JP2791587B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JP2791587B2
JP2791587B2 JP1304834A JP30483489A JP2791587B2 JP 2791587 B2 JP2791587 B2 JP 2791587B2 JP 1304834 A JP1304834 A JP 1304834A JP 30483489 A JP30483489 A JP 30483489A JP 2791587 B2 JP2791587 B2 JP 2791587B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車や家庭用のドア若しくはガレージ等
の開閉に使用されるリモートコントロール装置の改良に
関するものである。
(従来の技術) 従来よりドアを開閉するためにリモートコントロール
装置を使用し、送信器から送信されたコード信号と受信
部であらかじめ設定されたコード信号とが一致したとき
にドアの開閉を行うようにしたものが開発されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようなものでは同一の送信器から
送信されるコード信号は常に同じで、単なるコード信号
の相違のみによって、他のリモートコントロール装置と
の区別をしているものである。従って、同一種類のリモ
ートコントロール装置を複数手に入れて、コード信号を
分析することにより、その種類のリモートコントロール
装置の構成されているコード信号の仕組みが解析される
恐れがあった。例えばコード信号の桁数等は容易に解析
されてしまうものである。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、送信す
る毎に異なったコード信号を特定の暗号関数で加工し、
その加工した加工信号を送信することにより、加工信号
を分析しても構成されている信号を仕組みを解析するこ
とができないようにしたリモートコントロール装置を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、第1の発明では、送信する
毎に異なったコード信号を発生するコード信号発生手段
と、このコード信号を他の送信装置とは異なった暗号関
数で加工した加工信号を発生する変換手段とを設け、こ
の加工信号を送信するようにした送信装置と、 送信装置から送信された加工信号を受信する受信部
と、受信された信号を特定の送信装置からの暗号関数に
基づいて演算する演算部と、演算された信号を比較して
正規の信号であるかどうかを判断する比較部と、この比
較部が正規の信号であると判断したときロック装置に信
号を送るロック信号発生手段を有する受信装置とを備
え、 送信装置毎に異なった暗号関数で加工された加工信号
を送信するようにし、 第2の発明では、送信する毎に異なったコード信号を
発生するコード信号発生手段と、複数の暗号関数を有し
送信毎に所定の条件で切り替えられた暗号関数で前記コ
ード信号を加工した加工信号を発生する変換手段とを設
け、この加工信号を送信するようにした送信装置と、 送信装置から送信された加工信号を受信する受信部
と、受信された信号を所定の条件で切り替えられた暗号
関数に基づいて演算する演算部と、演算された信号を比
較して正規の信号であるかどうかを判断する比較部と、
この比較部が正規の信号であると判断したときロック装
置に信号を送るロック信号発生手段を有する受信装置と
を備え、 更に、第3の発明では、第2の発明の暗号関数を、送
信回数が所定回数以上送信され、かつ、所定値のコード
信号が発生したときに変更するようにしている。
(作 用) 上記の構成にすることにより、送信器から送信された
加工信号を、受信装置で受信して、演算部によって、受
信した信号を演算し、比較部によって演算された加工信
号を比較し、信号が正規のものであると判断されたとき
にドアの開閉を可能とするようにしている。
(実施例) 次に本発明の実施例を、図面に沿ってより詳細に説明
する。
第1図ないし第4図は、本発明の第1実施例を示す図
で、1は自動車用の送信装置で、送信ボタン2、コード
信号発生手段3、変換手段4、送信部5、インクリメン
ト手段6、記憶部7を備えている。送信ボタン2は送信
装置1を起動するもので、この送信ボタン2の操作によ
って、コード信号発生手段3からコード信号Niが発信さ
れる、このコード信号Niの発信基準回路iはインクリメ
ント手段6によって送信ボタンの操作毎に1ずつ繰り上
げられるもので、i=1からi=2000まで繰り上げられ
i=2000に達すると再びi=1に戻る。即ち、コード信
号NiはN1からN2000まで順次繰り上げられ、コード信号
がN2000に達すると再びN1に戻るようになっている。
尚、発信基準回数iは繰り上げられているが、コード信
号Niのコード値はランダムな値で発信されるようになっ
ている。変換手段4では発信されたコード信号Niを所定
の暗号関数で加工し加工信号を発生する。そして送信部
5よりコード信号Niと加工信号を送信するようになって
いる。暗号関数は各自動車によって異なった関数式が設
定されており、各個人固有の暗号関数となっている。7
は記憶部で、送信されたコード信号NiがRAMで記憶され
るようになっている。尚、RAMに代えて不揮発性のメモ
リで記憶させるようにしてもよい。
10は自動車に備えられた受信装置で、受信部11、受付
領域12、演算部13、信号比較部14、ロック信号発生手段
15、記憶部16、領域設定手段17を備えている。受信部11
は送信装置1からの送信信号を受信し、受付領域12はコ
ード信号Niに対応した2000の領域を備えているが、その
中で通常100以上200以内の範囲の領域が解放されてお
り、この解放されている領域に対応するコード信号Niの
みの受付を可能とするものである。そして受付られたコ
ード信号Niは演算部13にセットされている暗号関数で加
工され、加工信号が出力される。信号比較部14は演算さ
れた加工信号と受信した加工信号が一致するかどうかを
比較する。そして、比較された信号の値が一致する場合
にはロック信号発生手段15からロック信号を出力するよ
うになっている。16は記憶部で一致したときの信号のコ
ード信号Niが記憶される。17は領域設定手段で、前回に
閉鎖した領域から今回記憶されたコード信号Niに対応す
る領域までを閉鎖すると共に、残りの領域が100以下に
なったときには新たに100の領域を解放するようにした
ものである。即ち最初は1から200までの領域が確保さ
れているが、100までの領域が閉鎖されると201から300
までの領域を解放し、200までの領域が閉鎖されると301
から400までの領域が解放されるというように順次解放
されるようになっている。そして1900までの領域が閉鎖
されると再度1から100までの領域が解放される。
次に第3図、第4図に基づいて、第1実施例の動作の
説明をする。
第3図は送信装置1の動作を示すフローチャートで、
ステップS1で送信ボタン2が操作されると、送信装置1
がステップS2で起動しスタートを開始する。そしてステ
ップS3で記憶部7にメモリされているコード信号Niを読
み込み、ステップS4でこのコード信号Niの発信基準回数
iがi≧2000かどうかが判別される。発信基準回数がi
<2000の時にはステップS5で発信基準回数iの値を1つ
繰り上げ、繰り上げられた発信基準回数i=i+1がス
テップS7で新たなコード信号Ni i+1としてメモリされ
ると共に、発信基準回数iの値がi≧2000のときにはス
テップS6でi=1に戻し、この値に対応するコード信号
Ni がステップS7でメモリされる。ステップS8ではコ
ード信号Niを暗号関数で加工し、加工されて発生した加
工信号とコード信号NiをステップS9で送信部5から送信
するようになっている。ステップS10では送信ボタン2
がオンされているかどうかが判断され、オンのときには
ステップS10を実行し続ける。送信ボタン2がオフにな
るとステップS11に進み終了する。
第4図は受信装置10の動作を示すフローチャートで、
自動車用バッテリー等の電源が接続されたときにステッ
プS20でスタートを開始し、ステップS21で受信部11に信
号が入力されたかどうかが判断され、信号が入力された
と判断されたときにステップS22でコード信号Niが解放
領域内にあるかどうかが判断される。ステップS22で解
放領域内にあると判断されたときにはステップS23に進
む。尚、図示していないがあらかじめ送信装置1と受信
装置10のコード値及び暗号関数の関数式が同一のものに
設定できるようにしてある。ステップS23では設定され
ている暗号関数によって受信されたコード信号Niが加工
され、ステップS24でその加工されて発生した加工信号
と受信された加工信号が一致しているかどうかが判断さ
れ、一致した場合には受信されたコード信号Niの値をス
テップS25で受信装置1内のコード信号Niとしてセット
する。そして、ステップS26でドアロック装置がロック
状態かアンロック状態かを判断し、ドアロック装置がロ
ック状態であればステップS27に進んでアンロック信号
を出力し、ドアロック装置をアンロックさせ、ドアロッ
ク装置がアンロック状態であればステップS28に進んで
ロック信号を出力し、ドアロック装置をロックさせるよ
うになっている。そして、ステップS29では領域設定手
段17によってステップS25でセットされたコード信号Ni
に対応した領域までの領域を閉鎖するとともに残りの領
域が100以下になったときには新たに100の領域を解放す
る。ステップS29で領域を設定した後ステップS107に進
み、ステップS107で後述するカウントをクリアし、ステ
ップS108に進んで終了する。
一方、ステップS22で入力されたコード信号Niが解放
領域外のものであると判断された場合、または入力され
た加工信号と受信装置10内で演算された加工信号が一致
していないとステップS24で判断された時には、ステッ
プS100に進み、警告カウントし、ステップS101で警告カ
ウントのカウント数が3以上になったかどうかが判断さ
れ、3回以内の時には誤って信号が送信されたものとし
て、ステップS102で、例えば「あなたの車ではありませ
んと。」と優しい女性の音声で警告を発する。そしてス
テップS21に戻る。同様にして、間違った信号が送信さ
れ、3回以上になると、悪意でドアのロック装置を開け
ようとしているものと判断し、ステップS101からステッ
プS103ないしステップS105に進み、「ドロボー!ドロボ
ー!」と音声を発した後、1分間ヘッドランプを点滅さ
せクラクションを鳴らすようになっている。そして、1
分間経過すると、ステップS106で警報を停止し、ステッ
プS107に進んで上記警告カウントとタイマカウントをク
リアしてステップS108に進み終了するようになってい
る。尚、警告カウントが3回になる前に正常な信号が送
信されると、ステップS24からステップS25に進み前述し
たようにステップS29までを実行した後、ステップS107
に進み、警告カウントとタイマカウントをクリアして、
0からスタートするようになっている。
この実施例によれば、一度受信したコード信号Niは発
信基準回数iが一巡するまでの期間、同一のコード信号
Niの再受付を阻止するようにしているので、送信装置1
の送信信号がコピーされてもドアを開くことはできない
ものであり、暗号関数は各自動車によって異なった関数
式が設定されているので、同種類の他の自動車の送信装
置の信号を分析しても、その自動車の暗号関数は解読す
ることができないものである。また、送信装置1の記憶
部7では、送信したコード信号NiをRAMまたは不揮発性
のメモリで記憶させるようにしているので、送信装置が
作動していないときには、電力がほとんど消費されてお
らず、従って、電力の消耗が少ないので電池の交換頻度
も少なくすることができる。
第5図ないし第8図は本発明の第2実施例を示す図
で、第1実施例では各自動車に対応して固有の暗号関数
が1種類だけ備えられていたものであるが、第2実施例
では各自動車に複数種類の暗号関数を備えているもので
ある。
第5図、第6図において、51は送信装置で、送信ボタ
ン52、コード信号発生手段53、変換手段54、送信部55、
インクリメント手段56、記憶部57を備えており、第1実
施例とほぼ同じ動作を行うものである。第1実施例では
コード信号NiがN1からN2000まで備えられており、この
コード信号Niは各自動車共通のものであった。これに対
し、第2実施例では、ある自動車ではコード信号NiをN1
からN200までとしているが、他の自動車ではN201からN
400までとし、更に他の自動車ではN401からN600までと
し、自動車によって異なるコード信号を使用するように
なっている。即ち、各個人固有のコード信号Niを備えて
いるものである。また、変換手段54の暗号関数は複数種
類設けられており、この暗号関数も変更しながら、コー
ド信号Niを加工し加工信号を発生するようになってい
る。この暗号関数も第1実施例と同じように、各自動車
によって異なった関数式が設定されており、各個人固有
の暗号関数となっている。即ち、この実施例ではコード
信号Niと暗号関数をそれぞれ各個人固有のものとしてい
る。
60は受信装置で受信部61、コード比較部62、演算器6
3、信号比較部64、ロック信号発生手段65を備えてい
る。受信部61は送信装置51からの送信信号を受信し、コ
ード比較部62でその受信したコード信号Niの発信基準回
数iが設定されている発信基準回数iより大か小かを判
断する。受信したコード信号Niの発信基準回数iが設定
されている発信基準回数iより大の時には、演算部63で
現在セットされている暗号関数にてコード信号Niが演算
され、小の時には、次に設定される暗号関数にて演算さ
れるようになっている。尚、暗号関数は複数種類備えら
れており、順次変更されるようになっている。信号比較
部64は演算された加工信号と受信した加工信号が一致す
るかどうかを比較する。比較された信号が一致する場合
にはロック信号発生手段からロック信号を出力するよう
になっている。
次に第7図、第8図に基づいて、動作の説明をする。
第7図は送信装置51の動作を示すフローチャートで、
ステップS31で送信ボタン52が操作されると、送信装置5
1がステップS32で起動しスタートを開始する。そしてス
テップS33で記憶部57にメモリされているコード信号Ni
を読み込み、ステップS34でこのコード信号Niの発信基
準回数iの値がi≧200かどうかが判別される。発信基
準回数iの値がi<200の時にはステップ35で発信基準
回数iの値を1つ繰り上げ、繰り上げられた発信基準回
数i=i+1に対応するコード信号Ni i+1がステップS
38で新たなコード信号Niとしてメモリされると共に変換
手段54にこのコード信号Niを送る。変換手段54はステッ
プS39でこのコード信号Niを暗号関数で加工し、ステッ
プS40で加工されて発生した加工信号とコード信号Ni
送信部5から送信するようになっている。ステップS41
では送信ボタン52がオンされているかどうかが判断さ
れ、オンのときにはステップS40に戻り、信号の送信を
続ける。送信ボタン52がオフになると、ステップS42に
進み終了する。
一方、ステップS34で発信基準回数iの値がi=200に
なった場合(若しくは何等かの要因でi>200となった
場合)にはステップS36で発信基準回数の値をi=1に
戻し、ステップS37で暗号関数の関数式を次のステップ
の関数式に変更するようになっている。そしてステップ
S38で発信基準回数i=1に対応するコード信号Ni
をメモリしてステップS39に進む。
第8図は受信装置60の動作を示すフローチャートで、
自動車用バッテリー等の電源が接続されたときにステッ
プS50でスタートを開始し、ステップS51で受信部61に信
号が入力されたかどうかが判断され、信号が入力された
と判断されたときにステップS52で入力されたコード信
号Niの発信基準回数iと受信装置51内に設定されている
発信基準回数iとが比較される。通常は、受信したコー
ド信号Niの発信基準回数iが受信装置内に設定されてい
る発信基準回数iと同じか大きくなっており、この場合
にはステップS53に進む。尚、図示していないが第1実
施例と同じように、あらかじめ送信装置51と受信装置60
のコード値及び暗号関数の関数式が同一のものに設定で
きるようにしてある。ステップS53では受信されたコー
ド信号Niが現在設定されている暗号関数によって演算さ
れ、ステップS54では演算されて発生した加工信号と受
信した加工信号が一致しているかどうかが判断され、一
致した場合には受信されたコード信号Niの値をステップ
S55で受信装置60内のコード信号Niとしてセットする。
そして、ステップS56でドアロック装置がロック状態か
アンロック状態かを判断し、ドアロック装置がロック状
態であればステップS57に進んでアンロック信号を出力
し、ドアロック装置をアンロックさせ、ドアロック装置
がアンロック状態であればステップS58に進んでロック
信号を出力し、ドアロック装置をロックさせるようにな
っている。そして、ステップS107、ステップS108に進み
終了する。
一方、ステップS52で、入力されたコード信号Niの発
信基準回数iが受信装置60内に設定されているコード信
号Niの発信基準回数iよりも小さい時には、送信装置51
のコード信号Niの発信基準回数iの値がi=200からi
=1に戻ったものと判断し、ステップS60に進んで次の
暗号関数にて演算されるようになっている。このように
することにより、送信信号がコピーされても、その送信
信号(又はこれよりも後の送信信号)が一度でも使用さ
れておれば、コピーされた送信信号を受信したときには
後の暗号関数にて演算することになるため、送信された
加工信号と受信装置60内で演算されて発生した加工信号
の値が一致することがない。即ち、ステップS52とステ
ップS60によって、再受付を阻止する受付阻止手段を構
成している。
ステップS60にて送信信号を演算した結果、送信され
た加工信号と受信装置内で演算されて発生した加工信号
のコード値が一致していれば、送信装置51の暗号関数の
関数式が次のステップに変更されたものと判断し、ステ
ップS61からステップS62に進み、変更した新しい暗号関
数にセットし、ステップS55に進んで、このとき入力さ
れたコード信号の値にセットするようになっている。そ
して、上記と同様にステップS56からステップS57若しく
はステップS58に進み、ドアロック装置をアンロック若
しくはロック作動し、ステップS107からステップS108に
進み終了する。
ステップS54またはステップS61で送信された加工信号
と受信装置60内で演算されて発生した加工信号が一致し
ていないと判断された時には、ステップS100ないしステ
ップS108を第1実施例と同じように実行し、終了する。
この実施例によれば、各自動車毎に複数種類の暗号関数
を備え所定の条件で切り替えられているので、万一その
送信装置の信号をコピーされても、暗号関数を解読する
ことができないものである。
次に、第3実施例について説明する。
第2実施例ではコード信号NiがN200からN1に戻ったと
きに暗号関数が変更されるようにしているが、第3実施
例ではコード信号の所定の桁に所定の値が発生したとき
に暗号関数が変更されるようになっている。本実施例で
は下2桁の値が23になったときに暗号関数が変更される
ようにしている。
第9図・第10図のフローチャートに基ずいて第3実施
例の動作を説明する。
尚、第9図は第7図のステップS34ないしS37の動作に
対し、ステップS71ないしS74の動作をし、また第10図は
第8図のステップS52ないしS53及びステップS60ないしS
62の動作に対し、ステップS81ないしS85の動作をするも
のであり、その他は第2実施例と同じであるため、ステ
ップの番号のみ記し、説明は省略する。
第9図において、コード信号発生手段57のコード信号
Niの下2桁の値が23か否かがステップS71で判断され、
値が23以外の場合にはステップS72に進みコード信号をN
iからNi+1に変更してステップS38に進み以下ステップS3
9ないしS42を実行して終了する。一方、ステップS71で
コード信号Niの下2桁の値が23であると判断されたとき
にはステップS73に進み、前回暗号関数を変更したとき
から送信回数が30回以上か否かが判断される。そして、
30回以内のときにはステップS72に進み、30回以上のと
きにはステップS74で暗号関数を変更してステップS72に
進むようになっている。即ち、送信回数が30回以内で暗
号関数が変更されることはないようにしてコード信号を
有効に使用するようにしている。
第10図においては、ステップS51で加工信号とコード
信号Niを受信すると、ステップS81でそのコード信号Ni
を演算し、加工信号を発生する。そして、ステップS82
で受信した加工信号と演算した加工信号を比較し、一致
した場合にはステップS55に進み、第2実施例と同じ動
作をする。信号が一致しないときには、ステップS83に
進み、次の暗号関数で演算されて加工信号を発生する。
そして、ステップS51で受信した加工信号と次の暗号関
数で演算されて発生した加工信号を比較し、信号が一致
した場合には、受信装置60の暗号関数を次の暗号関数に
セットし、ステップS55に進む。ステップS84で信号が一
致しないときには、間違った信号が受信されたと判断
し、ステップS100に進み、第2実施例と同じ動作をする
ようになっている。
尚、この実施例では、コード信号Niが特定の値を出し
たときに暗号関数が変更されるようになっているが、信
号の値によって暗号関数を変更するようにしてもよい。
例えば、1000>NiのときにはAの暗号関数で演算するよ
うにし、2000>Ni≧1000のときにはBの暗号関数で演算
するようにし、Ni>2000のときにはCの暗号関数で演算
するようにしても良い。
(発明の効果) 以上の説明からも明らかなように、第1の発明(請求
項1)においては、送信する毎に異なったコード信号を
発生するコード信号発生手段と、このコード信号を他の
送信装置とは異なった暗号関数で加工した加工信号を発
生する変換手段とを設け、送信装置毎に異なった暗号関
数で加工された加工信号を送信するようにしているの
で、他のリモートコントロール装置の送信信号を分析し
ても暗号関数が解読されることがない。また、第2の発
明(請求項2)においては、送信する毎に異なったコー
ド信号を発生するコード信号発生手段と、複数の暗号関
数を有し送信毎に所定の条件で切り替えられた暗号関数
で前記コード信号を加工した加工信号を発生する変換手
段とを設け、暗号関数そのものが変換されるため、暗号
関数を解読してもその暗号関数を使用することができな
い。さらに、第3の発明(請求項3)においては、送信
回数が所定回数以上送信され、かつ、所定値のコード信
号が発生したとき暗号関数を変更するようにして、変換
のタイミングを異ならせる共に、コード信号を有効に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の送信装置のブロック図、
第2図は本発明の第1実施例の受信装置のブロック図、
第3図は本発明の第1実施例の送信装置のフローチャー
ト図、第4図は本発明の第1実施例の受信装置のフロー
チャート図、第5図は本発明の第2実施例の送信装置の
ブロック図、第6図は本発明の第2実施例の受信装置の
ブロック図、第7図は本発明の第2実施例の送信装置の
フローチャート図、第8図は本発明の第2実施例の受信
装置のフローチャート図、第9図は本発明の第3実施例
の送信装置のフローチャート図、第10図は本発明の第3
実施例の受信装置のフローチャート図である。 1・51……送信装置、2・52……操作ボタン、3・53…
…コード信号発生手段、4・54……変換手段、5・55…
…送信部、10・60……受信装置、11・61……受信部、13
・63……演算部、14・64……ロック信号発生部、16……
記憶部、17……領域設定手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信する毎に異なったコード信号を発生す
    るコード信号発生手段と、このコード信号を他の送信装
    置とは異なった暗号関数で加工した加工信号を発生する
    変換手段とを設け、この加工信号を送信するようにした
    送信装置と、 送信装置から送信された加工信号を受信する受信部と、
    受信された信号を特定の送信装置からの暗号関数に基づ
    いて演算する演算部と、演算された信号を比較して正規
    の信号であるかどうかを判断する比較部と、この比較部
    が正規の信号であると判断したときロック装置に信号を
    送るロック信号発生手段を有する受信装置とを備え、 送信装置毎に異なった暗号関数で加工された加工信号を
    送信するようにしたことを特徴とするリモートコントロ
    ール装置。
  2. 【請求項2】送信する毎に異なったコード信号を発生す
    るコード信号発生手段と、複数の暗号関数を有し送信毎
    に所定の条件で切り替えられた暗号関数で前記コード信
    号を加工した加工信号を発生する変換手段とを設け、こ
    の加工信号を送信するようにした送信装置と、 送信装置から送信された加工信号を受信する受信部と、
    受信された信号を所定の条件で切り替えられた暗号関数
    に基づいて演算する演算部と、演算された信号を比較し
    て正規の信号であるかどうかを判断する比較部と、この
    比較部が正規の信号であると判断したときロック装置に
    信号を送るロック信号発生手段を有する受信装置とを備
    えたことを特徴とするリモートコントロール装置。
  3. 【請求項3】送信回数が所定回数以上送信され、かつ、
    所定値のコード信号が発生したとき暗号関数を変更する
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載のリモートコ
    ントロール装置。
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