JP2001036519A - データ通信に於ける暗号化プログラムの適時更新方法。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】データ通信に於いて、指定者以外はデジタルデ
ータを解読できないように暗号化プログラムと解読プロ
グラムを必要に応じて適時更新すること。 【構成】送信側にロードする暗号化プログラムと解読プ
ログラムを内蔵した携帯型メモリ機器、及び送信側から
送信されて受信側にロードした解読プログラム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】データ通信に於いて指定者以外に
は開示しないで、更に必要に応じて携帯型メモリ機器を
適時取替えて暗号化プログラムと解読プログラムをロー
ドする。そしてデジタルデータを暗号化して送信し、そ
れを受信して解読する。

【０００２】

【従来の技術】データ通信に於いて指定者以外が解読で
きないように送信側に携帯型メモリ機器からロードした
暗号化、及び解読プログラムによるデジタルデータの暗
号化の方法がない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】電子計算機によるデー
タ通信に於いて、暗号化プログラムを必要に応じて適時
更新することによって暗号化したデジタルデータを送受
信の指定者以外は解読できないようにする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】図１に於いて、まず送信
側の電子計算機（１）に携帯型メモリ機器（３）を装着
して暗号化プログラム（４）と解読プログラム（５）を
ロードする。そして、送信側の電子計算機（１）から受
信側の電子計算機（２）に解読プログラム（５）を送信
し、受信側はそれをあらかじめロードして解読プログラ
ム（６）とする。次にデジタルデータ（７）を送信側に
入力し、送信側の電子計算機（１）にロードしてある暗
号化プログラム（４）によって暗号化したデジタルデー
タ（８）を送信する。そして受信側はそれを受信して受
信側の電子計算機（２）にあらかじめロードしてある解
読プログラム（６）によって解読し、入力したデジタル
データ（７）と同一の解読したデジタルデータ（９）を
出力する。

【０００５】

【作用】データ通信に於いて暗号化プログラムと解読プ
ログラムを指定者以外が解読できないように送信側から
必要に応じて適時に更新することができる。

【０００６】

【発明の効果】データ通信に於いて、送信するデジタル
データを指定者以外に対して完全に暗号化できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本方法の構成を示すブロック図で、下部が送信
側を示し、上部が受信側を示す。

【符号の説明】

（１）は送信側の電子計算機 （２）は受信側の電子計算機 （３）は携帯型メモリ機器 （４）は送信側にロードした暗号化プログラム （５）は送信側にロードした解読プログラム （６）は送信側から送信して受信側にロードした解読プ
ログラム （７）は送信側に入力するデジタルデータ （８）は送信側で暗号化したデジタルデータ （９）は受信側で解読したデジタルデータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】 電子計算機によるデータ通信の送受信に於いて、まず送
信側の電子計算機に暗号化プログラムと解読プログラム
を内蔵した携帯型メモリ機器を装着しそれらのプログラ
ムをロードし、次に、受信側の電子計算機にその解読プ
ログラムを送信してあらかじめロードしておく。そし
て、送信側でロードした暗号化プログラムによって入力
するデジタルデータを暗号化して送信する。そして、受
信側ではあらかじめロードした解読プログラムでその暗
号化したデジタルデータを解読する。そして、その携帯
型メモリ機器を必要に応じて取替えて装着してロードす
ることによって暗号化と解読プログラムを適時更新する
方法。
1. 【請求項１】送信側の電子計算機に暗号化プログラムと
   解読プログラムを内蔵した携帯型メモリ機器を装着して
   それらのプログラムをロードする。そして、受信側の電
   子計算機にその解読プログラムを送信しあらかじめロー
   ドしておくこと。