JP2793353B2 - 軒樋支持金具の取付け装置 - Google Patents
軒樋支持金具の取付け装置Info
- Publication number
- JP2793353B2 JP2793353B2 JP2282606A JP28260690A JP2793353B2 JP 2793353 B2 JP2793353 B2 JP 2793353B2 JP 2282606 A JP2282606 A JP 2282606A JP 28260690 A JP28260690 A JP 28260690A JP 2793353 B2 JP2793353 B2 JP 2793353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- lower locking
- eaves
- rail
- gutter support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、軒樋を支持するための軒樋支持金具を軒先
に取付けるための技術に関する。
に取付けるための技術に関する。
［従来例の技術］ 従来軒先に軒樋を取付けるに当たっては、軒先部に軒
樋支持金具を釘打ちにより固着し、この軒先支持金具に
軒樋を取付けるようにしていた。
樋支持金具を釘打ちにより固着し、この軒先支持金具に
軒樋を取付けるようにしていた。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記従来例にあっては、一つ一つの軒樋支
持金具をそれぞれ釘打ちで取り付ける必要があり、軒先
という高所における作業が面倒であり、さらに、複数の
軒樋支持金具を一直線状に施工する必要があるので、こ
の点でも面倒であった。さらに、軒樋支持金具の取付け
位置も変更するのは釘を外して行う必要があって面倒で
あった。
持金具をそれぞれ釘打ちで取り付ける必要があり、軒先
という高所における作業が面倒であり、さらに、複数の
軒樋支持金具を一直線状に施工する必要があるので、こ
の点でも面倒であった。さらに、軒樋支持金具の取付け
位置も変更するのは釘を外して行う必要があって面倒で
あった。
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、軒樋支持金具の取
付けが簡単かつ正確にでき、しかも、取付け位置が自由
に選べ、位置変更も容易に行える軒樋支持金具の取付け
装置を提供するにある。
であって、その目的とするところは、軒樋支持金具の取
付けが簡単かつ正確にでき、しかも、取付け位置が自由
に選べ、位置変更も容易に行える軒樋支持金具の取付け
装置を提供するにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明の軒樋支持金具の取付け装置は、軒先部１に軒
先に沿ってレール２を取付け、このレール２の上下に上
下係止部３を長手方向にわたって設け、上下係止部３の
うち上係止部3aを上向きＬ字状とすると共に下係止部3b
を下向きＬ字状とし、軒樋４を支持するための軒樋支持
金具５の後部の上部と下部とにそれぞれ上下係止片６を
設け、上下係止片６のうち下係止片6bのみを弾性変形自
在な弾性片とし、上係止片6aをレール２の上向きＬ字状
の上係止部3aに係止すると共に下係止片6bを下向きＬ字
状の下係止部3bに弾性的に係止して成ることを特徴とす
るものであって、このような構成を採用することで、上
記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成し
たものである。
先に沿ってレール２を取付け、このレール２の上下に上
下係止部３を長手方向にわたって設け、上下係止部３の
うち上係止部3aを上向きＬ字状とすると共に下係止部3b
を下向きＬ字状とし、軒樋４を支持するための軒樋支持
金具５の後部の上部と下部とにそれぞれ上下係止片６を
設け、上下係止片６のうち下係止片6bのみを弾性変形自
在な弾性片とし、上係止片6aをレール２の上向きＬ字状
の上係止部3aに係止すると共に下係止片6bを下向きＬ字
状の下係止部3bに弾性的に係止して成ることを特徴とす
るものであって、このような構成を採用することで、上
記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成し
たものである。
［作用］ しかして、軒樋支持金具５の上下係止片６をレール２
の上下係止部３に係止することで釘打ちによらずに軒樋
支持金具５をレール２の任意の位置に取付けることがで
きる。そして、レール２に取付けることで、複数の軒樋
支持金具５は一直線状に取付けられることになる。軒樋
支持金具５の取付けに当たっては、上係止片6aは上向き
Ｌ字状の上係止部3aに係止した状態で弾性を有する下係
止片6bを下向きＬ字状の下係止部3bに弾性的に係止する
ことで、レール２の前面側からの取付け作業により取付
けることができるものである。そして、このようにして
レール２に取付けた軒樋支持金具５に軒樋４を取付けて
支持させるものである。
の上下係止部３に係止することで釘打ちによらずに軒樋
支持金具５をレール２の任意の位置に取付けることがで
きる。そして、レール２に取付けることで、複数の軒樋
支持金具５は一直線状に取付けられることになる。軒樋
支持金具５の取付けに当たっては、上係止片6aは上向き
Ｌ字状の上係止部3aに係止した状態で弾性を有する下係
止片6bを下向きＬ字状の下係止部3bに弾性的に係止する
ことで、レール２の前面側からの取付け作業により取付
けることができるものである。そして、このようにして
レール２に取付けた軒樋支持金具５に軒樋４を取付けて
支持させるものである。
［実施例］ 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
鼻板等の軒先部１には軒先に沿ってレール２が取付け
てある。このレール２の前面側の上下には上下係止部３
を長手方向にわたって設けてある。ここで上係止部3aは
上向きにＬ字状に突設しており、下係止部3bは下向きに
Ｌ字状に突設している。軒樋支持金具５は基部材７に軒
樋取付け部８を設けて構成してある。基部材７には断面
コ字状の本体部９の上部と下部とに上下係止片６を設け
てある。この上下係止片６のうち下係止片6bのみを弾性
変形自在な弾性片としてある。すなわち本体部９に板ば
ね20を取付けて弾性片を構成してある。板ばね20は引掛
け孔21を本体部９の引掛け片22に引掛け、上引掛け片23
を本体部９の上端部に引掛けて取付けてある。上係止片
6aは後方に向けて突出する下向きＬ字状をしている。ま
た、下係止片6bは後方に向けて突出し且つ先端が上方に
向けて弧状に凸曲している。本体部９の両側下端部の後
端部に後方に向かって浮き上がり防止凸部10が突設して
ある。この基部材７の本体部９の前面部には軒樋取付け
部８の後端部が固着具11により固着してある。軒樋取付
け部８には前部と後部とにそれぞれ前部軒樋支持部12と
後部軒樋支持部13とが設けてある。
てある。このレール２の前面側の上下には上下係止部３
を長手方向にわたって設けてある。ここで上係止部3aは
上向きにＬ字状に突設しており、下係止部3bは下向きに
Ｌ字状に突設している。軒樋支持金具５は基部材７に軒
樋取付け部８を設けて構成してある。基部材７には断面
コ字状の本体部９の上部と下部とに上下係止片６を設け
てある。この上下係止片６のうち下係止片6bのみを弾性
変形自在な弾性片としてある。すなわち本体部９に板ば
ね20を取付けて弾性片を構成してある。板ばね20は引掛
け孔21を本体部９の引掛け片22に引掛け、上引掛け片23
を本体部９の上端部に引掛けて取付けてある。上係止片
6aは後方に向けて突出する下向きＬ字状をしている。ま
た、下係止片6bは後方に向けて突出し且つ先端が上方に
向けて弧状に凸曲している。本体部９の両側下端部の後
端部に後方に向かって浮き上がり防止凸部10が突設して
ある。この基部材７の本体部９の前面部には軒樋取付け
部８の後端部が固着具11により固着してある。軒樋取付
け部８には前部と後部とにそれぞれ前部軒樋支持部12と
後部軒樋支持部13とが設けてある。
しかして、上記のような構成の軒樋支持金具５は上下
係止片６をレール２の上下係止部３に係止して取付ける
ものである。この場合、まず、上係止片6aを上係止部3a
に係止し、この状態で弾性を有する下係止片6bを弾性変
形させながら下係止部3bに前方から押し込んで係止させ
るものである。このようにすることで軒樋支持金具６を
レール２の前方からレール２の任意の位置に取付けるこ
とができるものである。この場合、第１図に示すように
浮き上がり防止凸部10が下係止部3bの下面側に当接また
は接近して対向することでレール２に取付けた状態で軒
樋支持金具５が上方に浮き上がって脱落するのが防止で
きるようになっている。そして、このようにしてレール
２に取付けた軒樋支持金具６に軒樋４を取付けるもので
ある。この場合、軒樋４の前部の前耳部14が前部軒樋支
持部12に支持され、軒樋４の後部の後耳部15が後部軒樋
支持部13に支持されるものである。
係止片６をレール２の上下係止部３に係止して取付ける
ものである。この場合、まず、上係止片6aを上係止部3a
に係止し、この状態で弾性を有する下係止片6bを弾性変
形させながら下係止部3bに前方から押し込んで係止させ
るものである。このようにすることで軒樋支持金具６を
レール２の前方からレール２の任意の位置に取付けるこ
とができるものである。この場合、第１図に示すように
浮き上がり防止凸部10が下係止部3bの下面側に当接また
は接近して対向することでレール２に取付けた状態で軒
樋支持金具５が上方に浮き上がって脱落するのが防止で
きるようになっている。そして、このようにしてレール
２に取付けた軒樋支持金具６に軒樋４を取付けるもので
ある。この場合、軒樋４の前部の前耳部14が前部軒樋支
持部12に支持され、軒樋４の後部の後耳部15が後部軒樋
支持部13に支持されるものである。
［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のように軒先部に軒先に沿っ
てレールを取付け、このレールの上下に上下係止部を長
手方向にわたって設け、上下係止部のうち上係止部を上
向きＬ字状とすると共に下係止部を下向きＬ字状とし、
軒樋を支持するための軒樋支持金具の後部の上部と下部
とにそれぞれ上下係止片を設け、上下係止片のうち下係
止片のみを弾性変形自在な弾性片とし、上係止片をレー
ルの上向きＬ字状の上係止部に係止すると共に下係止片
を下向きＬ字状の下係止部に弾性的に係止してあるの
で、軒樋支持金具の上下係止片をレールの上下係止部に
係止することで釘打ちによらずに軒樋支持金具をレール
の任意の位置に取付けることができて、軒樋支持金具の
取付けが簡単に行えるものであり、またこのようにレー
ルに取付けることで、複数の軒樋支持金具が自動的に一
直線状に取付けられて取付け精度が良いものであり、更
に、軒樋支持金具の取付けに当たって、上下係止片のう
ち下係止片のみを弾性変形自在な弾性片とし、上係止片
をレールの上向きＬ字状の上係止部に係止すると共に下
係止片を下向きＬ字状の下係止部に弾性的に係止してあ
るので、上係止片を上向きＬ字状の上係止部に係止した
状態で弾性を有する下係止片を下向きＬ字状の下係止部
に弾性的に係止して簡単にレールの前面側からの取付け
作業により軒樋支持金具をレールに取付けることがで
き、この点でも取付けが簡略化され、また、取付け位置
が自由に選べるとともに位置変更が容易に行え、更に、
弾性変形しない上係止片を上向きＬ字状をした上係止部
に係止することで弾性変形しない上係止片の係止部分に
より軒樋側からの荷重を支持できて、下係止片に弾性片
とすることで取付けが容易であるにもかかわらず、荷重
の支持が確実に行えるものである。
てレールを取付け、このレールの上下に上下係止部を長
手方向にわたって設け、上下係止部のうち上係止部を上
向きＬ字状とすると共に下係止部を下向きＬ字状とし、
軒樋を支持するための軒樋支持金具の後部の上部と下部
とにそれぞれ上下係止片を設け、上下係止片のうち下係
止片のみを弾性変形自在な弾性片とし、上係止片をレー
ルの上向きＬ字状の上係止部に係止すると共に下係止片
を下向きＬ字状の下係止部に弾性的に係止してあるの
で、軒樋支持金具の上下係止片をレールの上下係止部に
係止することで釘打ちによらずに軒樋支持金具をレール
の任意の位置に取付けることができて、軒樋支持金具の
取付けが簡単に行えるものであり、またこのようにレー
ルに取付けることで、複数の軒樋支持金具が自動的に一
直線状に取付けられて取付け精度が良いものであり、更
に、軒樋支持金具の取付けに当たって、上下係止片のう
ち下係止片のみを弾性変形自在な弾性片とし、上係止片
をレールの上向きＬ字状の上係止部に係止すると共に下
係止片を下向きＬ字状の下係止部に弾性的に係止してあ
るので、上係止片を上向きＬ字状の上係止部に係止した
状態で弾性を有する下係止片を下向きＬ字状の下係止部
に弾性的に係止して簡単にレールの前面側からの取付け
作業により軒樋支持金具をレールに取付けることがで
き、この点でも取付けが簡略化され、また、取付け位置
が自由に選べるとともに位置変更が容易に行え、更に、
弾性変形しない上係止片を上向きＬ字状をした上係止部
に係止することで弾性変形しない上係止片の係止部分に
より軒樋側からの荷重を支持できて、下係止片に弾性片
とすることで取付けが容易であるにもかかわらず、荷重
の支持が確実に行えるものである。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の側面図、第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）は
同上の軒樋支持金具の基部材の斜視図、正面図、平面図
であって、１は軒先部、２はレール、３は係止部、４は
軒樋、５は軒樋支持金具、６は係止片である。
同上の軒樋支持金具の基部材の斜視図、正面図、平面図
であって、１は軒先部、２はレール、３は係止部、４は
軒樋、５は軒樋支持金具、６は係止片である。
Claims (1)
- 【請求項１】軒先部に軒先に沿ってレールを取付け、こ
のレールの上下に上下係止部を長手方向にわたって設
け、上下係止部のうち上係止部を上向きＬ字状とすると
共に下係止部を下向きＬ字状とし、軒樋を支持するため
の軒樋支持金具の後部の上部と下部とにそれぞれ上下係
止片を設け、上下係止片のうち下係止片のみを弾性変形
自在な弾性片とし、上係止片をレールの上向きＬ字状の
上係止部に係止すると共に下係止片を下向きＬ字状の下
係止部に弾性的に係止して成ることを特徴とする軒樋支
持金具の取付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2282606A JP2793353B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 軒樋支持金具の取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2282606A JP2793353B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 軒樋支持金具の取付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04155053A JPH04155053A (ja) | 1992-05-28 |
| JP2793353B2 true JP2793353B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17654697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2282606A Expired - Lifetime JP2793353B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 軒樋支持金具の取付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2793353B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6543729B1 (en) * | 2002-06-17 | 2003-04-08 | Royal Group Technologies Limited | Evestrough hanger bracket |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6335957A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋の支持構造 |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2282606A patent/JP2793353B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04155053A (ja) | 1992-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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