JP2793239B2 - 化合物半導体薄膜の製造方法 - Google Patents

化合物半導体薄膜の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、有機金属位相成長法(MOCVD法)を用いて
化合物半導体薄膜を成長する方法に係わり、特に導電型
がp型であるGaAs又はAlGaAs層を成長する化合物半導体
薄膜の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、III−V族化合物半導体をMOCVD法で成長する
際、p型のドーパントとしてBe,Zn,Mg,Cd等が使用され
ている。これらのうち、Beは高濃度のドーピングが可能
であるが、極めて強い毒性を有する。Zn,Mg及びCdは蒸
気圧が高く、高温成長でドーピング効率が低下したり、
配管壁に付着した原料ガスが遅れて取り込まれるメモリ
ー効果があり、急峻なドーピングプロファイルが得られ
ない問題がある。
また、CはIII−V族化合物半導体に対するアクセプ
タになり、良好な電気特性を持つことが知られている。
しかし、MOCVD法でCをドーピングするための適当なド
ーパント材料は報告されていない。従って、高キャリア
濃度のp型GaAs,AlGaAsを使う半導体素子をMOCVD法で製
造することは極めて困難であった。
一方、新たなドーパント材料を用いることなくCをド
ーピングする方法として、MOCVD法でGaAsを成長する際
に、原料ガスとしてトリメチルガリウム(TMG)とアル
シン(AsH3)とを用い、これらのガスを交互に切り替え
て供給する方法が提案されている。しかし、この方法で
は、2種のガスを頻繁に切り替えるために、ガス供給系
に設けられたバルブ等に大きな負担がかかる。さらに、
一方のガスの供給を停止してから反応炉内からこれを十
分排気した後に、他方のガスを供給する必要があるた
め、2種のガスの切り替え時間が長くなり、これが薄膜
の成長速度を低下させる要因となっている。
(発明が解決しようとする課題) このように従来、GaAs,AlGaAsのp型不純物としては
Cが有効であるが、MOCVD法でCをドーピングするため
の適当なドーパント材料はないのが現状である。さら
に、TMGとAsH3とを交互に供給してp型のGaAsを成長す
る方法では、ガスの頻繁な切り替えのために装置にかか
る負担が重くなり、成長速度も低下する等の問題があっ
た。このため、高キャリア濃度のp型AlGaAs,GaAsを使
う半導体素子をMOCVD法で製造することは極めて困難で
あった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、装置に掛かる負担の増大や成長速
度の低下等を招くことなく、MOCVD法により成長薄膜に
Cを高濃度に且つ制御性良くドーピングすることがで
き、高キャリア濃度のp型GaAs,AlGaAsを使う半導体素
子の実現に有効な化合物半導体薄膜の製造方法を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の電子は、MOCVD法で新たなドーパント材料を
加えることなく、原料ガスを適当に選択することによ
り、高キャリア濃度のGaAs,AlGaAsを成長することにあ
る。
即ち本発明は、化合物半導体基板を収容した反応炉内
に有機金属原料ガスを供給し、有機金属気相成長法によ
り該基板上にGaAs又はAlGaAs等を成長させる化合物半導
体薄膜の製造方法において、III族原料ガスとしてトリ
メチルガリウム(TMG)及びトリメチルアルミニウム(T
MA)の少なくとも1種を用い、V族原料ガスとしてアル
シン(AsH3)を用い、且つIII族原料とV族原料とのモ
ル比(V/III)を1〜2.5に設定し、これらの原料ガスを
前記反応炉内に中断することなく連続して供給し、前記
基板上にキャリア濃度が1018〜1020cm-3程度のp型のGa
As又はAlGaAsを成長形成するようにした方法である。
(作用) 本発明によれば、TMG若しくはTMAの熱分解反応により
生成されるCが成長層に取り込まれ、アクセプタ準位が
形成される。成長中のAsH3とTMG,TMAとのモル比と成長
温度を選択することで、p型AlGaAs,GaAsのキャリア濃
度を再現性良く制御できる。該成長工程は、連続的に行
われるために、バルブの開閉により発生するバルブ故障
は成長工程を含めても一切増加しない。また、ドーピン
グ用に新たな材料を用いないので、メモリ効果はなく、
該成長層以外の成長層に何等影響を与えない。従って、
急峻なドーピングプロファイルを実現でき、半導体装置
を製造する上で極めて有益である。
また、このような成長工程を使うことによって、従来
MOCVD法では困難であった高キャリア濃度のp型GaAs,Al
GaAs層を含む半導体素子が製造される。これらの半導体
装置では、急峻なキャリア濃度分布が得られ、良好な素
子特性が実現される。
なお、III族原料とV族原料とのモル比(V/III)を1
〜2.5に設定した理由は、次の通りである。従来、これ
らの原料ガスを用いる方法では、モル比が20〜200程度
に設定されており、これよりもモル比を小さくすると成
長結晶の表面が荒れると考えられていた。しかし、本発
明者等の実験によれば、上記モル比を小さく(10以下)
にすると僅かに表面荒れが発生するが、Cの取り込まれ
は大きくなる。さらに、モル比を十分に小さく(2.5以
下程度)すると、表面荒れは逆に少なくなり、しかもC
の取り込まれが急峻に増大することが判明した。
ここで、一般的に超高速素子のp型低抵抗層として必
要とされるp型のキャリア濃度は1×1018〜×1020cm-3
であり、これを達成するための条件は、III族原料とV
族原料とのモル比を1〜2.5にすればよいことが確認さ
れた。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明す
る。
第1図は本発明の一実施例方法に使用したMOCVD装置
を示す概略構成図である。図中11は反応容器であり、こ
の反応容器11内には回転軸12に支持されたグラファイト
製サセプタ13が設置され、このサセプタ13上に単結晶Ga
As基板14が載置されている。サセプタ13は高周波コイル
15により加熱され、基板14を適当な温度に保持する。
キャリアガスはガスライン18に供給されると共に、マ
スフローコントローラ41,42,43を介して、恒温層21,22,
23により所定の温度に保たれたTMG,TMA,TMIを収容して
いるバブラ31,32,33にそれぞれ供給される。バブラ31,3
2,33を通過したキャリアガスは、ガスライン18を流れる
キャリアガスと混合され、反応容器11の上部に設けられ
たガス導入口16を介して反応容器11内に導入される。そ
して、反応容器11内のガスは、ガス排気口18を介して排
気されるものとなっている。
また、ガスライン18には、AsH3及びシランガス(Si
H4)がマスフローコントローラ44,45を介してそれぞれ
供給されるものとなっている。なお、図中19はガスの供
給・停止を切り替えるバルブを示している。
このように構成された装置において、TMG,TMA蒸気とA
sH3ガスが混合されたキャリアガスを反応容器11内に導
入すると、基板14上で熱分解が生じ、GaAs,AlGaAs層が
成長する。
キャリアガスとしてH2を10流し、TMGバブラ21に流
すH2流量を15sccmとして、AsH3流量を変えてGaAs基板14
上にGaAs層を1μm成長した。成長層の電気的特性を測
定したところp型を示し、正孔濃度は成長温度とAsH3
TMGのモル比Rに対して、第2図に示したように1×10
18〜8×1019cm-3で連続的に変化した。干渉顕微鏡で表
面観察したところ、成長結晶表面は平らな鏡面状態であ
った。第3図に成長速度の成長温度,AsH3/TMGモル比依
存性を示す。これにより、成長温度とモル比で成長速度
特定でき、膜厚の制御が可能となる。なお、第2図及び
第3図は良好な再現性を示した。
また、TMGと同時にH2で希釈したTMAを流すことで、同
じく鏡面状態を持つp型AlGaAsを成長した。AlGaAsにお
いても成長温度とAsH3流量を変えることで、1×1018
1×1020cm-3の正孔濃度を再現性良く制御できた。
ここで、モル比に対する正孔濃度の変化を調べたとこ
ろ、第4図に示す結果が得られた。従来の20以上のモル
比では、キャリア濃度は1×1014cm-3程度しか得られて
いないのに対し、モル比を3以下にすると格段に大きい
キャリア濃度が得れた。さらに、成長温度Tsを低くする
ほど、キャリア濃度はより高くなる。良好な結晶成長が
得られる温度500〜700℃でモル比に対するキャリア濃度
を測定したところ、例えば成長温度Ts=500℃,モル比
R=1でキャリア濃度1×1020cm-3が得られ、Ts=700
℃,R=1若しくはTs=520℃,R=2.5でキャリア濃度1×
1018cm-3が得られた。従って、半導体素子に用いられる
p型GaAs,AlGaAsとして要求される1×1018〜1×1029c
m-3のキャリア濃度を達成するには、モル比を1〜2.5に
設定すればよいことになる。また、モル比がこの範囲を
大きくずれると、成長結晶の表面荒れが生じることも確
認されている。
本実施例方法を用いて、第5図に示すヘテロバイポー
ラトランジスタを形成した。なお、図中50は半絶縁性Ga
As基板、51はアンドープGaAsバッファ層、52はn-−GaAs
コレクタ層、53はp+−GaAsベース層、54はアンドープGa
Asスペーサ層、55はn−Al0.3Ga0.7Asエミッタ層、56は
n+−GaAs層、57はn+−InGaAsオーミックコンタクト層、
58はp+−AlxGa1-xAs(x=0→0.3)ベース層、59はAlG
aAsスペーサ層を示している。
第5図(a)の例において、GaAsベース層53以外のIn
GaAs,AlGaAs,GaAs層51,52,54,〜,57は、AsH3流量を400s
ccm,成長温度680℃で成長した。ベースGaAs層53は、成
長温度を550℃,AsH3流量を10sccmで成長した。第5図
(b)の例においては、ベースAlGaAs層58を形成する際
に、成長温度,AsH3流量,TMGバブラへのH2ガス流量は
(a)と同じであり、これに加えてTMAバブラに流すH2
流量を連続的に変化させ、組成傾斜AlGaAs層58を成長し
た。(a)(b)両方の構造を用いてヘテロバイポーラ
トランジスタを製造したところ、良好なDC特性が確認さ
れた。
第6図は本発明に基づいて成長した別の化合物半導体
装置の例である。この構造はpチャンネルHEMTを形成す
るものであり、図中60は半絶縁性GaAs基板、61はアンド
ープGaAsバッフア層、62はアンドープAl0.3Ga0.7Asスペ
ーサ層、63はp+−Al0.3Ga0.7As正孔供給層、64はアンド
ープGaAs層を示している。第6図の構造のうち、p型Al
GaAs正孔供給層63をAsH3とIII族元素の原料TMG及びTMA
との供給モル比を1〜2,成長温度を550〜620℃の範囲内
で成長した。その結果、良好な鏡面状の表面が得られ、
またトランジスタ特性を測定したところ良好なDC特性が
確認された。
かくして本実施例方法によれば、MOCVD法により、p
型GaAs又はAlGaAs層を成長するに際して、キャリア濃度
が1×1018〜1×1020cm-3の領域で所望のドーピングプ
ロファイルを有するp型層を制御性良く成長することが
できる。このため、高いキャリア濃度を必要とするp型
のGaAs,AlGaAsを含む半導体素子を簡単に製造できる。
また、p型層は連続成長で形成され、ガス切り替えのた
めの特殊なバルブ操作を一切含まないので、装置に対し
て何等負荷がかからない。さらに、p型ドーパントとし
て新たな原料ガスを用いないので、装置の特に配管系統
の不純物汚染がなく、高純度な成長層が実現される利点
がある。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。例えば、ヘテロバイポーラトランジスタ,pチャネ
ルHEMT以外にも、p型GaAs,AlGaAs,AlAsを含む半導体レ
ーザ,ホットエレクトロントランジスタ等、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で、各種半導体素子の製造に適用す
ることができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。この実
施例は、Cをp型不純物元素として成長層に添加するた
めに、成長用基板上に供給するドーパント材料ガスとし
てアセチレンを用いたものである。
第7図は本実施例に使用したMOCVD装置を示す概略構
成図である。図中71は管状の反応容器であり、この反応
容器71内には回転軸72に支持されたグラファイト製サセ
プタ73が設置され、このサセプタ73上に単結晶GaAs基板
74が載置されている。サセプタ73は高周波コイル75によ
り加熱され、基板74を適当な温度に保持する。
キャリアガス(例えばH2)はガスライン18に供給され
ると共に、マスフローコントローラ81を介して、恒温層
82により所定の温度に保たれたTMGを収容しているバブ
ラ83に供給される。バブラ83を通過したガスは、ガスラ
イン18を流れるキャリアガスと混合され、反応容器71の
上部に設けられたガス導入口76を介して反応容器71内に
導入される。そして、反応容器71内のガスは、ガス排気
口77を介して排気されるものとなっている。また、ガス
ライン18には、アセチレンガス(C2H2)及びV族原料ガ
ス(例えばAsH3)がマスフローコントローラ84,85を介
して供給されるものとなっている。
上記のTMG蒸気とAsH3ガスが混合されたキャリアガス
を反応容器71内に導入すると、基板74上で熱分解反応が
生じ、GaAsエピタキシャル層が成長する。さらに、p型
GaAs層を成長する場合には、水素ガスで希釈されたC2H2
ガスをマスフローコントローラを通して供給する。
第7図に示す装置を用い、キャリアガスとして水素を
用いてGaAs基板上にGaAsエピタキシャル層を成長させ
た。基板温度を800℃として、TMG蒸気の供給量を一定に
したまま、C2H2ガスの流量を変化させ、エピタキシャル
層を3μm成長させた。成長層の電気的特性を測定した
ところp型を示し、キャリア濃度はC2H2ガスの流量に比
例し、またAsH3ガスの流量に反比例して変化し、1018
1019cm-3の濃度範囲を再現性良く制御できることが判っ
た。また、ドーピングプロファイルも急峻であり、900
℃で1時間熱処理を行ってもドーピングプロファイルの
変化は僅かであり、拡散係数が小さいことが判った。
このような良好なドーピンク特性は、デバイス構造を
作る上で有益である。TMG蒸気は供給せず、少量のAsH3
ガスとC2H2ガスを供給する場合には、成長は起こらず、
表面に炭素のみが取り込まれる。TMG蒸気を再供給し、
成長を再開すると、表面上の炭素が平面上に成長膜中に
残存し、ごく薄い領域に高濃度ドーピングが実現でき
る。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、MOCVD法で化合
物半導体を成長する際に、III族原料としてのTMG,TMAと
V族原料としてのAsH3とのモル比を最適に設定し、且つ
これらを連続的に供給することにより、新たなドーパン
ト材料を用いることなく、高キャリア濃度(1×1018
1×1020cm-3)のp型GaAs,AlGaAsを成長することがで
きる。従って、装置に掛かる負担の増大や成長速度の低
下等を招くことなく、MOCVD法により成長薄膜にCを高
濃度に且つ制御性良くドーピングすることができ、高キ
ャリア濃度のp型GaAs,AlGaAsを使う半導体素子の実現
に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例方法に使用したMOCVD装置を
示す概略構成図、第2図乃至第6図はそれぞれ上記実施
例方法を説明するためのもので、第2図は成長温度と正
孔濃度との関係を示す特性図、第3図は成長温度と成長
速度との関係を示す特性図、第4図はモル比と正孔濃度
との関係を示す特性図、第5図及び第6図は同実施例方
法により作成した半導体素子を示す断面図、第7図は本
発明の他の実施例方法に使用したMOCVD装置を示す概略
構成図である。 11……反応容器、 12……回転軸、 13……サセプタ、 14……単結晶GaAs基板、 15……高周波コイル、 16……ガス導入口、 17……ガス排気口、 18……ガスライン、 19……バルブ、 21,〜,23……恒温層、 31,〜,33……バブラ、 41,〜,45……マスフローコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−56960(JP,A) 特開 昭62−223100(JP,A) 特開 昭62−198116(JP,A) 特開 昭62−54424(JP,A) 特開 昭60−167417(JP,A) 特開 昭54−89566(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/205 C30B 29/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化合物半導体基板を収容した反応炉内に有
    機金属原料ガスを供給し、有機金属気相成長法により該
    基板上に化合物半導体薄膜を成長させる際に、 III族原料ガスとしてトリメチルガリウム及びトリメチ
    ルアルミニウムの少なくとも1種を用い、V族原料ガス
    としてアルシンを用い、且つIII族原料とV族原料との
    モル比(V/III)を1〜2.5に設定し、これらの原料ガス
    を前記反応炉内に供給し、前記基板上にIII族元素とし
    てのGa及びAlの少なくとも1種を含み、V族元素として
    Asを含むp型の化合物半導体薄膜を成長形成することを
    特徴とする化合物半導体薄膜の製造方法。
  2. 【請求項2】前記成長されるp型の化合物半導体薄膜
    は、GaAs又はAlGaAsからなり、キャリア濃度が1×1018
    〜1×1020cm-3であることを特徴とする請求項1記載の
    化合物半導体薄膜の製造方法。
  3. 【請求項3】前記化合物半導体薄膜の成長時の基板温度
    を、500〜700℃に保持したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の化合物半導体薄膜の製造方法。
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