JP2797537B2 - 円盤状記録媒体の着脱機構 - Google Patents

円盤状記録媒体の着脱機構

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JP2797537B2
JP2797537B2 JP1279667A JP27966789A JP2797537B2 JP 2797537 B2 JP2797537 B2 JP 2797537B2 JP 1279667 A JP1279667 A JP 1279667A JP 27966789 A JP27966789 A JP 27966789A JP 2797537 B2 JP2797537 B2 JP 2797537B2
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克彦 堀江
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、円盤状記録媒体をターンテーブルに着脱
するための着脱機構に関し、特に記録媒体をターンテー
ブルから取り外すための構造に特徴のある着脱機構に関
する。
[従来の技術] 第3図は円盤状記録媒体をターンテーブルに着脱する
ための従来の着脱機構の正面断面図である。円盤状の記
録媒体2はディスクカートリッジ3の内部に収納されて
いる。記録媒体2の下面の一部はターンテーブル1に接
触し、上面の一部はクランプ6により上から押し付けら
れている。ターンテーブル1の中央にはコーン4が固定
されていて、記録媒体2のセンタ孔2aはコーン4の外側
の円筒面に嵌合している。
記録媒体2をターンテーブル1から取り外すときは、
まずクランプ6を上方に移動させてから、ディスクカー
トリッジ3を保持しているキャリア(図示せず)を上向
きに移動させる。すると、ディスクカートリッジ3の内
面にある下側の突起部3aが記録媒体2の下面に接触し、
記録媒体2が押し上げられて記録媒体2のセンタ孔2aが
コーン4から外れることになる。
[発明が解決しようとする課題] 記録媒体2のセンタ孔2aとコーン4の円筒面とは機械
的な嵌め合いとなっているので、記録媒体2が上昇する
ときに、記録媒体2のセンタ孔2aとコーン4の円筒面と
の間には摩擦力が作用する。したがって、ディスクカー
トリッジ3の突起部3aに接触する記録媒体部分とセンタ
孔2aとの間に曲げモーメントが働く。これにより、記録
媒体2にそりが生じ、記録再生処理時に誤読の原因とな
る危険性があった。
なお、クランプ方式としてマグネットチャック方式
(記録媒体をターンテーブル内の磁石で吸着してターン
テーブル面上に固定する方式)を併用している場合に
は、媒体離脱時にさらに記録媒体に外力が加わることに
なり、媒体のそりはさらに大きくなる。
この発明の目的は、記録媒体をターンテーブルから取
り外すときに記録媒体に大きなそりが生じないような着
脱機構を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明に係る着脱機
構は以下の特徴を有している。すなわち、この着脱機構
は、 回転可能なターンテーブルと、 前記ターンテーブルの中央に固定されて、円盤状記録
媒体のセンタ孔と嵌合するコーンと、 前記コーンに対して軸方向に所定範囲内で移動可能
で、前記記録媒体のセンタ孔の近傍に接触可能な離脱部
材と、 前記記録媒体を前記ターンテーブルに押し付けて保持
するクランプと、 前記クランプに固定されて、所定の力の範囲内で前記
離脱部材に引っ掛かることが可能な引っ掛け部材とを備
えている。
[作用] 記録部材をターンテーブルから取り外すときは、クラ
ンプをターンテーブルから離す方向に移動する。する
と、クランプに固定された引っ掛け部材も同様に移動す
る。離脱部材は引っ掛け部材に引っ張られてターンテー
ブルから離れていく。離脱部材は記録媒体の内周部(セ
ンタ孔近傍)に接触しているので、記録媒体の内周部が
離脱部材に押されて、センタ孔がコーンから外れる。離
脱部材が所定距離だけ軸方向に移動すると、ストッパ等
によって離脱部材は停止する。これにより引っ掛け部材
は離脱部材から外れる。
記録媒体はセンタ孔の近傍に外力を受けることによっ
てコーンから外れることになるので、記録媒体には曲げ
モーメントがほとんど作用せず、記録媒体のそりは生じ
ない。
[実施例] 次に、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例の正面断面図である。第
2図はその主要部品の分解斜視図である。これらの図に
おいて、第3図の従来技術と対応する部品には同一の符
号を付けてある。
第1図において、円盤状の記録媒体2はディスカート
リッジ3の内部に収納されている。記録媒体2はターン
テーブル1とクランプ6に挟まれて保持される。ターン
テーブル1はモータ(図示せず)によって回転駆動され
る。ターンテーブル1の中央にはコーン4が固定されて
いる。コーン4には離脱部材5が軸方向に移動可能に組
み合わされている。
ここで、第2図を参照してコーン4と離脱部材5の形
状を説明する。コーン4は上部が截頭円錐面4dを形成
し、下部が円筒面4eを形成する。円筒面4eには四等配で
案内溝4aが形成されていて、この案内溝4aは下方に開口
していて、案内溝4aの上端4cは離脱部材5のためのスト
ッパとなる。コーン4の中央にはコーン孔4bが形成され
ている。
離脱部材5は中央に円筒部5aがあり、その外側に環状
部5bがある。円筒部5aと環状部5bは4本のスポーク5eで
結合されている。円筒部5aはコーン4のコーン孔4bの中
に入り、スポーク5eはコーン4の案内溝4aの中に入る。
これにより、離脱部材5はコーン4の軸方向に移動でき
る。離脱部材5の環状部5bは、コーン4の円筒面4eのさ
らに外側に位置することになる。環状部5bの上端は後述
のように記録媒体2を押し上げる働きをする。
第1図に戻って、離脱部材5の円筒部5aについてさら
に詳しく説明する。円筒部5aの上端は内側に傾斜する円
錐状の傾斜面5dとなっている。そして、傾斜面5dの中央
には孔5cがあいている。孔5cの下側は入り口より広い空
間となっていて、肩部5fが形成されている。
クランプ6の下側中央には二つの引っ掛け部材7の一
端が固定されている。引っ掛け部材7は弾性を有する板
材で形成され、その先端7aはリング状になっている。
次に、この実施例の使用方法を説明する。
記録媒体2をターンテーブル1に取り付けるには、ま
ずディスクカートリッジ3内の記録媒体2をターンテー
ブル1に載せる。その際、記録媒体2のセンタ孔2aがコ
ーン4の円筒面に嵌合する。クランプ6を記録媒体2の
上から押し付けると、記録媒体2はクランプ6とターン
テーブル1に挟まれて両者に固定される。このとき、ク
ランプ6に固定された引っ掛け部材7の先端7aは、離脱
部材5の傾斜面5dに接触して内側に変位しながら滑り落
ち、孔5cを通過して、円筒部5aの内部に入り込む。内部
では、引っ掛け部材7の先端7aは元のように外側に広が
る。
次に、記録媒体2をターンテーブル1から取り外す方
法を説明する。クランプ6を上方に動かすと、これに固
定された引っ掛け部材7も上方に移動する。引っ掛け抜
材7の先端7aは、離脱部材5の肩部5fに引っ掛かって離
脱部材5を持ち上げる。すると、離脱部材5の環状部5b
の上端が、保護パッド8を介して記録媒体2の円周部に
接触し、これを持ち上げる。これにより、記録媒体2の
センタ孔2aが摩擦力に抗してコーン4の円筒面から外れ
ていく。記録媒体2が完全に外れると、離脱部材5のス
ポーク5eがコーン4の案内溝4aの上端4cにぶつかり、離
脱部材5はそれ以上上昇できなくなる。すると、引っ掛
け部材7の先端7aと離脱部材5の肩部5fとの間に一定以
上の力がかかり、先端7aが肩部5fから外れる。
記録媒体2のセンタ孔2aがコーン4から外れた後は、
ディスクカートリッジ3を動かして記録媒体2をターン
テーブル1から取り外せばよい。
なお、記録媒体をターンテーブルに固定するために、
クランプに加えてマグネットチャックを利用している場
合にも、この発明は適用できる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明は、コーンの軸方向に移
動可能な離脱部材と、これに引っ掛かる引っ掛け部材と
を利用することによって、記録媒体の内周部に外力を加
えて記録媒体のセンタ孔をコーンから取り外すようにし
ている。これにより、記録媒体には曲げモーメントがほ
とんど作用せず記録媒体にそりが生じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の正面断面図、 第2図は主要部品の斜視図、 第3図は従来例の正面断面図である。 1……ターンテーブル 2……記録媒体 4……コーン 5……離脱部材 6……クランプ 7……引っ掛け部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能なターンテーブルと、 前記ターンテーブルの中央に固定されて、円盤状記録媒
    体のセンタ孔と嵌合するコーンと、 前記コーンに対して軸方向に所定範囲内で移動可能で、
    前記記録媒体のセンタ孔の近傍に接触可能な離脱部材
    と、 前記記録媒体を前記ターンテーブルに押し付けて保持す
    るクランプと、 前記クランプに固定されて、所定の力の範囲内で前記離
    脱部材に引っ掛かることが可能な引っ掛け部材とを有す
    る、円盤状記録媒体の着脱機構。
JP1279667A 1989-10-30 1989-10-30 円盤状記録媒体の着脱機構 Expired - Fee Related JP2797537B2 (ja)

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