JP2797623B2 - 透明ゲル状洗浄剤組成物 - Google Patents
透明ゲル状洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JP2797623B2 JP2797623B2 JP2081160A JP8116090A JP2797623B2 JP 2797623 B2 JP2797623 B2 JP 2797623B2 JP 2081160 A JP2081160 A JP 2081160A JP 8116090 A JP8116090 A JP 8116090A JP 2797623 B2 JP2797623 B2 JP 2797623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- polyoxyethylene
- transparent gel
- acid
- gel detergent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/0005—Other compounding ingredients characterised by their effect
- C11D3/0094—High foaming compositions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/0008—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties aqueous liquid non soap compositions
- C11D17/003—Colloidal solutions, e.g. gels; Thixotropic solutions or pastes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＮ−アシル酸性アミノ酸塩とポリオキシエチ
レンエーテル型非イオン界面活性剤と水を含有すること
を特徴とする弱酸性の透明ゲル状洗浄剤組成物に関す
る。
レンエーテル型非イオン界面活性剤と水を含有すること
を特徴とする弱酸性の透明ゲル状洗浄剤組成物に関す
る。
従来、透明洗浄剤としては脂肪酸のアルカリ金属塩に
ショ糖等の炭水化物を加え、エタノール、グリセリン等
で透明化した固形透明石鹸が一般的に用いられている。
しかし、これらの透明石鹸は使用中に吸水膨潤し、溶崩
や失透が起こり易く、また、pHが高く皮膚を荒す等の障
害を与え易い上に、製造過程に於て型枠成形後エタノー
ルを徐々に揮発させて行われているため、製造に長時間
を必要とする等の欠点を有する。
ショ糖等の炭水化物を加え、エタノール、グリセリン等
で透明化した固形透明石鹸が一般的に用いられている。
しかし、これらの透明石鹸は使用中に吸水膨潤し、溶崩
や失透が起こり易く、また、pHが高く皮膚を荒す等の障
害を与え易い上に、製造過程に於て型枠成形後エタノー
ルを徐々に揮発させて行われているため、製造に長時間
を必要とする等の欠点を有する。
前述したような数多くの欠点を有するにもかかわら
ず、透明石鹸が通常の洗浄剤に比べて高い商品価値を有
しているのは透明性に由来する美しさによるものであ
る。
ず、透明石鹸が通常の洗浄剤に比べて高い商品価値を有
しているのは透明性に由来する美しさによるものであ
る。
近年、前述の問題点を解決するため、皮膚に対する刺
激の低いＮ−アシル酸性アミノ酸塩を用いて透明ゲル状
洗浄剤を開発しょうとする試みがなされている。例えば
Ｎ−アシル酸性アミノ酸トリエタノールアミン塩を用い
た例（特開昭50−75576号公報）、あるいは中和等量1.5
以上のＮ−アシル酸性アミノ酸塩を用いた例（特開昭56
−76500号公報）等がある。しかしながら、Ｎ−アシル
酸性アミノ酸塩は皮膚に対する作用が温和である反面、
油汚垢の存在下に於いては洗浄力、起泡力が不充分であ
り、特にその傾向はトリエタノールアミン塩及び中和等
量1.5以上の塩を用いた場合は顕著に現れる。こうした
問題点を解消した透明ゲル状洗浄剤組成物として中和度
1.0〜1.5当等量未満のＮ−アシル酸性アミノ酸塩を基剤
とした洗浄剤（特開昭59−138298号公報）があるが、本
発明者が検討したところによれば、中和に使用されてい
る塩基が弱塩基であるため起泡力は充分ではなく、しか
も塩基性アミン酸特有の異臭が残る等の問題がある。
激の低いＮ−アシル酸性アミノ酸塩を用いて透明ゲル状
洗浄剤を開発しょうとする試みがなされている。例えば
Ｎ−アシル酸性アミノ酸トリエタノールアミン塩を用い
た例（特開昭50−75576号公報）、あるいは中和等量1.5
以上のＮ−アシル酸性アミノ酸塩を用いた例（特開昭56
−76500号公報）等がある。しかしながら、Ｎ−アシル
酸性アミノ酸塩は皮膚に対する作用が温和である反面、
油汚垢の存在下に於いては洗浄力、起泡力が不充分であ
り、特にその傾向はトリエタノールアミン塩及び中和等
量1.5以上の塩を用いた場合は顕著に現れる。こうした
問題点を解消した透明ゲル状洗浄剤組成物として中和度
1.0〜1.5当等量未満のＮ−アシル酸性アミノ酸塩を基剤
とした洗浄剤（特開昭59−138298号公報）があるが、本
発明者が検討したところによれば、中和に使用されてい
る塩基が弱塩基であるため起泡力は充分ではなく、しか
も塩基性アミン酸特有の異臭が残る等の問題がある。
即ち、本発明の目的は、上記の問題点を解決し、皮膚
に対する作用が温和で且つ洗浄力、起泡力に優れたもの
であること。更には、消費者の価値感の多様化に対応す
るため、外観がきれいで高級感があること、流動性をな
くすことで使用時には必要量がとり出し易く、携帯時に
は液モレなどが起こり難く安心できる弱酸性透明ゲル状
洗浄剤を提供することにある。
に対する作用が温和で且つ洗浄力、起泡力に優れたもの
であること。更には、消費者の価値感の多様化に対応す
るため、外観がきれいで高級感があること、流動性をな
くすことで使用時には必要量がとり出し易く、携帯時に
は液モレなどが起こり難く安心できる弱酸性透明ゲル状
洗浄剤を提供することにある。
本発明者は上記の問題点を鑑み、皮膚への温和な作用
という好ましい特徴を損なわずに、洗浄性、起泡性を改
善した弱酸性透明ゲル状洗浄剤を開発すべく鋭意検討し
た結果、Ｎ−アミン酸性アミン酸塩とポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤とを後述のご
とく特定割合にて配合した場合、特にゲル化剤或は増粘
剤等の添加物を加えずとも極めて良好な透明性、保存安
定性を示し、しかも油汚垢存在下に於ても優れた洗浄
性、起泡性を有した高級感のある弱酸性透明ゲル状洗浄
剤が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
という好ましい特徴を損なわずに、洗浄性、起泡性を改
善した弱酸性透明ゲル状洗浄剤を開発すべく鋭意検討し
た結果、Ｎ−アミン酸性アミン酸塩とポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤とを後述のご
とく特定割合にて配合した場合、特にゲル化剤或は増粘
剤等の添加物を加えずとも極めて良好な透明性、保存安
定性を示し、しかも油汚垢存在下に於ても優れた洗浄
性、起泡性を有した高級感のある弱酸性透明ゲル状洗浄
剤が得られることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明は、 （Ａ） 一般式［Ｉ］で表されるＮ−アシル酸性アミン
酸塩（但し、R1:炭素数８〜22の飽和、不飽和、直鎖ま
たは分岐脂肪酸の単一あるいは混合脂肪酸残基、M1,M2:
アルカリ金属、アンモニウム、アルキロールアミン、ま
たは水素、m:1〜２の整数）の少なくとも一種または二
種以上と （Ｂ） HLB（親水性−親油性バランス）が７〜15のポ
リオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性
剤の少なくとも一種または二種以上と（但し、R2:炭素
数８〜22のアルキル基、n:自然数） （Ｃ） 水 とを必須成分とする洗浄剤組成物に於て、（Ａ）成分と
（Ｂ）成分の割合（A/B）が重量比で1/1〜3/1であり、
且つ組成物中の（Ａ）成分（Ｂ）成分の和が全組成物に
対し40〜70重量％含有することを特徴とする透明ゲル状
洗浄剤組成物である。
酸塩（但し、R1:炭素数８〜22の飽和、不飽和、直鎖ま
たは分岐脂肪酸の単一あるいは混合脂肪酸残基、M1,M2:
アルカリ金属、アンモニウム、アルキロールアミン、ま
たは水素、m:1〜２の整数）の少なくとも一種または二
種以上と （Ｂ） HLB（親水性−親油性バランス）が７〜15のポ
リオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性
剤の少なくとも一種または二種以上と（但し、R2:炭素
数８〜22のアルキル基、n:自然数） （Ｃ） 水 とを必須成分とする洗浄剤組成物に於て、（Ａ）成分と
（Ｂ）成分の割合（A/B）が重量比で1/1〜3/1であり、
且つ組成物中の（Ａ）成分（Ｂ）成分の和が全組成物に
対し40〜70重量％含有することを特徴とする透明ゲル状
洗浄剤組成物である。
本発明に使用される上記一般式［Ｉ］で表現されるＮ
−アシル酸性アミノ酸塩に於て、Ｎ−アシル酸性アミノ
酸の構成成分である酸性アミノ酸としては、グルタミン
酸、アスパラギン酸が挙げられ、これらは光学活性体、
ラセミ体のいずれでも良い。また、アシル基（脂肪酸残
基）としては、炭素数８〜22の脂肪族アシル基が用いら
れ、具体的にはカプリロイル、カプロイル、ラウロイ
ル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル、ベヘ
ノイル、オレオイル、ココイル（ヤシ油脂肪酸アシ
ル）、硬化牛脂脂肪酸アシル、牛脂脂肪酸アシル等が挙
げられる。更に、これらの脂肪酸アシル基の混合したも
のであっても良い。本発明で用いられるＮ−アシル酸性
アミノ酸を例示するならば、Ｎ−カプリロイルグルタミ
ン酸、Ｎ−ラウロイルグルタミン酸、Ｎ−ミリストイル
グルタミン酸、Ｎ−パルミトイルグルタミン酸、Ｎ−ス
テアロイルグルタミン酸、Ｎ−ベヘノイルグルタミン
酸、Ｎ−オレオイルグルタミン酸、Ｎ−ココイルグルタ
ミン酸、Ｎ−硬化牛脂脂肪酸グルタミン酸、Ｎ−牛脂脂
肪酸グルタミン酸、Ｎ−カプリロイルアスパラギン酸、
Ｎ−ラウロイルアスパラギン酸、Ｎ−ミリストイルアス
パラギン酸、Ｎ−パリミトイルアスパラギン酸、Ｎ−ス
テアロイルアスパラギン酸、Ｎ−ベヘノイルアスパラギ
ン酸、Ｎ−オレオイルアスパラギン酸、Ｎ−ココイルア
スパラギン酸、Ｎ−硬化牛脂脂肪酸アスパラギン酸、Ｎ
−牛脂脂肪酸アスパラギン酸等及びこれらの混合物が挙
げれる。
−アシル酸性アミノ酸塩に於て、Ｎ−アシル酸性アミノ
酸の構成成分である酸性アミノ酸としては、グルタミン
酸、アスパラギン酸が挙げられ、これらは光学活性体、
ラセミ体のいずれでも良い。また、アシル基（脂肪酸残
基）としては、炭素数８〜22の脂肪族アシル基が用いら
れ、具体的にはカプリロイル、カプロイル、ラウロイ
ル、ミリストイル、パルミトイル、ステアロイル、ベヘ
ノイル、オレオイル、ココイル（ヤシ油脂肪酸アシ
ル）、硬化牛脂脂肪酸アシル、牛脂脂肪酸アシル等が挙
げられる。更に、これらの脂肪酸アシル基の混合したも
のであっても良い。本発明で用いられるＮ−アシル酸性
アミノ酸を例示するならば、Ｎ−カプリロイルグルタミ
ン酸、Ｎ−ラウロイルグルタミン酸、Ｎ−ミリストイル
グルタミン酸、Ｎ−パルミトイルグルタミン酸、Ｎ−ス
テアロイルグルタミン酸、Ｎ−ベヘノイルグルタミン
酸、Ｎ−オレオイルグルタミン酸、Ｎ−ココイルグルタ
ミン酸、Ｎ−硬化牛脂脂肪酸グルタミン酸、Ｎ−牛脂脂
肪酸グルタミン酸、Ｎ−カプリロイルアスパラギン酸、
Ｎ−ラウロイルアスパラギン酸、Ｎ−ミリストイルアス
パラギン酸、Ｎ−パリミトイルアスパラギン酸、Ｎ−ス
テアロイルアスパラギン酸、Ｎ−ベヘノイルアスパラギ
ン酸、Ｎ−オレオイルアスパラギン酸、Ｎ−ココイルア
スパラギン酸、Ｎ−硬化牛脂脂肪酸アスパラギン酸、Ｎ
−牛脂脂肪酸アスパラギン酸等及びこれらの混合物が挙
げれる。
本発明で用いられる、Ｎ−アシル酸性アミン酸塩の塩
の種類としては、トリエタノールアミン、ジエタノール
アミン、モノエタノールアミン、２−アミン−２−メチ
ルプロパノール、アンモニウム、ナトリウム、カリウム
塩等が挙げられるが、これらを単独または混合して用い
ることができる。
の種類としては、トリエタノールアミン、ジエタノール
アミン、モノエタノールアミン、２−アミン−２−メチ
ルプロパノール、アンモニウム、ナトリウム、カリウム
塩等が挙げられるが、これらを単独または混合して用い
ることができる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面
活性剤のHLBは７〜15が好ましいが、特にゲル形成の効
果を発揮する好ましいHLBは11〜15である。尚、HLBは親
水性と親油性のバランス（Hydrophile−Lipophile Bala
nce）を示す指標であり、本発明に於ては小田、寺村に
よる式を用いて算出した値を用いた。
活性剤のHLBは７〜15が好ましいが、特にゲル形成の効
果を発揮する好ましいHLBは11〜15である。尚、HLBは親
水性と親油性のバランス（Hydrophile−Lipophile Bala
nce）を示す指標であり、本発明に於ては小田、寺村に
よる式を用いて算出した値を用いた。
HLB＝Ｋ×（無機性値／有機性値） 但し、Ｋ 10 また、本発明に使用されるポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル型非イオン界面活性剤として、例えば、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
セチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンヘキシルデシルエーテル、ポリオキシエチレン
オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレンイソス
テアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオ
キシエチレンオレイルエーテル等及びこれらの混合物が
挙げられる。
ルエーテル型非イオン界面活性剤として、例えば、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
セチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンヘキシルデシルエーテル、ポリオキシエチレン
オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレンイソス
テアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオ
キシエチレンオレイルエーテル等及びこれらの混合物が
挙げられる。
本発明の弱酸性透明ゲル状洗浄剤組成物に於て、
（Ａ）Ｎ−アシル酸性アミン酸塩と（Ｂ）ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤の割合
（Ａ）／（Ｂ）は重量比で1/1〜3/1であり、且つ組成物
中の（Ａ）成分、（Ｂ）成分の和が全組成物に対し40〜
70重量％を占める範囲である。
（Ａ）Ｎ−アシル酸性アミン酸塩と（Ｂ）ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤の割合
（Ａ）／（Ｂ）は重量比で1/1〜3/1であり、且つ組成物
中の（Ａ）成分、（Ｂ）成分の和が全組成物に対し40〜
70重量％を占める範囲である。
用いるポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオ
ン界面活性剤は、そのHLBが７〜15であることが好まし
いが、更に好ましくは11〜15の範囲である。HLBが７未
満のポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界
面活性剤は油剤的作用が強く、洗浄性、起泡性が著しく
劣るだけでなく、低温領域に於て失透が起こる。逆に、
HLBが16以上であるとゲルは形成されない。
ン界面活性剤は、そのHLBが７〜15であることが好まし
いが、更に好ましくは11〜15の範囲である。HLBが７未
満のポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界
面活性剤は油剤的作用が強く、洗浄性、起泡性が著しく
劣るだけでなく、低温領域に於て失透が起こる。逆に、
HLBが16以上であるとゲルは形成されない。
本発明の透明ゲル状洗浄剤を製造するには、Ｎ−アシ
ル酸性アミノ酸塩とポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル型非イオン界面活性剤及び水とを上記のような構成に
て配合を行い、70〜80℃で加熱溶解後放冷すれは良い。
ル酸性アミノ酸塩とポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル型非イオン界面活性剤及び水とを上記のような構成に
て配合を行い、70〜80℃で加熱溶解後放冷すれは良い。
本発明の透明ゲル状洗浄剤組成物にはこれまで述べた
必須成分の他にグリセリン、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、dl
−ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、
尿素、アミノ酸、プロテイン、カチオン化ポリマー、ラ
ノリンまたはその誘導体、クエン酸ナトリウム、硫酸ナ
トリウム、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
等の種々の湿潤剤、コンディショニング剤、ビルダー、
増粘剤、あるいは香料、着色料、防腐剤等の通常用いら
れる洗浄剤用原料を適宜配合することができる。
必須成分の他にグリセリン、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、dl
−ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、
尿素、アミノ酸、プロテイン、カチオン化ポリマー、ラ
ノリンまたはその誘導体、クエン酸ナトリウム、硫酸ナ
トリウム、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル
等の種々の湿潤剤、コンディショニング剤、ビルダー、
増粘剤、あるいは香料、着色料、防腐剤等の通常用いら
れる洗浄剤用原料を適宜配合することができる。
更に、洗浄時あるいは洗浄後の風合いや感触を調整す
る目的で他のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤を本発明の目
的を達成する範囲で適宜添加することは何等差し支えな
い。これらのものには、長鎖脂肪酸塩、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、アシルモノ
エタノールアミドポリオキシエチレンアルキルスルホコ
ハク酸モノエステル塩、モノアルキル燐酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル燐酸塩、Ｎ−アシル中性ア
ミノ酸及びその塩、第４級アンモニウム塩、Ｎ−長鎖ア
シル塩基性アルキルエステル塩、２−アルキル−Ｎ−カ
ルボキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、高級脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン
酢酸ベタイン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部
分エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分
エステル、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、Ｎ−アシルグルタミン酸ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルジエステル、モノピログルタミン酸モノ脂肪
酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノピログルタミ
ン酸モノ脂肪酸ポリオキシエチレングリセリン、脂肪酸
アルキルロールアミド、アルキルアミンオキサイド等が
挙げられる。本発明の弱酸性透明ゲル状洗浄剤組成物
は、その使用、用途は汎用的であるが、特に洗顔料組成
物として使用する場合が有利である。
る目的で他のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤を本発明の目
的を達成する範囲で適宜添加することは何等差し支えな
い。これらのものには、長鎖脂肪酸塩、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、アシルモノ
エタノールアミドポリオキシエチレンアルキルスルホコ
ハク酸モノエステル塩、モノアルキル燐酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル燐酸塩、Ｎ−アシル中性ア
ミノ酸及びその塩、第４級アンモニウム塩、Ｎ−長鎖ア
シル塩基性アルキルエステル塩、２−アルキル−Ｎ−カ
ルボキシメチル−Ｎ−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、高級脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン
酢酸ベタイン、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部
分エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸部分
エステル、ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、Ｎ−アシルグルタミン酸ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルジエステル、モノピログルタミン酸モノ脂肪
酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノピログルタミ
ン酸モノ脂肪酸ポリオキシエチレングリセリン、脂肪酸
アルキルロールアミド、アルキルアミンオキサイド等が
挙げられる。本発明の弱酸性透明ゲル状洗浄剤組成物
は、その使用、用途は汎用的であるが、特に洗顔料組成
物として使用する場合が有利である。
以下、実施例にて本発明を更に詳細に説明する。尚、
本発明はこれらに限定されるものではない。但し、各効
果の測定は以下に示す各試験法及び評価法によって行っ
た。
本発明はこれらに限定されるものではない。但し、各効
果の測定は以下に示す各試験法及び評価法によって行っ
た。
皮膚刺激性 パネル12名を使用し、調製された透明ゲル状洗浄剤組
成物の２重量％水溶液（35℃）に手を１分間浸漬した後
乾燥させる操作を20回行い、24時間後の手荒れの程度を
以下の基準で視覚判断した。
成物の２重量％水溶液（35℃）に手を１分間浸漬した後
乾燥させる操作を20回行い、24時間後の手荒れの程度を
以下の基準で視覚判断した。
◎：手荒れ性極めて弱い（０〜１名が手荒れ） ○：手荒れ性やや弱い （２〜３名が手荒れ） △：手荒れ性やや強い （４〜６名が手荒れ） ×：手荒れ性極めて強い（７名以上が手荒れ） 起泡力 調製された透明ゲル状洗浄剤組成物の５重量％水溶液
20ml（35℃）を100mlメスシリンダーに採取し、人工汚
垢（大豆由80重量％、スクワレン20重量％の混合物）0.
2g加え、20秒間に40回振とうし、１分間の泡の体積（m
l）を測定した。
20ml（35℃）を100mlメスシリンダーに採取し、人工汚
垢（大豆由80重量％、スクワレン20重量％の混合物）0.
2g加え、20秒間に40回振とうし、１分間の泡の体積（m
l）を測定した。
洗浄力 調製された透明ゲル状洗浄剤洗浄組成物の５重量％水
溶液を用い、JIS Ｋ−3371に基づきTerg−Ｏ−Tometer
にて、綿布（JISL−0803）を用いた人工皮脂汚垢布を洗
浄した。布の洗浄前後の反射率よゐ、洗浄効率Ｄ（％）
で次式で求めた。
溶液を用い、JIS Ｋ−3371に基づきTerg−Ｏ−Tometer
にて、綿布（JISL−0803）を用いた人工皮脂汚垢布を洗
浄した。布の洗浄前後の反射率よゐ、洗浄効率Ｄ（％）
で次式で求めた。
Ｄ（％）＝｛（Ｃ−Ｂ）／（Ａ−Ｂ）｝×100 A:綿布の反射率 B:汚染布の反射率 C:洗浄後の汚染布の反射率 尚、評価基準は以下のように定めた。
○:D≧80 △:80≧Ｄ≧60 ×:60＞Ｄ 保存安定性 調製された透明ゲル状洗浄剤組成物を各々０℃、45℃
の恒温室に２週間放置し、失透、固結、液化等の変化の
有無を目視で観察した。
の恒温室に２週間放置し、失透、固結、液化等の変化の
有無を目視で観察した。
○：失透、固結、液化等の変化を殆ど認められない △：失透、固結、液化等の変化を若干認められる ×：失透、固結、液化等の変化をかなり認められる ［実施例１〜５及び比較例１〜４］ 次に示す表−１に記載されている配合組成により成る
ゲル状洗浄剤を調製し、その洗浄性、皮膚刺激性、保存
安定性を評価した。
ゲル状洗浄剤を調製し、その洗浄性、皮膚刺激性、保存
安定性を評価した。
［実施例６〜10及び比較例５〜８］ 次に示す表−２に記載されている配合組成により成る
ゲル状洗顔用洗浄剤を調製し、その洗浄性、皮膚刺激
性、保存安定性を評価した。
ゲル状洗顔用洗浄剤を調製し、その洗浄性、皮膚刺激
性、保存安定性を評価した。
［結果］ 表−１、表−２に示した結果から明らかなように、本
発明の透明ゲル状洗浄剤組成物は、透明性、安全性、起
泡性、温度安定性に優れていた。
発明の透明ゲル状洗浄剤組成物は、透明性、安全性、起
泡性、温度安定性に優れていた。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C11D 1/10 C11D 1/72 C11D 1/83 A61K 7/00 - 7/50 ＷＰＩ／Ｌ（ＱＵＥＳＴＥＬ)
Claims (1)
- 【請求項１】（Ａ）一般式［Ｉ］で表されるＮ−アシル
酸性アミンン酸塩（但し、R1:炭素数８〜22の飽和、不
飽和、直鎖または分岐脂肪酸の単一あるいは混合脂肪酸
残基、M1,M2:アルカリ金属、アンモニウム、アルキロー
ルアミン、または水素、m:1〜２の整数）の少なくとも
一種または二種以上と （Ｂ）HLB（親水性−親油性バランス）が７〜15のポリ
オキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤
（ポリオキシエチレンラウリルエーテルを除く）の少な
くとも一種または二種以上と （Ｃ）水 とを必須成分とし（Ａ）成分と（Ｂ）成分の割合（A/
B）が重量比で1/1〜3/1であり、且つ組成物中の（Ａ）
成分（Ｂ）成分の和が40〜70重量％であることを特徴と
する透明ゲル状洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2081160A JP2797623B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 透明ゲル状洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2081160A JP2797623B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 透明ゲル状洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03281699A JPH03281699A (ja) | 1991-12-12 |
| JP2797623B2 true JP2797623B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13738696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2081160A Expired - Lifetime JP2797623B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 透明ゲル状洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2797623B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4699599B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2011-06-15 | 日本フイリン株式会社 | 水性粘着剤リムーバー |
| JP5525837B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-06-18 | 株式会社ピーアンドピーエフ | 固形洗浄組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59232193A (ja) * | 1983-06-16 | 1984-12-26 | 味の素株式会社 | 透明ゲル状洗浄剤組成物 |
| JPS61272294A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-02 | 株式会社資生堂 | 洗浄剤組成物 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2081160A patent/JP2797623B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03281699A (ja) | 1991-12-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03285996A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| US5922659A (en) | Cleanser composition | |
| JPH0461914B2 (ja) | ||
| JPH01294799A (ja) | クリーム状洗浄剤組成物 | |
| US6551971B2 (en) | Detergent composition comprising an amphoteric surfactant system | |
| KR100346315B1 (ko) | 세정제조성물 | |
| JP2587755B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP2797623B2 (ja) | 透明ゲル状洗浄剤組成物 | |
| JPH0576923B2 (ja) | ||
| JPH07179887A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH01272697A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
| JP3375833B2 (ja) | 皮膚洗浄剤 | |
| JP2558094B2 (ja) | 低刺激性洗浄剤組成物 | |
| JP2003336091A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH02212598A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
| JP2844495B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPS59138298A (ja) | 透明ゲル状洗浄剤組成物 | |
| JP3024823B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH03115495A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
| JP2002179553A (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
| JPH06145693A (ja) | ゲル状洗浄剤 | |
| JPH01294798A (ja) | 液体洗浄剤組成物 | |
| JP3130373B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JP2623333B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
| JPH03179098A (ja) | 液体洗浄剤組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100703 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100703 Year of fee payment: 12 |