JP2792055B2 - カードリーダライタ - Google Patents

カードリーダライタ

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JP2792055B2
JP2792055B2 JP63279941A JP27994188A JP2792055B2 JP 2792055 B2 JP2792055 B2 JP 2792055B2 JP 63279941 A JP63279941 A JP 63279941A JP 27994188 A JP27994188 A JP 27994188A JP 2792055 B2 JP2792055 B2 JP 2792055B2
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清孝 杉野
雅之 石井
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Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明が属する技術分野 この発明は、各種クレジットカードまたはプリペイド
カードのためのカードリーダライタであって、特にICカ
ード、磁気カードの双方が両用できる複合タイプのカー
ドリーダライタに関する。
(ロ)従来の技術 従来の手差し式カードリーダライタでは、リードライ
ト動作中に誤ってICカードが引抜かれることにより該カ
ードが破損することを防止するため、カード差し込み時
の力を利用してカードを機械的にロックする機構が設け
られていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところがICカードと磁気カードを両用するカードリー
ダライタでは、磁気カードの場合、その挿入時に磁気ヘ
ッドでリードライトする方式と抜取り時にリードライト
する方式があるが、挿入時にリードライトしようとする
と上記のようなカード挿入力を利用したロック機構があ
ると、カード挿入途中での抵抗が増加し、リードライト
性能が劣化する問題点があった。
また抜取り方向の動きで磁気カードをリードライトし
ようとすると、一旦掛かったロックを前もって解除せね
ばならないので、不必要なロック動作およびロック解除
動作のためタイムロスが生じ、操作性が悪い問題があっ
た。
さらに、従来のカードリーダのうちには、ロック解除
時にカードをバネの力で飛び出させる機構を採用したも
のがあるが、抜取り方向で磁気カードをリードする場
合、全ストライプ中のデータを読取ることが困難であっ
た。
この発明はかかる問題点を解消することを目的とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、ロック機構がカード後端に係合するカー
ドロックレバーと、該レバーの駆動用のソレノイドを有
し、該ソレノイドを外部制御によりICカード挿入時にロ
ックを掛け、磁気カード挿入時にはロックを掛けないよ
うに駆動制御するようにしたカードリーダライタを特徴
とする。
(ホ)作用 この発明によれば、カードが挿入されれば全てロック
を掛けるのではなく、外部からの信号によりカードをロ
ックするかしないか、またロックを解除するかを選択す
ることができる。
(ヘ)発明の効果 従って、ICカードの場合はロックを掛けてリードライ
ト中の引抜きにより破損が防止できると共に、磁気カー
ドの場合はロックを掛けないようにして、挿入方向のリ
ードライトをカードに加わる抵抗を少なくして行ない、
また抜取り方向のリードライトでは挿入時に直ちに抜取
りを実行させることによって処理時間を短縮できる。
また、この発明のカードリーダを使用したシステムが
何らかの理由で取扱いを中止した場合、外部信号入力に
よりロック機構を作動させてカードロックレバーがカー
ド挿入を阻止するようにすれば、該レバーがカード挿入
口のシャッターの働きを行ない、簡単にカード差し込み
禁止となる。
(ト)実施例 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第3図乃至第5図は第1図に示す実施例回路を有する
カードリーダライタであって、ICカード、磁気カードが
両用できる複合カードリーダライタである。
カードリーダライタは、そのカード挿入口1の一側に
偏倚して支持アーム3に支持された磁気ヘッド2が装備
され、挿入されるカードの磁気検知を行ない、この磁気
検知により磁気カードと判定した時は、カード抜取り時
に磁気ヘッド2がカード情報を読取るべく構成されてい
る。
本体フレーム4の一側であって、前記磁気ヘッド2の
装備位置とは反対側に、カード挿入路5と同方向にカー
ド挿入検知バー6が配置される。カード挿入路5はこの
バー側で開放されており、従ってカード挿入検知バー6
はカード挿入路5に臨んでいることになる。またカード
挿入検知バー6はこれと本体フレーム4との間に張架さ
れた2本のコイルバネ7,7で本体フレーム側に引張り付
勢され、カード挿入路5の横幅をカード幅よりも若干狭
めている。
従ってカード挿入を行なった際にはカードAがカード
挿入検知バー6をコイルバネ7,7に抗して移動させる。
この移動によってカード挿入開始を知るのが第4図に示
す有接点式の入口検知スイッチSW1である。
カード挿入路5の内奥には、本体フレーム4に開設し
たガイド穴8にスライダ9が装備される。このスライダ
9はこれと本体フレーム4との間に張架されたコイルバ
ネ10によって常にカード挿入口側に牽引されており、カ
ードが差しこまれると第5図のようにカードAの先端が
スライダ9のストッパー9aに衝突し、該スライダがガイ
ドロック11に沿ってカード挿入方向へコイルバネ10に抗
してスライドされる。このスライダ9にはICコンタクト
部12が装備されており、このICコンタクト部12には第5
図に示す支軸13を中心として上下回動し、ICカードAに
対し該ICコンタクト部12を接触させてリードライト動作
を行なう。
スライダ9がエンド位置、つまりカード挿入完了位置
までスライドした時に、カードAにより押圧回動させる
レバー14が装備される。このレバー14は支点15を有し、
常時は該レバーと本体フレーム4との間に圧縮介装され
たコイルバネ16の力で有接点式のスイッチSW2に付勢さ
れている。
そしてカードAの挿入動作でレバー14を突き、回動さ
せるに伴いスイッチSW2から離間される。このスイッチS
W2がカード挿入完了検知スイッチである。
カード挿入口1には横軸17を中心に上下回動するカー
ドロックレバー18を含むロック機構Bが装備される。こ
のカードロックレバー18は常時はカード挿入の妨げとな
らないように上方へ持ち上げられていて、カード挿入完
了検知スイッチSW2が挿入完了を検知した際、本体フレ
ーム4の下面に装備されているロック用ソレノイド19が
励磁され、第4図の破線で示すレバー20、すなわち、外
側の係止方向にソレノイド19の復帰力で付勢されたレバ
ー20が、引かれて回動し、その先端のフック20aがリン
ク22の係止部22aから外されることにより、リンク22が
自由となり、これによって支点21を有する長尺のリンク
22のリリース用ソレノイド30側端部が、該ソレノイド30
のプランジャ27が外方へ押し出される復帰力で外側に回
動され、この回動で係止部22aがフック20aの外側端に当
接してフック20aの離脱状態を維持する。
同時に、上述の長尺リンク22の回動が、該リンク22の
他端部に連結されたリンク23、およびこのリンク23に連
結され、かつ支点24を有するリンク25へ伝達され、さら
にカードロックレバー18に連動しているレバー26に伝達
されて、カードロックレバー18が自重で下方へ回動し、
カードの後端に位置してカードAが不測に引抜かれるの
を防止する。この場合に上記長尺リンク22の動きを検知
するスイッチSW3が設けられ、ソレノイドの励磁による
長尺リンク22の動きを知ることでスイッチSW3は挿入カ
ードのロック状態を検知する。
なお、カードロックレバー18のロック状態の維持は、
該レバー18の自重と、ソレノイド30の外方へ押し出す復
帰力により行われる。
そして、ロックの解除は長尺リンク22にプランジャ27
がピン28と長孔29で連結されたリリース用ソレノイド30
が行なう。すなわち、ソレノイド30か励磁されてプラン
ジャ28が引き込まれ長尺リンク22の該当端部が内側に回
動されると、再びレバー20のフック20aがソレノイド19
の外側に押し出す復帰力で長尺レバー22の係止部22aを
係止して係止状態を維持すると共に、長尺リンク22の回
動は、リング23、25、レバー26に伝達されてカードロッ
クレバー18を引上げてクックを解除する。
なお、レバー26の押し込み操作することによっても、
上述と同様にロック解除の操作ができる。
さらに第6図にフローチャートを用いてカードリーダ
ライタの動作を説明する。
カード挿入が行なわれると、カード挿入検知バー6の
動きから入口検知スイッチSW1が挿入検知すると共に、
磁気ヘッド2が磁気ストライプの検知を行ない、この検
知信号が後述するCPU31に送られ挿入が完了した時点
で、挿入カードが磁気ストライプを有するか、つまり磁
気カードかICカードかの判別を求める(ステップn1,n2,
n3,n4)。
CPU31は磁気カードである時はロック機構Bを働らか
せることなく、直ちに表示器32を用いてカード抜取りを
案内表示し、抜取り中に磁気ヘッド2がカード情報を読
取る。(ステップn5,n6)。
しかし、ステップn4でICカードと判別されるCPU31は
カードロックのための信号を送ってロック用ソレノイド
19を励磁し、このロック状態がロック状態検知スイッチ
SW3で検知されるに伴いICカードのリードライトがなさ
れる(ステップn7,n8,n9)。
その後にカードロック状態がリリース用ソレノイド30
により解除され、カードの抜取りが案内表示される(ス
テップn10,n11,n12)。
そしてICカードの場合も磁気カードの場合もカード抜
取り完了で入口検知スイッチSW1がオフして処理を終了
する(ステップn13)。
第1図はこの発明の主要部である電気回路図で、各ス
イッチSW1,SW2,SW3はPIO(インターフェース)33を介し
てCPU31に結線されると共に、ロック用およびリリース
用の各ソレノイド19,30の駆動回路40もCPU31で制御され
るように結線されている。
磁気ヘッド2はアンプ35,FMデコーダ36、SIO(インタ
ーフェース)37を介しCPU31に、またICコンタクト部12
はPIO33を介しCPU31に結線されている。
また、CPU31はPIO38を介し表示器32で駆動すると共
に、必要データをメモリ39に記憶する。
第2図イは磁気カード使用時の第1図回路のタイミン
グチャートである。
カード挿入をスイッチSW1が検知すると、磁気ヘッド
は磁気ストライプから磁気検知を行ない、その磁気検知
信号がCPU31に送られ、カード挿入が完了するとCPU31は
上記磁気検知によりロック機構Bを働らかせず、表示器
32を用いて抜取りを案内表示する。
そして、顧客がカードを抜取る動作中に磁気データの
リードライトを行なう。
これに対しICカードの場合は第2図ロのタイミングチ
ャートのように、磁気ヘッド2による磁気検知がなされ
ないので、カード挿入開始から挿入完了に至るとCPU31
はロック機構Bを働らかせてカードロックを行ない、そ
のロック時間中にICカードのリードライトをし、その後
にロック解除動作を経てカード抜取りを案内表示する。
以上のように磁気ヘッド2が検知する磁気ストライプ
の有無を用いてCPU31がロック機構Bを外部制御するの
で、ICカード挿入の場合はカードロックにより不測の引
抜きを阻止した状態でリードライトが行なえ、磁気カー
ドの場合は挿入完了と同時に抜取りを案内して迅速にリ
ードライトさせることができる。
また、カードの挿入とは無関係にロック機構Bを働ら
かせてカードロックレバー18をカードロック位置に動か
せば、このカードロックレバー18がカード挿入口1のシ
ャッターの如き働きを行なってカード挿入を禁止するの
で、カードリーダライタを使用したシステムを何らかの
理由で使用中止したい場合に有用である。
この発明の構成と上述の実施例との対応において、 この発明の磁気ヘッドは、実施例の磁気ヘッド2に対
応し、 以下同様に、 ICコンタクト部は、ICコンタクト部12に対応し、 カードロックレバーは、カードロックレバー18に対応
し、 ソレノイドは、ソレノイド19,30に対応し、 外部制御を行なうものは、CPU31に対応し、 カードは、カードAに対応し、 ロック機構は、ロック機構Bに対応するも、 この発明は上述の実施例の構成に限定されるものでは
ない。
尚、上述の実施例は磁気カードの抜取り時にリードラ
イトを行うものについて説明したが、挿入時にリードラ
イトするものであってもよい。またロック機構Bのオン
・オフはCPU31に代えて外部のスイッチ手段で入力する
ものであってもよい。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はカードリーダライタの制御電気回路図、 第2図(イ)(ロ)は磁気カードの場合とICカードの場
合の第1図回路のタイミングチャート、 第3図はカードリーダの斜視図、 第4図はカードリーダの平面図、 第5図はカードリーダの縦断側面図、 第6図はカードリーダの動作フローチャートである。 2……磁気ヘッド 12……ICコンタクト部 18……カードロックレバー 19,30……ソレノイド 31……CPU A……カード B……ロック機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドとICコンタクト部、および挿入
    カードに対するロック機構を備えたカードリーダライタ
    であって、 上記ロック機構がカード後端に係合するカードロックレ
    バーと、該レバーの駆動用のソレノイドを有し、 該ソレノイドを外部制御によりICカード挿入時にロック
    を掛け、磁気カード挿入時にはロックを掛けないように
    駆動制御するようにしたカードリーダライタ。
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US20050023348A1 (en) * 2003-03-07 2005-02-03 Lucas Bennie E. Integrated circuit and magnetic stripe reader
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