JP2795394B2 - 弾性クローラ用芯金 - Google Patents

弾性クローラ用芯金

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JP2795394B2 JP5147996A JP14799693A JP2795394B2 JP 2795394 B2 JP2795394 B2 JP 2795394B2 JP 5147996 A JP5147996 A JP 5147996A JP 14799693 A JP14799693 A JP 14799693A JP 2795394 B2 JP2795394 B2 JP 2795394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム等の弾性材料から
なる無端帯状の弾性クローラに使用する芯金に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ミニバックホー等の建設機械における走
行装置として使用されるクローラとしては、一般に、金
属製のものと、ゴム等の弾性材料製のものがあり、金属
製クローラが取付けられる駆動用スプロケット及び案内
転輪等に、弾性クローラを取付けうるようにしたものが
ある(例えば特開昭63−258277号公報参照)。
【0003】この種の弾性クローラは、弾性材料製クロ
ーラ本体内に周方向所定間隔毎に芯金を埋設すると共に
各芯金間に駆動スプロケット用の係合孔を形成し、前記
芯金にクローラ本体内周側に突出する左右一対の突起部
を形成し、この突起部の頂面を車輪(転輪又はアイドラ
の少なくともいずれか一方)の通過面とし、クローラ本
体の外周面に各芯金に略対応したラグを一体形成してい
る。
【0004】前記芯金は、弾性材料製クローラ本体内に
周方向所定間隔毎に埋設されていて、左右一対の翼部
と、左右翼部を連結している係止部と、各翼部の係止部
側端でクローラ本体内周側に突出した突起部とを一体的
に有し、突起部の頂面が車輪の通過面とされかつ係止部
側の面が脱輪防止面とされ、1つの突起部で1つの連続
した頂面及び脱輪防止面を形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、1つの突起部で1つの長い頂面及び脱輪防止面を形
成しているので、振動が大きく、突起部の体積が大き
く、芯金重量を増大する原因になっている。そこで突起
部を周方向に分割することが考えられるが、分割した2
つの突起が左右方向にずれると、転輪が脱輪する可能性
が生じる。
【0006】本発明は、このような種々の点に鑑み、脱
輪防止面及び車輪通過面を形成する左右各突起部の周方
向略中央に弾性材料を充填可能な凹部を形成することに
より、振動低減と軽量化と脱輪防止とを行えるようにし
た弾性クローラ用芯金を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、弾性材料製クローラ本体
1内に周方向所定間隔毎に埋設されていて、左右一対の
翼部7と、左右翼部7を連結している係止部8と、各翼
部7の係止部8側端でクローラ本体1内周側に突出しか
つ翼部7から周方向に突出した突起部Pと、各翼部7の
突起部P側端部上に翼部7よりクローラ本体1内周側に
突出したまたぎ転輪用通過部11とを一体的に有し、左
右各突起部Pは係止部8側の面に車輪10のフランジ部
10Aと当接可能な脱輪防止面21を、その頂面に車輪
10の転動部10Bが転動する通過面12をそれぞれ形
成している弾性クローラ用芯金において、前記左右各突
起部Pには、頂面の通過面12からまたぎ転輪用通過部
11近傍まで凹まされて通過面12を周方向に分離する
と共に脱輪防止面21から左右外方側に横断して脱輪防
止面21を周方向に分離しかつ弾性材料を充填可能にし
た凹部Qを形成していることである。
【0008】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、第1の具体的手段に加えて、左右各突起部
Pの凹部Qは、通過面12及び脱輪防止面21の周方向
略中央に形成されかつ係止部8を中心に周方向反対側に
ずれていることである。
【0009】
【作用】芯金2は、頂面12が転輪10の通過面とされ
た突起部Pの周方向略中央に、頂面の通過面12から
たぎ転輪用通過部11近傍まで凹まされて通過面12を
周方向に分離すると共に脱輪防止面21から左右外方側
に横断して脱輪防止面21を周方向に分離しかつ弾性材
料を充填可能にした凹部Qが形成され、この凹部Qを形
成したことによって、車輪との当接が周方向に広く分散
され、脱輪防止、振動及び騒音の低減が効果的になり、
かつ振動及び騒音を更に低減するための弾性材料を突起
部Pに取り付けることが可能になる。
【0010】また、凹部Qが脱輪防止面21から左右外
方側に横断するように形成されると、クローラ本体1の
周方向に所定の間隔をもって離れた一対の案内突起9を
形成することになり、重量をより軽減でき、一対の案内
突起9は凹部Qの分だけ周方向に大きく離れ、隣合う芯
金2の突起部Pとの距離が縮まり、頂面12が倍増した
不連続の車輪通過面を形成して、車輪の転動を支持し、
車輪の落ち込み量を激減する。
【0011】左右各突起部Pの凹部Qは、係止部8を中
心に周方向反対側にずれていて、左右総合した車輪通過
面が長くなり、振動及び騒音をより効果的に減少する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜4は本発明の第1実施例を示し、1はゴム等
の弾性材料からなるクローラ本体で、無端帯状に構成さ
れており、該クローラ本体1内には芯金2、キャンバス
3、周方向の抗張体4等が埋設されると共に、接地面側
に左右(クローラ本体1幅方向)一対の接地ラグ5が各
芯金2に対応して形成されている。そして、該芯金2
は、クローラ本体1の長手すなわち周方向に所定の間隔
で多数配設され、その隣り合う芯金2間にはクローラ本
体1の左右幅方向中央部に位置して駆動スプロケット
(図示省略)が係合する係合孔6が設けられている。
【0013】前記芯金2は、図3に示すように、左右一
対の平坦状の翼部7を駆動スプロケットと係合する係止
部8で一体に連結すると共に、各翼部7の係止部8側端
に、クローラ本体1内周側に突出する突起部Pが設けら
れ、左右各突起部Pはクローラ本体1の周方向に所定の
間隔をもって離れてかつ左右方向略同一位置に配置した
一対の案内突起9を有している。
【0014】さらに、芯金2にはこれらの突起部Pの外
側で翼部7との間に、またぎ転輪の通過部11が一体的
に設けられている。この通過部11は翼部7よりもクロ
ーラ本体1内周側に突出している。前記係止部8は左右
方向において芯金2の中心に位置され、係合孔6を形成
していて駆動スプロケットと当接されるものであり、こ
の係止部8を中心にして、突起部P、通過部11及び翼
部7が左右対称に配置されており、各突起部P、通過部
11は翼部7よりも周方向に長く(広幅)に形成されて
いる。
【0015】前記案内突起9の頂面12は平坦に形成さ
れ、転輪10(又はアイドラ16の少なくともいずれか
一方の車輪)の通過面とされており、両案内突起9間に
補強リブ13が設けられている。また、左右案内突起9
の対向面(係止部8側の面)は、転輪10等の車輪の軸
方向中央の大径部の側面と近接して対面可能な脱輪防止
面21となっており、この左右各案内突起9の脱輪防止
面21は略同一面上に位置し、全案内突起9が脱輪の防
止に寄与する。
【0016】前記係止部8は図2、3に示すように、ク
ローラ内周側に突状の円弧上面を有し、左右の各案内突
起9は係止部8に対してクローラ本体1の周方向に突出
し、係止部8側の面にクローラ本体1の周方向に離れた
脱輪防止面21を形成すると同時に、その頂面12にク
ローラ本体1の周方向に離れた車輪の通過面を形成して
いる。そして各案内突起9の脱輪防止面21は、係止部
8の周方向両端側でクローラ内外方向にオーバラップす
る高さまで形成されており、そのように各案内突起9を
形成することにより、係止部8から突出しているにもか
かわらず係止部8との連結強度が確保されている。
【0017】そして、芯金2の翼部7及び通過部11
は、クローラ本体1内に埋入され、係止部8の内周側も
弾性材料で被覆されており、各芯金2の案内突起9のク
ローラ本体1周方向間には、その頂面14aが平坦な、
クローラ本体1と一体の弾性材料からなる弾性突起14
が設けられている。この弾性突起14の高さは、芯金2
の案内突起9の高さと同一か又は若干高くされており、
案内突起9と弾性突起14との間に溝15が形成されて
いる。弾性突起14は案内突起9と連続的に形成しても
良いが、溝15を設ける方が、弾性変形時に剥離を生じ
ないので好ましい。左右の弾性突起14の対向面は図
1、2から明らかなように、脱輪防止面21と略面一に
なっている。
【0018】さらに、各芯金2の間隔は、隣接突起部P
が駆動スプロケット又はアイドラ16に巻付いたときに
相互に干渉しない程度に、可及的に小さくされており、
クローラ本体1の前記係合孔6の両側に溝17が形成さ
れて、無理なくアイドラ16等に巻付くようにしてあ
る。前記接地ラグ5は、芯金2の左右一対の翼部7の投
影域と略一致するように、それぞれ翼部7に対応して設
けられている。
【0019】すなわち、芯金2は、弾性材料製クローラ
本体1内に周方向所定間隔毎に埋設されていて、左右一
対の翼部7と、左右翼部7を連結している係止部8と、
各翼部7の係止部8側端でクローラ本体1内周側に突出
しかつ翼部7から周方向に突出した突起部Pと、各翼部
7の突起部P側端部上に翼部7よりクローラ本体1内周
側に突出したまたぎ転輪用通過部11とを一体的に有
し、左右各突起部Pは係止部8側の面に車輪10のフラ
ンジ部10Aと当接可能な脱輪防止面21を、その頂面
に車輪10の転動部10Bが転動する通過面(頂面)1
2をそれぞれ形成している。
【0020】そして、前記左右各突起部Pには、一対の
案内突起9を周方向に分離配置するために凹部Qが形成
されており、この凹部Qは頂面の通過面12から突起部
Pの基部側へ(実施例ではまたぎ転輪用通過部11近傍
まで)凹まされ、脱輪防止面21から左右外方側に(実
施例では突起部Pの外面まで)横断している。従って、
凹部Qは脱輪防止面21で開放されている。
【0021】前記凹部Qを形成することにより、左右各
突起部Pは通過面12が周方向に分離されると共に脱輪
防止面21が周方向に分離し、弾性突起14を形成する
弾性材料を充填可能にしており、芯金2をクローラ本体
1内に埋設することにより、凹部Q内に弾性材料が充填
される。前記凹部Qは、通過面12及び脱輪防止面21
の周方向略中央に形成されている。
【0022】上記弾性クローラを走行装置の金属製クロ
ーラに代えて駆動スプロケット、転輪10及びアイドラ
16に巻装し、舗装路面での走行を行う場合、転輪10
が芯金2の左右各一対の案内突起9の頂面通過面12及
び弾性突起14の頂面14a上を転動しながら通過す
る。このとき、転輪10は隣接芯金2の各突起部P間
(間隔M)で若干落ち込み、続いて弾性突起14上にお
いて、弾性材料が圧縮変形して前記芯金2間の転輪落ち
込み量と同等の落ち込みが生起し、略平均した落ち込み
が全体的に発生し、小さな上下動の繰返しすなわち細か
い振動となり、乗り心地が向上する。
【0023】なお、芯金2のクローラ本体1周方向中心
部は縦剛性が最も高い部分でかつラグ5も位置する部分
であるが、その部分に案内突起9がなく弾性突起14が
位置することになり、ラグ5のピッチと案内突起9のピ
ッチとが異なり、転輪10の振動は弾性突起14によっ
て緩和され、円滑な運転が行える。そして、隣接芯金2
の突起部間隔Mは、可及的に小さく(1つの案内突起9
の周方向長さLと略同一)してあるので、脱輪防止並び
に振動減少効果が良好である。
【0024】さらに、アイドラ16への巻付部では、ア
イドラ16とクローラの接触部すなわちクローラ張力支
持部が、図4に示すように、弾性突起14の頂面14a
となり、芯金2の案内突起9との間に一定の隙間が確保
され、緩衝機能が生じ、したがって、このアイドラ16
との接触部に石等がかみ込んだ場合、該弾性突起14の
包み込み作用によりクローラ張力が緩和される。
【0025】なお、芯金2の通過部11は、またぎ転輪
を採用した走行装置において使用されるものである。図
5、6は本発明の第2実施例を示し、第1実施例と異な
るところは、芯金2の突起部Pの形状である。翼部7と
連結している突起部Pの下部は翼部7と周方向同一長さ
で、その連結部分から一対の案内突起9が周方向に末広
がり状に突出している。また、係止部8は断面略長方形
となっている。さらに、図6においては、芯金2の突起
部P、翼部7及び通過部11が、係止部8を中心にして
クローラ本体1周方向反対側にずれて配置されている。
したがって、一対の案内突起9間の凹部Q及びその内部
の弾性突起14も係止部8を中心にして周方向反対側に
ずれている。
【0026】図7〜12は本発明の第3実施例を示して
いる。各芯金2は係止部8を中心に左右翼部7が周方向
反対側に若干ずれており、この翼部7に対応して左右ラ
グ5も周方向にずれている。各翼部7上の突起部P及び
通過部11は翼部7に対して周方向中心が合わされてい
るが周方向長さが長くなっている。突起部Pの一対の案
内突起9とその間の弾性突起14とは、周方向長さLが
略同一に設定されており、突起部Pの周方向間隔Mもそ
れらと略同一になっており、左右突起部Pの周方向のず
れは、前記長さLの約2分の1で、左右案内突起9は周
方向に長さL/2だけオーバラップしている。
【0027】従って、1個の転輪10の左右部分が、左
右案内突起9に同時に転動するのは長さLの2分の1だ
けであり、左右弾性突起14及び左右間隔M上になるの
も同様であり、それ以外は左右一方だけが案内突起9上
で他方が弾性突起14又は間隔M上となる。前記左右案
内突起9がオーバラップする部分は芯金2の剛性が最も
高い位置であるが、距離は短くすると共にラグ5からず
らすことにより、全体的剛性を低くして振動発生を減少
しており、左右間隔Mがオーバラップする部分は最も剛
性の低い位置であるが、距離を短くして転輪10の落ち
込み量を少なくすることにより、振動発生を減少してい
る。
【0028】前記左右突起部Pの周方向ずれは、長さL
分だけずらしても良く、そのようにすると、左右案内突
起9のオーバラップ部分及び間隔Mのオーバラップ部分
をなくすことができる。その場合、左右翼部7も長さL
だけずらすことが考えられる。図13に示す第4実施例
は、芯金2の左右翼部7は周方向にずらされていなく、
突起部P及び通過部11が翼部7に対してずらされてい
る。このずらし量は前記長さLの2分の1であるが、長
さLと同長にしても良い。
【0029】図14に示す第5実施例において、左右各
突起部Pの周方向間隔Mは案内突起9の長さLと略等し
く、この間隔Mにクローラ本体1と一体成形された弾性
突起19が突設されており、従って、周方向に一対の案
内突起9と弾性突起14,19とが交互に位置すること
になる。そして、これらの突起群を左右で長さLだけず
らすと、転輪10は常に左右一方が案内突起9上に他方
が弾性突起14又は19上に位置することになる。
【0030】なお、上記各実施例において、弾性突起1
4は、クローラ本体1に埋設する前に、接着剤等により
接着しておくか、又はクローラ本体1と一体成形され
る。また、芯金2の案内突起9頂部及び通過部11頂面
は、弾性材料から露出させておいてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、左右各突
起部Pは、頂面の通過面12からまたぎ転輪用通過部1
1近傍まで凹まされて通過面12を周方向に分離すると
共に脱輪防止面21から左右外方側に横断して脱輪防止
面21を周方向に分離しかつ弾性材料を充填可能にした
凹部Qを形成しているので、凹部Qに対応する芯金2の
重量を軽減し、振動及び騒音が減少できると共に脱輪防
止効果を高めることができる上に、クローラ本体1内に
埋設して凹部Q内に弾性材料を充填することにより、振
動及び騒音を更に減少できる。
【0032】また、左右各突起部Pの凹部Qは、通過面
12及び脱輪防止面21の周方向略中央に形成されかつ
係止部8を中心に周方向反対側にずれているので、車輪
の落ち込みの激減により振動及び騒音を効果的に減少で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】芯金の斜視図である。
【図4】アイドラ部での作用説明図である。
【図5】第2実施例の要部の断面図である。
【図6】同要部の斜視図である。
【図7】第3実施例の要部の斜視図である。
【図8】同内周面図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】図8のC−C線断面図である。
【図11】外周面図である。
【図12】芯金の斜視図である。
【図13】第4実施例の芯金の平面図である。
【図14】第5実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 クローラ本体 2 芯金 5 ラグ 7 翼部 8 係止部 9 案内突起 10 転輪 11 転輪用通過部 12 頂面 14 弾性突起 21 脱輪防止面 P 突起部 L 長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 55/253 B

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料製クローラ本体(1)内に周方
    向所定間隔毎に埋設されていて、左右一対の翼部(7)
    と、左右翼部(7)を連結している係止部(8)と、各
    翼部(7)の係止部(8)側端でクローラ本体(1)内
    周側に突出しかつ翼部(7)から周方向に突出した突起
    部(P)と、各翼部(7)の突起部(P)側端部上に翼
    部(7)よりクローラ本体(1)内周側に突出したまた
    ぎ転輪用通過部(11)とを一体的に有し、左右各突起
    部(P)は係止部(8)側の面に車輪(10)のフラン
    ジ部(10A)と当接可能な脱輪防止面(21)を、そ
    の頂面に車輪(10)の転動部(10B)が転動する通
    過面(12)をそれぞれ形成している弾性クローラ用芯
    金において、 前記左右各突起部(P)には、頂面の通過面(12)か
    らまたぎ転輪用通過部(11)近傍まで凹まされて通過
    面(12)を周方向に分離すると共に脱輪防止面(2
    1)から左右外方側に横断して脱輪防止面(21)を周
    方向に分離しかつ弾性材料を充填可能にした凹部(Q)
    を形成していることを特徴とする弾性クローラ用芯金。
  2. 【請求項2】 左右各突起部(P)の凹部(Q)は、通
    過面(12)及び脱輪防止面(21)の周方向略中央に
    形成されかつ係止部(8)を中心に周方向反対側にずれ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の弾性クローラ
    用芯金。
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