JP2793537B2 - ロール紙切断装置 - Google Patents

ロール紙切断装置

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JP2793537B2
JP2793537B2 JP7331328A JP33132895A JP2793537B2 JP 2793537 B2 JP2793537 B2 JP 2793537B2 JP 7331328 A JP7331328 A JP 7331328A JP 33132895 A JP33132895 A JP 33132895A JP 2793537 B2 JP2793537 B2 JP 2793537B2
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亮彦 原田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙を装着し
て印字を行うプリンタに使用され、ロール紙の印字済み
の部分を切断して分離するために用いるロール紙切断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のロール紙切断装置の一例を
示す斜視図で、(a)はロール紙を切断する直前の状態
を示す図、(b)は切断のときにジャムを起した状態を
示す図である。
【0003】ロール紙を装着して印字を行うプリンタに
使用され、印字済みのロール紙を切断して分離するため
に用いられる従来のロール紙切断装置のうち、摺動式カ
ッタを採用しているものは、図7(a)に示すように、
側面に固定刃49aを有し、上面に沿ってロール紙3の
搬送を案内する平板状の固定部49と、固定刃49aと
接触しながら回転することによってロール紙3の一部を
切断する回転刃42aを有し、固定部49上を摺動する
ことによって回転刃42aを回転させるカッタ部42と
を備えており、ロール紙3は、プラテンロール44と印
字部45との間を通過し、印字部45によって印字され
て矢印A方向に搬送され、固定部49の上をロール紙3
の搬送方向と直角の矢印B方向に摺動するカッタ部42
によってその印字済みの部分を切断されて分離される。
【0004】このときロール紙3が固定部49の上で浮
き上がっていると、図7(b)に示すように、カッタ部
42の前面がロール紙3の浮き上がっている部分を押
し、カット不良とロール紙のジャムとを引起す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の摺動式カッタを採用しているロール紙切断装置は、固
定部の上にロール紙の浮き上がりを防止する何らの手段
も有していないため、ロール紙が固定部の上で浮き上が
ってカッタ部の摺動を邪魔し、カッタ部の前面がロール
紙の浮き上がっている部分を押してカット不良とロール
紙のジャムとを引起すという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のロール紙切断装
置は、側面に固定刃を有する平板状の固定部と、前記固
定刃と接触しながら回転する回転刃を有し前記固定部上
を摺動するカッタ部と備えるロール紙切断装置におい
て、前記固定部上を前記カッタ部の摺動方向と直角方向
に搬送されるロール紙の上方において前記ロール紙との
間に僅かな間隙を保持してほぼ鉛直位置に保持され、前
記カッタ部に押されて傾斜し、前記カッタ部の復帰また
は通過によって元の位置に復帰する少なくとも1個のプ
レートを備えたものであり、特に、上端部の両端をリン
グによって回動自在に保持されて懸架され、ばねによっ
て常時ストッパと接触する方向に付勢され、カッタ部に
押されて傾斜し、前記カッタ部の復帰によって元の位置
に復帰するプレート、または、上端部の両端をリングに
よって回動自在に保持されて懸架され、ばねによって付
勢されて常時中立の位置に保持され、カッタ部に押され
て傾斜し、前記カッタ部の復帰または通過によって元の
位置に復帰するプレート、または、上端部の両端をリン
グによって回動自在に保持されて懸架され、自重によっ
て常時鉛直位置に保持され、カッタ部に押されて傾斜
し、前記カッタ部の復帰または通過によって元の位置に
復帰するプレートを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0008】図1は本発明の第一の実施形態を示す斜視
図、図2は図1の実施形態の動作状態を示す斜視図、図
3は図1のプレートの詳細を示す正面図である。
【0009】本実施形態は、固定部上のロール紙の上方
においてロール紙と間に僅かな間隙を保持するようにプ
レートを設け、このプレートによってロール紙の浮き上
がりを防止するようにしたものであり、ロール紙を切断
するときにカッタ部の摺動を邪魔しないように、カッタ
部の運動によってプレートを傾斜させることができるよ
うにしたものである。
【0010】すなわち本実施形態は、図1に示すよう
に、側面に固定刃9aを有し、上面に沿ってロール紙3
の搬送を案内する平板状の固定部9と、固定刃9aと接
触しながら回転することによってロール紙3の一部を切
断する回転刃2aを有し、固定部9上を摺動することに
よって回転刃2aを回転させるカッタ部2とを備えてお
り、ロール紙3は、プラテンロール4と印字部5との間
を通過し、印字部5によって印字されて矢印A方向に搬
送され、固定部9の上をロール紙3の搬送方向と直角の
矢印B方向に摺動するカッタ部2によってその印字済み
の部分を切断されて分離される。固定部9上のロール紙
3の上方に、ロール紙3と間に僅かな間隙を保持するよ
うにプレート1が設けてあり、このプレート1によって
ロール紙3の浮き上がりを防止する。
【0011】プレート1は、上端部において回動自在に
保持されており、図2に示すように、ロール紙3を切断
するときにカッタ部2の摺動運動を邪魔しないように、
カッタ部2によってプレート1の側面を押して傾斜させ
ることができるようにしてある。
【0012】すなわちプレート1は、図3に示すよう
に、上端部の両端をリング8によって回動自在に保持さ
れて懸架されおり、ここにばね6が装着されている。ば
ね6は、常時プレート1を矢印C方向に回動させるよう
に付勢しており、プレート1は、ストッパ7と接触して
ほぼ鉛直状態で停止している。
【0013】次に、上述のように構成したロール紙切断
装置の動作について説明する。
【0014】プラテンロール4は、印字部5によって1
行分の印字が終了すると、駆動源(図示省略)によって
回転させられてロール紙3を1行分だけ搬送し、印字部
5によって次の1行分の印字が行われる。この動作を繰
返して所定の行数の印字を終了すると、ロール紙3の印
字済みの部分を切断して分離する必要がある。このた
め、カッタ部2を駆動して固定部9上を矢印B方向に摺
動させる。カッタ部2の摺動運動によって回転刃2aが
回転するため、回転刃2aと固定刃9aとによってロー
ル紙3が切断される。このとき、固定部9上のロール紙
3は、プレート1によって浮き上がりが防止されている
ため、カッタ部2は、確実にロール紙3を切断すること
ができる。
【0015】カッタ部2が移動してきてプレート1に接
触すると、プレート1は、カッタ部2によって押されて
ばね6の力に抗して傾斜する(矢印C)。このためカッ
タ部2は、プレート1に邪魔されずにロール紙3を切断
することができる。
【0016】ロール紙3の切断が終了すると、カッタ部
2は元の位置(矢印B方向と反対方向)に戻り、プレー
ト1もこれに追従して元の位置(矢印C方向と反対方
向)に戻り、ストッパ7と接触して静止する。
【0017】図4は本発明の第二の実施形態のプレート
の詳細を示す正面図である。
【0018】本実施形態は、ばね16がプレート11に
対して前後両側から作用しており、プレート11は、中
立の位置のほぼ鉛直位置に静止している。従ってプレー
ト11は、前後何れの方向から押されても、ばね16の
力に抗して傾斜することができる。この方式は、カッタ
部が一方方向に移動することによってロール紙を切断し
てその位置に留まり、次にロール紙を切断するときは、
前回と反対方向に移動して切断する往復切断のロール
紙切断装置に対して用いるのに適している。
【0019】図5は本発明の第三の実施形態のプレート
の詳細を示す正面図である。
【0020】本実施形態は、プレート21を鉛直状態に
復帰させるためのばねががなく、自重によって鉛直状態
となる構成のものである。この場合は、プレート21の
下端の幅を広くしてプレート21を逆“T”字状の形状
とすることにより、広い面積でロール紙の浮き上がりを
防止するようにしている。
【0021】図6は本発明の第四の実施形態を示す斜視
図である。
【0022】本実施形態は、プレート31の数を2個と
したものである。これはロール紙13の幅が広いとき
に、ロール紙13の浮き上がりを確実に防止するために
使用する。ロール紙の幅がさらに広いときは、プレート
の数を3個以上とすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロール紙
切断装置は、固定部上をカッタ部の摺動方向と直角方向
に搬送されるロール紙の上方において、下端面がロール
紙との間に僅かな間隙を保持し、カッタ部に押されて傾
斜し、カッタ部の復帰または通過によって鉛直位置に復
帰する1個以上のプレートを設けることにより、ロール
紙の浮き上がりを確実に防止することが可能になるとい
う効果があり、従ってロール紙の浮き上がりによるカッ
ト不良とロール紙のジャムとを防止することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態の動作状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のプレートの詳細を示す正面図である。
【図4】本発明の第二の実施形態のプレートの詳細を示
す正面図である。
【図5】本発明の第三の実施形態のプレートの詳細を示
す正面図である。
【図6】本発明の第四の実施形態を示す斜視図である。
【図7】従来のロール紙切断装置の一例を示す斜視図
で、(a)はロール紙を切断する直前の状態を示す図、
(b)は切断のときにジャムを起した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・11・21・31 プレート 2・42 カッタ部 2a・42a 回転刃 3・33 ロール紙 4・44 プラテンロール 5・45 印字部 6・16 ばね 7 ストッパ 8 リング 9・49 固定部 9a・49a 固定刃

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に固定刃を有する平板状の固定部
    と、前記固定刃と接触しながら回転する回転刃を有し前
    記固定部上を摺動するカッタ部と備えるロール紙切断
    装置において、前記固定部上を前記カッタ部の摺動方向
    と直角方向に搬送されるロール紙の上方に設けられ、上
    端部を前記カッタ部の摺動方向と直角方向に回動自在に
    保持され、下端面と前記ロール紙との間に僅かな間隙を
    保持してほぼ鉛直位置に保持され、前記カッタ部の前面
    によって側面を押されて前記上端部を回動中心として
    斜し、前記カッタ部の復帰または通過によってばね力ま
    たは自重によって元の位置に復帰する少なくとも1個の
    プレートを備えることを特徴とするロール紙切断装置。
  2. 【請求項2】 上端部の両端をリングによって回動自在
    に保持されて懸架され、ばねによって常時ストッパと接
    触する方向に付勢され、前記カッタ部の前面によって側
    面を押されて前記上端部を回動中心として傾斜し、前記
    カッタ部の復帰によって前記ばねの力によって前記スト
    ッパと接触する元の位置に復帰するプレートを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のロール紙切断装置。
  3. 【請求項3】 上端部の両端をリングによって前後両方
    向に回動自在に保持されて懸架され、ばねによって前後
    両側から付勢されて常時鉛直位置に保持され、前記カッ
    タ部の前面によって側面を押されて前記上端部を回動中
    心として傾斜し、前記カッタ部の復帰または通過によっ
    前記ばねの力によって前記鉛直位置に復帰するプレー
    トを備えることを特徴とする請求項1記載のロール紙切
    断装置。
  4. 【請求項4】 上端部の両端をリングによって回転自在
    に保持されて懸架され、自重によって常時鉛直位置に保
    持され、前記カッタ部の前面によって側面を押されて
    記上端部を回動中心として傾斜し、前記カッタ部の復帰
    または通過によって元の鉛直位置に復帰するプレートを
    備えることを特徴とする請求項1記載のロール紙切断装
    置。
  5. 【請求項5】 プレートの数を個としたことを特徴す
    る請求項1または請求項2または請求項3または請求項
    4記載のロール紙切断装置。
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