JP3503308B2 - 送受信装置 - Google Patents
送受信装置Info
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Description
錠または開錠の遠隔操作に使用される送受信装置に関す
るものである。
開平4−336185号公報に開示されている。
する。図6は従来の送受信装置の回路構成を示すブロッ
ク図、図7は信号受信からの動作を示すフローチャート
である。
ドメモリ13に記憶した固定コードと、操作回数に応じ
て変数コード加算部14にて加算された変数コードと、
送信情報とからなる送信データを生成するデータ生成部
12が設けられ、同図(b)に示す受信機2には、上記
の送信機1から送信された送信データを解読するデータ
解読部24が設けられている。データ解読部24では、
図7に示すフローで上記の固定コードの一致を判断する
とともに、受信回数加算部25により加算された加算コ
ードと上記の変数コードとを比較して、予め設定された
一定の範囲(例えば+1〜+256)であるか否かを判
断する。変数コードと加算コードとが相違するときに
は、送信機1での所定の操作に基づいて、受信回数加算
部25の加算コードを変数コードに合わせて飛び更新さ
せるように構成されていた。
れる際に、送信機1のマイコン(マイクロコンピュー
タ)のRAM(ランダムアクセスメモリ)上に有してい
る変数コードがイニシャライズされてしまった時には、
変数コードと加算コード(受信回数)が不一致であるた
め送信データは受付けられない。ただし、送信機1での
所定の操作に基づいて受信機2に向かって送信したとき
には、所定の操作により受信機2の受信回数加算部25
の加算コードを変数コードに合わせて飛び更新させてデ
ータの受信受付をする。
池交換が行われたときに、予め決められた回数、例えば
5回連続して送信するなどであり、この操作により受信
機2は変数コードが加算された状態にて5回連続して受
信した時のみ送信データを受付けるようにして盗難防止
を図るようにしたものであった。
1−212998号公報および特開平1−278671
号公報などに開示されているように、デジタル信号を第
1と第2の信号に分けて、送信回数に合わせて随時デジ
タル信号を変化させて盗難防止を図るようにしたものも
あった。
来の送受信装置では、必ず固定コードの一致と変数コー
ドが予め設定された一定の範囲(例えば+1〜+25
6)で一致していないと正規の信号とは見なされない。
従って、送信機1の電池交換が行われた際には、変数コ
ードがRAMに記憶されていないためイニシャライズさ
れ、上記の設定条件から外れるために、所定の動作をし
なければ受信可能な状態にならないという課題を有して
いた。
て、送信機の電池が消耗した際の電池交換時に生ずる変
数コードのイニシャライズ(例えば変数コードを「0」
に戻す)に対して、所定の操作を行うこと無く、受信機
内に記憶された変数コードを送信機の変数コードに強制
的に一致させることにより、直ちに機器を受信制御状態
とすることができ、使い勝手およびセキュリティー性を
向上させた送受信装置を提供することを目的とするもの
である。
に本発明の送受信装置は、情報を送信する送信機と、上
記送信機からの情報を受信する受信機とで構成された送
受信装置において、上記送信機には、少なくとも、利用
者によって操作される操作部と、上記送信機を識別する
ための固定コードと上記操作部の操作回数に対応した変
数コードと、上記送信機が初期化された時、その後操作
部を操作した回数をカウントするカウント器と、上記カ
ウント値を予め設定された所定の値と比較する比較器
と、上記比較器での比較結果により上記変数コードを予
め設定された所定のコードに固定する制御部とを備え、
上記受信機には、データを受信する受信部と、上記受信
部からの出力データを解読する解読部と、上記解読部で
解読された変数コードを受信毎に記憶する変数コード記
憶部と、予め固定コードを記憶しておく固定コード記憶
部と、上記固定コードおよび変数コードをそれぞれ比較
する比較器と、上記比較器による比較結果が固定コード
が同じでかつ最新の変数コードが前回に受信した変数コ
ードから所定の範囲にある時、または上記最新の変数コ
ードが予め設定された所定のコードであり、かつ上記所
定のコードを連続して受信した回数が予め設定された所
定の回数である時のみ受信制御を行い、受信機内の変数
コードを受信した最新の変数コードに更新する制御部と
を備えた構成としたものである。
セキュリティー性を向上させた送受信装置を提供でき
る。
は、情報を送信する送信機と、上記送信機からの情報を
受信する受信機とで構成された送受信装置において、上
記送信機には、少なくとも、利用者によって操作される
操作部と、上記送信機を識別するための固定コードと上
記操作部の操作回数に対応した変数コードと、上記送信
機が初期化された時、その後操作部を操作した回数をカ
ウントするカウント器と、上記カウント値を予め設定さ
れた所定の値と比較する比較器と、上記比較器での比較
結果により上記変数コードを予め設定された所定のコー
ドに固定する制御部とを備え、上記受信機には、データ
を受信する受信部と、上記受信部からの出力データを解
読する解読部と、上記解読部で解読された変数コードを
受信毎に記憶する変数コード記憶部と、予め固定コード
を記憶しておく固定コード記憶部と、上記固定コードお
よび変数コードをそれぞれ比較する比較器と、上記比較
器による比較結果が固定コードが同じでかつ最新の変数
コードが前回に受信した変数コードから所定の範囲にあ
る時、または上記最新の変数コードが予め設定された所
定のコードであり、かつ上記所定のコードを連続して受
信した回数が予め設定された所定の回数である時のみ受
信制御を行い、受信機内の変数コードを受信した最新の
変数コードに更新する制御部とを備えた構成の送受信装
置としたものであり、送信機が、その機器固有の識別コ
ード(IDコード)である固定コードと、送信機の送信
回数に対応して所定の順序で変更される変数コードとか
ら構成される送信信号を送信し、送信機から送信された
信号を受信する受信機では、受信部が受信したコードを
記憶し、固定コードが一致した時のみ、変数コードを比
較する。この比較結果に基づいて、制御部は、新たに記
憶された変数コードにより、先行記憶された変数コード
を、所定の順序で累進変更し、新たに記憶された変数コ
ードがある一定の範囲にある時のみ、受信動作の制御を
行うことができる。
規の送信機で電池の消耗などによる電池交換時における
変数コードのイニシャライズが発生した場合のように、
変数コードの比較結果が異なった時にも送信機での所定
の操作を行わずに、受信機で記憶している比較器内の変
数コードを送信機から送信されてきた最新の変数コード
に変更することにより、使い勝手およびセキュリティー
性を向上させた送受信装置を提供できるという作用を有
する。
発明において、予め設定された所定の値に固定される変
数コードを、生産台数、または生産機種毎に異なる値に
固定するようにしたものであり、セキュリティー性を向
上させた送受信装置を提供できるという作用を有する。
発明において、予め設定された所定の値に固定される変
数コードを複数有し、その複数の中からの選択が無作為
に行われるようにしたものであり、セキュリティー性を
向上させた送受信装置を提供できるという作用を有す
る。
1から図5を用いて説明する。図1は本発明の送受信装
置の送信機の回路構成を示すブロック図、図2は同受信
部及びコントローラ部の回路構成を示すブロック図、図
3は同送信コードの概念図、図4は同送信機での電池交
換後の動作を示すフローチャート、図5は同信号受信か
らの動作を示すフローチャートである。
させるためのリチューム電池から成る電源、31はロッ
クおよびアンロックの操作を行う操作部としてのスイッ
チ部(SW部)、32はIDコード収納メモリ33と、
変数コード加算部34と、制御部35と、発振変調部3
6と、コード出力部37とから構成されるOTPマイコ
ン(ワンタイムマイクロコンピュータ)、38はLED
駆動用の増幅回路で、赤外光発光LEDからなる発光部
39とOTPマイコン32との間に接続されている。こ
こで、OTPマイコン32と増幅回路38と発光部39
とは送信手段を構成している。
7からなる受信機4の回路構成を示すブロック図である
が、同図において、40は受信部であり、光信号を受信
する受光部41と、Amp(増幅器)42と、BPF
(バンドパスフィルター)43と、検波回路44と、デ
ータ解読部としての出力波形整形回路45とから構成さ
れる。46は車両バッテリーで、電圧制御部48で5v
の定電圧電源として受信部40とコントローラ部47の
電子制御電源としている。コントローラ部47は、固定
コード記憶部としてのIDコード収納メモリ(E2PR
OM)49と、各受信コードを比較するIDコード比較
器50・変数コード比較器51と、変数コード記憶部と
しての変数コードメモリ52と、制御部としてのリレー
制御部53とから構成されている。
置について、その動作を以下に説明する。
チ部31を操作するとOTPマイコン32に入力信号が
加わり、OTPマイコン32内のIDコード収納メモリ
33からあらかじめ設定されたIDコードを呼び出すと
ともに、変数コード加算部34からスイッチ部31の操
作回数に合わせた変数コードが制御部35に入力され
る。
すように、信号コードはパルス54,56から構成さ
れ、パルス54とパルス56との間隔55(73)によ
り、2進数の「0」,「1」を規定して(間隔が狭いも
のを「0」と規定し、広いものを「1」と規定する)
「0」,「1」から成るコードを形成する。
は、図3(b)に示すように、例えば、全コードのビッ
ト数は40とし、1〜24ビット目を固定コード74と
して、最初の1〜4ビットはメーカコード69とし、こ
れは各車両全て共通とし、各メーカ間あるいは車の車種
間での区別をするコード等に使用し(本実施の形態では
最初の1〜4ビットについての動作は略す)、次の5〜
24ビットはIDコード70とし、これは各車両別に割
り付けをする。
し、スイッチ部31の操作回数に応じて、例えば1つず
つ数字が大きくなるように随時変化するように制御さ
れ、制御部35でメーカコードと、IDコードと、変数
コードとが合成され、全体の送信コード72が形成され
る。この送信コード72内のパルス54および56内
は、発振変調部36により、例えば38KHzで周波数
変調され(図示せず)、コード出力部37から増幅回路
38を通って発光部39から送信される。
す受信機4の受光部41にて受信され、受信された信号
をAmp42にて増幅し、BPF43で変調された周波
数成分を取り除き、検波回路44、出力波形整形回路4
5によりパルス(コード)を復元する。
池が交換された時の送信機3の動作フローを図4のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
2)、OTPマイコン32のRAMがイニシャライズ
(ステップ#73)された後、スイッチ部31を押す
(ステップ#74)とOTPマイコン32はそのキーが
押された回数がイニシャライズ後、11回以上かどうか
を比較し(ステップ#75)、10回までであれば変数
コードは「0」で設定を行う(ステップ#76)。つま
り、10回までは変数コードは加算されず、この間は変
数コードは固定コードとなり、常に「0」に固定されて
いる。
は通常通り、変数コードは操作する度に加算されて設定
され(ステップ#77)、信号出力(ステップ#78)
が行われるものである。
ャートに基づいて説明する。出力波形整形回路45で、
受信信号をコード化信号に復元して解読し、コード受信
する(ステップ#57)。次に、コード化信号は、ID
コード収納メモリ49内にあらかじめ記憶させておいた
送信機3と同じIDコードをIDコード収納メモリ(E
2PROM)49から呼び出し(ステップ#58)、I
Dコード比較器50で、IDコードが正規のIDコード
であるか否かの照合を行う(ステップ#59)。
一致していない場合はNOとなり、それから先の処理は
行われずに、ステップ#57のコード受信前に戻ること
になる。
により電池交換した際にイニシャルリセットされた時
は、IDコードが一致すれば、次の処理として変数コー
ド比較を行う。この際、変数コードメモリ52には、前
回受信処理した変数コードが記憶されており、この変数
コードメモリ52から変数コードの呼び出しを行い(ス
テップ#60)、今回受信した変数コードと比較して
(ステップ#61)、この結果が今回受信した変数コー
ドの方が大きい場合で、なおかつ、256以内であれば
(変数コードは現在のものが+1〜+256以内にあれ
ば正規信号とみなすようにプログラムされている)正規
の信号として一致信号出力を行い(ステップ#63)、
ロック又はアンロックの出力制御をして(ステップ#6
4)車のドアの施錠又は開錠を行う。
Oの時は、その変数コードが「0」いわゆる送信機の電
池交換が行われ、変数コードのイニシャライズが発生し
たものであるかどうかを判断(ステップ#79)し、Y
ESであれば、その「0」の変数コードが連続10回以
下の受信であるかどうかを判断する(ステップ#8
0)。YESであれば正規の送信機の信号と判断し、変
数コードを「0」に書き換える。
た場合は、不正規の信号と判断し、一致信号の出力は行
わないように設定されているため、変数コードが「0」
の状態で送信コードを仮にコピーされたとしても最大1
0回までの動作しか行われないためセキュリティー性が
上がり、上記10回という回数を5回、3回と減らして
いけばさらにセキュリティー性を向上できることは明白
である。
えば「0」)を暗号化しておき、1万台毎、あるいは機
種毎に異なるコードとしておけば一層セキュリティー性
を上げることが可能である。
えば「0」)を複数設定しておき、送信機のOTPマイ
コンがイニシャライズされた時、その後キーが押される
までのタイミングにより、上記複数の中から一つのコー
ドが設定されるようにしておけば、電池交換の際に設定
される変数コードがその都度異なるため、さらに暗号化
が図れ、さらにセキュリティー性を確保できる。この
際、受信機は同様に複数設定しておき、その中のコード
であれば受け付けるようにしておく。
とにより、従来品と同等以上のセキュリティー性を確保
できることは明白である。
ーム電池30などを用いるため、電池は寿命が短く、電
池交換の際に、送信コードの内の変数コード71は、O
TPマイコン32のRAM(ランダムアクセスメモリ)
に記憶しているので、イニシャライズされ「0」に戻っ
た場合でも、送信機3は10回までは「0」で受信して
も動作するようにしたため、電池交換を行った際の所定
の操作、例えば送信機3を受信機4に向かって5回以上
送信する必要が無く、使用者が違和感無く操作すること
が可能である。
電池が消耗した際の電池交換時に生ずるマイコンのRA
M上に持っている変数コードがイニシャライズされた
時、送信機は予め設定されたコード(例えば「0」)並
びに送信回数(例えば10回)が固定され、受信機は上
記変数コードが予め設定されたコード(例えば「0」)
にて受信した場合は、受信機内の変数コードにかかわら
ず予め設定された回数(例えば10回)までは受信制御
できるようにしたものであり、送信機の電池交換時に生
ずる変数コードのイニシャライズに対して所定の操作を
行うこと無く受信可能となり、使い勝手およびセキュリ
ティー性を向上するという効果を有している。
機の回路構成を示すブロック図
ブロック図
ャート
示すブロック図 (b)同受信機の回路構成を示すブロック図
Claims (3)
- 【請求項1】 情報を送信する送信機と、上記送信機か
らの情報を受信する受信機とで構成された送受信装置に
おいて、上記送信機には、少なくとも、利用者によって
操作される操作部と、上記送信機を識別するための固定
コードと上記操作部の操作回数に対応した変数コード
と、上記送信機が初期化された時、その後操作部を操作
した回数をカウントするカウント器と、上記カウント値
を予め設定された所定の値と比較する比較器と、上記比
較器での比較結果により上記変数コードを予め設定され
た所定のコードに固定する制御部とを備え、上記受信機
には、データを受信する受信部と、上記受信部からの出
力データを解読する解読部と、上記解読部で解読された
変数コードを受信毎に記憶する変数コード記憶部と、予
め固定コードを記憶しておく固定コード記憶部と、上記
固定コードおよび変数コードをそれぞれ比較する比較器
と、上記比較器による比較結果が固定コードが同じでか
つ最新の変数コードが前回に受信した変数コードから所
定の範囲にある時、または上記最新の変数コードが予め
設定された所定のコードであり、かつ上記所定のコード
を連続して受信した回数が予め設定された所定の回数で
ある時のみ受信制御を行い、受信機内の変数コードを受
信した最新の変数コードに更新する制御部とを備えた構
成とした送受信装置。 - 【請求項2】 予め設定された所定の値に固定される変
数コードを、生産台数、または生産機種毎に異なる値に
固定するようにした請求項1記載の送受信装置。 - 【請求項3】 予め設定された所定の値に固定される変
数コードを複数有し、その複数の中からの選択が無作為
に行われるようにした請求項1記載の送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30707895A JP3503308B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30707895A JP3503308B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09149466A JPH09149466A (ja) | 1997-06-06 |
JP3503308B2 true JP3503308B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=17964778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30707895A Expired - Fee Related JP3503308B2 (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | 送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3503308B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30707895A patent/JP3503308B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09149466A (ja) | 1997-06-06 |
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