JP2796640B2 - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JP2796640B2
JP2796640B2 JP2027049A JP2704990A JP2796640B2 JP 2796640 B2 JP2796640 B2 JP 2796640B2 JP 2027049 A JP2027049 A JP 2027049A JP 2704990 A JP2704990 A JP 2704990A JP 2796640 B2 JP2796640 B2 JP 2796640B2
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KASHIO KEISANKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、バーコードカード(バーコードが印刷、
貼り付け等されている種々の厚みの単票用紙、ラベル、
プラスチックカード等々)からバーコードデータを読み
取るバーコード読取装置に関する。
[発明の概要] この発明はバーコード読取装置において、バーコード
の長さ方向と走査ラインとが相対的に斜めとなる位置関
係で、カード上を光走査した際、バーコード印刷の“か
すれ”や“にじみ”等による読み取りエラーが発生した
場合には、カードを所定量移動させてカード位置をずら
し、再度読み取りを行うことにより、バーコードの一部
が欠損していてもバーコードを正確に読み取ることがで
きるようにしたものである。
[従来の技術] 従来、バーコードが印刷されたカードを多数収納した
状態で、カードを連続的に搬送しながら高速読み取りを
行うバーコード読取装置としては、第5図に示すものが
知られている。
即ち、この種のものは一種の定置式バーコード読取装
置で、モータAは搬送ローラBを回転駆動させ、搬送ロ
ーラBはバーコードカードC上に圧接してバーコードカ
ードCを水平方向(図中右方向)に移動させることによ
り、読み取り済カードの排出を行う。レーザースキャナ
DはバーコードカードC上に印刷されているバーコード
の長さ方向(垂直方向)に対して直交する方向(水平方
向)にレーザービームを所定角度振らせてバーコードカ
ードC上を光走査するもので、その走査ラインEは一定
位置に固定されている。
[発明が解決しようとする課題] このように従来のバーコード読取装置は、走査ライン
上のバーコード印刷箇所に“かすれ”や“にじみ”等の
欠損があると、何回もスキャニングを繰り返したとして
もバーコードを正確に読み取ることができないという欠
点があった。
この原因は走査ラインが常に一定位置に固定されてい
ることに起因している。
そこで、走査ライン位置を上下方向にずらして何回か
スキャニングを繰り返せば、バーコードを正確に読み取
ることができるようになるが、その為には、レーザース
キャナを上下に移動したり、カードを上下に移動させる
特別な移動機構が必要となる。
してみれば、特別な機構を付加せずに、走査位置をず
らすことができれば、装置全体を大型化せず、コスト的
にも有利なものとなることは明らかである。
この発明の課題は、特別な機構を付加せずに、走査位
置を効果的にずらすことができるようにすることであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
カード搬送部1(第1図の機能ブロック図を参照、以
下同じ)は、バーコードが形成されたカードを所定方向
に搬送するカード排出用の搬送ローラやモータ等であ
る。
スキャナ部2はバーコードの長さ方向と走査ラインと
が相対的に斜めとなる位置関係で、カード上を光走査す
るもので、例えば、レーザービームを所定角度振らせな
がら光走査を行う。ここで、バーコードの長さ方向と走
査ラインとが相対的に斜めとなるような位置関係で、光
走査を行う為の手段としては次の方法が考えられる。即
ち、カード上に印刷されたバーコードの長さ方向が垂直
方向に一致している場合において、走査ラインを水平方
向とし、カードの搬送方向を斜めとする方法、あるいは
カードの搬送方向を水平方向とし、走査ラインが斜めと
なるように光走査する方法が考えられる。
エラー検出部3はカードからバーコードデータが読み
取られた際に、その読み取りエラーの検出を行う。
制御部4はエラー検出部3によって読み取りエラーが
検出された際に、カード搬送部1を駆動させてカード位
置を所定量ずらすと共にスキャナ部2によって当該カー
ドを再度光走査させる。
[作 用] この発明の手段の作用は次の通りである。
いま、スキャナ部2はバーコードの長さ方向に対して
その走査ラインが斜めとなるようにバーコードを光走査
するものとする。
この場合、走査ライン上のバーコード印刷に欠損箇所
があり、1回目のバーコード読み取り時にエラー検出部
3によって読み取りエラーが検出されると、制御部4は
カード搬送部1を駆動させてカードを所定量移動させ
る。これによって、カード位置がずれると、制御部4は
スキャナ部2によって当該カードを再度光操作させる。
この場合、カード位置をずらして再度の光走査を行って
も走査ライン上から欠損箇所が外れず、再び読み取りエ
ラーが検出された場合には更にカードを所定量ずらして
再走査を行えばよい。
したがって、特別な機構を付加せずに、走査位置を効
果的にずらすことができる。
[実施例] 以下、第2図〜第4図を参照して一実施例を説明す
る。
第2図はバーコード読取装置の概略構成図である。
制御部11は予め格納されているマイクロプログラムに
したがってこのバーコード読取装置の全体動作を制御す
るもので、モータ12を駆動させて搬送ローラ13を回転さ
せたり、レーザスキャナ部14や読取部15を動作させる。
搬送ローラ13はカードボックス等に横長に立てた状態
で多数収納されているバーコードカード16の表面に圧接
し、その回転により1枚1枚カード16を水平方向(図中
右方向)に移動させてカード排出を行う為のローラであ
る。この場合、バーコードカード16の表面に印刷形成さ
れたバーコード17の長さ方向は、カード排出方向に対し
て直交する垂直方向と一致している。
レーザスキャナ部14はレーザービームをバーコードカ
ード16上に照射するもので、レーザービームをバーコー
ド17の長さ方向に対して斜めに所定角度振らせて光走査
する。この場合、走査ラインLは図中右上り方向とな
り、その上り勾配はバーコードカード16をその初期位置
から図中右方向へ所定量移動したとしてもその移動範囲
内において走査ラインがバーコード17の両端部から外れ
ないように設定されている。つまり、カード16を僅かに
移動したとしてもバーコード全体をスキャニングできる
ようになっている。
読取部15はバーコードカード16からの反射光を光電変
換してバーコードデータを読み取るもので、バーコード
カード16によって読み取られたバーコードデータは制御
部11に与えられる。この場合、制御部11はバーコード印
刷の欠損等による読み取りエラーを検出すると共に、読
み取りエラーを検出した際に、制御部11はモータ12を駆
動させてバーコードカード16を図中右方向へ所定量移動
させると共に、レーザスキャナ部14を動作させて再走査
を行わせる。
次に、本実施例の動作を説明する。
第3図は制御部11の動作を示したフローチャートであ
る。
先ず、制御部11はレーザスキャナ部14を動作させてス
キャニング動作をスタートさせる(ステップS1)。これ
によってレーザスキャナ部14はバーコードカード16上の
バーコード17をレーザービームで光走査するが、この場
合、バーコード17の長さ方向に対して斜め方向にレーザ
ービームを振らせて光走査する。すると、読取部15はバ
ーコードカード16からの反射光を受光して光電変換し、
バーコードデータの読み取りを行う。これによって読み
取られたバーコードデータは制御部11に与えられ、制御
部11は読み取りエラーのチェックを行う(ステップS
2)。
ここで、走査ライン上のバーコード印刷に欠損箇所が
なく、バーコードデータが正常に読み取られた場合に
は、ステップS2でそのことが検出されてステップS8に進
み、制御部11はモータ12を駆動させて搬送ローラ13を回
転させる。これにより、バーコードカード16は図中右方
向に移動してカード排出口へ送られる。
一方、第4図(A)に示す如く、レーザービームが照
射される走査ライン上のバーコード印刷に“かすれ”や
“にじみ”等の欠損箇所Xがあると、ステップS2で読み
取りエラーが検出される。すると、制御部11はモータ12
を駆動させて搬送ローラ13を回転させるが、この場合、
カード位置が僅かにずれる程度にバーコードカード16を
所定量右方向へ移動させる(ステップS3)。そして、制
御部11はレーザスキャナ部14を動作させてスキャニング
動作を再スタートさせる。
このように1回目のスキャニング動作で読み取りエラ
ーが検出された場合にはバーコードカード16を所定量ず
らして再びスキャニング動作を開始させる。この結果、
第4図(A)に示すカード位置から第4図(B)に示す
位置にカード16を移動させた状態でレーザービームを照
射すると、バーコード印刷の欠損箇所Xから走査ライン
が外れるようになる。したがって、この場合、2回目の
スキャニング動作でバーコードデータが正常に読み取ら
れるようになる為、ステップS5でそのことが検出されて
ステップS8に進み、カードの排出を行う。
なお、2回目のスキャニング動作でも読み取りエラー
が検出された場合にはステップS6に進み、読み取りエラ
ー回数が予め決められている許容回数未満か否かを調べ
る。ここで、許容回数未満であれば、ステップS3に戻
り、再びカード位置をずらしてスキャニング動作を再ス
タートさせる(ステップS4)。ここで、許容回数を越え
るスキャニングを行ったとしても読み取りエラーが検出
された場合には読み取り不能とみなしてエラー処理を行
う(ステップS7)。
なお、上記実施例はカードの搬送方向を水平方向と
し、走査ラインを斜めとしたが、走査ラインを水平方向
とし、カードの搬送方向を斜めとする方法であってもよ
く、要はバーコードの長さ方向と走査ラインとが相対的
に斜めとなる位置関係で光走査を行えばよい。
[発明の効果] この発明は、特別な機構を付加せずに、走査位置を効
果的にずらすことができるので、カードを上下に移動し
たのと同等の効果が得られ、装置全体を大型化せず、コ
スト的にも有利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図〜第4図は
実施例を示し、第2図はバーコード読取装置のブロック
構成図、第3図は制御部11の動作を示したフローチャー
ト、第4図(A)はカード位置をずらす前、第4図
(B)はカード位置をずらした後の走査位置を示した
図、第5図は従来のバーコード読取装置を示した図であ
る。 11……制御部、12……モータ、13……搬送ローラ、14…
…レーザスキャナ部、15……読取部、16……バーコード
カード、17……バーコード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードが形成されたカードを所定方向
    に搬送するカード搬送部と、 バーコードの長さ方向と走査ラインとが相対的に斜めと
    なる位置関係で、カード上を光走査するスキャナ部と、 バーコードの読み取り時に、その読み取りエラーを検出
    するエラー検出部と、 このエラー検出部によって読み取りエラーが検出された
    際に、前記カード搬送部を駆動させてカード位置を所定
    量ずらすと共に、前記スキャナ部に当該カードを再度光
    走査させる制御部と、 を具備したことを特徴とするバーコード読取装置。
JP2027049A 1990-02-08 1990-02-08 バーコード読取装置 Expired - Lifetime JP2796640B2 (ja)

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