JP2797034B2 - 正弦波発生回路 - Google Patents

正弦波発生回路

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JP2797034B2
JP2797034B2 JP3003263A JP326391A JP2797034B2 JP 2797034 B2 JP2797034 B2 JP 2797034B2 JP 3003263 A JP3003263 A JP 3003263A JP 326391 A JP326391 A JP 326391A JP 2797034 B2 JP2797034 B2 JP 2797034B2
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浩 糸井
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株式会社ユニシアジェックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正弦波発生回路に関
し、特に、D/A変換器による高精度な正弦波発生回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ制御によって周波数及び振
幅をプログラマブルに可変して出力可能な正弦波発生回
路として、V−F(voltage-frequency )コンバータ1
2を用いたものがある(図3参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の正弦波発生回路にあっては、次の(a)〜
(d)に示すような問題点がある。 (a)帯域が狭い(図4参照)。 (b)リニアリティーがない(図4参照)。
【0004】(c)波形が歪む。 (d)アナログ部の精度に影響を受け、調整が面倒であ
る。以上の問題点を解消するには、三角波近似回路を用
いた発振器が考えられるが高価である。そこで、本発明
は以上のような従来の問題点に鑑み、D/A変換器によ
り正弦波を発生させるもので、高精度、高安定度、低価
格等の利点を有する正弦波発生回路を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の正弦
波発生回路は、正弦波の波形データを記録するRAM
と、該RAMのアドレスを進ませるアドレスカウンタ
と、該アドレスを進ませるためのクロックを発生させる
D/A変換クロック発生回路と、前記RAMが1周期分
の波形データを出力したことを検出して前記アドレスカ
ウンタを0に戻すアドレス一致検出回路と、前記D/A
変換クロック発生回路から出力される信号に基づいてワ
ンショット回路を介して前記RAMから出力される波形
データをラッチさせるデータラッチ回路と、前記RAM
から出力されかつ前記データラッチ回路を介して入力さ
れた信号をD/A変換するD/A変換器と、前記D/A
変換によって得られた波形の振幅を可変させる乗算器
と、D/A変換によって得られた波形を整形するフィル
タと、を含んで構成した。
【0006】
【作用】かかる構成において、D/A変換クロック発生
回路にD/A変換クロック周期を書き込む。D/A変換
クロック発生回路によって発生したクロックに基づいて
アドレスカウンタが0番地、1番地、2番地・・・N番
地の如くカウントされ、これにより、波形データが書き
込まれたRAMのアドレスが進む。RAMから出力され
るデータが確定すると、D/A変換を行うべく、D/A
変換クロック発生回路の信号をワンショット回路によっ
てある一定時間遅らせてデータラッチ回路に入力する。
RAMからのデータはデータラッチ回路6によってラッ
チされ、D/A変換器に入力されて、D/A変換され
る。尚、アドレス一致検出回路は、1周期分の波形デー
タが出力されたことを検出し、アドレスカウンタを0に
戻す。
【0007】D/A変換によって得られた波形の振幅は
乗算器によって可変される。又、この波形はフィルタに
よって綺麗な丸みを持った正弦波に整形される。以上の
ようにD/A変換器を使用した正弦波発生回路によれ
ば、帯域が狭い、リニアリティーがない、波形が歪むと
いう問題点を抱えたV−Fコンバータを使用しないた
め、高精度、高安定度を有し、デジタル式のため温度特
性に優れる。
【0008】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1は正弦波発生回路の構成を示すブロック図
であり、正弦波の波形データを記録するRAM1と、該
RAM1のアドレスを進ませるアドレスカウンタ2と、
該アドレスを進ませるためのクロックを発生させるD/
A変換クロック発生回路3と、前記RAM1が1周期分
の波形データを出力したことを検出して前記アドレスカ
ウンタ2を0に戻すアドレス一致検出回路4と、前記D
/A変換クロック発生回路3から出力される信号に基づ
いてワンショット回路5を介して前記RAM1から出力
される波形データをラッチさせるデータラッチ回路6
と、前記RAM1から出力されかつ前記データラッチ回
路6を介して入力された信号をD/A変換するD/A変
換器7と、前記D/A変換によって得られた波形の振幅
をプログラマブルに可変させる乗算器8と、D/A変換
によって得られた波形を整形するフィルタ9と、が設け
られている。
【0009】前記RAM1とD/A変換クロック発生回
路3と乗算器8には、夫々コンピュータ10からの制御
信号がパラレルI/O11を介して入力される。ここ
で、上記の構成要素の補足説明を行うと、前記D/A変
換クロック発生回路3は、D/A変換のタイミングジェ
ネレータであり、この回路3によりクロックの速さを変
えることでアドレスカウンタ2の進む速さが変わり、結
果的に出力周波数が変わる。
【0010】前記ワンショット回路5は、RAM1から
出力されるデータが確定した時D/A変換させるため、
D/A変換クロック発生回路3の信号をある一定時間遅
らせる機能を奏する。前記フィルタ9は、D/A変換に
よって得られた波形は角ばっているため、丸みを持たせ
て綺麗な正弦波に整形するものである。
【0011】次に、かかる構成に基づくD/A変換によ
る正弦波発生方法を図2のタイムチャートを参照して説
明する。D/A変換クロック発生回路3にD/A変換ク
ロック周期を書き込む。D/A変換クロックGATEが
OPENされ、D/A変換クロック発生回路3によって
発生したクロックに基づいてアドレスカウンタ2が0番
地、1番地、2番地・・・N番地の如くカウントされ、
これにより、波形データが書き込まれたRAM1のアド
レスが進む。RAM1から出力されるデータが確定する
と、D/A変換を行うべく、D/A変換クロック発生回
路3の信号をワンショット回路5によってある一定時間
遅らせてデータラッチ回路6に入力する。RAM1から
のデータはデータラッチ回路6によってラッチされ、D
/A変換器7に入力されて、D/A変換され、図のよう
な波形となる。尚、アドレス一致検出回路4は、1周期
分の波形データが出力されたことを検出し、アドレスカ
ウンタ2を0に戻す。
【0012】D/A変換によって得られた波形の振幅p
pは乗算器8によって可変される。又、この波形はフィ
ルタ9によって綺麗な丸みを持った正弦波に整形され
る。以上のようにD/A変換器7を使用した正弦波発生
回路によれば、帯域が狭い、リニアリティーがない、波
形が歪むという問題点を抱えたV−Fコンバータを使用
しないため、高精度、高安定度を有し、デジタル式のた
め温度特性に優れるという利点がある。
【0013】又、市販の発振器並の精度を有しながら、
価格は約1/10程度で安価である。尚、以上のよう
に、特定の実施例を参照して本発明を説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、当該技術分野にお
ける熟練者等により、本発明に添付された特許請求の範
囲から逸脱することなく、種々の変更及び修正が可能で
あるとの点に留意すべきである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る正弦
波発生回路によれば、予めRAMに正弦波の1サイクル
分の波形データを書き込んでおき、これをD/A変換さ
せる構成であって、正弦波の周波数をD/A変換クロッ
ク発生回路により可変し、振幅を乗算器により可変する
構成としたから、高い精度と安定度が得られ、価格も安
価に抑えることができる等の利点を有する有用性大なる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正弦波発生回路の一実施例の構成を
示すブロック図
【図2】 同上実施例の作用を説明するタイムチャート
【図3】 従来の正弦波発生回路の一例の構成を示す回
路図
【図4】 同上従来例の問題点を説明するV−Fコンバ
ータの特性図
【符号の説明】
1 RAM 2 アドレスカウンタ 3 D/A変換クロック発生回路 4 アドレス一致検出回路 5 ワンショット回路 6 データラッチ回路 7 D/A変換器 8 乗算器 9 フィルタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正弦波の波形データを記録するRAMと、
    該RAMのアドレスを進ませるアドレスカウンタと、該
    アドレスを進ませるためのクロックを発生させるD/A
    変換クロック発生回路と、前記RAMが1周期分の波形
    データを出力したことを検出して前記アドレスカウンタ
    を0に戻すアドレス一致検出回路と、前記D/A変換ク
    ロック発生回路から出力される信号に基づいてワンショ
    ット回路を介して前記RAMから出力される波形データ
    をラッチさせるデータラッチ回路と、前記RAMから出
    力されかつ前記データラッチ回路を介して入力された信
    号をD/A変換するD/A変換器と、前記D/A変換に
    よって得られた波形の振幅を可変させる乗算器と、D/
    A変換によって得られた波形を整形するフィルタと、を
    含んで構成したことを特徴とする正弦波発生回路。
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JPS57131011U (ja) * 1981-02-09 1982-08-16
JPS5926084A (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 Furuno Electric Co Ltd 受波ビームの指向方向制御装置

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