JP2792109B2 - デマンド制御装置のしゃ断電力自動演算方式 - Google Patents
デマンド制御装置のしゃ断電力自動演算方式Info
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- JP2792109B2 JP2792109B2 JP1147898A JP14789889A JP2792109B2 JP 2792109 B2 JP2792109 B2 JP 2792109B2 JP 1147898 A JP1147898 A JP 1147898A JP 14789889 A JP14789889 A JP 14789889A JP 2792109 B2 JP2792109 B2 JP 2792109B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デマンド契約需要家を対象とし、契約電力
の範囲内で負荷設備を有効利用するために、電力量パル
ス入力を計測することによって、現在電力，予測電力お
よび調整電力を演算し、電力超過が予測される場合には
自動的に負荷しゃ断制御を行なう、いわゆるデマンド制
御装置のしゃ断電力自動演算方式に関するものである。
の範囲内で負荷設備を有効利用するために、電力量パル
ス入力を計測することによって、現在電力，予測電力お
よび調整電力を演算し、電力超過が予測される場合には
自動的に負荷しゃ断制御を行なう、いわゆるデマンド制
御装置のしゃ断電力自動演算方式に関するものである。
従来の技術 従来、この種のデマンド制御装置のしゃ断電力の決定
は、第２図に示すような構成であった。第２図に於いて
各制御回路毎にしゃ断電力設定部1,2……ｎのしゃ断電
力をあらかじめ負荷容量計算し、人為的に設定すること
が必要であった。
は、第２図に示すような構成であった。第２図に於いて
各制御回路毎にしゃ断電力設定部1,2……ｎのしゃ断電
力をあらかじめ負荷容量計算し、人為的に設定すること
が必要であった。
なお、11はパルス入力部、12は予測電力演算部、13は
現在電力計測部、14は調整電力演算部、15は制御出力部
である。
現在電力計測部、14は調整電力演算部、15は制御出力部
である。
発明が解決しようとする課題 このような従来の方式では、あらかじめ各制御回路毎
に、しゃ断可能な負荷容量を計算し、かつ人為的に設定
しなければならないという煩わしさがあり、また装置内
に於いても、各制御回路毎にしゃ断電力の設定器を設け
る必要があった。その結果、操作性および装置内部回路
が複雑となる問題を有していた。さらに、しゃ断負荷容
量の設定は、制御回路に接続される負荷がしゃ断動作す
ることを前提としていることから、実際に負荷が制御回
路に接続されない場合や、しゃ断負荷容量が設定値と相
違する場合は、実際の状態と異なるという問題が有っ
た。本発明は、このような問題を解決するもので、各制
御回路毎のしゃ断電力の人為的設定を省略し、操作およ
び装置内部回路を簡単にするとともに、しゃ断負荷容量
の設定値と実際のしゃ断負荷容量の不一致という問題を
解消し、簡単かつ安価でより適正なデマンド制御装置を
提供することを目的とする。
に、しゃ断可能な負荷容量を計算し、かつ人為的に設定
しなければならないという煩わしさがあり、また装置内
に於いても、各制御回路毎にしゃ断電力の設定器を設け
る必要があった。その結果、操作性および装置内部回路
が複雑となる問題を有していた。さらに、しゃ断負荷容
量の設定は、制御回路に接続される負荷がしゃ断動作す
ることを前提としていることから、実際に負荷が制御回
路に接続されない場合や、しゃ断負荷容量が設定値と相
違する場合は、実際の状態と異なるという問題が有っ
た。本発明は、このような問題を解決するもので、各制
御回路毎のしゃ断電力の人為的設定を省略し、操作およ
び装置内部回路を簡単にするとともに、しゃ断負荷容量
の設定値と実際のしゃ断負荷容量の不一致という問題を
解消し、簡単かつ安価でより適正なデマンド制御装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のデマンド制御装置
のしゃ断電力自動演算方式は、あらかじめしゃ断電力初
期設定部で仮設定し、負荷しゃ断制御後は、制御前と制
御後の現在電力の変化量から自動的にしゃ断電力を演算
し、その演算結果を次回制御のしゃ断電力設定値とし
て、仮設定値を変更することを特徴とするものである。
のしゃ断電力自動演算方式は、あらかじめしゃ断電力初
期設定部で仮設定し、負荷しゃ断制御後は、制御前と制
御後の現在電力の変化量から自動的にしゃ断電力を演算
し、その演算結果を次回制御のしゃ断電力設定値とし
て、仮設定値を変更することを特徴とするものである。
作 用 上記構成において、制御前後の負荷を実測することに
より、しゃ断電力演算部で制御回路に接続されている負
荷容量を演算し、次回制御時のしゃ断電力として扱う。
より、しゃ断電力演算部で制御回路に接続されている負
荷容量を演算し、次回制御時のしゃ断電力として扱う。
実施例 以下、本発明の実施例について第１図を参照して説明
する。
する。
第１図において、21はパルス入力部、22は予測電力演
算部、23は現在電力計測部、24は調整電力演算部、25は
しゃ断電力演算部、26はしゃ断電力初期設定部、27はし
ゃ断電力上限設定部、28はしゃ断電力下限設定部であ
る。29は制御出力部である。
算部、23は現在電力計測部、24は調整電力演算部、25は
しゃ断電力演算部、26はしゃ断電力初期設定部、27はし
ゃ断電力上限設定部、28はしゃ断電力下限設定部であ
る。29は制御出力部である。
上記構成において、初回制御時のしゃ断電力は、しゃ
断電力初期設定部26により、目標電力設定値のＮ％（Ｎ
は０〜100の任意の正の整数）として仮設定される。２
回目以降の制御時のしゃ断電力は、しゃ断電力演算部25
で、制御前の現在電力の変化分をΔP1とし、制御後の現
在電力の変化分をΔP2とし、演算時間間隔をΔＴ（分）
とし、デマンド時限を30（分）としたときに、 として演算される。
断電力初期設定部26により、目標電力設定値のＮ％（Ｎ
は０〜100の任意の正の整数）として仮設定される。２
回目以降の制御時のしゃ断電力は、しゃ断電力演算部25
で、制御前の現在電力の変化分をΔP1とし、制御後の現
在電力の変化分をΔP2とし、演算時間間隔をΔＴ（分）
とし、デマンド時限を30（分）としたときに、 として演算される。
また、実際の負荷は負荷変動があり、場合によって
は、しゃ断電力演算値が０（kw）以下、すなわち、負荷
しゃ断制御しているにもかかわらず、負荷が増大すると
いう矛盾がでる場合が想定される。あるいは、しゃ断電
力を極端に小さくした場合も、制御のハンチング現象が
発生することも想定される。そこで本実施例において
は、しゃ断電力の上限値をあらかじめ設定するしゃ断電
力上限設定部27と、しゃ断電力の下限値をあらかじめ設
定するしゃ断電力下限設定部28とを設けている。
は、しゃ断電力演算値が０（kw）以下、すなわち、負荷
しゃ断制御しているにもかかわらず、負荷が増大すると
いう矛盾がでる場合が想定される。あるいは、しゃ断電
力を極端に小さくした場合も、制御のハンチング現象が
発生することも想定される。そこで本実施例において
は、しゃ断電力の上限値をあらかじめ設定するしゃ断電
力上限設定部27と、しゃ断電力の下限値をあらかじめ設
定するしゃ断電力下限設定部28とを設けている。
しゃ断電力上限設定部27による上限値は、目標電力設
定値のＨ％（Ｈは０〜100の任意の正の整数）に、ま
た、しゃ断電力下限設定部28による下限値は、目標電力
設定値のＬ％（Ｌは０〜100の任意の正の整数）に設定
される。
定値のＨ％（Ｈは０〜100の任意の正の整数）に、ま
た、しゃ断電力下限設定部28による下限値は、目標電力
設定値のＬ％（Ｌは０〜100の任意の正の整数）に設定
される。
そして、上記しゃ断電力演算部25で演算された演算結
果は、上記しゃ断電力上限設定部27およびしゃ断電力下
限設定部28にて設定された上限値と下限値の範囲内で決
定される。
果は、上記しゃ断電力上限設定部27およびしゃ断電力下
限設定部28にて設定された上限値と下限値の範囲内で決
定される。
この演算結果は、あくまで実負荷の変動を含めた実際
の現在電力の変化量から求めたものであり、最適なしゃ
断電力を提供することができる。
の現在電力の変化量から求めたものであり、最適なしゃ
断電力を提供することができる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、しゃ断電力を各制御
回路毎に容量計算し、あらかじめ人為的に設定しなけれ
ばならないという煩わしさは不要となり、かつ、実負荷
に於ける負荷変動による制御時のしゃ断負荷容量と設定
値の不一致という問題を解消できるという効果がある。
回路毎に容量計算し、あらかじめ人為的に設定しなけれ
ばならないという煩わしさは不要となり、かつ、実負荷
に於ける負荷変動による制御時のしゃ断負荷容量と設定
値の不一致という問題を解消できるという効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示すしゃ断電力自動演算装
置のブロック図、第２図は従来のしゃ断電力自動演算装
置のブロック図である。 21……パルス入力部、22……予測電力演算部、23……現
在電力計測部、24……調整電力演算部、25……しゃ断電
力演算部、26……しゃ断電力初期設定部、27……しゃ断
電力上限設定部、28……しゃ断電力下限設定部、29……
制御出力部。
置のブロック図、第２図は従来のしゃ断電力自動演算装
置のブロック図である。 21……パルス入力部、22……予測電力演算部、23……現
在電力計測部、24……調整電力演算部、25……しゃ断電
力演算部、26……しゃ断電力初期設定部、27……しゃ断
電力上限設定部、28……しゃ断電力下限設定部、29……
制御出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠井 孝二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−56422（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02J 3/00 - 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】電力量パルス入力を計測することにより、
現在電力，予測電力および調整電力を演算し、自動的に
負荷をしゃ断するデマンド制御装置に於いて、しゃ断電
力を人為的に手動設定することなく、あらかじめしゃ断
電力初期設定部で仮設定し、負荷しゃ断制御後は、制御
前と制御後の現在電力の変化量から自動的にしゃ断電力
を演算し、その演算結果を次回制御のしゃ断電力設定値
として、仮設定値を変更することを特徴とするデマンド
制御装置のしゃ断電力自動演算方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147898A JP2792109B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | デマンド制御装置のしゃ断電力自動演算方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147898A JP2792109B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | デマンド制御装置のしゃ断電力自動演算方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0315229A JPH0315229A (ja) | 1991-01-23 |
| JP2792109B2 true JP2792109B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=15440644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1147898A Expired - Lifetime JP2792109B2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | デマンド制御装置のしゃ断電力自動演算方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2792109B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8311680B2 (en) | 2008-12-26 | 2012-11-13 | Industrial Technology Research Institute | Method of determining demand threshold, and method and system of demand control |
| TWI397698B (zh) * | 2008-12-26 | 2013-06-01 | Ind Tech Res Inst | 需量限定值計算方法、需量控制方法及其系統 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5556422A (en) * | 1978-10-21 | 1980-04-25 | Tokyo Electric Power Co | Demand controller |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP1147898A patent/JP2792109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0315229A (ja) | 1991-01-23 |
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