しているので、光ディスクの
回転数が変動する光ディスク装置に用いた場合には、遅
延手段内に積算される位置誤差信号が光ディスクの回転
周期とずれるため、積算信号と位置誤差信号を加算した
制御信号により光ビームの位置を制御しようとした場合
には、積算信号に従って移動する光ビームが積算信号を
含まない通常のフィードバックによる位置制御系により
位置精度が悪化するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、回転数が変動する光ディ
スク装置においても良好な位置決め精度が得られる光ビ
ームの位置決め方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、光ディスクの回転に同期したサンプリングパルスを
発生する手段と、制御信号に応じて前記光ディスクに照
射する光ビームの位置を移動させる手段と、前記光ディ
スクの情報トラックと前記光ビームとの位置誤差を示す
第1の位置誤差信号を出力する手段と、前記サンプリン
グパルスにより前記第1の位置誤差信号をA−D変換し
第2の位置誤差信号として出力する手段と、前記サンプ
リングパルスにより検出した前記光ディスクの回転周期
に対応するタイミングパルスを発生する手段と、前記タ
イミングパルスに応じて前記第2の位置誤差信号の遅延
時間を調節しD−A変換して第3の位置誤差信号として
出力する手段と、前記第1と第3の位置誤差信号を加算
し前記制御信号として出力する手段とを有する。
【0007】
【作用】本発明の光ディスク装置は、光ディスクの偏心
などの周期的な外乱により発生する光ビームと情報トラ
ック間の位置誤差信号を加算器を介して遅延手段に入力
すると共に、遅延手段の出力を前記加算器に入力するこ
とにより周期的な外乱による位置誤差信号を遅延手段内
に積算させて遅延手段から積算信号を出力し、位置誤差
信号と積算信号を加算した制御信号により光ビームを制
御して光ビームを高精度に情報トラックに追従させる光
ビームの位置決めにおいて、光ディスクの回転周期が変
化した場合に遅延手段における入力から出力までの遅延
時間を光ディスクの回転周期と等しくなるように変化さ
せることにより光ディスクの回転数が変化した場合でも
遅延手段内に光ディスクの回転に同期した位置誤差信号
の積算を行うことにより、光ビームを高精度に情報トラ
ックに追従させる。
【0008】また、遅延手段を入力フィルタ、A/D変
換器、加算手段、レジスタ、遅延ライン、出力フィルタ
により構成し、入力フィルタ、出力フィルタをそれぞれ
線形位相フィルタで構成し、光ディスクの回転に同期し
た1回転あたりN個の同期パルスをパルス発生器によっ
て発生し、同期パルスを入力フィルタの遅延時間だけ遅
らせてサンプリングパルスを発生すると共に、サンプリ
ングパルスをA/D変換器、遅延ラインに加え、位置誤
差信号をディジタル量に変換して加算手段を介してN段
のレジスタで構成される遅延ラインに入力し、遅延ライ
ンの出力を加算手段に入力することによって同期パルス
が発生した時点での位置誤差信号を光ディスクの回転に
同期して遅延ライン内に積算し、光ディスクの回転を制
御する回転制御手段から光ディスクの回転周期情報を出
力し、回転周期情報に基づいてタイミング発生手段によ
り遅延ラインから積算信号を外部に出力するタイミング
信号を発生し、遅延ラインの入力から出力までの遅延時
間を光ディスクの回転周期から前記入力フィルタ・出力
フィルタの遅延時間の和を引いた値とする。
【0009】また、光ディスクの回転周期を同期パルス
の発生間隔から回転周期検出手段により検出して回転周
期情報を出力し、回転周期情報に基づいてタイミング発
生手段により遅延ラインから積算信号を外部に出力する
タイミング信号を発生し、遅延ラインの入力から出力ま
での遅延時間を光ディスクの回転周期から前記入力フィ
ルタ・出力フィルタの遅延時間の和を引いた値とするこ
とにより、ディスクの偏心による周期的な位置誤差信号
は光ディスクの回転数が変動してもサンプリングパルス
により常に回転に同期して遅延手段中に積算され、ま
た、同時に遅延手段から回転周期に同期した積算信号を
取り出すことができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0012】光ヘッド1で検出された第1の位置誤差信
号2はフィルタ3を介してA/D変換器4に入力され
る。パルス発生器17では、光ディスク16の回転に同
期して1回転当りN個の同期パルス18を発生する。同
期パルス18は遅延器19を介してサンプリングパルス
20としてA/D変換器4と遅延ライン6と回転周期検
出手段21とに入力され、A/D変換器4でディジタル
の第2の位置誤差信号2aに変換する。遅延ライン6で
はサンプリングパルス20に同期して第2の位置誤差信
号2aを遅延させ、遅延ライン6の出力信号7を加算器
5に入力することにより遅延ライン6内で第2の位置誤
差信号2aを積算する。遅延ライン6内に積算された積
算信号(第3の位置誤差信号)8はD/A変換器9、フ
ィルタ10を介して加算器25で第1の位置誤差信号2
と加算され、制御信号11として位相補償フィルタ1
2、パワーアンプ13を介して光ヘッド1のアクチュエ
ータ14に出力され、光ビーム15を変位させる。
【0013】このようにすると、光ディスク16の偏心
などによる周期的な位置誤差の発生は、遅延ライン6内
に積算された積算信号8の効果により抑制され、光ビー
ム15を光ディスク16上の情報トラックに高精度に位
置決めすることが可能となる。この時、サンプリングパ
ルス20は回転周期検出手段21に同時に入力され回転
周期情報22を出力する。タイミング発生手段23は回
転周期情報22に基づいて入力フィルタ3から出力フィ
ルタ10までの総遅延時間が光ディスク16の回転周期
と一致するように遅延ライン6における入力から積算信
号8までの遅延時間をタイミングパルス24で制御す
る。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0015】図2の実施例では、光ディスク16を回転
させるスピンドルモーター30の回転数を制御する回転
制御手段31から回転周期情報22aを出力させ、タイ
ミング発生手段23ではこの回転周期情報22aに基づ
いて遅延ライン6内の遅延時間をタイミングパルス24
で制御する。光ディスク16の回転周期を同期パルス1
8から検出するのではなく、回転制御手段31で制御し
た場合でも図1に示した第1の実施例と同様に光ディス
クの偏心に代表される周期的な変動は、光ディスクの回
転周期が変動した場合でも光ディスクの回転に同期して
遅延手段内に積算される。以上に述べたように、遅延手
段内の遅延時間を光ディスクの回転周期に一致させるこ
とにより、遅延手段から出力される積算信号と位置誤差
信号と加算した制御信号により光ビームを位置制御する
と光ディスクの回転数が変動した場合でも周期的な外乱
の影響を抑制し、光ビームを情報トラック上に高精度に
位置決めすることが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ディス
クの回転周期が変動した場合に遅延手段内で積算された
積算信号が光ディスクの回転周期に等しい時間だけ遅延
されるように遅延手段内の遅延時間を調節することによ
り、光ディスクの回転に同期した周期的な外乱に対して
位置誤差の発生を抑制し、高精度な位置決めを行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の光ディスク装置の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 位置誤差信号 3,10 フィルタ 4 A/D変換器、 5,25 加算器 6 遅延ライン 7 出力信号 8 積算信号 9 D/A変換器 11 制御信号 12 位相補償フィルタ 13 パワーアンプ 14 アクチュエータ 15 光ビーム 16 光ディスク 17 パルス発生器 18 同期パルス 19 遅延器 20 サンプリングパルス 21 回転周期検出手段 23 タイミング発生手段 24 タイミングパルス 25 加算器 30 スピンドルモーター 31 回転制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの回転に同期したサンプリン
    グパルスを発生する手段と、制御信号に応じて前記光デ
    ィスクに照射する光ビームの位置を移動させる手段と、
    前記光ディスクの情報トラックと前記光ビームとの位置
    誤差を示す第1の位置誤差信号を出力する手段と、前記
    サンプリングパルスにより前記第1の位置誤差信号をA
    −D変換し第2の位置誤差信号として出力する手段と、
    前記サンプリングパルスにより検出した前記光ディスク
    の回転周期に対応するタイミングパルスを発生する手段
    と、前記タイミングパルスに応じて前記第2の位置誤差
    信号の遅延時間を調節しD−A変換して第3の位置誤差
    信号として出力する手段と、前記第1と第3の位置誤差
    信号を加算し前記制御信号として出力する手段とを有す
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクを回転させるモータとこ
    のモータを回転制御する手段から前記光ディスクの回転
    に同期した信号により前記タイミングパルスを発生する
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
JP3037013A 1991-03-04 1991-03-04 光ディスク装置 Expired - Lifetime JP2797734B2 (ja)

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JPH04276321A JPH04276321A (ja) 1992-10-01
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JP2004111000A (ja) 2002-09-20 2004-04-08 Fujitsu Ltd ヘッド位置制御装置
JP4521541B2 (ja) * 2007-09-14 2010-08-11 日本放送協会 トラッキング制御装置

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JPS62259234A (ja) * 1986-05-06 1987-11-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd フオ−カス制御装置
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