JP2793925B2 - 制御ゲート付きサイリスタ - Google Patents

制御ゲート付きサイリスタ

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JP2793925B2
JP2793925B2 JP4005230A JP523092A JP2793925B2 JP 2793925 B2 JP2793925 B2 JP 2793925B2 JP 4005230 A JP4005230 A JP 4005230A JP 523092 A JP523092 A JP 523092A JP 2793925 B2 JP2793925 B2 JP 2793925B2
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正彦 鈴村
貴司 岸田
良史 白井
和志 富井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御ゲート付きサイリ
スタに関するものであり、大電力を高速度でスイッチン
グする用途に特に適するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は本発明者らの先願に係る制御ゲー
ト付きサイリスタ(特願平3−265840号)の断面
構造を示している。以下、その構造について説明する。
N型の不純物を含む半導体基板をベース領域1とし、こ
の半導体基板の一方の表面部分に、P型のベース領域2
と、同じくP型のゲート領域5と、同じくP型のコレク
タ領域6とを分離して形成している。P型のベース領域
2の中には、N型のエミッタ領域3が設けられている。
また、前記半導体基板の反対裏面側には、P型のアノー
ド領域7が設けられている。P型のベース領域2とコレ
クタ領域6に挟まれた部分の半導体基板の表面部分上に
は、絶縁ゲート構造の制御ゲート28が設けられてい
る。前記エミッタ領域3と前記コレクタ領域6はカソー
ド電極13に接続され、ゲート領域5と絶縁ゲート構造
の制御ゲート28はゲート電極15に接続され、前記ア
ノード領域7はアノード電極17に接続されている。こ
れにより、アノード電極17とカソード電極13の間に
は、P型のアノード領域7と、N型のベース領域1と、
P型のベース領域2と、N型のエミッタ領域3とからな
るPNPN4層構造の縦型サイリスタが構成される。ま
た、ゲート電極15とカソード電極13の間には、P型
のゲート領域5と、N型のベース領域1と、P型のベー
ス領域2と、N型のエミッタ領域3とからなるPNPN
4層構造の横型サイリスタが構成される。さらに、P型
のベース領域2とカソード電極13の間には、絶縁ゲー
ト構造の制御ゲート28を有するPチャンネル型のMO
SFETが構成される。このMOSFETのチャンネル
は、カソード電極13に対して制御ゲート28を逆バイ
アスしたときに、P型のベース領域2とP型のコレクタ
領域6に挟まれた半導体基板の表面部分に形成されるも
のである。
【0003】以下、図2に示す制御ゲート付きサイリス
タのターンオン動作並びにターンオフ動作について説明
する。今、カソード電極13が接地電位であるとしたと
きに、ゲート電極15に適当な正の電圧が印加されるこ
とにより、ゲート電極15とカソード電極13の間の横
型PNPNサイリスタがブレークオーバー条件に達し
て、ゲート電極15とカソード電極13の間が導通状態
に達するものであり、これにより、アノード電極17と
カソード電極13の間の縦型PNPNサイリスタよりな
る主電流路が導通状態へと移行するものである。ここ
で、ゲート電極15とカソード電極13の間の横型PN
PNサイリスタのブレークオーバー条件は、N型のベー
ス領域1の幅により規定されるものであるが、このN型
のベース領域1の幅は、アノード電極17とカソード電
極13の間の縦型PNPNサイリスタにおけるN型のベ
ース領域1の幅よりも遙に狭く設計されている。したが
って、アノード電極17とカソード電極13の間のブレ
ークオーバー電圧よりも低い電圧でゲート電極15とカ
ソード電極13の間の横型PNPNサイリスタがブレー
クオーバーするものである。
【0004】一方、ゲート電極15に適当な負の電圧が
印加されることにより、絶縁ゲート型の制御ゲート28
は負の電位となり、絶縁膜38を介して半導体基板のベ
ース領域2とコレクタ領域6とで挟まれた表面部分にP
チャンネルが形成されて、このPチャンネルのMOSF
ETがオン状態となる。このMOSFETのソース領
域、すなわち、P型のコレクタ領域6はカソード電極1
3に接続されているため、アノード電極17とカソード
電極13の間の縦型PNPNサイリスタにおけるP型の
ベース領域2は、PチャンネルMOSFETを介してカ
ソード電極13と短絡され、アノード電極17とカソー
ド電極13の間に流れていた主電流は非導通状態へと移
行するものである。しかも、この際に、P型のベース領
域2より引き出されるゲートターンオフ電流は、例え
ば、従来のGTOの場合とは異なり、PチャンネルのM
OSFETを介してカソード電極13に流れ込むため
に、ターンオフ時に大きなゲート駆動電流を必要とはし
ない。ターンオフ時に必要とされるゲート駆動電流(電
荷量)は、PチャンネルMOSFETのチャンネルを導
通状態にするのに必要なゲート電極15への蓄積電荷量
だけであり、従来の静電誘導サイリスタや或いはGTO
と比較して、ターンオフ時のゲート引き抜き電流(電荷
量)は、遙に小さくて済むものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図2に
示す半導体装置は、従来の静電誘導サイリスタやGTO
と比較して、ターンオフ時のゲート引き抜き電流(電荷
量)が遙に小さくて済むという長所があるが、その反
面、ターンオン時には接合ゲート構造からなるオンゲー
ト領域5よりターンオン駆動のためのゲート電流を流す
必要があり、ターンオン時のゲート駆動電流が大きくな
るという問題がある。また、ターンオン制御のためのオ
ンゲート領域5を別途必要とする上に、オンゲートの電
気特性は、ゲート領域5とベース領域2の間の距離にも
支配され、このデバイスパラメータは直接チップサイズ
を支配する要素となっているために、チップサイズの縮
小化が困難になるという問題があった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、小さなチップサイ
ズで、しかもターンオン時に大きなゲート駆動電流を必
要としない制御ゲート付きサイリスタを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る制御ゲート
付きサイリスタにあっては、上記の課題を解決するため
に、図1に示すように、N型の半導体基板をベース領域
1とし、この半導体基板の一方の表面部分に設けられた
P型のベース領域2と、前記P型のベース領域2の中に
設けられたN型のエミッタ領域3と、前記P型のベース
領域2とは分離されたP型のコレクタ領域6とを備え、
前記半導体基板の反対裏面側にP型のアノード領域7を
備え、前記P型のベース領域2の表面上の前記エミッタ
領域3を除いた前記半導体基板の表面部分上に絶縁ゲー
ト構造の第1の制御ゲート18を形成され、前記P型の
ベース領域2と前記P型のコレクタ領域6に挟まれた部
分の前記N型のベース領域1の半導体基板の表面部分上
に絶縁ゲート構造の第2の制御ゲート28を形成され、
前記エミッタ領域3と前記コレクタ領域6はカソード電
極13に接続され、第1及び第2の絶縁ゲート18,2
8はゲート電極15に接続され、前記アノード領域7は
アノード電極17に接続されていることを特徴とするも
のである。
【0008】すなわち、図2に示した従来構造の半導体
装置と比較すると、ターンオンゲートとして機能するゲ
ート構造が、図1に示した本発明の半導体装置では、従
来の接合ゲート構造に代えて、絶縁ゲート構造になって
いることが特徴である。
【0009】
【作用】図1に示した本発明の半導体装置では、ターン
オンに必要なゲートの駆動エネルギーは、絶縁ゲート構
造の制御ゲート18を有するMOSFETのチャンネル
をオン状態とするのに要するゲート蓄積電荷量のみが必
要とされ、このオンゲートがオン状態に移行すると、主
電流経路を構成するPNPNサイリスタを導通状態にす
るために必要なベース電流は主電流成分であるアノード
電極17から供給される。すなわち、主電流経路である
PNPNサイリスタを導通状態に移行させるのに必要な
トリガー電流は主電流自身から供給される機構となり、
新たにゲート電極15より供給する必要は無い。これに
比べると、図2に示した従来構造の半導体装置では、オ
ンゲートが接合ゲート構造によって構成されており、主
電流経路を構成している縦型のPNPNサイリスタを導
通状態にするために必要なベース電流はゲート電極15
から供給する必要がある。
【0010】以上のような作用上の相違を有することに
より、本発明の半導体装置では、従来構造の半導体装置
と比較して、明らかにターンオンのためのゲート駆動エ
ネルギーは小さくて済むものである。また、本発明の半
導体装置では、従来構造の半導体装置と比較すると、半
導体基板の表面上に新たにオンゲート構造を構成するた
めの領域を必要としていないために、チップサイズの縮
小化も可能になるという作用がある。なお、特開昭63
−310171号公報には、1つの絶縁ゲートのみを用
いてオン制御とオフ制御を行うサイリスタが提案されて
いるが、本発明のサイリスタは、第1の制御ゲートによ
りオン特性を、第2の制御ゲートによりオフ特性を設計
できるので、1つの絶縁ゲートのみで構成する場合に比
べて、ターンオン特性とターンオフ特性を独立して設計
しやすいという利点がある。
【0011】
【実施例】図1は本発明による制御ゲート付きサイリス
タの一実施例の断面構造を示している。以下、その構造
について説明する。N型の不純物を含む半導体基板をベ
ース領域1とし、この半導体基板の一方の表面部分に、
P型のベース領域2と、同じくP型のコレクタ領域6と
を分離して形成している。ベース領域2とコレクタ領域
6は共にP型であるので、N型の半導体基板の表面にP
型の不純物を拡散するときに、同一の製造工程で形成し
ても良く、或いは、別々の製造工程で形成しても良い。
また、P型の拡散領域の不純物プロファイルはベース領
域2及びコレクタ領域6の両者が同一の不純物プロファ
イルであっても良いし、別々の不純物プロファイルであ
っても良い。P型のベース領域2の中には、N型のエミ
ッタ領域3が設けられている。また、前記半導体基板の
反対裏面側には、P型のアノード領域7が設けられてい
る。
【0012】次に、N型のエミッタ領域3とベース領域
1に挟まれた部分のP型のベース領域2の表面部分上に
は、絶縁ゲート構造の第1の制御ゲート18が設けられ
ている。また、P型のベース領域2とコレクタ領域6に
挟まれた部分の半導体基板の表面部分上には、絶縁ゲー
ト構造の第2の制御ゲート28が設けられている。各制
御ゲート18,28はポリシリコンゲートで形成されて
おり、シリコン酸化膜よりなる絶縁膜38を介して半導
体基板の表面から絶縁分離されている。
【0013】前記エミッタ領域3と前記コレクタ領域6
はカソード電極13に接続され、絶縁ゲート構造の第1
及び第2の制御ゲート18,28はゲート電極15に接
続され、前記アノード領域7はアノード電極17に接続
されている。これにより、アノード電極17とカソード
電極13の間には、P型のアノード領域7と、N型のベ
ース領域1と、P型のベース領域2と、N型のエミッタ
領域3とからなるPNPN4層構造の縦型サイリスタが
構成される。また、N型のベース領域1とカソード電極
13の間には、絶縁ゲート構造の制御ゲート18を有す
るNチャンネル型のMOSFETが構成される。このM
OSFETのチャンネルは、カソード電極13に対して
制御ゲート18を順バイアスしたときに、N型のベース
領域1とN型のエミッタ領域3に挟まれたP型のベース
領域2の表面部分に形成されるものである。さらに、P
型のベース領域2とカソード電極13の間には、絶縁ゲ
ート構造の制御ゲート28を有するPチャンネル型のM
OSFETが構成される。このMOSFETのチャンネ
ルは、カソード電極13に対して制御ゲート28を逆バ
イアスしたときに、P型のベース領域2とP型のコレク
タ領域6に挟まれた半導体基板の表面部分に形成される
ものである。
【0014】ここで、NチャンネルとPチャンネルの2
つのMOSFETのゲート酸化膜厚、Nチャンネルのチ
ャンネル長やチャンネル濃度及びPチャンネルのチャン
ネル長等は、P型のベース領域2やN型のエミッタ領域
3の拡散長やマスク合わせ精度等の製造技術によって適
当に選択されるが、NチャンネルとPチャンネルの2つ
のMOSFETのゲート容量がそのまま本発明の半導体
装置のスイッチング時のゲート駆動電荷量となり、ま
た、チャンネル抵抗(NチャンネルとPチャンネルMO
SFETのオン抵抗)は、本発明の半導体装置のターン
オフ特性を支配するために、厚いゲート酸化膜厚、短チ
ャンネル長、及び短チャンネル幅が望ましくはあるが、
MOSFETのゲートしきい値電圧が本発明の半導体装
置のゲートターンオフ電圧となるために、両者を鑑み適
当な値に設定される。
【0015】以下、図1に示す制御ゲート付きサイリス
タのターンオン動作並びにターンオフ動作について説明
する。今、カソード電極13が接地電位であるとしたと
きに、ゲート電極15に適当な正の電圧が印加されるこ
とにより、絶縁ゲート構造の制御ゲート18は正の電位
に充電され、絶縁膜38を介して制御ゲート18の下の
P型のベース領域2の表面部分にNチャンネルが形成さ
れる。これにより、アノード電極17からアノード領域
7、ベース領域1、ベース領域2の表面のNチャンネ
ル、及びエミッタ領域3を介して電流が流れる。この電
流は、主電流経路を構成する縦型PNPNサイリスタを
導通状態にするために必要なトリガー電流となる。この
ように、主電流経路である縦型PNPNサイリスタを導
通状態に移行させるのに必要なトリガー電流は主電流自
身から供給される機構となり、新たにゲート電極15よ
り供給する必要は無い。つまり、本発明の構造では、タ
ーンオンに必要なゲートの駆動エネルギーは、絶縁ゲー
ト構造の制御ゲート18を有するMOSFETのチャン
ネルをオン状態とするのに要するゲート蓄積電荷量のみ
であり、ターンオンのためのゲート駆動電流は少なくて
済む。
【0016】一方、ゲート電極15に適当な負の電圧が
印加されることにより、絶縁ゲート型の制御ゲート28
は負の電位となり、絶縁膜38を介して半導体基板のベ
ース領域2とコレクタ領域6とで挟まれた表面部分にP
チャンネルが形成されて、このPチャンネルのMOSF
ETがオン状態となる。このMOSFETのソース領
域、すなわち、P型のコレクタ領域6はカソード電極1
3に接続されているため、アノード電極17とカソード
電極13の間の縦型PNPNサイリスタにおけるP型の
ベース領域2は、PチャンネルMOSFETを介してカ
ソード電極13と短絡され、アノード電極17とカソー
ド電極13の間に流れていた主電流は非導通状態へと移
行するものである。しかも、この際に、P型のベース領
域2より引き出されるゲートターンオフ電流は、例え
ば、従来のGTOの場合とは異なり、PチャンネルのM
OSFETを介してカソード電極13に流れ込むため
に、ターンオフ時に大きなゲート駆動電流を必要とはし
ない。ターンオフ時に必要とされるゲート駆動電流(電
荷量)は、PチャンネルMOSFETのチャンネルを導
通状態とするのに必要なゲート電極15への蓄積電荷量
だけであり、従来の静電誘導サイリスタや或いはGTO
と比較して、ターンオフ時のゲート引き抜き電流(電荷
量)は、遙に小さくて済むものである。
【0017】図1の実施例では、NチャンネルとPチャ
ンネルの2つのMOSFETの制御ゲート18,28は
ポリシリコンゲートで形成されており、絶縁膜38はシ
リコン酸化膜で形成されているが、Nチャンネル或いは
PチャンネルのMOSFETが構成される絶縁ゲート構
造であれば、他の構成を用いても良いことは当然であ
る。
【0018】なお、本実施例においては、第1導電型を
N型、第2導電型をP型としたが、これとは反対に、第
1導電型をP型、第2導電型をN型としても良い。ま
た、図1では、本発明の制御ゲート付きサイリスタの要
部の断面構造のみを示したが、図中の横方向について同
一の構造を必要なだけ配列しても良いことは言うまでも
ない。
【0019】
【発明の効果】本発明の制御ゲート付きサイリスタで
は、主電流路をPNPNサイリスタで構成したので、大
電力をスイッチングすることができ、また、絶縁ゲート
構造の第1の制御ゲートを有するMOSFETによりオ
ン制御ゲートを構成し、同じく絶縁ゲート構造の第2の
制御ゲートを有するMOSFETによりオフ制御ゲート
を構成したので、ターンオン制御並びにターンオフ制御
に要するゲート駆動電流を小さくすることができ、しか
も、ターンオン制御のための絶縁ゲート構造の制御ゲー
トは、従来の接合ゲート構造とは異なり、主電流経路を
形成するベース領域の半導体基板の表面上に形成される
ので、新たにチップ面積の増大を招くことなく構成でき
るという効果が得られるものである。また、第1の制御
ゲートによりオン特性を、第2の制御ゲートによりオフ
特性を設計できるので、1つの絶縁ゲートのみで構成す
る場合に比べて、ターンオン特性とターンオフ特性を独
立して設計しやすいという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御ゲート付きサイリスタの断面図で
ある。
【図2】従来の静電誘導サイリスタの断面図である。
【符号の説明】
1 N型のベース領域 2 P型のベース領域 3 エミッタ領域 6 コレクタ領域 7 アノード領域 13 カソード電極 15 ゲート電極 17 アノード電極 18 オン制御ゲート 28 オフ制御ゲート 38 絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富井 和志 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−310171(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板をベース領域
    とし、この半導体基板の一方の表面部分に設けられた第
    2導電型のベース領域と、前記第2導電型のベース領域
    の中に設けられた第1導電型のエミッタ領域と、前記第
    2導電型のベース領域とは分離された第2導電型のコレ
    クタ領域とを備え、前記半導体基板の反対裏面側に第2
    導電型のアノード領域を備え、前記第2導電型のベース
    領域の表面上の前記エミッタ領域を除いた前記半導体基
    板の表面部分上に絶縁ゲート構造の第1の制御ゲートを
    形成され、前記第2導電型のベース領域と前記コレクタ
    領域に挟まれた部分の前記第1導電型のベース領域の半
    導体基板の表面部分上に絶縁ゲート構造の第2の制御ゲ
    ートを形成され、前記エミッタ領域と前記コレクタ領域
    はカソード電極に接続され、第1及び第2の絶縁ゲート
    はゲート電極に接続され、前記アノード領域はアノード
    電極に接続されていることを特徴とする制御ゲート付き
    サイリスタ。
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