JP2796816B2 - 船外機 - Google Patents
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- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 10
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/06—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M1/00—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
- F02M1/04—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling being auxiliary carburetting apparatus able to be put into, and out of, operation, e.g. having automatically-operated disc valves
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- F02M13/02—Separate carburettors
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、船外機に関する。
[従来の技術] 船外機のエンジンでは、エンジンの燃料供給通路に接
続される気化器を備え、例えば船体内に設置の燃料タン
ク内の燃料を、燃料フィルタ、燃料ポンプ等からなる燃
料供給装置により上記気化器のフロート室に供給するも
のである。
続される気化器を備え、例えば船体内に設置の燃料タン
ク内の燃料を、燃料フィルタ、燃料ポンプ等からなる燃
料供給装置により上記気化器のフロート室に供給するも
のである。
又、上記エンジンにおいて、始動、加速時の燃料増量
を行なうため、燃料増量用ポンプと燃料増量用開閉弁と
を有してなるものがある。即ち、増量用ポンプが圧送す
る燃料を燃料圧送経路にて上記開閉弁に導き、その燃料
を一定のオン/オフ比率(デューティ比)で開閉制御さ
れる該開閉弁にてエンジンの燃料供給通路に供給するも
のである。この時、開閉弁からの燃料圧力を一定に保つ
ため、上記燃料圧送経路には調圧器が連通して設けられ
ている。
を行なうため、燃料増量用ポンプと燃料増量用開閉弁と
を有してなるものがある。即ち、増量用ポンプが圧送す
る燃料を燃料圧送経路にて上記開閉弁に導き、その燃料
を一定のオン/オフ比率(デューティ比)で開閉制御さ
れる該開閉弁にてエンジンの燃料供給通路に供給するも
のである。この時、開閉弁からの燃料圧力を一定に保つ
ため、上記燃料圧送経路には調圧器が連通して設けられ
ている。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来の燃料増量装置には以下の〜の
問題点がある。
問題点がある。
燃料増量用ポンプの吸込口に接続される燃料吸込経路
の吸込端を船体内等の遠隔に位置する燃料タンクに連通
し、或いは調圧器の返送口に接続される燃料返送経路の
返送端を上記と同じ燃料タンクに連通するものであり、
配管長が長くパイピング性が悪い。
の吸込端を船体内等の遠隔に位置する燃料タンクに連通
し、或いは調圧器の返送口に接続される燃料返送経路の
返送端を上記と同じ燃料タンクに連通するものであり、
配管長が長くパイピング性が悪い。
尚、燃料タンクがエンジン本体に付帯して設けられる
エンジンへの適用も考えられる。但し、この場合にも、
燃料タンクの形状、位置等の変化により上記燃料吸込経
路と燃料返送経路の配管長は各種各様となり、パイピン
グ性が悪い。
エンジンへの適用も考えられる。但し、この場合にも、
燃料タンクの形状、位置等の変化により上記燃料吸込経
路と燃料返送経路の配管長は各種各様となり、パイピン
グ性が悪い。
上記ポンプの燃料吸込経路の吸込端を、燃料タンクに
連なる燃料フィルタ等の燃料供給装置内に連通すること
が考えられる。但し、この場合には、燃料タンクと燃料
フィルタ等との間に介在するプライマリーポンプを、エ
ンジン始動時に使用するかしないか等により開閉弁に及
ぶ燃料圧力がばらつく。このエンジン始動時の燃料圧力
がばらつく場合には、安定した燃料の増量制御が不可能
になる。
連なる燃料フィルタ等の燃料供給装置内に連通すること
が考えられる。但し、この場合には、燃料タンクと燃料
フィルタ等との間に介在するプライマリーポンプを、エ
ンジン始動時に使用するかしないか等により開閉弁に及
ぶ燃料圧力がばらつく。このエンジン始動時の燃料圧力
がばらつく場合には、安定した燃料の増量制御が不可能
になる。
前記調圧器の燃料返送経路の返送端を、燃料タンクに
連なる燃料フィルタ等の燃料供給装置内に連通すること
が考えられる。但し、この場合には、各燃料経路にてほ
とんど不可避的に発生する燃料中の気泡が抜気されるこ
となく、燃料とともに再びポンプから開閉弁の側に圧送
され、最終的には該開閉弁からエンジンの燃料供給通路
に吐出される。また、船外機のエンジンはカウリングに
より被覆されており、各燃料経路はカウリング内の高温
雰囲気中に延在されるものであるから燃料中に気泡を生
じ易い。また、複数の気筒のそれぞれに気化器を備える
エンジンでは、各気化器のフロート室への燃料供給配管
の取回しが複雑となる等、これらの点からも燃料中に気
泡を生じ易い。この気泡があると、開閉弁から吐出され
る燃料の量が低減し、安定した燃料の増量制御が困難と
なる。
連なる燃料フィルタ等の燃料供給装置内に連通すること
が考えられる。但し、この場合には、各燃料経路にてほ
とんど不可避的に発生する燃料中の気泡が抜気されるこ
となく、燃料とともに再びポンプから開閉弁の側に圧送
され、最終的には該開閉弁からエンジンの燃料供給通路
に吐出される。また、船外機のエンジンはカウリングに
より被覆されており、各燃料経路はカウリング内の高温
雰囲気中に延在されるものであるから燃料中に気泡を生
じ易い。また、複数の気筒のそれぞれに気化器を備える
エンジンでは、各気化器のフロート室への燃料供給配管
の取回しが複雑となる等、これらの点からも燃料中に気
泡を生じ易い。この気泡があると、開閉弁から吐出され
る燃料の量が低減し、安定した燃料の増量制御が困難と
なる。
本発明は、船外機のエンジンにおいて、簡素な構成に
より燃料増量装置を構成し、燃料増量のための各燃料経
路のパイピング性を向上し、且つ燃料増量の制御性を向
上することを目的とする。
より燃料増量装置を構成し、燃料増量のための各燃料経
路のパイピング性を向上し、且つ燃料増量の制御性を向
上することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、カウリングの内部に上下に複数の気筒を有
するエンジンを配設した船外機において、複数の気筒の
それぞれに気化器を接続し、最下気筒の気化器のフロー
ト室に連通する燃料増量用ポンプを備え、該ポンプが圧
送する燃料を最下気筒の気化器に供給し、更に他の気筒
の気化器にも供給する燃料圧送経路を有するとともに、
燃料圧送経路から各気筒の気化器に供給された燃料のう
ち余剰となる燃料を調圧器を介して最下気筒の気化器の
フロート室に返送する燃料返送経路を有してなるように
したものである。
するエンジンを配設した船外機において、複数の気筒の
それぞれに気化器を接続し、最下気筒の気化器のフロー
ト室に連通する燃料増量用ポンプを備え、該ポンプが圧
送する燃料を最下気筒の気化器に供給し、更に他の気筒
の気化器にも供給する燃料圧送経路を有するとともに、
燃料圧送経路から各気筒の気化器に供給された燃料のう
ち余剰となる燃料を調圧器を介して最下気筒の気化器の
フロート室に返送する燃料返送経路を有してなるように
したものである。
[作用] 本発明によれば、以下〜の作用効果がある。
燃料増量用ポンプの吸込源として、最下気筒の気化器
のフロート室を用いるものであり、エンジンまわりに格
別の吸込源を新設するものでないから、簡素な構成によ
り燃料増量装置を形成できる。
のフロート室を用いるものであり、エンジンまわりに格
別の吸込源を新設するものでないから、簡素な構成によ
り燃料増量装置を形成できる。
燃料増量用ポンプから各気筒の気化器に延びる燃料圧
送経路はもとより、ポンプへの燃料吸込経路、及び調圧
器からの燃料返送経路も気化器まわりにて取回し完了せ
しめられる。従って、燃料増量のための各燃料経路のパ
イピング性を向上できる。
送経路はもとより、ポンプへの燃料吸込経路、及び調圧
器からの燃料返送経路も気化器まわりにて取回し完了せ
しめられる。従って、燃料増量のための各燃料経路のパ
イピング性を向上できる。
燃料増量用ポンプに連なる燃料吸込経路が最下気筒の
気化器のフロート室に連通するものであり、燃料タンク
側に位置するプライマリーポンプの影響はこのフロート
室の存在により遮断される。従って、燃料圧送経路から
各気筒の気化器に及ぶ燃料圧力がプライマリーポンプの
操作により加圧されてばらつくことがなく、安定した燃
料の増量制御性が確保される。
気化器のフロート室に連通するものであり、燃料タンク
側に位置するプライマリーポンプの影響はこのフロート
室の存在により遮断される。従って、燃料圧送経路から
各気筒の気化器に及ぶ燃料圧力がプライマリーポンプの
操作により加圧されてばらつくことがなく、安定した燃
料の増量制御性が確保される。
船外機のカウリング内の空気の温度は上部で高く、下
部ではそれに比べて低いので、下気筒の気化器のフロー
ト室から供給される燃料中の気泡は少ない。また、燃料
経路のパイピング性も前述の如く良く、配管を単純にす
っきりとさせることができ、この点からも燃料中の気泡
の発生を防止できる。そして、調圧器に連なる燃料返送
経路は最下気筒の気化器のフロート室に連通するもので
あり、各燃料経路を循環した燃料中の気泡は最下気筒の
気化器が通常備えるエアベントから外部に放出される。
従って、上記気泡が燃料とともに再びポンプから開閉弁
の側に送り込まれることがなくなり、開閉弁からの燃料
吐出量を適正管理でき、安定した燃料の増量制御性が確
保される。
部ではそれに比べて低いので、下気筒の気化器のフロー
ト室から供給される燃料中の気泡は少ない。また、燃料
経路のパイピング性も前述の如く良く、配管を単純にす
っきりとさせることができ、この点からも燃料中の気泡
の発生を防止できる。そして、調圧器に連なる燃料返送
経路は最下気筒の気化器のフロート室に連通するもので
あり、各燃料経路を循環した燃料中の気泡は最下気筒の
気化器が通常備えるエアベントから外部に放出される。
従って、上記気泡が燃料とともに再びポンプから開閉弁
の側に送り込まれることがなくなり、開閉弁からの燃料
吐出量を適正管理でき、安定した燃料の増量制御性が確
保される。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す配管系統図、 第2図は気化器を示す断面図、第3図は船外機を示す側
面図である。
面図である。
船外機10は、第3図に示す如く、船体11に取付けられ
る推進ユニット12の上部に、カウリング100で被覆され
る2サイクルV型6気筒エンジン13を搭載し、エンジン
13の出力によりプロペラ14を駆動可能としている。
る推進ユニット12の上部に、カウリング100で被覆され
る2サイクルV型6気筒エンジン13を搭載し、エンジン
13の出力によりプロペラ14を駆動可能としている。
エンジン13は、各気筒に対応する吸気マニホールド15
及び気化器16を有し、第1図に示す如く、船体11に設置
される燃料タンク17の燃料を気化器16のフロート室18
(第2図参照)に供給するための燃料供給装置を有して
いる。燃料供給装置は、燃料タンク17と気化器16との間
に延設される燃料供給管19に介在されるプライマリーポ
ンプ20、逆流防止弁21、燃料フィルタ22、及び燃料ポン
プ23にて構成される。
及び気化器16を有し、第1図に示す如く、船体11に設置
される燃料タンク17の燃料を気化器16のフロート室18
(第2図参照)に供給するための燃料供給装置を有して
いる。燃料供給装置は、燃料タンク17と気化器16との間
に延設される燃料供給管19に介在されるプライマリーポ
ンプ20、逆流防止弁21、燃料フィルタ22、及び燃料ポン
プ23にて構成される。
更に、気化器16の吸気通路24に連なる燃料圧送経路25
を開閉する燃料増量用開閉弁26が気化器16の側部に配設
される。燃料増量用開閉弁26は、第2図に示す如くソレ
ノイド27にて駆動される弁体28を有して構成され、不図
示の制御装置の指令により一定のオン/オフ比率(デュ
ーティ比)にて開閉動作する。尚、25Aは吸気通路24に
開口している燃料圧送経路25の増量ノズルである。
を開閉する燃料増量用開閉弁26が気化器16の側部に配設
される。燃料増量用開閉弁26は、第2図に示す如くソレ
ノイド27にて駆動される弁体28を有して構成され、不図
示の制御装置の指令により一定のオン/オフ比率(デュ
ーティ比)にて開閉動作する。尚、25Aは吸気通路24に
開口している燃料圧送経路25の増量ノズルである。
又、気化器16の近傍には、上記燃料圧送経路25を介し
て上記開閉弁26の側に燃料を圧送する燃料増量用ポンプ
29が配設される。
て上記開閉弁26の側に燃料を圧送する燃料増量用ポンプ
29が配設される。
又、気化器16の近傍には、上記燃料圧送経路25に連通
して設けられ、上記開閉弁26に及ぶ燃料圧送経路25の燃
料圧力を調整する調圧器30が配設される。
して設けられ、上記開閉弁26に及ぶ燃料圧送経路25の燃
料圧力を調整する調圧器30が配設される。
更に、上記ポンプ29の吸込口31に接続される燃料吸込
経路32の吸込端が、左右一方のバンクの最下気筒に対応
する気化器16のフロート室18に連通される。又、上記調
圧器30の返送口33に接続される燃料返送経路34の返送端
が、上記最下気筒の気化器16のフロート室18に連通され
る。
経路32の吸込端が、左右一方のバンクの最下気筒に対応
する気化器16のフロート室18に連通される。又、上記調
圧器30の返送口33に接続される燃料返送経路34の返送端
が、上記最下気筒の気化器16のフロート室18に連通され
る。
尚、第2図の気化器16において、35は主ノズル、36は
スロットル弁、37はフロート、38はエアベントである。
スロットル弁、37はフロート、38はエアベントである。
即ち、上記エンジン13にあっては、燃料ポンプ23が圧
送する燃料タンク17の燃料を気化器16のフロート室18に
補給し、このフロート室18の燃料を気化器16の吸気通路
24から吸気マニホールド15の側に供給する。
送する燃料タンク17の燃料を気化器16のフロート室18に
補給し、このフロート室18の燃料を気化器16の吸気通路
24から吸気マニホールド15の側に供給する。
又、始動時や加速時には、開閉弁26が一定のオン/オ
フ比率で開閉され、燃料増量用ポンプ29が最下気筒の気
化器16のフロート室18から吸込んで圧送する燃料を調圧
器30にて一定に調圧しながら各気筒の気化器16の吸気通
路24に供給する。この時、調圧器30にて余剰となる燃料
は上記最下気筒の気化器16のフロート室18に返送され
る。
フ比率で開閉され、燃料増量用ポンプ29が最下気筒の気
化器16のフロート室18から吸込んで圧送する燃料を調圧
器30にて一定に調圧しながら各気筒の気化器16の吸気通
路24に供給する。この時、調圧器30にて余剰となる燃料
は上記最下気筒の気化器16のフロート室18に返送され
る。
然るに、上記実施例によれば以下の〜の作用効果
がある。
がある。
燃料増量用ポンプ29の吸込源として、最下気筒の気化
器16のフロート室18を用いるものであり、エンジン13ま
わりに格別の吸込源を新設するものでないから、簡素な
構成により燃料増量装置を形成できる。
器16のフロート室18を用いるものであり、エンジン13ま
わりに格別の吸込源を新設するものでないから、簡素な
構成により燃料増量装置を形成できる。
燃料増量用ポンプ29から各気筒の気化器16の開閉弁26
に延びる燃料圧送経路25はもとより、ポンプ29への燃料
吸込経路32、及び調圧器30からの燃料返送経路34も気化
器16まわりにて取回し完了せしめられる。従って、燃料
増量のための各燃料経路25、32、34のパイピング性を向
上できる。
に延びる燃料圧送経路25はもとより、ポンプ29への燃料
吸込経路32、及び調圧器30からの燃料返送経路34も気化
器16まわりにて取回し完了せしめられる。従って、燃料
増量のための各燃料経路25、32、34のパイピング性を向
上できる。
燃料増量用ポンプ29に連なる燃料吸込経路32が最下気
筒の気化器16のフロート室18に連通するものであり、燃
料タンク17側に位置するプライマリーポンプ20の影響は
このフロート室18の存在により遮断される。従って、開
閉弁26に及ぶ燃料圧力がプライマリーポンプ20の操作に
より加圧されてばらつくことがなく、安定した燃料の増
量制御性が確保される。
筒の気化器16のフロート室18に連通するものであり、燃
料タンク17側に位置するプライマリーポンプ20の影響は
このフロート室18の存在により遮断される。従って、開
閉弁26に及ぶ燃料圧力がプライマリーポンプ20の操作に
より加圧されてばらつくことがなく、安定した燃料の増
量制御性が確保される。
船外機10のカウリング100内の空気の温度は上部で高
く、下部ではそれに比べて低いので、下気筒の気化器16
のフロート室18から供給される燃料中の気泡は少ない。
また、燃料経路のパイピング性も前述の如く良く、配管
を単純にすっきりとさせることができ、この点からも燃
料中の気泡の発生を防止できる。そして、調圧器30に連
なる燃料返送経路34は最下気筒の気化器16のフロート室
18に連通するものであり、各燃料経路25、32、34を循環
した燃料中の気泡は最下気筒の気化器16が通常備えるエ
アベント38から外部に放出される。従って、上記気泡が
燃料とともに再びポンプ29から開閉弁26の側に送り込ま
れることがなくなり、開閉弁26からの燃料吐出量を適正
管理でき、安定した燃料の増量制御性が確保される。
く、下部ではそれに比べて低いので、下気筒の気化器16
のフロート室18から供給される燃料中の気泡は少ない。
また、燃料経路のパイピング性も前述の如く良く、配管
を単純にすっきりとさせることができ、この点からも燃
料中の気泡の発生を防止できる。そして、調圧器30に連
なる燃料返送経路34は最下気筒の気化器16のフロート室
18に連通するものであり、各燃料経路25、32、34を循環
した燃料中の気泡は最下気筒の気化器16が通常備えるエ
アベント38から外部に放出される。従って、上記気泡が
燃料とともに再びポンプ29から開閉弁26の側に送り込ま
れることがなくなり、開閉弁26からの燃料吐出量を適正
管理でき、安定した燃料の増量制御性が確保される。
尚、本発明は、4サイクルエンジン等にも適用でき
る。
る。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、船外機のエンジンにお
いて簡素な構成により燃料増量装置を構成し、燃料増量
のための各燃料経路のパイピング性を向上し、且つ燃料
増量の制御性を向上することができる。
いて簡素な構成により燃料増量装置を構成し、燃料増量
のための各燃料経路のパイピング性を向上し、且つ燃料
増量の制御性を向上することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す配管系統図、第2図は
気化器を示す断面図、第3図は船外機を示す側面図であ
る。 10……船外機、13……エンジン、15……吸気マニホール
ド(燃料供給通路)、16……気化器、18……フロート
室、24……吸気通路、25……燃料圧送経路、26……燃料
増量用開閉弁、29……燃料増量用ポンプ、30……調圧
器、31……吸込口、32……燃料吸込経路、33……返送
口、34……燃料返送経路。100……カウリング
気化器を示す断面図、第3図は船外機を示す側面図であ
る。 10……船外機、13……エンジン、15……吸気マニホール
ド(燃料供給通路)、16……気化器、18……フロート
室、24……吸気通路、25……燃料圧送経路、26……燃料
増量用開閉弁、29……燃料増量用ポンプ、30……調圧
器、31……吸込口、32……燃料吸込経路、33……返送
口、34……燃料返送経路。100……カウリング
Claims (1)
- 【請求項1】カウリングの内部に上下に複数の気筒を有
するエンジンを配設した船外機において、 複数の気筒のそれぞれに気化器を接続し、 最下気筒の気化器のフロート室に連通する燃料増量用ポ
ンプを備え、該ポンプが圧送する燃料を最下気筒の気化
器に供給し、更に他の気筒の気化器にも供給する燃料圧
送経路を有するとともに、 燃料圧送経路から各気筒の気化器に供給された燃料のう
ち余剰となる燃料を調圧器を介して最下気筒の気化器の
フロート室に返送する燃料返送経路を有してなることを
特徴とする船外機。
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JP63313674A JP2796816B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 船外機 |
US07/450,584 US5018503A (en) | 1988-12-14 | 1989-12-13 | Fuel increasing system for engine |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63313674A JP2796816B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 船外機 |
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Family
ID=18044146
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JP63313674A Expired - Lifetime JP2796816B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 船外機 |
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-
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- 1988-12-14 JP JP63313674A patent/JP2796816B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1989
- 1989-12-13 US US07/450,584 patent/US5018503A/en not_active Expired - Lifetime
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