JP2605080B2 - 無線制御方式 - Google Patents

無線制御方式

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JP2605080B2
JP2605080B2 JP63036489A JP3648988A JP2605080B2 JP 2605080 B2 JP2605080 B2 JP 2605080B2 JP 63036489 A JP63036489 A JP 63036489A JP 3648988 A JP3648988 A JP 3648988A JP 2605080 B2 JP2605080 B2 JP 2605080B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無線で離れた所の機器類の動作を制御する無
線制御方式に関し,特に第三者による妨害等に対する対
策を考慮した無線制御方式に関する。
〔従来の技術〕 この種の無線制御方式は送信信号を暗号化処理して送
信する方式が一般的である。しかしながら,これまでは
相手局を制御するための制御信号や相手局を選択するた
めの識別信号等を暗号化するにとどまっていた。
第3図を参照して従来の無線制御方式の一例を説明す
る。
第3図において,制御局より制御信号が送出され,被
制御局A〜Cのいずれかに対して制御が行われる。X局
を第三者による無線局とする。
制御局では識別信号設定部23を用いて被制御局の識別
信号の設定を行い,スイッチ22をオンにして制御信号送
信装置24より制御信号に識別信号を加えて送信する。
25,26,27は制御信号受信装置であり,28,29,30は制御
される電子機器である。制御局で設定した識別信号に対
応する被制御局のみ制御信号受信装置が応答し,電子機
器に対する制御が行われる。
制御局において,被制御局Aの識別信号を設定した制
御信号を送信すると,電子機器28に対して起動がかか
る。これが終ると,被制御局Bの電子機器29を起動し,
更に被制御局Cの電子機器30を起動する。ここで,制御
局より被制御局へ送られる信号のうち,制御信号と識別
信号とが暗号化される。この場合,X局では制御信号や識
別信号がどのような符号から構成されているか容易に知
ることはできない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら,X局において制御信号送信装置24から送
信された暗号化情報を受信してメモリ32へ蓄積してお
き,ある時間経過後にこの蓄積情報を再送信すれば,メ
モリ32へ蓄積された識別信号に対応する被制御局の電子
機器は応答する。このようにして,第三者であるX局で
は暗号の解読をしなくても電子機器に対して起動をかけ
ることができる。このことは電子機器が電力の供給等の
社会的重要度の高いものを制御するものである場合に大
きな問題となる。
このような問題点に鑑み,本発明の技術的課題は第三
者による妨害を確実に排除することのできる無線制御方
式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による無線制御方式では,制御局においては、
第1のデジタル情報発生手段と送信毎に異なる第2のデ
ジタル情報発生手段とを含み,前記第1のデジタル情報
と第2のデジタル情報とを合成してから送信手段により
送信し,被制御局においては,前記制御局から送信され
た信号を受信する受信手段と該受信手段の出力から前記
第1のデジタル情報と第2のデジタル情報とを抽出する
手段と抽出された該第2のデジタル情報を受信毎に記憶
する手段と最新の第2のデジタル情報とこれより前に受
信した第2のデジタル情報とを比較する手段とを含み,
該比較手段の比較結果に応じて最新の第1のデジタル情
報による制御を行うか否か判断する事を特徴とする。
本発明はまた,前記第2のデジタル情報として,送信
回数を表わす数値情報を送信し,前記被制御局では,最
新の第2のデジタル情報とこれにより前に受信した第2
のデジタル情報とを比較して,最新の第2のデジタル情
報にて表わされた送信回数がこれより前に受信した第2
のデジタル情報にて表わされた送信回数より大きい時の
み,最新の第1のデジタル情報による制御を行う事を特
徴とする。
〔実施例〕
次に,本発明の実施例について説明する。
第1図,第2図はそれぞれ,本発明に適用される制御
局および被制御局の構成図である。
第1図を参照して,制御局は,第1のデジタル情報発
生手段としてスイッチ1と識別信号設定部2とを有し,
他に制御信号送信装置3を有する。制御信号送信装置3
は,カウンタ10と並列直列変換回路11とから成る第2の
デジタル情報発生部4と第1,第2の合成回路5,6及び暗
号化回路8と送信機9とから成る送信部7とを有してい
る。
第1図において,スイッチ1をオンにすると,制御信
号送信装置3ではスイッチ1による起動を表わす制御信
号に識別信号設定部2から出力された識別信号を合成し
た信号を発生する。
制御信号送信装置3の動作について説明すると次のよ
うになる。第1の合成回路5では,スイッチ1からの出
力(=起動を表わす制御信号)と識別信号設定部2の出
力とを合成して第1のデジタル情報を得る。スイッチ1
の出力はまた第2のデジタル情報発生部4へ入力され
る。ここでは,カウンタ10を使って送信毎に異なる情報
x10を得て,更に並列直列変換回路11により並列情報x10
を直列情報に変換し,これを第2のデジタル情報として
出力する。カウンタ10としては,その出力x10が20ビッ
ト程度のものを使用すれば,220=1,048,576であり,百
万回以上の送信回数まで送信毎に異なる情報を出力する
事が出来る。
これは,例えば,1日に平均100回程度の無線制御を行
うとして,220/100(日)10,485(日)28.7年であ
り,実用上無限に長い時間送信毎に異なる情報を出力す
るのと等価である。実際にシステムを構成する無線機類
は通常,10年前後の寿命と考えられ,これより長い間送
信毎に異なる情報を出力し続けるものであれば実用上の
問題はない。
第2の合成回路6では,第1のデジタル情報と第2の
デジタルとを合成し,送信部7へ送る。送信部7におい
て,暗号化回路8により第2の合成回路6の出力を暗号
化し,送信機9により送信する。暗号化回路8は周知の
もので良い。
このようにして送信された信号は次の特徴がある。
(i) 制御信号や識別信号からなる第1のデジタル情
報の他に,送信毎に異なる第2のデジタル情報が含まれ
ている。
(ii) 第1のデジタル情報のみでなく,第2のデジタ
ル情報も暗号化している。
次に,第2図に示す被制御局においてこの信号をいか
に受信処理するか説明する。被制御局は,制御信号受信
装置21と制御を受ける電子機器22とを有する。
制御信号受信装置21は,受信機12と暗号解読回路13と
から成る受信部23と,第1のデジタル情報抽出手段とし
ての識別信号検出部18と,第2のデジタル情報抽出手段
としての数値情報読取り部14とを含む。
制御信号受信装置21は次のように動作する。受信部23
において,受信機12により受信した信号は第1図で説明
した暗号化回路8と逆の機能を持つ暗号解読回路13によ
って解読され,解読結果x23として出力される。数値情
報読取り部14では解読結果x23に含まれる第2のデジタ
ル情報を抽出し,これを送信回数を表わす数値情報とし
て読み取って第1のメモリ15へ格納する。この時,第1
のメモリ15にそれまで蓄えられていた数値情報は第2の
メモリ16へ転送される。
比較部17は第1のメモリ15の数値情報と第2のメモリ
16の数値情報とを比較し,第1のメモリ15の数値情報の
方が大きければ,この信号は新しく受信された信号とみ
なす。そして,比較部17は論理値“1"の出力x17を出力
する。
一方,受信部23の出力x23のうち,識別信号について
は識別信号検出部18においてこの被制御局に割り当てら
れたものであるか否か判断される。そして,この被制御
局に対応するものであれば,識別信号検出部18は論理値
“1"の出力x18を出力する。
更に,起動情報読取り部19は出力x23に含まれる制御
信号について監視を行い,制御局側のスイッチ1がオン
になった事を検知すると,論理値“1"の出力x19を出力
する。
以上の動作により,アンド回路20の出力x20が論理値
“1"となる条件では次の通りとなる。
(1) 第2のデジタル情報について,これまでに受信
していた数値情報(第2のメモリ16の内容)より新しく
受信した最新の数値情報(第1のメモリ15の内容)の方
が大きな値である。
(2) この被制御局に対する識別信号が正しく受信さ
れている。
(3) 制御信号が正しく受信されている。
なお、条件(2),(3)が成立するためには,次の
条件も必要とされる。
(4) 暗号解読回路13において暗号解読が正しく行わ
れる。
(暗号解読が正しく行われない時には,この被制御局
に対する識別信号や制御信号は正しく受信されない。) 以上の条件(1)〜(4)が全てそろっている時に限
り,アンド回路20の出力x20は論理値“1"となり,電子
機器22に対して起動制御がかけられる。
ここで,第3図に示す無線制御方式に本発明の制御局
および被制御局を適用すれば次のようになる。
まず,被制御局の電子機器に対して起動をかけるため
には条件(1)が必要である。それ故,第三者のX局で
は,従来のように,単に受信した内容を一度メモリへ蓄
積しておき,ある時間経過後にメモリの内容を再送信す
る方法では,被制御局の電子機器に対して起動をかける
ことは出来ない。すなわち,この場合には,被制御局で
受信された第2のデジタル情報の値がこれまでに受信し
た値に比べて等しいかあるいは小さいために条件(1)
を満足せず,電子機器に対して起動の制御がかけられな
い。言い換えれば,X局は被制御局の電子機器を起動する
ためには,暗号解読を行なって信号構成等を調べ,これ
をもとに再度暗号化する等のステップが必要になる。通
常,デジタル信号の場合,暗号キー数は無限の組み合わ
せが考えられ(例えば,1020通りの組み合わせは容易に
実現される。)デジタル信号を暗号化したものを解読す
る事は容易ではないため,X局から被制御局の電子機器を
制御する事は実際上不可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明の無線制御方式を用いれ
ば,第三者による無線局から被制御局の電子機器に対し
て起動をかける事を確実に防止することができ,制御局
から被制御局に対する制御のみを可能とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる制御局の構成図,第2図は
本発明に用いられる被制御局の構成図,第3図は無線制
御方式を説明するための構成図。 1はスイッチ,4は第2のデジタル情報発生部,7は送信
部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御局においては、第1のデジタル情報発
    生手段と送信毎に異なる第2のデジタル情報発生手段と
    を含み、前記第1のデジタル情報と第2のデジタル情報
    とを合成してから送信手段により送信し、被制御局にお
    いては、前記制御局から送信された信号を受信する受信
    手段と該受信手段の出力から前記第1のデジタル情報と
    第2のデジタル情報とを抽出する手段と抽出された該第
    2のデジタル情報を受信毎に記憶する手段と最新の第2
    のデジタル情報とこれより前に受信した第2のデジタル
    情報とを比較する手段とを含み、該比較手段の比較結果
    が前回送信されたよりも後に制御されたと判定したとき
    制御を行う事を特徴とする無線制御方式。
  2. 【請求項2】前記第2のデジタル情報として、送信回数
    を表わす数値情報を送信し、前記被制御局では、最新の
    第2のデジタル情報とこれより前に受信した第2のデジ
    タル情報とを比較して、最新の第2のデジタル情報にて
    表わされた送信回数がこれより前に受信した第2のデジ
    タル情報にて表わされた送信回数より大きい時のみ、最
    新の第1のデジタル情報による制御を行う事を特徴とす
    る請求項1記載の無線制御方式。
  3. 【請求項3】前記送信手段は暗号化手段を有し、前記受
    信手段は暗号解読手段を有する事を特徴とする請求項1
    記載の無線制御方式。
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